大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

旅行・紀行・街(97) 栃木県佐野市 1 足利市 1

東京近郊ながら、わざわざ行く人の少ないイメージがある栃木県を旅してみました。
今回は車旅にしたので、まずは羽生PA下りにあった"Pasar(パサール)羽生"へ寄り、
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埼玉県のご当地B級グルメの店がいろいろあるフードコートの中から、"美彩屋"の手作りコッコ揚げを食べました。
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自家製タレに漬け込んでカラッと揚げたからあげで、ウマイウマイ。
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実は栃木県には行きたい土地がいくつかありますが、今回は佐野市から。正確には7,8年前に群馬県太田市を訪れた際、隣町である佐野市にも少しだけ寄ってご飯を食べた事だけありますが、まともに観光するのは初めてです。

ところで日本で一番多い名字は『佐藤』ですが、そのルーツは古代日本からの貴族・藤原氏と、ここ佐野市の地名を組み合わせて生まれた物だと言われています。つまり佐野+藤原=佐藤。
果たしてその説がどれだけ信憑性のあるものか、私も自分が『李』であると気付くまでは佐藤姓を名乗っておりましたので、それを探る旅は避けて通れないものなのです。
近江三上山の百足退治で有名な藤原秀郷が実際に住んで城を築いているし、佐野市と藤原氏の関連は確かに深いようです。
しかし答えは、私が佐野市名物であり関東地方を代表するご当地ラーメンである、佐野ラーメンを食べまくって出すしかないでしょう。

まずは佐野市観光物産会館で情報収集。
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そして一番有名らしく、パンフレットも貰った"宝来軒"へ。
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見つけたー!!
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佐野ラーメンの特徴である、青竹に脚をかけて麺をうつ姿をガラス越しに見学できます。
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ラーメン…
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これが青竹打ちの平麺!
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こちらは、ねぎラーメン。
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店内には芸能人のサイン色紙がベタベタ貼ってありましたが、洋ちゃんも「おにぎりあたためますか」で来てる。
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続いて、"利休"
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ラーメンに味付玉子トッピング。
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焼餃子と水餃子の、ハーフ&はーふ。
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3軒目は、"日向屋"
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ラーメン、
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チャーシューメン。
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中太で平打ち麺、もちろんスープもチャーシューもンマーイ!!
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佐野市は当然ラーメン屋の数だけ見ても凄いものがあり、これではまだまだ佐野ラーメンを堪能し、知るまでには至らないわけですが、胃袋と時間の限界です。
後は、佐野市の名所となった商業施設・佐野プレミアム・アウトレット(Sano Premium Outlets)にも行ってみました。
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アウトレット製品ばかり集めて一つの街を作り上げている様、これはなかなか凄いのですが…

私が買ったのは"PLAZA"でデスソース(Death Sauce)数種のみ。これ好きなので、買うとオマケでついている髑髏のキーチェーンが増えてしょうがないです。
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ブックオフも見つけたので寄りました。
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地方の初めて行く店舗はワクワクするものですが、掘り出し物ゼロに終わった…。

イオン(AEON)には、
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"ヴィレッジヴァンガード"がありました。ヴィレヴァンは大都市にしか無いイメージだったので、正直佐野市にあったのは驚きました。
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もっと驚いたのは、CDショップの"WAVE"!
WAVEといえば、私は16歳くらいになって初めて行った渋谷店が思い出されます。とにかくビル一つ丸々CDショップという、その規模に驚いたものでした。故郷の北魚沼郡小出町では、しょぼいJ-POPしか売ってなかったから…
しかしとっくの昔に渋谷からは撤退し、他にもあった東京の店舗も姿を消したようでしたが、まだ郊外で営業してたんですね。
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しかしこのWAVE、演歌のピックアップ具合が凄い。
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東京でお馴染みの"大勝軒"もありましたが、これはこの地でやっていながら佐野ラーメンではなく、普通に大勝軒らしい麺のようでした。
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夜のために"KALDI"でワイン、
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スーパーで佐野ラーメンのカップ麺などを購入。
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そして向かった宿泊先は、"CANDEO HOTELS SANO"(カンデオホテルズ佐野)。
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ロビーに海外ビールコーナーがあり、懐かしいフランスの1669があったので購入。
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部屋で備え付けの寝間着に着替えて呑む。さっき買っておいたワイン等も。
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旅の夜には読書も進むからと、今回持参した本は南正人さまの「国境の南 元祖ジャパニーズバックパッカー」(マガジン・ファイブ刊)。
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サイン本です。
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次の朝、駐車場からホテルを見ると「魍魎の匣」で出てきた森の中の『匣』のような不気味な印象。
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さて、また愛車のロードスターに乗り込んで出発。ドリュリュリュリュー。
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向かった先は隣街の、足利市
ここはとにかく、偉大なるトラウマ漫画家・ジョージ秋山先生の出身地である事から、どんな土地なのか気になっておりました。
ジョージ秋山先生自身の出生と、あんな人物を輩出しちゃう足利市の秘密を探るべく…行ってみましょう。ちょうど当地には友人の家もあるのでね、ここでまた一泊ですよ。

駐車場に車を入れて…しかし随分レトロな駐車場だなぁ。
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周辺も古い建物だらけだ。
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路地に『夜間は 通りぬけできません』の看板があり、正に滝田ゆう先生の「ぬけられます」的な下町ドブ板小路を思い起こさせます。
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閻魔大王の像が安置されている、"利性院閻魔大王"。
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うっすら読める薄れた字に目を凝らすと、"足利東映"と書いてある。ここは映画館跡のようです。
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この串刺しにされてたりしているヤツは、『人犬』に見えるのですが…?
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綺麗に整備されている方へ行って石畳の道を歩くと、
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有名らしい、ソオスかつどんの"馬車道"。ここはラーメンなどもありますが、準備中でした。
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猫ちゃん。
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その先には"鑁阿寺"。足利氏宅跡として国の史跡に指定されているそうです。
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その中にあったこちらは、"蛭子堂"(ひるこどう)。
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源頼朝の妻である北條時子を祀り、確か安産にききめあってどうたらとも書かれていましたが、恐ろしい…妖怪ハンターを呼びましょう。同じ字を持つ人気者の漫画家・蛭子能収先生も怖い方だし。

いわずと知れた室町幕府初代征夷大将軍・足利尊氏の銅像。
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こちらは孔子の銅像で、
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フランシスコ・ザビエルが『坂東の大学』と呼び、恐らくは足利市で一番有名な観光名所でもある"足利学校"ですが、
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ここの入口にも孔子の銅像があり、
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中には孔子を祀る"孔子廟"もありました。
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孔子の本なんて難しそうで読んだ事ありませんが、諸星大二郎先生の「孔子暗黒伝」を愛する私には嬉しい孔子モノ。

足利学校に入場…いや、入学する時に頂いたチケットと、
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パンフレット。
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他にゲットした、この本なんか立派な論語がたくさん収録されていますよ。
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しかし『学校』の文字を見るだけで気分が落ち込み、自分がひどく学校嫌いであった事を思い出しました。
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ともかく、これが日本最古の学校、"足利学校"です!
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頭がパーな自分には縁が無い、高等教育機関。
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用意されてた漢字テストなんかやってみて、また落ち込んだ…
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今日からグレて不良になろうと思います。
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もう、足早に去りましたよ。
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そういえばここは、つげ義春先生の随筆集「颯爽旅日誌」でも登場するのですが、
『足利学校を見物。鎌倉初期に創設された学問所。興味はない。』
の一文で終わっててウケました。

ここは地元の友人がお薦めだという、"はとや"
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たい焼きも売ってますが、
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焼そば、
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お好み焼き、
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そしてもんじ焼き、などがあります!もんじ焼き…もんじゃ焼きとは似て非なる物です。まず、めんたいチーズもんじ焼き。
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続いて、ベーコンチーズもんじ焼き。
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他にもお好み焼きの店はいくつかありましたが、お好み焼きも地方ごとに微妙に違うのでいろいろ行くのは楽しい。
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あとは足利市でもブックオフは2軒発見しましたが…全然レア本(CD、DVDも)ない!
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足利市もやはり地方都市の例に漏れず寂れた感が強かったのですが、夜の街を歩いていたらタトゥー屋さんが1軒、
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2軒。
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もう暗くなっているのが残念ですが、岩井俊二監督の「リリィシュシュのすべて」で出てきたJR両毛線の足利駅。
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その前に停めてある、今はもう動かないこの電車。
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母子の銅像。
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トンネル。
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とにかく森高千里がそのタイトルで歌った事で有名な"渡良瀬橋"
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この橋がかかる渡良瀬川といえば、先ほども書いた通り当地出身のジョージ秋山先生が代表作「銭ゲバ」の舞台としても使っています。
この上流に主人公の蒲郡風太郎が社長に納まった大昭物産株式会社の工場があり、その廃液によってその名も『渡良瀬奇病』なんてのが発生する、という使われ方なのだからまぁ地元の人は誰も喜んでないでしょうが…さすがはジョージ先生です。

ともかく我々一行は、渡良瀬橋すぐ近くの"やきとり君"へ入店しました。
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愛しのマリリン・モンローちゃんのポスターなど飾った素敵な店内。
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奥にはこんなスペースも!
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そして飲み食いですが、これがまた安くて美味い。
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最後に宅飲みしているうちに、
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こんな写真を最後に記憶がプッツリ途切れています。
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次の日は朝から、河原歩き。
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二日酔いに対抗するためビール飲みながら…
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イノシシにも注意し、
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サギなどを見て何十分か歩きました。
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これはただの散歩ではなく、行き先がありました。ここまで来れば、もう目的地はすぐ近く。
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途中の家にいた、変な顔のINU。
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そして到着したのが、"ココ・ファーム・ワイナリー"(Coco Farm & Winery)ですよ!
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略してココ・ファーム。オリジナルのワインや食品などを製造したり、輸入販売などをしている会社に到着です。
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実はここの社長は、友人が子供の頃からお世話になっている方で、紹介してもらいました。

