大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

旅行・紀行・街(70) 東京都港区 3 東京タワー、岡本太郎記念館…等

今回は東京都港区への旅です。

となるとまずは当然、東京タワー(日本電波塔)になるわけです。
このブログでも「ココ」「ココ」で行った所を紹介していますが、それ以前にも小さい頃から始まり何度も行った事があるし、大好きな東京タワー…今回は昼間ですよ。
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わーい!
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入口にいる樺太犬たちは、南極地域観測隊に同行した事によって生じた話が映画「南極物語」の基になったヤツらです。
高倉健夏目雅子らが出演し、さらに音楽をヴァンゲリス(Vangelis)が担当したプログレファンにも嬉しい感動の大ヒット作でした。
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特に南極に取り残されたのに何と生存していて、1年後に救出された兄弟犬のタロジロは有名すぎますね。本当はその弟で訓練中に病死したサブロについても、影の犠牲者として追悼してもらいたい。
そして彼らの物語は、我等が石森章太郎先生の構成・シュガー佐藤先生の作画によって「タロ・ジロは生きていた 南極物語」(学習研究社刊)としてコミカライズされていたのも懐かしいですね。

後に藤子不二雄先生の「裏町裏通り名画館」だとか、星新一のショートショート作品「探検隊」なんかを読むにつれ、タロ・ジロを美談として描く事は人間側から見た勝手な視点であり、物事の解釈は立場によって様々であると学んだのですが。
つまり、犬が生き残るために捕食されていたペンギンやアザラシらにとっては当地の生態系にない外来の肉食動物がいきなり襲って来たのだと…

さてさて東京タワー。現在の配布パンフレットは、これです。
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大展望台→特別展望台と、エレベーターで行ける最高の地上250mまで昇りました。
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見下ろす景色。
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地上のタワー。
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お台場に建てられていた実物大のガンダムが・・・かろうじて見えます。
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東京タワーのおねいさんと記念撮影。
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"CAFE LA TOUR"でビールを飲み、
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これはルックダウンウィンドウ。
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絶対落ちるわけないのに、このガラス張りの上に立つと足がすくんでしまう…平気になるまでしばらくここで高所恐怖症を鍛えました。
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体操着の少年達もキャッキャと騒いでました。
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私のような趣味の人には嬉しすぎるジャーマン・ロック店を覗き、
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東京タワーフットタウン3F内に位置する"ギネス ワールドレコード ミュージアムTOKYO"は、『ひとりの著者が描いたコミックの出版作品数が世界で最も多い』項目でギネスブックの記録に残っている…といえばご存知ですね。
そう、私も愛する石森章太郎先生が、故人だというのに館長に就任しているのです!
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ここのゆるキャラ、ノッポンとも遊べます。
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展望台からは降りて、このフロアは…屋上遊園地!
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ここはスーパーの屋上にあるような遊園地・ゲーセンのような趣を守っていて、なかなか渋い遊具が置いてありますよ。
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このロボットは何ていうんですか?
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そして、近くの"増上寺"。墓地の一部を東京タワーの建設時に建設地として提供し、アメリカの空襲で徳川家霊廟や五重塔などの遺構を失わなければ、世界遺産に指定されていたはずの寺。
いやそんな事より、ブルース・リー映画「死亡の塔」のロケ地である事で聖地指定なのです。 
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このかわいいお地蔵さん達はその全てが風車を持っていて、風が吹くと一斉にカラカラと回る様が見事です。
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東京タワー帰りには、この地の"大勝軒"が定番になりつつあります。
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同じく港区である、青山へ。
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何でこんなお洒落タウンに私が…当地では犬畜生もドレッドかけてキメてますからね。
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おっ、ラーメン屋の"だるまや"
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…もありますが、この時はタイ料理の"ティーヌン 青山店"へ。
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ンマーイ!!タイ料理、大好き。
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また、この日は部屋で岡本太郎のパートナーであった岡本敏子さまの小説デビュー作「奇跡」を読んでいて、
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その勢いで思い立って…青山にあるのを知っていながらまだ訪ねていなかった"岡本太郎記念館"へ足を運んだわけです。
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あ、ちなみに私が読んでいた「奇跡」ですが、どうやら私と同じ新潟県出身で望月峯太郎原作の映画「鮫肌男と桃尻女」等を監督した石井克人監督へ捧げたらしいサイン本が、何の因果か我が家にあります。
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岡本敏子さまはこの直後と言える2005年に亡くなってしまったので、貴重な本なのではないでしょうか。

岡本太郎記念館では、まず庭を見ました。
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うぃっしゅ!
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変な釣鐘をかき鳴らし…
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そして、これも好きだ~。
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既に岡本太郎の凄さに触れていますが、足扉を開けていよいよ入場。
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観覧料は一般600円です。
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いきなりグッズもいろいろ売っているので可愛いマグネット、
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そして時計を購入。
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現在は『湧きあがるイメージ』展なるものを開催している、この爆発空間!
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ここは岡本太郎が1996年に亡くなるまで、50年近くも生活したアトリエ兼住居だったそうです。ここで、世界に誇れる彼の芸術が完成されていったのですよね…
とりあえず、その爆発芸術に触れてみましょう。
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太陽の塔も!
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とにかく、この方が創り上げた一大芸術。
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生で観ると、また圧巻ですよ。
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トイレ入口。
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トイレの中は普通でしたが。

一階の展示品。
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アトリエかな。
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では、また~。
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近くでコーヒー飲みながら休むため、すぐに見つけたのは"CAFE CRESCENT"
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まぁ静かで昔ながらのコーヒーショップですね。これといって個性も無く。
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そのまま、歩いて六本木へ。クラブとかのイメージがある土地ですので、私はどんだけ似合わないんだって感じではありますがね、実は随分昔にはこの地・六本木に通って働いていた時期もありますので、懐かしい店なんかもいくつもあるのです。

バックに見えるのは六本木ヒルズ。
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賑やかな交差点には『奏でる乙女』の像。
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その後ろに見える陸橋の、ROPPONGI ROPPONGI って…
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いろいろ興味深い所もあります。
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まぁ疲れる街ですので、すぐにラーメンでも食べて帰るかと思いました。
青森しじみラーメンとか、
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また坦々麺なら"蒼龍唐玉堂 六本木店"といった超有名店も通ったのですが、
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今回は最近の人気らしい、六本木通り沿いの"白兵衛"へ。
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お酒やつまみも種類が豊富です。
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白兵衛ラーメンが800円、
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つけ麺だと900円もするのですが、
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値段が高いわりに量があまりにも少なくて不満が残ります。
まぁ美味かったし、六本木で賃貸料金を払うのはどれだけ大変かも察しますので、OKでしょう。

ちなみにこの店、前は黒兵衛だったのが有名になったら関西の同名店からクレームがきたために白兵衛に変えたそうなんです。
そんな、単純に黒がダメなら白って…一度黒く染まった者は白くは戻れない。平松伸二先生の「ブラック・エンジェルズ」を読んでその名作さに震えて欲しいものですが、嗚呼、こんなネタで終わるのもどうしようもないけど、もう時間です。今夜はここまで。


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  1. 2009/09/30(水) 23:36:44|
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永井豪 (27) 「鋼鉄の処女(アイアンバージン) JUN」

今夜の永井豪作品は、「鋼鉄の処女(アイアンバージン) JUN」(朝日ソノラマ刊)です。
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1983年にビッグコミックスピリッツ(小学館刊)で掲載された作品で、単行本は全1巻。

スーパーヒロイン物で、主人公の明日香じゅんは大財閥の一人娘で、タイトルで分かる通り処女。
明日香の家系の女には代々受け継がれる怪力の遺伝があり、もちろんじゅんも体をつなぐ鎖を引きちぎり、
『柔剣道、空手に少林寺拳法、おまけにボディビルまでやってんのはダテじゃねーぜ!!
てめえみたいな、卑劣漢から処女を守るためだ~っ!!』

と、男にタワーブリッジかけて背骨をへし折るような、強い女です。そして、美しい。

そんな凄い女ながら、今までほとんど家を出してもらえずに育った世間知らずのじゅんの元へ、"執事協会"から彼女のために派遣されてきたのが大波倉太(くらった)。
こちらも純情な童貞ですが、初対面シーンでは鎖につながれていたじゅんのオシッコをさせて、そしてアソコを拭くという…何とも羨ましい仕事です。
お風呂を手伝って初めて裸を見せてもらった時は、その戦いの女神・アテナのように美しく輝く姿に涙すらこぼしました。

最終的にはこの二人の恋愛物語としても読める、ロマンチックで変態な傑作なのです。

じゅんは金持ちと政略結婚させようと狙い続ける明日香家の人間と対立し続け、家が金持ちなだけの男との見合いは自ら壊して曰く、
『資産と男の値打ちはちがうわよ、あんな上っツラだけの中身のない男がなによ!!
あんなマザコンはいくら資産があっても でっかいことできないわ!!』

