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大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

ブルース・リー祭 宵祭り+本祭り!

ブルース・リー祭へ行ってきました。
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今年(2018年)は偉大なるブルース・リー(李小龍、Bruce Lee)の45周忌にあたりますが、香港の高級腕時計ブランドであるメモリジン(MEMORIGIN)が、ブルース・リー・クラブの監修で開発した特別モデル、
『ブルース・リー・クラブ トゥールビヨンウォッチ』
を先月末に150本限定で発売しまして、それを記念したイベントが東京芸術財団主催のブルース・リー祭になります。

いち早くネットで見つけた画像で見ると、これがそのブルース・リー・クラブ トゥールビヨンウォッチでした。
文字盤の円周に沿ってドラゴンが居るし、インデックス・パーツにイエロー・ダイヤモンド、45周忌モデルなので4時と5時の位置にはブラック・ダイヤモンドを用いているそうですよ。針はヌンチャクがモチーフになっていて、ストラップは言うまでもないあの映画のイメージ。 これで値段は…60万円。トゥールビヨンの時計でこの値段は安いと言えるでしょう。
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↑最初の写真で使ったのはパンフレットですが、裏面はこのブルース・リー。
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ページを1枚開くと香港のヴィクトリア・ピークを背景に本イベントのプログラム、時計とゲストの説明。さらにページをめくれば見開きでそれぞれのゲスト等の説明と写真が載っているんですけどね、
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そうです、問題はゲストですよ。
入場無料のイベントで、ブルース・リーとの縁もある香港のあのスーパー・スター達が来日してファンサービスしてくれました!まずは7月29日が『ブルース・リー祭 宵祭り』
東京都武蔵野市にある会場の"吉祥寺第一ホテル"へ行き、
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案内に従って天平の間へ向かいましょう。
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ブルース・リー・クラブ トゥールビヨンウォッチの宣伝垂れ幕では、嬉しい黄金のブルース・リーが使われています。
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ジャッキー・チェン(成龍、Jackie Chan)から、
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そしてブルース・リーの末弟であり元歌手のロバート・リーから、お祝いの花が届いています。
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会場は件のトゥールビヨンウォッチだけでなく、他の時計や貴金属などの即売会みたいな会場…ブルース・リー関連じゃなければ絶対に近づいていない所です。でも、たまにブルース・リー写真が飾られていたりして嬉しい。
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さてさて、まずはこの日…宵祭りの方のスペシャルゲストですが、ユン・ピョウ(元彪、Yuen Biao)なんですよ!!購入者が次々と記念撮影しています。
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ブルース・リー祭のゲストという事で不思議に思う方もいるかもしれませんが、実はユン・ピョウはブルース・リー主演映画「燃えよドラゴン」にも群集の1人ながら出ているし、「死亡遊戯」「死亡の塔」でも関わっているブルース・リー界の重要人物ですからね。
さらにブルース・リー亡き後の香港カンフー映画、それも黄金時代と言える私の幼少期をジャッキー・チェンやサモ・ハン・キンポーと共に支えた凄い方。もちろん私は小学生時代から大好きで、『ケイブンシャの大百科』の一冊である「ユン・ピョウ大百科」なんかも持ってましたしね…主演映画の 「チャンピオン鷹」とかいくつかはDVD化した時に真っ先に買い直したりもしています。
そんなユン・ピョウが、次々と来る日本のファンを迎えて握手、
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そして誇らしげにウォッチをした人達と、記念撮影しているのです。
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ユン・ピョウ、すんごいフレンドリーな方です。 (まぁ、営業用とはいえね)
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人々がぞろぞろと壇上に登り、集合写真も撮っていました。
どういう人がここへ行ける権利があるのか分かりませんでしたが、何故か女性ばかりなので多分時計は買っていないでしょう。
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ありがとう、ユン・ピョウ!
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ところで、一緒にいる司会者のこの眉毛男。
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彼の顔は東京で電車の乗る方なら見覚えあるのではないでしょうか。変なギャグを交えた広告がベタベタ貼ってありますね…そうです深見東州、本名・半田晴久ですよ。
世界開発協力機構(WSD)なるNPO法人の総裁で、ワールドメイトなる宗教法人も率いている方で、画家、音楽家、文芸家。大学進学予備校・みすず学苑や会社も数多く経営している企業家で…その一つがHANDA Watch World(ハンダウォッチワールド)という高級腕時計の輸入販売店であり、今回のブルース・リー時計販売とブルース・リー祭に尽力しているのですね。

