大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

永井豪 (15) 「ネオデビルマン」

こんばんは。
2008年も今日で最後の大晦日です。

今年最後になる今夜の大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)は、またも「デビルマン」関連として…
派生したトリビュート漫画「ネオデビルマン」(講談社刊)の全3巻です。
もちろん永井豪先生も、原作となっただけではなく自ら作品を描いています。

それでは、この企画に参加した豪華ラインアップと内容を順番に、簡単に紹介していきましょう!

まずは1巻・・・・
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「ALIEN秘宝伝」萩原玲二先生のカラーイラストで始まり、黙示録の一節を使って意味深な内容に仕上げています。
しかし不動明飛鳥了のキスシーンをはっきり描いてしまっていて、正直これはきつい。同人誌じゃないんだから…

「東京大学物語」江川達也先生が、何とミーコを中心にして描いているのですが、後半を原作のダイジェストに続けてかなり傑作に仕上げています。
江川先生は小学生時代に「デビルマン」に出会って模写を繰り返し、『自分のコアな部分を形作った』と言いますから、思い入れも違うのでしょうね。

「西遊奇伝・大猿王」ラクガキングこと、寺田克也先生はさすがに絵が上手すぎで、しかもオールカラーでセリフ無しです。
異常にまで描き込まれたデビルマン…いや恐らくは不動明と合体する前のアモンですが、モロなセックス描写もありぶっ飛んでます。

そしてきました、この方を抜きにしては永井豪先生もダイナミックプロも語れない、「ゲッターロボ」石川賢先生。
アギラというデビルマンを主人公にして、石川賢先生の持ち味たっぷりに、デーモンが何でも吸収するという設定を生かして描かれています。
このアギラは原作の「デビルマン」でもクライマックスシーンでチラリとだけ登場するキャラでしたが、こいつを使ってこうもサブストーリー作ってしまうとは…絵も圧巻です。

そしてこうも広くリスペクトされているオリジナル「デビルマン」の作者、永井豪先生。
しかも石川賢先生が作ったアギラ部分を使って、本編で描かれなかった最終決戦のシーンも読む事ができるのだから…これはファンには嬉しすぎる貴重な作品。

最後は「要塞学園」ヒロモト森一が、ダムドというデーモンを使って描いたサブストーリーです。
いきなりカラーで1ページ使ったサイコジェニーの登場で嬉しくなりますが、シレーヌジンメンも登場しますよ。
しかしデーモンの描き込みに比べて、ヒロインである牧村美樹には全く思い入れがないのか、手を抜いた絵で出てくるので笑ってしまいます。
『遅かったなオヌシ あの男と何かあったかと思ってセッシャ心配だったぞ!』
とか言ってるし…


次は2巻・・・・
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「寄生獣」岩明均先生で、と嬉しい始まりです。
時はあの悪魔狩りの部分から始まるのですが…何とラストでジジイがコミカルなデビルマンに変身する変なSF作品になってます!それでもさすがにセンスが良くて、好きです。

次の永野のりこ先生…哀しい話とアニメ調の絵柄を融合させて奇妙な作品になっています。

そして、また永井豪先生の登場。
今度はオリジナル「デビルマン」とは無関係のエピソードですが、地獄でシレーヌがカイムと合体したカイムシレーヌとなって不動明デビルマンを襲ってきます!

「悪霊」高寺彰彦先生は、さすがは大友克洋先生のアシスタント出身である画力の劇画に仕上げていて、「デビルマン」には出ない多聞天志刑事がデビルマンとなる話。
これはオリジナル作品として発表した方が良かったのでは、と思えて勿体無いほどの傑作です。

夢野一子先生は、不動明の同級生相沢路子を主人公にして学園物ラブストーリーのような始まりにしておきながら、しっかりと原作の裏側を描いています。
デーモンになってしまうと実の母親も殺し…しかし残っていた人間・路子の想い。感動します。


そしてラストの3巻・・・・
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「女フィスト(メフィスト)」三山のぼる先生が、デーモンに幽閉された代議士が娘・よしえの肉体と近親相姦させられ(頭は塚本晋也映画「ヒルコ 妖怪ハンター」のヒルコそっくりに!)、デーモンになって不動明デビルマンに倒される話。
スフィンクスの問いかける謎とからめて、深みが出ています。

「クルクルくりん」のとり・みき先生がシリアス路線で描いたのは、悪魔王ゼノンが出現する直前の小学校を舞台に、女教師・進藤先生の変態性欲と絡めて描いた作品。
PTAが読んだら確実に眉をしかめる、ヤバイ内容になっています。

「地上最強の男 竜」風忍先生は、さすがダイナミックプロが誇る変すぎ漫画家。
主人公は悪魔特捜隊のMK23と呼ばれる神月真美。原作キャラは使わずに、設定だけ少し「デビルマン」部分があるのですが…
当然わけのわからない風忍節は健在で、というよりこれはいつもの風忍先生の個性そのままで、クールな絵柄ながら難解すぎるオチになっています。

「多重人格探偵サイコ」田島昭宇先生は、シレーヌ編の一部を自分の絵柄で再現していて、かなり原作に忠実なリメイクと言えるでしょう。
オリジナルと比較しながら読むといいかもしれません。

「重機甲兵ゼノン」神崎将臣先生は、何と不動明がひどいイジメられっこという設定で…個人的には絵が苦手すぎます。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」安彦良和先生はオールカラーで登場…ですが、絵柄もパロディ内容もひどすぎます。逆にこういうのが好きな方もいるでしょうが。

そして大トリが「セクシーボイスアンドロボ」黒田硫黄先生で、この方はさすがに凄いです。
例の筆を使った独特な絵柄で、原作にない家族のドラマに「デビルマン」キャラを少しだけ絡めた傑作に仕上がっています。


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…と、こんな感じで総勢17名の一流漫画家たちが「デビルマン」トリビュートしているわけです。
漫画家のラインナップも雑誌社が選んだというより、「デビルマン」ファンで描きたい人達が進んで描いたのではないでしょうか。

このトリビュート企画はコミックガンマ(竹書房刊)で始まり、雑誌の休刊によって週刊モーニング 新マグナム増刊(講談社刊)に引き継がれたもので、描かれた期間は1996年~1999年。

私は江川達也先生が描いた号を未だに所持していますが、これには江川達也先生VS永井豪先生の貴重な対談も載っているのです。
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とにかくそれぞれが思い入れたっぷりにレベル高い作品を描いてますので、「ネオデビルマン」参加漫画家の中に好きな先生がいたら、確実に持っておくべきでしょう。

それでは、2008年はこれでお別れ。
来年もよろしくお願い致します。
よいお年を!


ゆくぞ~!
地球に生き残る覇者がデーモンか!? デビルマンか!?
これが地球最後の決戦となる!
人類を滅亡させたサタンを許すな!!
かかれ~っ!!