だそうで、納得する条件としてたった一つ、自分より強い男となら結婚すると宣言します。

それを逆手にとった明日香家は、倉太だけ連れて旅に出たじゅんを犯してバージンを奪った男は結婚して明日香家とつながりを持てると各地の財閥に連絡し…
ついには新聞やテレビ等のメディアも使って『この女性 数千億円!!今、話題のレイプ令嬢明日香じゅんさん!!』と宣伝して世界中の男達に狙われるのです。
国外逃亡しようとしたら、空港にいた一般客どころかパイロットも税関員も皆じゅんを狙って襲って来る!
何とか逃げ延びた二人、ホテルで倉太もようやく最後に男らしい態度を見せてついに結ばれる…
東京の中心を高田馬場だと思っていた天然ボケの執事から、数千億円の財産、そして美しい明日香じゅんをも手に入れちゃう、大波倉太の羨ましいお色気・サクセスストーリーでもあるのでした。

そして特筆すべきは、何といってもあの「デビルマン」から、飛鳥了不動明が客演する事でしょうか。
特にサタン…こと飛鳥了は、明日香家の遠い親戚だそうで、そういえば字は違うけど『アスカ』と姓の読み方が同じ!
不動明はさすがにじゅんよりも強く、初めて彼女より強い男もいる事を教えてくれますし、あくまでゲスト扱いかもしれませんが、この二人が出れば無条件で喜んでしまうのは永井豪ファンなら当たり前の事でしょう。


その知力!
その体力!
その美貌!
そしてその怪力!
じゅん!!明日香の女は神に選ばれた人間なのよ!
人間以上の人間、超人族ともいえる者なのよ!
オリンポスの神殿に住んでこそふさわしい超人の女!
それが明日香の女なのよ!



  1. 2009/09/27(日) 23:18:45|
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永井豪 (26) 「ガルラ」

今夜の永井豪作品は…たまにはサンコミックスから、「ガルラ」(朝日ソノラマ刊)です。
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テレビマガジン(講談社刊)にて1976年から連載された作品で、立花学園の水泳部キャプテンである鳳隼人を主人公にして、学園生活の中いきなり現れた非日常的な出来事…大怪獣出現によって巻き起こる出来事を描いたスペクタル巨編で、単行本は全1巻。


突然に海の底から復活したガルラなる大怪獣…ゴジラをもっと悪くしたような風貌のそいつが出現して日本で暴れ回り、それに何故か呼応して気が狂ったようになった鳳隼人は眉間から出血すると、その傷跡が鳥の形になります。
どうやら彼はガルラと不思議な因縁がありそうなのですが、何とこの隼人。普通の学生のくせにビッグダイタンなる巨大ロボの操縦は慣れているそうで、ロボット研究者の水原蛮次郎博士が開発したこのスーパーロボットを操縦してガルラを敵として迎え撃ち、巨大ロボ漫画らしい必殺技の応酬の末に負けてしまう展開があり…

しかし勝ったガルラは隼人にとどめを刺さずに飛んで行って桜島の火口に飛び込んだと思うと、今度は太平洋上に突如巨大な大陸が浮上します。
その広大な大陸は何と円盤で、これこそが伝説のムー大陸であり、かつて人類に"神"と呼ばれていたらしいムー大陸の住人達(大円盤人)は力を示すために地球的規模の大地震を引き起こすと、人類に従う事を迫る!
彼ら大円盤人は地球人よりはるかに高度な科学力を持ち、しかもその性格は残忍きわまりない。かつて楽園だった地球に地獄を作り出したのも彼らだそうで、恐竜と一体化して移動してきます。

もはや地球人類は滅亡するか大円盤人の奴隷となるしか無いと思われたその時!
謎の僧侶が現れて、鳳隼人を神の子であり怪鳥神迦楼羅(かいちょうじんかるら)というのがまことの名前だと告げます。
さらに語られる事によれば、かつて地球で大円盤人が行ったひどい行為を説明すると、大円盤人を倒すためには隼人とガルラと金翅鳥(火の鳥とも言う生命体)と合体し、その三位が一体となった時に地球の守護神・迦楼羅王が出現して危機を救うというわけです。
そう、あのガルラも人類の味方だったのですね。それには彼が持つ『力』の要素だけじゃなく、金翅鳥の『知恵』、そして隼人の『心』の要素が合わさらなくてはダメなのですが。

それにはまず、隼人が人間であるその仮の姿を焼いてしまい、心だけの存在にならなくてはならないそうです。
高すぎるハードルを突きつけられましたが、隼人は僧侶を信じて自らその身を炎に焼かれる事ができるのでしょうか。
はい、ここで…そう、こんな所で何と、物語は終了してしまうのです。!!

やっと冒頭部分が終わって話が分かり、面白くなってきた所で期待だけさせて去るような、あまりにも悔しい結末。
いくら未完の物が多い永井豪作品でも、これは有数のひどさ…でもいつか続きを描いてくれるかもしれないと、もう何年も期待して待っているのですが。
ガルラが人類の味方になるとどんな力を見せてくれるのか。大円盤人を撃退する事ができるのか。僧侶の語った『天龍八部衆がよみがえる』の意味は。鳳隼人と同じ立花学園水泳部の女子部員・水原つぐみも、まだヒロインとしてはキャラが弱すぎるままでしたし、海で溺れたつぐみを助けた青い髪の不思議な少年はなんだったのか…
永井豪先生は自作のリニューアルも頻繁にしているので、早く!次こそ「ガルラ」を描いて欲しいものですよ。

ダイナミックプロはテレビ化を考えて力を入れていた作品だったのに、その企画がポシャってしまったために打ち切りとしたのだとか噂は聞いた事がありますが…
とにかく「ガルラ」。悔しい未完の作品として記憶に残る事となりました。


なんという きょうぼうなつらがまえだ!
まるでぼうりょくの化身のようだ!
しかし なぜかあのガルラのきょうぼうなすがたをみていると・・・・
おれの血がさわぐ!おれの心がもえる!



  1. 2009/09/24(木) 23:58:55|
  2. 永井豪
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永井豪 (25) 「あばしり一家」

(今回はゲストライター、奈落ハジメ氏の投稿です)


ハードSFから学園バイオレンスまで、永井豪という才能の裾野の広さは広大なものがあります。
しかし、その神に愛された天才が持てる潜在能力とセンスの限りを尽くし、「ただ女の子を脱がせるだけ」のお話に全力を投入した時……そこにはどんな快作が生まれるのでしょうか!?

「いや~ん」
「や~ん」


そんな女の子の可愛い悲鳴が、全編に渡って木霊する一連の作品群。漫画界の巨星・梶原一騎の暗黒面「ダーク梶原ワールド」に倣って、桃色リビドー全開の「ピンク永井ワールド」とでも名付けてみましょう。
原点であり出世作である「ハレンチ学園」(昭和43年)に始まり、その後も「イヤハヤ南友」「おいら女蛮」「けっこう仮面」など、もう一つの看板であるバイオレンスアクション物に劣らぬ人気を誇った一大ジャンル。
大人のエロ漫画と違って、まだ第二次性徴も迎えていないマセガキたちに、「なんだか知らないけどおちんちんがムズムズするよ~」的な性的トラウマを植え付けてきたその暴虐ぶり偉大な功績は、漫画史上他に類を見ません。
少年チャンピオン誌上で昭和44年から49年まで連載された「あばしり一家」も、その一翼を担う作品でした。

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と言っても、この作品は「ピンク永井ワールド」の中でもかなり異色の部類に入ると言えましょう。まず作品の設定からして、かなりブッ飛んでいてアナーキーです。
本編の主人公たちは、警察さえ手出しが出来ない極悪犯罪者ファミリー……その名も悪馬尻(あばしり)一家!
一家の家長はあばしり駄エ門。いかにも人相の悪いヒゲ、さらにケツそっくりの頭の形があまりにインパクトありすぎな極悪親父です。そして五エ門、直次郎、吉左ら三人の息子……アンド、紅一点の娘にしてヒロイン菊の助が、「あばしり一家」の愛すべき主要登場人物たち。