それから数日後…8月1日には、いよいよ『ブルース・リー祭 本祭り!』ですよ。
今度は会場を新宿区西新宿の"ハイアットリージェンシー東京"へ行き、
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この案内にしたがって地下へ…
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会場はここのセンチュリールームですが、そこに入る前にロビー、
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ブルース・リーの写真が展示してありました。
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それに今回のブルース・リー・クラブ トゥールビヨンウォッチのために作られたこれ。
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シャンパンも飲み放題で用意されていて、嬉しいですね。
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またジャッキー、ロバートらからの花輪。
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それでは、センチュリールームへ入りましょう。
実はこの日は平日というのに早くからイベントを行っていて、プログラムによればサンバやオペラ関係のトークなど、普通のブルース・リー及びカンフー映画ファンにはいらなすぎる時間が続いていたみたいですが、私はそれらをパスしてちょうどよい時間に行きました。
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同じく時計の展示販売会場みたいになっていますが、ブルース・リー・クラブ トゥールビヨンウォッチの実物に触れる事も出来ましたよ!
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ネイマールの直筆サイン入りユニフォーム…こんな所こにもサッカーファンが紛れ込んでやがる。ユン・ピョウの 「チャンピオン鷹」か、それともチャウ・シンチー(周 星馳、Stephen Chow)の「少林サッカー」からの流れか。
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このようにスペシャルゲストのでかい写真が飾ってありますが、イケメンですよね…ええそうです、この顔はドニー・イェン(甄 子丹、Donnie Yen)です!
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宵祭りで既にユン・ピョウという大物俳優を呼んでしまっているので、本祭りではそれ以上の大物を呼ばなきゃならないじゃないですか。そこでドニー・イェン、彼ならさすがに誰もが納得できるのではないでしょうか。
歳もユン・ピョウよりちょっと若いけど、失礼ながら過去の人になっている彼と違い、遅咲きだった分を取り返すかのように現在進行形で凄い作品に出まくってどんどん大物になっているドニー・イェン…
カンフー少年・今井竜惺(RYUSEI)の演武の後、本当に、来ちゃいましたよ!
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我々ブルース・リーファンは「ドラゴン怒りの鉄拳」をリメイクしたTVドラマ「精武門」の主演で彼を知った人が多いでしょう。あれが1995年でしたが、1990年代後半には「ドラゴン危機一発'97」「新・ドラゴン危機一発」といったリー作品との関連を思わせる邦題の映画で監督・出演していたのでさらに知られていき、2000年代にはハリウッド作品への進出が目立ちました。
そして2000年代後半にはあのブルース・リーの師・葉問(イップ・マン)を描いた「イップマン」シリーズですよ。これがヒットして、しかもとんでもない傑作だったもんだから嬉しくてね…それでもまだカンフー映画なんてと敬遠する愚者もいた事でしょう。しかしそんな方々にも、皆大好き『スター・ウォーズ』シリーズ、2016年の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」でアジア人にして主要キャストに抜擢された事で認められたと思います。
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おお・・・
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おおお・・・
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宇宙最強の男、 ドニー・イェンの話をじっくり聞かせて頂きました。ブルース・リーを讃える話なら、私は何時間でも聞いていられますしね…でもそれを耳にしながら私は、どのタイミングでサプライズ登壇し、「イップ・マン 葉問」におけるサモハンらの師範よろしく不安定な机の上での闘いに挑戦しようかと考えていましたが、実現出来ませんでした。
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ちょっと見えにくい位置でしたが、スクリーンの映像と合わせて色々な角度からのドニー・イェンを見ました。
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こうしてじっくり、イェン様の御尊顔を拝ませて頂きながら啼いている私でしたが、
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会場は混んでて息苦しいので、また酒の補充も兼ねてロビーに出たりもして。こちらでも多くの人がモニターにてドニー・イェンの一挙一動を観察していました。今井竜惺も、再登壇してドニーと絡んだりして。
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香港カンフー映画好きにとってたまらなく凄い来日が続きましたが、これも全て死後45年も経ってなお人気が衰えないブルース・リーの取り持つ縁だし、全ての基にブルース・リーが居る。


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  1. 2018/08/07(火) 23:54:48|
  2. 映画、音楽、将棋、等
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週刊少年ジャンプ(63) 高橋よしひろ 2 「甲冑の戦士雅武」

今夜は高橋よしひろ先生の「甲冑の戦士雅武」(集英社刊)です。
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犬漫画の大巨匠が1988年の週刊少年ジャンプで連載した作品で、単行本はJC(ジャンプ・コミックス)で全2巻。
この前年に連載終了した高橋よしひろ先生の代表作「銀牙 -流れ星 銀-」の次回作に当たる作品で、もちろん銀牙を愛していた少年時代の私は飛びついて読んだ覚えがあります。
今度はまさかの戦国時代を舞台とし、表紙を見てもらえば分かる通り当時連載中で大人気だった車田正美先生の「聖闘士星矢」の要素を持ってきたのか、犬が聖衣(クロス)をまとって…いや、タイトル通りに表記すると『甲冑』を身に付けていてカッコいいですね。

今回描かれる犬は甲冑の戦士で、彼らは陽炎一族の"牙忍"…つまりは忍犬。忍犬といえば銀牙でも赤目らが活躍していましたが、大きな違いは甲冑、そして彼らが犬なのに言葉をしゃべる事でしょうか。え?銀牙だってしゃべってたじゃないか、と思われるでしょうが、いやいやあれはあくまで犬同士の会話。本作では、本当に人間の言葉で人間と会話出来るんですよ!
「忍者ハットリくん」に出てくる忍犬の獅子丸だって人間としゃべりますが、あれはギャグ漫画ですからね。忘れてはいけない、「甲冑の戦士雅武」は史実に絡めて大真面目に描いている作品である。

その理由となる設定もちゃんと用意されていて、 秘密は牙忍が装着している兜にありました。兜の裏には秘薬を塗った鬼神針が仕込まれていて、秘薬が脳髄まで浸透すると脳が活性化して数年で人間の能力をはるかに上回るそうです。それも知力だけでなく、動態的にも進化し、人間の言葉を話すのに加えて何と超能力さえも得られる、と…ただの敵の武士がこれらを長い説明セリフで教えてくれました。
ちなみに、この牙忍を作る陽炎一族の秘奥義を『牙忍降ろし』と言います。

