大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

日野日出志(50) 「世紀末晩餐会」

日野日出志先生や作品の紹介も、今回で50回目記念…
そんな今回は、「世紀末晩餐会」(東京三世社刊)です。
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表紙に『世紀末オカルトの集大成!』とあります。

これまたトラウマ必至の名作8編を収録した短編集で、初期作品のようなグロさを前面に出した物が多いながら、結果を読者に考えさせるような作風を模索していて…とにかく好きな一冊です。

まずは表題作の「世紀末晩餐会」
藤田というゲテモノ料理に目が無い男が、行きつけの"割烹 げて"を出た所で謎の男に声をかけられて世紀末晩餐会の会場、"クラブ 穴ぐら"に案内されました。
そこでは人間の胎児料理のフルコースを食べていたのです!胎児のうま煮、天ぷら、クシ焼き、胎児酒…藤田にとって最高の料理を楽しんで酔い潰れてしまうのですが、気付いたら産婦人科病院の地価マンホールの中でした。
その後いくら探してもクラブ 穴ぐらは見つからず、しかしどうしてもあの料理をまた食べたい藤田は、妻の妊娠という朗報を聞き、心の中に悪魔が忍び込む…。

という怖い話なのですが、実はこの「世紀末晩餐会」の見所は私にとって最初に出る割烹 げてのメニュー表。
せっかくなのでここに全部書き写してみると、

御酒

まむし酒 800
どぶろく 100
酒一級 300
酒二級 250
ビール 450
チューハイ 280
焼酎 200

御料理

竜刺 50000
竜丸焼 46000
竜鍋 56000
竜汁 6000
スッポン丸焼 13500
スッポン刺身 20050
スッポン汁 3000
スッポン鍋 18700
雀丸焼 300
虎の玉焼 1986
カエル丸焼 600
猿の脳味噌 9000
トカゲ丸焼 15
ヤモリ丸焼 300
タモリ丸焼 120
タケシ丸焼 時価
赤犬鍋 80
猫鍋 40
ネズミ鍋 タダ

なのです。恐ろしい漫画を描きながらもお茶目な日野日出志先生・・・・


次の「通夜」は、浮気して邪魔になった夫を殺しておいてのうのうと葬式で悲しいフリをしている雪江に、殺された夫の死体が襲ってくる…
包丁で動く死体をズタズタに切り裂く雪江でしたが、恐怖から自分で口走って全ての悪事が回りにばれてしまいました。そもそも死体が動いたのも、罪の意識から来た錯覚だったようですが、何ともグロい最終ページ。

「もう一つの顔」は、腹にできた顔(人面瘡)に何年も苦しめられてきた黒沼ひろしが、顔に隣りの女の人を要求されたため、ついに人殺しを犯してしまう前に覚悟の自殺をするのですが、その腹にあるのはマジックで書かれた『へのへのもへじ』だった、という話。
全ては黒沼の妄想だったのか…?

「僕の耳は象の耳」はこの本の表紙真ん中の絵の物ですが、この通りダンボのような耳になった男が"音"に苦しめられ、ついには体が巨大な耳になってしまう不条理な話。
…だと思ったら、もう一つひねってドイツ表現主義映画「カリガリ博士」に似たどんでん返しの結末を用意しています。

「満月の蟲男」は笛の音で人間の子供の脳味噌を吸いとるカブトモドキを操る蟲男なる謎の怪人の話で、「赤い目の鼠」は謎の鼠を殺した返り血で醜い姿に変貌していく話。

「死体と暮らす男」は自殺した男の魂が自分の肉体が腐っていく様を見て、その死体に襲われ、最後は死神の使いに連れられて地獄へ行く話。
こんな恐ろしい目に合うのだから自殺はいけません、という教訓にもなりますね。

最後の「スプラッターマン」は特殊メイクを生業にするSFXの第一人者である小倉、業界ではスプラッターマンと呼ばれるこの男が、リアルの世界で人を殺してしまう妄想に取り付かれて…
これはどうなるか、自分で読んでもらいましょう。

ホラー漫画100回目になった今夜はここまでにしますが、今後とも日野日出志作品、そして大好きすぎるが故に忙しい中で書きたくなくて、まだ全然マトモ紹介していない楳図かずお作品、伊藤潤二作品、他にもいくつかありますが、そんなホラー漫画もいつか紹介していきますね。


それからというもの 僕の耳は
日増しに大きくなってきているのです
耳が大きくなったぶん 音はさらに激しく僕を痛めつけます
あ…!音が聞こえ始めました!!
うっ!うわわわ~っ!!
音だっ!音が僕を殺そうとしているんだあ~~~っ!!



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  1. 2009/04/29(水) 23:41:16|
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旅行・紀行・街(63) 東京都杉並区阿佐ヶ谷 5 あがた森魚ライブ…等

今夜は東京都杉並区阿佐ヶ谷…何度も紹介してますが、私の住む愛しい街です。

今回はまず、スターロード
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そこにある音楽バー"JANB JAMB"です。
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今年に入って世界のNIRASAWAこと、韮澤靖先生が壁画を描きました。カッコよすぎです。
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これも韮澤靖先生直筆の宣伝チラシですが・・・
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そう。先日は久々にここで、私が最大限に敬愛する歌手・あがた森魚さまのライブが開催されまして、当然ながら行ってきました。
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一番前の席でハートランドビールを飲みながら…あがた森魚さまとの距離、1メートル以内。
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今回のセットリストは、何といきなりデビュー前の自主制作アルバム「蓄音盤」から2曲。
続いて・・・
冬のサナトリウム
サルビアの花
ウインター・バスストップ
川の港
マッチ工場とあじさい
ロッケンロード
最后のダンスステップ(昭和柔侠伝の唄)
赤色エレジー
清怨夜曲
SexiSexi
タイトル未定(「あらかじめ決められた恋人たちへ」との共作)
佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど
大寒橋

・・・以上、かなり長めの語り時間を取りながらの3時間でした。

でもって"大八"
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打ち上げにも参加して、私の前の席に座ったあがた森魚さまと、これまた久々にお話とかしながら呑んだのですが、まず今回の私は写真のようにEP盤を6枚持参してました。
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で、どれかにまたサイン貰おうかと企んでいたのですが・・・
決めたのは、アガタ・モリオ名義の「僕は泣いちっち」に頂きました。
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写真でも分かる通り、既に落書きのような物がありますね。
これはずっと前にオークションで落札した物なのですが、その時から

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という書き込みがあり、それが心当たりのある年号でしたので、そこに

3生

の文字を自分で書き足して、

S52.9.13生

と・・・つまり私の誕生した日付にしたのです。で、ここに名前書いてもらおうという目論見で。

さらに私と1日違いの誕生日であるあがた森魚さまの誕生日も書き入れて頂き、二人の誕生日入りという、珍しいサイン入りになりました。
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完成!
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ちなみにここでアガタ・モリオ名義なのは、大ヒットした「赤色エレジー」だけのイメージから脱却したくて付けたのだそうです。

記念撮影!
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ちなみにあがた森魚さま、実は自分のリリースしたシングルは今や全然持っていないとかで、全ての曲目とB面曲をメモしてました。
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私の宝物とはいえ、ご本人様だし全て差し上げても良かったのですが…逆に失礼かとか考えて止めておきました。

しかし私が10代の時から、今に至るもずっと聴いているあがた森魚さま。
その長い年月を様々なジャンルにチャレンジしつつコンスタンスに作品を発表してきましたが、絶対的な個性を持っているからどれも古くなっていない事に驚きます。本当、別格です。
もちろん彼の文章を読み、映画も観てきましたが、いい歳になってこうして一緒に呑んだりしてるのだから凄いです。

大八で飲み食いした物。
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スターロードに最近出来た激安居酒屋、"かぶら屋"にも先日少し寄ってみました。
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そんなわけで、また最近行った店、食べた物を載せておきます。

『その日食べた物やメイクなどを克明に記すことで、結果的に自分の体の内側、胃の内容物とか細胞とか粘膜とか腸内の状態をさらけ出している、露出狂じみた日記が世間に蔓延してます。』
(池松江美「男性不信」より)

さて私はタイ料理好き。阿佐ヶ谷で行く店は3軒あります。

まず"タイ屋台食堂 ダオタイ"
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"アジアンキッチン サワディー"
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"名曲喫茶 ヴィオロン"の隣り(同じ建物)で、最近改装した"ピッキーヌ"
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ここが長々と改装工事してるから他のタイ料理屋に行くようになったのです。
タイ料理では日本一美味いという噂もある店なのですが、改装してからまだ行ってなくて…この写真は改装前の。
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一番街では、
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"大勝軒"
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最近みそラーメンも始めたので、早速食べてみました。

近くの居酒屋"鳥正"は、いかにも居酒屋らしい雰囲気が好きです。
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未だにここは何の研究所なのか分からない"モンド研究所"ですが、レインボー旗があるという事は・・・
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この日はデモ隊と、それを取り囲む同じくらいの数の警官達がいましたパールセンター前。
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最強…"せい家"
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"日高屋"では酒も飲みます。安くて激辛のニラキムチが最高・・・
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たい焼き屋も一緒になってる"蘭花"
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"ラーメン とん太"
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"鳥よし"
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イラン人の店主もいい、お気に入りの"龍みちのく"
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これは油そばですが、かなりの激辛にしてもらいました。
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"さいたま屋"
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青梅街道沿いの"RAMEN CIQUE"(らーめん ちきゅう)。
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ここはオシャレ系な作りのため入れずにいるのですが、店のTV画面に私の大好きな1939年版の映画「オズの魔法使」が映っているのが外から見えました!!
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ジュディ・ガーランドドロシーを演じたこの作品は、使われているテクニカラーがファンタジックな効果を上げていて、フリークスもいっぱい出る大作。とにかく凄いのです。There's no place like home.
…ラーメンの話からずれてしまいました。

500円でハンバーグ(ライス付き)が喰える"Beniya cafe"(紅矢 阿佐ヶ谷店)。
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実はここにも週に1回くらいは行きます、"富士そば"
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もっと行くのは"はなまるうどん"
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いちいち毎回は写真撮ってませんが、単価が安いのもあって軽く100回以上行ってます。
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いつか本場、香川県まで讃岐うどんを食べに行きたい…

あとけやき公園で花見をしました。
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花見はいいですね~、その口実で昼間から呑んだくれていられて。

近くの阿佐谷北児童遊園
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こちらは馬橋神社
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散歩しながら見る夜桜も綺麗です。
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さらに、
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夜の店で続けましょう。

いちょう小路には、有名なモツ焼きの"炭火焼ホルモン 友ちゃん"があります。
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焼かずに食べるつまみも美味しいですよ。
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"海鮮食楽部"
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定番の名店、"川名"
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つり堀。
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私だって喫茶店にも行きます。いやあまり言わないけど、むしろ好きですよ。
今回は中杉通りの"珈司"(こおし)。ブレンド250円です。
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うちのすぐ近くに"杉並学院"があるのですが、
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ここの高等部にハニカミ王子こと、ゴルフの石川遼選手が現在も所属していますので、ゴルフ部のみ専用のバスもあります。
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"桃園川緑道"
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ここを通ると、海の生物(妖怪含む)たちが見送ってくれます。
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ずーっと行くと高円寺のここ、これが入口だったのかな。河童さんがお出迎え。
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高架下も行きましょう。
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たまに"杉並区阿佐ヶ谷区民事務所"へ行き、そこにある装置で鼻の機能を高めています。
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民間信仰石塔。
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それでは今夜はこの辺で、阿佐ヶ谷からさようなら~。
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  1. 2009/04/27(月) 23:58:36|
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劇画(91) 上村一夫 15 小池一夫 5 「バーボン警察」

今夜の上村一夫作品は、下の名前が同じ小池一夫先生を原作者に迎えた「バーボン警察」(スタジオ・シップ刊)です。
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漫画ジョー(廣済堂刊)にて1978年から連載された刑事モノ作品で、単行本は全2巻。

私が勝手に『漫画界の三大KAZUO』と呼んでいるこの二人(もう一人はもちろん、楳図かずお先生)といえば両方の代表作としても名前が挙がる、ご存知「修羅雪姫」のコンビでもありますが、この「バーボン警察」も実は隠れた名作!
上村一夫作品の中ではかなりコミカルな画風の中に、確かな小池一夫節が入れられていますよ。
今作では日本人が一人も登場しませんが、もちろん上村一夫先生は外国人を描くのも上手い!