連載初期のエピソードは、同時期に作者が手掛けていた作品でいえば「ガクエン退屈男」の影響作用を大いに受けたような、エッチさを散りばめつつもバイオレンス&アナーキー全開なお話が続いていました。
基本がギャグ漫画でも容赦なく血が飛び散ったり人が死んだりするのは永井豪作品のお家芸なのですが、極悪警察署との死闘を描いた「うるわしの要塞編」、「魁!!男塾」を15年先取りしたような全編ケンカ尽くし、てんぷらデスマッチ(笑)に最後はバズーカやマシンガンで殺し合う「学園けんか祭り編」などは、明らかに度を越した殺伐さのレッドゾーンを振り切っています。
また、悪夢に閉じ込められた菊の助のインナースペースを舞台にした冒険劇「菊の助の幻想編」などは完全なSF仕立てで、当時の作者の得体の知れない暴走ぶりが手に取るように伝わってきます。

ところが、連載中期あたりから急速に作品の雰囲気が変わり始めるのです……主にピンク色の方向に
「いや~ん、や~ん」成分に飢えていたマセガキ読者たちの心の叫びが神(作者)に届いたか……それまで、割と凛々しいボーイッシュなヒロインのムードが強かった菊の助(以下菊ちゃん)が、急速にフェミニン&エッチ化。そして眠れる獅子が目覚めたかのごとく、ドスケベ長男の五エ門が大車輪の活躍を見せ始めます!
この五エ門。頭の中は痴漢と覗きと女の子を脱がす事しか考えていないという、読者に取っては見たいものを存分に見せてくれる神様のようなキャラです。
鏡餅を上下二つくっつけたような輪郭に、いつも笑っている表情しかないという、小学生でも5秒で描けそうな簡単な顔が特徴で、口癖は「なのよね~」。性犯罪専門なので、あばしり一家の中で唯一腕っぷしが弱いという設定。
モデルとなったダイナミックプロの石川賢も、こんなカッコイイキャラにしてもらってさぞや満足だったことでしょう。

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五エ門の性欲は妹である菊ちゃんに対しても……否、妹だからこそか容赦するところを知りません。風呂や着替えの覗きなどは、もはやほんの日常茶飯事ドリフのエンディングで毎週カトちゃんが「飯食ったか!歯磨いたか!」と連呼しちゃうレベルですね(意味不明)。
痴カン面という男版けっこう仮面のような姿に扮したり、あばしり一家の財力を無駄に使い潜痴艦なる発明をしたり、しまいには宇宙犬人ブル(当時チャンピオンで連載されていた「スペクトルマン」の宇宙猿人ゴリのパロディ)によって宇宙怪獣エッチラーに変身してしまったり(実は結局五エ門そっくりな怪獣だったというオチ)と、あの手この手で読者サービスシーンを演出していきます。
そうなるともはや、ターゲットは菊ちゃん一人では飽き足らず、大学の同級生“いつもやられる”赤黄みどりちゃんの出番も増えていきます。中でも、五エ門が弁慶の故事にならい五条大橋でパンティー千枚を集める(笑)「武蔵坊五エ門の巻」では、パンティー一枚脱がされるだけのシーンで何と10ページもの見せ場! この辺は作者がノリノリで描いているのがページから伝わってくるかのようです。

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そして我らがヒロイン菊ちゃんも五エ門に負けず、勇敢というか積極的にエッチな目に遭っていきます(笑) サービス精神たっぷりなくせに、いざ裸にされたりすると途端に、「いや~ん、や~ん」と恥ずかしがってくれるのがまた凄くイイ!
駄エ門が始めた柔道流派に入門する「花の美容道館の巻」では、下半身スッポンポンで柔道にチャレンジ。ブン投げられながらも、大事な所だけは隠す恥じらいが非常に可愛らしいのです。このエピソードでは、永井先生のスポーツ全般に対する素晴らしいリスペクトの無さが全開!
ほぼ全編、駄エ門オヤジによる菊ちゃんへのエッチな特訓のサービス描写が続き、「スポーツまんがは健全でかいてて気持ちいいなー」と、作者の呟きが入るコマの確信犯ぶりが最高です。オチも、「どうせまともな柔道マンガじゃね~んだ 美人の選手で色っぽくいこーぜ!」とラスト15ページを切ってようやく登場したライバル・素肌晒四郎を相手に、相手のおっぱいを掴んでの一本背負い「一パイ背負い」で勝ってめでたしめでたし(何がだー!)。
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この素肌ちゃんは一回限りの出番なのが惜しすぎる、非常にセクシーな女の子です。菊ちゃんとは逆に上半身スッポンポンで下半身はローライズのハカマというエクストリームなファッションセンス。お尻とお股の上がチラリと覗く、ローライズファッションの先駆けといいましょうか。ぜひ来年のミラノコレクションあたりで見たいものですね。

連載後期はもう、良い意味で力の抜けたお色気ナンセンスギャグ漫画の路線を突き進んでいく「あばしり一家」。
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「時そばの巻」では、年越し蕎麦を食べ過ぎた五エ門と吉左が楳図かずお「漂流教室」と同じ時代の超未来へタイムスリップしてしまうというお話。一杯食べると一年年が明ける年越し蕎麦の食い過ぎで、タイムスリップ現象が起きる……作者いわく「ついにH・Gウェルズの『タイムマシン』を超えるSFをものにしたぞー」だそうです(笑)
ちなみにこの話のオチ。転んで腹を打った二人がソバを全部吐き出してしまったお陰で、時間が過去に戻るという素晴らしいくだらなさ(誉め言葉)。「しかしいやんなるなー このマンガ」とぼやく吉左の台詞が、とても印象的です。しかし、名前と舞台設定を使った「漂流教室」は少年サンデー掲載。思いきり他社なのにそこの看板漫画を登場させる永井先生のアナーキーぶりと、当時のチャンピオンの度量は凄いですね。

そして……そんな漫画の最終回は、やはりそんな感じでひどすぎるものでした(笑)
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初期編であばしり一家のライバルとして登場した極悪人ハンター・法印大子が、再登場。
この女の子は可愛い外見と巨大な肉体のギャップが強烈なキャラクターなのですが、ここへきて更に巨大化! マジンガーZ級に成長した彼女に、五エ門がパラシュートで高空から取りつき、史上初の空挺登山痴漢(!)を挑みます。
ここでルート踏破の計画を語る描写が、なんともワンダーで素晴らしい。カミの毛をつたわって肩へ、最初の目的地オッパイ峠を目指す五エ門。そこでおチチ首にしがみつき、休憩。大子の巨大乳首に腰かけておむすびを食べる五エ門の姿に、この漫画のくだらなさ素晴らしさが凝縮されているかのようですね。
ところがここでトラブルが発生。大子に飲みこまれてしまった五エ門を助けるために、駄エ門は虫くだしチョコレートを大子に食べさせます。それだけならまだしも、ウンコと共に落ちてきた五エ門救助に大子のお尻の下で待ち構えるあばしり一家! 最後は全員一気に噴火したウンコの下敷きになってチャンチャンというオチ……いやあ、凄いなあ永井先生。
「おわりの回ぐらいロマンチックにいきたかったのに もうイヤッ こんなラスト すねちゃう」と嘆く菊ちゃんは最後までキュートなのでした……ウンコまみれだけど

足かけ5年という、作者史上でも長期連載の部類に入るこの作品ですが、何回も読んで飽きないのは、あばしり一家のキャラクターがとにかく立っているせい……そして毎回のエピソードが半端なくバラエティに溢れているからでしょうね。人殺し犯罪上等な極悪人一家が主人公なのに、家庭内は皆家族思いで仲良しだから、妙にほのぼのとした後味も魅力です。
同系統の「ハレンチ学園」の影に隠れている印象もありますが、あの大槻ケンヂもこよなく愛し、連載当時はアニメ化もされていた「ドカベン」を抜いて常時トップの読者人気を誇っていたという、紛れもない名作(という呼び方も高尚すぎて似合いませんが)に間違いはありません。
それを証明するかのように、40年の時を超えて、何と今年になって実写映画化が決定したそうです。が……YOUTUBEなどでの予告編を観た限りでは、過度な期待しない方が賢明でしょう。なぜなら……

菊ちゃんがショートカットじゃないんだもん!!


※奈落ハジメ(ならく・-) ゲームシナリオライター。東京在住。酒と美女と漫画を愛する中年男子高校生。


  1. 2009/09/21(月) 18:34:26|
  2. 永井豪
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永井豪 (24) 「手天童子」 2

今夜の永井豪作品も、前回の続きで「手天童子」(講談社刊)です。
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主人公の子郎こと手天童子郎が、ヒロインの白鳥美雪と育ての母である柴京子を助けるため、仲間達を連れて敵の"暗黒邪神教"の総本山・暗黒寺へ向かって最終決戦となる所からですが…
まず、ここへきて無双力(リッキー)達は前回死んだ大山直次郎も含めて先祖代々、手天童子を守るための使命を受け継いできた家系だと判明するのです!!