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  1. 2008/12/31(水) 21:40:35|
  2. 永井豪
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ホラー漫画(35) 西たけろう 1 「吸血蛾人」

今夜は西たけろう先生の…「吸血蛾人」(立風書房刊)です。
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月刊漫画ガロの70年1月号に、有名なシュールすぎる変な劇画「悪夢」を載せているのですが、当ブログにおけるジャンルはホラー漫画にしました(まぁ当たり前)。

さて大悟への道初登場の西たけろう先生ですが、これまた漫画マニア"だけ"にはよく知られている漫画家でひたすら"ヘン"です。
顔写真は単行本に載ってもいますが、その生い立ちや経歴は謎だらけ。

未完成すぎる絵柄と、シュールすぎて誰にも意味が分からない物語で後年コアなファンが出現し始めたという位で、作品を発表していた1960~70年代には人気なくて売れてないためもあり、単行本はほとんどが激レア。
「呪われた私」「助けて!だれか」「血とバラの儀式」「世にも恐ろしい物語」「血のしたたり」

そしてこちら↓は私は読んでいないのですが、
「怪奇後楽園」「怪奇巨人阪神戦」「怪奇近鉄阪急戦」「怪奇夜のヒットスタジオ」「怪奇歌合戦」「怪奇T局ボウリング選手権」
などという、タイトルを見ただけでヤバすぎて笑うホラー(!?)漫画も存在します。

恐らく安い原稿料の中で生きる為の日銭を稼ぐために描いていた西たけろう作品群は、既に挙げた作品群のタイトルと同じように、流行を安易に取り入れて思い付いた事を即漫画化した感じです。
作品の時期によって作風が違うのですが、どれも楳図かずお先生や他の漫画家の影響が随所に見られるし…
なんてけなしているようですが、それでもこの先生独自のヘンさが際立ってしまうのが凄いのです。これはもう、読んでもらうしかない。


そんな中、比較的入手しやすい事から今回選んだのがレモンコミックス「吸血蛾人」
わりとマトモにまとまっていて西たけろう先生の異常な部分は見えにくい本作ですが、どの作品読んでも読者が思う『なんじゃこりゃ~!』の驚きは多発しますし、この漂うダークな雰囲気も正に持ち味。

大きな屋敷に2人で暮らし異常なほどに仲良く育った健太郎鏡子の兄妹の物語。
成長して後に昆虫好きが高じて科学技師になった健太郎が、物質を転送する研究の実験を失敗します。

その原因は転送機の中に蛾が紛れ込んでいたためで、結果として蛾と融合したバケモノになってしまった…そう、つまりはSF映画の傑作「蝿男の恐怖」「蝿男の逆襲」。そのリメイク「ザ・フライ」「ザ・フライ2」と言った方が分かりやすいでしょうか。
あれの蠅(フライ)の代わりに蛾にしただけで、ネタを安直にパクっているわけですが、それだけではなく…何と!他にペットの猫ルルまでが交じり合って三身一体の蛾猫人になる、としていました。
猫が融合した要素は蛾猫人初登場時の絵でインパクトを与えただけで、話としてはすぐに無かった事のようになりますが。

西たけろう先生は単行本のあとがきにおいて自ら、映画の原作であるジョルジュ・ランジュラン(ジョージ・ラングランと表記)の「蝿」の名を挙げ、この人間が虫と化すシニカルなテーマに取り組んでみたいと思った、とか書いているので原作の方に影響受けたのだと分かるのですが、テーマどころか重要なアイデアをほとんどそのまま使いすぎですね!
普通に「蝿」の漫画化作品として、映画「ザ・フライ」が公開されて話題になった時に復刻してアピールすれば、結構だまして売れたのではないでしょうか。

実験の失敗場面で即座に健太郎の体の下から皮膚からぬけてでてくる巨大な蛾。そして完成型姿をお披露目する時に『バァ~~ン』と出てくる面白い見所シーンを経て健太郎は自殺し、未亡人となった夕子の人が変わったようになり、謎の赤ん坊が登場して…という、一応「ザ・フライ2」の部分にあたる後半があるのですが…こちらは映画とは全然違うので、自分で読んでみてください。
鏡子の学校における女友達との関係等の描写もあって見ものですし、カブトムシ女も登場して笑ってしまいますよ。

ホラー漫画は怖いから苦手という人がいますが、しかし西たけろう作品で怖がる人は…いないだろうなぁ…
って、今回は私が先生を好きなんだか全然分からないまま終わりの時間が来てしまいましたが、漫画はいろんタイプの楽しみ方があります。
今夜は『完成度が低い、ヘン、意味が分からない』ような作品も、『そこがいい』に変化できる西たけろう先生は、世間一般ではなく虚空に向けて描く漫画家なのでした。


ミルクやハチミツしか たべられなくなったぼくは
もう人間ではないんだ!



  1. 2008/12/29(月) 23:45:21|
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劇画(63) 中沢啓治 1

今夜は中沢啓治先生。

…誰もがあの「はだしのゲン」で目にしている名前でしょうが、1939年の、もちろん広島県生まれです。
国民学校1年生だった時に広島で被爆して、父と姉と弟を失った上に、ずっと後年に母までも原爆症で亡くし…。

いやこの方の場合は、あまりにも有名な「はだしのゲン」がそのままほの自伝的作品になっているので、それを読んでもらえばいいでしょう。
「はだしのゲン」を読んだ事のない日本人はほとんどいないはずですので、話が早いですよね。
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少なくとも漫画マニアの方には、「はだしのゲン」の原型となった自伝漫画「おれは見た」は読んでいて欲しいですが。
あと、この作品に関して右だ左だって論争をするのは止めて欲しい。そんな次元じゃない奇跡の名作なのですから…

「はだしのゲン」の主人公ゲンの家族構成や凄まじい体験まで、中沢啓治先生が実際に経験した事実をかなり忠実に表現されているようです。
あそこまで超絶な物語がほぼ実話、いやこれでも原爆被害の恐ろしすぎる表現は、少年誌向けに抑えてあると言います。

実は個人的にかなり思い入れもあって大好きな中沢啓治先生を大悟への道でまだアップしていなかったのは、正直な所…軽く扱ってはいけないという"畏れ"の気持ちがあったから。
それだけ偉大すぎる漫画家で特別な存在なのですが、漫画家になることを決意したきっかけは終戦後に手塚治虫先生の「新宝島」を読んで感動したからだというから意外と普通です。それだけこの時代における手塚先生の神様具合もうかがえるわけですが。

そして上京して2年後の1963年には「スパーク1」でデビューしていますが…このタイトルだけで全く中沢啓治先生のイメージと結びつかない作品である事が分かるでしょう。
実は戦争を題材にした作品は、1967年に母が亡くなってから描き始めたのです。骨まで原爆に蝕まれ、焼いたら何も残らなかった母の無念を込めて…
あの個性的すぎる絵柄を変える事はなく、原爆と戦時下の人間の醜さ、平和の大切さ等を描き続けましたね。
新人の頃は一峰大二先生や辻なおき先生といった大御所のアシスタントも経験したそうですが…おおっ!この2人の師匠はどちらも梶原一騎原作作品を描いている漫画家ですので、個人的にはとても嬉しいです。

とにかく自身の原爆体験を基にした戦争、アメリカ、天皇…そういった大きい力への批判は鬼気迫るものがあります。
新作はもう全く読めない状況が続いてますが、中沢先生はご存命ですので、まだちゃんと完結はしていない「はだしのゲン」の続編を始め、また凄い作品を手がけて欲しいものです。
ずっと前から漫画マニアの間では「はだしのゲン 第二部 東京編」もネームが出来てる事は知られていて、ワクワクしていたのですが…
糖尿病を悪化させて視力が低下してから、『その後は読者自身が考えてほしい』という発言があったりもして、第二部が描かれる可能性は少ないようです。
でもいくらなんでもそれは残念すぎる!どうにか描いて頂ければ世界が注目する歴史的な続編になるわけですが…。

確かにもうご高齢だし、中沢啓治先生は自分の名前で出す作品にアシスタントを使うのが嫌いらして全てを一人で描く事を貫いている頑固者ですから、難しいのですかね。
ちょっと間を開けて、そのうち中沢先生の名作を紹介していきたいと思いますが、まずは短編集「黒い雨にうたれて」からになるでしょう。
これは正に母の死をきかっけとして初めて原爆を題材にして描いた漫画で…私ごときの涙などいくらあっても足りなくなる名作です。
そして「はだしのゲン」へ…と考えてはいますが、やはり語るにはまだ畏れ多いかな。


なんや兵隊さん
うんこ たれながして、汚いのぉ~



  1. 2008/12/27(土) 23:09:41|
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2008年のメリークリスマス!

