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大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

月刊漫画ガロ(163) 大越孝太郎 4 「天国に結ぶ戀」 1

今夜は大越孝太郎作品で、「天国に結ぶ戀」(青林堂刊)。
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大越孝太郎先生には珍しい長編作品で、この「天国に結ぶ戀」の1巻(後述しますが2巻以降は刊行されていません)はキャリア3冊目の単行本に当たります。
1巻分の初出は月刊漫画ガロで2000年から翌年までの連載で、それに加筆・修正を加えて収録したのが2001年に上梓された、これになるわけですね。ガロの連載なので掲載誌も全部読んで持っていた上での単行本化じゃないですか、よってその加筆部分にワクワクしましたね。該当箇所は多々あるのですが、1巻のクライマックスでは弘前の駅へ向かう所を全部雪景色に描き換えて美しさが増していたり、丸々1ページ姉を思うシーンを追加していたり。

本作の舞台は大正12年の日本でスタートします。これまでは「月喰ウ蟲」のように時代・場所共に架空の土地を描くイメージだったので、まずそこで驚きます。
物語の主人公は、宇佐美虹彦・ののこという男女の双子。ただの双子ではなく、融合双体児(結合双生児)…つまり『シャム双生児』の名で知られる、身体の一部が結合したまま産まれてきた双生児ですね。ちなみに男女のシャム双生児は医学的には存在しないらしく、それは著者もご存知の事で作中でも書かれています。
一概にシャム双生児とはいっても手塚治虫先生の「ブラック・ジャック」では頭部が結合した子が出てきたし、部位は様々なパターンがあるようです。虹彦とののこの場合は腰の部分・骨盤の一部と中殿筋がつながっており、宇佐美家は名家なので金はあるのですが当時の医学技術では手術で切り離して生存出来る可能性が低かった…また、虹彦はその状態でも聡明な頭脳を持っているのに、ののこはずっと眠っているというか意識が無い。しかし体中ホクロだらけながら、美女ではあります。
それで宇佐美家は2人で1体の彼らを座敷牢に軟禁していたのですが、その生活が終わるきっかけとなったのは、大正12年9月1日…あの関東大震災でした。それで壁が崩れたために外に出れた時に6歳の虹彦とののこ。初めて見る外の世界が震災でとんでもない事になっている地獄という因果。でもそのショックでか、眠ったままだったののこが目覚めます。

自由の身になった虹彦とののこですが、家族を失って路頭に迷い、いやある一家にお世話になったもののそこも出る事になって流れた先がお決まりというべきでしょうか、ハクダミという男に拾われて奇形だらけの"寿一座"なる見世物小屋に行くのでした。
そもそも結合双生児を『シャム双生児』と呼ぶきっかけになったチャン&エン・ブンカー兄弟や、映画「フリークス」(Freaks)…私の生涯ベスト10に入るであろう作品ですが、あれでその姿を見れるデイジー&ヴァイオレット・ヒルトン姉妹らの先達と同様に、興行の世界で生きる事になるのです。

4年後、見世物小屋でスターになっている虹彦とののこですが、青森県は津軽遠征のさなかにある一団に夜襲をかけられると永井豪先生の「デビルマン」のあの夜を思わせる衝撃的な殺戮が起こってあっさりと崩壊。どうにか逃げられた彼らは弘前駅を目指し、生きている事が分かったみなも姉ちゃんに会いに行くため東京を目指すのですが…1巻はここまで、続く。