いろんな人や鬼の想いが絡んだ重要な戦いの幕が開け、人間側にとって非常に厳しい展開となるのです。
まず暗黒邪神教が持つ二つの暗殺団から"幻魔衆"との戦いですが、妖術がシュールな感じで永井豪先生の持つ芸術家的な部分が出てきて面白い。
そして残る"争魔衆"との戦いは牙の草原にて行われ、完全にキレイ事を排した激しい殺し合いが展開されます。
そう、見方も次々と殺されていき…最初の仲間となった、そしてヒロインの兄でもある白鳥勇介は岩で潰され、小谷椰子夫(こややし)と梶工作は槍で喉を突かれ、何とも無残に散るのです。

ついに子郎が争魔衆のボス・邪腕坊苦海降魔の利剣で真っ二つに斬り殺した時、生き残ったのは子郎の他にリッキーと、ライフル片手に付いて来ていた育ての父・柴竜一郎のみ。
続いて仙岩鬼の岩山を突破すると、いよいよ鬼谷妖次郎魔導師(こと鬼聞天殺聖)の待つ暗黒寺へ到着。
そこで彼を含む"魔導四天王"なる強敵が襲ってくるのですが、そこで空から稲妻と共に…「手天童子」冒頭で赤ん坊の子郎をくわえてきて、また柴夫妻に託した鬼が現れるのです!

彼は鬼獄界(おんごくかい)で手天童子を守る二鬼のうち、ずっと一緒だった護鬼の片割れである
戦鬼
護鬼が今までいなかったのは、鬼獄界へ戦鬼をつれに行ってたのだとか。で、圧倒的な力を持つ戦鬼は敵をあっさりと倒してゆき、いよいよ暗黒邪神教の宗主・魔邪利妖念と対面です。

この教団のラスボスである魔邪利妖念は当然ながら強く、ついにはリッキーが殺られてしまいました。
が、子郎と護鬼・戦鬼は敵を追い込んで…
もはやこれまでと観念した魔邪利妖念は、京子の命を本尊である大暗黒死夜邪来に捧げ殺そうとするのですが、何故か京子の顔が大暗黒死夜邪来のてっぺんにある顔と同じである事に気付いて戸惑い、護鬼によって決着をつけられるのです。


手天童子郎一派はついに敵を倒したわけですが、そこで息をつく暇も無く…
まさに子郎が京子と涙の親子再会をしようとした瞬間、あの日からちょうど十五年目だという事で戦鬼は子郎を鬼獄界へ連れて行ってしまいました。
助けられた美雪は護鬼にお願いして、子郎が行く世界へ付いて行ってしまいました。

今まで子郎を育ててきながら、ついに連れて行かれて残された竜一郎と京子の柴夫妻。
約束もあったからか諦念の竜一郎と対照的に、泣き叫ぶ京子は
『ウオオオー 子郎ーっ!! あたしの子郎を・・・・あたしの子郎を!!
鬼めっ!! 鬼め~のろってやるー のろってやるぞ~
鬼め~っ!! 呪いつづけてやるぞ~っ!!』

と、恐ろしい形相で自分の顔をかきむしったかと思うと発狂してしまい、精神病院に入院してしまうのです。

しかし主人公の母親が、このような姿で発狂する漫画というのは世にも珍しい…そしてこれから、今までわりと地味な存在だった京子を追う事によって「手天童子」が母子の愛を描いた作品である事が分かってきます。
それも楳図かずお先生の傑作「漂流教室」並に、空間的にも時間的にも引き離してしまう事で愛を描くのです。
衝撃のラストに至るまで、ここからはある意味京子が最も重要な人物となってきます。

一方の三次元世界と隣接する異世界に連れて行かれた子郎と美雪、そして二人の鬼。
まずこの不思議な世界の描写がいいのですが、ともかく!鬼獄界の時空空間から飛び出してきた鬼の群れに夢中で応戦するうち、美雪と護鬼・戦鬼がどこか時代へ落ちてしまい、こんな所で離れ離れになってなすすべもないまま、子郎も皆と違うどこかの時代で宇宙空間に漂うのでした…。

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ここから新展開。何とも驚くべきことに宇宙モノ、スペースオペラみたいになります。
宇宙船やスペース・スーツ、ヘルメット等の余計な説明にページを割いていて、SFファンへのサービスが旺盛な…その舞台は西暦2100年の未来世界。
あれからずっと、100年も宇宙空間を漂っていた手天童子郎は、まだ歳も取らずにますます化物めいて生きています。宇宙で漂っているうちに得た能力もありますが、対比物の無い宇宙にいたために自分の大きさが分からなくなって凄い巨人になっていたくらいです!

宇宙船アルファードの危機を救ったために子郎は地球へ連れて帰ってもらう事になるのですが、このアルファードで体を調べてもらった子郎は、自分が人間のイミテーション(模造品)にすぎない、意志を持ったエネルギー体であると分かるのですが…これも後に判明する出生の秘密の核心に迫る事実。

そうそう、アルファードの乗組員には「おいら女蛮」女蛮子(すけ ばんじ)がいますよ!
しかも…5年の旅路を終えて子郎と共に地球に着いたら、子郎の命を狙って突然核兵器を使用したアイアンカイザーによっていきなり死ぬし!今作での女蛮子はただのチョイ役でした…

さてそのアイアンカイザーは全身をサイボーグ化した22世紀最強の戦士で、少しダースベイダー似です。
何故子郎を狙ったのかと言えば、彼は子郎が殺した邪腕坊苦海の息子で、父の仇を討つためだけに執念を燃やし、常に最新のマシンを体に取り入れてより強く強くと改造しながら生きながらえていたのです!
「バイオレンスジャック」でも登場するキャラなので、知っている方もいろのではないでしょうか。

子郎はすさまじい力で辺りを破壊し尽くすアイアンカイザーから逃げ、平安末期の日本へと旅立ちます。何でその時代かという事で、物語の基に使った『大江山の酒呑童子伝説』とも上手くリンクしてきます。
その辺りや、タイムマシンについての説明は面倒なので省きますが、いや本当に永井豪先生のSF世界が古来から伝わる伝説とつじつまが合ってくる様は見事で、これぞ伝奇ロマン!


ところで発狂した子郎の母・京子は、あの時代の精神病院で絵を描いています。それも油絵の具でキャンバスではなく、壁に描いているのですが…その壁一面にはおどろおどろしい鬼の地獄絵図!
『くるしめくるしめ 鬼よ・・・・わたしから子郎をとりあげた鬼よ・・・・むくいをうけるのだ・・・・
鬼よ おまえたちはくるしむために この世に生をうけるのだ・・・・
鬼よ おまえたちの性質は強暴だ!ゆえに殺しあうのだ・・・・
鬼よ おまえたちは残忍だ!ゆえに食いあうのだ・・・・
子郎をとったむくいを思いしるがいい!あはははは
はははは くるしめくるしめ~ 鬼よ!おまえたちの世界は地獄だぞ!』

と、鬼気迫る怨念をぶちまけながら絵を描く京子!

そして子郎に分かるようにと巨大な鬼の上の台座に座った京子の姿も描くのですが、大暗黒死夜邪来では…。
壁に描かれた鬼が泣いているとうなされるようになった夫の竜一郎は、病室のカーテンを開けて光を入れ、その中に天使の顔を持つ赤ん坊の姿を描く…

それから京子は毎日赤ん坊の絵を見るようになり、ある時
『このままでは赤ちゃんが 赤ちゃんが鬼に 鬼に食べられてしまうわ
赤ちゃんをまもる人が そばにいなくてはいけないの』

と言って描いた顔は若い頃の竜一郎。さらにもっと強そうにしなければと、その顔に線を加えてバトルメイクすると!その顔は護鬼にそっくりなのです!
続けて赤ん坊を守る鬼として戦鬼も描いた京子ですが、京子は護鬼とは会った事もないのにどうして?
なんだか、秘密が分かってきましたね。

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子郎や護鬼・戦鬼が生まれた鬼獄界というのは、高次元空間に突然発生した鬼の世界だと以前に護鬼から説明を受けていました。
ある日突然、無の世界から突然生じると少しずつ広がり、大きな世界を形成したのだと…しかも手天童子はある日突然赤ん坊の姿で発生し、護鬼も戦鬼もそのままの姿で使命だけを持って発生したのだと。
鬼獄界は何者かの意思によって生まれた不自然な世界だと。

さすがに竜一郎も気付きました。
『もしかして・・・・事件のはじまりが十五年前ではなく いまだったとしたら・・・・
それも京子の病室からはじまっているとしたら
なにもかもが 京子のとざされた精神からはじまっているとしたら・・・・』


交互に描写されるようになった一方の子郎。
彼は平安末期の日本で、ついに美雪と会えました!
さらに時空を超えてまで追ってきたアイアンカイザーとの最終決戦!これもまた面白く、これがどう歴史と絡んでいくのかも見物なのですが…

