大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

永井豪 (28) 「けっこう仮面」

カ~オは だ~れかは し~らないけれど 肉体はみいんな しっている~
けっこう仮面のねえさんは 正義の味方だイ~イひとだ
疾風のようにあらわれて タップリみせてさてゆく~
けっこう仮面は だれでしょう



2010年最後の投稿となる今夜は、永井豪(永井豪とダイナミックプロ)作品で、「けっこう仮面」(集英社刊)です。
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最初は1974年から翌年まで定期的に月刊少年ジャンプで読み切り作品として掲載され、1976年から1978年まで連載された作品。単行本はJC(ジャンプコミックス)で全5巻。

長野県の山奥深くにある、"スパルタ学園"。そこは有名高校進学率100パーセントであると同時に、その実態は恐怖の進学校でした…
日夜地獄のような猛勉強と、テストで90点以下を取った者に与えられる恐ろしいお仕置き!
その恐怖のスパルタ学園の学園長がサタンの足の爪で、『恐怖心だけが猛勉強に耐えられる全て』だと豪語する思想のもとに"しおき教師"軍団を引きつれ、教育の名を借りて暴力を繰り返す、仮面の男です。すぐに女生徒への変態的なハレンチ行為ばかり楽しむエロ中年になりましたが。

作品タイトルからして、偉大なる川内康範先生の「月光仮面」のパロディである事は分かると思いますが、当然ながらサタンの足の爪はサタンの爪であり、となると主人公は…
『顔をかくして からだかくさず!』
そんな、けっこうな怪人少女・けっこう仮面なのです。
↑のテーマソングも、「月光仮面のテーマ」の替え歌ですよ。

頭を全て赤いマスクで覆ってますが、あとはマフラー・グローブ・ブーツだけ。体の肝心な場所は女性器も含めて全て丸出しというスタイルが凄すぎます。顔を隠してしまえば女性は大胆になれるようなのですが、こんなエロいヒロインが「月光仮面」から生まれるなんて…
毎回登場する悪役も、有名作品のパロディばかりで、これがまた楽しいのです。例えば第1話では堀江卓先生の「矢車剣之助」をパロった血狂魔剣の助
続いても武内つなよし先生の「赤胴鈴之助」川内康範先生の「七色仮面」山川惣治先生の「少年王者」…と、こういったネタだと有名作品とはいえ時代的に古すぎるかもしれませんね。
しかし他にも梶原一騎先生の「巨人の星」横山光輝先生の「鉄人28号」水木しげる先生の「ゲゲゲの鬼太郎」手塚治虫先生の「鉄腕アトム」…等、基本的には現在でも誰でも知っているような作品が中心です。
オリジナル作品の作者に怒られないか心配になるほどやりすぎなパロディキャラをけっこう仮面が倒し、やられた奴は『○○先生ごめんなさい』と言って力尽きるパターンがほとんど。ちなみにこれらのパロディは無断でやったそうですが、一件も抗議は来なかったのだとか。

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パロディ漫画としての面白さの他にも、バトル物であり、変身ヒロインであるけっこう仮面は読者にも正体が分からず推理モノ要素あり、かの「ハレンチ学園」と同じく教師VS生徒の図式を描き、受験戦争に対する怒りを描く思想的な部分もあり、そして…私にとって一番大事なのは、エロ要素ですね。
ほぼ全裸の女が正義の味方として登場し、悪を倒して去っていく…こんなのはいくら女体が見れるからといって普通に考えたら『バカエロ』といった所でしょうが、私には本気でド級の興奮漫画なのです!

いつも辱められるスパルタ学園1年S組の美少女高橋真弓(「あばしり一家」における赤黄みどりちゃん的な役柄)が、パンツ一枚で逆さ吊りにされて男性教師達にいたぶられる、生物の授業で解剖されかかる、他にも拷問台に乗せられて脱がされてとかを全校生徒の前で何度やられた事か。
さらには身体検査、変態授業に、蛇攻め、蛸攻め、それを助けに来るけっこう仮面からして、グラマーな体をたっぷり見せてくれるわけで、その場に居合わせた男子生徒の立場に立ち(起ち)想像するのもまた良しで…ウヒヒ…
触ったり舐めたり自分の一物を見せ付けたりなセクハラ教師の行動を見て、いたいけな少女に何て事を!と義憤に駆られながらも興奮させられて感謝してしまう私。
他の代表作を見てもハレンチなイメージが付きまとう永井豪作品の中でもエロ度合いが高く、単純にエロ漫画として見ても優れていると思うのですよ。
少年漫画なのでギリギリ見せないしヤラないけど、この変態ぶりとか…もう。