メリークリスマス!
メリークリスマス!
メリークリスマス!
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『なにがメリークリスマスだ 馬鹿野郎!!
こちとら仕事がなくて・・メリークルシミマスだ 馬鹿野郎!!
フグッ オゲ~ッ オゲ~ッ オゲゲ~』

…と、漫☆画太郎先生の「ハデー・ヘンドリックス物語」に出てくるオヤジにゲロ吐きながら言われそうな事をいきなり書いてしまいました。

本当は私も巷で起こるクリスマスの盛り上がりには当然ながら無関心で、巷での騒ぎなど正直どうでもいいだけ。
ただこの時期に恋人がいないからどうとか騒ぎ出す人達を見てると、何でも流されて影響受けやすい奴らなんだろうなぁって遠い目で見てるくらいで…

しかし全くキリスト教が根付かないこの国で、ここまで毎年クリスマスだ何だって街中で騒いでるんだから、面白いですよね。
かつての大戦でキリスト教の国に負け、未だに属国のような扱いなのだから仕方ないのかもしれませんが…
しかし、神様が人間として産まれてきてくださった事を祝うことが本質であるはずのこの日を、何に感謝するわけでもなく、ただチャラチャラしたカップルが豪華な食事してセックスするだけの日におとしめている事が、日本人の意識化で起こすささやかな抵抗と言えるのかもしれません。

大好きで何十回と観ている、「ローズマリーの赤ちゃん」「オーメン」「エクソシスト」といったホラー映画の定番にして最強な作品や、その他諸々もキリスト教文化があればこそ発生した傑作ですし、その面では感謝してますよ。

繰り返し書くと、私は大人になってクリスマスなど意識した事は一度もない…と思ったら、思い出しました。2年前の12月24日(クリスマス・イヴ)に、仲間たち数人でキリスト教会に礼拝に行った事があります!
確かBlack Metalを聴きながら教会に向かいまして、もちろん興味深く見学させて頂いたのですが…ジザス!
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↑このように胸に十字架をプリントしたシャツを着ていながら、打ち上げの席で脱いでみると…

『666 ancichrist』などと描いてあるTシャツを着ていた罰当たりな私。
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隣りの友人が割り箸で作っているのは、まさか…逆十字!

さらにそれぞれが山羊さん(ヨーロッパのキリスト教文化において悪魔の象徴)グッズを持ち寄っている始末でした。
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こんな我々でしたが、あれから30歳を超えてなお表立ってブラックメタルだ悪魔崇拝だって言うのも恥ずかしいし、今年は信者じゃ無い者達がただ綺麗だからとイルミネーションで飾り立てている街を、素直に楽しむ事にしました。
本当は私、綺麗なモノは大好きなんですから。
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"シオドメの森 日テレ ホワイトロード"
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おっと、この期に及んでまだ一つ言い訳させて頂ければ、さすがにわざわざロマンチックなクリスマスイルミネーションを観に行くような事はしてません。
実は現在、とある研修で東京都港区の汐留に通っていまして、ここらへんはわざわざイルミネーション目的で訪れるカップルがたくさんいるような土地なのですよ。
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そしてここには日テレこと"日本テレビタワー"があり、
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このヘンなのが寝そべっている先には…

世界の宮崎駿監督デザインの、"日テレ大時計"があるのです!
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ここもライトアップされていました。
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そしてクリスマスイルミネーションとしては、汐留中でもメインはここでしょうか。
カレッタ汐留のやつですね。
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光が派手に動いたりシャボン玉が出てきたり、演出に力は入っていたようでしたが、あまりにも多いカップル達の行列を目の当たりにして、急いで写真撮って逃げました。

わーい、サンディ・クローズ(鋭い爪を持つ男)だ~。
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最後に、現在研修で通っている場所から見える東京タワー
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同じ港区ですし、もちろんちょっと頑張れば歩いても行けますよ。

これはクリスマス期間限定、それも時間も20時~22時限定でライトアップされたイルミネーションで、その名も"ダイヤモンドヴェール"
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さらに、東京タワー50年の歴史で唯一日のみ、50周年記念日の2008年12月23日に配布されたポストカードでお別れです。
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  1. 2008/12/25(木) 23:45:39|
  2. 映画、音楽、将棋、等
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劇画(62) 望月三起也 1 「隼」

今夜は望月三起也先生。

1938年生まれ神奈川県横浜市出身の望月先生は、1960年に「特ダネを追え」でデビューし、吉田竜夫先生、堀江卓先生のアシスタントを経験し、タツノコプロダクションにも参加しています。
牧英三郎M・ハスラーといった別名を使う事もありますが、どれも圧倒的なクールさが特徴です。
そのカッコよすぎる作風から、私などはもっとオシャレでハードボイルドな男になってから出直そうと敬遠していたほどの漫画家…

映画的でハードな内容のアクション、その中に必ず入ってくるユーモアもアメコミ的で、日本の貧乏くさい漫画が苦手な外人には、日本にもこんな漫画家がいると自慢してやりたい感じです。外人を描くのがやたらと上手いし。

代表作は当然「秘密探偵JA」「ケネディ騎士団」「ワイルド7」あたりになるでしょうし、個人的には料理漫画だと何でもすぐに買っていた父親が持っていたために小さい頃に何度も読んだ「突撃ラーメン」が思い入れたっぷりなのですが、それらは長くなるので…
今回紹介するのは初期作品「隼」(若木書房刊)にします。
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1963年に少年キング(少年画報社刊)で連載された作品で、主人公は日本陸軍の特務機関員、暗号名ハヤブサこと南部鉄太郎

彼は英国に支配されているアジアの小国を、独立させるために日本軍の命令に背いてまで独立軍を率いて残り、現地の政府軍と戦う…という話。
敵のボス・ホフマン大佐らとの知恵比べと肉弾戦。

崇高な目的を持っていながらも卑怯はせず、民族を苦しみから解放するために命をかけて戦っているつもりなのに、現地民に理解されずに屋敷へ入れてもらえず、独立軍全員の命が危険にさらされても…隠れる場所もない外で敵を迎え撃つのです。

苦言を申す部下に対して
『全滅もけっこう!! さいしょから命をなげだして 国をすくうため独立運動をしているはずだ!!
それとも命がおしくて あの少女をころし屋敷へたてこもるというのか!!
それじゃまるで警官に追われた盗賊みたいじゃないか そんなことはできないっ!!』

と、バカが付く正直な正義感を見せるのです。ヒーローかくあるべし。

ハヤブサは民衆の希望。
彼のために命を投げ出す部下等、感動の見せ場が続きながら、ついにクライマックスでハヤブサは自分の命も敵を道づれに捨てて、1943年…革命は成功しました。

緻密な物語作りの名人である上に、戦争の歴史や兵器に軍装等にメチャクチャ詳しい望月三起也先生だからこそ生まれるリアルな、そしてワクワクする男の世界。
よく見ると絵にはスクリーントーンが全然使われていない事にも気付くでしょうか。

巻末には、義足でビッコなのが幸いして命が助かるハッピーエンドの短編「戦闘機シリーズ 震電」が併録されています。


最後に蛇足ながら、この「隼」
私の世代の人だとあまりピンとこないでしょうが、「月光仮面」船床定男監督のTVドラマ「快傑ハリマオ」と話はそっくり(てことはさらに原作の山田克郎が元になりますが)。
つまりハヤブサ=ハリマオに置き換えられて…
私は実在して"マレーの虎"と言われたハリマオのモデル、谷豊に興味を持って調べて行き当たったのが「快傑ハリマオ」でした。
こういう働きをした日本人の英雄がいたって事を、学校教育では全く教えないのが悔しい!
DVDも入手しましたが、…って何をこんな余計な事を書いてるかというと、1960年から放映された「快傑ハリマオ」はメチャクチャ面白いという事を伝えたくて。
漫画好きには石森章太郎先生がコミカライズした作品で知られている人物ですかね。


そうはいかん……その頭があるかぎり…………
つぎつぎに悪を生みだしていく………
はんぶん死んでるこのからだだ
あくまは地獄の道づれにしてやる!!