やはり猟奇テーマが根付くモチーフの面白さ、大越孝太郎先生の凄い画力からなるきわどい描写、本作では人情モノの要素も入り…とにかく著者の代表作になる事は間違いないのがこれ、「天国に結ぶ戀」なのです。
繰り返しになりますが私はずっとガロ読者でもあったのでいつでも確認出来る、例えばこれは連載5話目が載っていたガロの2000年10月号。表紙イラストを大越先生が担当した貴重な号なので細かく見ると…震災後ある確認に行くのが『翌日』となっていたのを『三日後』として西郷どんの銅像イラストを追加していたり、加筆があります。
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さらにこちら、ガロの2001年12月号。14話目にして、これで第一部完、ここまでが単行本の1巻収録分になります。
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それから待つ事半年ほど…ガロの2002年7月号で、第二部が開始されました。
この時は表紙がナカノマモル先生ですが、巻頭カラー扱いで舞台を昭和6年に移した「天国に結ぶ戀」を連載開始していてですね、色々なショッキングさと期待感の凄さったらなかったのですが…この時期、ガロが主に編集部の問題で休刊→復刊→休刊、とバタバタしていた時期だったんですよ。で、第二部の続きが載る事なく休刊して作品も宙ぶらりんの状態に。
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お家騒動で分裂したガロを出た旧編集者からなり、事実上後継誌に相当するアックス(青林工藝舎刊)の方でも作品を描いてはいたのですが、何故か「天国に結ぶ戀」は結移されず…
九龍(クーロン)という、河出書房新社の雑誌で再開する予定が決まった事もありましたが、それも立ち消えになって結局まだこんな天才漫画家の名作が未完のままとなっています。

そういった事情があり大越孝太郎版の「天国に結ぶ戀」の結末は分からない状態で書きますが、このタイトルな時点で1932年という大昔に起こった『坂田山心中事件』が題材だと思います。これ、現実の方が結末は大越孝太郎作品的な猟奇の方にも発展したのですが、それは忘れてまず心中事件として有名であります。
事件の起こった1932年にすぐさま松竹映画が五所平之助監督で、徳山璉・四家文子に主題歌を歌わせているんですけどね、YouTubeにありましたのでオリジナル映画の主題歌を貼っておきましょう。事件を意識しているからでしょうが、何だろうこの胸が張り裂けそうでヤバいくらいの痛みと悲しみは。


あとは、大越孝太郎先生の友人でもあり本作にも津軽弁の方言指導で参加している和嶋慎治氏が率いるヘヴィメタル・バンド人間椅子のメジャーデビューアルバムの「人間失格」
個人的にもうどれだけ聴いたか分からない大好きなアルバムですが、その中にも『天国に結ぶ恋』という楽曲があり、このバンドを20数年見てきている私が判断しても歴代有数の名曲だったと思います。

天国に結び 恋は花開く
天国に結び 恋は花開く

とまれ、大越孝太郎先生の「天国に結ぶ戀」、編集サイドの問題で連載休止だしこの1巻も既に長らく絶版状態…などという不幸も飲み込んだ上で、ライフワークとしていつか完成して頂けたら嬉しい作品です。


差別ってヤツは 無くすことは出来ねェが 忘れちまうことは出来る
人の情でもってな
互いの情さえありゃ…
人と人は
まるく納まるだのに…



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  1. 2018/12/13(木) 23:36:30|
  2. 月刊漫画ガロ
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第5回キャラクターアート展

現在、東京都千代田区は市ヶ谷駅の近くにある"山脇ギャラリー"で、『第5回キャラクターアート展』が開催されています。
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このキャラクターアート展というのは、劇画『柔侠伝』シリーズなどで知られるバロン吉元先生が主催して漫画家に限らずイラストレーターや画家その他の人々で集まって作品展示と物販を行うイベントで、同会場で2014年から年に1回開催されているものです。
その初回から振り返ってみると…第1回、
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第2回、
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第3回、
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第4回、
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そしてこちらが現在の、第5回。
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これだけ多数参加している面々を見ても、アート界隈にうとい私ではほとんど存じ上げないのですが、バロン吉元先生の呼びかけだけに大御所漫画家の名前がちらほら見えますね。特に、初回から平松伸二先生が参加(第2回目を除く)している事で、個人的には神イベントと目しているのです。
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入口には、石ノ森章太郎先生のご子息で石森プロ社長でもある小野寺章さまからの花なども飾られておりました。
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会場内…
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参加メンバーの寄せ書き。
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こちら、平松伸二先生の色紙やフルカラーの1枚絵、
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Tシャツに絵を描いた物もありました。
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これだけのメンバーが揃って展示しているのに観るだけならタダだし、欲しい人は好きな作家の1点物作品を実際に入手出来る、貴重な機会だと思います。そんな本展、会期は12月19日までです!