問題は鬼獄界の謎を解いた竜一郎。京子の肉体は病室にあっても精神はない!それを鬼獄界から呼び戻すためにハンマーで地獄絵の描かれた病室の壁を叩き始める!
ここで鬼獄界へ辿り着き、鬼獄界を作った大暗黒死夜邪来に会うために向かっている、子郎たちにも影響が現れるのですが、竜一郎が病室の壁を叩く度に鬼獄界は破壊されていくのです。

邪神殿へ着いた子郎たちは、像ではなく本物のは初めてとなる恐ろしい怪物、大邪神である大暗黒死夜邪来と対面すると…そうです、大暗黒死夜邪来その正体は母である京子!
そこでの対談で今までの謎も全て解けるのですが、全ての元凶はこの柴京子か…彼女の異常なまでの子郎に対する溺愛と、鬼に対する激しい恨みの精神エネルギーでここまでの物を作り出し、数多の犠牲者を出した…しかも時間軸も関係なく過去未来に影響を与えたのだから、本当に神だったとしか思えません。
この時間軸のパラレルワールドぶりがあって、読者は絶対に謎解き出来ないようになっていたのですね。

全ての壁画を叩き壊した竜一郎の元には京子の精神、そして子郎と美雪が帰っていきます。
子郎は子供がいない京子の心が生んだ子供だったわけですが、今まで殺された人が本当に帰ってこないように、死んでない子郎は本当に生きている。もう手天童子郎ではなく、柴子郎として幸せに暮らすのでした…
と、この手の永井豪作品としては珍しく、また終盤までのとんでもなくカオスな展開どこへやらで、さわやかなハッピーエンドでした。
「手天童子取材秘話」と題した作品のあとがきでは、鬼の祟りと思われる不思議な現象について語っていますが、それらで弱気になったのでしょうか。
もちろん、護鬼と戦鬼についてもしっかりその後の物語が用意されていますよ。

小説化もしてるし、連載終わってずっと経ってからアニメ化もされたほどだから、少なくとも一部では人気が高いのでしょうね。
つい最近までチャンピオンRED(秋田書店刊)誌上で夏元雅人先生の手により「降魔伝 手天童子」という漫画も連載されていましたし!

あと永井豪先生は、この「手天童子」以前に同名タイトルの作品を描いているのですが、そちらの方を後に改題して「邪神戦記」としました。
一応関連作品として、興味があればそちらも読んでみてくださいね。


鬼獄界よ 京子の心が・・・・生みし鬼獄の世界よ!
いま滅びのときがきたのだ!鬼獄の鬼とは怨みの心 すなわち「怨獄界」なのだ!
そして鬼とは・・・・怨みを持った人の心が現象化したときの姿なのだ!
子郎を鬼にうばいさられた 京子の怨念の世界怨獄界よ!
この壁画とともにほろびるのだ!



  1. 2009/09/18(金) 23:13:05|
  2. 永井豪
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永井豪 (23) 「手天童子」 1

呪われし宿命の子 手天童子郎!!
その運命の命ずるまま・・・・はてしなき闘争の旅へ旅だつのだった・・・・
その旅こそ・・・・愛と冒険とロマンの旅だった!



今夜の永井豪作品は、「手天童子」(講談社刊)です。
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これは週刊少年マガジン誌上にて、1976年から2年弱をかけて永井豪とダイナミックプロ名義で連載された作品で、単行本は全9巻。

天才永井豪先生が自身のキャリアにおいて生涯の代表作となる作品…すなわち「デビルマン」「バイオレンスジャック」に続いて、同じマガジンで発表した作品。
この2作と比べてしまえば知名度は下回ると思いますが、逆にそれらには無い魅力も備えていて、しっかり設定や伏線を生かしてまとめた壮大な物語で…永井豪作品は未完率も高いのですが、「手天童子」はしっかりまとまって完結しています。
しかし、こんな全盛期の永井豪作品群をリアルタイムで読み続けられた世代のマガジン読者が羨ましい…


物語は、どこかの世界で"鬼"達が人間の赤ちゃんをめぐって激しく戦っている描写から始まります。
そしてすぐに、現在の日本。柴竜一郎京子という二人の男女が、先祖の墓前に結婚報告に来て和尚と立ち話をしていると…
早速、あのどこかで争っていた巨大(七、八メートル)な鬼が二体、時空間を飛んで空から現れました!

口にくわえた赤ちゃんを守っているらしい方の鬼が勝ち、そこにいた柴夫妻に赤ちゃんを授けると、テレパシーで
『十五年 十五年タノム・・・・キョウヨリ十五年カゾエタ日・・・・ムカエニクル・・・・』
と言い残して姿を消しました。
その鬼の子を育てると決めた柴夫妻は、和尚に名付け親になってもらいます。有名な鬼といえば"大江山の酒呑童子"ですが、酒のみって名はどうも良くないので、読み方はそのままに天の手によりさずかった童子ということで手天童子に決まりました。
それも十五年経てば別れなければならない子に柴の姓を名乗らすのはいかんと、手天童が姓で手天童子郎(しゅてんどうじろう)となりました。

この件から鬼の伝説について調べるようになった柴は、三歳になった子郎を公園に連れて行くと、子郎の足元から恐ろしいものを見てしまいます。
『影だ!夕日にのびる手天童 子郎の影は わたしの数倍大きい鬼の影だった!!』
というわけで、ここまでが「手天童子」のプロローグ。

次には手天童子郎、十五歳になっています。北陵学園に通う高校一年生になった子郎は美少年で天才、スポーツ万能…しかし自分がいつか鬼に連れて行かれる運命を知っているために、友達が出来るのを嫌がっています。
そんな子郎ですが、通勤のバスの中で同級生でお嬢さまの白鳥美雪"結命党"というワルの集団に絡まれている所に遭遇し、助けてあげました。

白鳥美雪…「手天童子」のヒロイン登場ですが、姫カットで可愛いです!
そして結命党とは…学園の一角にある廃校となった旧校舎をたまり場としている20人あまりのグループで、悪い事は何でもして教師達も手を出せない奴らで、女生徒を連れ込んで集団レイプもしています。
永井豪作品でレイプ描写は珍しくありませんが、それはいつもキツイ…だからこそ、後にカタルシスもありわけですが。
そして結命党は何と、"盟主"と名乗る鬼を崇拝しています。
結命党の3人が美雪をさらって旧校舎で乱暴しようとしたその時!その盟主が制止しました。
そして美雪そっくりに化けて、子郎を狙うのですが…結果的に美雪だけはレイプされずにすんで良かった。ホッ。
巨大な鬼が美雪の体を舐めずり回して心身をコピーする場面に6ページもかけ、なかなかエロいのですが。

美雪に化けた鬼は、まだ自分の力に覚醒していない子郎の能力を探るべく近づいてきました。
本物ではない美雪に、子郎は自分の苦悩を語ったり、いい雰囲気になったりしていましたが…
ある日、囮に使われた種村先生を助けるために結命党、そして美雪に化けた鬼との全面対決がついに行われます。
まだ学園ドラマ要素も残っていましたが、この旧校舎で種村先生、それに結命党の不良達も全員死ぬハードな展開に!

その時子郎の影が鬼の形で巨大に膨れ上がり、凄い力を発揮しましたが…
これは過去にも、謎の声に操られて暴走したトラックに撥ねられてビルに叩きつけられても無傷だった時などにも起きた現象。
子郎の身に危険が迫ると、影は鬼の姿になって体の周りに見えない障壁のような物が作られるのです!

