しばらくフランスに行ってきます。
無事に帰ってこれたらまた報告しますが、それまでこのブログはお休みです。
また来月お会いしましょう!!
- 2007/09/23(日) 10:38:50|
- 古本 番外編
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こんばんは、私はBRUCEです。
私のブログを読んだ方に、何でブロガー(私・BRUCE)のプロフィールが無いのかと聞かれました。
言われて初めてプロフィール欄があったのを発見した位で、何も考えてなかったのですが…今月のBRUCE生誕30周年を機会に、今回は私の略歴を簡単にたどってみましょう。
それでこの日記をプロフィールの所に貼ればいいですね。
------------
そんなわけで、今回は私のプロフィール用ブログです。
でも昔も今も"無意味"を信条に生きる私ですので、何をしてきたとかこんな思想だとか、語れる事が少ない。
それに、経歴を語る事ができたとしても、自分がどんな人間かなんて自分で分かるわけがないのですよね。
だいたい他人の事なんてそれほど興味ないだろうし、私も恥ずかしいのですが…でも過去の写真を引っ張り出してきましたよ。
まず私は1940年生まれで1973年に死去しました。
・・・おっと、いきなり自分を
BRUCE LEEと混同してしまいました。
やり直してと…
1977年に生まれ変わり、保育園時代に早くもこんな映画に出会ったのです↓

それから、わりと可哀想な少年時代を経て、学生時代は学校ではほとんど口を開かず、授業中も休み時間も本ばかり読んでいました。
家に帰ると、主な活動はこんなでしたが↓

これは、部屋で一人でLEEになりきり…カンフー着来て変な写真撮りにでかけて…時間さえあれば中古レコード屋や古本屋、個人売買の雑誌も使ってLEEグッズを集めまくり…といった私の10代を、よく表した写真ですね。
こんなの↓も出てきました。

中学生時代に実家にTVとビデオが入ったので(それまでTVがない家庭だった!)、帰宅すると親がいない時間は
BRUCE LEEの映画を毎日観てたのですが、これは雑誌
「映画秘宝」に登場して
オーケンと対談した
中川翔子(しょこたん)が全く同じ事を言ってました。
しょこたんは
楳図かずお先生、
水木しげる先生、
諸星大二郎先生といった漫画家も好きなんだそうで、しかも
中野ブロードウェイ徘徊癖があるだなんて、趣味が私と似てる…って、いや、もちろんあちらは美貌のアイドルで有名ミュージシャンを父に持つ身であり、私は田舎の暗いDT野郎でしたが。
こちらは、宝物であるトラックスーツを友達にも着せてあげた時の写真。

私が持つ格闘技の位は合計三段。
柔道、剣道、銃剣道でそれぞれ初段でして…この初段ってのがミソというか、つまりどれも中途半端なんですよね。
近年も街の道場…というかスポーツジムの一室に截拳道(ジークンドー、Jeet Kune Do)を習いに行ってたのですが、それもまぁいろいろダメすぎて止めましたし。
あと、ブルース・ツーという何もしないユニットをこの二人でやってます。

漫画活動としては、大好きな
月刊漫画ガロに読者投稿の4コマガロで何度か載ったくらいですが、パクリネタで水彩画の
「ねじ式」とか(これはこの人にあげました)、

ペンとホワイトで描いた
日野日出志先生の
「地獄変」は、現在も部屋の隅に貼ってありました。

私は大の映画ファンでもあるので、映画についても触れておきましょう。
とはいえ、好きな映画について語るのは難しいですね。
ジャンルで言えばやはり怪奇、ホラー、SF、BRUCE LEE(これもジャンル)…とか言っておけばいいのかもしれないけど、それだけじゃないし。
黒澤、
北野、
塚本、
ブラウニング、
ヒッチコック、
キューブリック、
ポランスキー、
キシロフスキー、
ホドロフスキー、
ロメロ、
アルジェント、
リンチ、
デ・パルマ…
こういう有名監督の名前ならまだまだ出てきますが、そんな一般的な評価も高い監督の映画も大好きで、時間かけて天才に作りこまれた映画は感動で体が震えるし、本当に涙が出るほど好きです。
そのはずですが・・・・
でも今、部屋に積まれてるビデオやDVDのラインナップを見てたら、何か自分で情けなくなってきました。
一般でB級、いやZ級とか言われる、いかれたトラッシュ映画の方がずっと多いですね。
東映クソVシネマとか、オリジナルを馬鹿にしすぎのパクリ映画、そんなのもいっぱい目に付きます。
三島由紀夫の愛読者であった私は、学校を出てから軍隊で少し修行しました。


その後、やっと稼げた交通費と当座の生活費だけ握り締め、武者修行のためフランスへ渡って一年間過ごしました。
フランスには蹴り技主体の格闘技・サファーデというのがあると聞いていた…というか読んでいたのでね、ほら
「空手バカ一代」で。
ConNichonWaaah(コンニションワー)!!
[ ※映画
「TAXI2」より。全てのフランス人は日本語を勉強する時(コンニチハ)を↑のようにして覚えます。
全てのフランス人がそうであると思っていただきたい。
ちなみに直訳すると「馬鹿−おっぱい−わぁ!」 ]
最初の三ヶ月ちょっとは南仏のニース(Nice)で住みました。
住居から数分で付く紺碧海岸で肌を焼き、ミッシェル・ガン・エレファントのようだった私。

でも私って肌を焼くとすぐこんなんなっちゃうんですけどね(↓この写真は後年)。

残りの期間はパリ(Paris)で過ごしました。写真はパリのアパート屋上から。バックにモンパルナスタワーが見えます。

大好きだったジャン・コクトー美術館や、ジム・モリソンの墓とか…感慨深い場所、ライヴ等は数多くありましたが、他にフランスで何を熱心にしてたかって言われたら、蚤の市や中古レコード屋での物漁り。
写真はあの、映画
「ピンク・フラミンゴ」(PINK FLAMINGOS)で有名な
ディバイン(DIVINE)が出していたレコード(この他にも数種ゲットしました)。

もちろんロックやフレンチポップス等のレア盤も安値で買いまくった…
私が渡仏していたのがどの時期だったか、
北野武監督映画で言うと
「BROTHER」の時期でして、