一番多用されたけっこう仮面の必殺技に、お股を全開にして敵の顔に飛びつく『おっぴろげジャンプ』があります。
同じように大股開きな応用技で『新月面空中股びらき』とか、『おっぴろげ大回転まわしげり』とか、アソコを敵の顔に押し当てて太ももで締め付ける『ちっ息○○○○じめ』とか、名前でどんな技か分かると思いますが『フライング○○○○アタック』とか、もう凄すぎる!
しかもこれらはただのサービスでやっているのではなく、
『どうしてもソコに目のいく男の習性を利用』
するという高度で哲学的な理由もある技。男には回避不能。
これらの技にならやられても幸せだと思わせ、むしろ敵役に嫉妬心さえ浮かんでしまう凄い漫画ですよ。

ほぼ毎回使う武器は、ヌンチャク!
ヌンチャクを持ったヒーローといえば世界中の誰に聞いてもブルース・リーと叫ばれるでしょうが、その次に有名なヌンチャクの使い手であり、ヒロインだけに絞ればけっこう仮面が一番でしょう。

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ちなみに桑田次郎先生の「まぼろし探偵」から富士進をパロったキャラの出る、"まぼろしパンティー事件"というのがあります。
ここで出る敵が『正義の少年探偵まぼろしパンティー』を名乗る面白い奴なのですが、後に名前だけ使われて「けっこう仮面」の続編というか、関連作品といえる「まぼろしパンティ」につながりますよ。

個人的にパロディ元となったオリジナル作品に思い入れの強すぎる石森章太郎先生の「サイボーグ009」
裁縫部009として、裁縫部(さいほうぶ)の九人の戦士が出るのですが、全員女性ですが彼女らの姿がまたウケる!

さて肝心のけっこう仮面の正体ですが、他の秘密と共に最終回で読者にもはっきり明らかにされます。
作中何度も疑われていた者も完結間際になって登場した者もいますが、体育教師夏綿けい子、保健室の先生若月香織、2年A組の結花千草(秘密の双子)、男装の面光一、女番の紅恵、この6人の中にいるのか!?いないのか!?それとも!?

様々な手を使ってけっこう仮面の正体を暴き倒そうとする学園長のサタンの足の爪は、女生徒達を全裸にした水泳授業のプール底をガラスばりにして下から覗いたりと楽しんだり、毎回羨ましい思いをしながらもけっこう仮面にやられてばかり。
結局は正体をつかめないままでしたが、最終5巻での圧巻な最終決戦…団結した裸だらけの少女達とけっこう仮面の最終必殺技にやられて自分の仮面の下の正体がバレてついには滅びました。読者としては、こいつの正体などどうでも良かったのですが。

こんなに面白いのに大ヒット、とまではいかなかった「けっこう仮面」ですが、コアなファンはそれなりにいたようで、数多くの実写版オリジナルビデオが作成さました。
さらに漫画でも、他の漫画家の手で続編も描かれました。それもまた、近いうちに紹介する事にしましょう。それではよいお年を。


そうです けっこうです!
顔をかくして からだをかくさない!
それが あくどい勉強に泣く少年少女をすくうため!
日夜たたかう正義の人 けっこう仮面!



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  1. 2010/12/31(金) 23:41:17|
  2. 永井豪
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劇画(110) 「永久保存版 ブルース・リー物語 最強ドラゴン伝説」

つい先日、用事があってコンビニに立ち寄った所…
どうせ売れ線の最新刊だあるだけでつまらないため、いつもなら素通りするコミック単行本のコーナーで、我が目を疑うように一冊だけキラキラと光り輝いている本があり、そのとんでもない作品に呼ばれました。

それが「永久保存版 ブルース・リー物語 最強ドラゴン伝説」(竹書房刊)。
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あれ、それとも「永久保存版 ブルース・リー物語」までがタイトルかな?
ともかく2010年の生誕70周年に、ギリギリ間に合ったわけですね。

これはいわゆる『コンビニ本』。
定価が安い分だけ紙質は安っぽくてカバーも無く、古本屋では扱ってもほとんど100円均一の棚にしか並ばない…あれです。
出版社でも雑誌感覚で作っていると思いますが、過去の名作を安くコンビニに並べて広く読者に読ませようという試みは感心していました。
ただどうしても苦手だったのがコンビニ本の頭販売用オリジナル作品で、面白い人物や事件を漫画化したりするのだけど、装丁も漫画家の質も低すぎるために興醒めしていたのです。

しかしこれは私が無条件に買わなくてはならないブルース・リー物。竹書房のバンブーコミックスといえば、数年前に出た「疑惑の最期!非業のカリスマ列伝」という本でも、ジョン・F・ケネディ 、尾崎豊、岡田有希子…そういった人々の中にまぎれてブルース・リーの最後も漫画化されていて、私はもちろん買ってもいますが、あれの内容もひどかっただけにドキドキしてチェックしました。

まず表紙・裏表紙は共に本物の写真が使われていて、下手な漫画は載っていないので合格。
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(↑これは裏表紙、バーコード部分の下)

次に表紙をめくると、冒頭は9ページのカラー写真を使って代表的な映画の紹介。
その後で始まる漫画が本編なのですが、作者は中大輔原作、水木繁作画のお二人。不勉強な私は全く知らない方々ですが…結論から言うと素晴らしい。一気に読みましたが、嬉しくてニヤニヤしちゃいました。
ブルース・リーに対する愛情があふれているので、画力云々は語らなくて良い事にしましょう。

丸々一冊使っているので、ブルース・リーの誕生から幼年時代、不良時代に詠春拳を習い、アメリカへ渡って挫折、しかしスターになって…突然の死まで、熱く丁寧に描かれています。
このブログではブルース・リーを漫画化した作品は他にもいくつか紹介していますが、ブルース・リー自身の人生をここまで追った本は漫画では初めてですよ!