犯罪者だらけのニューヨーク、南ブロンクスシンプソン生まれのプエルトリコ移民のチコ・ガルシア20才が警察官としてデビューし、"69分署"に配属される所から物語は始まります。

最初のコンビとして付いたのはバートという、犯人の逮捕や射殺をゲームと考えて職務に挑む先輩でしたが…
チコの新人ゆえのミスのせいで、
『飢えたコヨーテのキンタマを探ぐれと言われて おまえできるか
いきなりがぶりとやられるにきまってるんだ
やつらはコヨーテを同じなんだ おれたちの姿を見ただけで撃ってくる
だがやつらが撃つ前におれたちは撃てねえ
コヨーテなら撃てるが人間の姿をしているんでな
ゲームなんだッ ザッツ ア ゲームッ』

等と言い残して1話目にして殉死してしまいました。

次にコンビを組まされたのはウインクという黒人。
チコは真面目で素直な性格で、警官の職務に対して正義感をもって挑もうとしますが、ウインクによってキレイ事は通じないニューヨークの現実を教えられ、毎回のようにショックを受けて涙を流す事になるのです。
『銀バッチを胸に光らせている 誇り高き警官の時代は終わったんだ。
いまは何もしないことが正義なんだ 何もしないことをモットーにすれば立派な警官として生きていける
百人の中に一人の犯罪者がいるとき そいつをパクるのが銀バッチの正義だったはずだ
だが いまは百人の中の九十九人が犯罪者で たった一人がまともな時代なんだ
そのまともな一人の正義を守ってやるために九十九人をパクってたらどうなると思う
ニューヨークがなくなっちまわあ』

と言い、他にもここでの女性との付き合い方等にまで指導は及びます。

ダーティなイメージを持ちながらも心強い先輩である、そんなウインクでしたが…
その融通が利いて消極的でもある所を狙ってきた白人の犯罪者達に怒りを燃やして戦い、殉死してしまいました。
このように作中何度か人種差別問題も出てきましたが、プエルトリカンのチコは中間色(ミドルカラー)らしいですね。黒人かと思ってたけど、確かによく見ると少し他の黒人より色が薄い。

最後は実は汚職警官捜査のスケープゴートなのですが、チコは私服巡査に出世して殺人課所属になります。
コンビとして実は調査役の女刑事ベル・コードウェルが登場し…
主要キャラに女性(当然美人)が登場したら作品も色っぽさを増し、ややあって作品の締めくくりには二人の愛の物語になって終わるのでした。

おそらく原作の小池一夫先生は、もっとシリアスに犯罪や人種問題を描いた作品にしたかったのでしょうが、上村一夫先生のいつになく明るい画風によってか後半は方向を変えてきたような感じがします。
だからラストは汚職警官捜査とか関係なくなって二人がゴールインするハッピーエンド…それも微笑ましくて、いいのですけどね。


愛という言葉は それを受け容れられる相手には美しくきこえるけど
そうでない相手 つまり私のような女には虚しくひびくのよ
もし私と寝るということで抵抗があるとしたなら
私を助けるという考え方をしてくれないかしら
もし あなたによって私の不感症が治せたら……と



  1. 2009/04/25(土) 21:53:44|
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劇画(90) 上村一夫 14 「山手線外廻り」

今夜の上村一夫作品も、"上村一夫珠玉作品集"で続けて全4巻の最後を飾った「山手線外廻り」(愛育社刊)です。
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今回は全部で6編が収録されていて全てが初単行本化作品なのですが、またも名作揃い。

うちフィクションながら上村一夫先生自身がモデルと思われる主人公が出る作品が2作あって、表題作の「山手線外廻り」は美術学校に通っている時代、「ボクが女を描くとき」はもう漫画家になってから起こった事件を描いています。
自分をところんだらしなく、カッコ悪く描いている所が笑えます。そして、エロくていい!

「心中ポルノ考」はヒロインのスウェーデン女性・モニカが美しく、車椅子の男が悲しい、心中美を描いた作品。
『あたしの国の男達はこういう涙を流さないだろう
あたしはこの国へ来てはじめて 東洋の神秘を垣間見た』


「その後のオール・ジャパン・デビル・バンド」は、先日紹介した「悪魔のようなあいつ」と同じく阿久悠原作による作品で、かつて『世のすべての良識と退屈に挑戦した60年代のヒーローだった』というオール・ジャパン・デビル・バンドとそれにかかわった二人の女の、現在を描いた作品。
ドキッとするシーンもはさみながら、人の人生の何たるかを描いた…というほどでもないかもしれませんが、面白い。
ちなみにここで登場するオール・ジャパン・デビル・バンド、本当に阿久悠作詞で存在したのですね。もちろん時代もスタイルも全然違う同名の別バンドですが、漫画で復活させるくらい阿久悠のお気に入りだったのでしょう。

「屋根の上のワイン」は金持ちの夫妻とその家の前のアパートに住む女子大生・珠子との男女関係を、ワインとか絡めながらまとめています。
収録作品中一番新しい1984年と、晩年の作品でもあるだけに上村一夫作品にしてはディープさは無いのですが、人の心の表現とか上手くて感服します。

ラストが「ぼくの晩年 夜間飛行」
これは昨年出た「語り継ぐ特攻」(宙出版刊)というオムニバス本にも収録されていましたが、
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このタイトルとジャケが思わすような戦争漫画でも鎮魂漫画でもなく、あの戦争を生き長らえて"零式建設株式会社"を興して成功した社長の、少しコミカルですらある晩年を描いた物語。
レズもホモも出るし、しかも最後は未確認飛行物体…という凄い作品でした。


たしかだ!その正常なわしが狂っとる東京都民を眠りからさましてやるのだ!
くっきりと染めぬかれた日の丸とゼロ戦の機体 そしてその爆音とでな!
泰平の眠りからさましてやるのだ!
焼夷弾の降る街の下にも平和はあった!
家族が手をとって逃げるだけの平和はあった!
病死よりも殉死を選ぶ!



  1. 2009/04/23(木) 23:00:29|
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劇画(89) 上村一夫 13 「子年のお岩」

今夜は上村一夫先生の「子年のお岩」(愛育社刊)です。
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これは"上村一夫珠玉作品集"として、埋もれていた中短編作品を2003年から2004年の間に全4巻で初単行本化したもの。
私のようなファンは当然のように全部購入するわけですが、すると全4冊購入者プレゼントとして非売品の美しいポストカードを頂きました。
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この第1巻が「子年のお岩」で、表題作は以前にも触れた週間漫画TIMES(芳文社刊)掲載の"怨霊十三夜"シリーズ、『その一夜』でもあります。
この"怨霊十三夜"は独立した中短編だとはいえ、何とか一夜から十三夜までまとめて続けた形で復刻できないものでしょうか…
傑作が近年まで単行本化されていなかった事だって、出版界の大きな過失なわけですし。

さて「子年のお岩」は、簡単にいえば上村一夫版の「四谷怪談」です。
数ある日本の怪談の中でも一番有名な「四谷怪談」。元禄時代の事件を基にして創作された、お岩伊右衛門に惨殺されて幽霊となって復讐を果たす、あの話です。

定番怪談だけに、何度も映画、舞台、小説…様々なジャンルで様々な解釈をされている作品でもあります。
しかし漫画(劇画)版の決定版は、この「子年のお岩」で決まりでしょう。
上村一夫先生1976年の作品ですので、まず絵が素晴らしくて…得意の江戸モノでもありますし、他の漫画家がこれに匹敵する物を描けるとは思えません。

--------------
お岩の父親を殺してしまった伊右衛門が、それを逆手に取って敵討ちを手伝うとか言葉たくみに言い寄り、手篭めにします。
するとその場に安置してあった父の死体が動いている!
かけてあった毛布を取ってみると、ネズミが父の内臓を喰い荒らしていたのですが…ネズミの大群はこの後も何度か出てきて重要な役割を果たします。

伊右衛門も最初のやり口は卑怯でしたが、それも本当にお岩を愛するが故。
二人で貧しくも愛しあって暮らし始めるのですが、隣に引っ越してきた伊藤喜兵衛とその娘、が引っ越してきて自体は急変します。

伊藤は親切な顔して、病に倒れたお岩に薬だと差し出した物は…九頭蘭の毒薬。
これによりお岩は有名な醜い姿になり、そうした伊藤の陰謀とは、伊右衛門を顔の一部に醜い痣があった綾の婿にする事でした。
それも綾が伊右衛門に恋してしまったから…

さらに金と媚薬で伊右衛門を綾とのセックス漬けにして家に返さないでいる間に、お岩は父親殺しの目撃者でもある按摩のふりした宅悦全てをばらされ、また犯されそうになった上に抵抗の末、死んでしまうのです。
その時の姿は顔の右側の皮がずる剥けになり、髪も抜けて醜い姿。それで騙されていた事を知ったばかりで死ぬのでは、可哀想すぎる…。

三途の川まで行ってしまったお岩は、そこで伊右衛門や伊藤家の二人への恨みを確信し、怨霊となって恨みをはらす。
そしてその後は、死後の世界でまた分かり合い、愛し合って幸せに暮らすお岩と伊右衛門…
死んでからとはいえ、やっと邪魔も入らない幸せな世界に行けた二人の純愛物語でした。

続いて暗く悲しい心中を描いた短編「神泉隠亡谷心中」を収録し、上村一夫先生の実子である上村汀氏による、父の事を語った貴重なエッセイも収録して幕を閉じます。


父を殺したのもあなたの仕業だったのね……
父がひとりで渡った川を娘のあたしは渡りません
ひとりで渡ればあまりにみじめ……
あなたとともに渡りたい!
恨みますぞえ 伊右衛門さま!
恨みを背負ったこのお岩……
あなたを迎えに参ります…



  1. 2009/04/22(水) 23:57:54|
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トキワ荘(43) 水野英子 4 「薔薇幻想」「薔薇夜話」

今夜は水野英子作品で、「薔薇幻想」「薔薇夜話」(共に廣済堂刊)です。
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何故別のタイトルの作品を2つ並べているかというと…実はこの2作、全く同じ内容なのです。
最初に「薔薇幻想」が出版された数年後に「薔薇夜話」と、タイトルと表紙を変えて再発した、まぁ廣済堂では珍しくないインチキ商売だったのですが、片方の名で進めて紛らわしくなるといけないので両方とも一緒に扱いました。