日本に先駆けて公開された
「BROTHER」の、フランス版タイトルは
「ANIKI MON FRERE」だったんですよ。
内容もタイトルもアメ公向けに作られたこの映画でしたが、ANIKI(兄貴)だなんて、いいぞフランス版!
パリで最初に住んでた場所のすぐ近所には、無縁仏の骨で埋め尽くされた長く恐ろしい地下通路・カタコンブがあり。

…フランスの話はこれくらいでいいでしょう。
実はこれをアップした次の日になる、9月23日にはこの時以来だから…7年ぶりくらいになるフランスへ行ってきます。
今回はたった一週間くらいの旅ですが。
他に行った国で印象が深いのは…あまりないなぁ(笑)
台湾には長めの旅行で二度行きましたが、生息する素敵オヤジを"観る"事にばかり時間を費やしちゃった。
凄いカオは写真に収めるのが不可能ですが、それでも好きになったいいカオさんの、一部紹介。
前に写ってるのは、おとりボーイ(
根本敬先生の手法)。

彼女に振られた時は頭を丸め、一ヵ月半の修行期間を設けてカナダへ。もちろんナイアガラの滝にうたれに行ってきたのだが・・・
フーターズ(Hooter's)で巨乳におぼれてしまったのです。

時々モヒカンに刈って凶暴化します。

それからも何だかんだいろいろありましたが、現在は東京都、それも中央線在住です。
貧乏人ながらも、ずーっと古本屋巡りを続けていますよ。
部屋が本で埋めつくされても、それを読む暇も惜しんでまた次の本を探しに走り…本末転倒。

この写真などは新潟県の実家にいた時代の物ですが、壁沿いにいくつもある本棚に入りきらず、積み重ねてあった本だけでこの量でした。
しかし田舎は時間の流れが遅いですよね。近くの奥只見ダムに行って長時間ボーっとしたりしてたのに、

何で今は生活に追われて常に時間が足りないのだろう…
兄妹でこんなの。

多分・・・
遠藤ミチロウ風だった時。


そろそろ疲れました。
そして読んでる貴方も、人の記念写真みたいなのを見せられ続けるのはきついでしょー。
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この漫画ブログ、
大悟への道(旧名・名作漫画ブルース)は、去年の初めあたりに永福町の
マクドナルドで出会ったスペースアルクの方に頼まれて書き始め、1年3ヶ月くらいで207回に渡ってアップしてきました。
しかしスペースアルクのMANGA部門消滅に伴い、このfc2ブログに移転してきたのです。
ブログでは漫画についてを中心に語ってますが、他にも愛する物はたくさんありますので、今夜は補足として軽く触れておきましょう。
さっき映画については少し書きましたね。
活字本も大好きです。
小説は怪奇・幻想小説が特に好きですけど、他に一部の純文学とSF小説なんかも読み続けてます。
あ、怪奇小説と言って普通に通じるのでしょうかね。
有名所だと
夢野久作、
江戸川乱歩、
小酒井不木、
海野十三…
アーサー・マッケン、
H・P・ラヴクラフト、
ポー…
なんて、小説の話もここでやってる漫画並に始めちゃうと、また大変な分量と時間を食うからやっぱりヤメ。
音楽。
ジャンルで言うとProgressive Rock、Gothic Metal、Positive Punk…
平行して日本のアンダーグラウンドなフォーク、例えば
あがた森魚、
三上寛、
友川かずき、それに中学生時代から大好きだった
大槻ケンヂ関連と
戸川純関連も未だに買い続けて音源コンプリートしてます。
でも、こうして見ると暗いのばかりですね。
こんな奴ですが、これからはTVのバラエティ番組とかトレンディドラマも見たり、思い切ってカラオケ屋さんに入ったりもしてみようかな。
だって、このままじゃ流行に乗り遅れるもんね

ま、これからもどうぞよろしくお願いします。
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※ここに私が尊敬する漫画家、その他の分野で活躍する方々と出会い、撮った写真を貼ります。
(そうすると、会ったのに一緒の写真を撮ってない方々は載せられないので悔しくもなりますが…)
多少寒いかと思いつつも友人の要望で貼りましたので、ここはそのうち削除するかもしれません。
2006年9月2日、ホラー漫画の巨匠・
楳図かずお先生と、吉祥寺で。

2008年9月10日、同じく
楳図かずお先生と、吉祥寺で。

2006年11月18日、そしてもう一人のホラー漫画の巨匠・
日野日出志先生と、銀座で。

↑この重要な二人との出会いをこんなピンボケ写真でしか残せなかったわけは、当時はフィルムの一眼レフカメラしか持ってなかったので、人に撮影を頼むとこんな出来上がりになったりしてたから。
2007年1月2日、
羽生生純先生と、高円寺で。

2008年9月23日、同じく
羽生生純先生、そして
河井克夫先生と、高円寺で。

2007年1月2日、
韮澤靖先生と、阿佐ヶ谷で。

2008年6月12日、同じく
韮澤靖先生と、阿佐ヶ谷で。

↑この
羽生生純先生、
韮澤靖先生のお二人は近所に住んでいるのもあって他にも何度もお会いしていまして、嬉しいものです。
2007年1月7日、
水野晴夫閣下と、九段下で!

2007年4月5日、
ゾマホン・ルフィン(Zomahoun Idossou Rufin)さんと、高円寺で。

2007年9月2日、同じく
ゾマホン・ルフィン(Zomahoun Idossou Rufin)さんと、高円寺で。

2007年4月15日、
大越孝太郎先生と、中野で。

2007年9月27日、映画
「アメリ」の
ジャン=ピエール・ジュネ(Jean-Pierre Jeunet)監督と、同作の舞台になったパリの
カフェ・デ・ドゥ・ムーランで。