早速ショップへ寄ると、
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いきなり様々なワインの試飲。
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実はここで、前日も一緒に呑んでたフランス人の友人がワインを作っているのです。
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あまりサービスのワインを飲むのは申し訳ないので、レストランへ。
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ワイン、
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チーズ、
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エスカルゴ、
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その他いろいろ、滅多に食べないモノを頂きましたよ。しかもほとんど社長がご馳走してくれまして…ありがとうございました。
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テラス席もあります。
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これは"KITCHEN COCO"。
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今は時期じゃないけど、葡萄作りの山を登りました。
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頂上に到着。
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上から見るココ・ファーム。
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ココ・ファームは隣の"こころみ学園"という知的障害者更生施設でブドウや椎茸を作り、それを加工・販売しているそうなのですが、友人はそのこころみ学園で働いている方々ともお友達。
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記念撮影した写真は素晴らしすぎてここではアップ出来ませんが、その写真は友人に託して彼らに渡そうと思います。

ワイン蔵も見学させてもらいました。
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熟成に良いとの理由で、ワインにベートーヴェンを聞かせているのだとか!
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次の蔵へ。
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こんな樽を一つくらい持ってれば、しばらくは残りを気にせず呑みまくれて最高ですよね。
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さらに奥行きがあり、凄い貯蔵量。
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外を警備しているのはSTOP BOY。
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彼もワイン作りのオフシーズンはSTOP BOYをやっているのか。
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はい、今回の栃木県旅行は佐野市と足利市だけでした。
他には宇都宮市に餃子を食べまくりに行った事があるくらいで、世界遺産を持つ日光市や他の有名観光地すら行ってない、馴染みの薄い栃木県。
もっと時間かけて、長期滞在などもして味わいたいものです。


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  1. 2011/02/28(月) 23:11:42|
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劇画(115) 笠間しろう 1 「さわるヌード・気になる話」

今夜は珍本紹介。「さわるヌード・気になる話」(池田書店刊)です。
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KKベストセラーズから出る一般書は"ワニの本"というシリーズ名で有名ですが、この池田書店版の一般書は"モンキーブックス"。今までの書物という概念を打ち砕いた自由奔放な形式を信条にしたシリーズで、それはこの「さわるヌード・気になる話」にもよく現れているのですが、全く売れずにあっという間に終了したため古本市場でも高値を読んでいます…
まず女優の松岡きっこを著者とし、それに八木康宏の写真、そして笠間しろう先生の劇画を合体させて一冊の本とした形式なのですが、これは既成の手法を破るための実験だったのでしょうか。はっきり言って変すぎる本で、だからこそ好事家のターゲットにされているレア本。

メインとなる文章を担当したのが松岡きっこです。数々のテレビドラマやバラエティ番組、「武士道残酷物語」「007は二度死ぬ」といった名作映画にも出演している方で、この本は昭和46年(24歳時)の刊行なのでまだ谷隼人と結婚もしていない時にエロ系のコラムなどを書いています。しかも古風で可愛い女である本人はエロ関係の経験など無く、なので「11PM」や映画などの休憩時間に聞いた話を書いたのだとか。ファンには貴重と思われる「きっこの詩」もありますよ。
本文はいきなり『黒人女の尺八ショー』の話で始まる刺激的な本ですが…こりゃゴーストラーターの仕事なのが丸分かりですね。そして、B級感覚が素晴らしいくだらなさ!
ゲストライターとして森繁久弥、大橋巨泉、西村晃などが参加しています。遠藤圭三作で青空はるお・あきおの漫才台本「趣味のパチンコ」なんてのも載ってたり、いろんな事でページ数稼ぎ。

八木康宏が担当した写真部門は、カラー・モノクロ織り交ぜてけっこうなページ数を使い、美しかったりおバカだったりするヌード写真の連続。モデルは外人も含め多々いるようですが、残念ながら松岡きっこは写ってない!
裏表紙とそれぞれの章扉にはきっこ写真が使われていますが、これまた残念ながらヌードではありません。

さて劇画ファンにとって問題なのは、官能劇画家・笠間しろう先生の作品。
ここでは「可愛い女たち」という4話の連作を上梓していますが、女優がメインのソフトな本なので特に人気のあるSM画(責め画など)は無いし、セックス描写すらほとんどない…それが逆に貴重であり、やっぱり肉感的な女性が可愛いですよ。表紙も良いですね~。
近年になって作品集がどんどん刊行されているので、活動のメインとなる陰虐な世界はそちらで見ればいいでしょうが、他人の文章と写真とコラボレートしてヘンテコな効果を生んでいる変本…「さわるヌード・気になる話」も一読の価値があるでしょう。


OH~菊子… 菊子…
このムッチリした肉ずき OH~スススバラシィ~
そそれに この黒髪の光沢と匂い ウウウウたまらん



  1. 2011/02/26(土) 23:29:01|
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劇画(114) 山口貴由 11 「蛮勇引力」

もう一回山口貴由作品を続けまして、今回は「蛮勇引力」(白泉社刊)。
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今までの少年誌連載から青年向け雑誌であるヤングアニマルに移って、2001年から翌年まで連載された近未来バトルアクション作品です。単行本は全4巻。

舞台は西暦2051年。東京は"神都"と名称を改めて、徳川神機力産業の生んだ新エネルギー・神機力をもとにしてスーパーテクノロジー社会を迎えています。
そんな未来社会に江戸時代…慶安4年に起こった"慶安の変"をからめた物語作りになっていて、主人公の名前はそのまま由比正雪。衣食住の全てを依存させる神機力は人の心を蝕むと、それを抹殺すべく生身の体と原始的な武器を中心に神都へ立ち向かう、27歳の『蛮勇なる者』。

神都は神機力により職を失った、つまり手作業系の職種で生計を立てていた者達を"浪人者"とし、社会から排除して人間狩りをしています。
それに対して由比正雪というカリスマを得た路上生活の浪人者達は蜂起し、死に物狂いの反撃をする…
正雪に救われて同士になる金井半兵衛響銀狐、それに普通の一神都民だった朝露歩も仲間になって作中ヒロインとして存在します。

政府・神都側の人間に目を向けてみると、徳川神機力産業の総帥で日本の首領でもある大ボスが徳川惑星。全ての面で化物級な、雷を操る事も出来るヤツ。
内閣総理大臣は、何と14歳の少女・中曽根まり。可愛い国民的アイドル総理で、その存在自体に後に明らかになる謎があります。
神都知事は、レーザーキャノン等の武器を体内に内蔵する石原十兵衛。この名でお分かりの通り現東京都知事の石原慎太郎がモデルでしょうが、風貌はその弟・石原裕次郎に似ています。
由比正雪が石原を殺した後の新知事に松平伊豆守信綱は全身神機力のロボット!

大ゴマにアオリ文字、インパクト強い硬派なキャラとキメ台詞、そして内臓…の、いつもの山口貴由節は健在ですが、青年誌掲載に移ったこの作品からコメディ要素は封印され、あからさまな性描写も増えました。
メッセージ色の強さはこの作品が一番かもしれないし、珍しいラブシーンもあり、あとは『詩』の多用も今作の特徴でしょうか。
意識しての事だと思うのですが、作品の完成度などより話も絵もB級、C級テイストを前面に出して壊しまくるハイパーバトルの展開も凄い!

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由比正雪達が神都湾の埋立地・台場にある失業者区画"やすらぎ"へ移動すると、元・原子力決死隊で当地のボス、丸橋忠弥という強力な味方も得るのですが、彼が身に付けている臨海終息作業用多重防護服「和(やまと)」が「覚悟のススメ」の強化外骨格を思い出して嬉しい。
もっと嬉しい銀狐と歩のお風呂シーンは、明らかに読者サービスでしょう。丸橋は銀狐に『一発やらせろ』と求愛してセックスシーンに繋がるし、正雪と歩…

正雪には本人も知らない出生の秘密があり、かつて沖海女だった母親の由比入鹿が徳川惑星を襲撃した際に『情けをくれてやる』と陵辱を受け、その際に正雪を宿したというのです。ラスボスが父、これは衝撃的な秘密!のようでいて使い古されたベタすぎる設定なので、書いちゃっていいでしょう。ちなみに後で入鹿のクローン・イルカイダーなんてのも登場しますよ。
さらに、やすらぎで比良部貝蔵という父親の如く慕っている人物と再会し、正雪の過去、神都を憎む思想のルーツなどもどんどん明らかになってきます。

正雪には胸に『敬人尊野蛮』の文字、背中に日本を守る龍の絵、という刺青があるのですが、ラスト直前に持ってきた彫られた時のエピソードも素晴らしいですねぇ。
神機に頼らず生きる信念を持つ正雪ですが、実は初期から香車撃というジェット靴などを使っているし、神都との最終決戦前には新たな戦手筋として、膝に香砲というミサイルなど全身武器装備もしてサイボーグ004(アルベルト・ハインリヒ)ばりになってます。
そこで機械を妄信するのはヤバイけど必要ではある事を伝えていて、猛烈な勢いで進んでついにラスボス・徳川惑星と対面すると問答が始まり、『人間は神の機の力を得る時 大切な何かを奪われてしまうんだ』と説く正雪と、『進化なり 人の精神もまた文明によって変化を遂げる』と説く徳川惑星とでどちらが正しいのか、答えは出してないように思えます。
急展開で全ての因縁が収束し、竜が天に昇る最終ページは神々しい…

ふっふっふ
肩書 所得 出身校 マイホーム 家柄 名声
そんなもの全て捨て去ったところに
男の値打ちがある!