独立した4編を収録していて、前者は"恐怖ロマン"と書いてあり、後者は"恐怖シリーズ"となっているのですが、どれも正直恐怖的な要素はほとんどなく、言うなれば幻想作品集です。

そもそも私は少女向けの漫画は内容が薄っぺらい物が多すぎて、まぁ絵も苦手であまり読む気がしないのですが、それでも女性が描いているだけあって男性には描けない美しい雰囲気を持っている作品なんかもありますよね。
この水野英子先生は、そんな女性特有の美しさや可愛さがありながら、内容も凄い。

あのトキワ荘の住人になって、赤塚不二夫先生や石森章太郎先生と共に行動し、いやその前も中学卒業後に女工として労働していた経験も手伝ってか、劇画の影響も受けて少女漫画にしては骨太すぎる印象すらあります。

しかも今回の「薔薇幻想」「薔薇夜話」は、1980年代に出版された本なのですが、収録作品は特にレベルの高い1960年代に描かれた作品を中心に集めています。

まず燃える火のバラにまつわる陰謀の物語で、「ローヌジュレエの庭」
生でも死でもない世界の花園でバラを作ってきた男・ジャミールが現われると…!
もちろんこの作品が本のタイトルの元になったのでしょう。ラストのまとめも好きな作品です。

次に「10月のセラフィーヌ」
二人で山の中に住んで村人に魔女と思われていた祖母が死んで残された可愛い孫のセラフィーヌと、墓掘りの若者ロージーとの恋の物語。
…といっても村人によるリンチや黒死病(ペスト)も絡んで、重い内容になっています。
セラフィーヌが虐げられて本当に魔女になる様や、本当は何にも出来ない司祭の十字架を魔力で壊し、『おまえたちが そんなものにたよっているかぎり こわくはない』と言い放つのがカッコいいです。
ちなみにその後、司祭はロージーに鍬で頭を叩き割られます。
それから輪廻転生の話になってタイトルの意味も分かる、名作ですね。

次の「真珠」は海に"炎の真珠"を取りに行く話で、たった8ページの短編ながら見事すぎます。

最後の「にれ屋敷」だけ絵が少し低学年向けの初期(1964年)作品ですが、内容はアレクサンドル・デュマ・ペール「モンテ・クリスト伯」に似た復讐劇。
陰謀により投獄されたはずのアランが約束通りユリアを迎えに来て、復讐も果たし…
ラストがファンタジーになっていて、これもいい作品でした。


おまえが親切にしたって あいつらにはわからないんだ
よけいなおせっかいはやめておけ
つごうの悪いことは悪魔のせいにすればやりやすい
おまえは いいうっぷんばらしなのさ
人にできないことのできるものは やっかまれる
おまえはやさしい いい子だが それさえねたみの種なんだ
おぼえておけ 世の中そんなやつのほうが多い



  1. 2009/04/20(月) 23:31:49|
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旅行・紀行・街(62) 東京都杉並区西荻窪 2 善福寺公園

今回の旅は西荻(にしおぎ)こと杉並区西荻窪です。
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昨年の「ココ」以来で2回目ですね。

おなじみなのは、仲通街に浮いてるピンクの象さん。
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"西萩窪六童子"の一つでもある、こちらの象さんも西荻窪駅の目の前にいます。
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そして、西荻窪駅から徒歩だとけっこう大変な距離なのですが、"善福寺公園"でお花見です。ここは、松本充代先生のマンガ「曖昧な毎日」で名前が出てくる公園だ。
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内田秀五郎像と。
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池に浮かぶ島にある、市杵嶋神社(弁財天)。
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"遅い井"と呼ばれる小さな滝…というより湧き水。かつて源頼朝が↑の弁財天に祈願して自ら掘ったら、水が湧き出したのだとか。
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いろんな生き物も生息しています。
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けっこう移動しながら呑みましたが、貸しボート乗り場もある"上の池"周辺から・・・
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南側の"下の池"へ。
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どうも、お邪魔しました~。
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ちなみに善福寺の界隈は、志茂田景樹の短編小説「知らぬが悪人」で舞台になっていますね。

これは善福寺公園から移動中の高井戸で見つけた、変な物。
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また西荻に戻りまして、こちらはたま石川浩司氏がプロデュースする"ニヒル牛"
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その2号店です。
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飲食店にいきましょう。

西荻でラーメンといえば、まずは"ラーメン大"でしょう。
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こちらは味濃い目のニンニク入り。
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"てんか寿司"
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夜時間も、街をブラブラ歩いて…
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名店"戒"(エビス)。
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西荻にもタイ料理屋が多いのは嬉しい所ですが、今回は"ルアントーン"へ。
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シンハービールが美味い!!
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麺が白いタイラーメン。
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パッタイ、タイカレー…等。
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同じ通りにある"トゥクトゥク"
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そして他にもいくつかあるタイ料理屋は、また今度。

ここは"一圓上荻窪店"
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ここも、JRの駅で最寄りは西荻窪になりますが、けっこう遠い…
以前は上荻窪まで来なくても近くにあったのに、そちらは閉店してしまったのです。

それに一圓といえば、このブログでも何度もアップしている三鷹北口店がおなじみですが、たまには上荻窪にも行きましょう。
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上荻らーめん。
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手前味噌らーめん。
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もやしてんこ。
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餃子にチャーハン。
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上記の上荻店、三鷹北口店の他にも、一圓は吉祥寺店、三鷹南口店、井の頭店、上石神井店とありますので、いつかは全店制覇するかもしれません。


おおーっ!偶然にも西荻窪在住のドラムス、林久悦氏と遭遇しました!
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別の日には双子のベーシスト、林由恭氏とも遭遇した事あるし(二人の住居は別ですが)、西荻窪も狭いな~。
とにかく二人の新ユニット・族音二重奏をもっと応援していこうと思います。

さて今回の西荻窪はここまで。
今度はまた昼間の時間がたっぷりある時に、古本屋でもじっくり見て回ったりしようかな…


  1. 2009/04/18(土) 23:54:14|
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劇画(88) 上村一夫 12 岡崎英生 1 「夢師アリス」

今夜は上村一夫画、岡崎英生原作による「夢師アリス」(愛育社刊)です。
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連作形式の10章からなり、単行本は全2巻。

原作の岡崎英生先生は1943年の山形県生まれで、既に紹介した上村一夫作品の戸川昌子原作の作品で脚色として参加していた方です。
編集者から劇画原作者になり、上村一夫先生とのコンビ作品は「しなの川」「悪の華」等、いくつもありまます。

そして今回の「夢師アリス」
これがメチャクチャ面白く、1974年にヤングコミック(少年画報社刊)にて連載された作品なのに、2004年になって…つまり30年経ってやっと初単行本化された作品です!!
とにかく美しい上村一夫先生の絵に、得意のヤバさを感じまくるタブー描写、それに珍しいSF的な要素まで加わった名作中の名作。

そのタイトルで分かる通り、主人公の名はアリス。当然ロリータ要素のある謎の美少女にして、"夢使い"です。
主人公とはいっても、重要な役割はしつつもほとんどの章であまり前面には出てこない、狂言回し的な役割です。
その彼女が『無限』を意味するヘブライ語の『アレフ』を唱えると、何かが起こる。

第1章「夢殺し」。老人の独白から始まる話ですが、妻と友を殺してから20年におよぶ悔恨と絶望の人生が2時間の間に見た夢だったと分かるこの衝撃作でスタート。
他には離別する家族が最後の晩餐を終えてみたら家ごと23世紀に飛ばされてしまったり、超能力を欲しがる少年がアリスに『太陽のようにギラギラしていて太陽よりもっと重たいもの それは憎悪だわね』と人を憎む事を教え込まれたり、小さい子に母殺しをさせたり…
まさに怨念、悪意の使者・アリス。私もこれを読んだ夜に人間の悪意を味わう夢を見たのを覚えています。

ただ第5章は「不思議の国の上村一夫」のタイトルで、上村一夫先生を主人公に少年の日のエロチックな思い出とからめた、幻想的な物語でした。
さすがにこの話はアリスに『アレフ』は唱えられず、不幸にもならずに、
『この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とはあんまり関係はありません(岡崎英生)』
と注意も入りましたよ。

第7章の「盗作」は文壇とかつての恋人だった男女等を描いた大傑作で、ダブルスパイのようなマネまでして結局主要登場人物達を不幸にしたアリスがラスト、こう言います。
『ミッキー・スピレインの「大いなる殺人」という小説で主人公の私立探偵のマイク・ハマーがこう言っているところがあるの………
あの間抜けな男が 今のあなたみたいに「何故そんなことをする!?」とマイク・ハマーに訊くのよ
するとマイク・ハマーは吐き捨てるようにこう言うの………
「俺は人間が嫌いなんだ!人間が嫌いだからだ!」………』


次の第8章、「花いちもんめ」も凄いのでした。
ツトム少年はずっと姉だと言われてた人が実は自分を私生児として生んだ母だと分かり、その母が自分の存在を隠して結婚して行こうとした時、アリスに
『馬鹿よ アンタは 人を愛するからだまされるのよ これからは人を信じないようにするのね』
等と言われて、工事現場勤めの知り合いである健一さんから火薬を調達。その見返りにカマを掘られますが…
とにかくそれで作った時限爆弾が母の結婚式の場で見事に爆発し、母の首から上が吹っ飛んで両目や歯も吹っ飛ぶこの描写!

問題はこの不思議な力を持ち、いきなり現われては人々に不幸を撒き散らす(そうじゃない場合もありますが)、このアリスとは一体何なのか。

第4章の「アリス町アリス小路13番地 ー或るいは「養殖アリスの作り方」-」で、みじめな人生を歩んでしまった酒場の女が死のうとした時、『いま18だけど 10年前には35だった』というアリスに助けられます。
そしてシュールなアリス町アリス小路13番地に連れて行かれ、"アレフの神"に祈る数百人のアリスを目撃し、自分もアリスの一人になる…という話があるのです。
そのアリスは全員同じ顔で、つまりもう人間ではない存在なんですよね。

しかし最終章「アリスの履歴書 ーアリスはいかにしてアリスとなったかー」
この謎解きの残酷な出生の秘密に迫る最終回では、かつては確かに生身の人間。
目の前で自殺していった母の告白で、アリスは両親が一卵性の双生児同士だと分かり、そしてアリスも同じ呪われた血を受け継ぐ双生児の弟と交わる…
丹念に描かれるそのシーンと共に、
『邪悪な腹をもつおんなたちアリスよ
 おまえたちは兄弟と交わり 父親を夫として その忌わしい種子を宿すがよい
 おまえたちは この世に憎悪と怨恨をはびこらせる
 豊饒な母である (「アレフの福音書」終章)』

というのが描かれて終焉。

少しだけ宗教的な物も交えて文学的、詩的な恐怖幻想譚の世界を見事に表現していました。
連作短編で続くそのスピード感は全く衰えず、最後まで行ってくれたのが嬉しいです。

人を遠い未来に送り込んでおいて、自分は現在の…何と阿佐ヶ谷駅で窓口の係員にイタズラで『アンドロメダ星雲まで1枚……』なんて言って小悪魔的な笑みを浮かべたりもする、見た目が18歳なのがまた恐ろしいアリスでした。


