大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

ブルース・リーの命日には(2011)

今年も7月20日という、ブルース・リーの命日を迎えました。
もう38周忌ですよ…日中は喪に服し、黒のカンフースーツを着用して部屋から出ずに過ごしていたのですが、夜は日本を代表する繁華街・新宿まで行きました。

もちろんブルース・リー関連の追悼行事のためであり、その内容は"新宿武蔵野館"にて行われた「燃えよドラゴン」、一夜限りの上映でした。
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2009年にも命日上映会があったと「ココ」で書きましたが、同じ劇場です。

会場では各所に「燃えよドラゴン」のチラシ・ポスターが貼ってある光景があり、本当に嬉しい…
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劇場入口の上映作品ポスターの中で、「燃えよドラゴン」だけ小さいチラシなのは淋しかったけど…
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今回はドリパスなる共同購入型クーポンサイトの企画という事で、時間制限内にチケット購入者80人を超えなければ開催されないという条件付きでした。
私はすぐに会員登録して申し込みましたが、購入数が確保出来て成立決定したのは確か2日前くらいで…けっこうハラハラしましたよ。あとは当日券も発売されて、蓋を開けてみれば詰め掛けたブルース・リーファンで満員の会場!

受付して、
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もうすぐ公開の「スーパー!」の顔ハメなんかもしちゃって…
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こちらはロビーの風景。
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ちょうど「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」の公開前なので宣伝してましたが、これも嬉しい、絶対に観に行きたい作品ですね。ブルース・リーをリスペクトするドニー・イェンが主演で、何と「ドラゴン怒りの鉄拳」のチェンを主人公にした話ですから!!

さらに同劇場が、そのドニー・イェンが演じた「イップ・マン 葉問」上映時にオリジナルで製作した木人も引っ張り出してきてました。
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注意書きが貼ってあり、
『この木人は、天然の素材を使用しておりませんので、武道有段者(黒帯)およびプロの方のご使用は軽く叩く程度で、一般の方も過度な打ち込みはご遠慮ください。』
などと書いてあるから…触る程度だけ打ち込んでみましたが、こりゃ気持ちいい。欲しい。
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そうそう、奥にはちゃんと「燃えよドラゴン」特大ポスターもあって、私を始め多くの人々を喜ばせてました。
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映画館の大画面で観る「燃えよドラゴン」の良さは今更語る事でもないので省略します。
本編上映前に、けっこう前に日本の"新グロモント"のCMでブルース・リーが起用された「燃えよ新グロモント!」の2種類と、「ドラゴン危機一発」「ドラゴンへの道」の長尺な幻のオリジナル劇場予告篇も上映してくれました。
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ブルース・リー、そしてドラゴンを引き継ぐ者達…ありがとう。



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  1. 2011/07/24(日) 23:00:35|
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旅行・紀行・街(105) 中華人民共和国香港 4 ブルース・リー縁の地巡り 1

私の香港(HONG KONG)旅行紹介も、今夜で最後。
そして今回紹介する所こそが私の旅の目的であり、7月20日…つまりブルース・リーの命日に書く[ブルース・リー縁の地巡り]です。

ブルース・リーファンとしてまだまだヒヨッコの私ですが、親しくさせて頂いているブルース・リー道の大先輩から強力な協力を得て、下調べはしてありました。
膨大な熱意と時間とお金をかけたであろう縁の地データを教えて頂き、ただただ多謝するばかりですが、あとは短い日程の中でどれだけ訪ねる事が出来るか。もちろん少しでも多くの所を見て来るに越したことは無いのですが、縁の地データを貰った時点でその分量に驚き、これは2回に分けて行く事を想定すべきだと考え直しました。
なので無理な強行スケジュールは組まず、また次も行く楽しみも残したので…当分先の事になるでしょうが、香港には再訪して行けなかった箇所を補完する必要があります。

そんなわけで不完全ながら今回は第一弾として、順に行ってみましょう。
まずは「ココ」で紹介した九龍半島の部分からで、最南端の尖沙咀から北上する形で紹介していきましょうか。