  1. 2018/12/11(火) 23:59:22|
  2. 古本 番外編
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『きょうのカプセル』発売記念 黒田硫黄先生サイン会

先月黒田硫黄先生が、「きょうのカプセル」(講談社刊)を上梓しました!
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レーベルはワイドKCモーニングで、サイズが私の好きなA5版。「大王」「黒船」と同じサイズ。病気したりもあったのを乗り越えた上で、久々の新刊だ!

それに伴いまして私は先日12月8日、東京都立川市まで行き…立川オリオン書房ノルテ店へ。
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そうです、ここで黒田硫黄先生のサイン会があったのですよ。何故に都心ではなく立川で、とかその辺りの理由は知りませんが、こんな貴重な機会は行くしかありません。
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新刊買って整理券を配布されるのは百人までという事でしたが、無事にその整理券もゲットできました。黒田硫黄先生の撮影はNGでしたので、こちらサイン会場の写真だけ載せておきましょう。
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そして、頂いたサイン!やはり筆ペンですね。サービス精神豊富な事に何でも描いてくださるそうで、それではと連れていた私の愛息を描いて頂きました。
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これは嬉しい。例えば僕が死んだら、我が漫画コレクションは全てこの坊やの物になるわけか。大きくなって死んだクソ親父の本の中から面白い物は無いかと漁っていたら、こんなのが出てくる…という未来が浮かんで涙が出てきましたが、とにかく皆さん、今年最後の嬉しいニュースになるかもしれない待望の新刊「きょうのカプセル」を読みましょう!



  1. 2018/12/09(日) 23:36:41|
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藤子不二雄Ⓐ展 Ⓐの変コレクション

先月から、東京都港区六本木で藤子不二雄Ⓐ展 Ⓐの変コレクションが開催されています。
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このイベントなら、藤子不二雄Ⓐ先生の肖像をプリントしたハードコアチョコレートのTシャツで行くのがお薦めです。
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私も遅ればせながら、今月に入ってから行ってきまして…こんなイベントがあるのだから、現在の六本木は藤子Ⓐブームが巻き起こっているのかと思うじゃないですか。しかし意外にも全然そんな事はなくて、案内ポスターの一つも見かけないのです。
会場の六本木ヒルズに着いてようやく見つけましたが…喪黒福造の名刺とは地味ですね。多彩な藤子Ⓐキャラを散りばめたデザインの方が集客望めるのではと思いますが、余計な心配ですね。
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お、会場に行くエレベーター近くのポスターは良いぞ!
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そして昇った東京シティビュー 六本木ヒルズ森タワー52 階、ここの展望台で開催されています。看板には藤子Ⓐキャラが並んでいますが、
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今回の展示は『変コレクション』と言うからには、そういったアイテム・古道具をテーマに使った「ブラック商会変奇郎」「魔太郎がくる!!」もそうだし、もしくは『ぶきみな5週間』シリーズやブラックユーモア短編などでたまに出てくる物が中心のセレクトになっているのでしょうか!?
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会場が52階にある屋内展望台なので、まずエントランスはパノラマで見れる夜景が素晴らしい。
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そして真ん中には藤子不二雄ⒶキャラでいっぱいのAオブジェ、背後のガラスには喪黒福造が浮かび上がり…
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その横には御年84歳になる、等身大の藤子不二雄Ⓐ先生!
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Aオブジェの裏面は浦見魔太郎が中心のこういう構成で、ガラスに映って夜景と一緒に楽しめるようになっていました。
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そうそう、今回の企画は映像や立体物に生原稿まで、会場にある全て撮影可能でした!
おお…「笑ゥせぇるすまん」の"BAR 魔の巣"が再現されています。お酒も出してくれれば良かったのに。
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今回のイベントチラシはこちらで、
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見開きになっていて、それぞれのコーナーの説明なども書いているので…これのナンバリングに沿って見ていきましょう。
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まずは『変コレクション1:青春のまんが道』という事で、自伝コーナーでしょうか。
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おおー、これ!
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本物のトキワ荘の壁に藤子不二雄の2人(藤子不二雄Ⓐ+藤子・F・不二雄)で描いた物を抜き取ってきた貴重な実物ですね。この展示全体で見ても、F先生が絡んだ展示はこれだけでしたが…著作権が難しい事になっていても、これは割るわけにもいかないしね。
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トキワ荘の部屋を再現した所。
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極めつけに「まんが道」の生原稿を観れたのは嬉しかった。
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ちょっと移動したら、こちらの原稿は『怪物くん』、『忍者ハットリくん』、『プロゴルファー猿』…
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そうです、『変コレクション2:ポップなギャグコメディ&スポーツ作品』に突入。
まぁイベント名はⒶの変コレクションですが、「ブラック商会変奇郎」みたいな作品ばかりでは興行として難しいでしょう。一般的に見たら誰もが知っている代表作は「怪物くん」
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「忍者ハットリくん」
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「プロゴルファー猿」
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それに「笑ゥせぇるすまん」で4大作品となってしまいますからね。