その牙忍のリーダーがタイトルになっている主人公の雅武(ガム)で、部下に草影(くさかげ)、柴刃(シバ)の2匹を率いています。主人とする人間は蘭人(ランド)という少年で、彼も特殊能力があって牙忍たちとテレパシーで交信出来ちゃうのですね。
牙忍たちは刀や槍などの武器を自在に操って敵陣に攻め込むので、人間の手足や首もポンポン飛ばしていますね。けっこう残酷描写有りです。

この手の少年漫画ではストーリー上、ライバルとなる敵が必要なわけですが、その役割を担うのはやはり牙忍を使う甲斐の忍者集団・牙魔(ガマ)一族。
雅武や蘭人らも元々は彼らと同じ一つの種族だったそうですが…牙魔のカリスマで他の忍者たちを魅了して手中に収めていくのを見て、蘭人の父・龍玄が妻と五人の部下、それに四匹の牙忍を連れて紀伊の国に移り住んだのが陽炎一族である、と。
牙魔一族はついに陽炎一族の里まで刺客を送り込んできますが、それは雅武の幼馴染で共に修行した仲でもある狼の白耳紋怒(ベルモンド)。さらに羽根を付けて空飛ぶ牙忍の奇襲部隊、そして最強の牙忍・隼将軍…というわけでついに陽炎一族の里は炎上して一夜にして滅びるのでした!

一年後…あの攻撃から生き延びた雅武と蘭人は尾張国で生き延びており、この地といえば戦国時代の大スターである織田信長、木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)らと関わるのでした。というより、本作では今川義元ら大物武将が相手では玉砕する運命だった織田軍を桶狭間の戦いで勝利に導いていますからね。
『しかし史実に陽炎一族の記録は残されていない』
とありますが、分かってますって!

木下籐吉郎らとは別れて、牙魔一族との決着を付けに行く雅武たち。
この時は敵方にいた隼将軍が心変わりして牙魔に敵対し、息子の燕(ツバクロ)や土蜘蛛、朧といった牙忍を雅武の配下となるように送り込み、牙魔の正体まで暴いてくれるのですが…
ああ、本作のラスボスに当たる牙魔の正体は、犬!牙忍でした。この牙忍が主人の牙魔を殺して犬の身で首領になりすましていたのですね。このネタも「聖闘士星矢」における教皇のあれに似ていますが、犬がなり代わっているというオチがさすがの高橋よしひろ先生ですよ。
で、その牙魔になりすました牙忍(雅武は正体を知っているのですが『まさかあなたが』とか言うだけで名前は出ない)とのラストバトル!これが…あまりにも度肝を抜かれる意外な決着なんですよ。当時の少年ジャンプを読んでた者なら覚えもあるでしょうが、編集者に『はい来週で終わりね』とでも言われるのか全然準備出来てない唐突な打ち切り。これもあのパターンで、ポカーンとするしかない終わり方なのです!勿体無いからどうなるかはここでは書かずにおきますかね。これまで数多の御都合主義なハッピーエンド物を見てきた私も、これは驚くしかないですからね。

そんなわけで短期での打ち切り作品となった「甲冑の戦士雅武」ですが、既に書いた通り銀牙の次回作だし連載開始の1988年35号はジャンプで表紙を飾るほど期待されていたのでしょうけどね…
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あ、このジャンプは別の意味で少年漫画史において重要すぎる号になっています。何と原作:武論尊&作画:原哲夫、あの「北斗の拳」の最終回がこれに載っているんですよ。まぁ当時読んでいた身としては、この少年漫画有数の名作も終盤は全く盛り上がらず人気も低迷していた事は覚えてますけどね、これで歴史が一つ幕を閉じたわけです。

単行本も売れるわけないので恐らくすぐに絶版となったのでしょう、ジャンプのリアルタイム読者以外に知っている人も少ない本作。
しかし、2003年に漫画家の素顔に迫る週刊少年「」なるTV番組が制作されて太田出版から書籍化もしたのですけどね、
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ここで第6回が週刊少年「高橋よしひろ」だったんですよ。しかも、「甲冑の戦士雅武」の話題が出ているんですよ!
そこで言うには銀牙の後に時間あったから『すっごい構想を考えていたんですけど、途中でバサッと切られちゃって』と語っています。おお、ではそのすっごい構想ってのを当時より大御所になった高橋先生ならいつか描いてくれないか!?
残念ながらそれもその中で答えが出ていて、インタビュアーの船越英一郎が続編を求めたら
『いや、もうあれは描きたくないですね』
とハッキリ言っちゃってます!その理由は…
『甲冑着てるし、絵を描くのが大変なんですね』
との事でした。

単行本が全2巻と書きましたが、実はそれにすら足りない分量で終了したため、2巻末には短編が1編収録されています。1989年のスーパージャンプで描かれた「愛しのディーノ」という作品で、残念ながら犬が出てこないクルマ漫画です。


牙魔は我らのために死ぬ男と思うが?ちがう!!
だが雅武は友のためならいつでも死ぬ男ぞ!そこがちがうのだ!!