となるとまずは、何度も出して申し訳ないですが…やはり"アベニュー・オブ・スターズ(星光大道)"のブルース・リー像。
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"大阪レストラン"
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ブルース・リーは日本人カメラマンの朋友・西本正さま(「ドラゴンへの道」「死亡遊戯」の撮影監督ですよ!)に紹介されて以来、大の日本料理好きになったといいます。すき焼きや刺身が好物だったそうですが…
九龍ではここ、大阪レストラン(旧名・大和レストラン)に頻繁に来ていたそうです。ブルース・リー&ノラ・ミャオのスナップ写真なども残っています。
仲良しになったという、当時の日本人店主は何らかの理由で逮捕されたとの情報もありましたが、今はどうしているのだろうか…

西本正さまの事をちゃんと知りたい、そんな貴方にはこの本…「香港への道 中川信夫からブルース・リーへ」(筑摩書房刊)をお薦めします。
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"九龍公園"。前は違う入口の写真を載せましたが、これが正面でしょうか。
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ここでブルース・リーが走り、太極拳などを練習していたのですね。

"加拿分道(Carnarvon Rd)"。
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ブルース・リーの映画出演は、決して「ドラゴン危機一発」から始まるわけではありません。かといって「かわいい女」等のアメリカ時代の作品の事を言っているわけではありませんよ!
生まれたアメリカにて生後3ヶ月で出演の「金門女」に始まり、香港での少年時代から多くの映画に出ているのです。

ここ加拿分道は、そのうちの一本「人海孤鴻」のロケ地です。
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ブルース・リーが走って警察から逃げるシーンで使われた階段がそのまま残っているというのですが…これは違うような気がします。
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キンバリーホテル近くの、これかなぁ。
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そういえば私も同作品は香港製のVCDで入手し、字幕無しで昔に観たきりなので、現場へ行ってもピンときませんでした。
ブルース・リーはダンスの名人でもあって、香港チャチャコンテストで優勝した逸話なども有名ですが、そのチャチャを習っていた場所もこの辺りだったはずです。

今回は縁の学校も一つだけ…"YMCA"
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アメリカへ旅立つ1959年、その直前の2ヶ月間ここで英語の勉強をしていたのだそうです。

現在そんな学校に通っている学生達が続々出てきますが、羨ましいですねー。
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YMCAは他の場所にもありましたが、ブルース・リーが通っていたのは↑のでいいはず。
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近くの教会を通りすぎて…
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この階段は490段あり、ブルース・リーがトレーニングに使っていた場所なのだとか。
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"太平館レストラン"
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この名前は見覚えあり…そう、ブルース・リーがよく行ってた洋食レストランのはずだ!
今回の香港旅行で行った店では一番格式高い感じの店ですが、喜んで入店しました。そして美味い!
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ここでのブルース・リーの好物はカニスープだったという事まで調べてあり、当然頼みました。
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これは言葉を失うほど絶品。凄いですよ!
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食後のコーシーまで楽しんで帰ったのですが、残念ながら会計を担当した店員の態度は今回の香港旅行で行った店で一番悪いもので…思い出すだけで腹立たしい。
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しかも!後で調べてみたら太平館レストランは他にも店舗があり、ブルース・リーが行ってたのはここではなく油麻地の本店だったと判明!ガッカリ…
ちなみにその本店はジャッキー・チェン、チョウ・ユンファ、チャウ・シンチーなどのスターもよく訪れるそうだから、私など行ったら場違いすぎたかもしれません。

そのうちに油麻地まで到着し、"天后廟"
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"ティンハウ廟"と日本語でも標記されているここは、少年時代のブルース・リーが『李小龍』という芸名を授かった場所!
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ここのお坊さんがブルース・リーの父・李海泉と友達だった事から名付けた、とも言われています。

佐敦には、"シャムロック・ホテル"(新楽酒店)。
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ここの10階にあるカフェは、ブルース・リーが詠春拳の修行時代に行きつけだった店。練習が終わると、葉問とも一緒に来ていたそうですよ!

ちなみに、その葉問が教えていた"詠春拳道場"は今回行けなかった場所の一つ。
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現在の経営者も若き日のブルース・リーと共に練習した人らしいので、次回は行って話なども聞いてみたいものです。

こちらは"プルデンシャル・ホテル"(恒豊酒店)。
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これが入っている"恒豊中心"というビルですが、ここの住所にあったアパートに2階にブルース・リーは10歳の頃に引っ越してきてアメリカに旅立つまで住んでいたそうです。アメリカ行きは18歳だから、かなり多感で重要な時期に当たるわけですよね。
現在はホテルが建っているのでお分かりの通り、改築しちゃってそのアパートは無くなってますが…