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そして子郎は、捕らえられている本物の美雪を助けるために、鬼が作り出した亜空間で鬼の手下である妖怪達と遭遇するのですが、戦時下の悪魔の爆撃機B29や母の京子の姿で現れる妖怪との戦いがまた凄いのですが、何とか勝って美雪と合流できました。
しかし次の強大な敵にはとてもかなわない…そこでついに登場してきれたのが、護鬼(ごき)!
角がある以外は人間の戦士のようなカッコいい姿をした護鬼は、実は子郎を守るために15年近くも身体を分散してバリヤーとなっていたのです。あの鬼の影の正体も、護鬼だったのです。

護鬼は強く、結命党の盟主だった鬼も含めて倒して、見事に子郎と美雪を助けてくれました。
その護鬼の顔は、子郎が良く知っていて懐かしい感じのする誰かの物だと気付くのですが、その意味が分かるのは作品のラストが近くなってから。

さてあの事件後、子郎は自分を好きになっている美雪を避け続けます。
それはそうです。子郎はもうすぐ鬼に連れ去られるし、さらに前髪をかき上げると鏡には二本の角が生えてきているのですから…

溺愛する美雪の様子がおかしいために心配する兄の白鳥勇介は、プレゼントも叩き払うわれて泣いて去った妹を見て、ボクシング部なのに本気で殴りますが、当然子郎は無傷。
その二人でいる所をドーベルマンの群れに襲われますが、いつの間にか護鬼はバリヤーになっていないのに、目覚めた自分の鬼の力でドーベルマン達を殴り殺し…
そんな場面に遭遇した勇介は、何と
『なるほど妹の恋人にはふさわしくねえやつだ だがよ 俺の親友にはふさわしいぜ』
というわけで、子郎について命がけの大冒険をしたいと言うのです。子郎も、初めて現れた『運命列車に一緒に乗ってくれる友』に喜びます。

さて、このドーベルマンの群れをけしかけた者は誰だったのか。
それは前に北陵学園で新任の生物教師として在籍し、子郎を探っていた鬼の一族を名乗る鬼谷でした。
彼の正体は闇の仏法"暗黒邪神教"の魔導師。暗黒邪神教は闇を尊ぶ反仏教、邪神信仰の教団で、鬼の仏像を祀って鬼仏衆と呼ばれる信者は数万人…そしてその本尊は、大暗黒死夜邪来
『大暗黒死夜邪来は すべての邪 すべての罪 あらゆる反逆がはびこる暗黒世界へ・・・・
全宇宙をまきこみためにのみ 存在するのだ!』

という事です。

恐ろしい敵の存在が明らかになってきましたが、最初の仲間になった白鳥勇介が共に戦いたいという仲間を連れてきました。
まずボート部キャプテンで柔道三段な上に関東一円をしきるヤクザ・代紋組の跡取りである大山直次郎、元女子プロレスラーのゴツイ女は無双力(リッキー)、相撲部キャプテンの小谷椰子夫(こややし)、地味な男ながら軽く超能力を持つ梶工作、そして…身の危険を心配するために子郎が遠ざけていたヒロイン・美雪。もう、自分の命どころか家族・友人をも巻き込む覚悟も出来ているから手伝いたいと。
一滴の涙を流す子郎…

それから先手必勝と、鬼谷の家に乗り込んだ手天童子郎ご一行。
"鬼獄界"(おんごくかい)なる、無の空間に突然発生した鬼の世界を消滅させるという伝説を持つ手天童子を倒す事が鬼谷の夢でした。
暗黒邪神教の手下である、鬼のすさまじい肉体を受け継いで生まれた"争魔衆"、そして鬼のもつ強靭な精神力を受け継いで生まれた"幻魔衆"という二つの暗殺団を使って迎え撃ちます。

特に強敵なのが鬼の腕を持つ争魔衆の邪腕坊苦海は奴。
どうにも不利な具合の中、敵は強大な魔動鬼も出現してしまいますが、味方は頼りの護鬼はいなくなってるしで、ついには直次郎が鬼に喰われて…
怒った子郎の身体が光に包まれると、その光が集まって剣の形になり、今さら出てきた護鬼が言うには、
『あれこそ魔をうちはらう 降魔の利剣 ついに手天童子は目ざめられた!とうとうきたのです旅だちのときが!』
だそうです。

目覚めた力でその鬼を見事に倒した子郎でしたが、帰宅すると美雪と母の京子がさらわれている!!
すぐさま全国の鬼仏衆を集めている"暗黒寺"へ向かい、最終決戦をする事となるのです。

…という所で、今夜はここまで。
私としてはかなりオススメ作品ですが、永井豪先生特有の悪趣味な描写にあふれる作品なので、どうでしょうかね。
後半はさらにカオスな展開が待っているのですが、それはまた次回に。


われら結命党は超人をめざしている 人間をこえた存在をだ!
わかるか?人間をこえるのだ ひ弱な人間であることをやめるのだ!
人間のルールをはずれることによって 人間以上のものになるのだ!
そのためにつぎつぎと罪をおかしてきた
つまり人間界におけるルールやぶりってわけだよ!
しかしまだ人間をこえられる そこで決心したのだよ・・・・
人間として最悪の罪をおかそうとな!殺人さ!
殺人によってわれわれは人間ではなくなる
人間以上の存在になるのだ!!



  1. 2009/09/15(火) 23:00:05|
  2. 永井豪
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永井豪 (22) 安田達矢(安田タツ夫) 3 「鋼鉄ジーグ」

無数の生命が いきづく母なる惑星 地球
そこには人類にとって まったく未知の存在が・・・・
限りない謎につつまれた 生命がいきづいている
ここ日本の海の底にも・・・未知の世界があった!



今夜の永井豪作品は、「鋼鉄ジーグ」(講談社刊)です。
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この作品に関しては漫画よりTVアニメの方で知られていると思いますが、1972年にダイナミックプロに入社して早くからその才能を永井豪先生に認められていて…1975年には、この「鋼鉄ジーグ」で漫画家デビューした安田達矢先生の手による作品になりまして、永井豪先生は原作としてクレジットされているだけ。
作者名は安田達矢とダイナミックプロですね。

安田達矢先生に関しては安田タツ夫名義によるレモンコミックスの作品を2作、既に紹介していますね。
この「鋼鉄ジーグ」テレビマガジンにて1975年から1年間連載されたもので、すぐにテレビアニメも放映されました。
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(水木一郎の歌も良い!)

同じくダイナミックプロとの関係が深い桜多吾作先生、おのまこと先生(本名の小野誠名義時代!)、そしてあの尾瀬あきら先生も松本めぐむ名義で「鋼鉄ジーグ」をコミカライズしており、それがまた傑作ではあるのですが…今回は安田達矢版です。


オープニングでいきなり海の底にある"邪魔大王国"(じゃまたいおうこく)より、数千年の眠りから覚めた独裁者の女王ヒミカが復活します。
この邪魔大王国はかつて古代の日本を支配していたそうで、再び日本を征服すべく動き出したのですが、その存在を知っているために命を狙われた考古学者が二人いました。
まず小野田一郎が殺され、続いて…司馬遷次郎が王国の兵士であるハニワ幻人達によってその息子でレーサーの司馬宙と共に襲撃されました!

これで物語の主人公である宙はいきなり殺され、しかし瀕死の重体を負った遷次郎は宙を不死身の鋼鉄サイボーグとして甦らせるのです。
その後は基本的に日本征服を狙う女王ヒミカの魔の手から、人類を守るために宙が立ち向かう…という話。
本作のヒロインは遷次郎の助手である卯月美和で、彼女が操縦する"ビッグシューター"が宙と合体すると、巨大ロボットの鋼鉄ジーグとして無敵の力を発揮するのです!!

女王ヒミカの邪魔大王国は、あの手この手で日本を攻めてきて、鋼鉄ジーグも能力を高めながらそれに対抗する…
巨大ロボ漫画なので基本的に子供向けの作りになっていますが、中には人間の精神を操って子供たちがキャッキャ言いながら他の子の死体に何か指してるとかのヤバイ描写とかあります。
後半はさらに残虐性を増してきてヒミカが部下であるハニワ幻人の首を切りまくったりもしていますね。

ヒミカの忠臣にはイキマミマシアマソといった変わった名前でデザインも面白いキャラ達がいまして、さらにそいつらの手下であるハニワ幻人の中にも名前の付いた強敵が毎度のように出てきて、鋼鉄ジーグを倒すべく襲って来ます。
敵である忠臣同士の権力争いも描かれて面白くなってきますが…

次に第三の勢力が宇宙からやって来て、日本侵略を狙ってきます。
そいつらは大昔にヒミカを長い眠りに追いやって地球を支配していた者…何と!創造主たる神の使い達ですよ!

こうなるとどんどんスケールが大きくなって、当初は最強の敵だったヒミカごときはザコみたいな展開で、かつて人類が神と崇めた存在、リュウマ帝王の登場!
こんなヤツをジーグが倒すなんて不可能では!?しかしジーグは人類の愛と平和を守るために戦う事になるのです!!