  1. 2011/02/24(木) 23:17:51|
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劇画(113) 山口貴由 10 「悟空道」

今夜は…まだまだある、山口貴由先生の重要作品を紹介しておきましょう。
名作「覚悟のススメ」を描き上げ、それを越える代表作となった「シグルイ」を描き始めるまでの間に当たる1997年から2000年までの期間に週刊少年チャンピオン誌上で連載された、

「悟空道」(秋田書店刊)です。
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タイトルで分かる通り、中国の伝奇小説「西遊記」を下敷きに、大幅な脚色を加えた作品で、単行本は全13巻。

となると登場人物は白馬に乗った三蔵法師玄奘、そして供として従う猪八戒沙悟浄、そして…孫悟空(斉天大聖)
彼らが『ありがたいお経』を貰うため天竺を目指す旅をして、度重なる試練を乗り越えていく物語。

作品世界では、神仙の住む国・神界、人間の住む国・人界、妖魔の住む国・獄界、という三つの国に分かれています。
三蔵は人界を出発して天竺のある神界を目指すのですが、それには恐ろしい獄界を通り抜けなくてはならず…
霊峰・五行山で五百年前から釈迦如来によって幽閉されていた、かつての獄界真王で人外大魔猿、つまりは孫悟空と遭遇するのです。
悟空は三蔵に自由の身にしてもらうと、全てを敵にまわして暴れていた昔と同じ生き方はしたくないと弟子入りを申し出て、獄界の道案内として、そして圧倒的な強さで敵から三蔵を守ります。この悟空は強敵と戦う時は周囲の岩や壁などを肌に取り込んで栄養にして巨大化(逆仏契-ぎゃくぶっちぎり)、そして魔猿に変身するのですが、男の子が大好きな巨大ロボとか出てくるヒーロー物みたいで楽しいですね。出てくる敵も、最初から最後まで魅力的なフリークスだらけで良いし。
見た目はあまり猿っぽくなくて、尻尾も人間より偉くなろうと『根性きめたしっぽづめ』で切っちゃってます。

三蔵法師ですが、日本では有名なテレビドラマで三蔵を夏目雅子や深津絵里が演じたため(設定は男性の役でしたが)、女性だと誤解される事が多いと思いますが、本当は男ですよ!
それがこの「悟空道」では完全に女性として描き、それも凄く美しくてセクシーです。女性である設定にも重要な意味がありました。何度も裸の描写がありますが、その裸体は常に自らを戒めるため『自戒(いましめ)の縄』で全身緊縛しているのです!SMには全然興味無い私が、初めて縛られている女性も美しいと思ったのがこの三蔵。

もちろん忘れてはいけないあと二匹の弟子が沙悟浄と猪八戒。
まず沙悟浄ですが、キザでわりとイケメンな人間風(河童っぽくない)。しかし体が自在に伸びるし頭を潰しても大丈夫と、やはり妖怪ですね。
猪八戒も一見豚っぽくないのですが、顔が凶悪化して口や尻から炎を出す妖怪。「悟空道」はまだギリギリ、コメディの要素も含まれていた時代の山口貴由作品なのですが、それはこいつのおかげによる所が大きいです。

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三蔵法師と孫悟空が出会った五行山は人界と獄界の境の部分だったのですが、獄界を通り抜けるには『獄界七大国』全てを通って行く必要があります。その七つの国、それぞれに王というか強くてフリークな妖魔の支配者(敵キャラ)がいるのです。

大砂漠が続きサボテンの化物が出る流砂界を抜けると、最初は『黙示国』で透孩児という、己の姿が見えない事に苦悩する透明な化物。

次の『不倫国』では艶天大聖 死鳥。自らを不治の美形というナルシストで、五百年前に悟空と戦って金玉を潰された因縁があります。今回の再戦では二人とも山のようにでかくなってスケールの大きいバトルを繰り広げます。

『武器国』はアメリカの西部開拓時代みたいな所で、妖魔達もカウボーイ姿に拳銃で武装しています。ボスは武器王こと紅孩児で、隣りの『精霊国』へも侵攻して乗っ取っています。
精霊国は人間のインディアン風の国で、ここを統率する崇天大聖 酋王は悟空の親友でした。目の前で酋王を殺された悟空は怒り…

何度も人を殺める悟空は破門になって精霊国へ残り、三蔵のお供はイマイチ頼りない弟子だけになりますが、それでも『百鬼国』の黒水河に沈む濡天大聖 犯海をお経と人界からの助けで倒しました。

『滅法国』は日本の時代劇のような所で、今さら侍の刀など怖くなさそうですが…ここの住人は不死身の肉体を持ち、支配者の王殿こと極天大聖 魔鯱の悪口を言っただけで首が伸びて死んでしまう"ろくろ呪い"など、ミステリアスな謎をからめています。
王殿は悟空との一対一の勝負で勝って首を斬り落とす程の強さで…まぁその悟空は複製だったのですが、あと三蔵に自分の子を身籠らせてしまったり、ショッキングな展開が続きますね。

妖魔達が潜む超巨大な河・通天河を渡り、『傲来国』は恐竜やそれ以上に恐ろしい生物のいるジャングルであり、悟空の故郷。悟空を大王とする猿達の縄張りだったのですが、500年経って訪ねたここは『魔羅国』からきた駆天大聖 獅駝王に征服されていました。
三蔵が魔羅国の倒馬毒(さそり)にやられて死にかけているのもあり、急いで獅子の妖魔・獅駝王と対決です。ライオンVSサルの図式であるこの勝負は凄絶を極めますが…
『なるほど てめえの言う通りだ 猿より獅子の方が強えだろうぜ
 だがな 手負いの猿は 獅子より強えだろうぜ』

という事で、悟空の勝利で決着!!

次はようやく獄界最終地『魔羅国』です。
天竺はもう目前ですが、それを囲む様に炎に包まれた火焔山は誰も超えられない獄界最大の難所。そこにいる羅刹女はある理由から悟空を恨み、怨みの攻撃を加えてくるのですが…その炎を鎮める芭蕉扇を借りる事が出来るのか!?
さらに火焔山には、獄界の伝説で悟空でさえびびってしまう斉艶極崇瓢濡暴天大聖 魔王が潜んでいる、と。
要はこの長編のラスボスが魔王。「シグルイ」の牛股権左衛門に角を生やしたような顔の強大な魔王は、単純に強いだけでなく凄い特殊能力も持っているが、果たして三蔵一行は…

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このように次々と舞台が変わりながら強敵が現れて、それを倒して旅してという展開なので「ドラゴンボール」的な(どちらも主人公の名は悟空)、ああいうエンターテイメント色の濃い単純バトル漫画としても楽しめる作品です。
そこに大ゴマとアオリ文字の多用、硬派なキャラによる大仰なキメ台詞、やたらと内臓が飛び散り…と、相変わらずの山口貴由節が満載なのだからたまりません。
直前に同誌で連載してヒットした「覚悟のススメ」のように完成度の高さは求めず、もっと破天荒で勢いと熱いパワーだけで乗り切り、何でも詰め込んじゃってるような感じが魅力的なのです。これも意図してやっているのでしょうか。

↑では簡単に説明しちゃいましたが、端折った悟空の必殺技や相次ぐ三蔵の裸体について、人界の様子や、梟や兎人などのキャラなども良い。で、さらに最大の謎としてはアレ。
仏道一筋で愚直ながらも慈愛に溢れていると思われた三蔵が、獄界を滅ぼすべく人界の帝より送り込まれた美しい僧侶姿の秘密兵器"傾国"で、実は意図して悟空達を操り人形のように手なずけて妖魔殲滅の計略を練っていた…というもの。

それはこの最終13巻で、全て明らかになります。
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大体「西遊記」モノって、日本で漫画化されている物だけでも凄い数あると思いますが、ほとんど天竺まで着かずに終わっちゃうじゃないですか。
(そういえば子供の頃に見た連続テレビドラマは最終回覚えてないし、原典である中国の伝奇小説もどうなって終わるのか…)
少なくとも西遊記漫画で目的地である神界の天竺が描かれないのは、漫画家の誰も自分の眼で見てない天国みたいな光景を描く事の難易度の高さ故かもしれません。しかしそこは山口貴由先生!この「悟空道」ではきっちり天竺を絵で描写し、釈迦も登場してくれますよ。

もう分かってましたが、これは三蔵と悟空の相思相愛物語…宇宙仏契まで見せてくれます。
ラストの大団円まで、しっかり見届けておきましょう。


見やがれ 読み書きできねえこの俺が
死ぬ気で彫った三蔵(ししょう)命
とりかえしのつかねえ躰は こっちの方だ



  1. 2011/02/20(日) 23:59:00|
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実写映画「あしたのジョー」(2011年版)

先日は"ユナイテッドシネマとしまえん"へ行ってきました。
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劇場はミニシアター系ばかり行ってた私ですので、このようなでかい映画館は久しぶり。確かに設備の充実ぶりが凄いですね。
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スクリーンは九つあります。
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上映中に食べるポップコーン買って。
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目的は、2月11日より東宝系で公開されたばかりの実写映画「あしたのジョー」、2011年版(二度目の実写化なので2011年版と呼んでいます)。
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ジャーン!!
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グッズ売り場もあり、
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ペラペラのタオルハンカチで角に小さく『J』と書いてあるだけのが600円。
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他にもメモ400円、絆創膏600円、ステッカー400円、カンバッジセット400円、ジャンボうちわ500円、公式ガイドブック1500円…等、いろいろありましたが、そのどれにもちばてつや先生の絵が使われていないのです!
はっきり言って、あくまで私は原作漫画のファンだから行った種類の人であり、製作者側が集客層の主力と見込んでいるらしい主演のアイドルファンではないので、当然こんなグッズなら無視。

そもそも梶原&ちば両先生という天才が最盛期に出会い、神がかり的で絶妙なバランス比率で調和されたがゆえに生まれた奇跡の合作が「あしたのジョー」ですが、実写化ではちば先生の絵の魅力が欠けた片手落ち状態なんですよね…果たしてこれで、しかも60~70年代の時代背景も無く作られた映画が21世紀に輝けるのか!?