移り変わりの激しい香港都心では、当時の面影を求めてももはや無くなっているという事がままあります。ブルース・リーが住んでいた、とかなら国が文化遺産として保護しなくてはならないでしょうに、それは全然出来てません。最後に住んだ家である"栖鶴小築"はラブホテルにされているくらいだし…
出来るのはただ、この周辺で実際にブルース・リーが暮らしていた事を想像するだけ。ここには間違いなくブルース・リーが存在し、日本には無い『ブルース・リーがいた街』なのです。

佐敦からもう一つ、"金菊園"…の跡地。
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金菊園というのは有名な焼き豚屋だったのですが、現在は薬局になってしまいました。でもとにかく重要なのは、このビル屋上でブルース・リーがクンフーの練習をしていた事!実際に屋上まで上りたかったのですが、関係者でなく外国人の私では行けそうもありませんでした。
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旺角まで行くと、前に紹介したIns Point(現時點商場)の中に"李小龍會(BRUCE LEE CLUB)"があります。
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ここにはまず、香港では珍しいだろうと日本製のブルース・リー物を持ってってお土産として手渡しました。しかし店員は、こんなお店なのに韓流ドラマみたいなのを店内で見ているおばちゃんで…特に喜ぶ様子は無し。別にブルース・リーのファンではなく、お仕事で店番やってるだけの人だと思います。

小さなスペースですが、ぎっしりと並べられたブルース・リーグッズを一部撮影させてもらいました。
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他にも、恐れ多くて写真は撮ってませんがブルース・リー直筆の手紙や書類に、プライベート写真等、貴重すぎる物も並べてありました。
私は李小龍會のメンバーではありませんが、買物は出来ます。驚くようなレアなグッズはほとんど非売品でしたが…それでも購入出来る物の中から物色して、すぐに両手いっぱいになりました。しかしレジに持ってったらこの店はキャッシュカードが使えないと判明!財布の中身を見ながら、一度手に取った物を渋々戻していき、これだけ買いました。
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また、次回はたくさんのキャッシュを持って訪れようと思います。

こちらは領収書。
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購入したブルース・リーグッズの中から少しだけ紹介しますが、まずマグカップが全4種類。「燃えよドラゴン」が無いのは、同作が香港では人気高くないからでしょうか。
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DVDは「死亡遊戯」のアウトテイク集と、香港のTV番組に出演した時の物…など。
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この先をさらに北上して大角咀、九龍塘、鑽石山…と、それぞれブルース・リー縁の地があるのですが、今回の九龍半島部分ではここまで。
あと縁の地ではないのですが、尖沙咀のホテル前にある免税店でGUCCIが何と「燃えよドラゴン」の鏡の間にインスパイアされた店作りをしてたのは、さすが香港!
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続いて「ココ」で紹介した、香港島の部分では…

やはり、「燃えよドラゴン」のロケ地・香港仔(アバディーン)。
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水上レストラン"JUMBO"はチャウ・シンチーの「食神」ロケ地という事でも興奮してしまいますが、それはさておき。
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「燃えよドラゴン」公開からもう40年弱の月日が過ぎ、もう様変わりしてしまったアバディーンですが…
変わらないのは大自然の風景。建物などはあまりにも違うけど、このバックに見える山の形を記憶して、もう一度同作を観直してみてください。
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やっぱり、ブルース・リーはここからハンの島に渡ったんだ…涙。

伝説となった映画の撮影に当時立ち会った人々はどれくらい残っているのだろうか。
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言葉が分かれば、水上生活者の話も聞いてみたいものでした。しかし今時当たり前かもしれませんが、船はエンジン付きのモーターボート。しかもおばさん。
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本当はこういうおじさんと、手漕ぎ船で出航したかった…
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続いて、前回夜景の写真をアップしたヴィクトリア・ピークは、「燃えよドラゴン」で題名が出てテーマ曲が流れる、タイトルバックの映像を撮影した場所!映画ではその後素晴らしい香港の街並みロケが続きますよね。
またいつか改めて昼間に訪れ、あのロケーション場所を探そうかと思います。

ブルース・リーの蝋人形がある"マダム・タッソー蝋人形館"も、ヴィクトリア・ピークにありますね。前回も見せた冊子の中身、ブルース・リーが載ってるページはこれです。
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続いてはこの度の香港紹介で初登場、新界の部分にも、「燃えよドラゴン」の重要なロケ地が2箇所あります。
今までのも一つ一つ探すのに時間かかってましたが、こちらはさらに別格。とにかく遠いし、行き方を見つけるのも一苦労でした。