…で、この漫画版はここで終了します。
が、ご安心ください。続きは昔のでは無く、2007年にWOWOWで「鋼鉄神ジーグ」
として新たに製作、放送されたアニメーションで観る事が出来るのですから!!
しかし何とも驚くべき事で、どうしてもきちんと完結させたかったマニアックな安田達矢版漫画「鋼鉄ジーグ」ファンがスタッフにいたのでしょうね。

時代設定は50年後になっていてキャラクター設定等も少し異なっているのですが、「バイオレンスジャック」のようにスターシステムを使っていて、いろんな永井豪キャラを見れるのも嬉しい作品になっているのです。

あとは鋼鉄ジーグや基地(ビルド・ベース)のメカニックや、スピンストーム、ナックルボンバー、アトミック=ドリル…そんな必殺技の数々も楽しみましょう。


まぐれさ 運がよかっただけだよ……
やつは確実におれより強かったんだ そしてつぎにくるやつはもっと強いはずだ
そのとき……そのときまた運がいいとはかぎらん……
いこうミッチ つかれたよ



  1. 2009/09/12(土) 23:13:52|
  2. 永井豪
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永井豪 (21) 「オモライくん」

今夜の永井豪作品は、「オモライくん」(講談社刊)です。
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永井豪先生は描いてきた作品のジャンルは幅広いものがありますが、ヒット作の多さからセックス&バイオレンスの漫画家というイメージが一般的でしょうか。
しかしギャグ漫画家としても超一流であり、特に私の中では愛しいこの作品があるからこそ、その思いが強いのです。
1972年の週刊少年マガジンで連載された作品で、オリジナル単行本は全2巻。

主人公はタイトル通りにオモライくんで、仲間におこもちゃんコジじいがいまして…これらの素晴らしい名前から分かる通り、全員コジキ。何とも明るいコジキ達です。
当然ながら全員汚い!この汚さをギャグにしている作品で、永井豪先生も吐き気をこらえながら頑張って描いたわけです。いや本当に凄まじい。

オモライくんはコジキながら学校に通っていまして、太っているように見えるのですが、実はアカが固まりたまって分厚い層になっているだけなので、いくらでも削る事も出来ます。
その削ったアカをツバで柔らかくして笛を作り、それを音楽の先生が間違って吹いたために溶けて糸を引き…凄まじい光景の後についには発狂しちゃう話は、初めて読んだ時から強烈な印象が残っています。
他にも数人の先生、恋する乙女や東京都民一千万人等、オモライくんの汚さで被害を受けたり死んだりした者は数知れません!
アカで覆われた顔をタオルで蒸して柔らかくし、顔を変装して男意気からクラスの女の子を救うなんて泣かせる話もありました。

そしておこもちゃん。
何と若くてセクシーな娘でありながらコジキの彼女も、数知れぬ死者を出してしまっていますが…かなり可愛いボインちゃんで、素敵な永井豪ヒロインの中でも有数の好きなキャラです。

そしてコジじい。コジキ道七十年の時に神様のように見えるこの方がまたいい!
年末年始のゴミ出しが無くコジキには苦しい時期の過ごし方なんかも後輩に伝授するのですが、それが
『全身の力をぬき らくなしせいでねる あとはゆめをもてばよい あすへの希望じゃよ
人間はな ものをしっとるから生きとるんじゃない だいじなものは精神じゃよ
精神があすの希望と 生きる意欲にみたされているならば 人間は死なんのじゃ
ではたのしいゆめをみるんじゃぞ たのしいたのしいゆめを』

なんて言って、見た目だけじゃなく頭も高学歴のインテリよるはるかに哲学者。笑顔も素晴らしい。
座右の銘は、『コジキはつねに受け身であれ!』でしょうか。

他に教師からコジキに引き込まれた冷奴(やっこじき)のエピソードいくつかは爆笑モノですし、スケバンの緋ボタンおユウ
さらには一コマだけの客演で師匠である石森章太郎先生の変身忍者 嵐だとか、真樹日佐夫作品から「ワル」氷室洋二や…東京都中のコジキが集まった中に何故か赤塚不二夫キャラのバカボンのパパ松本零士キャラの大山昇太(おいどん)やその他、登場するだけで嬉しいヤツらも、います。

後半に泣かせる話がありまして、おこもちゃんがオモライくんの遠足のために弁当(おにぎりでそれぞれ新鮮なゴキブリ、ミミズ、毛虫入り)を作ってくれる話…これはいいとして、ラストの「オモライは永遠に」
これは最後にしてオモライくんの出生に関するエピソードで、いくら「オモライくん」としても汚すぎる話!しかし終わりで不覚にも、私は本気で涙を流してしまった…そんな思い出もある話。

古本好きなら単行本はオリジナル版で買うのが当然でしょうが、余裕があれば全1巻の「オモライくん 完全版」(実業之日本社刊)も買ってみてください。
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ず~っと後年に描かれて単行本初収録でもある「オモライくん2001」も収録され、さらに連載順通りに収録されている心使いが素晴らしい出来になっていて、しかもおこもちゃん並に可愛い、佐藤江梨子ちゃんが解説書いてます!!

とにかくこの作品を読んで、不況でリストラだとか小さい事でクヨクヨしてる世の中、そして自分を見つめ直すきっかけになって欲しいと思います。
人間はまずどんな状況でも死にはしない、生きて行けるし…それどころか考えようで世の中は無限の富に溢れていると教えてくれるのですから。


せっかくつくってくれた おこもちゃんのお弁当や たべなあかんで
そら先生のはゴミメシやない 上等の弁当や きれいやしあじもいいやろ
でもわい そんなもんより心や わいのためにいっしょうけんめいつくってくれたんや
みかけはわるくても あじはおちても
おこもちゃんの やさしい あったかい心をだいじにしたいんや わい くうで



  1. 2009/09/09(水) 23:45:20|
  2. 永井豪
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永井豪 (20) 「ビバ!女子プロレス」

今夜は永井豪作品で、「ビバ!女子プロレス」(集英社刊)です。
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プレイボーイ・コミックスの『傑作MANGA THEATREシリーズ』で、作者名義は永井豪とダイナミックプロ

短い作品ばかりを集めた短編集になっていて、表題作の「ビバ!女子プロレス」は…まず驚くのが少女漫画調で描かれた絵柄!
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少女漫画とスポ根漫画へのパロディでしょう、大袈裟に花を背負い、涙を流し…お金持ちの可愛いお嬢さま・マミちゃんが世界一の女子プロレスラーを目指す、というお話。
もちろん作者は本気でスポ根とかやってるわけではないので、一試合だけしかありません。特訓も股間が盛り上がりすぎの男コーチとからむだけ。
一応カワイ子ちゃんの裸があるので、エロ目当ての週刊プレイボーイ読者も納得…なわけないか。

続く「ビバ!女ターザン」も週刊プレイボーイに掲載された作品で、17歳の美少女であるミミが夢にまで見たターザンのように、ジャングルの平和を守ろうとする話。
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平和を乱す悪い白人を止めようとして…そのほぼ全裸のコスチュームから当然ながら犯され、次はヤバン人(人食い人種?)の集団、さらにライオン、ワニ、カバ、ゾウ、そして唯一ターザンの味方であるはずのチーターにも犯されて終わる、エロというよりバカな話。

とにかく、この単行本で永井豪先生のエロ(ハレンチ)とギャグ(バカ)が融合した漫画を描いた時の才能を再認識するでしょう。

次の「ゴロンボ探偵社」プレイコミックで掲載された作品で、広域暴力団五論棒組の大親分の一人娘リリー・ゴロンボが猟奇殺人事件好きから気まぐれで始めたゴロンボ探偵社と、リリーのバージンを守るように命令されて探偵ゴッコの相手をしている鉄竜ドジ政の活躍を描きます。
事件の依頼に見せかけて罠を仕掛けてきたボロ粕組の復讐の手から、リリーのバージンを守れるのか…

最後に「ダイガク無籍人」で、これが単行本の半分以上を占めているのですが、やはり週刊プレイボーイにて連載されていた作品。
1話がわずか4ページ程度で続く連作で、"こわれ荘"というボロアパートの四畳半の部屋に3人で住む若者達が主人公なので、『貧乏漫画』とも言えるのですが…彼らの目的は、エロのみ。
あ、3人で住むと書きましたが、そのうち1人はすぐにいなかった事になってしまい、以後はしぇんぱいジョーホーの二人暮らしになります。

しぇんぱいとジョーホーを知っているという永井豪ファンの貴方はさすがです!
そう、あの「おいら女蛮」でも主人公の女蛮子の子分として登場していました。

この二人が隣りに越してきた二人の美女、山口さくら百恵じゅん子の二人を覗いたりおそったり、エロの限りを尽くそうとして知恵を絞っては失敗するのですが、読者サービスとしてのヌードは頻繁に見る事が出来ますので、ご安心ください。


きのうまで春だったのに きょうは秋 無情な時の流れを感じるなー
時のたつのは早いもの インポのたつのはおそいもの…
光陰矢のごとし 肛門シのごとしかー
今日もまたなすこともなく日がくれていくなー
テツマンのあとは とくにむなしさを感じるわ
ハテ?いつまでこんな無意味な生活をつづけていいものだろうか ありゃ!