2007年11月10日、
ザ・グレート・カブキ様と、飯田橋で。

おっと、女性で尊敬する作家さんもいますよ。
2008年5月24日、
辛酸なめ子先生と、高円寺で。

2008年7月26日、同じく
辛酸なめ子先生と、恵比寿で。

2008年8月2日、
市場大介先生と、銀座で。

2008年8月30日、
畑中純先生と、調布で。

2008年8月30日、
ちばてつや先生と、調布で。

あとは歌手部門。
あがた森魚様とのこの写真は、2005年くらいだとは思うのですが…正確な日付が分からなくなりました。

こちらはわりと近年ですが、やはり正確な日付は分かりません。
あがた森魚様とはこれ以外にも何度も飲んだりさせて頂いていて、他に私はほぼ同時代から活躍していて、未だ孤高の活動を続ける二人の尊敬する歌手がいるのですが…それは既に↑で書いている通り
三上寛様と
友川かずき様。
二人ともお会いしてサインを頂きはしたのですが、一緒の写真が残っていませんでした!
はい、サヨウナラ。
- 2007/09/22(土) 23:58:08|
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先週の9月13日で、私は30歳を迎えました。
おめでとう!
ありがとう!
若者嫌いの私は自分もまだ20代でしかない事にずっと後ろめたさを感じていましたが、それも30歳になった今からは無くなるのでしょう。
それだけに今日だけは、イベント事を重視しない私にも嬉しい日。
そういえば私、暗い青春時代に熱心に読んでいた
月刊漫画ガロ誌上で、
みうらじゅん先生が
「ディランがロック」というエッセイを連載してたので愛読していたのですが、まだ高校生だった私は、こんな文章を見つけて熱くなってたのを思い出しました。
『そうなんだ人間って歳をとるごとによくなっていくはずなんだ。目に見える肉体は朽ち果てていくが、目に見えない魂は、経験という修行をくり返し向上していくものに違いない。
(中略)
「あの頃はよかった」なんて語り合う同窓会にだけは出たくない。前進し続ける人間に、振り返っている暇などどこにもない』とね。
その後さらに、経験という修行を全くつまない人間も存在するし事を学びましたね。
それと若者は化ける可能性を秘めているわけですからね、侮れないのは分かりますが、その時点での"若者"と呼ばれる奴らは私、大抵嫌いですな。
だって根拠のない自信で寒い事ばかり言うでしょ(笑)
自分の思い出したくもない過去を考えてますますそう思うわけですが。
50歳とかの人から見たら私も若者でしょうが、精神は老人なのです。腐り始めてるのです。でも腐り始めだからこそ出来ることをしていこう。
ついでに肉体的にも、会う人会う人に『太った』と言われるし、ずっと両目共に2.0だった視力も落ちてきて今や景色がかすんでます。
…誕生日過ぎたばかりの時にくだらない事ばかり書くのはやめときましょう。
ここの所ずっと仕事で深夜帰宅が続いていたのですが、20代最後の夜は少し時間があったので職場がある神楽坂にて、終電まで居酒屋・
竹ちゃんに一人で寄り、読書しながら生ビールをガブ呑みしました。
その時読んだ、つまり同時に20代最後に読んだ本となったのは文庫版
「俺 勝新太郎」。

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生誕30周年記念祭の第一弾としては、大好きな
せい家で豪華なスペシャルラーメンを食べましたよ。
トッピングいっぱいで値段はノーマルの倍以上するの。

今時こんなの使ってるのか!私のボロ携帯も写ってしまいました。
ストラップはBRUCE LEEと
小林よしのり(よしりん)先生。
さらに友人達に自らメールを送りつけて誕生日をアピールしまくった私は、数日間に渡っていろいろなお店でごちそうになりました。
阿佐ヶ谷は、まず
寄り本舗。

焼肉も安くて美味いし、牛スジ頼むとこんな↓鍋で出てくるんですよ!

店内に変な神棚みたいなのがありますが…

重ねて肉。他の日に
安楽亭にも呼ばれました。

三鷹市では
一圓。
店員さんがイケメンのロン毛ばかりでホストクラブに間違えて入ったかと思いました。

店長さんも面白すぎ!

さらにこの日の夜は高田馬場で、まず有名な
とり安。

ライターの友人・T氏。

彼はこんな素敵T-シャツを仕込んで来てくれました!

最近まんだらけが自ら復刻した
梶原一騎先生の
「男たちの星」に付いてた物ですね。
その後、
串八珍→とっておきの居酒屋にも行った後、駅でパチリ。

さらに別の日の新宿では、店内に釣り堀があって自ら釣った魚を食べられる店・
ざうお。



↑のタイを釣る時は餌になってたエビさんですが、自身が主役となって刺身で登場した時もンマーイ!

----------------
さてさて。次は友人達から頂いた(徴収した)、有難いプレゼント紹介。
まずBRUCE LEEネクタイ。

そして
「梶原一騎直筆原稿集『愛と誠』」(
風塵社刊)。
これは布張りハードカバーで、原稿用紙のカラー写真を載せた巨大すぎるな本(436ページ)!!


全16巻からなる漫画史上の傑作
「愛と誠」の原作を、たった一冊にまとめたのだからそれは凄い分量になります。
しかも欠番になった回の原作も存在するのだから、
「愛と誠」ファンには嬉しすぎる本ですね。
それなら何で今まで持ってなかったのかと言えば…定価25000円は高すぎたのさ。
それに私は古い本にばかりお金を回してるので、どうしても新刊は後回しだったのです。
次は付けヒゲ。この二種の他に、もう一種類頂きました。


この撮影場所は既に紹介した三鷹市の一圓で、ここからはでかい餃子を頂きました。本当にいつもお世話になっています。

さらにさらに!
辛いモノに目がない私なので、こんな調味料も頂きました。
華倫変のカラー漫画
「忘れる」が載ってる、1998年の
ヤングマガジン増刊赤BUTA。

この写真の右に見えるのは…
未だにCDを家でテープに録音してウォークマンを持ち歩いてた私に対して、何と高価なi-pod!!

そしてお酒も外せないでしょう。レアな日本酒も頂きました。

しかしゴッド
BRUCE LEEに
梶原一騎先生、音楽、酒、激辛…付けヒゲは今月ある所で使うので私からリクエストした物ですが、皆さん私向けのプレゼントを良く分かってます!本当にありがとう!!
でも中にはふざけた奴もいて、ピンクブーメランのパンツをくださりましたよ!
それはもう
あんど慶周先生の
「究極!!変態仮面」よろしく、やりましたよ!これ↓

これは
「毛主席語録」。

違う、違うんだ。私は共産主義者じゃ・・・

最後に、これは自分で自分に買ってあげた
三上寛「お父さんが見た海」(
思潮社刊)。
三上寛氏の本もレアなのが多くて高価だし、なかなか全著作は揃いません。

----------------
そんなわけで無事に生誕30周年を迎えましたが、昨夜は平日というのに高円寺・アニマル洋子の店員二人と朝の五時過ぎまで語りながら呑み、金曜の今日は9時出勤している、まだまだタフガイな私です。
これからもどうぞよろしくお願いします。
- 2007/09/21(金) 23:53:40|
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こんばんは。
本宮ひろ志先生の
「さわやか万太郎」紹介も今回で終わりです。