  1. 2008/12/23(火) 23:59:59|
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旅行・紀行・街(46) 東京都豊島区 2 池袋-巣鴨(サンシャイン国際水族館、高岩寺)…等

先日は久々に、東京都豊島区池袋巣鴨を訪れました。

豊島区は既に藤子不二雄先生の「まんが道」舞台を訪ねてみたり、手塚治虫先生と石森章太郎先生のお墓参りに行った模様を紹介してありますが…

今回はこの子。
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とある南の島で生活している私の姪っ子なのですが、先日まで新潟の実家を訪ねていて、帰りは羽田から飛行機に乗るため東京都にも少しだけ寄るというので、仕事を休んで駆けつけたわけです。

まずは池袋で待ち合わせし、"巣鴨プリズン"の跡地に建つ"サンシャイン60"へ向かい…
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サンシャインシティ内のワールドインポートマートにある水族館、"サンシャイン国際水族館"へ。
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入館料が1800円もします!

おおっ、これは鏡の間…
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「燃えよドラゴン」のクライマックスシーンの模倣をしたかったのですが、人目があるため上半身裸になるのは断念し、先へ進みました。

ここは屋上にある水族館なのですが、魚類以外の陸棲動物もけっこういて、モモイロペリカン君が可愛いくて気に入りました。
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ケープペンギン、オーストラリアンリトルホース…等。
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次は水の中から出ると死んでしまう可哀想な、しかし素敵な奴らを中心に見てみましょう。
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また陸棲動物の所へ還り、
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次はアシカのショーが始まりました。
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熱心にアシカを見る姪…を、熱心に見る私。
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はい、サバラ~。
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次はおばあちゃんの原宿こと、巣鴨へ移動です。
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おなじみの長い長い、"巣鴨地蔵通り商店街"
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今回はとげぬき地蔵で有名な"高岩寺"で…
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ちゃんと行列にも並んで洗い観音像を洗ってきました。
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自分の治癒したい所に相応する観音像の部分を洗うと良くなるというので、もちろん私は頭を洗いました。
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高岩寺サマ、ありがとうございました。
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次は"猿田彦神社"を参拝しました。
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狛犬も狐もいません。ここでは何と、猿ですよ!
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あとは普通に、巣鴨地蔵通り商店街の店を見て行きましょう…
私が行きたいような店は一軒たりとも無いような商店街ですが、どこを見ても赤色な景色が異様で、共産主義の街なのかと思わされます。

何店かある"マルジ"
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もちろん他の店もアカ、アカ、アカ!ただ単に老人に人気で売れているだけなのでしょうが、こんな赤い商店街は他では見られません。

ここ、"ベルアルブ"『赤ちゃんのおしり』というのを売っていまして、巣鴨という居空間だからか一瞬カニバリズムの店かとドッキリしちゃいますが、パンの商品名ですのでご安心ください。
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今回の食事は台湾料理の店で、その名もズバリ…"台湾"
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ホンジャマカの石ちゃんこと、石塚英彦氏がテレビの撮影で訪れた際に食べたという角煮定食。
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ラーメン、ビーフン、ヤキソバと麺類、杏仁豆腐も美味しかったで~す。
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最後に、巣鴨名物の塩大福を買い、
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姪っ子に食べさせました。
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写真撮りすぎ…ですね。

この子と過ごせる時間はあっという間に終わり、この後電車内でお別れしました。
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この次会えるのはいつになる事か…泣。とにかく元気でね。


  1. 2008/12/22(月) 23:24:19|
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劇画(61) 佐川一政 1 「まんがサガワさん」

今夜は佐川一政先生、今の所唯一となる漫画作品の「まんがサガワさん」(オークラ出版刊)です。
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佐川一政先生といえば、もちろん忌まわしき、そして悪名高き"パリ人肉事件"の被疑者であり、現在は小説家。まぁ日本人とフランス人で知らない人は少ないでしょう。

一応事件について簡単に触れると、1977年にフランスはパリ第3大学に留学し、在籍中の1981年…同大学のオランダ人女性留学生ルネ・ハルデルベルトさんを殺害し、遺体と性交渉した上にその肉を貪ったというのです。
世間に衝撃を与えたカニバリズム事件となりましたが、精神鑑定の結果、心身喪失状態での犯行と判断されて不起訴処分となっています。
パリに滞在していたミック・ジャガーはショックを受けて、ローリングストーンズ「Too Much Blood」という名で事件を歌にし、劇作家の唐十郎先生は「佐川君からの手紙」を書いて芥川賞を受賞しました。

著書に「霧の中」「生きていてすみません-僕が本を書く理由」「サンテ」「カニバリズム幻想」「蜃気楼」「業火」「極私的美女幻想」…等があり、これだけの事件を起こした人物の書く本だから当然興味は尽きないし、衝撃的。
しかし友人達に薦めてもあまり読んでくれなくて…そう、私の周りの人々はあまりにも活字を読まない!
なので2000年に出版された本書「まんがサガワさん」は、待ってましたとそんな人達にも貸したりしました。

殺人者が自分の犯罪を描いて金儲けするのはけしからんと怒る方もいるでしょうが、本を読んでもらったらますます怒られるのは間違いありません。
本当にヤバいので、私のような常識人はいいのかコレと心配しちゃいます。

「まんがサガワさん」は彼の著作としてはかなり一般向けに描かれているので、分かりやすい内容なのですが…もちろんヤバイ事に変わりはありません。
いきなり殺して『これが死か・・・』と眺め、屍姦し、喰う…その人肉を噛んだり切ったりする苦労までつぶさに描写されていますからね。
クリ○リスを食べて合体し、おっぱいをフライパンで炒め(あっさりとした子牛の肉の味)、屍の手でオナニーして…って、もう震えちゃいますね。

『この歴史的瞬間!!! それはトロのようにトロのようにやわらかかった。。。
白人女はやっぱり旨いぞ ボクはムシャムシャ喰って 喰って喰って
生きていた時のルネの幻影をみた』


佐川一政先生は完全に確信犯っぽくてネタにしすぎなので、実はそれほどキチガイでないのではないかとも推測できますが…
ちなみに漫画の絵の方は、偶然にも近所に住んでいたために親交を結んだ特殊漫画家大統領・根本敬先生に指導してもらい、サインペンを使って稚拙な絵柄で描いています。
本のカバーを取ると犠牲者のルネさんの写真なのですが…うーん、無残すぎる。

根本敬先生との対談も収録されていて、活字ページもけっこうあります。曰く、
『僕の内面世界において、女性の存在が一番大きい。僕は背が低いのでいつも見上げている。
つまり女性と、殊に白人の女性を崇拝してしまってます。その点、援交やってるオッサンh女性を排泄物のように扱ってる。
その違いを、このマンガで出したかったんです。白人女性のふくよかな肉体に対するコンプレックスと、あこがれ。
たぶんそれは自然にこのマンガに出ているでしょう。』


あとはここでは触れませんが、決してお茶の間に浸透する事の無く、タブー視されるこの世界を貴方も覗いてみたらどうでしょうか。


ボクにとっては食欲=性欲

キレイな女性の近くにいたい→ニオイを嗅ぎたい→
接吻したい→体を舐めたい→(そしてボクは)
その肉の味を知りたいとなるのだ!
よってこれはフェティシズムである



  1. 2008/12/21(日) 16:45:58|
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旅行・紀行・街(45) 新潟県十日町市 1

12月初旬のある日…私は新潟県にいた。それも十日町市
世界有数の豪雪地帯で信濃川のほとり、絹織物、麻織物、養蚕の里として栄え、日本3大雪まつりの一つ"十日町雪まつり"が開催される観光地で、街をあげての芸術に対する真面目な取り組みでも知られていますが…
つげ義春先生が描いた"旅もの"の名作「ほんやら洞のべんさん」の舞台として、漫画ファンから聖地とされている土地でもあります。
同作品では、他に小千谷地方なんかも出てくるのですが、とにかくここ新潟県中越地方にはつげ義春先生自身も、1968年の厳寒期に雪国取材として旅しているのだそうで、ここをあの方が歩いたのだと感激してしまいます。

