大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

生誕80周年記念『黄金の梶原一騎』

しつこいようですが今年、つまり2016年は梶原一騎先生の生誕80周年となる記念すべき年じゃないですか。
そして、まさに80歳を迎えた誕生日である9月4日に合わせて、日本に生息する多くのカジワラー達は「ココ」で紹介したイベントに集い…
一方、商売をしながらもヴィンテージ漫画界において多大な功績を残し、コレクター達に夢を与え続けているお店・まんだらけ。もちろん私も20年以上お世話になっている所ですが、ここでは
『黄金の梶原一騎』
を限定発売していました!

実は既にこの夏行なわれた『ワンダーフェスティバル2016[夏]』の会場において、ディーラー・デンボクより生誕80周年 梶原一騎ミニソフビという物が販売されたのですが、それの黄金バージョンを製作数たったの20体だけ販売したのが今回のまんだらけ企画。
全国に潜むカジワラー数に対して、20体ではあまりにも少数しぎるじゃないですか。ではそれを入手出来る者をどのようにして抽選したのか!?
それはですね、専用応募フォームに「名前、住所、電話番号、メールアドレス」を記入、とここまでは当たり前ですが、さらに

梶原一騎作品または梶原一騎先生に対するあなたの熱い想いを400字程度お書きください

という条件がありました!
つまり、この抽選は運ではなく実力、というか梶原一騎作品への情熱で決まるというのです。それならば私もいけるかも…と、文章力には自信ないながら想いを込めて、400字縛りがきついながらも届けてみました。
その抽選には何と梶原先生の長男・高森城氏と次男の一誓氏、この企画の主でもある河崎実監督も選考にあたってくれたそうですが、私、光栄にも宇宙で20体しかないこのソフビ人形の購入権利者として当選させて頂きました!どんな熱い想いを文章に託して送ったのか、それは…恥ずかしいから秘密。
商品代金は3,780円、配送のみなのでその料金540円、さらに支払いはジャパンネット銀行限定という事で振込み手数料もかかりますが、こちら支払いの方の条件も全てクリアして昨日、届いたのです!おおお…
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これが男の背中。
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この生誕80周年の刻印は、先のワンフェスで売られたタイプには無かったもの。
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サイズは同じですが、高さが約120mmと小ぶり。我が家で20年近くずーっと燃え尽きている「あしたのジョー」のメタルフィギュア(ゴールドver.)に近い大きさ。そもそもこれは、以前発売された「タイガーマスク」のミニソフビシリーズと同サイズにしているみたいですね。
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梶原一騎先生の似顔絵が表紙の自叙伝「劇画一代」(毎日新聞社刊)と比べればその小ささも際立ちます。
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人間の大きさが知れ渡っている昨今、この巨星が虚勢を張ってでかくする必要もないという事ですね。サイズを大きくすればもっと値段も上がるでしょうし、我が家の梶原一騎本棚で邪魔にならずに入る、このサイズがチャーミングで気に入っています。
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この面構えを、毎日見れるのは嬉しいですね。


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  1. 2016/09/24(土) 23:00:29|
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梶原一騎生誕80年記念 一騎に祝え!!

2016年9月4日。

そうです、梶原一騎先生の誕生日。それも存命であれば80歳を迎えたこの日、全国のファンと共に祝うトークイベント…
『梶原一騎生誕80年記念 一騎に祝え!!』が開催されました。
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その会場がまた、うちから徒歩圏内の阿佐ヶ谷ロフトAというのも嬉しい。
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企画をしたのは、梶原一騎原作漫画サイトとして日本一有名な、一騎に読め!の管理人であるBONさま。
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梶原一騎作品の著作権管理をしているATプロダクツからの花束が届いていましたし、代表取締役かつ梶原先生のご子息である高森城さまも来られていたので、梶原サイド公認イベントである事が分かります。
その高森城さまにはどうしても声をかけられなかったのですが、見れただけでも嬉しかった。ここに劇画王・梶原一騎先生の血筋が残っている…そうだ、城さまは奥さまを連れて来ていましたが、他にも一緒にいた女性がいまして。その方は多分、写真で見た事があった大山倍達館長のご息女だと思うのですよ。梶原一騎先生と大山倍達館長、この稀代の大物二人の交流には色々とあったわけですが、今こうして子孫が仲良くなっている姿を見て目頭が熱くなってきました。