あなたがそうして生きていらっしゃること自体 夢でないとどうして断言できます?
あなたとわたしは今 もしかしたら夢の中で会っているのかも わからないじゃありませんか……
自分が本当に目覚めているのかどうか
そのことをはっきりと知ることができる者は 人間のなかには誰一人としていないのです……



  1. 2009/04/16(木) 23:59:28|
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手塚治虫(11) 「手塚治虫 THE BEST 3 ロロの旅路」

続いて手塚治虫先生のTHE BESTシリーズですが、3巻目は「ロロの旅路」(集英社刊)です。
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今回の帯文を書いている週刊少年ジャンプ作家は、「ろくでなしBLUES」「ROOKIES」等の代表作を持つ森田まさのり先生!
『動物達は愛くるしく無邪気。憎むべきなのは常に人間。このM(メッセージ)に我々はまたしても魂を揺さぶられ涙をしぼりとられる。』
だそうです。

まさにその通りなのは、収録作品を読めばすぐに分かります。
そして帯文からも分かる通り、"手塚治虫 THE BEST"シリーズの3巻は、何かしらの動物を重要キャラに置いた動物漫画集。

今回はほとんどが1970年代に描かれた作品で、
「ロロの旅路」「モモンガのムサ」「ヤジとボク」「山太郎かえる」「ころすけの橋」
の5編が収録されています。

表題作の「ロロの旅路」は、日本で最後に生き残ったエゾオオカミのロロを主人公にした作品なのですが、剥製にされた母親の後を追って日本中を旅し、母に続いて三兄弟もリリルルと次々死んでいき…
最後はロロまで人間の巻き添えで死んでしまう、やりきれない話なのでした。

他の4作中3作までがそれぞれ主人公のモモンガ、ネズミ、カモシカの主役が死んでしまうラストで、「山太郎かえる」のクマだけは生き残りますが、命がけで助けてくれた友達の"国鉄C62形蒸気機関車"は解体になるでしょう。
手塚治虫作品に悲しい話が多いのも、短編は登場キャラの死によって幕を閉じるのはやりやすいのもあるでしょうが、このBESTシリーズ収録作品の選考者はどうもこの手の作品を選ぶ傾向が強い気がします・・・
はっきり駄作無しと言える選考をしているので、ありがたいのですけどね。


ルル…目あけて…
おたべよ………ルルんだよ……
かあちゃん…ルルもリリも死んじゃった…
でも たとえぼくひとりでも…
かあちゃんをみすてないぞ!



  1. 2009/04/14(火) 23:44:01|
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手塚治虫(10) 「手塚治虫 THE BEST 2 雨ふり小僧」

今夜も手塚治虫先生のTHE BESTシリーズの続きで、2巻目の「雨ふり小僧」(集英社刊)です。
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今回の帯文を書いている週刊少年ジャンプ作家は、言わずと知れた鳥山明先生ですよ!
『一度だけ漫画で涙が出てしまったことがある。若い頃読んだ「雨ふり小僧」。プロとなった今、出会い、今度は汗が出た。』
だそうです。

そんな表題作の「雨ふり小僧」は、1980年の月刊少年ジャンプに掲載された作品で、山の中の分校に通うモウ太が、自分の所にだけ常に雨が降っている変な妖怪・雨ふり小僧に出会って起こる物語。
雨ふり小僧は、物置なんかに捨てられたままの古い傘から生まれた妖怪で、『○○どに』というしゃべり方が可愛いです。
彼はモウ太のブーツ(長靴)を欲しがり、くれれば3つの願いをかなえてくれると言います。
それを受けたモウ太は最後の願いで分教場の火事を消してもらうのですが・・・
モウ太は『あとで橋の下にブーツを持って行く』と約束をした事を忘れたまま、家族は町に引っ越し、結婚して会社の社長になって何人もの子供を持つまでになりました。
雨ふり小僧と別れて40年も経ったある日、娘にブーツをせがまれて買いに行ったところで、突如あの約束を思い出し、急いで約束の場所だった橋の下に行く…何とまだ雨ふり小僧は待っていたのです!
しかし大人になったモウ太には雨ふり小僧は消えかかって見え、ブーツを渡す約束を果たしたら完全に消えてしまいました。
泣いてその場にうなだれるモウ太…雨ふり小僧の無邪気な可愛さも合わさって、このラストは何とも淋しい。

他に収録されている3編は、「いないいないばあ」「はなたれ浄土」「悪右衛門」
「いないいないばあ」「はなたれ浄土」の二つは不思議な力を持つ(座敷わらし的な)存在を主題にして描いた作品で、「悪右衛門」は日本特有の変身するキツネと暴れん坊だった男との交流ですが、凄く悲しい話に仕上がっています。2ページかけた人間の女性への変身シーンは色っぽい…

はい、"手塚治虫 THE BEST"シリーズの2巻は、妖怪のような不思議な存在が登場する、民話を基にした漫画集でした。


わるかった わるかった わるかった!!
わしだ モウ太だよ………約束のブーツを持って来た!!
おまえったら四十年もここで待ってたのかい!?
そんなにボロボロになってまで………わしとの約束をまもって……!!
雨ふり小僧…なんだかおまえの姿がほけて見えるぞ

まだ行かんでくれ!!
おまえともっと話したい………
四十年間待たせたおわびをしたいのだ!!
雨ふり小僧!!
雨ふり小僧…………



  1. 2009/04/13(月) 23:36:24|
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手塚治虫(9) 「手塚治虫 THE BEST 1 1985への出発」

今夜は手塚治虫先生のTHE BESTシリーズから、1巻目の「1985への出発」(集英社刊)です。
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そう、THE BESTシリーズ。
1998年から2002までかけて刊行された物で、厳選された珠玉の中短編を収録した全20巻の作品集です。
私としては嬉しい試みだったので、手塚治虫初心者向けの内容だし既に持ってる本で読める内容でしたが、少しは寄付というか、大好きな手塚作品の売り上げに貢献する意味も含めて集めたのです。
集英社から出てるので、どうせすぐに絶版になってしまうでしょうし…

帯にでっかく『漫画はここから始まった。』とあるように、日本のストーリー漫画の原点を造り上げた巨匠の作品に寄せて、その手法を用いて現代の週刊少年ジャンプで活躍している人気漫画家達がコメントも寄せています。

1巻には「ONE PIECE」尾田栄一郎先生!
『作品から僕達が受けたM(メッセージ)は、人間が人間で生きていること。ゆえに、手塚治虫氏は神と呼ばれたのではないでしょうか。』
ですって。さすが、分かってますね~。これからは少しだけ、「ONE PIECE」も応援しようかな。

さて記念すべき第1巻の「1985への出発」ですが、これをシリーズの最初に選ぶとは、なかなか選択が渋い!
6編の短編が収録されていますが、まずは表題作「1985への出発」。1985年に月刊少年ジャンプで掲載された作品で、終戦直後の戦災孤児、カズオキミコ、そしてまだ幼いテツの3人が、40年後の未来である1985年にタイムスリップする話です。

そして3人は大人になった自分達と出会い、何とカズオとキミコは結婚してオモチャ会社で大成功しているのですが(テツは専務です)、扱っているオモチャが戦争ゲームで使う兵器なのでした…
それが戦災で傷付いた子供の純粋さゆえにが許せず、また戦後に戻るとそんな未来を歩まないため、3人は分かれて別々の道へ進むのです。

続く作品は、「ZEPHYRUS(ゼフィルス)」「モンモン山が泣いてるよ」「ゴッドファーザーの息子」「紙の砦」「すきっ腹のブルース」・・・
知ってる人はタイトル聞けば分かりますね。この1冊、全部反戦漫画なのです。

名作揃いのこの中でも、私は特に「紙の砦」が好きです。
戦時下に殴られながら漫画を描いていた手塚治虫先生の実体験を基にした作品で、大寒鉄郎なる、明らかに手塚先生なキャラが岡本京子というオペラ歌手を目指す美しい少女と友達になるのですが…
京子は空襲で傷を負って酷い顔になってしまい、ついに終戦を迎えた時に興奮した鉄郎が、
『マンガをかくぞっ ぼくは…これからだれにも えんりょせずにマンガをかいてやるぞっ
京子ちゃんっ きみもオペラ歌手に…』

とまで言って指を指した時に、その顔の傷を思い出してはっと黙る。京子も無言で涙を流す…これは私も一緒に泣いてしまいます。

そんなわけで"手塚治虫 THE BEST"シリーズの1巻は、世の中にある物で戦争が一番みじめだと思う手塚治虫先生の、少年達に向けたメッセージが詰まった反戦漫画集でした。
それも、説教くさい内容ではなくて、今読んでもどれもエンターテイメント作品として確実に面白い。

サルまんこと、「サルでも描けるまんが教室」竹熊健太郎先生が主張していたように、
『戦後のストーリーまんがは、 その手法において全て手塚治虫氏のパクリだ』
といった意見もあるほどですが、手法を模倣してさらに発展もさせているでしょうが、やはり質・量ともに結局誰もこの神様の仕事には追いついてないような気がします。少なくとも、少年漫画においては。


もーたくさんだ おいカズオ キミコ テツ……未来の三人よ よくききな
親兄弟を殺され 浮浪児になってさ 二度と戦争はごめんだって ちかったんだぜ…
それを四十年もたったら ケロッとわすれやがって!!

おれたちは二度とこんなものをつくらせねえ
おれたちは四十年まえへもどる そしてでなおす!



  1. 2009/04/12(日) 23:40:23|
  2. 手塚治虫
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旅行・紀行・街(61) 東京都三鷹市 4

今夜は、東京都三鷹市です。
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三鷹駅構内。
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三鷹駅前。
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まずは花見しながら一杯だけ。
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…のつもりが、夜まで。
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で、三鷹といえばここですね、"一圓 三鷹北口店"
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ある日、料理中にカメラを向けて邪魔したら・・・こう。楽しそうな店ですよね。
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こうで、
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こうですからね。
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さらに我々も入っての記念撮影をお願いしてみたら・・・
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うしろでこんな顔を!!
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北野武、高倉健、三上寛、水木しげる・・・そしてこの一圓の川原店長。
私が尊敬し、カッコいいと思うオヤジはそう多くはありませんが、この川原店長は素晴らしすぎます!

気を取り直して飲み食いコーナーにいきましょう。
まずはやっぱりビールと餃子!ここの餃子は今まで何個食べただろうか…
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皮が厚くて私好みの焼き餃子に始まり、
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こちらは水餃子。
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以下は、最近つまみとして食べたモノ達。
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飲み屋として利用すると、かなり安上がりで大満足できますね。

しかしもちろん、普通の食事もイイ!

上連雀らーめん。
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三鷹らーめん。
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手前味噌らーめん。
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こちらも手前味噌らーめんですが、スープの色が随分赤いのは、この日は激辛で作ってもらったから。
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もやしてんこも、
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ねぎらーめんも、やはり特注の激辛。
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これを見ている貴方も『大悟への道を見て来ました』と伝えて激辛にしてもらいましょう!