全7章に分けた構成ですが、その章と章の間に『ブルース・リーのいた風景』という文章ページをはさんで補足。巻末には『証言集』『名言集』『プロフィール』のページもあります。
うんうん、「サイレント・フルート」「ロングストリート」といった作品についてや、新しい本だけに来年早々にリメイク映画が公開される「グリーン・ホーネット」についてなども触れられているし、もっとマニアックな小話も。
最後に『参考文献』紹介があり、ファンにはおなじみの書籍11冊が挙げられていて、もちろん私は全部読んでますが、これらで得た嘘も本当も混在する様々な情報を見事に漫画として一冊にまとめた作者の手腕に感謝し、賛辞を呈しようと思います。

ただ映画のスチール写真をベースにして漫画化しているので人物の似顔絵としては上等ですが、漫画家の個性はほとんど浮かんでません。
あえて個性を殺して、とにかくリアルにブルース・リーを描きたかったという事でしょうが、このようにブルース・リーを好きな漫画家のオリジナル作品も読んでみたいですね。
原作者の中大輔先生の他作品はもちろん、作画の水木繁先生も…この方はこんな名前ですが、もちろん水木しげる先生とは関係ないでしょう。

惜しむらくは、コンビニ本である事。この内容なら、将来に残すためにもちゃんとカバー付きコミックの形にして、一般書店に並ぶ本でも良かったのではないでしょうか。
コンビニ本ではすぐに手に入らなくなるでしょうし…でもこの手の本も版を重ねる事はあると思うので、皆さんも買って下さいね!


そもそも限界というものはあり得ない
ただ平面が永遠に広がり最果ではない
しかしそれでもそこに留まっていてはいけない
その結果命を落としてもそれはそれまでの話なのだ



  1. 2010/12/30(木) 23:48:00|
  2. 劇画
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山根あおおに&のむらしんぼサイン会

もう2010年も終わりが迫った先日12月26日…
田河水泡「のらくろ館」のある、東京の"江東区森下文化センター"へ行ってきました。
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特に田河水泡ファンではない私ですが、
『日本漫画家協会特別賞受賞記念 山根青鬼の世界展』
へ行ってきたのです!
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山根青鬼(山根あおおに)先生といえば、同じく漫画家で双子・山根赤鬼先生の兄。
そして師匠である田河水泡先生に「のらくろ」の漫画執筆権を譲られ、現在も描き続けているうちの一人でもあります。
いや、別にのらくろファンでもありませんよ。ただ、山根あおおに先生の代表作…「名たんていカゲマン」には並々ならぬ思い入れがあるのです。

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「名たんていカゲマン」は保育園時代か小学校低学年時代に買ってもらい、持ってた数少ない単行本の一つで、恐らく何百回も読んだ本です。
もちろん小学館の学年誌やコロコロコミックでも読んでいた、たまらなく大好きで、懐かしい作品…
そういえば「新名たんていカゲマン」という、主人公がカゲマンの弟になった作品も読んだ覚えがありますが、恐らくあれは単行本化されていないし一時の学年誌でしか読めなかったレア作品ではないでしょうか。周りに覚えている人が一人もいないのですが、私の妄想じゃないですよね。

とにかく思い入れありまくる「名たんていカゲマン」の作者である山根あおおに先生の貴重な原画・作品展や、他にも永井豪先生や藤子不二雄A先生他多数の、ゆかりのある漫画家からお祝いの色紙なども展示して入場無料の『山根青鬼の世界展』ですので、行かないわけにはいきません。

特に目玉イベントとして、開催期間中は日曜日だけ先着でサイン会が行なわれました。
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そのうち、仕事の休みがカレンダー通りではない私が行ける日曜は26日だけでした。これがちょうど最終日で、ギリギリ間に合ったのです。
初日には山根先生によるマンガ講座とアニメ上映会もあったというから、行けなかったのが悔しいですが。

とにかく…ああーっ!いらっしゃいました!山根あおおに先生!!
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この単行本「名たんていカゲマン」
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懐かしいてんとう虫コミックスではなくて、ちょっとジャケがダサいオンデマンド版の単行本で…値段も一冊945円もしますが、これを購入するとそこにサインをして頂けるのです。