最後に
花見万太郎が挑戦するスポーツは、サッカー。
万太郎を娘の旦那と認めない、
松平五月ちゃんの父親はフランス帰りのサッカー狂。
彼に呼び出された万太郎は、今度日本で開かれる青少年によるワールドユースサッカー大会で
『日本を優勝させる事ができたら正式に五月をやる!』
と宣言されました。
その時に
『日本ではサッカーはあまりポピュラーなスポーツではないが
ヨーロッパ ソ連…南米諸国! 世界中の国ぐにで熱狂的に支持されているスポーツだ
その勝ち負けで 国と国とで戦争がおきるぐらいにな!』と説明されているのですが、今では考えられないセリフですね。
この当時は1979年(単行本8巻が出たのは1980年)。
時代が流れ、サッカーに興味ない私には耐え難いくらい幅を利かせるスポーツになってますから…。
私はサッカーは嫌いですけど、サッカー漫画は好きですのでね(これは野球漫画の時も言いました)、
「さわやか万太郎」のサッカー編は楽しく読んでます。
前回のボクシング勝負でレフリーをしたユースチームの
松本監督が、動物的な身体能力を持つ男たちを集め、元々サッカーやってた上手いチームの二軍にします。
二軍!?とはいえ、実際はこちらの型破りなイレブンに期待をかけています。
普通にサッカーが上手くても、世界レベルに通じるわけがないし…だいたいこれは
本宮漫画ですからね。
その二軍チームのメンバーが、かつて万太郎と戦った野球編の
平田新蔵、ボクシング編の
海原総一郎、何故か同級生(というか子分)の
カニ、女の子なのに五月ちゃんまで入り、他は初登場の面々。
中にメガネの双子がいるのですが、この顔で双子の…こいつらは
本宮先生自作の
「男一匹ガキ大将」のオマージュですね。分かる人少ないでしょうが。
11人でボロい合宿所にぶち込まれ、自主性にまかせてコーチも置かれずに、彼らだけで共同生活をしていく事になるのですが…
こういう生活では絶対に必要なのが頭(リーダー)。
どうやって決めるかという話になった時、平田が
『やっぱりさわやかに ケンカで決めるしかなかろう』と提案し、それに皆が普通に賛同するのがウケますね。
ケンカ自慢のこの面子でも、やはりバケモノ並の強さで勝ち残ったのは万太郎、平井、海原。
そしてこの三人の決着は既についているというわけで…万太郎が頭に決定。
そして初めての練習試合で万太郎が出した指示とは!
『バックスもフォワードもセンターも そんなもの関係ない!作戦はいっさいなしだ!
なん発あのゴールへぶちこめるか それだけだ わかったなァ!』…です。
そんなのでもそれぞれの身体能力が普通じゃないので、見方同士ボールの取り合いから点の入れ合いで50点以上の点差(!)をつけて勝ってしまいます。
次はサッカーのエリートである全日本チーム一軍と戦い、勝った方をユースの正式なチームとしてヨーロッパ遠征に派遣される事になりました。
で、作戦もなく11人の"個人"で暴れまくるだけの万太郎率いる二軍チームは、フォーメーションがどうとか監督の指示通りに動く一軍に惨敗。
でも今後こそが、反省した二軍チームによるド根性の見せ所ですね。
このタイミングで、2ページ使ってオーバーヘッドキックで派手に登場したのは、松本監督に選ばれた
十一番目の男。
いつまでも五月ちゃんを入れておくわけにはいかないですからね。
この男は目はするどく色黒の男前で、万太郎とは違うタイプの主人公顔です。
これから重要な役割を担っていくのに違いない。
と、思わせておいて!
その後地味にしか出てこないし、あれ?あいつ名前すら出なかった!!
複線はっておきながら、それを作者が忘れてる事も日常茶飯事なのが
本宮ひろ志先生の漫画ですから、それでいいのです。
それから二ヶ月の山ごもりから帰ってきた万太郎たちの姿は見物ですよ!
全員真っ黒の泥だらけ、身にまとう物はボロボロ。しかも山下りてもその姿を通すのです。
残念ながら大会開幕も迫ったある日、正義からなるヤクザとの乱闘でこの11人は全員出場禁止になってしまいましたが…
最後に去年の優勝チームであるソ連チームに勝負を申し込みます。
球場に登場する時は仮面で顔を隠してる11人ですが、その仮面がひょっとこや天狗や般若にまぎれて、
仮面ライダーや
ウルトラマンまであります。
少年ジャンプは、
石森プロや
円谷プロに怒られなかったのでしょうか。
そして暴力事件でクビになった万太郎イレブンが、練習試合とはいえ世界最強のソ連チームを破るわけです。
万太郎のきりもみオーバーヘッドキックとか空飛んでるし、ボールはネットを突き破っていきました…
ちなみに、この1979年には本当にワールド・ユースサッカーが日本で行われていて、この
「さわやか万太郎」でもタイアップを兼ねてサッカーを描いたようです。作品中で大会の宣伝も派手にしてます。
------------
さぁこれで最後のサッカー編も終わり、エピローグを残すだけ。
万太郎も五月ちゃんも今年新設された番寺院高校に入り、何と同じくここに入学した平田は野球部でキャッチャーとして、あの万太郎の爆発するボールを受けています。
平田はこの漫画で敵として最強にして最凶だった、最初の恐ろしいキャラはどこへ消えたやら…
とにかくこんな二人がバッテリーなら甲子園優勝も間違いないのに、万太郎の幼な妻である五月ちゃんが実家にさらわれたために、その松平家で彼女の父親と言い争い…
学校は辞めて家も出て、土建屋で働きながら自活する事にしました。
『ぼくは自分の生き方に自信をもってる 後悔なんかしないよ
どっちの道へすすもうと 自信をもってるベストをつくし
いいことも悪いことも すべて自分のコヤシにしていけば
後悔なんて情けない感情は おきやしないんだ』と、言い残して。
しかも夜は学校に通いながら五月ちゃんをきちんと卒業させる事を約束して、見事五月ちゃん奪還。
どうやら、高校が終わったら今度は五月ちゃんが働いて万太郎を大学へいかすそうですが、この二人ならどんな試練も乗り越えるでしょう。
ああ、やっぱりさわやか。きれいな〆
またそのうち
本宮ひろ志先生の漫画を紹介しますので、お楽しみに!
わけしり顔で 深刻ぶるのは きらいだけど…やさしさだけで
生きていけるほど 人生を あまく考えてはいない
ただ これしかない これが最高だって生き方を
みつけたら その時こそ 万太郎は ぼくらの時代の
スーパーマンだっていえるんじゃ ないかなあ………
- 2007/09/19(水) 23:59:26|
- 週刊少年ジャンプ
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今夜は
「さわやか万太郎」紹介の3回目。