ちなみにユナイテッドシネマでは、「あしたのジョー」をNo.8スクリーンで上映したのですが、ここだけ世界初の『ウィンブルシート』なるものを導入しているのです。
ウィンブルシート…作品の音響に合わせて振動する大迫力のシート、という事で別途料金が200円かかるけど、こちらも期待してました。結果はただ重低音の所に反応して少し振動するだけで、何といらない機能かと!まぁこれはまだまだ実験段階なんでしょうね。発展したら面白い事になるかもしれません。

さてさて新作映画「あしたのジョー」ですよ。
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(これは前売券)

このブログでも長々とジョーばかりの紹介を続けすぎて嫌がられた事がありますが、それだけ私には昔から思い入れのある高森朝雄(梶原一騎先生が本名の高森朝樹から一字変えて作ったペンネーム)&ちばてつや作の原作漫画は奇跡としか思えないほどの傑作でした。
それを映画にしてくれるのはイチファンとして嬉しいには違いないのですが、比べる対象が対象だけに間違いなくガッカリするだろう事も分かっていて、さらにキャストが発表になるごとに失望していった経緯もあり、全く期待してませんでした。
それでもちゃんとお金使って劇場に行かなくてはならないとは、これもまた当然の事。原作者への寄付になるだけでも…

あぁ、比べてしまうのは仕方ないですが、ちゃんと原作と映画は別物なのは分かってますよ。当たり前すぎます。キャストや主題歌で分かる通り、原作を神格化までしているようなおじさん層よりも若い新規ファン開拓を狙っているのです。
原作に忠実なだけの映画化なんて全然求めて無いし、公開時間の都合で大部分を削ったりする必要もあるでしょう。でもそこですよ。この原作を使う以上、どこのエピソードを削って、どこにオリジナル部分や主張を入れてくるのかはチェックし、製作者のセンスを問いたいと思いました。
念のため、怒りが湧かないようにカルシウムをしっかり取って、何でもこいと覚悟を決めて…いやぁ普通の映画を観に行く時にはこんな気合い入れないのですが、ジョーとなるともう、すみません。
私はもう、これを「あしたのジョー」ではなく「あしたのジョエ」だと思ってスクリーンに向かいましたので、どうされても大丈夫。

そしていよいよ、始まった!
おおーっ!!オープニングに寺山修司作詞(歌は尾藤イサオ)のアニメ主題歌「あしたのジョー」がかかった!!あれ、インストか…でもここは確かに歌無しの方が良い、うん。過去の遺物にとらわれず、しかし旧ファンへのサービスか、素晴らしい、期待出来るぞ。

舞台はオリジナル通り昭和40年代ですが、登場人物やエピソードはまとめて省いて話があっさり進んでいくから口を挟みたくなるのですが、だからそれはいかんと思い直し、画面に集中。原作知らない人達は何の違和感も無く話に入っているのだろうから。でも、本当はここはこんな浅いエピソードじゃないんだよとか、歯痒さを覚えてならないのです。
さらに主演がアイドルだからってドヤ街生活しているのに服装から何から、まだまだキレイすぎる…いやいや、その手の事を言ってったらキリがないし、そんな事は重要じゃない!

まだ公開されたばかりの映画なので、細かい内容については触れません。今度DVDがリリースされたら解析と感想交えて紹介しようかな、いやいらないか。
ここでは重要な設定変更について少し触れると、なーんと白木葉子にある重要な秘密が!衝撃!このように葉子を原作以上に前面に出している部分があって、しかもこのエピソードは凄い思いつきかもしれません。確かに原作で描かれなかった部分を穴埋めしたと考えても違和感ないし、目からウロコでした。
(紛らわしいのか、林紀子は最初から存在しません)
いいぞいいぞ~と期待し始めたのも束の間、え!?ウルフ金串が?!それでは原作で持ってた彼の意味合いが無くなるし、ジョーの人物像も分かり難くなるのでは…

他にもいくつもあるのですが、書きたいけどこのタイミングでは書かずにおきましょう。
↑でも書いた通り、どのエピソードが削られるか…そこなのですが、あのシーンが、あのセリフが無くちゃダメでしょう。そう言いたい箇所がいくつかあって、しかしそれは別物だから割り切るとも決意したばかりでした。ただ脚本家は熱狂的な原作ファンでない事は想像できます。それでいいのでしょうし、ファンの意見を聞けばいいってものじゃないですよね。というか、若い新規ファン開拓を狙っているんだってば!

今作では"力石編"までが描かれます。力石がフェザー級からジョーと同じバンタム級まで減量するエピソードは、当然ながらあります。それこそ、ここが無かったらマズイと誰もが言うでしょうね。
ただ私としては、そんな分かりきった部分をあえてカットしても、その裏で行われていたマンモス西の減量エピソードを入れて欲しかった。力石と比べてダメなマンモス西の悲しさが描写され、ファンには有名すぎる"鼻うどん"シーンですよ。あれを実写でやったら…もうカルト映画としては伝説的に後世まで語られる事になったでしょうに、残念ながら無かった。正直、ここが入るかはチェックポイントの1,2を争う部分でしたが…だから大金かけて作った製作者側は、そんなのに喜ぶファン層を狙ってません。

香川照之の段平コスプレは最初プッと吹き出しましたが、素晴らしい。ここはただの人気者じゃなくて上手い役者を起用して成功してます。
伊勢谷友介も凄い熱演で役に同化していて、イケメンモデルなのに、原作でアゴの出た変な顔である力石とソックリに思えてきました。
山下智久が演じたのは矢吹丈。まず彼の髪型をどうするかは見所でしたが、ずっと前の宣伝段階でつまらない結果なのは知っていました。でも何よりキャラクター、性格が全然違うとしか私には思えないんですよ。そりゃ孤独な男かもしれませんが、そんな根暗なだけの男じゃないのに。ってまた原作と比べて文句言うみたいですが、原作にある魅力の部分をわざわざ削るのはいただけないのではないかと。
ただ個人的な事情ですが、今までは理想の男性像として矢吹丈の名前を挙げる事があった私、今度からは若者には『あぁ山ピーね』などと思われる事になるのか…
他にも良い役者が何人も出ていましたが、酔っ払いの戯言はこんなもので終わらせましょう。

物語が終わると最後に主題歌が流れるのですが、これが「あしたのジョー」と縁もゆかりも尊敬も無いJ-POP歌手が起用されていますね。というかこの人は原作読んだ事無いだろう!!この歌手が尾藤イサオのアニメ主題歌をカバーしたら相当に面白かったのですが、そういう工夫も無いし、それは明らかに無理か。
これはもう、大人の事情でこの歌手を起用しただけでしょうが、それならば次はそんな大金としがらみで動く製作じゃなく、今後も数年に一回でもいろんなスタッフ・キャストで別の「あしたのジョー」を作っていくようになったら面白いのではないですかね。夢のような話ですか。

既に書いたように期待せずに観たわりには、批判する部分も含めて楽しめて、これは劇場で観ておいて良かった。
原作がこれじゃなければ絶対に劇場には行ってなかった製作・出演陣ですが、意外と普通に良いもんだからいじり甲斐が少ないくらいで、これだとアメリカでいうゴールデンラズベリー賞も与えられないと思うんですよ。

興奮冷めやらぬまま、この日は自分で同館での2本立てを組み「ゾンビランド」(Zombieland)も観ました。
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去年公開されたのに見逃して悔しい思いをしてた、近年のゾンビ映画の傑作を旧作扱いで安く観れて嬉しい…主演は殺し屋を父に持ち、自身も複数の逮捕歴がある犯罪者でもあるウディ・ハレルソン。好きな俳優ですよ。

これについても書きたい事は多々ありますが、ここでは止めておきましょう。
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ちなみに、昨年だったと思いますが友人と映画「あしたのジョー」についてどうなるか話していた所、中野区の"すてーき亭 中野店"へ行く事になりました。
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ここの入口には、燃え尽きたジョーがいますからね。
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食べなれないステーキでしたが、この日は死んだ力石の分も食べなきゃならんのじゃないかと、メガビッグステーキ(720G、2709円)を頼んだのです。
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二人で食べたので、でかいのが4枚!
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あの「あしたのジョー」を作るとなると、製作者さん達はそんな実写映画化作品なんて誰が観るのかと言われていたでしょう。
でも私は観ますので、続編も作ってくださいね。2作目で"ホセ編"まで終わらせたら、3作目からジョーが生きてたとか息子でも登場させるかして、オリジナルストーリーで続けて長いシリーズ物にすればいいじゃないですか。きっと暴動を起こすファンもいて話題は盛り上がり…。期待してますよ!
  1. 2011/02/15(火) 23:53:55|
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上村一夫 原画展~渚の部屋~

先月、我が家に投函されたポストカード(サイズ大)。
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これが『上村一夫 原画展~渚の部屋~』なる企画の案内で、嬉しくて飛び上がりました。
生誕70年は昨年で終わってしまいましたが、まだまだ上村一夫評価の目は止まっていないようです!