私が買ったのは最終巻である11巻。
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これに、山根あおおに先生がサインを入れ…
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記念撮影!!
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職員さんも写真を撮ってくれてたのですが、その写真を来月に配るサービスもしているそうなので、また訪れる事となります。

後でお願いして、カゲマン(影万太郎)を描き加えてもらいました!
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実は『シャドーマンを描いて頂けますか』とお願いしたのですが、何故か『カゲマンならいいよ』とのお返事だったのです。
悪役好きな私としては、片眼鏡にシルクハットがカッコいい怪人十九面相だとか、親玉のミスターXならなお嬉しかったかも。

さらに嬉しいサプライズがありまして…
何とたまたま26日限定で、コロコロコミック仲間であるのむらしんぼ先生とのダブルサイン会になってました!
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ラッキー!とばかりに、やはりリアルタイムで読んでいた代表作の「つるぴかハゲ丸」22巻を購入し、
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結果は全然似てなかったけど私の似顔絵入りでサインを描いて頂き、記念撮影。
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会場に行くまでの道がのらくロードなる通りだったり、展示物もかなり面白かったので、またいつか紹介しようと思います。
  1. 2010/12/28(火) 23:25:02|
  2. 古本 番外編
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旅行・紀行・街(94) 大分県竹田市 1 豊後大野市 1

九州3県目にして今回の旅では最後の県となるのは、日本一の温泉地帯…大分県
大分では別府温泉と由布院温泉が圧倒的に有名ですが、何しろ源泉数・湧出量ともに日本一の温泉の県ですので、基本的にどこに行っても温泉に入れるようです。
私は子供の頃に『別府地獄めぐり』に連れて行ってもらった事があるし、成人してからも『鯛生金山』に行ったりしましたが、今回はちょっとマイナーな竹田市へ。
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前回の高千穂町から、車で山越えして到着です。

この地に着いて真っ先に向かったのは、当地の伝統工芸品である『姫だるま』を一手に引き受けて製作している"後藤姫だるま工房"
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私が伝統工芸品だなんて言うと、似合わない高尚な物を求めているようで恥ずかしいのですが…
実は単に、北海道テレビ放送制作の鈴井貴之大泉洋らによる無謀な旅番組『水曜どうでしょう』で出てき事でファンにとっては聖地になっているため訪問してきた次第。

水曜どうでしょう関係の物が所狭しと飾られてました!
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洋ちゃんらのサインや手紙なども多数ありましたよ。
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私も番組を見るまで知らなかったのですが、大分県ではだるまといえば姫ダルマ。
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↑の右のですが、事前に入手していた左のだるまとお見合いをさせ、また子供も作ってあげる企画があったのです。

その時にTVにも出て、手紙を送ったりしていたのが後藤久美子さん。つまりゴクミ。大分県ではゴクミといえば後藤姫だるま工房のお姉さん。
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工房でお仕事している様子を見ながら、ゴクミさんに水曜どうでしょうのお話などを次々に伺いました。スタッフとの関わりやロケ地、どこでご飯を食べてたかまで。
また、どんな観光案内所より親切に、竹田市の見所なども教えてくれましたよ。
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栗の渋皮煮を出しても頂きました。
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ちなみに姫だるまは全て手作りであるため、一つとして全く同じ顔の物は無いのだとか。私が購入したのは、洋ちゃん達が貰ったのと同じこのサイズ。子供だるまも欲しかったのですが、現在は予約がいっぱいで数年待ち状態なんだとか!
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(↑この撮影は東京に戻ってから)

最初の放送以来、現在に至るも全国の水曜どうでしょうファンが日本各地から訪れているようですが、本当に親切に迎え入れてくれるゴクミさん…ありがとうございました!!

後で市内の某所にて、見つけた姫だるま。
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ちなみに、洋ちゃんらも間違えてましたが竹田市の読みは『たけだ』ではなく『たけた』だそうです。

次は、"白水ダム"
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美しく水が落ちる様子を生かして、かつてむぎ焼酎『二階堂』のCMロケ地にもなった事があります。
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昼飯は、ゴクミさんにお薦めされた"からあげ 丸福"
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からあげ定食(鶏もも)と、
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とり天南蛮です。
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殿町武家屋敷通りは、江戸時代の町並みや武家屋敷が残っている殿町。
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竹田郵便局も、こう!
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"広瀬神社"
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この奥には…
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隠れキリシタン達が礼拝を行っていた"キリシタン洞窟礼拝堂"と宣教師を匿った住居趾があります!
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隠れキリシタン萌えな方は、この洞窟の礼拝堂を見て当時の彼らの生活を想像し、満足いただけると思います。
私も少年時代に諸星大二郎先生の「生命の木」を読んで以来、彼らの唱える『ぱらいそ(天国)』に対する興味が尽きません。悪魔的思想に重点を置くブラックメタルのバンドTシャツを着ていたのは、非常に申し訳ありませんが…
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ネーミングが良いですね、"ぽっくり地蔵"なる案内看板を頼りに行ってみると…
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八幡山命水延命地蔵尊として、ぽっくり地蔵尊の他に、寝つかぬ地蔵尊、ぼけない地蔵尊というのもいました。
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続いては"観音寺"の、十六羅漢!凄い!
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作者、年代共に不明だという十六羅漢。そもそも羅漢とは阿羅漢の略で、仏教の修行を完成して大悟した人々の事。私も大悟するため日々励み、ブログタイトルもこんなですから…彼らにあやかり、とりあえず馬歩。
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竹田市ゆかりの人物としては瀧廉太郎がいまして、多感な時期とはいえ2年6カ月過ごしただけらしいのですが、その時住んでた旧宅を復元して"瀧廉太郎記念館"として公開しています。
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近くには"廉太郎トンネル"なる物もあり、中を通ると廉太郎の曲が順に流れます。
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中でも「荒城の月」は、ドイツを代表するメタルバンドのスコーピオンズ(Scorpions)もカバーした、誰もが知っている有名曲ですね。