今回のイベントは 阿佐ヶ谷ロフトAの昼の部なので、13時開場。私はその前に駆けつけましたが、既に行列が出来ていました。しかし私は整理番号が2番だったので彼らを追い抜いてさっさと入ると(予約受付開始後すぐに申し込んだのですが1番は取れず)、
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最前列の席を取ってスタートの14時までビール呑んだりして待ち…
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目の前にはこれ!もう梶原一騎作品を探す者ならば興奮するしかない、捜し求めていた激レアな本がズラッと並んでいました。
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こちらはアンケート回収箱。
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そんなものを眺めながら、さらに梶原一騎先生にちなんだ特別メニューを発見。
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全て頼みましたが、まずはI.W. Harper。本当はストレートかロックが良かったのですが、早々に酔っ払うとまずいと思いソーダ割りで頂きました。
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この、梶原先生が生前に好んだ酒で…献杯。
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そして、アジフライ。
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この組み合わせが大好物だったのだとか。私も梶原作品は30年ほど読んできていますが、そこら辺は全然知らなかった。今後、マネしていきます。
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トマトサンド。これはもうファンには説明不要でしょうが、「あしたのジョー」より、矢吹ジョーの好物ですね。乾物屋の紀子(のりちゃん)が作ってデートに持ってきてくれた物、と脳内で変換して楽しみました。
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会場内はすぐににぎわってきて、この後のスタート時間には満員御礼でした。その人数全員がカジワラー、つまり梶原一騎作品のコアなファンだと思うと、非常に嬉しい空間です。基本的にシャイな性格の私なので、他のファンと会話とか交流する事はありませんでしたが…
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で、肝心のトークイベントです。
あの『一騎に読め!』のBONさまを生で見れて密かに興奮していましたが、ゲストに同じく熱狂的な梶原一騎マニアで「なつ漫探偵団」の著者・すずき寿ひささん。まんだらけZENBUにて「梶原一騎の逆襲」を連載中との事ですが、これを読めてないのは失敗でした。
このお二人が語る内容はほぼ打ち合わせ無し、何故ならその場で回収したアンケートの中から出てきた作品名を見てアドリブでトークする方式でした。しかし、その話が面白い!超メジャー作品の他にも「青春山脈」「男の条件」あたりの話も長々としていたので梶原一騎作品に対する最低限の知識はないときつい内容かもしれませんが、この場に居るファンの方々に対してならまるで問題なしでしょう。

ちなみにお客の年齢層はかなり高く、私のようにリアルタイム梶原一騎世代じゃないファンは後ろめたさもあるのですが、だからこそ連載中の事とかリアルタイム読者目線での話を興味深く学ばせてもらいました。はい、自分は小学校の時は近所のおじさんがくれた「柔道讃歌」全巻だけを愛読していましたが、本屋に行っても梶原作品を置いてなかった時代なんですよね。中学生で柔道が好きだったのでちょうど復刻された「柔道一直線」を入手して読みまくりましたが、原作者名を意識して古本屋で漁るようになったのは高校生になってからという感じです。

その後トークは第二部があり、梶原作品についてのみならず梶原一騎御殿の存続についてや梶原一騎記念館についてとか語られて。いやもう、詳細はとてもここでは書ききれません。
終了後には入場時にもらった整理券番号を元にプレゼント抽選会がありましたが、私はスカ。しかし、同行した秘密結社員が…BONさまが2003年に作った幻の同人誌のコピー復刻版をゲット!
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ATプロダクツからのプレゼントもいくつかあったのですが、こちらは何と、辞世の句(吾命珠の如くに慈しみ天命尽くば珠と砕けん)が書かれた湯呑み。
これは当たった方が皆さんに写メ撮らせていたので私も便乗して撮りましたけどね、これをひときわ熱心に眺めていたのが来場していた漫画家の平松伸二先生。しかも当てたのが知り合いの方だったらしく、これは平松伸二先生の手に渡ったようでした。
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…って、普通に流している場合じゃない!平松伸二先生ですよ!!
世代的に当然とも言えるかもしれませんが、大の梶原一騎ファンで多大な影響を受けていたみたいです。そしてこの私は、少年時代に愛読していた週刊少年ジャンプでも特に好きだったのが平松伸二作品。代表作の「ブラック・エンジェルズ」はジャンプで読み始めた時既に物語後半だったのですぐに終わってしまったのですが、単行本になるのを楽しみにしていて当然全巻揃えて…まぁ私の人生でこんなに読み返した漫画は他に無いですね。この場で言うのもなんですが、世間的な名声とか完成度は別として思い入れを多分に含んだ自分史的に言うならば私はあの「あしたのジョー」より「ブラック・エンジェルズ」を推します。
もちろん後に「ドーベルマン刑事」「リッキー台風」等の過去作品を買い集めているし、今度こそジャンプで連載開始時から読めた「ラブ&ファイヤー」「キララ」、スーパージャンプに移って描かれた傑作「マーダーライセンス牙」、ビジネスジャンプでは「どす恋ジゴロ」、もっと近年の作品もずっと読んでいて、とにかく大ファンなんですよ。弟子の猿渡哲也作品もずっと読んでるし!
その方と、まさか個人的にももう一つの巨星である梶原一騎先生のイベントでお会い出来るとは…ここは一つ、勇気を振り絞って記念撮影させて頂きました。平松伸二作品に対する愛とかは伝えられなかったけど、それどころか「ラブ&ファイヤー」がどうとか余計な事を言っちゃった気もするけど、ありがとうございました。
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こういう出会いもこの日の主役、BONさんが用意してくれたもの。そして一応、私が梶原一騎作品を愛し続けた事による賜物…
こうして世界最強のマニアとお話して素晴らしい人柄に触れると、やはり梶原一騎ファンに悪い人はいないんじゃないかと思えます。
(まぁ、『カラテ地獄変』シリーズとか「人間兇器」みたいな裏名作ばかりにはまっていた方の事は知りませんが)
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このイベントに合わせてBONさんが発表した『マイ梶原作品ベストテン』では、以下の通り。