会場は、神楽坂の"artdish"(アーディッシュ)で、会期は2011年1月21日~2月27日までと、長いのが嬉しい。
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↑DMでは2月19日までとなっていますが、会期延長されました。しかしこれ、DM用に一枚という場合にこの絵を選ぶかと笑っちゃいましたが、それもそのはず…今回の企画は渚ようこさんという、今の時代に昭和くさい『歌謡曲』を歌うシャレオツな歌手がセレクトした原画を展示した物なのです。
なので必然的に上村先生の描くオシャレ部分だけ取り出して展示しているような塩梅になっています。

2004年に発売したミニアルバム「渚ようこ meets 阿久悠 ふるえて眠る子守歌」はCDジャケットに上村一夫先生のイラストが使われていたので、もちろんジャケ買いしましたのも記憶に新しいです。音は聴いてませんが。
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また今回の会期中の2月13日には、渚ようこLIVEも開催されます。

ドロドロした劇画のイメージが強い上村先生も、こういったポップな作品を中心としたイラストレーターとしての仕事も膨大な量をこなしているのだから、今回の展示は一貫性があって良いかもしれません。
彼女の好みにピッタリなのが1970年代ヤングコミックの表紙だったのでしょう。同誌の表紙だらけのサイケな小部屋があり、食事スペースの方も展示の仕方にもセンスを感じる空間でした。
オシャレ層に人気の歌手が上村先生イベントをやれば、過去作品の売れ行きに影響出るでしょう。嬉しい事なのですが、ではヤングコミックに連載されていた作品で…と勘違いして「怨獄紅」あたりを読んだら大変な事になりませんかね。
本当、知らない人がこの展示だけを観ると『上村一夫=オシャレ漫画家』と認識する可能性あると思います。

ちなみに渚ようこさんは、確か宇野亜喜良クレイジーケンバンドなどと仲良しで、新宿ゴールデン街に自身の店を持ち、あの森山大道が初めて一人の女性に焦点を当てて撮り下ろした写真集「NAGISA」のモデルで、歌謡曲歌手で…と、オッシャレー!でしょ。
表面だけ見たらこれらの要素は全て昭和の絵師・上村一夫先生の世界とリンクするようでもあります。ただ現在それをやって、恐らくは粋を気取っているのであろう事にどこか違和感を持ってしまうのですよね。
ダサい自分なので、オシャレだと分かっていかにもなオシャレしている人達・店などがとても苦手なのです。私は下品な人間なのだし、粋ぶらず上品ぶらずダサくありたいのだと気付きました。

今夜は何か、酒呑みながらひねくれてオシャレ批判みたいな事を書いちゃっている私ですが、それは何故か…
もう一度『上村一夫 原画展~渚の部屋~』へ行った顛末を振り返ってみましょう。まず上記の葉書で企画を知って喜び、しかし会場が私には落ち着かない街・神楽坂、しかもレストランなので行くのに勇気が必要だったというか、今思えば嫌な予感がして、他の上村一夫展のようにすぐは行かず、今更やっと訪れたのでした。

神楽坂は上村先生が事務所を構えていた場所でもあり、エッセイ集「同棲時代と僕」で当地の描写もあるから、会場にふさわしいのかもしれませんが…
とにかく到着した、ここがアーディッシュ。
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おおー!やってますよ!!
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外から、ヤングコミック表紙の小部屋が見えます!
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これをまず外から見て興奮するのも束の間、店員が外まで飛び出てきて中へ促され、入店するなり名前書くノートをすすめてきたため、逆に書けずに出ちゃいました。
しかも店内に居る間ずっとこちらをガン見してきて落ち着かない…というか、気分悪いんですけど!すぐさまサービス出来るようにと目を配っていたのか、それともお前みたいな田舎者は帰れという光線だったのか。だいたいオシャレ気取った店内は、土曜日のいい夜時間だったのに、他にお客はゼロ!
さらには展示目的だと告げたら食事しなくてもいいとの事なので、でも悪いからビールだけ注文したのですが、席に着いたらお高い食事メニューの黒板持って来られて。

あ、これがビールとメニュー。
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上村一夫絵の素敵なコースターですよ!
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ビールを飲み干しかけたらボーイが飛んできて注文促されまして、追加を断ったら回収されていきましたが…
こういう店で食事するオシャレな人達は、ここが居心地良いのだろうから驚きです。

もちろん上村一夫先生の原画は凄くて、初めて観る絵もあったし何より生原稿です!作品数も思った以上にあり、もっとじっくり観たかったのですが、そんな店なのでとにかく居るのが辛くて、『うわ、まだこっち見てるよ~』とか思ってもう、スタコラ出ちゃいましたよ。
当初は楽しみだった物販コーナーなんて、店員が目の前に仁王立ちしているから一瞥しただけ。

愛しい、大好きな作家の展示だからといって原画で観なくても、もっと好きな絵・好きなシーンを自由に何度も観れる単行本などの印刷の方がいいのかな。
行かないのはファンとしてどうかという感情があったからこそ行ったのだけど、生前の先生だって『原画』を美術品として見せようとして描いたわけでは無いのだから、本を読む事こそが作者自身の思惑でもあるでしょう。
お金かけてあんな店に行って辛い思いするのなら…印刷物で良かった。

ただ、服装とかでこいつは神楽坂のオシャレ食堂に似つかわしくないと思われてNG客として追い出しにかかったのだとしたら、店員は良い仕事したとも言えます。
絵が見たいだけだった私も、思わぬ良い勉強させてもらいました。せっかく観れた上村一夫展の思い出を汚されたと同時に、自分がちっぽけで卑しい人間なのだと再認識する事で失われつつあるハングリー精神も甦ってきました。
結局、私はまた他の形で上村一夫展があれば、まぁ懲りずにまた行くのでしょう。

とにかく泣きながら高円寺に帰り、ボロい店で焼きトンなどつまみながら安酒を呑み、下品に酔っ払う事でようやく落ち着きを取り戻しました。


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ガン見店員のインパクトが強すぎましたが、店内には他に上村一夫先生関係のスタッフらしき女性が一人いて、こんな私にも『ゆっくり観て下さい』とか優しい言葉をかけてくれました。
今思えば、もしかして先生の娘で原画の管理や作品の復刻などを手がけている上村汀さんだったのかなぁ。
そうだとしたら、上村一夫先生の娘さんですよ!隣の席に座ったし、これは昨年ブルース・リー(先生と同い歳)の娘シャノンと会った時以来の衝撃!と騒ぐ事になっていたかもしれません。店(店員)さえこうでなかったら…


  1. 2011/02/12(土) 23:56:05|
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旅行・紀行・街(96) 東京都江東区 2 森下文化センター、富岡八幡宮…等

今回は東京都江東区…そう、東京観光です。
実はけっこう行く江東区ですが、紹介は東京ビッグサイト(正式には東京国際展示場)でのイベントを「ココ」でした以来だから、かなり久々ですね。

ただ昨年末には"江東区森下文化センター"山根あおおに(山根青鬼)先生とのむらしんぼ先生のサイン会に行った模様を「ココ」でアップしています。
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この時に職員の方に撮って頂いた写真が出来たというので、貰ってきたのがコレ↓
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ついでにこの時のイベントで山根あおおに先生に宛てて様々な漫画家が色紙を贈っていましたので、その一部も紹介しておきましょう。この度特別賞を与えた、日本漫画家協会の面々なのかな。

自身のキャラクターをカゲマンとコラボレートさせている永井豪先生、
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里中満智子先生、
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さいとう・たかを先生、ちばてつや先生、
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藤子不二雄A先生、水野英子先生、
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矢口高雄先生、水島新司先生、
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…他にもまだまだありました。
山根あおおに先生の企画とは関係なく『ぼくののらくろ』より、という3枚の色紙が飾ってあります。
まず手塚治虫先生、
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これは藤子不二雄・・・FとAの両先生キャラが一緒にいるのでとても貴重!そもそもここ、森下は藤子不二雄の両先生がトキワ荘以前に下宿していた2人で2畳の部屋があった場所、「まんが道」の聖地でもありますね。
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そして、石森章太郎先生。
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誰でも読める漫画本棚のコーナーにも、森下文化センター宛で永井豪先生、
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原哲夫先生、
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ちばてつや先生など、こちらも他にもまだまだありました。
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ちなみに森下文化センターには、"田河水泡 のらくろ館"があります。
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こちらは"のらくろ広場"。
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建物目の前の道は正式には高橋商店街なのですが、その名も"のらくロード"という愛称で呼ばれています。
この周辺で田河水泡先生は少年時代を過ごしたとかで、古い店ばかりの地味な商店街なのですが、のらくろで溢れてますよ!
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のらくろも人々のため、キリストのように十字架に磔刑になりながらも、アーケード修復を望んでいます。
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顔の切り抜き方が酷い、のらくろ顔ハメ。
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ちなみに江東区森下って…ここ、二人の藤子不二雄先生がトキワ荘へ入る前、2人が上京して最初に住んだ藤子A先生の親戚の家がある土地ですよね!?2人で2畳の和室の!どこら辺なんだろうか。そして文化遺産に指定して保護などしているのだろうか。
ネガティブな方も挙げておくと、あのブリーフ男…川俣軍司による深川通り魔殺人事件が起こった土地でもあります。