同じ大分県の別府や由布院ほどは有名ではありませんが、竹田市にも温泉はかなり出ています。当地では、日本一の炭酸温泉として有名な長湯温泉が湧いていますね。
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ここは有名な"ラムネ温泉"

この歌碑の先には、"ガニ湯"へ向かう道が隠されています。
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無料ですが、周りから丸見えの露天風呂です。
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ちょっと迷いましたが、ここでは全裸になって入るのは控えて足だけ浸かりました。
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ちゃんと近くには宿泊施設付きの"ガニ湯本舗 天風庵"というのもありました。
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いたる所で湧水や温泉が出ていますが、飲泉場などもあり当地では温泉を飲む行為が一般的です。
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街歩きをしていると、
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与謝野寛子夫妻による歌碑がいくつもありました。
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美味しいスッポン店も何軒かあるようで、スッポン供養碑まであります。
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もう時間が無くなって竹田市を去り、最後に目的は一つだけでしたが豊後大野市へも行きました。
豊後大野市といえば、「デトロイト・メタル・シティ」若杉公徳先生を生んだ地ですよ。そして、同作の主人公ヨハネ・クラウザーII世もここの出身という設定。

今回訪れた目的とは、磨崖仏(まがいぶつ)。つまり自然の岩壁などを彫り造立された仏像ですが、当地に凄いのがあると聞きつけて観に行ったのです。
ちなみに大分県には全国の磨崖仏の8割近くが集中しているとかで、最初に『温泉の県』と書きましたが、実は『磨崖仏の県』でもあるのです。

中でも目当ては普光寺磨崖仏というやつで、それがある"普光寺"(別名アジサイ寺)へ向かい…
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到着した山門の脇には、いきなりエレファントマンなお地蔵さんが!
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本堂のあるボケならずではなく、逆の道を降りて行くと、
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この境内にあるのが鎌倉時代の磨崖仏…
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高さ11m以上の日本国内最大級のサイズを誇る不動明王!両脇には矜羯羅童子、制咤迦童子像が配されています。
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不動明王像の右手には石窟が2カ所あ、中には護摩堂などがあるのですが、その模様まではここではアップしないでおきましょう。
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まだまだ数多くある、他の磨崖仏もいつか探索してみたいと思います。
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時間の都合もあり、ほとんど有名所だけザッと回った浅い観光になったかもしれませんが、こんなものであとは熊本空港に向かって、今回の九州旅行は終了。
日本国内でありながら別の文化を持つ土地に行く体験は貴重です。さて次はどこに行こうかな。


  1. 2010/12/15(水) 23:38:12|
  2. 旅行・紀行・街
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旅行・紀行・街(93) 宮崎県西臼杵郡高千穂町 1

今回の九州旅行、2つ目の県は宮崎県

宮崎県といえば東国原英夫知事が大人気で連日ニュースに出てくるし、「巨人の星」星飛雄馬日高美奈とデートした(悲劇の恋に終わりますが)、日南海岸はいつか行きたい憧れの土地ですが…
今回は西臼杵郡高千穂町のみ。
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『竺紫の日向の高千穂のくじふる嶺に天降りまさしめき』(古事記より)
とありますが、高千穂は日本神話好きにはたまらない聖地。邇邇藝命-ニニギ(天照大神の孫)の天孫降臨の地とされる土地ですね。
その子孫が本州に渡って大和橿原宮で初代天皇神武天皇となった、とされています。
つまり世界に現存する王朝の中でも最も古い歴史を持つ皇室の、基は高千穂発祥。
ゆでたまご先生の「ゆうれい小僧がやってきた!」では、宮崎県にある悪行妖怪の攻撃基地が"夥赤血峰"(たかちほう)として出ていましたが、あそこは高千穂峡がモデルでしょう。