ほうれん草を練り込んで緑色の麺なのは、ほうれん草らーめん。
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あんかけ揚げそば。
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チャーハン。
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キムタクとトヨエツ。
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店員さんと記念撮影して、
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川原店長とも一旦お別れです。
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さて、三鷹といえば北口出てすぐに"松屋"の本社ビルがありますが、
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その一階にあるトンカツ料理メインの"松八"もお気に入り。
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前にも書きましたが、"白木屋""魚民"等のチェーン居酒屋を持つモンテローザの本社ビルも三鷹駅近くにあります。
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今はこういう店は入りませんが、これは最後の、数年前に行った時の写真。
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本社ビルだけにいくつかレアな店舗もあるのですが、ここ"うまいごはん家"
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先日初めて入りましたが、味噌ラーメンで410円。

いつか入ろうと思ってるのは"ラーメンショップ バウ"なのですが、
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何百回と前を通ってるのに未だに入れません。

駅前の立ち蕎麦屋。
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かけそば240円で、
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きしめんが300円です。
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こういう方も合流し、
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続いて三鷹呑みの定番は、まさしく日本の居酒屋といった雰囲気の名店"凧凧"(はたはた)。
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最初の一杯は乾杯の音頭を取ってくれるのは常連の私への特別サービス…ではなく、全員にしていくれますよ。
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ある日は私の尊敬するドラムス、林久悦氏が登場!!
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双子の弟でもあるベーシスト、林由恭氏と共に最近始動した新ユニットの族音二重奏は、今私が一番期待しているユニットでもあります。
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記念撮影。
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目玉焼き丼が300円で美味く、お食事にもいい店ですね。
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ところで、私が日本にある食材で唯一食べられない…山芋を頼んだ犯人は誰だ!!
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しかも私の目の前に置かないでくれ…

もうしばらく入ってませんが、近々また行きたいのが"婆娑羅"
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"桜田"
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"だんまや水産"
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最近出来た"居酒屋 こマねち"
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外に吊るされてるこいつが、握ると素敵な音を出します。
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たまには南口の方にも行って…
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ここは"さかな道場"
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自分が店を出している土地の漢字くらいはちゃんと書けた方がいいと思いますが・・・
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次は私の中学高校時代のアイドル…太宰治ゆかりの"玉川上水"を、吉祥寺方面に向かって歩きましょう。もちろん、川沿いの桜を見て呑みながら…
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すると太宰治が入水自殺を遂げた場所と思われる位置に、こんなのもあります。
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オシャレな家の隣には、
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山本有三が住んでいた邸宅にして大正末期の洋館、"山本有三記念館"があります。
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かなり素敵な建物ではあるのですが、まだ山本有三の著作を読んだ事がない私には入る資格は無いでしょう。
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"まんすけばし"まで着くと、
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レア鳥がいる"ポキショップ・風の駅"があり、ここで三鷹名産品や宮崎駿監督がデザインした三鷹のキャラクター・ポキスタジオジブリのグッズも買えます。
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玉川上水の道は実は"三鷹の森ジブリ美術館"を目指す道でもありまして、
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すぐに到着!!
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ここはチケットが未だに日時指定の予約制であり、ローソンでしか買えない上に入手困難で待つ必要があるために、そういうの苦手な私は実はまだ入った事はありません。
なので、外からの記念撮影のみです。
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トトロもいます。
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おろちと一緒に「天空の城ラピュタ」のロボット兵を指指してお別れ。
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きっといつか、入場もしてその報告もしたいと思います。
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はい、"ヘアーサロンよこやま"前で。
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ヒューガルデン・ホワイト(Hoegaarden White)好きの友人はそのTシャツまで着こんで呑みに行ってます。
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ところで東京都の中央線は、新宿から西に進んで行くとあの聖地・中野から高円寺阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪吉祥寺ときて…次がこの三鷹じゃないですか。
私が何故、そんな素敵な街ばかり続く中央線の新宿から西にあってイマイチ個性の薄い三鷹に惹かれるのか…それはズバリ、この街がフツーだからでしょうか。
私も田舎者だので、きっと個性的な街は好きながらどこかで疲れていて、だから三鷹市に行くとそのフツーさが故に安心している、と。

さぁ貴方も電車でGO!!
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そして三鷹へ…

まぁ単純に、友人宅があるから行く用事があるというのも大きいと思いますが。
本当、よく遊びに行くこの部屋ではいろんな事があり、ドラマが生じた・・・

射的で取ったっ、射的で取ったっ
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台湾から来た客に禅の精神を教育中。
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この時は仏の教えを教習、
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普通に数人で集まって呑んだり、
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(キモッ!)

ボードゲーム最強の名人決定戦をやったり、
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少林サッカー兄弟もよく見かけますし、
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あ、映画「少林サッカー」の中でいくつもあるのに多分ほとんどの人が気付いてもいないBRUCE LEE映画のパロディシーンについて、またチャウ・シンチーがいかにLEEリスペクトさんであり、だからこそ別の方向からカンフー映画を作っていった天才か・・・
そんなくだらない話を聞きたい方は、是非我々に声かけてください。

ちなみに彼のこの腕。
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焼けただれちゃってます。
「幽☆遊☆白書」における雪菜の双子の兄・飛影の邪王炎殺黒龍波か、または「闘将!!拉麵男」毒狼拳蛾蛇虫の毒手に憧れて肉体改造したのでしょうか。
または、己の無実を証明しようと職場の寸胴を使い、縄文時代の人みたいに熱湯に突っ込んだのでしょうか。

これは普通の記念撮影ですが…
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おいおい、ちょっと待てこの女!!
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三上寛似の彼が来てくれると、その福福しい顔に癒されます。
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・・・さて、今夜はこのくらいでお別れにしますが、最後の最後は友人が見かけて写真も撮らせてもらった、恐らくは三鷹市在住のあの俳優!
特殊漫画大統領根本敬先生の漫画や監督した映像作品「さむくないかい」だとか、奥崎謙三主演映画「神様の愛い奴」に出演している、私も大好きな平やんこと甲斐平吉氏で今夜はお別れとしましょう。
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そして、おやすみなさい。

  1. 2009/04/11(土) 23:49:46|
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ホラー漫画(48) やすだたく 2 「ミイラが呼ぶ夜」

続いてやすだたく作品で、「ミイラが呼ぶ夜」(立風書房刊)です。
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これもまだ子供だった私は近所の本屋で恐る恐る立ち読みした本なので、思い出深い…

オープニング、いきなり巨大な鳥の内臓を取り出して一人でニヤニヤしている男が登場してきました。
この男が"南田市立第二小学校"の女子、麻理美奈子を誘拐して拉致、監禁した上に、趣味の剥製作りをこの人体で試そうと企む…猟奇的な話です。

話は別々に監禁されている美奈子の方だけを追い、次に麻理の姿を見た時は衝撃!素っ裸で腹を切られて内臓ぶちまけている姿でした。
小学生にして親友のそんな姿を見せられた美奈子は、続いてかつて妹の美鈴に害を成した人間をミイラにして保存しているのを見せられます。

この犯人の男の歪んだ妹好きの念が高じて女子小学生を監禁しちゃってるわけですが、気持ち悪い剥製作りのやり方を勝手に講釈したり、かなり狂ってます。
妹と共に育った孤児院でいじめられた経験とかあって同情の余地はあるのですが、何とも偏執的な人間の狂気を描いたヤバい内容でした。

最後は何とか美奈子が逃げ出して一件落着し、一応家族には元気になったふりをしている美奈子の日記が最後のコマ。その内容は、
『夢だったのかしら…あの数日間悪い夢を見てたような気がする…
でも夢じゃない 友達だった麻理はあの地下室で殺されたんだから……
もうすぐ秋……私…みの虫のように 小さなからの中に とじこもりたい…………』

と、何とも暗いラストの作品でした。
こんな体験をした女子小学生の、その後まで追った作品を読みたいものですね。

あと印象深いのは拉致されて眠り、うなされている美奈子の夢のシーン。
ドイツの表現主義か何かの芸術表現のようなシュールな世界を、まるで楳図かずお作品のように大口開けて逃げ惑う美奈子が、これまたおかしな人間のような奴に変な武器で後頭部を刺され、顔から目玉と一緒に飛び出してくる…
やすだたく先生なりに実験的要素も入れてみたのでしょう、この辺りを見てもかなりの意欲作だと分かる作品でした。


この店にあるのは鳥のハクセイだけ?
じゃあ知らないね フフフ……
人間のハクセイの作り方さ…
フハイするのが早いからね
すべての内臓を手早く始末しないと失敗するね……
ちょっと骨はおれるけど まるで生きてるようだよ
永遠に腐らないんだ フフフ……



  1. 2009/04/10(金) 23:58:46|
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ホラー漫画(47) やすだたく 1 「たたりの夜泣き地蔵」

今夜はやすだたく先生の「たたりの夜泣き地蔵」(立風書房刊)です。
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ここでは初登場のやすだたく先生を簡単に紹介すると、といっても作品数少ないし私も詳しくないのですが、1947年生まれの兵庫県出身。
ホラー漫画を描く前に1970年代のヤングコミック(少年画報社刊)にて「性らあ服純愛シリーズ」を連載していました。
単行本化されているのは、この一部で有名な「性らあ服純愛」の他に立風書房はレモンコミックスのホラーが三冊…だけだと思います。

そしてこの「たたりの夜泣き地蔵」、冒頭の導入シーンがいきなり重い!!
文政5年(1822年)の京都近郊でえたいの知れぬ疫病が発生したおりの、ある一家。
一人息子の吾作が体中に気味の悪いハンテンを出して10日以上も苦しんでいるため、せめて年老いた親・甚吉の手で吾作の首を絞めて楽にしてやるのです。
その父親が魂を込めて地蔵を刻み、それと一緒に山に運びました。
その死体から目玉が落ちて風化していく様も描かれますが・・・

時は経って現代の東京。
そこらにころがってる地蔵や野仏を集めてきて骨董屋に売ってデート資金を稼ごうとした一郎が、例の吾作が死んだ時の地蔵を拾ってきてしまい、呪いを受けて体が石のようになっていくのです。
彼は一平と呼ばれてるシーンもありますが、これはやすだたく先生が登場人物の名前を忘れたのでしょうか。
それより、その巻き添えを喰らった妹の京子の方が可哀想で、女の子なのに醜い赤紫のハンテンが出来て何故か口も裂けてオバケのようになり、好きな男にも逃げられてしまうのです。
それから二人の父親が檀家をしている寺を訪ねて、そこの和尚に怨霊払いをしてもらうのですが、それから和尚と地蔵の戦いと、二人の子供の変化が見モノです。

メインとして見せようとして描く所以外の絵、特にどうでもいいキャラとかの絵が下手すぎですが…
子供なら十分に怖がるでしょう。というか、私がかつて近所の本屋で立ち読みして怖がった(気持ち悪くなった)少年時代を思い出すのです。


じゃあ…石になったり急に顔がお化けのように変化したりする…
そんな病気が現代にあって
あの地蔵についていた気味の悪いハンテンと
私の顔に現われるデキモノは同じものなのよ



  1. 2009/04/09(木) 23:42:51|
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劇画(87) 上村一夫 11 阿久悠 1 「悪魔のようなあいつ」

今夜も上村一夫作品から、原作に阿久悠を迎えた大好きな「悪魔のようなあいつ」(講談社刊)です。
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上村一夫&阿久悠…他にもいくつもの作品で組んでますが、正にゴールデンコンビ。そして、二人ともが売れる以前からの知り合いでもあります。
この「悪魔のようなあいつ」は1975年にヤングレディで掲載された作品で、単行本は全2巻。
ジュリーこと沢田研二主演でドラマ化された作品の原作漫画でもあります。