さて江東区を代表する観光名所としては、門前仲町駅近くに東京都最大の八幡神社でもある"富岡八幡宮"があります。
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たまたま酉の市やってたり、
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8月のこの日は江戸三大祭の一つに数えられる『深川八幡祭』の日で、私達も昼間からおおっぴらに酒を呑めて盛り上がりました。ちなみにこの祭り、つのだじろう先生の「連作・鏡の中」で出てきました。昔、永代橋が崩れ落ちて千人以上の人達が隅田川に落ちて水死したとか…
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呑み過ぎたのか友人がフラフラして一度倒れたため、人ごみから離れ座って休んでいると…可愛いすぎる犬も通りかかりました。
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この富岡八幡宮には、黄金に輝く日本―の宮神輿があります。その重さは約4.5トン!
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当然担ぐ事が出来ない神輿がある神社にロマンを感じ、見に行きました。 だって実際には担げないだなんて、「魁!!男塾」の喝魂旗(かっこんき)…別名あがらずの塾旗とも言われる、あの男塾の魂を思い出すようなブツじゃないですか。
同作品の実写映画版では、体力だけでなく精神力であげる事になる喝魂旗と秀麻呂を、ラスト近くのメイン扱いにしていましたね。さすが坂口拓監督と思ったものです。

しかし富岡八幡宮では…何と新たに持ち上げられるサイズの宮神輿を製作し、実用しているそうです(↓写真右側の方)。
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ガッカリだなぁ。何故持ち上げられる漢達が現れるまで待てない?力自慢達が毎年挑戦して、今年もダメだったとかやる方が話題にもなるでしょうに。
倉庫で鑑賞されるだけでは、神輿が泣いています。そんなら持つための棒部分取っ払っちゃえば良いのに。
いや、本当はこんなでかいの出すと交通事情が面倒になるから挑戦させないだけなんですかね。

奉納少林寺拳法を見学。
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『You have offended my family,and you have offended the Shaolin Temple.』と、映画「燃えよドラゴン」よりのセリフをつぶやきました。

神社なので当然ながら絵馬もありますが、
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この時は次月に国家試験を控える身でしたので、『合格祈願』絵馬を見つけて私も生まれて初めての祈願。
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控え目ながら願い事を書き、絵馬を残してきました。
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ちなみにこれを書いた後で受けた試験の結果は、不合体…じゃない、不合格。
ここでお願いしたから合格は決まっただろうと安心して勉強サボり、落ちたのです。やっぱり神頼みはダメですね。

友人はこちらの絵馬に、電波な事を書いてました。
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神社は厳粛で神聖な場所であると自覚して、ふさわしい祈願をしてもらいたいものです。

他にもいろいろありますが、まず伊能忠敬の像。
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旅人として個人的にリスペクトしている江戸時代の商人であり、測量家の伊能忠敬です。彼は測量旅行出発前に富岡八幡宮を参拝していたそうです。そしてこの銅像、等身大ではなくメチャクチャでかいですよ。

続いて当神社は大相撲発祥の地であるため、巨人力士身長碑、巨人手形碑、力持ち碑、横綱力士碑…
相撲にまつわる数々の石碑が建っています。
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カキ氷喰って、
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こちらの、割れ目からタラタラと液体が流れるエロチックな石にはエロスヴァティ(erosvati)さん、大喜び。
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通りのダルマ屋。
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また別の日ですが、道路で踊ってる集団がいました。
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すぐ近くの"深川不動尊"こと、成田山 東京別院 深川不動堂も観光スポット。
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次は、俳句仲間と行った松尾芭蕉巡り。芭蕉と関連深い江東区には、関連の施設やモノがたくさんあるのです。

深川芭蕉通りを歩き…
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森下と清澄白河の間あたりには、"芭蕉記念館"があります。
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配布していた冊子。
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中の展示物は撮影禁止ですが、芭蕉を知る上で興味深い物が多々ありました。
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お土産には、是非とも『深川発芭蕉旅立ちストラップ』をどうぞ!
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記念館の庭。
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記念館近くに、松尾芭蕉の弟子で諸国漫遊した時の従者・河合曾良から名前を頂いていると思われる"そら庵"
古い街並みに似合わない『CAFE』の文字がありますが…
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掘っ立て小屋でした。
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芭蕉稲荷大明神。
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隅田川のほとりの、"江東区芭蕉庵史跡展望庭園"は、階段を登ると、
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芭蕉の像が!
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これは俳句好きにとってはたまらない!我先にと記念撮影!
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芭蕉に別れを告げましたが…
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隅田川。ここを見ると↑で出した藤子先生の名作漫画「まんが道」で、新漫画党の会合後にメンバー達で川を眺め、テラさんが
『へーこれが隅田川か 初めて見たよ
 それにしてもやっぱり 隅田川には江戸情緒があっていいねえ!』
とつぶやくシーンが思い出されます。

さて、次なる芭蕉像があるのは、
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芭蕉庵の跡地なのです。
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ちなみにこの建物…
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側面、
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そして裏に回ってみると、こう!
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貧ぼっちゃまの家のように、表面の見せかけだけでした。

その横は"芭蕉俳句の散歩道"で、
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ここにはズラッと芭蕉の句が並んでいます。近所の人は散歩しながら全部覚えちゃうのでしょうね。
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『荒海や 佐渡によこたふ 天河』。
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…これは私には、『荒海や佐渡に横たふわがチンポ』としか読めない。
というのもですね、10代後半の時に最も聴いた三上寛さまの、一番有名な作品かもしれない「ひらく夢などあるじゃなし 三上寛怨歌集」
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この中の「痴漢になった少年」で、そのように歌われているのです。他にも『静かさやチンポしみいる蝉の声』、『柿くえばチンポなるなる法隆寺』、『フルチンやかわず飛びこむ水の音』といった感じですが、これらのチンポ俳句がどのような効果で使われているか、未聴の方は実際に聴いてみてください。

三上寛怨歌集の話が出たついでに触れておくと、私の数多い三上寛コレクションの中でもかなりレアな方ですね…URCよりリリースされたEP「夢は夜ひらく / 誰を怨めばいいのでございましょうか」です!
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所々、道に投句箱がありました。友人は得意の『サラリーマン川柳』を書いて投げ入れてましたが…
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これら深川観光の中心となるのは、清澄白川駅。
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有名な"清澄庭園"も近いです。
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ここにも芭蕉関連で重要な、古池の句(古池や かはず飛び込む 水の音)の石碑があったり、素晴らしい庭園なのでいろいろ見て写真撮ったりしたのですが、何とデジカメの故障か操作ミスか、この日のここまでの全データが失われてしまいました!
残ったのは紙媒体…入場券だけ。
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もちろんこの日も周辺で食事したり、他の地にも行ったりしていたのですけどね…証拠は全て消え去りました。

思い出すと落ち込みますが、気を取り直してまだまだ深川界隈の下町を散策しましょう。
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まさにここらは、つのだじろう先生が生んだ名作「その他くん」の舞台!
つのだ先生自身の出身もこの台東区出身ですから、そう遠くないはずで…その他くんちはたいやき屋"君輪"でしたが、モデルになった店などは存在しないのですかね。

あと、尊敬する評論家の種村季弘先生の著作「江戸東京《奇想》徘徊記」(朝日新聞社刊)では『深川は川と運河と橋の町だ』という出だしで紹介されていて、それによってこの地の「東海道四谷怪談」との関わりを知りました。
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ん?こちらは商店かと思いきや、公衆便所でした。
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"江戸みやげ屋 たかはし"には、何故かトトロらしきヤツが立っている。
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"深川江戸資料館"
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当地の名物料理である深川めしなどを食おうかと、有名な"深川釜匠"へ。
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さて、これが深川名物の深川めし!(1050円)
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…つまり炊き込みアサリご飯。

深川丼!(1260円)
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…つまりアサリの味噌汁ぶっかけ飯。

元より気の短い江戸っ子の漁師用の食べ物ですが、気の長いのが持ち味とも言える私向けではありません。
ついでに大好物の手羽先も食べましたが、いたってフツーのお味。
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他のメニューを見ていると、気になったのがシャブ定食。
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シャブ…つまり覚醒剤入りでしょうか。これは牛次郎原作・ビッグ錠漫画の名コンビが生んだ傑作「包丁人味平」で登場したブラックカレーを思い出す、素晴らしいメニューですね。

階段の所に三谷幸喜のサインが飾ってありました。
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食事関連では門前仲町駅周辺の方が良いですね。まず駅前のたこ焼き屋"浜"でたこ焼き。
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門前仲町で飲み屋といえば一番有名でしょう、"魚三酒場"です。
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大衆酒場というのに、開店するとすぐ行列が出来ちゃいます!
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店名でも分かる通り、つまみはやはり魚が良いかな。
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刺身の盛り合わせ!
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"魚三酒場"は、森下にも店舗があります。
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"ちゅらさん家 門前仲町店"
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沖縄料理をつまみに次々と…
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"ぐりどっちん 門前仲町店"
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店先の下駄箱隣、巨大なイグアナがいる!萩尾望都ファンで自身も『イグアナの娘』と呼ばれる醜形恐怖症の友人は大興奮。
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安い居酒屋で、焼鳥は50円から、10円刺身なんてサービス品もあります。席料一人367円かかりますが…
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和牛レバ刺しは682円と、この店だと高く感じますが普通に考えれば安く、さすがに美味かった。
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下町とはいえ、女性を連れてお洒落に海外ビールでも飲んでモテたいのなら…"下町ビアホール ガブリエ"(GABURIER)。
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私は琥珀エビスとヒューガルデンホワイト。今回は頼まなかったけど、もっとレア度の高いビールもありました。
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"深川 山憲"は気になっているのですが、店を物色して覗いていると店員に睨まれて、なかなか入れないのです。
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そしてここ!
とある橋の近くにある掘っ立て小屋…段ボールハウスと大差ないような建物ですが、『おでん』の赤ちょうちんを見つけて入っちゃいました。
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おでんに関して特筆すべきは何も無いのですが…
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何と私、ここのオヤジを知ってました!というのも以前は高円寺の高架下、現在は立ち食いそば屋の"みはる"が入っている場所でおでんを作ってたとかで、それを聞いて思い出したのです。
店があったのももう6、7年前くらいでしょうね、その頃その店に入った事があって、このオヤジと話した記憶も甦ってきました。不思議な事もあるもんです。