『なぜ旅にきたのかね、なんとなくじゃわからん、お前さまは寂しいんじゃないかね』

ちなみに十日町市には、"ほんやら洞"という名の喫茶店もあって私を嬉しくさせますが…
単にかまくらを十日町地域ではほんやら洞と言うので、つげ義春ファンであるのかは定かではありません。
今回は家族と車で行ったためにゆっくり街中を歩けず、写真も撮ってこれませんでした。

『お前さまはべらべらとよくしゃんべるね』

他につのだじろう作品「真夜中のラヴ・レター」でもこの町の幽霊屋敷が舞台になっていましたが。
さてさて、今回十日町市を訪ねた一番の目的は、父親の還暦祝いをするからと長兄に呼ばれたため。
その舞台は"ベルナティオ(BELNATIO)"…正式名称は当間(あてま)高原リゾート・ベルナティオという、ホテルやゴルフ場などを持つ総合リゾート施設。
イタリア語のBel Paese Natio(美しきふるさと)から来ている名称なのだそうで、有名な所です。
FIFAワールドカップ時にクロアチア選手団、またアルビレックス新潟なんかも合宿を行った事で知られています。もちろん、そちらは私には興味無さ過ぎますが。

かなり郊外の方へ車を走らせると見えてきて…
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ここ。ここで一泊してお祝いし、ごちそうと温泉を楽しむのです。
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土産物コーナーも充実してました。
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戦国時代に『愛』の一文字を兜にかかげていた武将、直江兼続は最近大人気ですね。
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まずはホテル内で飲み始め、
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時間になったら食事の準備がされている個室へ移動し、ハートランドビールから。
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こちらはあの名酒、八海山の酒蔵が作っている本格米焼酎宜有千万《よろしく千萬あるべし》
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こんなのが存在したんですね…

おっと紹介が遅れました。今回は田舎の両親の他にも、兄と妹が家族を連れて集まっていまして、すると楽しみだったのが南国に住む姪っ子との再会!
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はう~、かぁいいよ~、お持ちかえりぃ~♪.

ベルナティオ内にある"郷土料理 ぶな"の、上等な味覚会席料理コースでした。
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子供用は…
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コレ!!

そして"あてま温泉 月見の湯"を楽しみ、
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楽しい"当間を激写スライドショー"も見ましたよ。
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部屋に帰ってまた飲み直し…
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癒し系アイドルを撮影。
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ツーショットもお願いしちゃいました。
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おおっ、ここにも聖書が置いてある!
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大槻ケンヂ氏の小説「ロッキン・ホース・バレリーナ」では、
『眠れぬ夜は枕元の引き出しを開け、世界で最も退屈な物語がそこにある。二秒で激眠できるぞ。』
というセリフがありましたが、これって本当に睡眠推進のために置いてるんですよね?

さらに、〆のラーメンまでこの施設内で食べられます。
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周りに何も無いのもありますが、施設内から客を逃がさずにお金を使わせる姿勢がさすがです。


遅くまで兄妹で飲み明かし、そして翌朝…部屋の窓から見える新雪の景色。
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朝食はバイキング。
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後に、二日酔いの影響で全部吐きました。

ホテルの庭を散歩。
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こちらは甥っ子で…双子の生意気なガキ共とも遊びました。
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全員で記念撮影して、ベルナティオとはお別れです。
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少しは十日町市の街中も寄りましたが…おおっ、これは飯山線
前に「ココ」で紹介した只見線と並んで、私の故郷近くでは有名な鉄っちゃん達に愛されるローカル線です。
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長野県長野市の豊野駅から新潟県北魚沼郡川口町の越後川口駅を結ぶ黄緑ラインの列車で、日本有数の豪雪地域を通るわけですが…私も一時期、これに乗って某所へ通っていた事があります。


そして昼食には…十日町市と言えばここ、有名そば処の…"小嶋屋"です!
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越後で米が上手いのは当たり前だし魚沼コシヒカリは超有名ですが、旅行者には是非そばも食べて頂きたい。

これこれ!やっぱりへぎそばと天プラですね。
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厳選されたそば粉と海藻つなぎでつくる絶品そばに、この子も喜んで食べて…
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あ、メッ!食べてすぐねんねしたらメーなのっ!

こちらは、かけうどん。
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300円の"そばがらマクラ"も買って帰りました。
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ごちそうさまですっ!

最後に、久しぶりの十日町市で行きたかったのはここ、(有)芳屋商店
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確か十日町市で一番古い酒屋なのだったと思いますが…ここの娘さんが私の友人で、酒蔵の人々を招いたレアな日本酒の試飲会でもお邪魔した事があります。
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その娘さんは嫁入りして引っ越して、現在はいませんけどね。

越後は美味しいお酒の産地でもあります。
今回私が購入したのは…越乃景虎
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あの上杉景虎(長尾景虎)の名を冠したお酒です。
水島新司先生の名作「あぶさん」にも登場し、主人公のあぶさんこと景浦安武の息子に景虎の名を付けていましたね。
虎の字が付くので、阪神タイガースファンにも人気が高いという名酒なので、東京に持ち帰って友人に振舞いました。


はい。今回の十日町市紹介はこんなものにしておきますが、次回また行けた時にはもっとゆっくり時間を取って、数多くある坂口安吾ゆかりの場所も訪れたりしたいと思います。


とりッ!この鳥や
どこから追って来た 信濃の国から追って来た
なにをもって追って来た 柴を抜いてカヤ抜いて来た
スズメ スズメ すはどり立ちやかれ
ホンヤラ ホンヤラ ホーイホイ



  1. 2008/12/19(金) 23:00:08|
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月刊漫画ガロ(58) 井口真吾 1 「Z CHAN」

今夜は井口真吾先生の「Z CHAN」(青林堂刊)です。
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まず井口真吾先生は1957年の広島県生まれで、1984年にガロデビュー、その頃から描いてるキャラクターが今回のZちゃん
このZちゃんという永遠の11才、トンガリ帽子とアイマスクのキャラクターと仲間達で一つの世界を作りあげているわけです。
漫画以外のメディアでも絵本、イラスト、美術…等で表現されているのですが、そもそも井口真吾先生自身が漫画家というよりアーティストでしょうか。

何と根本敬先生、蛭子能収先生、スージィ甘金先生、霜田恵美子先生という、個性派すぎるアーティスト達と組んでグッピーズなる聖歌隊グループを作っていたとか、他にも変な人々との交友関係が有名でもあります。
あの山田花子先生もZちゃんのファンだったらしく、井口真吾先生と話した時の記述が「山田花子自殺直前日記」の中に見つかります。

私ももちろん井口真吾先生やZちゃんは昔から知っていたのですが、アートを理解できない自分ですので、正直これは芸術家が描く漫画だなと少し距離を置いて読んでましたが…ある時に、突然読み方が分かりました。
意味が分からないものだから、もっと深く読み込んで作者の言わんとする事を理解しようと勤めていた私の読み方こそが間違っていたので、ただ何も考えずに子供のようにZちゃんの世界に触れれば良かったのです。
変な作品ですが、そこの会話の妙とか眺めているだけで面白く感じられる…かもしれません。
当たり前ながら確実に言えるのは万人受けする作品ではありませんが。

Zちゃんは"ロータスヘブン"に住んでる男の子で、友だちはリチャード・セックスというネズミ。
"ローズヘブン"からローズちゃんがやって来て…という話。
この作品に関しては話の内容がどうとか語る必要を感じませんので省略しますが、ただ雰囲気を楽しむだけのフランス映画とかに近いんですかね。絵柄もかなりオシャレです。


家は金貨だらけだし、からだは宙に浮いちゃうし
子供だからってあんまりナメるなって言いたいよね



  1. 2008/12/17(水) 23:43:12|
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トキワ荘(37) 石森章太郎 28 「G・Rナンバー5」