  1. 2018/07/31(火) 23:59:49|
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週刊少年ジャンプ(62) 高橋よしひろ 1 「男の旅立ち」

今夜は高橋よしひろ先生の「男の旅立ち」(集英社刊)です。
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高橋よしひろ先生は1953年生まれの秋田県出身で、特に犬漫画の描き手としては間違いなく日本一有名な漫画家でしょう。本名は高橋義廣ですが、師匠の本宮ひろ志先生に堅苦しいからとひらがなをすすめられたそうです。
私も犬好きで漫画好き、代表作でありアニメ化もされた「銀牙 -流れ星 銀-」は小学生時代にリアルタイムで読んでいましたから、当然大好きな漫画家です。ペンネームが結城剛だった時の等も含め、過去作もかなり集めて読んできました。
『銀牙』の物語は主人公こそ子孫に移ったものの未だに描き継がれているし、私も未だに読み継いでいて…あと「白い戦士ヤマト」は銀牙以上に好きだった作品だし、他にもいくつも名作を描いています。

そんな高橋よしひろ作品の中から今夜紹介する「男の旅立ち」は、1980年から翌年の週刊少年ジャンプで連載された作品で、単行本はJC(ジャンプ・コミックス)で全6巻。
犬も出るけどあくまで脇役で、人間の少年が主人公のアドベンチャー漫画。単行本の表紙には『WILD ADVENTURE』の文字が見えますね。この漫画家が描いているというのに犬を出しおいて主人公になったヤツ、それは運動神経バツグンで空手と柔道二段(中学1年生なのに?)、そしてケンカ百段の腕っぷしをもつ渡洋一。そしてその弟・真二。弟の方は身体は貧弱なメガネ君ですが頭脳明晰で、七ヵ国語が話せるし化学や文学その他の知識豊富な天才少年です。
兄弟にこんな両極端な属性を与えたのには意味があり、この後で行く冒険では度々命の危険にさらされるも、2人が力を合わせる事でお互いの不足を補いあって何とか生き抜いていくのですね。海外が舞台の作品なので、特に真二の言語能力が作中ずっと役立つ事になります。

彼等の両親は神奈川県横須賀市で個人病院を営む普通の夫婦ですが、飼ってるペットは普通じゃない。
まず犬のロッキーマリン…これはこの作者なら当然といえる動物、そう犬です。ロッキーは珍しい柄でカッコ良いし マリンは可愛い子犬。それからもう一匹がヤバいのですが、王(ワン)というやつが居てですね、こいつ…ベンガル虎です。こいつら、家庭でベンガル虎を飼っているんです!
そんな渡一家・人間4人と動物3匹が、子供達の夏休み期間を利用してマニアーナ号という自前のクルーザーにて東南アジア一周の海洋冒険旅行に出るのが物語の導入部。これが全ての始まりでした。

神奈川県の油壷を出発点とし、四日目で奄美大島が見えてきましたが…ああ、今時の空の旅と違ってヨットの旅路ではこんな速度ですよね。
もちろん彼らは退屈などするわけもなく、サメや台風と戦ったり、さらには海賊、とはいきませんが漂流する二人の男を救出したらこいつらの正体は香港マフィアであり、性善説で人の良い日本人が親切心を起こしたために酷い目に遭います。銃を持つマフィアは暴力で一家を支配して船上で王様のように振舞い、しまいには一家皆殺しを企みますが…嵐をきっかけに洋一らの反撃開始!
父は銃で撃たれた上で海に転落して流されていきますが、洋一は海に落とした二人の頭をバシバシ殴ってぶち殺してしまいました。す、凄い中学生だけど今後は人殺しという重荷を背負っていく事になるのか。
ヨットは完全に転覆し、母親は波にさらわれて別れてしまいました。洋一と真二の兄弟も荒波に飲まれ、気付いたらどこかの浜辺に流れ着いていたようですが、後に判明した所によればそこは東アフリカ。

まずは船内で生き残っていたマリンと再会しますが、すぐにリカオンの群れに襲われます。リカオン…イヌ科ながら野生の食肉類で危険な奴らですが、この姿は!「白い戦士ヤマト」読者にはおなじみの砂刃羅(サハラ)がこれでしたね。それが大群でマリンをさらって行った所を、良いタイミング飛び出してきて助けてくれたのがロッキー。助かったと思いきや、巨大ニシキヘビ(アナコンダ)も参戦してくる展開。危険すぎる、恐ろしい土地です。あ、砂刃羅と同じく今作でもリカオンはアナコンダに飲み込まれています。

続いて原住民族の人間たちとも関わる事になりますが、もちろん仲良くなるとかではなく、未だに山奥で原始的な生活をしているナボ族のいさかいに巻き込まれて殺されかける…
ここではムバヤという呪術師の老婆が神の使いなどと自称している部族を意のままに操り、それを迷信だと反対するのがクウェリという少年。クウェリはこの後も洋一らの親友として一緒に冒険する事になり、ムバヤは本作のラスボス的な扱いになります。
トラの王(ワン)も生きていて洋一らと再会しますが、まだ子供だった彼もすっかり身体が大きくなって頼れる存在になっており(ありえない成長スピード)、部族が飼っている恐ろしいヒョウと異種生物対決!高橋よしひろ先生は犬に限らず描く動物絵の上手さと迫力は半端じゃないし、こんなエキサイティングな展開でワクワクが止まりません。トラの方がヒョウより強く、勝負は王の勝ち。ヒョウの頭蓋骨丸々噛んでメキメキメキ…と。

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ナボ族の追手から逃れた洋一たちは、タンザニアのタンガという町で最近海岸に東洋人の女が漂流したという情報を得たため、母親に違いないとそちらを目指しますが、像の大群にやられて誇り高き戦闘部族であるマサイ族に捕まって…
珍しがられたトラの王(ワン)は、今度はマサイ族のライオンと異種生物対決させられますが、この百獣の王にも勝ちましたね。ただ途中でオリが壊れて逃げ出したライオンは怪我で狂っていて近くの人間たちを手当たり次第に襲うのですが、首チョンパして頭がゴロゴロと転がったり、けっこうな残酷描写ですね。
次は野獣保護管理官の白人・トーマスがいかにもな悪い権力者だったため、クウェリとの殺し合いに発展します。実際に殺しちゃうし血なまぐさい展開ですが、高橋よしひろ作品なので陰惨さはほとんどないですね。洋一が前にやった殺しも含めて相手は殺されて当然の奴だし、やらなきゃ自分たちの身が守れなかったのだし。