10位 「おれとカネやん」
9位 「斬殺者」
8位 「侍ジャイアンツ」
7位 「初恋物語」
6位 「タイガーマスク」
5位 「夕やけ番長」
4位 「あしたのジョー」
3位 「男の星座」
2位 「巨人の星」
1位 「愛と誠」

だそうです。
メジャー作品では、「柔道一直線」「ジャイアント台風」「キックの鬼」「赤き血のイレブン」「空手バカ一代」「柔道讃歌」「紅の挑戦者」「四角いジャングル」「プロレススーパースター列伝」…といったあたりは枠外となるようです。
やっぱり、レイプ・浣腸・拷問!といったものが繰り返し描かれる「人間兇器」みたいな作品は入ってませんね。安心しました(笑)
今回のイベントでいくつかの作品についての語りを聞きましたが、あれだけ名作の多い梶原ワールドを語るのだから1つの作品あたりにはあまり時間を割けない構成になるのも残念ながら必然でした。
今度は、その1位に選ばれた「愛と誠」オンリーで語りまくるとか、やってくれませんかね。もちろん「愛と誠」は私にとっても超重要作だし、「あしたのジョー」や「巨人の星」より上にくるのも全く異論はありません!
しかしBONさんは『これが私の主催する最初で最後のイベントになる。』と公言しちゃってます。すると誰かが企画して、ゲストで呼ぶとかしかないか…

すずき寿ひささんとも私のバイブル「おとこ道」の話で軽く盛り上がったのですが、最後に会場のファン達が一体となって『はい、一騎!』の掛け声と共に撮った記念撮影の一枚でお別れです。
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  1. 2016/09/13(火) 23:00:29|
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梶原一騎先生顕彰之碑

2016年、今年は梶原一騎生誕80周年ですね。
すると、30歳でものにした「巨人の星」の誕生からは50周年!このような記念すべき年を、カジワラーとしては盛り上げていきたいものですね。

一時期の復刻ブームのおかげで今や主要な梶原一騎作品はほとんど簡単に読める時代になりましたが、あの圧倒的な魅力にハマったりすると、作品の舞台となった土地を訪ねたり、または梶原先生ご本人にゆかりのある土地を訪ねたくなる方も多いのではないでしょうか。
後者では東京都だと何といっても少年時代に越してきて、大人になってトリスバー"モンテクリスト"を開店したりもした大田区の蒲田が聖地だと思いますが…

関東在住だとわりと簡単に行けて、素晴らしい温泉や海に珍スポットだらけで食べ物も美味しい静岡県伊東市!
伊東市といえばうちの秘密結社所有の秘密基地が有り、年に数回は行っているので伊東旅行の模様なんかも何度も紹介していますが、同じ伊東には『梶原一騎先生顕彰之碑』があります。
これは、リアルタイム世代でもないのに梶原一騎作品を子供の頃から愛し続けた私への導きでなくて何であろう。