香港鉄道(MTR)で尖東駅から思いっきり端の方まで行き、
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さらにローカル線の輕便鐵路(LRT)にて青松へ到着!
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その目の前にあるのが"青松禅寺"
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まずは盆栽鑑賞…
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って、ココへ来て呑気に盆栽なんか眺めてる場合じゃない!
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立派な建物もいくつかありますが、それもどうでもいいでしょう。
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目的のモノは、「燃えよドラゴン」のオープニング中のオープニング…ブルース・リーがサモ・ハン・キンポーと戦う、その前に出てくる寺院の門!
それをここで撮ったというので探し歩いているのですが、見ながら歩き回るとどれも似ている気がするものの、どうも違う。
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ここなんかそっくりだけど字が違うか…
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と思って裏側へ回ると、これです。
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うん、間違いない!これは感激だ。劇中のアングルとは全然違いますが。
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映画では出なかった足元には、陰陽を表す太極図がありました。
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出口には門が…というかこちらが正規の入口だったのか。
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続いては、またさらにタクシー使ってけっこう移動し…到着したのは"青山禅院"。もちろん、ここも「燃えよドラゴン」ロケ地。
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ちゃんとこんな所に住んでいる人もいて、下界にポストがまとめられています。
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門をくぐり、山道を登ってみましょう。
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I…INUがこちらを見張っているのですが!首輪もなく野放しって、もしや野犬ですか!?
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ヌンチャク持ってくるのを忘れていたので、襲われたら死ぬだけだと諦めながらどんどん進み…
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こちらでもまた別のINUが野放しになってます!
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脇道も少しあるので惑わされ、さらに猛暑の中の急勾配山道が辛すぎるのですが、青山禅院目掛けて歩きます。
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ついに到着。私の人生で実際にここを訪れる日が来るなんて…感無量ですよ。
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今までの野犬はこちらに興味を示さなかったけど、ここでいるINUは敷地内に入った直後に襲ってきました。一応警備のおじさんがいて、ストップかけてくれたみたいですが…こいつらは文字通りの"番犬"ですね。
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「燃えよドラゴン」での撮影ポイントを探すついでに、当地の神様に挨拶したり観光したりもするかと見て回ろうと歩けば…
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ここで!この中の奥に阿修羅か千手観音みたいなのがいたと思うのですが、近寄ろうとしたら奥から凄まじい獣の怒声と共にでかい化物が襲い掛かってきたのです!
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私も「ドラゴン危機一発」におけるブルース・リーのごとくかわし、闘えれば良かったのですが…とっさの事に体は反応出来ず、ビビッて固まり死を覚悟しました。こんな遠い異国の僻地で誰にも知られず死んでいくのか、とか一瞬でいろんな事を考えた覚えがあります。
まぁこんな所でのんきに振り返ってるくらいだから、実際は攻撃されずに一命を取り留めたのですが。

ちなみにここはもう、相当な高台に位置しています。
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とにかくここは、「燃えよドラゴン」におけるいくつかのオープニングシークエンスで使われたロケ地です。物語の順に、
(1)ジェフリー・ウィークス演じるブレスウェイトとの会話シーン
(2)トン・ウェイ演じるラオ少年に稽古をつけて『Don't think, Feel!』シーン
(3)ロイ・チャオ演じる少林寺の高僧と哲学的な問答をするシーン
を、撮っているのです。

この椅子とテーブルは…!?
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Han's tournament. "We",Mr.Braithwaite?
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…うーん、違うようだ。
帰国した後でリー道の先輩に聞いたら、(1)で使われたテーブルはもう残ってないのだとか。

では次の(2)ですが、これは重要ですよ…
探すポイントとして十字形のコンクリ柵を覚えてましたが、境内を回ってもなかなか見つかりません。
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うーん…もしかして、これじゃないですか!?
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しかし周りがどうも違う。一番の違和感は、手前にあるピンクの変な門。
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ブサイクな狛犬がいるし…
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こんな僻地の山奥ですら随所で40年近い歳月を物語りますが、間違いなくここがポイントだろうと確信。
Kick me. Kick me.
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やっぱりピンクの門は入らないように…

What was that? An exhibition? We need emotional content. Try again.
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I said emotional content,not anger! Now try again, with meaning.
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That's it! How did it feel to you?