作品のモチーフになったのは1968年に発生した三億円強奪事件(三億円事件)。
超有名な、犯人のモンタージュ写真を見せれば・・・・
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事件を知らないような輩でも、せめてロック好きなら『あっ頭脳警察のファーストだ』と見覚えくらいはあるでしょう。

テレビドラマの方もジュリー以外にも物凄いキャストでヒットもしたようですが、たった4回の放送でストーリーが原作漫画に追い付いてしまい、結局はほとんどオリジナルドラマになった事が語り草になっています。
原作でも何度も出てくる詩の「時の過ぎゆくままに」が歌になって主題歌としてジュリーに歌われ、彼の最大のヒット曲ともなりましたね。

雑誌連載と同時進行だったのはドラマだけではなく、何と三億円事件の時効が連載の年であり、その日に合わせてストーリー上でも時効に合わせて『あと何日』と進展していたのです!
それは本当に凄い事です。我々の世代では三億円事件は有名な未解決事件として記憶しているでしょうが、連載当時は警察の威信にかけて凄い捜査をしていた最中だったわけで、臨場感も楽しめたでしょう。
もし犯人が逮捕されていたら、創作した主人公らとギャップはどうしていたのでしょうかね。その場合も見たかった。

始まりは3月10日(あと275日)。
主人公は可門良という『おそろしいほどのいい男』で、右肩に"悪魔の紋章"だというバラの刺青を入れています。
彼こそはあの三億円事件の犯人なのですが、決して派手な暮しはせずに親友で元刑事の野々村修二が経営するバー"日蝕"に居候し、"ジプシーの穴"でギターの弾き語りをし、女に買われたりして時効の日をじっと待っています…

この日は日夏恵い子に1晩10万円で買われますが、彼女は良がまだ子供の頃、湘南の海で遠くから見つめて強烈な印象を残した、憧れの人でした。良は彼女を一生込みで一億円で買う、だから"その日"まで待てと言います。
また良には車椅子の妹・いずみがいて、来年になったら身体を元通りにしてやると約束しています。
あと275日…ここから時効の日まで一週間ずつ消費していく形式で物語は進みます。

他に金と女にきたない元競輪選手の八村八郎、現役刑事の白戸五十六、歌手の矢頭たけし、良に憧れる頭の弱い女がノノ、いずみの看護婦の山川静枝、日夏恵い子の亭主の剛毅
はみ出し者がほとんどの、そういった人々と三億円を巡って、繊細に。

4話目に当たる4月1日(あと253日)。
ここからいきなり『今日から俺が語り手である』と良の手記形式になり、今までの3話は導入のための序章に過ぎなかった事が分かります。
確かにこれまでは良が三億円事件の犯人だと分かる描写はないし、勘の鈍い人にはあと○日の意味すら分からなかったかもしれません。

『俺はしゃべる しゃべろうと思う 俺の名は可門良 二十七歳』

残る時効までの日数は消化していく一日にすぎないというのですが、それが何ともドラマチックで性描写も多く、また過去のエピソードもシンクロしながら語られます。
いろんな事がだんだん分かってきますが、重要な三億円の現金の隠し場所は…妹のいずみの車椅子の中でした。
それも良の部屋に一度来た時に取り出され、最終話のラストシーンまで分からないどこかに移されるのですが。

時効の日は近づくのですが、その日を心待ちにする良に異変が起きました。以前から少しずつ頭に割れるような痛みが走っていたのですが、それが神経膠芽腫(Glioblastoma)だと分かります。
それも良本人ではなく、執拗に良を追い続ける白戸刑事が知ってしまうのです。

もはや余命幾許もない良ですが、ついに迎えた最終話は9月1日(あと99日)。
あれ、まだそんなに日数が残っていて大丈夫なのかな?大丈夫じゃありません!
驚きの尻切れで終わってしまうんですよ…
ここまでの流れが素晴らしかっただけに、あと99日も残して迎えたエピローグは勿体無いながら、怖いくらい美しい最終話を読めばやっぱり名作だと分かります。

相変わらず美しい上村一夫先生の絵ですが、今回は美男が主人公という事で男の色っぽさを見事に表現しています。
原作者が原作者ですので、相乗効果でまたさらに詩的になり。
閉塞し苦悩する若者が反乱を起こし、得たものを守るための日々…時効が来ればそれがどうにもならない日々からの出口になったのでしょうか。
それ以後でも民事の裁判で損害賠償を請求されるかも、とか示唆されていますが。

ちなみにこの「悪魔のようなあいつ」は、2004年に角川書店から29年目の復刻をされています。
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激レアなオリジナル版を持っていた私にとって、この復刻はかなりの痛手でしたが…
それでもサイズは大きくなってるし、こちらも即買いました。

物語の冒頭で、最初の登場人物である八村八郎が雪の上を歩き、
『ちくしょう……足あとまでびっこを証明するたあ いまいましい雪だ』
と言うのですが、この一番最初のセリフからいきなり修正されてるし、他にもいくつか自主規制してましたよ。

タイトルの「悪魔のようなあいつ」ですが、恐らく映画の「悪魔のような女」「悪魔のようなあなた」「悪魔のような恋人」のどれかから思いつきで取っただけでしょう。
可門良の悪さはどうもそこまでじゃないし。最終ページの顔は怖すぎですが…
あと山川静枝と初めて寝た時、
『綺麗な顔 まるで悪魔がいるみたい あなたに見つめられたら 女はだれでもダメになってしまう』
と言われていました。

これを読んで最後に気になるのは、これだけの事件を起こしておいてついに捕まらず、この作品当時の公訴時効どころか、1988年に民事時効まで成立したのに未だに誰か分からない現実の犯人の行方。
一体どうしているのでしょう。盗んだお金だって使ってないのですよね!?


俺はまだ人を殺したことはない
しかし最近 殺人を犯しそうな予感がするのだ
それも一人ではない
大勢の人間を殺しそうな気がするのだ



  1. 2009/04/08(水) 23:33:28|
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劇画(86) 上村一夫 10 「乱華抄」

今夜の上村一夫作品は、「乱華抄」(青林堂刊)。
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"青林堂・現代漫画家自選シリーズ"の一冊で、1972年発行。
様々な弱者と性を描いた作品を10編集めてきて連作とした短編集で、現在の漫画界では絶滅したヤバい、そして美しい世界がこの一冊に詰まっています。

個人的にも重要な作品で、何故なら確か10年ちょっと前のまだ「同棲時代」しか読んでなかった私が、これをガロの青林堂から出ている本なので買ってみて…読んで衝撃を受け、それ以来なのです、上村一夫先生が特別な存在になったのは。

ちなみに青林堂の同シリーズは、あの林静一先生の「赤色エレジー」に始まり、永島慎二先生、勝又進先生、つげ義春先生、平田弘史先生、辰巳ヨシヒロ先生、真崎守先生、村野守美先生、宮谷一彦先生…
と、こんなにまで凄い劇画の面々の絶頂期の作品を収録しており、私の世代では絶版になっていましたが古本屋で探し出して読み、感激したものです。

話を戻して、私が人に聞かれれば薦めるのは大抵上村一夫先生ですが、その作品ならどの時代の物でもいいというわけではなく、やはり本当のいい時期に描かれた今回の「乱華抄」のような作品になるのです。
内容も情念や狂気等の上村一夫先生が得意とし、また一般的にとらえられてるイメージ通りのものが詰まっています。

1話目の表題作「乱華抄」は、男性教師と伯父を体で手玉に取ってきた女学生・幾代の卒業式の日を描いた作品。
幾代と肉体関係を結んでいる男は実はもう一人、白痴の少年もいて…
『この白いお腹の中におまえと瓜二つの生命がやどっているのよ
悪い種は自分たちの手で摘みとらなければならないのよ
おまえはそんな男たちよりも勇気があるわたしの夫!
さァ!狙い定めてその石を離すのよっ』

と、吊るした巨大な石を女の腹目掛けて投げ付け、堕胎する。その前に母親は殺してるし、短い話の中で描かれるのは狂気じみたタブーのオンパレード。

次の「夜明けのジュリー」はおかまのジュリーと、売春する学校の女教師の話で、「青春日記」は淋しがり屋の良家のお嬢さまが、電車で痴漢に合ってからその犯人に恋し、殺す…歪んだ精神の話。
「藤純子は何故結婚してしまったのか?」は、表紙がいきなり小雪の中こっち向いてでかい糞している犬の安兵衛と傘をさす美しい雅子という構図に笑うのですが、獣姦も描かれるし…
「告白的女優論のための1章」は映画監督の夫と女優の妻という夫婦による愛の形、「20年ぶりに逢った初恋の女」はデザイナーの男が幼い頃に性器を見たり触ったりしたかつての少女とまた出逢い、初恋が終わって生活に帰る。
「春駆け落つる女」は駆け落ち癖のある人妻の話なのですが、その旦那と親友のヤクザが20年前に殺した○国人の骸骨を掘り出して想い出にひたっていたりするので…これもネタがヤバい。
「6年目の女」は父と二人暮らしの娘が小学校に入学した日を描くのですが、酔った父親の性器を握らされて『男と男を比べられる女になれ』という事を説く…
「本牧で生まれても鴎になれなかった女」は、かつての天才子役少女が、食いっぱぐれる事を恐れた母親に成長しない薬を飲まされたために、顔だけ大人の畸形となって生きる。
ラストの「終章」で今度はレズのカップルを描いて終わります。

雰囲気モノみたいな短編もあるし、正直話だけ簡単に書いても意味が少ないのですが、タブーを覗き見る楽しみ以上にその絵…特に女性の美しさにゾクゾクするわけです。
巻末の"著者の言葉"でも劇画には『筋書き』は不必要云々とありまして、そうだ今夜は上村一夫先生自身による巻末の素晴らしい『著者の言葉』を載せて終わりにします。


戦中派と戦後派のあいだをさまよう我々は疎開派と呼ぶべきなのか。
帰るところは焼け野原となっており、今いる此所は他人の故郷であって、自分はいつも流れていなければならないのだと、自分だけの風景を作らなければならないのだと思いたった所が劇画という世界だった。
だから私の劇画には『筋書き』は不必要なのであって、美しい自分だけの故郷にたどりつく或る一コマのための、無駄なコマを積みあげた何ページかの絵の歴史を劇画と呼んでいる私は昭和15年生まれである。



  1. 2009/04/07(火) 23:35:21|
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月刊漫画ガロ(65) 水木しげる 9 「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪VS宇宙人」

今夜は水木しげる先生の作品で、「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪VS宇宙人」(講談社刊)です。
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数多くの名作を生み出してきた水木しげる先生の作品群の中でも、一般的には間違いなく知名度が一番高い「ゲゲゲの鬼太郎」

私も以前「墓場の鬼太郎」収録の「鬼太郎の誕生」を紹介した事がありましたが、現在知られる形の「ゲゲゲの鬼太郎」の歴史を丁寧に語ると長くなりすぎるので省略します。
いや極簡単にだけ書けば、元ネタとなった民話や紙芝居があって、それを改良してオリジナル紙芝居にしたものの、人気が出なくて設定を変えて、貸本漫画家に転身してから現在の鬼太郎の基礎が出来て、ねずみ男も生まれて…作者の長い貧乏生活を経て週刊少年マガジンに進出するも人気は出ず、しかし先に「悪魔くん」が成功した事により水木しげる先生の知名度が増し、しかも初期のグロさを無くした少年向けの内容になって生まれ変わった鬼太郎の話はついにメジャー化、タイトルを「墓場の鬼太郎」から「ゲゲゲの鬼太郎」に変えてテレビアニメ化まで果たし、妖怪ブームを巻き起こして鬼太郎は初期の作風ではありえなかった国民的ヒーローの位置にまで出世したのでした。