おお、懐かしい。
ハドソンのファミコンソフト、ゲーム版の「忍者ハットリくん」じゃないですか。ここで実際にプレイも出来ましたが、集中して動けなくなったらまずいのであまり手は出さずに次に行きました。
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後で「笑ゥせぇるすまん」のスロット実機も展示していましたが、藤子不二雄Ⓐ先生もパチンコ産業に加担しているわけだ…3台も出てたのですね。
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待ってました、『変コレクション3:ブラックユーモア作品』
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並んでる絵の黒い部分は、カメラのフラッシュを当てると浮かび上がるというので試してみると…「ブラック商会変奇郎」
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「魔太郎がくる!!」
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そして「黒ベエ」と、私にとってのベスト作品が続きます。
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他にも不気味なブラックユーモア系の名作短編漫画をたくさん見れるようになっていたので、まだ藤子不二雄Ⓐ先生を児童向け漫画家だと思っている方にはここをこそ、じっくり堪能して頂きたい。欲を言えばマニア向けにも、例えば一度も単行本化されていない「狂人軍」を読めるようにするとか、サービス欲しかったなぁ。
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自分のバイブルみたいな作品ですが、「魔太郎がくる!!」のカラー原稿を観れる機会などそうそうないのでこれは嬉しい…
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スクリーンではアニメではなく、漫画に音声と効果を付けた動画を流していました。
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『変コレクション4:笑ゥせぇるすまんゾーン』
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ちょうど今年、2018年で50周年だという「笑ゥせぇるすまん」に特化したコーナーで、生原稿や…この喪黒福造は顔部分がへこんでいて立体的に見える仕組み。
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だまし絵で、自分が喪黒に『ドーン!!!!』とされて奈落へ落ちていく姿を撮れる・・・
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『変コレクション5:(A)の変コレ部屋』
まずスペシャルコンテンツとして影絵アーティスト・河野里美氏とコラボした作品だとか、これは造形家の竹谷隆之氏の手による物で…「シルバー・クロス」のコスチュームを発展させ、実際に作った物!
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そして、藤子不二雄Ⓐ先生のコレクションやグッズなどを展示していまして、
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まずは人気絶頂だった当時物のキャラクターグッズが並んでいるのを見ているだけで楽しいですが、
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そこに紛れていた、この魔太郎はいつのだろう?
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おお、
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ドラゴン打ちの竜が使ったヌンチャクドライバー!これは夢のアイテムですね。
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いつの作なのか分からないのですが、魔太郎の衣装だとか、
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変奇郎のマスクとペンダントなんかも、実際に制作してるのですね。
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何気にメチャクチャ貴重だと思われるのが、恐らくは漫画家として立志する前、「まんが道」で藤子Ⓐ先生のモデルである満賀道雄がスケッチしていた絵の実物じゃないですか…これも見れて良かった。
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作品執筆の参考にしていた資料、
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部屋の一角、扱いは小さいですがここら辺はあれですよ!
そもそも私が今回の展示タイトルを聞いた時にイメージした、変コレクション公開の空間!
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実際、この説明で『変コレクション』表記を使っています。
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「夢魔子」の『目のない舞姫』でモデルになったのでファンには有名なインド人形ですが、実物はこんな顔してるんだ…
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他にも重要作品で着想元になった道具などが展示されていましたが、これらの変コレクションは…これくらいしかなかったです。
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あとは、藤子不二雄Ⓐ先生が富山県氷見市のためにキャラクターデザインした『氷見のサカナ紳士録』、現地も「ココ」で見てきています。
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↑のチラシ裏面には、氷見市の紹介も入っています。さすが氷見市の名誉市民である藤子不二雄Ⓐ先生、六本木の地でも故郷に貢献しています。
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展示は終わってしまいましたが、帰る前にこちらスペシャルショップ…MONSTER SHOP 怪奇や
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MONSTER SHOP 怪奇や、これ「魔太郎がくる!!」のあの店ですよ!自分もショーケースの中に入って怪奇やのオブジェにもなれます。
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中に入ればもちろん店主はオペラ座の怪人マスクをかぶって…はおらず、普通に健全な店員さん達が頑張っていましたが。
魔太郎グッズ専門店、というわけにもいかなかったようで、藤子不二雄Ⓐ作品全般を扱っていましたけどね、もう魔太郎グッズにしか目がいきませんよ。
呪いがかかっていて乗ると大変な事になると思われるスケボーもあるし、
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その他の色々…ああ魔太郎、魔太郎。
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切人パパが魔太郎にくれたサタン・バッジまで再現して販売していました!
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シルバーとゴールドがありますが、私にとってはゴールドのイメージかな…でも、これは身に付けた人に災難が降りかかる呪いのバッジ。貴方は身に付ける勇気がありますか?
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小さな息子への土産として、イジメられても『うらみ念法』でしっかり復讐出来る強さを持つように…この学習帳を購入しました。いや学校の学習なんかいい、今後はこれを怨み帳として活用するのだ!
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店内のスクリーンでは藤子Ⓐ先生関連のアニメ主題歌が次々と流れていて、懐かしすぎて嬉しくて。
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最後にミニチュアの藤子不二雄Ⓐ先生が登場し、テクノロジーを駆使したある案内をしてくれます。
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本展、『藤子不二雄Ⓐ展 Ⓐの変コレクション』は2019年1月6日まで。まだまだやっていますが、こういうのは日々の生活にかまけて油断しているといつの間にか終わっているものなので、もう急いで行った方が良いと思います!