つまり
花見万太郎が挑戦するスポーツも3つ目…かと思いきや、しばらく軟派な日々が続きます。
五月ちゃんのいとこで、顔が同じな
葉月ちゃんが万太郎を狙って近づいてくるのですが、この娘は性格がキツイ。
で、彼ら番寺院中学がスキー旅行とシャレ込むわけです。
見開きページで始まる女風呂の描写が長々とあったりして興奮モノなのですが、パイオツもちゃんと描いてるんですよね。
つまり、乳輪があって乳首がある。良かったのかな、当時の
少年ジャンプは。
そこに万太郎のクラスメートの
寅ホタル、
カニ、
豪という三人が女装して入り込むのですが、この羨ましい回に一話まるまる使ってまして、女体!女体!女体ぃ〜!!
----------------
スキー旅行から帰ると、前の学校では生徒会長やってた秀才で、ボクシングやっててケンカも強い
海原総一郎が転校してきました。
こいつが万太郎のライバルになるのですが、転校早々風紀部を作って幅をきかせ始めました。
壇上に上がって
『番寺院中学の諸君!!
人間にとってェ 規則正しィく 礼儀正しい生活というのはあ〜
すぐファシストだの軍国主義と考えるのはまちがいです
それどころか規則正しい生活は 人間にとって心にはりをつくります
精神にみずみずしさをもたらすのです
けっして不快なものではありません
(中略)
はきちがえていないか 自由と……甘えとを!!』なんて、いい事言ってます。
しかも座禅会なんて渋い会を土曜に催し、それに対抗して万太郎達はディスコ大会を催しました。
この硬派と軟派の対決は引き分け。
五月と葉月の和製
アバ(時代を感じますね…)が
「ダンシング・クイーン」とか歌って可愛かったのですけどねぇ。
自由な校風だった番中ですが、今度は風紀部が制服の着用を全生徒に強要し始めましたよ。
しかも暴力を使うので、仲間をやられているのを見た万太郎がついにキレ、海原とのボクシング勝負が行われる事になりました!
次はボクシングか。でも長さは単行本一冊の半分ちょいくらいしかないです。
ボクシングの全国大会で去年優勝しているほどの実力者・海原はさすがに強いのですが、万太郎の底力は彼のテクニックを上回りました。
このままでは負けると思った海原は、仲間を使ってパチンコで万太郎を狙わせるという、ド汚い手を使いました!
これまで思想は違えども万太郎と同じ"男"だと思ってた海原も、こんな奴だった…
しかし両目を潰された万太郎が、五月ちゃんのテレパシー(!!)で海原の位置を教えて、逆転KOで万太郎の勝利。
そして海原のように、万太郎もリング上から演説を始めましたよ。
『おれたちはよォ!
いろんな物にめぐまれ ぜいたくな生活してるよ
あんまり がまんなんてしないで いろんなことができるし いろんな物が手に入る
へたをすると物にうもれて なにごとにもがまんできない だらしない人間になっちまう
そういう点では たしかに海原の いってることは大事なことだと思うよ
しかしなあ すでにいろんな物にめぐまれ 豊かな生活をしているんだ!
それを今さらひっくりかえす 必要なんかないんだよなあ
こういう生活の中からスタートして おれたちは先へすすむしかないんだよ
むずかしいことだよな
だけどよ バカにされてたまるかってんだっ
おれたちはそんなにダサくはねえぜ
豊かな生活におぼれて ひ弱な人間になってたまるか!
いちいち指図されないまでも 自分たちで自分のことぐらいケジメをつけられるぜ
そうだろうーっ みんなあ!!』ですって。いいぞーっ万太郎!
----------------
次回はこの
「さわやか万太郎」のラスト、サッカー編です。
今回のボクシング勝負でレフリーをしたのが全日本ユースサッカーチームの
松本監督だったので、読者もすぐ分かった事でしょう。
それでは、今夜はおやすみなさい。
- 2007/09/18(火) 23:58:34|
- 週刊少年ジャンプ
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今夜は
本宮ひろ志先生の
「さわやか万太郎」紹介の続きです。
花見万太郎と、その妻・
五月ちゃん(共に中学生)は、これからどんな活躍をしていくのでしょうか。
ちなみにこの二人は、中学生にして同じ家(花見家)に住む夫婦なわけですが、この時点ではまだキスもしてません。
同級生に『あの かわいらしい五月ちゃんを毎日みててさ ギューなんてだきしめたいと思わないの おかしいよ変態じゃない どっか体わるいんじゃないのぉ』と言われた万太郎は、心の中で
『五月はみているだけで かわいいんじゃ』とつぶやく。
うん、私と同じくストイックな男だ万太郎。
さて、前回はアイスホッケー編でしたが、次は野球編。どんなスポーツでも一流中の一流なので大会になると各部からひっぱりだこの万太郎ですが、特に野球は大本命なんだとか。
それに本当の所属部は野球部で、もちろんキャプテンなんです。
ショートカットで五月ちゃんとは正反対タイプの美少女が恋のライバルとして現れますが、すぐに負けを認めて去り…五月ちゃんは野球部でも万太郎と一緒にやる事になります。
ピッチャーとして凄い実力を持ってる事が分かって、男の部員からエースの座を奪ったのですね。
ちなみに野球部の監督として登場したのは、おしりプリプリしながら歩き、
『はーい元気ィ あは〜ん かわいいわよキミ!わたし真理子先生 よろしくね〜ん』
なんて言いながら生徒達の前に出てきた
真理子先生。
さらに『あっは〜ん』と風でスカートがまくれる、つまり
マリリン・モンローのそっくりさん。
この真理子先生が万太郎のファーストキッスの相手になってしまい、当然五月ちゃんとの騒動もあるのですが、それは省略。
こんな万太郎達の
番寺院中学(番中)が、私立中学野球大会という・・・変な私立中学だけの関東大会に挑みます。
一回戦の相手は
バイク中学『オートバイ狂の校長が オートバイ狂の学生を集めてつくった中学』なんだそうで、メンバーは全員中学生にしてバイクを乗り回してます。
でも野球は…まぁ弱いのですが、遅れて
寅ホタルという男が派手に登場しました!
『土曜の夜にはーっ 千葉に行くっぺよーっサタデイ・ナイト・チィーバア!!』なんて踊りながら出てきた、ディスコのせがれです。
こいつは投手としては変化球の名人で、バッターとしても万太郎よりでかいホームランを打ちましたが…万太郎との対決でどでかいホームランを打たれて負けたら、あっさり試合も学校も止めると宣言し、番中に転校しちゃいました。
万太郎と五月ちゃんの初キッスをはさみ、その後は簡単に決勝まで進んだ番中と戦うのは、
硬派中学という素敵な名前の学校。
こいつらは乱暴なプレイで対戦選手を次々退場にさせる上に、ピッチャー・鉄の腹切りシュートはかなり手ごわい…と思いきや、警察から出所してきた三年生達にヤキを入れられ、退部させられましたよ。
ここまで勝ち上がってきた硬派中は一、二年だけのメンバーだったのです!
そして三年生の正規メンバーははるかに恐ろしい無法者集団。勝つためには手段を選ばない彼らは、対戦相手を全員闇討ちして試合を不戦勝する汚いやり口。
彼らが優勝する事に莫大な金がかかってるらしいのです。
番中ナインも試合前日に次々とやられていくのですが、車にはねさせたり、無理矢理ウイスキーを飲ませて急性アルコール中毒にさせたり…
さらに、可愛い五月ちゃんまでやられます!
しつこく殴りまくられ、万太郎が助けに行ったら木材を倒して二人とも下敷きになりました!!
重傷ながらも不死身の万太郎は、怒り、硬派中と一人で闘おうと決意。
そこに『せめてキャッチャーぐらいは必要だろう』と、番中に転校してきた元・バイク中学の寅ホタルが助けにきてくれました。
"神●風"ハチマキをして気合い入れた万太郎はマウンドに立ちました。今までピッチャーは五月ちゃんにまかせて自分はキャッチャーをしていた万太郎は、実は凄いピッチャーでした。ならば何故ピッチャーじゃなかったのかと言えば、球があまりにも凄すぎて取れる人がいないから!
頭に血がのぼってそれを忘れていた万太郎が二年ぶりに第一球を投げると…
ボン!という音と共に、地面が爆発しました!観客に『万太郎の肩は鉄砲なんてもんじゃねえ バズーカ砲だ』なんて言われてますが、火薬使ってるだろってレベルの異常ボール。
これがノーコンなものだから、バッターも、味方であるキャッチャーも逃げ回る。
しかしキャッチャーの寅ホタルは自分の親父から『死ねえ〜っ!男だったら死んでみやがれえっ!!』とまで檄を飛ばされて覚悟を決めました。
でも一球でミットを貫通して審判と共にバックネットまで吹っ飛ぶんですよ。
そこで!!重傷の親友である
カニが特製のキャッチャーミットを持ってきました!『特上の牛革が三重になってるんだ中にはアンコのかわりに砂がかいってるつなぎは全部ピアノ線だよ』というそのミットは手を入れるところがふたつあり、両手で万太郎の球を受けとめる特別製。
ここまできたら硬派中すらも問題なく次々と三振にとります。
でも問題は硬派中キャプテンの
平田新蔵。五月ちゃんを殴りまくった男です。
彼は打率9割5分…しかもそれはヒットではなく、ホームラン率が9割5分という男!
円月打法という0.3秒で振るスイングによって万太郎の球に当ててきます。しかしジャストミートされても万太郎の球はバットを砕く威力(もうどうにでもして)!この男VS男の戦いは熾烈さを極め、ベンチの手下に替えのバットを作らせてます。
硬派中学には、バット職人がいるのです!
以前このブログで紹介した
「父の魂」を思い出しますね。
それから十二本のバットが折れ、十二個のボールが叩き潰され…平田は中学生にして、口に含んだ酒をバットに吹きかける
「あぶさん」のアレをやってます。
しかも金属バットに変えてみますが、それすらも万太郎はぶち曲げて、ついにこの打席は勝利。
次の打つ番で、二人しかいない打者の万太郎と寅ホタルがホームランを打ちまくるのですが、硬派中はピッチャー交代して主将の平田が出てきました。
平田はピッチャーとしても異常な力量を持っていて、ウォーミングアップの投球をセンターの一番深い所から始めるんですよ!
それどころかその距離でキャッチャーミットを突き破る威力の上、その球には1キロのナマリ入りボールだったそうです。
そんな力を持つ平田がマウンドから普通に投げたらそりゃヤバイですよ。
キャッチャーは何と、グローブに生肉を詰めてクッションがわりにして平田の球を受けてます。
そしてこの勝負、平田と万太郎の一騎打ちで勝った方が試合の勝者にするという、まぁ作者に都合良いルールになりました。そして勝負は万太郎の特大ホームランでゲームセット。
いい勝負でしたね。もう勝敗決した二人に恨みもなくなってます。
ああそうそう、硬派中は背番号がいいですよ。
頭、牛、億、兆、壱、万、参といったふざけすぎ背番号が見えてます。いいですねー。