ともかく先日紹介した熊本県の阿蘇山から、そのまま車で宮崎県入りしました。高千穂町は熊本県の他に大分県とも境を接しています。
町の入口にいた、スタジオジブリ映画「千と千尋の神隠し」湯婆婆
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(奥にガンダムらもいます)

こちらの"高千穂観光物産館 トンネルの駅"では、
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美味しそうな宮崎産焼酎の試飲が出来る!しかし車なので飲めず、生殺し状態にされた!
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購入した芋焼酎は、その名も『天孫降臨』。
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敷地内にトンネル貯蔵庫があり、原酒を熟成させている酒蔵の見学も出来ます。
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入口には赤い列車と「鉄人28号」のハリボテがあり、隣の金田正太郎顔ハメやってます。
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天孫降臨の滝もある!
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続いて、町の中心部に位置する"道の駅 高千穂"には…
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巨大な天手力男命(あまのたぢからおのみこと)、
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天鈿女命(あまのうずめのみこと)は顔と、
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全身の像。
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日本神話で天照大神が天岩戸に隠れて世界が暗闇になった時に、岩戸の前でエロな踊りをして神々を大笑いさせた日本最古の踊り子ですね。

宿泊先は"欧風宿 ぶどうの樹"
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当地のスーパーで買ったつぶ入りジュースがかなり美味かったのですが、東京でも手に入らないかな…
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翌朝、早くから向かったのが高千穂観光のメインでしょう、名勝 高千穂峡
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有名な"真名井の滝"へ向かいます。
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ボート(20分千円)を借りると、近くまで行けるのです。
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ボートはクッションが可愛い。
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売っているえさは『人とカモと魚のえさ』という事で、この三生物共通の食べ物。人の食べ物もえさ呼ばわり。
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可愛いカモちゃんは、えさをまかなくても寄ってきます。
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カモ鍋は最高に美味いよね…などと考えてたら、その邪念が悟られたのか逃げていきました。
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さて、真名井の滝へ…
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高千穂峡といえば真名井の滝。神話や各種ポスターなどでおなじみですが、実際はロープが張られていて真下までは行けないのですね。

上から見た真名井の滝。崖上は自然公園で、そこにある"おのころ池"から流れる水が滝になっているようです。
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実は高千穂峡は流しそうめん発祥の地でもあり、何軒もありました。
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中でもここ、"千穂の家"が元祖。
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飲食店は他にもいくつかありました。
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五木寛之のエッセイで高千穂峡でイノシシを食べた描写があったのを読んだ覚えがあるのですが、どこの店か判明しなかったなぁ。

遊歩道へ。
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顔ハメ。
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鬼の力石。…徹。
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仙人の屏風岩
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槍飛
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高千穂大橋
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橋萌えな人には嬉しい光景ですね。

道路沿いにあった、名も無き滝。
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猫。
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保護色で、襲い来る。

"高千穂神社"は重要ですが、夜に少し通ったのみでした。
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"天岩戸神社"は、鳥居前にこれ!手力雄命(タヂカラオノミコト)の像です。
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日本神話に登場する神々の中でも知名度でトップクラスなのは、天照大御神(天照大神、あまてらすおおみかみ、アマテラス…)。
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天岩戸神社の主祭神は、その天照大御神。
天照大御神といえば天岩戸開きですが、天岩戸伝説を伝えるのがこの神社なのです。
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松尾芭蕉は九州も訪れたんでしたっけ…。境内に句碑がありました。
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当地のパワースポットであるここには勇み足で向かったものですが、八百万の神々が集まって相談した『岩戸隠れ』の場所でもある"天安河原"に入ると、何だか頭が痛くなってきて…
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当地の神々に歓迎されていないのかと感じました。それとも、ただの二日酔いだったのか。

仰慕窟周辺の河原は、賽の河原のように石が積み重ねられています。
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一つつんでは父のため 二つつんでは母のため 三つつんでは国のため 四つつんでは誰のため・・・・

洞窟には八百萬神が祀られているのですが、ちょうど日も暮れてきて、他に誰もいないし…で、相当に不気味な雰囲気を漂わせていたし、何度撮っても写真はブレてしまうし、
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鳥居の前の何か『黒い物』が動いているのですが、確かめに行こうにも足がすくんで動かず、逃げるように立ち去りました。

そういえば賽の河原を歌った名曲「和讃」の作者、J・A・シーザー様は宮崎県出身じゃないですか!
もしかしてあの曲も、ここをイメージして作られたのでは。

私も手力雄命のような腕力・筋力を得た時、またこの神社を訪れようと思います。
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地元料理を食べるために選んだ店は、"居酒屋けんちゃん"
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いろんな物・珍しい物を食べるなら、御食事処だとか定食屋より、断然居酒屋が良い。今までの人生を振り返っても、飲み屋で初体験した美味い食べ物は無数にあります。酒飲みで良かった…

鹿刺身。
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お隣、熊本県の名物である馬刺しと合わせて馬鹿。