今夜の石森章太郎作品は、「G・Rナンバー5」(大都社刊)です。
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1974からパワァコミック(双葉社刊)にて連載された作品で、画像の大都社版単行本では全3巻、オリジナルのパワーコミックスだと全4巻です。

これがかなりメチャクチャな怪作でして、個人的には気に入っているのですが…

冒頭いきなりの自動車事故で両親を亡くし、自分は猿丸博士に改造人間(サイボーグ)化されたおかげで助かったのが主人公のアキラ
ちなみに猿丸博士は、強い肉体への憧れが高じてゴリラの身体に脳移植したゴリラ人間。

この猿丸博士の研究所がある"丘の家"の住人は他にロボットのガラクタ、サイボーグのヒュー、使用人の婆さんおハルとペット猫のニヤケがいまして、ここにアキラの事故原因となった異次元の少女ロリが加わり、このメンバーで異次元世界からの侵略してくる怪物達に立ち向かう…そんな話。

本の表紙を見てもらえば分かるように、彼らのコスチュームは「サイボーグ009」に似ています。
特にヒューは004…つまりアルベルト・ハインリヒをスキンヘッドにして頭傷付けたような風貌で、強いしチームの参謀役的な所、そして
『……コウモリのことを考えていたのさ
鳥にもケモノにも仲間にしてもらえなかったコウモリの……
オレもそうだからさ 人間の姿をしているが 人間じゃない
オレは人造人間(ヒューマノイド)なんだから!!』

なんてセリフでサイボーグの悩みを表現する所も似ていますね。

もちろんアキラは009…島村ジョー的な正統派なのですが、あまり強くないかな。
ちなみにロボットのガラクタは、「リュウの道」のアイザックと同形です。

教授ガメルというのがアキラ達の世界を侵略、征服しようとしている一味のボスらしいのですが、こいつは作中ついに一度も出て来ないし、侵略者達は"次元の裂け目"から侵入してくるというのに丘の家や周辺の村ばかり襲ってきて、どうもスケールが小さい。

巨大ロボットが東京の街を破壊しまくる話もあるのですが、こいつはドクター・ブールズーという地球の科学者が犯人でした。
姿を見せない異次元侵略者が協力したようなふしもあるのですが、どうにも敵の姿が見えない作品です…

そしてある時に突然世界が一変し、後半の暴走はさらに拍車をかけます。
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隕石群にやられてあっさり地球が崩壊するのですよ!!
アキラ、猿丸博士、ガラクタ、ヒュー、ロリだけが生き残ったらしく、例の異次元と交じり合って全く別の異世界になった"ミックスワールド"で戦いを展開していくのです。
さらには異次元からの侵略者だけでなく、時間からの侵略者までここに参入してきて…

この「G・Rナンバー5」は終末を描く作品だったと分かってくるのですが、生きている天変地異にやられて猿丸博士とガラクタもあっさり死に、誰もいなくなった廃墟を歩き続けるアキラ、ヒュー、ロリ。
ラストも一気に終わりますが、最後の最後に教授ガメルが作った装置を見つけてヒューが自分の死と共に破壊しまして、アキラとロリという異次元の住人同士が新世界のアダムとイブになる…かもしれない、といった終わり。

とにかく侵略してきた敵がはっきり出てこない戦隊ヒーロー漫画というのも珍しいし、世界の壊し方だとかいろんな所で、実は優等生漫画家ではない石森章太郎先生の持ち味が出ている気がします。
ただの失敗作なのかもしれませんが…

ちなみにタイトルのG・Rとはグループ・リペア=修繕屋の略で、 次元の裂け目を修繕するという意味を持っているそうです。
結局全く修繕できなかったわけですけど。

既にこのブログでも紹介している石森的終末モノ「赤いトナカイ」と戦隊ヒーローを融合させた貴重な作品ですので、どこかガッカリする所があっても笑って楽しみましょうね!


……このサメをこっちの世界へ放った目的は なんだったんだろう……!?
わからん……が もしかしたら 子どもが訳もなくアリの巣へ
水を流しこんだりしてアリたちのパニックを喜んでみているのと
同じことかもしれないな……



  1. 2008/12/15(月) 23:24:19|
  2. トキワ荘
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杉並アニメーションミュージアム 「石ノ森章太郎展 ~石ノ森アニメの世界~」

私の大好きな"杉並アニメーションミュージアム"
ここで現在開催されているイベントは、待ってましたの石森(石ノ森)章太郎生誕70周年記念、
「石ノ森章太郎展 ~石ノ森アニメの世界~」
でして、私のようなファンは荻窪駅を降りると見えるこの看板を見て胸を熱くし、早く行きたかったのですが…
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ようやく今日になって行けました!
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杉並アニメーションミュージアムといえば、「夢は無限 藤子・F・不二雄展」に行った模様を「ココ」で、そして「銀河鉄道999の世界展」に行った模様を「ココ」でアップしてありますので確認して頂きたいのですが、とにかく好きな場所です。入館無料だし!

「石ノ森章太郎展 ~石ノ森アニメの世界~」のイベントチラシ。
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この裏に、スタンプを3個集めると…
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ポストカードをプレゼントされます!
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やった~、「佐武と市捕物控」だ!!他に3種の計4種類を日替わりで渡しているそうなです。

今回はまず、石森章太郎先生自身も声の出演している、1979年のアニメーション作品「大恐竜時代」のスクリーン上映を観たのですが、これがいろんな意味で凄いカルト作品で感激。

そして「サイボーグ009」を中心として多大で貴重な展示資料を楽しんで…
カッコいい島村ジョー(009)の巨大で3Dなフィギュアもあったのですが、このフロアは全体的に撮影禁止。

撮影コーナーには「仮面ライダー」がいましたよ。
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こちらは友人。
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それから"年賀状制作ワークショップ"なる企画に参加しましたが、その指導役として館長の鈴木伸一先生がいましたよ!!
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この方は藤子不二雄先生のキャラクター、それも今でいう藤子・F・不二雄作品と藤子不二雄Ⓐ作品に共通して登場する、あのラーメン大好き小池さんのモデルとなった人物でして、あのトキワ荘では一人だけ成功できないまま肉体労働者になった森安なおや氏との同居生活が有名ですね。
もちろん藤子Ⓐ先生の自伝的漫画「まんが道」でも何度も登場していました。ディズニーに対する愛を語ったり、「第二部 まんが道」の方ではカラー原稿で失敗して困る両藤子先生にフィクサチーフを使った救いの手を差し出すシーンなんかが印象深いですね。そして漫画をやめ、トキワ荘を出てアニメーターへの道を進んでいく...現実世界ではそれから日本のアニメーションの立役者にもなった方。
もちろん藤子不二雄(藤子・F・不二雄藤子不二雄A)先生以外にも、石森章太郎先生、つのだじろう先生、赤塚不二夫先生らとも関係が深く…彼らとスタジオ・ゼロを設立したわけだし、伝説と共に歩んだ人物でもあります。

これは嬉しい記念写真です!この写真もですが、それ以上にわりと長くお話させて頂いた事は貴重な体験となりました。
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ワークショップでは自分で描いたオリジナル年賀状を作らせてくれるのですが、 私は島村ジョーをちゃちゃっと描き…
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↑で見える、ジョーの動きを出すための効果線ですが…これは鈴木伸一先生にお願いして描いて頂いた! 伝説との共演です。

絵心が無いので自信無さそうにしていた私に対して、優しい先生は
『これは誰が見てもサイボーグ009って分かるよ』
とか仰ってくれましたが、それはこのコスチュームなら当然です…

さらにお願いして、出来上がったオリジナル年賀状の表面にサインを頂きました!!
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ありがとうございました…一生大事にします。

頂いたチラシの中にはこんなのがあったのですが、
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この世には"石ノ森萬画検定"なる物が存在するようです!