Don't think, Feel!

It is like a finger pointing a way to the moon. Don't concentrate on the finger or you will miss all that heavenly glory.
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ここでの写真を撮るのにちゃんと角度をどうとか気にしたり、周りの景色もたくさん撮っておけば後で映画を観直した時に気付く物もあるかもしれなかったのですが…
実はと~にかく凄い数の蚊さんに苦しめられまして、急いで撮って逃げてきた感じなのです。私は蚊が苦手で、刺されやすい体質なのに刺されると腫れて膨れ上がるし、ずっと後日まで痒いしで大変なのです。
ただ同じ場所でブルース・リーも吸われたでしょうし、私に群がってきた蚊もブルース・リーの血を吸った蚊の子孫であったのかもしれませんね。

野性のサルもいますよ!
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まだ道があるので山道を登ると…
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廃墟みたいな場所もあり、
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何とまだ上があるので、一応行きました。
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さらにまだ施設があるのですが、行ったのはここまで。
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最後に(3)の、問答シーンを撮った場所。目印の石テーブルと椅子は残ってますが、やはり周りの景色は様変わりしてました。
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…それでは、私の[ブルース・リー縁の地巡り]の第1弾はここまで。
場所は調べておきながらも時間が無かったり見つからなかったり、とにかく今回は行くのを断念した箇所がまだまだあるので、次回が楽しみです。


  1. 2011/07/20(水) 23:56:32|
  2. 旅行・紀行・街
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旅行・紀行・街(104) 中華人民共和国香港 3 香港島

朝、見慣れないベッドで目覚め、窓を見るとそこは旅行中の香港(Hong Kong)
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先日に続いての香港より、今夜は香港島部分です。
香港島は香港の中で人口密度が最も高く、ランタオ島に次いで2番目に大きい島。ホテルの窓から見える景色(↑写真)の、ビクトリア・ハーバーの向こうに見えるのは香港島の中環でした。

今回の旅はオプションとして半日ちょっとの観光ツアーが付いていましたが、朝に行って帰って、また夜に集合して行ってと…2回渡りましたよ。いずれも観光案内付きで連れて行かれたものだから、決まりきったコースのみで自由散策は出来ず、香港島にはあまり時間かけられなかったのですが。
私の中で香港島と言えば、荒木飛呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険」の第三部でジャン=ピエール・ポルナレフVSモハメド・アヴドゥルの舞台となった『タイガーバームガーデン(虎豹別墅)』なるグロテスクな庭園が…この部分をジャンプで読んだのは中学一年くらいだったかな、その頃から行ってみたかった地なのですが、事前に調べたら既に閉鎖されていたので諦めました。
かつてガロ系の大物漫画家・蛭子能収先生と一緒に香港に行ったみうらじゅん先生が、香港で一番気に入った場所はどこかと蛭子先生に尋ねた所、『いやぁー、わしはタイガーバーム・クーヘンですけん』と堂々と答えたエピソードもあるだけに、惜しい事でした。
あと骨法の堀辺正史師範が「ザ・喧嘩学」で書いてた事によれば、堀辺師範は民族派団体に所属していた時に東南アジアを旅しているのですが、香港では広大なヴィクトリアパーク近くに宿泊しており、その公園がある対決の舞台となった…しかし、そのヴィクトリアパークも行けず。

さて1回目の朝の部は車で"海底トンネル"から行きまして、それはジャッキー・チェン映画「九龍の眼/クーロンズ・アイ」(改題後「ポリス・ストーリー2/九龍の眼」)で爆弾かついで駆け込んだトンネルのはず…と楽しみにしてましたが、見えた風景からは全然分かりませんでした。もう改装工事しちゃったかな?