はい、
「さわやか万太郎」の野球編はここまでです。
この後万太郎は何をやるのか、また次回お会いしましょう。
- 2007/09/17(月) 23:56:28|
- 週刊少年ジャンプ
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今回は
東京都武蔵野市。
ここもやはり私が昔からなじみが深い街ではあるのですが、同じ中央線の他の街のようにマニア受けとか通好みだけで終わらず、一般受けもしている人気地区ですね。
武蔵野市なんて言うより、市の中心である
吉祥寺という名前を出した方が通りがいいでしょう。
駅周辺は多摩地域最大の繁華街であり、PARCOもあるし、お洒落な洋服屋、雑貨屋、それに素敵な喫茶店、レストランもいっぱいあります。
まぁ私が行くのは、大抵いくつかの古本屋と
"DISK UNION"くらいですが。
あと、
"ジブリ美術館"もある
井の頭恩賜公園ではたまにブラブラしてるし、毎年花見でも使ってます。
あの元
ばちかぶりにして俳優の
田口トモロヲ氏や、
ガロでよく描いてた漫画家の
松井雪子先生が武蔵野市出身ですよ!
「ろくでなしブルース」や
「GTO」といったポップな中学生向け漫画でも舞台に使われていますし、
久住昌之原作・
谷口ジロー作画の名作漫画
「孤独のグルメ」で使われた(名前は変えてましたが)超人気回転寿司屋の
"天下寿司"があって、他にも様々なジャンルで名店はいくつかありますが…
お店とかの紹介はまたの機会に回して、今回は先日の土日で行われた
第35回吉祥寺秋祭りについてだけに絞りましょう。