その後も各誌で描き続けられた鬼太郎は、近年に至るまで何度もアニメ化されてどの世代でも知っているキャラにして日本の漫画史上重要な位置付けされているので、単行本も各社から膨大な数が出ています。
現在でも止まる事無く続々出版される、誰々が選ぶとかのベスト版みたいなのから、時代別やジャンル別(猫特集、魔界特集、ねずみ男特集…)とかの編集本の多さも鬼太郎人気の高さを物語っていますね。
私も大好きな鬼太郎はいろんな時代の各種単行本を集めていますが、今回はそんな編集本の一冊から、1997年に初版発行された「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪VS宇宙人」

まずは鬼太郎ファミリーの主要キャラクターからすると…って、そんな事をしてたらこの本の話をするまで随分かかってしまいますね。
加えて鬼太郎、目玉おやじ、ねずみ男、一反木綿ぬりかべ猫娘砂かけ婆子泣き爺…これらのキャラは漫画に興味のない、そこら辺のおばちゃんとかでも知ってるでしょうから、もういいでしょう。

「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪VS宇宙人」は、そのタイトルの通り宇宙人と闘う話を集めた単行本。
水木しげる作品で妖怪モノは当たり前ですが、宇宙人モノは意外と少ないので興味を持つ方も多いのではないでしょうか。

まず巻頭口絵として「世界の大妖怪」がありまして、これは妖怪図鑑として楽しめるのですが、それより私の世代の子供達もよく読んでた"小学館入門百科シリーズ"
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おそらくアレのどれかと同内容になっているので、懐かしさが先立ちます。

そして、漫画作品が5編。

まずは「UFOの秘密」で、突然どこからともなく姿を現したUFOが土葬の墓だけを狙って死者を甦らせ、そのリビングデッド達が生きてる人間達の世界を占領しようとする話です。
『亡者の行進』は続き、次々と人間を滅ぼしていき…そこで驚いた日本の首相は幽霊族の鬼太郎やその仲間達と会談し、『正義のためだ 人類のためだ』と言葉たくみに担ぎ上げて亡者と戦わせます。
鬼太郎も一度はUFO人のダルマ博士が呼んだUFOの光線によってミイラにされますが、目玉おやじが妖怪SOSを発して悪魔のベールゼブブを中近東から招き、妖怪と悪魔が協力して激しい攻防の末に人類は守られるのです。
しかしベールゼブブ…元々は神様だったハエの王様ですが、姿がハエをそのまま人間サイズくらいに大きくしだけの姿をしてまして、恐ろしいよるも滑稽な感じがしてしまいます。

この作品の面白さはこんな単純なストーリーなんかではなく、鬼太郎達が行く『妙な世界』の描写と奇想ですね。
UFO人は地下人であると分かるのですが、『北極の穴』から入る地球内部の極楽のような世界に住んでます。
それが何で地上に混乱を巻き起こしたのか、その理由も明確にしているので是非読んでみてください。

残りの4編は全て"新ゲゲゲの鬼太郎"シリーズからで、まずは「UFO宇宙突撃隊」
小惑星女王星と妖怪達が闘う変なSF作品ですが、一反木綿に乗って女王星に乗り込む途中で寄ったタケノコのような星の住人の姿とか、あと女王星人はあのステレオタイプなタコ型火星人みたいだし…笑ってしまう名作です。

次の「火星人現る」は地球に運ばれた"火星の石"からミイラ化していた一つ目の火星人が復活し、ねずみ男や警官らを次々と吸い込んでいきますが、鬼太郎を吸い込んだらその強力なエネルギーによって逆に消化されてしまう話。
ラストで鬼太郎は『今度のは危なかったヨ』と語っています。

「ムーン大王」は、あの"ムー大陸"の王であるムーン大王が子供達に掘り起こされて目覚めてしまい、地球を支配しようと企みます。
月のような頭を持った可笑しく可愛い風貌をしていますが、その本体は頭の中に入っていた液体の方で、何でも食べて巨大化していく…
これは貸本時代の作品「地獄の水」で使われたネタであり、嬉しいリメイクである事が分かりますね。
「地獄の水」では水人間を石油五十トンまいて焼き殺しましたが、「ムーン大王」ではコンクリートで固めて窒息死させるオチになってました。

ラストは「終末株式会社」で、立派なヒゲを蓄えたねずみ男が地球の終末ブームを巻き起こし、自分だけは助かりたい大金持ち達から大金を巻き上げる話。
終末株式会社は金持ち達に終末をお届けする会社だった…水木しげる先生の風刺漫画家の部分が強く出た作品でした。

さらに巻末には特製ポストカードが2枚付録になっていて定価は普通に500円!
新作無しながら宇宙人マニアには嬉しい作品だけを読めるし、なかなか良心的な企画本でした。


UFO人は一人一人が総理大臣みたいなものです
あらゆる情報は脳電気でながされ……すなわち
知能が極限まで発達しますと みな同じになってしまうのです
地球人のように発達未発達がさまざまだと
支配されたり支配したり いろいろなことがおきますが
それはわれわれの世界ではありません



  1. 2009/04/06(月) 23:34:55|
  2. 月刊漫画ガロ
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旅行・紀行・街(60) 東京都杉並区高円寺 6

先日の小金井公園に引き続き、近所の東京都杉並区高円寺でも"馬橋公園"で花見をしてきました。
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前日に我が家で潰れるまで飲んだので、次の日にまだ残っていた人達と急遽決行したのです。
次の日にまた昼間から飲むのは、二日酔い対策にもなりますし…
元々は気象庁の気象研究所があったこの場所は、私の近所の憩いの場でもあります。
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鳩と戯れ、
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子供を中心とした近所の方々とも交流し、
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そのうちに、いい天気なので上着を脱いでルイ・ヴィトンのオシャレTシャツになり、
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エルショフ「せむしの子馬」を読みながら菊水を呑む私でした。
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はい、馬橋公園よサバラ。
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高円寺駅へ。
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駅員さん募集のポスターにあるイラストが手塚治虫先生似ですね。
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そういえば高円寺駅ガード下の、"むげん堂""レア高円寺"等の地下にある飲食街…
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これが、しばらく行かずにいたらいつの間にか閉鎖になってましたよ!!
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沖縄料理の"むるち"や、そば居酒屋"いっぷく"、カレーの"クロンボ"やその他…
私も高円寺に引っ越してきた当初に通ってましたが、もう行かなくなってたのが悔やまれます。

高円寺を散歩。
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うわ、ワニの首が斬れてる!
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こっちは『と れ』になってるし!
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さて、次は最近飲み食いした高円寺のお店にいきましょう。

まずはおなじみ、中華料理の"成都"
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さらに何度も何度も火鍋・・・大好物すぎます。
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その他にもいろいろ。
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ランチのバイキングでもお邪魔してます。
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またすぐに行きま~す。
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タイ料理好きの私には重要で、よく行くお店が"BAAN-ESAN"(バーンイサーン)。
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鍋…つまりタイスキ等も始めてました。
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ちなみにこの店、深谷陽先生の名作漫画「スパイスビーム」の舞台となるタイ料理店チャーンのモデルになっているのです!
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私は深谷陽作品に登場する美女が大好きで、この作品のポーラも最高です。

たまには"一休"にも。
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高円寺北中通り商店街の"バーボンハウス"…ここも撮影の定番スポットになっています。
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その前にある元お米屋さんだった場所で、"山森農園"の直売所がオープンしました。
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そしてそこで、友人が働いているのを発見!!
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高円寺にもやってきた名店"ラーメン大"
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こちらは塩味で、もちろんニンニク入れてますが…
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その後の用事のためニンニク入れちゃマズイ時、涙を飲んで食べた醤油味のニンニク無し。
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"花の木"
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"喜多方ラーメン 坂内・小法師"。私は喜多方ラーメンも好きなので、有難い店でもあります。
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ガード下の"ラーメン&カレー タブチ"
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ここは大抵の人が表の食品サンプルにあるダブルカレー¥600とかを見て、その量にビビルと思いますが…
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私は普通に、醤油ラーメン¥340にしました。
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ここはわりとマニアックなお店、"登龍園"
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結局の所ラーメン屋で一番よく行くのは、やはり"せい家"になります。
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さて実は無類のそば好きでもある私…高円寺で立ちそば屋といえば"みはる"ですね。
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そして24時間営業がありがたい"富士そば"
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ここ"桂"もそば屋ですが、先日はご飯モノの朝食セットにしてしまいました。
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あと、高円寺には餃子屋さんが多いですね。
"柳亭""赤天"に、
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ここも餃子バーだし。
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他にもまだまだありますが、ここは最近オープンした"丸山餃子製作所"(マルヤマギョーザ)。
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餃子6個300円でニンニク有りと無しがあって、味噌ダレで食べます。

そしてコロッケの買い食い。"龍ヶ崎まいんコロッケ"に、
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この肉屋さんです。
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古着・古本店・古道具の"アニマル洋子"
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これは店番のお手伝いをしている一コマ。
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いや、私が行くと店長がそのタイミングを逃さず、私をレジに立たせてトイレに行くのです。

"無力無善寺"
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パル商店街の中にこんな所もあります。
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今夜は"喫茶プログレ"でお別れにしましょう。
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ここはプログレッシブ・ロックを楽しみながら安く飲めるBARにして、
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将棋BARでもあります。
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店内に将棋のランキング表が貼ってありますよ。
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私、ランキング一位に位置してます。ここでは大抵ひどく酔っ払っているので、対局数が少ないのに申し訳ないですが。
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あと、ずっとしまわれていた喫茶プログレに来店した有名人のサインも、先日から約二年ぶりでまた店内に飾り始めましたよ!
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これは大槻ケンヂ氏と、グル・グル(Guru Guru)のマニ・ノイマイヤー氏、吉田達也氏!
他にも凄い人がいっぱい来てます。

それでは、先日喫茶プログレに集ったゆかいな仲間たちの写真でお別れしましょう。
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高円寺…やっぱり面白い街。


  1. 2009/04/05(日) 23:25:32|
  2. 旅行・紀行・街
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藤子不二雄(22) 「チンプイ」

今夜は藤子不二雄作品より、「チンプイ」(中央公論新社刊)です。
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私はこれが大好きで、藤子不二雄…その藤子・F・不二雄先生側ですが、数多い作品の中でも代表作である「ドラえもん」「パーマン」「エスパー魔美」等の超有名タイトルと比べても遜色無いと思っています。

「チンプイ」の連載は通常の雑誌ではなく、『藤子不二雄漫画全集』である"藤子不二雄ランド"(F.F.ランド)の1985年に発行されたVol.50から、巻末漫画として開始されました。
1991年のF.F.ランド最終巻であるVol.301まで続いたのですが、F.F.ランド自体が終わったために本当の最終回は幻となり、描き下ろしで完結させる構想も作者の永眠により叶わぬ夢となった事も藤子不二雄ファン達の間で語り草になっています。