地鶏鉄板焼き。
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オリジナルのゴーヤチャンプルー。
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鶏唐揚。
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お店の選択は成功でした。どれも地元の食材にこだわっているらしく、安くてボリュームもたっぷりだから喰いすぎちゃって大変でしたが。

夜は道の至る所で神々がライトアップされていました。
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さらば高千穂町。私はまた、次の街へ・・・・


  1. 2010/12/10(金) 23:35:17|
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旅行・紀行・街(92) 熊本県阿蘇市 1 菊池郡 1

続いての九州の旅は熊本県の続きで、熊本が誇る阿蘇山やその周辺です。
となるとまず、阿蘇地域の中央にある阿蘇市
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パワースポット、"阿蘇神社"は外せませんね。
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エネルギーに満ちた土地にある、せのび石で僕ちゃんの背丈も伸びるかな。
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近くの門前町商店街には、"阿蘇 とり宮"があります。
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目の前で揚げてもらった馬(ば)ロッケは、
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ノーマルのと、私が黙っているわけにはいかない『悶絶馬ロッケ』なる激辛の馬肉入り。
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けっこう大きく、馬肉はたっぷり。ンマイ!!

『辛い阿蘇激辛道場』なんて素晴らしいキャンペーンをやっていて、
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門前町商店街中心のジャンル違う10店が協力して、様々な激辛料理を食べさせていたようです。スタンプラリーもやっていました。私が地元民だったらすぐに制覇してましたが…短期旅行の身では、阿蘇とり宮のみで立ち去るしかない…

店内には、私にはおなじみのDEATHソースの他に『大阿蘇マグマのしずく』なる激辛調味料も売っていました。
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さあ、いよいよ阿蘇山を登りましょう。
「ココ」で紹介したようにムッシュー・田中先生の「恐怖!犬神の森」によれば犬神信仰の"犬喰村"があり、つのだじろう先生の「恐怖新聞」では円盤の発着地点として利用されていたと言われ、藤子不二雄先生の「フータくん」ではアソさんを阿蘇山に案内して大爆発のドタバタがありました。
また梶原一騎原作・川崎のぼる作画の「巨人の星」では左門豊作の地元であり甲子園出発の前日はこの山に向かって自分も大噴火する事を誓っていましたし、村上よしゆき先生によるそのリメイク作「新約「巨人の星」花形」でも左門による同様のシーンはあって…それだけ熊本といえば阿蘇山なんですね。
その梶原一騎作品でもっと阿蘇山が重要なのに、影丸譲也作画の「あゝ五高 武夫原頭に草萌えて」がありますか。あれは冒頭からして登場人物が阿蘇の溶岩の中に飛び込んで自殺しようとするし、何度も出てました。「青春山脈」の主人公である火乃兄弟も阿蘇出身であり、やはりラストで火口に身を投げて自殺するし…梶原先生にとって阿蘇の火口は身を投げる所なのかな。
別作者でこれも歴史的名作漫画ですが、「アストロ球団」(遠崎史朗原作・中島徳博作画)によればこの山中に巨人軍への復讐を目的とした"ふくしゅう球団"(ブラック球団)がいて、結果的にその中にアストロ超人もいた!
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向井寛監督の遺作となった映画「同窓會」、あれは老人問題を描きながらも九州のロードムービー的な要素がありましたが、冬の阿蘇山で撮影しているので、ここの雪景色を見る事が出来ました。

牛を見て「原子心母」を聴きながら、車でグングンと進むと…『牛馬注意』の看板。牛シルエットのバージョンもありました。
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いつも食卓で馬肉を食べ、恐らくは多分日本一馬肉を消費する熊本県民は、この牧場で生きている馬を見ると『美味しそう』と思うのでしょうか。

山頂へ向かう途中、かぶと岩展望所で景色を楽しみました。
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すすきの迷路も入りたかったけど虫が多そうなのに半そでしか持ってないから諦め、
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その目の前にある、"PigFluke"(ピッグフルーク)で軽食。
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店内には変な雑貨なども売ってましたよ。

ドイツ国際コンクールで金メダルを獲得したというフランクフルト。
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熊本県産高級豚肉のりんどうポークを使った、りんどうフルークを食べました。
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そして大観峰に到着。
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あの青山真治監督の名作映画「EUREKA ユリイカ」では後半部分で北九州から阿蘇山を舞台に移しましたが、最後の最後、宮崎あおいが貝殻を投げていくあのラストシーンで使われたのがここ。
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あの映画は劇場にも行ったし、パンフレットも買っています。
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その土産物屋で気になったのは阿蘇山爆発Tシャツ。
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ここにもベッキーちゃんは来ているようですね。
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やはり熊本県出身、ウッチャンナンチャンの内村光良は来てないのかな。彼が演じた阿蘇山燃太郎モノとかあったら最高なのに。