  1. 2018/11/30(金) 23:00:42|
  2. 古本 番外編
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キング・クリムゾン(KING CRIMSON) / UNCERTAIN TIMES JAPAN TOUR 2018

イングランドで1968年に結成されたプログレッシブ・ロック最強のバンド、キング・クリムゾン(King Crimson)…そうです、ちょうど結成50周年の彼らが日本に来ています!
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彼等は2015年にも日本ツアーを行っているので、まだ記憶に新しい所ではありますが…実はその年のライヴは私、チケットが取れず行ってないのです!
しかも毎年、大物アーティストの訃報が続々と流れてくるし…失礼ながらリーダーでありキング・クリムゾンそのものとも言えるロバート・フリップ(Robert Fripp)だって御年72歳。逝去しないまでもいつ引退するとも限らないし、あの時観れなかった事をずっと後悔していたんですよね。
で、今回この『UNCERTAIN TIMES JAPAN TOUR 2018』の情報が流れてきたじゃないですか。それからずっとインフォメーションをチェックし、
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元々前回より公演数を多く設定しているのに、反応が良かったのか東京では追加公演まで発表されまして、今回は無事にチケットを入手出来ました。
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ちなみに今月のクリエイティブマン(CREATIVEMAN)によるLIVE INFORMATIONの冊子ではいませんが、一応表紙には来ているものの右下に小さく…あれ、意外と扱いが大きくない。結成50周年記念ではあるものの、久々にオリジナル・アルバムを出したとかいうわけでもなく話題性が少なかったかな。
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昨日の東京公演で幕を開けたツアーですが、追加公演も合わせて全15公演を毎回セットリストを変えて演奏するらしいです。1人で何公演も、いや全部行く方も居るのでしょうね。私は東京公演しか調べていませんが、チケット代がSS指定席 20,000円、S指定席 16,000円と高価ですけどね。
私が行ったのは本日、11月28日の公演2日目。渋谷の"Bunkamura オーチャードホール"です。
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現在は8人体制になっており、その来日メンバーは以下になります。
Robert Fripp – Guitar
Jakko Jakszyk - Guitar, Vocals
Mel Collins - Saxes, Flute
Tony Levin - Basses, Stick, Backing Vocals
Pat Mastelotto - Acoustic And Electronic Percussion
Gavin Harrison - Acoustic And Electronic Percussion
Jeremy Stacey - Acoustic And Electronic Percussion, Keyboards
Bill Rieflin - Mellotron, Keyboards, Fairy Dusting