そんなわけで十回以上は訪ねており、旅行記も何度も書いているのに今まで紹介していなかった、それは静岡県道111号線沿い…
梶原一騎先生の代表作でもある「空手バカ一代」でもおなじみ、添野義二館長率いる士道館の大室山一騎道場にあります!
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そう、かつて梶原一騎先生が会長だった士道館、その道場は世界中に凄い数があるはずですが、伊豆総本山となるここは『一騎』の文字を冠している。

ここに梶原一騎先生顕彰之碑、
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肖像画の碑もあります!
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ここで「タイガーマスク」のフィギュアを取り出しましょう。
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何故ならここには、虎の像もあるから。しかし翼が付いてないし、この像は虎の穴とは関係ないのかな。
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そんなわけで、伊東市に合宿に行くと毎度のように拝んできている士道館大室山一騎道場。あの時も、
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この時も、
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また夜にも…
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もし善良なるカジワラーである事が理解されず、士道館の方に不審者扱いされでもしたら私も格闘家のはしくれとして空手家たちと一戦交えるかもしれない覚悟を決めて行っているし、というか人がいれば一応断りを入れたいとも思うのですが、いつ行っても全然開いてません。

前にこのブログでもちょっとだけ紹介した、「ドラゴン魂 創刊号」(オルタナパブリッシング刊)。
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この中で士道館館長・添野義二インタビューが誌面で行なわれ、付属DVDの方でもまさにこの大室山一騎道場訪問を訪問しての質問・探索等を長々としていたし、見た感じも間違いなく運用している施設のはずですが、単に時間が合わないのか。
これを読んでる貴方も是非行ってみてください。そして、どんな様子だったか教えてください。



  1. 2016/08/08(月) 23:00:23|
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新戦艦大和 小説+漫画、試読会+復刻グラフィック展

東京・銀座のチーパズギャラリー(CHEEPA'S GALLERY)で、今週金曜から
『新戦艦大和 小説+漫画、試読会+復刻グラフィック展』
が開催されています!!

​チラシ表、
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​チラシ裏。
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ええ、梶原一騎ネタです。そして「新戦艦大和」
まずは1961年から1963年まで日の丸(集英社刊)にて連載を開始した、小説です。いや挿絵画家の吉田郁也先生が絵を描いているので、正確には『絵物語』と言った方が近いですかね。
それから1963年から翌年まで同作が少年画報(少年画報社刊)にて団鉄也作画の漫画として連載されました。
そんなわけで梶原一騎作品でも珍しい活字と漫画原作と両方が存在する貴重な作品なのですが、これが共に単行本未刊行のまま。連載当時を知る人にも忘れ去られ、私のような後追い世代の読者でも一部のマニアだけが幻の作品としていつか読む事を渇望していた…それが本作。

そりゃこんなイベントを知った私は、チーパズギャラリーに走りましたよ。
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おお…この通り撮影もウェブへの投稿もOKとの事。復刻した作品をパネル化した物や、他作家によるトリビュートアート、オリジナル挿絵画を描いた吉田郁也先生もまだ健在で何と新作も展示していました。
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オリジナル本と、ミニチュア模型は石田剛氏の手による物。
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今やスキャナーやデジタル復刻の技術が発達していて、オリジナル本が1冊でも現存していれば裁断の必要も無く本に出来るのだとか。となれば今後も、まだまだ日の目を見ない梶原一騎作品を全て復刻して欲しいですよね。
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左が小説版、右が漫画版、共に300ページあるのを完全復刻してくれていて、もちろんこの場でじっくり読ませて頂けます。
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これをペラペラめくっていく形ですが、いつでも本にして販売も出来るのだと思います。
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古本屋を巡っていれば少年画報を見かける事もそりゃありますが、今ではありえないこういった表紙がけっこうあります。そういえば予科練とか戦時中を舞台にして戦闘機だのをカッコよく描いた実録っぽい戦記モノって、ほぼ絶滅しましたよね。長い続く平和のため、もう戦争が上手な偉い軍人さん兵隊さんの英雄は求められていないというか…
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物語のキーとなる悪役は世界征服を企む軍事科学者で、マントを羽織ったキラー博士。小説の挿絵はこのようにリアルなタッチですが、
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漫画になると愛嬌がありますね。
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戦艦大和といえば史上最大の戦艦ながら先の大戦で沈んだやつですが、空を飛ぶ性能も加えて今度こそ無敵にした新戦艦大和に搭乗する日本人の主人公親子を、このキラー博士が狙う!
キラー博士の策略で何と真珠湾を再び奇襲攻撃して日本のせいにして、アメリカも戦闘体制に入る…単純に両者の戦闘だけではない智略が描かれていましたね。
それでも少年漫画の事、このような水爆ロボットも登場して…
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ああ、最後は日本側が水爆を使用するヤバいラスト!いや最後は勝つ側に立てるのだから痛快だと評するべきなのでしょうが。