最初に連れてってもらったのは香港仔(アバディーン)の港。
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もちろんココは「燃えよドラゴン」の重要なロケ地なので詳しくは次の[ブルース・リー縁の地]関係の回に紹介する予定ですが、他にジャッキー・チェン映画では「プロテクター」オートバイが飛び回るシーンの撮影をしていてたし、チャウ・シンチー監督・主演の名作「食神」でも水上レストラン"JUMBO"が使われてたり、大好きな寺山修司監督作品「上海異人娼館 チャイナ・ドール」だとか、山本政志監督作品「てなもんやコネクション」、ゴルゴ実写化2作目で千葉真一版の「ゴルゴ13 九竜の首」、その他いくつもの映画で見た覚えがあります。
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…あの水上生活者で有名な場所です。グァルティエロ・ヤコペッティ監督の映画「世界女族物語」によれば、この木造船・サンパンの女達が夜になると売春して生計を立てているとなっていましたが、まぁヤコペッティの言う事なので真偽のほどは定かでありません。
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運転が爺さんでなく婆さん、しかも舟は手漕ぎでないのに多少ショックを受けながらも楽しみました。
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次は淺水灣(レパルスベイ)。
有名なリゾート地でもある海湾・海水浴場で、ハリウッド映画界が誇るメロドラマ「慕情」のロケ地です。
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ハリウッド映画のクラシック物はすっかり観なくなってしまった私ですが、さすがに「慕情」は観ているのでちょっと感激。いや、観たのが大昔すぎて映画の光景と重なるほどは覚えてませんでしたが…言われてみれば確かに、というくらいでした。

海水浴場の周りは高級住宅になっていて、ガイドさん曰くあの家はジャッキー・チェンの何番目だかの愛人の家なんだとか!
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おっ、またアクエリアスと北島康介。
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海岸沿いをちょっとだけ歩くと"天后廟"があります。
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『海と守り神・天后を祀っている』といった説明がされましたが、カラフルな仏像やいろんな物がごちゃごちゃと無節操に寄せ集められている感じで、宗教施設でこれって冗談みたいなのが香港っぽいというか…とにかく素敵、いい感じです。
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全然時間無い中で、ここの異様な風景を写真で収めるのは無理でした…
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ここら辺は、またちゃんと自分の自由時間で来れる時に再訪してみたいです。
ガイド付き観光ツアーで行ったので、この近くにあった「燃えよドラゴン」の"ハンの島"上陸地点のロケ地にも行けなかったし。

ちょっとだけ移動して、次は赤柱(スタンレー)へ。ここもリゾート地・高級住宅街ですね。
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スタンレー・マーケットを覗き…
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岩場もありますが、時間無くて降りて遊んだりするのは断念。
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あそこに見えるのは"マレーハウス"。
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英軍将校の住居を再現した所で、今は美味しいレストランが多く入っているらしいのですが…そう説明しておいて、食べる時間はくれないガイド付き観光ツアーめ!

はいこれにて一旦、香港島とはオサラバ。
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九龍半島へ戻って自由時間を過ごした後…
2回目の香港島へは、夜にスターフェリーで渡りました。
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次の目的は山頂(ヴィクトリア・ピーク)というわけです。そこから見下ろすヴィクトリア・ハーバーと周囲の高層ビルの夜景が、世界三大夜景の一つでいわゆる『100万ドルの夜景』。
こんな私がロマンチックに夜景なんか観に行ってどうするんだって話ですが、これは観光ツアーのオプションなのだからしょうがない。
観光鉄道・ピークトラムに乗りまして…
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驚くほど急勾配の坂を登って行きます。
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そして到着、これが100万ドルの夜景ですか。ふーん。
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ここからのが一番のポイントのようですね。
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ジャッキー・チェン主演映画「シャンハイ・ナイト」に登場する"マダム・タッソー館"…といえばロンドンですが、その分館がここ香港にも存在します。ピークトラムの終着駅のビル内にありました。
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エレベーターホールなどにある"マダム・タッソー蝋人形館"の案内。
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あまり似てないながら、ちゃんと香港の英雄ブルース・リーが表に出てますね。

受付近くの記念撮影スポットには残念ながらブルース・リーはいなくて、
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代わりと言っては失礼です。同じように…とまでは言えませんが、大好きなジャッキー・チェンと記念撮影。
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ジャッキーの蝋人形は、外からも見えました。
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頂いた冊子の中には、けっこういろんな有名人が載ってましたよ。
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ブルース・リー蝋人形もある以上、ここも[ブルース・リー縁の地]関係として訪れたかったのですが、やはりガイド付き観光ツアー…ここはコースに入ってないし、そんな時間も頂けませんでした。
いや、頂上で30分だかの自由時間になったので、100万ドルの夜景なんか完全無視してブルース・リー蝋人形だけを目当てに入ってしまえば良かったのか…