そうだ、最後にもう一つ。
ここは
楳図かずお先生目撃情報が日本一多い所であり、実際に私もツーショット写真を撮らせて頂いたりした顛末は
ここで語っています。
---------------
さてさて、第35回吉祥寺秋祭りです。
私は吉祥寺の隣駅でもある、三鷹市で一番好きなラーメン屋
"一圓"の店主(このしと↓)とお知り合いになった事から誘われるようになりまして、以前から御輿のかつぎ手として参加しているのですね。

ちなみにその三鷹"一圓"は、ラーメン屋というのに店内にはロックが流れ、店員の男はロン毛のイケ面ばかりというのが面白いのですが、どこよりも皮が厚いジャンボ餃子や、チャーハンも麺類も美味い、安い!
おっと、ここの話は今回は関係なかった。
とにかく正装に着替えて集合すると・・・

おおっ!
同じグループに、あの
ミサイルイノベーションのドラムス・
林久悦氏を発見!!

私は彼のファンで、他のバンドのサポートで叩く時でも何度もライヴに足を運んでいるのです。
彼とは以前お酒の席でも同席させて頂き、持参したCDのジャケットにサインを貰った事もあります。

彼は漫画も描くので、お願いしてオリジナルキャラクター・
味見マンの絵も描いて貰いましたよ。

今回も写真を一緒に撮らせてくれました。

脱線ばかりしてて、なかなか御輿の話になりませんね。
私たちがかつぐのはコレ。

グループは吉祥寺の花形・
サンロードです。
ヨイショ、

あ〜らえっさっさ!!
オタクだと思われがちな私が御輿をかついでる姿は意外に映るでしょうね。
東京ではここ、吉祥寺のに近年ちょっと出てるだけですが、実は私の故郷の御輿もかついだ事はありますよ。
最もあちらは、それこそノリが体育会系すぎてダメでしたが。
こちらは東京らしく余裕があると言うか…軟派なだけかな(笑)
何しろ男女入り乱れて同じ御輿をかついでます!!
まぁこれは、女の子でも同じように出来る事を、かつて『その筋肉はもはや"聖マッスル"なり』とまで言われるほど発達した肉体を持つ私が、
ヒーコラ ヒーコラ バヒン バヒンって、へばりながらやっとかついでるんだから、情けないのがばれてしまいますか。
逆にひどいのが、吉祥寺の御輿ってかついでる最中はビールが出ないんですよ。
田舎では二週間前とかから準備と称して、町内会で集まっては呑みまくってましたからね。
台風一過で暑すぎる中だったし、呑みながらやりたかったなぁ。
カメラを向けられたら余裕を見せて、
ぐわし。
楳図先生ゆかりの吉祥寺でとるポーズは、そりゃこれしかないでしょう。
みこしなんか一日中かついでると、肉体ばかり疲れて頭の中身は使わないから、軽いトランス状態になります。
私はいつものように『人は何で生きるのか』『どこから来てどこへ行くのか』などという定番の思索から始まり、そのうち
ソクラテスの言うフィロソフィ、つまりギリシャ語のphilos(愛)+sophia(知)の結合で"知を愛する"の意を持つそれについてまで考えがおよんでました。
(これはもちろん嘘。本当は『何でウンコは臭いんだろう』とか考えてました。)
で、終わった〜ァァァァァァ


さらに凄いのは、打ち上げに尊敬するアーティストである
林久悦氏の邸宅へ呼んでもらった事でしょうか。
住居が解散場所から10分くらいの距離でして、部屋にドラム一式が三セットもあるけど、まだまだスペースがあるお家でした。
そして我が家は本やCD等で、ドラム三セットよりはるかに場所を使ってる事を改めて反省。
美味しいお酒やつまみをごちそうになった上に、
林氏の面白すぎるトーク。
この太鼓は、
林氏の自作(水彩画)。

真夜中に阿佐ヶ谷の我が家へ帰宅して、御輿着を改めて見てみると…カッコいい。
ハッピや帯は借り物でしたが、このシャツとズボンは自分の物として激安で購入したのです。
いや、チンピラのコスプレする時くらいしか着れないか。ヌンチャクでも持ってみたら少しは強そうに見えますかね。


疲れきった顔だ。はい、おやすみなさい。
- 2007/09/10(月) 23:58:44|
- 旅行・紀行・街
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今夜はまず、一昨日の画像を見てもらいましょう。

高円寺で一番の人気者としておなじみ、
ゾマホン・ルフィン(Zomahoun Idossou Rufin)さんVS我々(カンフー映画友の会)です。
このブログでは、以前もゾマホンさんを紹介してますね。
忘れた方は
ここ(←クリックできるんだよ)をどうぞ。
嗚呼、ゾマホンさん…カッコいいよ〜。
ぼきの中でイイ人物No.3には入りますからね。
どのくらい好きかと言えば、映画で神と共演した
ジム・ケリー(Jim kelly)や
カリーム・アブドル=ジャバール(Kareem Abdul-Jabbar)にも引けを取らないくらいとまで言えましょう。
前にも書いたように、ゾマホンさんは漫画の主人公になって登場して欲しい人物でもありますね。
それはまだ完結してない人生を描く
「ゾマホン物語」みたいなのじゃなくて、そうですねぇ、やっぱり少年漫画の王道・冒険アクション漫画で主人公のモデルとして登場するのはどうでしょうか。
日野日出志先生に描いてもらうとか…(絶対間違った知識から"首狩り族"の話になるな)。
映画にするなら
ニカウさん主演の
「ブッシュマン」以上の名作を作って欲しい。
晩酌の酒を切らしたので、今夜のゾマホンさん話はここまでにして私はもう寝ますが、次回までにゾマホンさんの著作
「ゾマホンのほん」と
「ゾマホン大いに泣く」を読んでおくように。これが今夜の宿題です。
その後で
「ゾマホンも知らないゾマホンの国―ベナン共和国イフェ日本語学校の今」に行くのが良いでしょう。
- 2007/09/04(火) 23:58:21|
- 古本 番外編
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本宮ひろ志先生は
週刊少年ジャンプの歴史を語る上で一番重要とも言える漫画家の一人だとは既に説明しましたが、、今度は実際に
本宮作品を読んでみましょう。
まずは…
「さわやか万太郎」。