果たして私は何級を取れるでしょうか…次の転職の時には、履歴書の資格欄に書ける項目が増えますね。
そのために今日も勉強、つまりは石森章太郎作品を読む事にします。


  1. 2008/12/13(土) 23:33:39|
  2. 古本 番外編
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ホラー漫画(34) 高橋葉介 1 「手つなぎ鬼」

今夜は高橋葉介先生の「手つなぎ鬼」(ぶんか社刊)。
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この方をホラー漫画のカテゴリーに入れるのはどうかと思いますが、とりあえず今回は月刊ホラーMに収録された作品ばかりを集めた短編集「手つなぎ鬼」の紹介ですので、いいでしょう。

まずは高橋葉介先生は1956年生まれで長野県出身。
1977年に「江帆波博士の診療室」を、あのマンガ少年(朝日ソノラマ刊)に掲載してデビューしているベテランですが、一部で多大な人気を集めながら、もう一つメジャー感が無いですよね。
しかしその独自の手法は荒木飛呂彦先生や藤田和日郎先生にも、確実な影響を与えている事も知られています。

20年を超える漫画家人生の中、現在までずっと幻想的な雰囲気を持ついい作品を描き続けてます。毛筆を使った特徴的な絵柄なのですが、そうとうポップ。しかしその内容はけっこう猟奇的にしてグロテスクで、私の好みにも合うのです。
手がけたジャンルは幅広いのですが、黒衣の探偵・夢幻魔実也を主人公とする「夢幻紳士」シリーズが有名でしょうか。


さて、今回は入手が容易な作品「手つなぎ鬼」にしましたが、これは12編を収録しています。

まず表題作の「手つなぎ鬼」が子供の心理や空想らしきモノを描いた名作で、危険な横断歩道を渡る時に想定した"架空の親"が、実体化した化物・手つなぎ鬼なのか…自分の名前も出てこない夢の中のような雰囲気作りが見事です。

このユーモアは社会人になれば分かるでしょう「ビンの手紙」
視覚的には一番怖い話…と思いきやそのオチは、という「人を喰った話」
善と悪が何か難しくなる無言劇の哀しい話「天使」
他に「鞄の少年」「首女」「星空の物語」「ラプトル」「座敷童」「父の顔」「百合子と私」…等、どれも見所があってヒネた童話みたいな感じが素敵です。

そしてラストの「アウトサイダーの夜」がタイトルで惹かれる通りに良くて、
『俺は怪物だ 鏡の中の自分の顔は醜悪だ
長い長い間 俺はのけ者だった この世に生まれてきた時からはずれ者だった
人から疎んじられ拒否されてきた はじかれ蹴飛ばされ隅に追いやられてきたのだ』

というモノローグで始まる、暗いアウトサイダーの男が災厄となり人を殺す話…と思いきや、そこまで追い込まれた末に得た救いを描く感動作でした。

短編集「手つなぎ鬼」…これは高橋葉介先生の持つ幻想、猟奇、冒険、そしてブラックジョークといった要素がたっぷり盛り込まれているので、入門編にも最適かもしれません。


俺は今夜 真の怪物になる
生きた恐怖 人の形をした災厄になってやる
今夜は俺の夜だ
アウトサイダーの夜だ



  1. 2008/12/11(木) 23:00:17|
  2. ホラー漫画
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旅行・紀行・街(44) 山梨県甲府市 1 昇仙峡

先月某日…バスツアーで山梨県甲府市へ行ってきました!

その目的はズバリ紅葉。
そう、東京に住んでいると全く分からないのが自然の持つ"色"による季節の移り変わりですからね。
私などは山に囲まれたど田舎で生まれ育ったものですから、秋になれば赤くなり、冬になれば白くなり…それが春にまた緑になるサイクルを当たり前のように見て育ったものです。

あれも無くなると寂しいもので、やはり秋には紅葉の一つも見てしんみり考え事をしたいと思い立ったのが乙女座の私。
山梨県~Yamanashi Prefecture~東京の隣りの県でありながら一度、それも何年も前に富士山を登った時に少し入ったくらいしか行った事がなかったので、今回は楽しみでした。

山梨県といえば甲斐国。
つげ義春先生の「貧困旅行記」だとか西村寿行先生の「滅びの笛」といった名作にも登場します。
他にも"消えた漫画家"内田善美先生だとか将棋の米長邦雄先生といった偉大な人物を生み、大友克洋監督のアニメーション映画「MEMORIES」のEPSODE.2、「最臭兵器」で舞台になり…と、凄いのが山梨県。

その中でも特に、今回私が向かったのは県庁所在地の甲府市なわけです。
甲府市は三島由紀夫を尊敬するセレブ漫画家、武内直子先生…そう、「美少女戦士セーラームーン」シリーズで知られ、夫に冨樫義博先生を持つ"直子姫"の出身地としても知られていますね。
つのだじろう先生の「メギドの火」では、コンタクト・マンだけだ知っている宇宙船着陸基地がある地として登場もしています。

さらに甲府市で紅葉と言えば"昇仙峡"(しょうせんきょう)。
山梨県の誇り、そして日本を代表するあの富士山にもわりと近く、富士川支流の荒川上流に位置する渓谷です。正式名称は御岳昇仙峡。
ズバリつげ義春先生の初期名作「四人の素人」にてある犯罪の舞台になり、「池袋百点会」ではラストシーンで使われたあそこですよ…よって石井輝男監督が映画化した「ゲンセンカン主人」の中でそのまま実写化している同作でも、佐野史郎と岡田奈々が来てましたね。つまり私にとっては聖地巡礼にもなるのです。同じように観光馬車も乗りたかったな。

東京をバスが出発してどんどん田舎へ向かう道も車窓から紅葉を楽しみ、到着。
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何と到着したら雨が降り出すという悪いタイミングでしたが、とにかく山の中へ歩いて行きました。
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いや~、素敵な景勝地ですよ。

無類の奇岩好きとして知られる私は、もちろん岩や石も楽しみました。
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これは…江戸時代の甲府勤番士日記「裏見寒話」に記されるという、あの"御岳そば"でしょうか?
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山があっても山無県。貝(海)がなくても甲斐の国。
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さらにズンズンと進んで行きます。
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そして…

無類の滝好きとして知られる私の目の前に出現したのは、昇仙峡のメインディッシュ的な"仙娥滝"
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凄い…来て良かったマイナスイオン。しばし見とれてしまいます。
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滝に別れを告げると、すぐに人里に到着します。
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山梨県甲府市は天然水晶の産地であり、一級研磨士による研磨技術は世界一と自称している事は既に聞いておりましたが…
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世界一大きな水晶を祀る神社までありました…

もちろんパワーストーンを売り、工場見学も出来る店もありますよ。
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わわっ、食事場所でこんな看板を見つけて焦りました!
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早飯してダッシュして行った先は…
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そう、"影絵の森美術館"
世界一の影絵美術館としてギネスブックにも認定されたとかでしたが、それより『ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる版画展』はヤバイでしょう。
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しかしこれはバスツアー…一人でここまで来て、外観の写真を撮るまでの時間を確保するのが精一杯でした。中身は、またいつか。

昇仙峡で見つけた水木しげる先生の絵に焦り、急いで食べてしまった私でしたが、本当は旅に欠かせないのが"食"の楽しみ。
食事場所は"ほうとう会館"でした。
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↑日本一の大ほうとう饅頭が目印です。

ここで、山梨県名物のほうとうを食べました!!
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ほうとう会館裏の喫煙所。
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霊能者の方も頻繁に来るという、"夫婦木神社"を参拝。
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そして、一休さんと昇仙峡に別れの挨拶して移動しました。
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次は"シャトー酒折ワイナリー "
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山梨県の名産品である、ワインの工場と製作過程を見学した後、待ってましたのワイン試飲。
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ここからは甲府市内を一望できます。
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次は甲府市から笛吹市へ移動し、武田信玄にちなみ、そして山梨県を代表する銘菓である桔梗信玄餅を製造・販売する…"桔梗屋"へ。
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ハイジの村まで40分の所にあります。
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ここでも工場と製作過程を見学した後、桔梗信玄餅の包装体験。
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菓子で作ったアートな花を観て、
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鳥居もある庭園で休憩して、
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最後に、販売元であるここだけの特別価格で販売しているお土産屋へ。
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甘い物を食べない私がここで買物をするわけもないのですが(他人へのお土産としても選べないし)、しかし…ここで…
何と!私が敬愛する歌手、あがた森魚様のサイン色紙を飾ってありました!!
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まさかこんな所へ来てまでこの方の名前を拝見できるとは、驚きました。