凄い…凄すぎる!
例えば私もプログレの5大バンドは全部好きですが、中でも彼らだけは他のバンドと一線を画して『昔の名前で出ています』状態になる事なく、本当に今でも変化しながら進歩的(プログレ)な音楽を続けているし…ラインナップ見て分かると思いますが、3ドラム編成になっていますよ。70代のリーダーが率いるバンドは、まだまだ攻めてきています。
私はプログレ好きなのもあって世界中の現存するバンドの中で最も偉大なバンドだと目している彼らですが、これは多くのロック好きの中でも異論は少ないんじゃないですかね。
また会場がオーチャードホールだからなのか爆音ではないし、上品に?しっかりと耳で音を拾えるんですよ。だからこそ抜群の演奏力を持つ彼らでも、この人はレコーディング時に比べて腕が落ちたかもとか、今ちょっと息が合ってなかった?とか、マイナスの面も気付いてしまいましたが、それも含めてライヴの魅力。
3曲目に『再び赤い悪夢』(One More Red Nightmare)のイントロが始まった時、身体に震えが走って落涙しそうになりました…基本的に代表曲を惜しみなく演奏するセットリストでしたが、1stアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」(In The Court Of The Crimson King)からはアンコールも含めると『風に語りて』(I Talk To The Wind)以外の4曲全てやりましたね。こうなると風に語りても生で聴きたくてしょうがなくなりますが、別日にきっとやるのでしょう。せっかく15公演もあるけど、私もまだ行ける日あるかな…どうだろうか!?
最近はネットでバーとかにいて面倒くさい音楽おじさん、みたいな話題でプログレッシブ・ロック好きの『プログレおじさん』が挙がるらしいし、嫌がられるだけなので細かい事は書かずに寝るとします。

ちなみに今回、チケットは3階のR席、これがこんな感じで…高い位置でちょっと遠いもののメンバーとの間に誰も挟まず直に見えて、私は視力も良いので嬉しい席でした。
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終演後だけ、しかもカメラ持ち込み禁止なので手持ちのスマホ端末でのみ撮影が許可されたのですが、ダメだ、私のではこんな写真が限界。
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行っちゃった…
ど平日の夜で明日も早くから仕事だけど、今夜のキング・クリムゾンと過ごす時間だけはいつまでも続いて欲しかった。
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ツアーパンフやグッズのコーナーは終演後に見ようと思っていたら、長蛇の列になっていたので購入を諦めましたが、こちらはフリーで置いていた宮殿ジャケの紙。穴が4つ空いているのが分かると思いますが、これは目2つと耳にかける輪ゴム用2つ、つまりお面に出来る仕様ですね。
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まだ輪ゴム付けてないけど、どんな感じか試着してみました。
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さて、私がこんなブログを書いたのもプログレ好きとかロック好きも超越した音楽の王者、伝説、神様、何でも良いけどとにかくキング・クリムゾンがこの日本に1か月近くも居る2018年、観ないで後悔する前に行ける方は観て聴いてきて欲しいから。
UNCERTAIN TIMES JAPAN TOUR 2018、まだまだ始まったばかりです!!


  1. 2018/11/28(水) 23:59:38|
  2. 映画、音楽、将棋、等
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プロフィール

BRUCE

Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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