この後は、もっと凄い事になるのですが…
何と本物の恐竜たちが殺し合いをしている世界、グレート・リフト・バレー(大地溝帯という断層)に迷い込んでしまいました!そこではチラノザウルスが、ステゴサウルスが、つまりあの中生代の恐竜たちが活動しているのでした!白亜紀の頃に起こった地殻変動で断層線の一部が生物ごと陥没したのでここだけと木の流れが中生代のまま止まったんじゃないかという事ですが、このやりすぎ設定もまぁ小学生読者ならそのまま受け入れて読めるかな。
トラの王(ワン)の異種生物対決は、次は恐竜ですからね…さすがにかなうわけありませんが、夢があります。

ジェット戦闘機で墜落したアメリカ軍人のマイケルとテリーも合流し、この地獄のような断層からどうやって抜け出せば良いのか…
成り行きは省略しますが、とにかく皆で協力して作った手製の熱気球で空を飛んでグレート・リフト・バレーから脱出するんですよ。
そう、ついに脱出した彼らですが、もうその次のページから別の試練が待ち構えてて、ホント週刊連載作品は息もつかせません。今度はピグミー族に襲われるのですが、そうですピグミーといえばコビトみたいに身長が低い民族としても有名ですが、藤子不二雄先生の『毛のはえた楽器』で題材に使われたものの封印作品になっているし、デリケートな扱いをしなくてはならない民族ですが…ここではふんだんに登場し、洋一が殴り倒したりもしています。そういえば本作は絶版状態が続いていますが、やはりアフリカのこういった民族が登場するからなのでしょうか!?

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この後、チタ族とそれを率いる仮面の男・ムバハと洋一ら一行が『黄金の三種の神器』を巡って全面戦争になります。ムバハは目で人を操る妖術を使う上に、香港のカンフー映画「片腕カンフー対空とぶギロチン」を思い出させる首狩りガマなる武器を使っていますね。首を狩って胴体から血が噴き出す等、けっこうな残酷描写も出てきます。
さらに恐ろしい黒ヒョウのミューを従えていたりもしますが、これはやはりトラの王(ワン)が異種生物対決で制し、ムバハの方も洋一が正々堂々としたタイマンのケンカでやっつけてくれました。

あとは悲しい事に物語の締めくくりに入り、ずっと一緒にいるクウェリのナボ族とのエピソードで出ていた呪術師のムバヤとも再会して決着を付けて、あとは生き別れになった親との再会という感動シーン、そして日本に帰るのでクウェリとの別れ…
面白いのに日本人にとってあまりにもマイナーなアフリカが舞台だったりして人気が伸びなかったのでしょうか、恐らくは機会があれば世界一周冒険漫画として描かれていたとも思われるのですが、結局はアフリカ編だけで終了という残念な結果に終わった冒険漫画でした。
本作の連載から40年近く経った今に至るもアフリカが舞台の漫画なんて少ないじゃないですか。まぁ青年向け漫画で小池一夫原作・平野仁作画の「サハラ 女外人部隊」のような先駆者的な作品もありますが、ジャンプ読者にここまでアフリカ物を読ませる漫画となると、もしかして次は徳弘正也先生の「ジャングルの王者ターちゃん」くらいまで待たなくてはならなかったのではないでしょうか。

また、「男の旅立ち」は単行本最終巻である6巻の半分ちょいほどしか埋められない分量で終了したため、貴重な短編が2編収録されています。
まずは『流れ拳士 血染めの正拳』という動物が一切出てこない作品ですが、これが童林寺なる少林寺をモデルにしたと思われる拳法やる寺が、町の無法者であるヤクザ組織に対してついに立ち上がるという話。この主人公・・武藤秀樹のいでたちは「白い戦士ヤマト」の清十郎そのものだから、高橋よしひろ先生は拳法家といえばこの姿なのかな。
次の『さらば北の狼』は北海道のヒグマと狼の対決を描いたもので、これも少ないページながらヤマトや銀牙と共通する素晴らしい娯楽性と問題提起を持っています。
やっぱりね…最高すぎますよ、高橋よしひろ先生!!


いくら勉強ができたって ここじゃなんの役にもたたない…
勇気だ!勇気がなければ 本当の男じゃないんだ!!



  1. 2018/07/29(日) 23:15:57|
  2. 週刊少年ジャンプ
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週刊少年ジャンプ(61) 創刊50周年記念に、30年前の1000号記念を振り返り

本年、2018年で週刊少年ジャンプが創刊50周年を迎えた事は、昨年から『週刊少年ジャンプ展』が六本木ヒルズで長々と開催されていたり、『復刻版 週刊少年ジャンプ』が発売されたり…等のイベントや宣伝やらで知れ渡っていると思いますが、その50周年記念号として出たのが先週の33号。
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何だこの変な孫悟空は!?というインパクトが強いこの表紙の号、まず40年ほどの連載が昨年終わった「こちら葛飾区亀有公園前派出所」がセンターカラーにて読み切りで復活しました。まぁ、『こち亀』は長期連載記録を更新するためだけに打ち切られず載せていたのでしょう、後期は特にあまりにも面白くなさすぎる事しか笑える要素が無くなっていた状態でしたが、単行本全200巻までいってやっとこれはもうムリだと作者とか編集の偉い人が気付いたんですかね。確かにジャンプを語る上では重要な作品なので今回の扱いは仕方ないか。
でもそんな事よりこれは嬉しい、ジャンプで名作を描いた歴代漫画家達がコメントと共に記念の直筆サイン色紙を描いていて、それを読者プレゼントとしています。あとは鳥山明×井上雄彦の対談、等。