ラーメン屋だと、ラーメン激戦区でもある門前仲町の交差点にあって目立つ"万豚記"には昔何度か行ったのですが…
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同じ場所でリニューアルして"ちょもらんま"になってました。
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餃子、
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一番人気だという特製ラーメン醤油、
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紅大陸坦々麺。
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"はっちゃき家"
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ここも昨年末あたり、"らーめん 無双"になっていました。
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恥ずかしながら…門前仲町まで来て"日高屋"にも入ってます。味玉ラーメン。
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"らーめん ぶぅ"は、タイミング合わなくてまだ入ってません。ただ店名を見て、久々に映画「ミスター・ブー」(Mr.Boo!)を観たくなりました。
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やっと行けたのが"江戸前味噌らーめん 麺場 田所商店"
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でかい海苔が入った甘口の江戸前味噌らーめんと、
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北海道スタイルで濃口の北の大地の味噌らーめんと、2種類の味噌があります。
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(肉ネギらーめん)

次は住吉まで行くと…
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ここには有名な"NEW OLD STYLE 肉そば けいすけ"があるのです。
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ここで食べるためだけに、わざわざ東京メトロを使う価値のある店!

肉そば、
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数量限定の、肉そば味噌。
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またちょっと離れて南砂町へ。まずはカチカチ山の残酷なタヌキと記念撮影。
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米沢牛コロッケを発見。
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南砂町はでかいマンションばかりが目立つ住宅地なので、大型ショッピングセンターなどが多いです。
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2008年の年末近くにオープンしたのは、"SUNAMO(スナモ)"
田舎の両親がこういう所を好きなので、子供の頃は良く連れてかれてて…でも自分ではまず入らないから、ちょっとノスタルジック。もちろん東京のこんな土地のは初めて入りましたが、それほどこの手のでかいショッピングセンターは内容とか雰囲気が似ているのですね。
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フードコートも、ちょっとワクワクするなぁ。

ただ私のような古本好きにとっては、南砂町は"たなべ書店"がある街、という事で知られています。
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次は木場へ移動し、トーテムポール。
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でっかい複合施設、"深川ギャザリア"
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ここは何年も前に"陳建一麻婆豆腐店"へ行くため来て以来ですが、今回は家族連れで賑わうイトーヨーカドーへ…
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普通に子供がバタバタ走り回ってたりする、こんなスーパーのすぐ隣りにも"すしざんまい"があるのです。すしざんまい好きの私ですので、この店舗も行ってみようと初めてお邪魔してみました。
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『廻る』方の店舗だし、やはり他の店舗よりファミリー向けな中で、昼間からビール飲みながら寿司をつまむ。
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最後は、"都立木場公園"へ行きましょう。
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この橋を見て思い出したのですが、ここって映画「模倣犯」のロケ地ですかね。それを言ったら、このすぐ近くの新木場で私にとって物凄く大事な映画、塚本晋也監督・主演の「TOKYO FIST 東京フィスト」が撮影されているので、そのロケ地にはいつか探して行ってみたいですが。

ここから見える東京スカイツリー。
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"東京都現代美術館"が公園内にあって、つい先月末まで女子に大人気・マシュー・バーニー(Matthew Barney)らが参加する『東京アートミーティング トランスフォーメーション』という企画が開催されていました。
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この周辺の駅では、宣伝ポスターも目立ってましたね。
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次は公園内の多目的広場、警察や消防署からたくさんの人が来ている所に分け入って行き…
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東京都高圧ガス防災訓練に参加・見学してきました。まずはカートリッジ缶などの燃焼破裂実験から、
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ガスマスクの装着訓練へ。
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ガスマスクさえ着ければ、醜い人も美しい人も平等になれる…

他、地震体験や有事の際の人命救助の要領などを学んだのです。
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もちろん習った事はうちの秘密結社員にも伝達して練習を繰り返しているので、知識、技術、経験をより深みに達した我々が、立ち上がる日は近い…


  1. 2011/02/09(水) 22:31:09|
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劇画(112) とみ新蔵 1 南條範夫 4 「無明逆流れ―駿河城御前試合第一試合」

先日「シグルイ」を紹介したので、今夜はついでに南條範夫先生の同作品「駿河城御前試合」を原作にした時代劇画で、「無明逆流れ―駿河城御前試合第一試合」(マガジン・ファイブ刊)です。
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↑これは2006年にレジェンドコミックシリーズで復刻された物ですが、オリジナル版は1967年に光伸書房から刊行された貸本時代劇です。

作者はとみ新蔵(臣新蔵)先生。
1945年の東京都生まれで、漫画家としてのキャリアは兄・平田弘史先生のアシスタントから。そう、平田先生の実弟ですよ。なのでどうしても比べられる事が多いと思いますが、ただの劇画家というよりは神に近い兄と比べて画力がどうとか言われるのは不幸すぎますね。でも作風も絵も似てるから…
自身は1964年に「邪険往来」でデビューし、代表作は「柳生連也武芸帖」「徳川おんな系図」「魔界転生」「柳生兵庫助」…等で、「無明逆流れ」の他の南條範夫作品や、他作家の時代小説もいくつも原作に描いています。

さて「無明逆流れ―駿河城御前試合第一試合」
兄である平田弘史先生が1966年にオムニバス小説「駿河城御前試合」を原作に劇画化した時にはこの第1試合「無明逆流れ」を描かなかったのに、弟はそれを補完するかのように劇画化した、と。
(平田版は他に第5試合と第7試合も描いてませんが)

寛永6年の駿府城、徳川忠長の面前行なわれた御前試合は真剣が用いられ、全11組の中でも特に壮烈だった第一試合に登場した剣士は、片腕の藤木源之助と盲目の伊良子清玄だった…
もちろん二人それぞれには連れ添う女、三重いくがいて、岩本虎眼牛股権左衛門なども登場しますが、すっかり「シグルイ」のイメージが付いているこの作品なので、キャラクターの違いに驚きます。こちらの方が原作に近い内容であり、「シグルイ」の方が山口貴由先生オリジナルの脚色を加えて長編作品にしちゃった異色作品なのですが。

ただし「無明逆流れ―駿河城御前試合第一試合」の方にも原作と違う部分は見られて、伊良子はいくが暴漢に襲われている所を助けて虎眼より先に彼女と会っている事になっていたり、盲目となって酷い目に遭い続ける伊良子をいくが探し出して再び剣の道に向かわせる、等のエピソードが追加されています!
つまりとみ新蔵先生は伊良子といくの愛の物語としての側面を強く描きたかったのですね。それは成功しているとも思います。

藤木の方も『片腕飛燕斬り』なる技を極めたり、三重に夜這いをかけるシーンなどもあるし、あとはもう一人の片輪者…伊良子に両腕を切られて復讐を誓ってつけ狙う黒伏甚内の存在自体がこの作品では重要ですね。
とまあどうしても比べてばかりになってしまいますが、優れた劇画作品ですし、ラストの決戦の敗者の姿は壮絶!


さらにこの本には「無明逆流れ」と同じく1967年に光伸書房から刊行された貸本時代劇「美童記」という傑作も併録されていて、こちらは同じ南條範夫小説の「男色大鑑」を原作としています。
舞台は五代目将軍・徳川綱吉の時代。天下泰平ながら男色が公然と持て囃された時代でもあり、そんな時に容姿端麗に生まれた男・伊丹弥之介の悲しい人生が描かれるのです。
自分の体を目当てに次から次へと男が群がり、争い…そして事件が起こり、弥之介は自らの顔を焼いて復讐の鬼となる!

巻末には幻の名盤解放同盟湯浅学さんが解説文を寄せていて、しかしそれはほぼ後半の「美童記」だけにしか触れず、男色について滔々と雄弁をふるっています。
それがのっけから『人体とはそもそも口と肛門を結ぶ筒からできている』などと湯浅節全開で攻めていてウケます。素晴らしいです。


勝った…俺は確かに勝ったのだ!
だがそれが何になるというのだ 人というものはすべて…いや常に愛を好しているもの…
伊良子清玄…彼奴ほど幸せな男はおるまい…



  1. 2011/02/07(月) 23:38:22|
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劇画(111) 山口貴由 9 南條範夫 3 「シグルイ」 3

山口貴由作、南條範夫原作の残酷時代劇画「シグルイ」(秋田書店刊)。
2003年からチャンピオンRED連載されていた問題作ですが、2010年9月号でついに完結してしまいました。
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思えば約4年前に、「ココ」「ココ」でこの作品だけ、あまりにも面白いので完結していないにも関わらず特別に紹介したのでした。
あれから単行本も最終の15巻が昨年末に発売されたので、ちゃんと最後まで紹介しましょう。

原作は南條範夫先生による商業誌のデビュー作でもある時代小説「駿河城御前試合」で、オムニバス形式で次々と物語られるこの作品の第一話「無明逆流れ」を、大幅に脚色し直して劇画化したのが「シグルイ」です。
江戸時代初期の寛永6年に駿府城で行なわれた御前試合は、暗君・徳川忠長の命令で真剣を用いる事となり、その殺し合いの最初に出てきた剣士が…
隻腕の藤木源之助と、盲目で跛足の伊良子清玄
本作はこの二人を主人公にして対決や因縁などを描くのですが、物語はそれを描く為に御前試合から7年前、濃尾無双・岩本虎眼の虎眼流道場に遡ります。

初めは道場破りとして現れた伊良子が藤木を破るが、牛股権左衛門師範に追い詰められて降参したのをきっかけに入門し、虎眼流はこの三人で"一虎双龍"と呼ばれる事となるが…
ハンサムな伊良子は町の女達では飽き足らず師匠である虎眼の愛妾いくと密通し、それがバレて仕置きされた上に虎眼の奥義『流れ星』で両目を斬られて盲目となり、いくと共に追放されるのですが、3年後…その状態から『無明逆流れ』を編み出した伊良子による虎眼流への復讐が開始される!