高い所は気分が良いもので、大観峰…素晴らしかった。
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おっと阿蘇山といえば、こちら↓は阿蘇山のマスコットキャラクター…つまり、ゆるキャラ。
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それぞれ五岳くん火の子ちゃんという名前が付いていまして、彼らこそが現在阿蘇山の近くに住む川崎のぼる先生によるデザインのキャラ。

凄い!今や日本中で溢れかえるゆるキャラ市場ですが、一番豪華なデザイナーを起用した事になるのではないでしょうか。大の川崎のぼるファンである私は、当然旅に出る前から彼らに会いたいと思っていました。
阿蘇山に行けば五岳くんと火の子ちゃんに会える…わくわくして行ったのですが、あっさり結果を書くと、どこにも彼らはいませんでした。着ぐるみはおろか、グッズやポスターなどでも。
今年・2010年に生まれたばかりの五岳くん・火の子ちゃんなので、まだ普及活動が間に合ってないのでしょうか。

気を取り直してずっと進み、阿蘇火山博物館
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ここには小学低学年の時にも来ていて、その時の写真が残ってましたが…その日付を見ると1986年って事は24年前ですか。
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その前に馬のりばがあり、
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もっと登って山頂に近づくと"阿蘇山上神社"があり、
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そのすぐ隣にある、阿蘇山ロープウェー。これでカルデラ山頂まで行けます。
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ここの24年前の写真も残っていました。
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今回は車を運転していたので、有料の阿蘇山公園道路を使って…
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火口道を通り、
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阿蘇カルデラへ!!
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ちなみに着ているTシャツは、私が大好きなフランスのプログレッシブロックバンド群の中でもNo.1の思い入れを持つマグマ(MAGMA)の東京公演記念の物。カルデラにピッタリなバンド名でもある故。
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バスクリンのような色です。
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手塚治虫先生の「鉄腕アトム」、全エピソードの中でもトップクラスの傑作である『地上最大のロボット』(後に浦沢直樹先生がSFサスペンス漫画「PLUTO」としてリメイクした話!)では、この火口でアトムとプルートウによる決戦が行われました。そして熊本市民はアトムに命を救ってもらったのでした…いいなぁ。
同じ手塚作品で大人向け漫画の傑作「ばるぼら」でもクライマックスの舞台になっているし。

ここまで写真だけ見ると、余裕な顔で記念撮影なんかしているように見えると思います。
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しかし実は自然が発生するガスにやられて、すぐに強烈な呼吸困難と咳に襲われました!
屈強な肉体を誇る私も、実は呼吸器が弱いという事を認識しましたよ。ガスで死ぬ時の感じも少し体験出来た。
数分で立ち去りましたが、その後も数時間呼吸すると喉がヒューヒュー鳴ってました…

この十字架は阿蘇山のガスによる死者への弔いでしょうか。
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お願い地蔵さん。
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ちなみにこの日のガス、これ↓で赤色だと立入り禁止なのですが、その次にヤバイ黄色が点滅している状態でした。風下だったし。
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(点滅の滅の時にシャッター押したようで、写真では分かりませんね)

逃げるように阿蘇山からは去り、阿蘇郡南阿蘇村で通りかかったのは日本一の長い駅名を誇る…
南阿蘇水の生まれる里白水高原駅
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そして、菊池郡へ。熊本県菊池郡から、菊陽町…この町こそが現在川崎のぼる先生が住まれている町!
出来ればお宅でも見てみたかったのですが、今回行動を共にした地元民に聞いても場所は知らないようでした。電話帳にも載ってなかったし。

でも菊陽町にある"活魚料理せんだい"で、こちらの仲間を集めて宴会しましたよ。
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ここでも熊本名物の馬刺し(馬レバ)や、
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辛し蓮根に、
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その他、芋焼酎に地鶏に…いろいろ頂きました。
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菊池郡にあるもう一つの町が、大津町。
実は昔から熊本に行くとここで泊めてもらっていたのですが、いくつか見所や有名店もあるし、熊本市と阿蘇山のちょうど中間あたりで便利な場所。
今回は大津町ではどこにも寄らず、寝ただけでしたが。

いや、スーパーとかでいろいろ買物しました。まず自分の土産にマルちゃんの九州限定カップラーメン各種、
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本社と工場が佐賀県にあり、九州地方ではどこに行っても置いている、サンポー食品のカップラーメンもいろいろ買ってみました。
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そして昔から棒状タイプのが大好物です、味のマルタイも各種。これは東京でもけっこう置いてるんですけどね。
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九州は焼酎も美味しい。当地で呑む分と、東京での晩酌用にも購入。
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そしてお土産に持たせて頂いたのは、いきなり尻見せ。
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…じゃない、いきなり団子。

最後は菊池市になりますが、名店"焼肉の一休"へ案内してもらいました!
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まずはやっぱり、昼間からビールと馬刺し。
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肥後和牛の焼肉、
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そしてハンバーグ、絶品でした!
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熊本県は大好きな土地ですが、次回は次なる九州の地に行きます。


  1. 2010/12/05(日) 23:29:05|
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Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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