創刊された50年前の1968年はもちろん全く体験していない1977年生まれの私ですが、ジャンプは最も愛読した少年誌であり…ホント後にも先にも漫画雑誌にあれほど熱狂した事はありませんが、そんな時代は1980年代の半ばから1990年代の半ばまでの10年間くらいでしょうかね。
「キン肉マン」「北斗の拳」が二大柱だった時代から、「ドラゴンボール」「SLAM DUNK」(スラムダンク)の時代くらいまで…他にも脇を固める漫画も凄くて、ちょうどアニメ化・ゲーム化作品が目白押しで週刊少年雑誌はジャンプ一強、マガジンとかサンデーなど圧倒的な差をつけられてマニア向けみたいな扱いに落ちてた時代ですよ。
私が最も好きだった平松伸二先生の「ブラック・エンジェルズ」は初めて読んだのが最終回で、あとは単行本で集めて読んだ覚えがあるので1985年から読んでるので間違いなさそうだ。で、自分のジャンプ遍歴の終了が連載開始時から読んでて長期連載となった「ジョジョの奇妙な冒険」が『Part6 ストーンオーシャン』終了でついに少年ジャンプを離れた時。熱心な読者だった時代は過ぎて、それでもたまには惰性で買っていたジャンプもついに完全ストップがかかった感じでした。その前からジャンプは読む作品がほとんど無い雑誌になっていたので、ジョジョの終わりは悲しいと同時にこれでジャンプを卒業したと明確な区切りが出来たのです。

リアルタイムで読み始める以前の作品は単行本で探して漁り、読みまくっていたりするのでジャンプの過去作品には詳しい方なんですよ。ただし上記のようにジョジョ以降は読まなくなったので、恥ずかしながら2000年代以降の作品はほとんど知りません。
まぁ週刊『少年』ジャンプなんだから編集者だって小学生とかの低年齢向けに作っている雑誌なのだし、大きくなったらヤングジャンプ等のより高い年齢向けの受け口に進んでいくのが普通じゃないですか。こんな、40歳になったオジサンが未だに子供向けの少年ジャンプに目を輝かせていたら変だし…よってジャンプの新しいネタを話せなくて申し訳ない。

昔の作品にも興味を持って古本屋等で過去のジャンプコミックス(JC)を買い集めたきっかけの一つとしては、ファミコンのソフトで1989年に「ファミコンジャンプ 英雄列伝」が出た事かも。これに小学生だった当時は知らなかった過去のジャンプキャラもたくさん出てくるんですよ。
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もちろん1991年の続編「ファミコンジャンプII 最強の7人」もプレイしています。
ゲーム史的にはクソゲー扱いされいてるかもしれませんが、私はジャンプのキャラクターを動かせるだけで嬉しくて仕方なかったし大好きなゲームだった…

有名な話だとは思いますが、現在に至るも歴代の漫画雑誌発行部数で最高となっているのが週刊少年ジャンプの1995年3ー4合併号(1994年末の発売)。ギネスにも登録されたそうですが、653万部ですよ…
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この時のラインナップを見ると、巻頭カラーが井上雄彦「SLAM DUNK」、特別読切で桂正和「SHADOW LADY」、続いて…かずはじめ「MIND ASSASSIN」、鳥山明「ドラゴンボール」、つの丸「みどりのマキバオー」、ガモウひろし「とっても!ラッキーマン」、和月 伸宏「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」、高橋ゆたか「ボンボン坂高校演劇部」、梅澤春人「NANPOUDEN~南方遊伝~」、真倉翔&岡野剛「地獄先生ぬ~べ~」、荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」、:高橋陽一「キャプテン翼 ワールドユース編」、秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、徳弘正也「新ジャングルの王者ターちゃん」、三条陸&稲田浩司「DRAGON QUEST ダイの大冒険」、隆慶一郎&原哲夫「影武者 徳川家康」、桐山光侍「NINKU -忍空-」、北条司「RASH!!」、森田まさのり「ろくでなしBLUES」、梅澤春人「BOY HARELUYAII」(特別読切)、宮下あきら「BAKUDAN」、なにわ小吉「王様はロバ~はったり帝国の逆襲~」
もちろんよく覚えているラインナップですが、この頃で既に私も10代後半に差し掛かっていたので、わりと冷めた目で読んでいた時期かな。

と、自分のジャンプ史をちょっとだけ振り返っていますが、今回は記念号ついでで1988年13号を見てみましょう。この年は創刊20周年で公称発行部数が500万部を突破しているし、これは創刊号から1000号を達成した記念号なんです。
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蔵があるわけでもない私の家で、しかも当時は子供の身…さすがに歴代ジャンプは取っておけなくて親に捨てられたりしていましたが、重要な号だけわずかに残していて良かった。というわけで、この号を見てみるとね、これですよ!この時のラインナップを見たら正に自分のジャンプ熱狂時代の物!