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前に「シグルイ」を紹介したのは、8巻が出たばかりの時でしたが、そのちょっと後に公式完全解説書である「シグルイ奥義秘伝書」も発売されましたね。
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伊良子の復讐は、虎眼流の高弟達に続いてついに道場を襲撃してかつての師匠・虎眼までも斬り殺し、虎眼流を潰してしまいました。
虎眼流を相続した藤木は、遠州掛川仇討場にて伊良子との果たし合いを行う…と、ここまでが↑の8巻まで。
これが「シグルイ」全編を通しても一番多くのページ数を使って白熱する名勝負なのですが、結果はオープニングを読んだ者は全員分かっている通り、紙一重の戦いながら伊良子が制します。

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さらには助太刀に入った、あの恐ろしく強い牛股までもが無明逆流れの餌食に!
…しかし、これは斬られえ頭部を破壊されながらも
『ものを思うは脳ばかりではない 臓器にも記憶は宿る 筋肉とて人を恨むのだ』
という事で、死んでも復活してきた牛股と伊良子の再戦があります。ここで私の学生時代からの愛読書・夢野久作「ドグラ・マグラ」ネタが出てきたのが嬉しかったですが、それ以上にこの牛股ゾンビ登場には驚きました。
しかし伊良子は片足に致命的な傷を負いながらも、再び勝って今度こそ牛股を葬りました。作品のオープニングで伊良子が跛足だったのはこの時の傷が原因になる事が分かるのですが、この後広がった足の指で刀を固定して地面を使わなくても力を溜められるようにパワーアップする、リアリティの無い展開が続きますね。

一方の、伊良子に敗北した藤木源之助。剣名も失った上に、左腕を切り落とされたので傷口縫合手術を受けるのですが、この麻酔の無い時代の手術描写が痛すぎる!
負けながらも生き長らえた藤木、そして虎眼の一人娘・岩本三重は死ぬ覚悟を決めていたのですが、討人仇人が共に生き残った仇討など前例なしとして決着をつけるよう『上意』を受けたため、再戦の日まで屈辱を味わいながら生きる事となった…

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と、ここで原作で言う「無明逆流れ」の話は一休みして、第4試合「がま剣法」屈木頑乃助を中心とした話が開始され、しばらく続く事となります。
確かに少し前から姿は見せていたし、同話に出る舟木道場関係者もかなり前から登場はしていましたが…
藤木源之助対伊良子清玄の戦いをおきざりにしてまで今コレをやるかと、連載中はじれったい思いをしたものです。結局最後まで描かれずに藤木達のエピソードに戻って終わるし!
しかしこれは「シグルイ2」へと続く布石なのだと希望を持って良いのでしょうか。
誤解無きように書いておくと、この頑乃助のエピソードは物凄く面白いし、確かに醜悪な容姿で異形の剣を振るう者と、その歪んだ感情などは山口貴由先生の過去作品を振り返るに大好物なのだと思われます。

他にも原作小説の主要人物が次々登場しては藤木達と関わってきて、藤木源之助が第3試合「峰打ち不殺」の主人公・月岡雪之助と戦う夢の対決が見られますし、同じく第4試合「がま剣法」で頑乃助と戦うもう1人の主人公・笹原修三朗とも戦いますが、何とこれは藤木が負けます!藤木が伊良子清玄以外の者に負けるなど信じられない事でした…
これは後に再戦してやり返し、その時の工夫が御前試合で伊良子との対決する時の布石となりますが。

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徳川忠長の、そして伊良子の秘められた過去も明らかになっていき、伊達政宗まで登場したりして引き伸ばしに引き伸ばして、第1巻のオープニング(駿河城御前試合での藤木対伊良子の再戦)に全然辿りつかないのです。辿りついて決着がついてしまえば作品も終わってしまう、そう思うと複雑な心境でしたが…
それでも御前試合に出場する二十余名の剣士たちが集まり、次の15巻からいよいよ真剣御前試合が開始される!

と思ったら終わりはあっさりしていて、この15巻が「シグルイ」の最終巻となりました。
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しかも半分ほど過ぎてようやくオープニングの御前試合シーンへ辿り着くのですが、ここまで回想シーンにかけた実際の時間が実に7年近く…ただのイチ読者としても感無量ですね。
ここで1巻にさかのぼって読み直してみると、登場人物の顔、つまり絵柄の違いが年月を物語ります。藤木による『怪物め』のセリフが再び聞けますが、伊良子清玄が無明逆流れの構えをするシーン一つ取ってもまず剣の柄部分の長さが全然違うし、違和感が凄いので比べない方が良いかもしれません。

そして、因縁の対決に決着が…
これには連載中、様々な憶測をしてきました。これだけ原作小説を脚色し直して描いてきた劇画が「シグルイ」ですから、二人の勝敗の結果さえも変える冒険があるかもしれない、また原作には無かったハッピーエンドにしてくれないだろうか等々。
一応、ここで結果は書かずにおきましょうか。ただ前回の戦いと打って変わって少ないページ数で描かれたこの最後の戦いは、短いながらも圧倒的なインパクトを残す物で、黒澤明監督が生んだ時代劇の名作映画「椿三十郎」でのラストを飾った三船敏郎仲代達矢の決闘を思い出したほどでした。

「シグルイ」。主人公の藤木源之助が寡黙な設定であるだけが原因でなく作中通して必要以上のセリフを排し、無音のスローモーションシーン多用、これら映画の影響と思われる新しい山口貴由先生の手法が誕生しました。
特に後半は心理描写で読者に理解させる難解な部分が増えてきてるし、過去の作品ではむしろ説明セリフや決めセリフを使っていた山口先生は、前の持ち味を捨ててまで一つ上のステージに昇ったのだと思います。
山口作品のみならず劇画界全体で向こう数十年は名作としてお手本にされる作品でしょう。何とも崇高なエンターテインメント劇画の大傑作が生まれたものです。

キャラクター作りも素晴らしく、師匠である岩本虎眼に忠誠を誓い家を守る事を目標とする藤木源之助に比べ、伊良子清玄の方が反骨心と野心丸出しの人間でした。
むろん武士としては前者タイプが正しいだろうし硬派好きな私は藤木ファンでしたが、最下層の生まれで盲目にされながらも復讐に立ち上がって賎機検校の協力があったとはいえほぼ一人で最強の虎眼流を潰してしまった伊良子こそが、普通は劇画の主人公になるキャラ設定ですよね。
御前試合の直前に『武士も夜鷹も 駿河大納言も当道者も 何も変わりはない』と階級社会を否定する思想をしっかりと持っていて、『虎眼に玉を抜かれた うぬら門弟は 乱心すら出来ぬ傀儡の群れ』とまで藤木や牛股に吐き捨てる伊良子を、どうしても好きにはなれなかったのは…今風に言うとロン毛でイケメンの女たらしだからでしょうか。

同じく南條範夫先生の残酷小説に影響を受けて、同原作「駿河城御前試合」も劇画化しながら、山口貴由先生とは逆に「無明逆流れ」だけは描かなかった大御所の平田弘史先生も『美男子がいろんな女をたぶらかすみたいな話は、俺はあんまり好きじゃないから』との理由でこの第1試合だけ劇画にしなかったのでした。
ただ平田先生は「シグルイ」において題字を書いているので、一応「駿河城御前試合」全試合に関わった事にはなりましたね。
また平田弘史先生の実弟であるとみ新蔵(臣新蔵)先生も南條作品を多々劇画化していて、「駿河城御前試合」からは兄とは逆に、そして山口先生と同じく「無明逆流れ」だけを描いています。

長らく絶版状態だった南條範夫先生の原作「駿河城御前試合」も私は河出文庫で入手していましたが(↓画像左)、やはり「シグルイ」大ヒットの影響でか2005年には徳間文庫より復刻されて誰もが容易に読めるようになりました(↓画像右)。しかもその表紙は山口貴由先生が手がけています!
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他にも連載中にアニメ化し、Tシャツやフィギュアなどの関連商品が発売され…と、血と筋肉に腸出まくり首や手足飛びまくりの残酷作品らしからぬメジャーな人気を得ましたね。
あとは何でしょう…いや「シグルイ」について語りたい部分は多すぎて、しかし例えば絵そのもののカッコいい場所とか挙げていったらキリが無いので、私はこれでもう寝ていいですかね。
とにかく本を持って無い方はすぐに買って、繰り返し何度でも読んで下さい。それで良いでしょう。


三重さま
私は仇討に敗れ 岩本家の屋敷も 虎眼流の剣名も お守りすることができなかった
しかし 三重さまだけは守り申す いかなる嵐にも屈しませぬ



  1. 2011/02/05(土) 23:08:38|
  2. 劇画
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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