単行本はF.F.ランドスペシャルので全4巻。
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↑この3,4巻はどちらも初版ですが、1988年に発行された3巻の方はほんの短い時期に使っていた藤子不二雄F名義、4巻はさらに藤子・F・不二雄名義に改名した後なのが見てとれますね。
この単行本が出た時点では、まだ描き下ろしを加えて最終巻となる第5巻が続く予定だったのです。
F.F.ランドでの連載分すらも全ては収録されていないので、1997年に「チンプイ完全版」として全話収録した新装版単行本も発売されました。


さて「チンプイ」のあらすじですが、近年はアニメの再放送もされていないし意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

一応は藤子・F・不二雄先生お得意の「ドラえもん」タイプな日常SF漫画なのですが、野比のび太に当たる主人公が女の子で、春日エリ
"かえでが丘小学校"の6年生で、普通のオテンバ少女です。優しいけれど勉強や家事は苦手で、およそ女子っぽい事はしないのですが…いや、パーピーちゃん人形の着せ替え服を集めてる話がありました。
そのエリが、突然地球から35光年離れた"マール星"のレピトルボルグ王家第一王子であるルルロフ殿下のお妃に選ばれた事で、ネズミ型のマール星人・チンプイ(もちろんドラえもんに当たる)がエリを説得するために居候として住んで共に生活する、という話。

エリに性格も容姿もそっくりな母・百合はいつもいつもエリに大量のお手伝いを申し付け、父ののどかは普通よりちょっとダメな人。
エリの相手役の男子は頭が良い内木一郎で、ジャイアン的なガキ大将は大江山政男
何とスネ夫的なのは、可哀想に容姿もそっくりなのに女子の小金山スネ美

それらの人間達に加えて、地球よりはるかに科学が発達して『科法』なる物を使える、ユニークな容姿(地球の動物に似てるのですが)をしたマール星人達も続々登場します。

まずチンプイは、ドラえもんとは違ってマール大学首席卒業というエリート。自分がネズミ型で猫が苦手というのも全く逆の設定になっていますね。
地球のカップラーメンが大好物で、曰く『あれが一番ぼくの口に合うんだよ マール星のスパロニを思い出させる味なんだよ』だそうです。
チンプイの他に毎回のように出るのは犬型のワンダユウ。エリを無理やりにもマール星に行かせようとしますが実は涙もろく、あとくす玉を割って登場する事が多いですね。

他にもいろんな人種で数多くのマール星人がいるのですが、問題のルルロフ殿下。
彼は王室典範によって婚約するまではエリに顔を見せられない決まりがあり、実際に作中でついに顔を出しませんでした。
たださすがにエリと結婚するかもしれないキャラですので人型のようで、顔も頭も良いらしいです。

ルルロフ殿下がエリにビデオレターを送ったり、また他のパターンでもマール星の風景描写が出る事がありますが、それは素晴らしい。
マール星在住の人々からも熱狂的な人気があるらしく"エリ消し"等のグッズも発売されているし、妃候補にふさわしい性格だと誤解(?)もされているのですが…
しかしエリは内木が好きなので、ルルロフ殿下のお妃になるつもりは無く、二人を相手の恋に悩ませます。

エリとルルロフ殿下の間に生まれた赤ちゃんをタイムマシンで連れてくる話や、その王子が自分でエリを見に来たり、未来のエリが妃殿下になっていて地球に里帰りする話もあるので…
結局の所エリはマール星に嫁入りするのかと思いきや、でもチンプイも『未来は変えることもできるんだから』と言ってたし、パラレルワールドだとか何とかの説で違うとも言われるし!

もちろん藤子・F・不二雄先生は亡くなっているので謎のまま終わったのですが、どうやらルルロフ殿下=内木であるという説がアニメージュ(徳間書店刊)にて載った事があるそうです。
宇宙飛行士になるのが夢だった内木が、何らかの形でルルロフ殿下になり…まぁ同時に存在しているから時間の関係はどうにか説明付けてもらうとして、とにかくエリさまファンとしてはそれが嬉しい結末なのです。


気にしなくていいよ
ぼくの個人的なサービスだから
エリちゃんのこと 好きになっちゃった
これからずーっとそばにいてあげるね



  1. 2009/04/04(土) 23:53:26|
  2. 藤子不二雄
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杉並アニメーションミュージアム 「ケロロ軍曹 杉並アニメーションミュージアム侵略作戦!」

こんばんは、BRUCEです。
私のブログでもおなじみ、荻窪の杉並アニメーションミュージアムですが、何度か足を運んだ「石ノ森章太郎展 ~石ノ森アニメの世界~」は既に終了してしまい、現在は・・・・

「超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズ であります!」の公開を記念して、

ケロロ軍曹 杉並アニメーションミュージアム侵略作戦!

というのを、5月24日まで開催しています!
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あの「ケロロ軍曹」も、生まれてから今年で早10周年なのだそうですね。
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吉崎観音先生による原作漫画の複製原画やアニメ制作資料、ケロロねんど等いろいろな展示があり、さらに最新ゲームソフトで遊べるコーナーもありました。
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もちろんアニメ上映や特別企画等もやってますので、タイミング合わせて訪れたらいいと思います。

ガマ星雲第58番惑星"ケロン星"からやってきたケロン人達と記念撮影して帰りました。
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さよなら…であります!
  1. 2009/04/03(金) 23:30:04|
  2. 古本 番外編
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劇画(85) 上村一夫 9 関川夏央 1 「ヘイ!マスター」

今夜の上村一夫作品は、関川夏央先生を原作に迎えた晩年の傑作「ヘイ!マスター」(双葉社刊)です。
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関川夏央先生といえば作家でもあり、漫画原作者としては谷口ジロー先生と組んだ「事件屋稼業」「『坊っちゃん』の時代」といったシリーズ物で知られていますが…
上村一夫先生との作品はこの「ヘイ!マスター」と、同じくこの本にカップリングされている「焦土の塔」のみ。

あの上村一夫先生とはいえども、晩年に当たる時期は病気の影響もあって力は落ち、また時代とも合わない感じがありありと分かって代表作と言えるような作品も無いのですが、そんな中で1980年から1982年に執筆され、死後の1988年に刊行された関川夏央原作作品の2作。
「ヘイ!マスター」増刊ビックコミック(小学館刊)、「焦土の塔」近代麻雀オリジナル(竹書房刊)にて掲載され、共に全4話で構成された作品なのですが…これは面白いです。

いくらなんでも表紙が地味すぎると思いますが、こちらはちくま文庫で1999年に復刻された方。やはり上村一夫絵が見れる方が嬉しいですね。
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まず表題作の「ヘイ!マスター」ですが、これは小太りな中年男でしかもゲイ(ホモ)の、新宿にあるバー"Hey!"のマスターが主人公。
『新宿って街が嫌いなんだ だがあそこでなきゃ生きられない
自家撞着 自己矛盾ってやつさ』

とうそぶき西巣鴨ガスタンクのすぐ下に住むマスターは元探偵で、同店で共に働くゲイの若者、ボーヤが恋人のようです。

正義の男をたやすくは信じられないというマスターが、それがインテリヤクザの矢島やらと共に事件に巻き込まれ、何とか解決していく作品なのですが、上村一夫先生自身が生前愛していたというゲイバーの感じも暖かく見る事が出来る、ユニークな雰囲気を持った作品なのです。


そして2作目の「焦土の塔」
こちらは打って変わって舞台は敗戦直後の1945年、焼け野原から復興しようとする日本が舞台です。
インテリ学生の佐々木二郎、プロレタリアのギャンブラー熊井平吉、そして美人混血児のミミ・サワダ・マイケルバーガーが手を組んで成り上がり、また落ちていく話なのですが、太宰治三島由紀夫らも登場する影響もあってか、少し文学的な作品。

男達を上手く動かす、ミミが魅力的です。
『世の中は病原菌であふれているのよ 滅菌なんて考えるだけ無駄
病原菌の海を泳ぎわたるいちばんいい方法は
自分がもっと毒の強い病原菌になることじゃないかしら』

などと言う強く、そして美しい女…カッコいい!
過ぎた時代の描写、セリフの節々でも実力を感じ、勉強にもなります。

最後は関川夏央先生の貴重な体験を知れる文章「知る限りの上村一夫」に感激して本を閉じる事が出来る、愛すべき一冊でした。


名前も顔もわからない?
そりゃ無理よシャーロック・ホームズでも松田優作でもムリ ムリ!
それにぼくは探偵じゃない
昔の職を知っている男が そんな宣伝をするんでしょうが 実はいい迷惑なのよ
密かに倒錯の世界で生きておだやかに死にたい
それだけ………



  1. 2009/04/02(木) 23:57:11|
  2. 劇画
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劇画(84) 上村一夫 8 戸川昌子 2 「本牧お浜」

大正初期から昭和十年前後にかけて
横浜・本牧のチャブ屋街に日本はおろか
世界中にその名を知られた一人の娼婦が住んでいた……

日本が世界に誇る偉大な娼婦
空前絶後 古今未曾有の娼婦の神様
セックスの天才 超人 女傑 化け物 立派な人………
本牧お浜である!



今夜も上村一夫画、戸川昌子原作、岡崎英生脚色の作品で続けて「本牧お浜」(K&Bパブリッシャーズ刊)です。
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昨夜と同じ"上村一夫完全版シリーズ/淫花伝"で、この「本牧お浜」はシリーズ第3弾。
1977年に漫画エロトピア(KKベストセラーズ刊)にて連載されました。

今回の本牧お浜は悪女ですらなく、実在した外国人相手の有名娼婦というだけですね。
ほぼ"桜ホテル"で娼婦やってた人生の最盛期だけの描写で終わってますし、どうもとらえ所の少ない作品ではありますが…
お浜の持つ類い稀な美貌と肉体はもちろん、侠気にあふれた性格も描いていて魅力は感じますけどね。
どんな内容でも上村一夫先生の絵が素晴らしすぎるだけで名作になってしまう事を抜きにして考えると、決して面白い作品ではない…か。

生卵を大量に飲み、それで精をつけて外国人…それも黒人だろうが中国人だろうが客を選ばずに一晩に何人も相手する本牧お浜。
いくつかの伝説も描かれますが、日本一の性豪を自認する好色文学の大家・梅林北星との、性愛の奥義を極めつくした三日間の"性紀一戦"とか、バカらしくて笑えます。

ちょっとコミカルなこの作品において、いたって真面目すぎるのがお浜に惚れてるボーイの健治と、その健治に惚れてる女中のふみという、若い二人。二人は悲痛な関係のまま別れてしまうのでしょう。

この作品のラストは、今まで性病とは無縁に生きてきたお浜がついに悪い病気を伝染され、引退を決めて桜ホテルで別れの自慰…つまり恐らくはここで初めて、相手がいない性の行為をして終わるのでした。


バカね 男ってもんは女のキョーヨーになんてものには ちっとも尊敬を払わないものなのよ
鏡子にはわかってないのね……わかってないから
あたしにピアノを習ってピアノで客の気をひこうなんて考えたりするんだわ
たいせつなのは愛よ……そして愛は犠牲なの…………
健ちゃん……あたしは客と一緒にいる間は一分一秒だって自分のために息をしたことはないわ!…………
あたしは あたしを買ってくれた男のために息を吸い 息を吐くのよ
………その男があたしの傍にいるかぎり 一日でも 一週間でも 一年でも!



  1. 2009/04/01(水) 23:22:30|
  2. 劇画
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プロフィール

BRUCE

Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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