まずは連載陣を見る前に、1000号スペシャルネタを見てみましょう。
この当時からジャンプの最長連載記録を持っていた秋本治先生が、ジャンプ通巻1000号の実物を積み上げるという凄いアホな事快挙を成し遂げています。
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22m…圧巻ですね。TVのバラエティ番組ならまだしも、雑誌で載せる2ページのためにここまでやってた時代があったと。
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さらにページをめくると、『ザ・ジャンプギネス』でジャンプNo.1野郎たちを紹介しています。このように、時代や作者ごちゃまぜにしてキャラクターで対抗する企画も好きでした。
この時は20年目だったジャンプですが、今回で50年目じゃないですか。で、50年分のランキングみたいなのを作っても、その後半に出てきた作品とかキャラはほとんど知らないか、知ってても思い入れが全然ないので全然面白くないと思うのですよ。だから自分にとってはここでのランキングの方が重要。
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ベスト3まで載っているのがこの通り。
『いつでもモッコリ ドスケベなヤツ ベスト3』…1位 冴羽獠(シティーハンター)、2位 ヒゲゴジラ(ハレンチ学園)、3位 山嵐先生(女だらけ)
『ジャンプガイもマッ青 スーパーギャル ベスト3』…1位 則巻アラレ(Dr.スランプ)、2位 寿乱子(シェイプアップ乱)、3位 柳生十兵衛(ハレンチ学園)
『脳ミソあんのか!? アホなヤツ ベスト3』…1位 東大通(東大一直線)、2位 抜作先生(ついでにとんちんかん)、3位 一堂零(ハイスクール!奇面組)
『とにかくビッグ! でっかいヤツ ベスト3』…1位 バリオン(魔神竜バリオン)、2位 マジンガーZ(マジンガーZ)、3位 悟空 変身後(DRAGON BALL)
『ミ、ミジメ!! ビンボーなヤツ ベスト3』…1位 カントクちゃん(1・2のアッホ!!)、2位 左京(シェイプアップ乱)、3位 名なしのゴンベエ(ついでにとんちんかん)、選外 えのさん(ジャンプ放送局)
『お友だちになりたい♡ リッチなヤツ ベスト3』…1位 中川&麗子(こちら葛飾区亀有公園前派出所)、2位 兜博士(マジンガーZ)、3位 キャッツ♥アイ(キャッツ♥アイ)

続いては個人戦ではなく、作品単位が中心となり…
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『長期連載 No.1』…こちら葛飾区亀有公園前派出所
『試合数 No.1』…キン肉マン(65回)
『ヒーローの人数 No.1』…キャプテン翼(30巻までで527選手)
『時代超越 No.1』…暗黒神話(古墳時代から釈迦入滅後56億7千万年まで)
『パンチラ回数 No.1』…ホールインワン
『連載作品本数 No.1』…本宮ひろ志(12本)
『デビュー年齢の若さ No.1』…ゆでたまご(18歳)
『短いペンネーム No.1』…ちば拓、ひすゎし
『カントリー度 No.1』…鳥山明

続いては野球に特化したランキングとなり、
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『剛速球 No.1』…万太郎の三段ロケット・サターンボール
『遅い球 No.1』…カントクちゃんの球
その他まだあるのと、番外編のジャンプ流行史については省略。

最後は映像史とか、手塚賞・赤塚賞についても紹介。
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1000号は、こんなもんじゃ終わりません。続いて『ジャンプ英雄(ヒーロー)殿堂』のコーナーに続きます。
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お、この時にたまたま連載していた作家陣は自分のキャラクターをここに残せていますが、これが前から右→左と見ていくと…
孫悟空、星矢、両津勘吉、剣桃太郎、冴羽獠、ケンシロウ、百太郎&琴太郎、大空翼、国宝憲一(お兄さん)、鬼哭霊気、ジョセフ・ジョースター、山下たろー、モモタロウ、間抜作…まではこれを読んでた世代なら多くの方が思い出せるのではないでしょうか。
しかし残り3人!これ分かった(思い出せた)方はレベル高いと思いますが、まず山下たろーくんの後方に居るのが渡辺諒先生の野球漫画「はるかかなた」の主人公・或太。背景のジャンプ・パルテノン神殿前に立っているのが高橋ゆたか先生のギャグ漫画「おとぼけ茄子先生」の主人公・茄子先生。そして翼くんと憲一の後方に居るのが田中誠一&戸舘新吾先生による 「コスモス・ストライカー」の主人公・逸刀志狼ですよ!ある意味では超絶に凄い漫画で私も「ココ」で紹介したりしましたが、知ってる人は少ない。

この扉ページを開くと、『これがJUMP史をかざるヒーローたちだ!!』としてジャンプ歴代の名キャラが紹介されています。
まずはジャンプ創世記
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山岸八十八&柳生十兵衛(ハレンチ学園)、戸川万吉(男一匹ガキ大将)、ピョン吉&ひろし(ど根性ガエル)、スナミ先生&メタクソ団(トイレット博士)、南城隼人(父の魂)、イサム(荒野の少年イサム)、アストロナイン(アストロ球団)、墨谷高校ナイン(プレイボール)。

ジャンプ白熱記
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風吹裕矢(サーキットの狼)、塩見味平(包丁人味平)、カントク(1・2のアッホ!!)、加納錠治(ドーベルマン刑事)、黄金の日本Jr.(リングにかけろ)、東大通(東大一直線)、戸橋矢一(ホールインワン)、千葉パイレーツ(すすめ!!パイレーツ)。

ジャンプ独走記
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コブラ(コブラ)、アラレ&則巻千兵衛(Dr.スランプ)、キン肉スグル(キン肉マン)、奇面組(3年奇面組、ハイスクール!奇面組)、ウイングマン(ウイングマン)、キャッツ♥アイ(キャッツ♥アイ)、寿乱子(シェイプアップ乱)、銀(銀牙 -流れ星 銀-)、鮎川まどか&春日恭介(きまぐれオレンジ ロード )。