単行本は全10巻です。
この作品、ずっと間を置かずにジャンプで描いてたイメージのある
本宮ひろ志先生が、実は二年ほどブランクを空けていて、それから久々に連載したさ力作なのです。
ジャンプ側からのVIP扱いも凄いくて、何と5週連続で巻頭にこの
「さわやか万太郎」を持ってきたのです!
そうそう、今作は
本宮ひろ志とめ組名義になっています。
内容は、スポーツ万能の主人公が次々と挑戦するスポーツを変えながら強敵を打ち破っていく、この当時流行ったパターンです。
このパターンは本当に多かったのですが、しかしそれを
本宮ひろ志先生がやると…全編無茶でバイオレンスな素晴らしい作品に仕上がりました。
この
「さわやか万太郎」の主人公は、葛飾区で江戸時代から続いた旧家・花見家で百年ぶりに生まれた男子の
花見万太郎。
ずっと男が生まれなかった女系家族(父、祖父、曽祖父は婿)の中で、節操なくでき愛されて育った万太郎です。しかも女達のでき愛に負ける事無く、男として成長していきます。
いきなり中学生になり、初セリフのシーンが…女子更衣室を覗きながらです!
タイトルに"さわやか"を冠する作品の主人公が覗き!?
大丈夫。コソコソとはせず、堂々と覗いて偉そうにしているのが、さすがはさわやか万太郎。決してムッツリ万太郎ではありません。
さて、その万太郎がどんな奴か。
テストは学年一位、スポーツ万能で一人でいろんな部活を渡り歩き、それぞれで大会を優勝させてやるほど。
もちろんケンカも強くて、しかも…友達や家族思いで、いい性格してるんですよ。
本宮先生、全ての少年の夢を実現させたキャラクター作りを意識したのでしょう。
花見家の親類数十人から攻め立てられてる父を助け、こんなセリフを吐きます。
『女は女だけで生きられないんだぞ!!
女の対称に男があって女なんだ 女の行動のすべては男が基本にある
しかし男にとって女はすべてではない!! 一部である! だから男は政治をおこなえるんだ!!
男をなめるんじゃねえーっ!!』と。いい事言う中学生だなぁ。
ところで万太郎が通う学校は
私立番寺院中学で、ここの校長が坊主もやってる
頭光先生。彼がまたイイですよ。
型破りな万太郎の理解者であり、時に厳しく叱咤する大物…なのですが、目がロンパ。そして口からはよくヨダレを垂らしてるんですよ。
それに数々の教育者らしからぬセリフがサイコー。
全ての才能を持った万太郎ですが、さらにさらに読者を羨ましがらせるのは、姫カット(ストレートのロング、耳の下あたりで段の入ったヘアースタイル)がカワイすぎる
松平五月ちゃんの存在です。

↑左の方に小さく登場してるのが万太郎と、親友のカニ。
五月ちゃんは頭光校長の遠縁にあたる女の子なのですが、こんな娘が万太郎を旦那様だと言い聞かされて育ったそうで、中学生なのに花嫁として『ご主人様』とか『万太郎様』なんて言いながら慕って付いてくるのだからもう、万太郎コンニャロー!
でも、この五月ちゃんの生まれた松平家は鎌倉時代から続いている名家であり、花見家とは全く逆で二百三十年も女の子が生まれなかった男系家族。
二百三十年ぶりに生まれて可愛がられた五月ちゃんを可愛がる父は、全編に渡って反対し続けるのですが。
-----------
さて、
「さわやか万太郎」で
本宮ひろ志先生が描きたかった事は、おそらく主人公が次々と他のスポーツにチャレンジし、強敵を打ち破っていく姿。
最初に万太郎がやるのは…何とマイナーなスポーツ、アイスホッケーです。
その前に剣道大会があったのですが、万太郎がほぼ一人でやっつけた
天竜中学の、今度はアイスホッケー部が相手になると。
この部は『少年院行きやら空手やボクシングをやってる不良ばっかり集めて都大会に優勝した』との事で、気が荒い無法者の集まり。
氷のリンクの上で、相手チームを殴る、ホッケーの棒(何て言うんだろ)で叩く、スケート靴で蹴る…こんな事をして暴れまくるんです。
対する万太郎の番中は、結成したばかりのアイスホッケー部で毎日グローブを早く外す練習ばかり。
殴り合いになった時にグローブを先に脱がなきゃ不利だからと言うのですが…
さて、本当に試合開始したら全員グローブを脱ぎ、番中の方からいきなり喧嘩をふっかけました!
そのペースで試合も番中の楽勝モードになったのですが、第二ピリオドに天竜中は何故か二軍チームを出してきました。
そして静かで不気味な雰囲気を持つ、この二軍こそが恐怖の、そして本当の敵でした。
ラフプレイが凄すぎてまともに試合ができないから二軍だったという彼らは、試合開始直後からキチガイじみた奇声を発し、いきなり全員で一人を襲うのですが、そのやり口が本気の目突きやヘディング等をしかけてくる凶暴性。
万太郎だけは手ごわいと見るや、卑劣なワナで万太郎は退場させられ…
この後はひどい暴力シーンが続くのですが、天竜中二軍チームは殴りながらヨダレを垂らす異常さ!
試合中というのに酷すぎる暴力ですが、審判も買収されているので天竜中には注意無し。
退場になった万太郎の代わりにキーパーに入った五月ちゃんも、可哀想に痛めつけられられます。
それから、最終の第三ピリオドは万太郎も出られる事になり、夫婦で天竜中と戦うのです。
『おれはスーパーマン太郎ってんだ
おれをおこらすとどうなるか とことんみせてやるぜ!!』と叫んで全員ブッ飛ばす万太郎、カックイイー!
最後は五月ちゃんの
『うふふ わたしのだんな様って 最高!』の言葉でアイスホッケー編は〆。
次回はますますメチャクチャな、野球編です。
- 2007/09/02(日) 14:14:00|
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