ちなみに1961年の時点で戦艦大和を飛ばしている事で、ずっと後に「宇宙戦艦ヤマト」を描いた松本零士先生に対して梶原一騎先生がクレームを付けたという説がありますが、本当はどうだったのかな。
とにかく私は、長年読めなかった梶原作品を読破出来た喜びに打ち震えています。

あ、記念撮影コーナー。軍モノとか着てれば良かったのですが、こういう予定も無かったので普通にアロハな私。
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3Fにあるギャラリーの下、1F・2Fはチーパズカフェ(CHEEPA'S CAFE)はフィギュアが壁一面に並んだ楽しそうな所。
そして6月17日に始まったこの貴重な展示は、6月26日の日曜日まで行なわれています。入場無料だし、この機会を逃さず行くべきでしょう!


  1. 2016/06/19(日) 23:57:16|
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まことちゃんポスト、その他の楳図かずおネタ

東京都豊島区目白の、"切手の博物館"へ行ってきました!
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何で私が郵便切手なんか見にいってるのかって!?
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いやいや、これですよ…まぁ↑の写真でも大部分の方が分かったと思いますが、開館20周年を記念して正面玄関の郵便ポストが今月からまことちゃんポストになったから。
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うおお、背面と側面…グワシ!!サバラ!!
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しかし切手の博物館開館20周年は良いのですが、なんでその記念に「まことちゃん」なのか!?
楳図かずお先生が住んでいた事がある土地だとはいえ、そこは謎ですが(ネット検索したら説明がありました)。

あとは、この『まことちゃんポスト』設置記念としてグッズ販売もあったのですが、それはこの中、有料スペースに入らないと買えない。
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無料で入れるミュージアム・ショップもあるのですが、そこでは今回のまことちゃん関連グッズ販売はしていないというズルさ!
でも、切手の博物館は入館料金たったの200円なんですね。切手にさほど興味無いとはいえ今回楳図かずお作品を採用してくれたお礼としては安過ぎるくらいなので支払って入館し、
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中で『まことちゃん切手』を買えました~。
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52円切手ですがほぼ倍額の100円で販売しています。まぁどうせ使わないだろうから額面あまり関係ないですね。
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あまり時間も無く、今回はまことちゃん切手を買うために入館したようなものでしたが、ざっとだけ館内を見て回りました。
1階の展示室では現在の企画展は『開館20(にゃんじゅう)周年記念 ふたたびのネコ』展で、2階は水原明窗記念コーナーと図書室。物凄い量の切手関係の何かがファイリングされているっぽくて、おじいさん達がせっせと資料を漁る姿を見ていいなぁと思いました。私は今の趣味のほぼ全てが10数年前から変わってないんですよね…未知の世界である切手収集の人達を眺めるのが面白かったです。趣味は多く、深いに越した事はありませんね。


あとあと、現在都内の電車内でこのような広告が貼られています。そう、ライザップの森永卓郎が…
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って、違う違う!その左上、スマイルコンタクトの広告に楳図かずお先生の絵が使われているのです!
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我々ウメカニストは常に楳図絵を観れるわけだし、イベントなどでそれなりに作者の姿すら見る事が出来るわけですが、こういうのは趣味も誰も関係なく広く無理矢理に楳図絵を見せられるわけですからね。これって、もう4年近く前に「ココ」で紹介したLUMINE(ルミネ)の広告以来の嬉しい状況だったりするのかな。


さらにタイムリーな楳図かずおネタを続けると、私はこのGWに吉祥寺でまた楳図先生ご本人と遭遇し、大好きな作品の数々を生み出してきた悪魔の右手と握手してきた!

また、近いうちに盛り上がるであろう楳図ネタとしては、年内の公演が予定されている「わたしは真悟」のフィリップ・ドゥクフレ演出によるミュージカル化か。あんな名作漫画を劇でなんて正気か、とも思いますが、やっぱり行った方がいいのかな…
実写映画化なんかでいつも思うのは、あの楳図絵が見れない時点で作品の魅力は半減している事。漫画と別物になるのは当たり前なので、せめて初めて観る作品としてでも楽しめれば良いのですが。


はい、今夜はまことちゃんポスト(目の周りに余白があるのは、『目白』だからとか)、
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そしてスマイルコンタクトの広告でした!
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  1. 2016/05/07(土) 23:59:01|
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プロフィール

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Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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