…以上、それぞれ『ヒーロー度』、『熱血度』、『ギャグ度』の3項目で点数付けもされています。たまに当時の連載陣からのコメントが入るのも良いですね。
もちろん、ここで出てこなかった数多の忘れられた作品の中にも好きな物はたくさんあったし、当時のジャンプを連続で読み直したい所ですが単行本と違って雑誌は難しいですね。

1000号は、こんなもんじゃまだまだ終わりません。続いてはジャンプの秘宝としてあれですよ…
友情
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努力
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勝利
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最後にこれ。創刊20周年でジャンプのシンボルである海賊マークをイメージしたドラゴンのキャラクター名を募集していますが、結果を覚えている人はいますか~?
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鳥山明先生ご本人の写真とコメント入りなのも貴重なページですが、キャラ名の募集結果は…ギャオくん(CAPTAIN GYAO)となりました。
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あとはね、常日頃から我々世代でジャンプの話にでもなればそりゃほぼ全員が熱心に読んでいたような雑誌だから共通の話題であり好きだった作品・嫌いだった作品その他色々とネタはあるんですよ。でも、ほとんどの方は覚えていないのが『ジャンプ放送局』(略称・JBS)という読者投稿コーナー。私はこれも楽しみにしていたのですが、漫画じゃないページは皆さん飛ばして読んでいたのかな…
『ほんのチョイ係』とか言って、思い出せる人います?
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↑これなんて筋肉少女帯VS電気グルーヴ、旧ナゴム対決みたいな話題を当時のジャンプでしてるんですよ!?
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年末恒例のJBS祭り、とか言ってもなかなか覚えている方が居ないのは私の悲しみ。毎年、レコード大賞・アイドル大賞・TV大賞の3部門が発表されていたんですけどね。その他の賞も多々あり。
わりと楽しみにしていたた企画だったため、私が未だに所持していたのはまず1986年度で、
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ジャンプレコード大賞、アイドル大賞、
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テレビ大賞。
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ああ、字がいっぱいなのでこのサイズだと読めませんかね。興味ある方も少ないと思いますが、ご希望があれば読み上げます。

続いて1987年度のJBS祭りで、こういう順位になり…
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ジャンプレコード大賞、アイドル大賞、
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ジャンプTV大賞も、色々と細かい。
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続いて1988年度からは『JBS祭り』という呼称をやめていて、単に『ジャンプ88年度大賞』ですね。
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ジャンプレコード大賞、アイドル大賞、
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ジャンプ89年度大賞。
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こうして懐かしいジャンプをめくっていると、思い出のシーンの数々に遭遇しますが…
今夜はこれ、ジャンプのエログロ部門を担当していた巻来功士先生の「ゴッドサイダー」より、
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あの魔王サタンさまに『てめえはおとなしく穴ぐらの中でケツの穴でもなめてろ』などという伝言を言いつけるパズス、で今夜はお別れです。
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  1. 2018/07/24(火) 23:59:58|
  2. 週刊少年ジャンプ
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崇山祟「恐怖の口が目女」発売記念 サイン会

2018年6月30日、ついに崇山祟先生の「恐怖の口が目女」(リイド社刊)が上梓されました!
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まずはこれ、↑この表紙を見てください。背表紙も見えるようにスキャンしましたが、カバー・アートが私も大好きなひばり書房の『ひばりヒットコミックス』で1970年頃の怪談シリーズ(黒枠)を模しています。本作の単行本化に当たって劇画狼さんが尽力しているので『うるふヒットコミックス』としていますが、この本の難点はサイズがちょっとでかくて元ネタであるひばりヒットコミックス棚に収納しても合わない事…

そして本作の発売記念として7月7日に、我らの味方…中野ブロードウェイのタコシェ(TACO ché)でサイン会が開催されたので行ってきました。
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こちらが崇山祟(たかやまたたり)先生で、見ての通り伊藤潤二先生のクギ少年双一Tシャツを着ています。
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漫画見るなら日野日出志!!…というわけで私の方は日野日出志先生の「地獄小僧」Tシャツを着ていたので、反応して頂けました。そもそもこれは20年くらい前にタコシェが作ったオリジナル物なので、お店の方から当時の制作秘話まで聞けたりして。
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しかも高山先生が付けていた腕時計が、私も所持する国際体育教育スポーツ推進基金の日野日出志腕時計なんですよ。このブログでもかつて「ココ」でアップしていたアレですが…ああ、私もこの腕時計をハメて行けば良かったなぁ。
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あと、先生の横に見える『恐怖の口が目女』テーマソングのレコードジャケット、これはこの世に1つしかない1点モノらしいのですが…
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我々サイン会参加者にも特典CD-Rとして配布されたのでジャケットはCDサイズになって残念ながら音源は聴く事が出来ます。
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これがCDの盤面。
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もう1つ、特典で7月24日に阿佐ヶ谷ロフトAにて開催される『リイドカフェ夏のホラー祭!!』のステッカーが付きました。
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崇山祟先生の他に、しちみ楼、黄島点心、霧隠サブロー、渡辺電機(株)といった方々が参加されるので、興味のある方は是非行ってみてください。

最後に、肝心の今回頂いたサインはこちらでした。あまりにも凄い、本作の内容については…またいつか、語る機会もあるでしょう。
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  1. 2018/07/18(水) 23:59:37|
  2. 古本 番外編
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プロフィール

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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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