それではこの前にあり、桃泉水を吐き出すマーライオンで今夜はお別れです。
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  1. 2008/12/10(水) 23:47:31|
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ブルース・リー逝世35周年!「燃えよドラゴン」公開35周年!記念ファンイベント

去る11月30日…
ブルース・リー(BRUCE LEE)逝世35周年!「燃えよドラゴン」公開35周年!記念スペシャルファンイベント
へ行ってきました。

開催場所は東京都新宿区大京町の"アートコンプレックス・センター"
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とても素敵な建物で、ブルース・リー(BRUCE LEE)のイベントをやるのにまずは合格でしょう。

写真撮らせて欲しいと頼まれ、快諾しました。
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そして、久々に我々2人のユニット…ブルース・ツーが揃いました。
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カンフー着を脱いでトラックスーツに着替えると、他に2人の友人も含めて記念撮影。
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そう、他にもブルース・リー友を誘って行ったのです。


これほどのイベントだから、一体何人の方々がトラックスーツ着用するのだろうとワクワクしてましたが…
蓋を開けてみたら、私の他にはこの方一人だけでした。
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何という素敵な方でしょう。

さて、抽選用の番号札とミニリーフレット↓を頂いて、入場です。
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会場は先着100名のみしか入れないものの、入場料は無料という…企画の内容を考えたらありえないイベントでした。
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もちろん、私は一番前の席をゲット!
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さて、この日のイベントがどういう物だったかと言うと…
協賛は(株)高尾で、パチンコ台
『CRブルース・リーGAME OF DEATH』
の発売に先駆けた実機の展示公開や宣伝がメインだったのです。
それもパチンコの方ではなく、ブルース・リーのファンを対象にしたイベントで、直接商売に結びつきはしないだろうに開催してくれた(株)高尾には感謝してもしきれません。

これが、CRブルース・リーGAME OF DEATH。
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何と、右側に原寸大のヌンチャクがあって、それも光る設定になっています。
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使われている映像や言葉なんかも、かなりマニア心をくすぐる素晴らしい出来になっていて、少し涙を浮かべてしまった私。
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何とこの台、世界初で本物のブルース・リー怪鳥音が使われているのですよ!

さて、ブルース・リーファンの方なら、このバンドも知っているでしょう。
BABY佐々木氏率いるBLUEⅢ(ブルー・スリー)の特別LIVEも行われました!
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しかもこのバンドは、ロックでジークンドーのコンセプトを継承しようとしているだけであって、安易にブルース・リー映画の主題歌をカバーなんてした事なかったのに…
この日は初めての試みとして、カバー曲をいくつか演奏してくれたのです。いや~、感激しました。

それも、あの「G.O.D死亡的遊戯」で音楽プロデューサーを担当した遠藤智博氏が、ドラムでBLUEⅢにゲスト参加したからでしょうか。
演奏中は撮影禁止でしたが、パチンコ台横のここがステージ。
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BLUEⅢグッズ等の物販コーナー。
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さらにさらに!
BLUEⅢリーダー、BABY佐々木氏からサインも頂いてしまいました!
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これが完成したサインなのですが、ヌンチャクも描き入れてくれました。
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さらに記念撮影。
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残りのプログラムとして、パチンコ台開発の相談役でもあり、当日の司会者でもあった哲人28号さん…というブルース・リーマニアの第一人者による、「燃えよドラゴン」「ドラゴン危機一発」のロケ地レポートがありまして、これが凄かった…
このブルース・リーに対する熱い情熱には震えるほど感激。いい体験しました!

私もブルース・リーが写ってる物なら何でも買い集めるようにしてますが、ただのコレクターでしかない…いや、思い入れはそうそう負けないつもりではありますが、やはり哲人28号さんというのはブルース・リー道のはるか先を進んでいる大先輩。
自ら映画のシーンでバックに写っている物などから情報を集めて調査し、明らかになっていなかったロケ地を探し出しているのですね。
アメリカ、香港、タイ…私もその地を見るためだけにでも行きたくなりました。

最後にプレゼント抽選会。
私は友達も連れてった強みを生かして集めた物は…
CRブルース・リーのDVD、
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パンフレット、
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そして「死亡遊戯」のヌンチャク風タオルです!
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こんなにゲットして、会場を後にしました。
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そうそう、いろいろ製作秘話やら話してくれた(株)高尾の内ヶ島副社長、営業の瀬野氏にも感謝します!
こんなパチンコ台まで作っちゃうんだから、ブルース・リーファンとしてかなりの功労者ですよね。
人柄の良さも感じる方達で、やはりブルース・リーファンは素晴らしいと感じました。


はい、完全に気分はブルース・リー。
軽快な怪鳥音を発しながら、もう香港に飛びたくてしょうがなくなっている我々一行は、会場近くに見えたこの店へ入店。
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まずはドリンクメニューを見て…ええっ!サポッロ黒ラベルって書いてありますが、頼んだら普通のサッポロでした。
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その上の方に書いてあるピーチャーってのも、頼んでみたら普通のピッチャーでした。

つまみをいくつか頼んで…
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これは店内での様子ですが…
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酔って温まってきた私、トラックスーツを脱ぐと…我々と同じ大のブルース・リーリスペクト、そして自身も偉大な監督、俳優になっているチャウ・シンチーの代表作「少林サッカー」のTシャツでした!!少林足球…
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とにかく今夜も、死後とはいえブルース・リーに出会えた人生に感謝して…
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さようなら。
  1. 2008/12/04(木) 23:59:19|
  2. 映画、音楽、将棋、等
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月刊漫画ガロ(57) 逆柱いみり 2 「赤タイツ男」

今夜は逆柱いみり先生の「赤タイツ男」(青林工藝舎刊)です。
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おっと、帯で見えなくなっている部分にはこのように…
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花輪和一作品のような女性が!


さて「赤タイツ男」ですが、「赤タイツ男・伸縮自在」「箱の男」「地底人エマニエル」の三作が収録されていて、内容はいつもの逆柱いみり作品そのままで、過去のある作品と同じ展開の物もあります。
逆柱いみり作品においてストーリーなどはさほど重要ではないのですが、やっぱり凄いですよ、この世界観は。
ゆっくりする時間のある休日に、ダラダラする余裕のある頭で細かい所まで観る…すると旅漫画としても楽しめます。
私は一人で晩酌して酔っ払ってる時にも読みますが。

気軽な異界への旅。少しのエログロがあり、例によってヘンな風景の中を移動していく人物をただ眺める。
脈絡もなにも関係なく夢の中のような世界が進んで行く…
漫画界において似た事をしている方はいなくて、これは"逆柱いみり系"と呼べばいいのか、とにかく誰にも真似できない独自の世界を描いてるわけです。
こんな漫画家はまず出てこないでしょうが、それでいいのです。こんな漫画家は一人でいい。

もちろんつげ義春先生の「ねじ式」を長編にしたような、とかは言われるでしょうが…
いやいや、もうこの手の作品へのこだわりの強さに関して逆柱いみり先生は、つげ義春先生ほどの偉人すらも超越しちゃってます。
赤い頭巾と赤タイツの浪人、一つ目のウサギ男、ネコカッパ、汚いおっさん、もうキャラクターの変さも嬉しすぎます。
いや~、天才だ。


何者かの欲情している聲がする
くわーっ エロ地獄だ!
埋めてしまおう
うぐぐ……ぐわっ



  1. 2008/12/02(火) 23:55:55|
  2. 月刊漫画ガロ
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プロフィール

BRUCE

Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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