  1. 2009/09/06(日) 23:56:06|
  2. 永井豪
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旅行・紀行・街(69) 東京都杉並区高円寺 9 阿波踊り、小料理 休…等

今回は東京都杉並区高円寺
高円寺でこの時期といえば、名物の阿波踊りがあったばかりですね。
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今年は8月29日と30日…この時ばかりは人が多すぎて、メインの広場や高円寺南通りなんかに入っちゃうと全然動けません!
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そこで…といっても何年も前からずっとなのですが、例年通り友人が経営する"アニマル洋子"前にて観ました。
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ルック商店街のここは、盛り上がりでこそメイン会場には劣るかもしれませんが、私にはちょうど良く楽しめるポイント。

まずは8月29日。
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次々と私の前を通り過ぎていく女達・・・・
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ビール片手に酔っ払い、音と踊りを楽しみながら、たまに気まぐれにカメラを向けて…
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知り合いのイチローさんだ!
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えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々♪
とか唄われてますが、確かに踊ってる人の方が楽しそう・・・
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踊り子ちゃんと記念撮影。
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翌8月30日も、やはりアニマル洋子の前で。
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あいにくの雨でしたが・・・・
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最終日のクライマックス・・・この人たちと盛り上がりました。
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毎年軒先を借りてるアニマル洋子では、店員のKaimanが頑張ってました。
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彼と、恒例の記念撮影。
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タイ土産のNINJA-T!
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浴衣美人も登場!
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ブルース・リー本と。
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次は最近行ったライヴですが、まずは"UFO CLUB"にて…
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生まれてから死ぬまでの一瞬をロックするバンド・死顔のliveでした!
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このバンドは楽曲提供が何と!漫画家の羽生生純先生で、チョーカッコいいテルミン担当も同じく漫画家の河井克夫先生で、他のメンバーも精鋭揃いな上に名付親がしりあがり寿先生…
さらにボーカルは我らがアイドル、ユキユキロちゃんだというのだから、これはもうたまりません。
しかもラストがカバー曲で、野坂昭如戸川純でしたよ!

興奮冷めやらぬ中、会場を出ると…何とユキユキロちゃんを発見しちゃって、友人と二人してツーショットの記念撮影をお願いしちゃいました!
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ありがとうございました。

これは、UFO CLUB内で見つけたクラウス・シュルツェ(Klaus Schulze)のポスターと…
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東洋の魔女のライヴ告知チラシ。
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このバンドは、配布チラシも全てドラムのAさんの手による、この世で一枚しかない手描きの物である事で知られています。

で、その東洋の魔女も、久々の"20000V"へ観に行きましたよ。
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Aさんと。
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"無力無善寺"へ。
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この日の目当てはコモグチテルヲ氏でした!
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おおっ!三上寛さまのお言葉が!!
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また行きます。
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"田丸屋不動産"では、店先の生き物が気になります。
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さて次は食べ歩き編。

まずは中華料理で、おなじみすぎる"成都"に始まり…
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こちらは今更ながら初めて行った、成都の東高円寺店。
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相変わらず美味い!"揚州商人"
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餃子はもちろん、
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定番のスーラータンメン。
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マーボーナスメンも…刀切麺が最高なんですよ。
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さらにここでは、甘い物が苦手な私でも美味しく食べられる杏仁豆腐。
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続いて"明月房"(メンゲツボウ)。
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アニマル洋子前の"中華料理 天王"は、美味いし安くて…行かなきゃ損々♪
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餃子の"たちばな"
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やっぱり大好き、"らーめん大"
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醤油味、
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塩味、
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どちらもグー!
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今更ながら初めて行きましたが、"らあめん花月"がリニューアルして出来た"麺屋 ZERO1"
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珍しく屋台のラーメン。パル商店街の終わり辺りの所にいる屋台ですね。
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イェーイ!
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次は串揚げの"リトルウイング"
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"喜多方ラーメン 坂内・小法師"
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"みはる"
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高円寺にはお好み屋さんが何軒もあるけど、いっつもこの"道とん堀"へ入ってしまう。
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こういう女子供向けっぽい食べ物も、たまにはいいもんです。
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喜んで食べ過ぎちゃいました。
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"大将 北口3号店"
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カネゴン!
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"まるかつ(かっちゃん)"
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ケンタッキー前で。
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"サプラ"
インドカレーでこの値段は…多分高円寺でも一番安く、ナンもカレーも美味いときてます!
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ここは初入店です、中通り商店街の"アジアのごはんやさん クリシュナ"(Asian Restaurant Krishna)。
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チーズナンと、カレーが美味い!!
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同じ通りにあるのは、"バーボンハウス"
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その向かい側にある"山村農園のやおや"、そのシャッターの絵が気になります。
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それは先日、加計呂麻(カケロマ)島に住む可愛い姪から、私が昔集めていたスタジオジブリ作品やディズニー作品なんかのアニメーションを大量に送ってあげたお礼に送られてきた、私の似顔絵(他に黒糖焼酎とパッションフルーツも来ました!)を思い起こさせる出来で、いいのです。

嬉しくて額を買いに走り、今は部屋に飾られているその絵は、コレ。
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(顔がカラフルなTATOOで埋め尽くされているところが、だいごにいにいの特徴をよく捉えている・評)


さてたまには、というか高円寺でこの手のチェーン店に行くのはほぼ皆無だったのですが、"白木屋"へ行きました。
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ここは未だに「ターミネーター4」とのタイアップメニューなんてやってるんですね。
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全然ヒットしなかった映画に便乗して、いい事あるのでしょうか…って、私がそれにつられて入ってみたりしましたが。実はターミネーターのシリーズは大好きなのです。

その他。
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"富士そば"
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環七沿いの、"和真屋"
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花輪和一先生の「ニッポン昔話」が復刻されましたね。
レアな箱入りのオリジナル版を持っていても、やはり花輪作品は全て買ってしまいます。
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そして、"喫茶プログレ"
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おっ、この右側の女性は初登場のMogie!
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彼女が手にする写真は、いつも持ち歩いているという橘高文彦さま!サイン入りです。
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↑ちなみにこの右写真の人物は…まぁ知らない人はいないでしょうね(ジャパメタ好き限定かな)。

橘高文彦さまは私としても日本のギタリストで一番好きな人物。
ファッションじゃなくて音限定ですが…とにかく、この夜は橘高話で盛り上がりました。
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"太陽"
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"大陸"では、
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ラーメン300円、カツ丼400円と安い!
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そして"せい家"最強説は、続々と広まっているようです。
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"ちよだ鮨"
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"清風"の、たこ焼き。
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"松屋"
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豚めし、牛めし、フレッシュトマトカレー、オリジナルカレー。
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このローテーションで週に2回は食べているのですよ、松屋。

朝の場合は納豆定食が定番。
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"麺や天鳳"
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店に置いてあった「範馬刃牙」烈海王特集を読みながら待ち、
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今回は熟成味噌らーめん。
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東高円寺では、定期的に"儀左衛門"のあえ麺。お気に入りです。
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"味噌一"
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降下沿いの"味楽"
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ドーン!
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次はさらに離れて、方南町へ。

おなじみ、つまみもビールも300円(酎ハイだと200円!)の…"一心太助"です。
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刺身。
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その他。
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"なぎ屋"
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美味いよ~。
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北海道と沖縄、その日本で一番離れた所の名物を出す店…"雪海"
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はい、それでは今夜の最後です。
「ココ」でも紹介した"小料理 休"
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オープンからまだ1ヶ月と少ししか経っていませんが、既にすごい評判になっていて…もちろん私も大のお気に入りで、既に10回くらい行っているのではないでしょうか。
まずはこのエビスの生ビール500円で喉を潤すのです。
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他の酒も本当にいろいろあります。
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ボトルで入れてる焼酎はコレ、からり芋。
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連名で、共有者がだんだん増えています。
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お通しが美味しい、そして毎回違う物なので楽しみも倍増して嬉しいわけです。
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そしてにどれを食べても美味しくて嬉しくなっちゃうつまみ。しかも安いですね。

まぐろのアゴ塩焼(戸井)。
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その時の仕入れによる、お造りの各種。
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昔、父親が良く食べていた…鯖へしこ。私も大好物です。
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からすみ。
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出汁巻卵。
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自家製 ぬか漬。
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ご飯類もあります。
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というか、私はまだ食べてないけど午後3時から6時までは定食も食べられるそうです。

ホヤ燻製。
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酒盗。
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たこわさび。
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さばのみそ煮。
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フグの子ぬか漬。
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豆腐味噌漬。
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ツブ貝 浜焼き。
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小アジの南蛮漬。
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手羽先焼 ヒロシ風。
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かぶの風呂吹 そぼろ味噌。
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せりのおひたし。
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肉じゃが。
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冬瓜煮 ベーコン飴(餡)。
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ゲソワタ炒め。
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野菜やフルーツも…
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その他、とにかく大人の珍味もいっぱいあって楽しい!
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それでは、今夜は小料理 休から…
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おやすみなさい。

  1. 2009/09/03(木) 23:37:21|
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Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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