他にも香港島内には"香港海洋公園"などの観光名所、大きなショッピングモールや有名レストラン(「死亡遊戯」ロケ地の"南北樓"も!)、無数のオフィスビルやホテルなどが密集しているのですが、そのほとんどは見る事すらないまま、香港島を去りました。とにかくこの部分はツアーで連れて行かれた受動的な観光だったので、内容は少なくありきたりな場所だけだったと思います…
次回は、大変な思いもしながら自分で探し回った[ブルース・リー縁の地]関係を紹介する予定です。


  1. 2011/07/16(土) 23:22:05|
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旅行・紀行・街(103) 中華人民共和国香港 2 九龍半島

こんばんは。
先月行ってきた香港(HONG KONG)旅行ですが、前の「ココ」ではアベニュー・オブ・スターズ(星光大道)だけに絞っての紹介でした。
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今回からは私の香港旅行を総まとめ的に振り返っていきましょう。
するとまずは、香港へ向けて出発する所から。部屋着そのままのラフな服装で、スカイライナーに乗って成田空港へ向かいました。
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到着した成田では、
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待ち時間がありすぎたので"そじ坊"にて、ビールとご飯。
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あとは"AKIHABARA"とか"FUJIYAMA"などという名の土産物屋で時間を潰し、
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モノレールで出発ロビーへ行き、
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いよいよ出発…そうそう、出発日は6月6日、つまり『獣の数字』と呼ばれる666であり映画「オーメン」における悪魔の子・ダミアンの誕生日。
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ベトナム航空などは機体が素敵なブルーで良かったですが、
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今回私が使った飛行機の航空会社は、イギリス系ながら香港を拠点とする"キャセイパシフィック航空"。かつてジャッキー・チェン映画で知った、名前がカッコ良い"香港ドラゴン航空"は現在このキャセイに買収されています。
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さて機内食はこちら、そしてビール。
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機内はそれぞれの座席目の前にモニターがあって個人個人で好きな物を観れるのですが、流している映画などは英語の物に北京語の字幕、もしくはその逆ばかり。
そんな中、唯一私でも観れる作品がありました。何故か「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫」!字幕は英語と北京語が共に付いて。最近公開されたばかりの作品だしラッキー、と赤ワインに白ワインとおかわりしながら観ました。
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主演は浅野忠信と堀北真希…赤塚不二夫ファンの私としては映画の仕上がりに満足とはいかなかったのが正直な所ですが、こういう映画化などで次世代にも赤塚先生の知名度を保てるわけだから喜ぶべきでしょう…たとえただの奇人として認識されようとも!

おおっと、成田→香港はわずか3時間程度。ダラダラ映画観ながら酔っている間に到着してしまいますよ。
皆さんは、香港のイメージをどのように捉えていますかね。
梶原一騎大山倍達原作、守谷哲己画による劇画「世界ケンカ旅行 空手戦争」によれば、香港カンフー界では使い手のレベルを表すのに下から青龍、赤龍、白龍といるらしいのですが…果たして私は白龍まで辿り着く事が出来るのか。おそらく香港は周囲全てカンフーの達人だらけとなるでしょうから、空港を降りた瞬間から臨戦態勢でいる必要があります。生きて日本へ帰れるのだろうか…
ちなみに同作品では、ブルース・リーの真の死因が明らかになりますよ!まぁ梶原作品においては珍しくも何ともない捏造したトンデモ説なのですが、ブルース・リーが実は弱かったとする思想は、梶原先生を尊敬する私にも腹立たしく、他のネタのように笑えない!

また、カンフー・中国拳法漫画の金字塔である松田隆智原作、藤原芳秀作画の「拳児」でもやはり香港は重要な土地となっていて、暗器の名手や蟷螂拳、蛇拳などの使い手が住んでいました。
このように歴代の少年漫画から常に…そしてもちろんそれ以上にアクション映画からイメージを植え付けられている事といえば、香港=カンフー
ドキドキ。きっと皆カンフー着(功夫着、カンフースーツ)着てるんだろうな…なんて、その答えを書いてしまえばカンフー着を着用している人は一人もいませんでした。ゼロですよゼロ!いや一人だけ…って、それは鏡に写る自分じゃないですか!私だけ!

到着した香港国際空港。
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香港ディズニーランドがある香港最大の島・ランタオ島(大嶼山)に隣接する部分を埋め立てて作られた、空港島にあります。

空港内に"味千拉麺"がありました。東京にもある熊本ラーメンのチェーン店ですが、昨年熊本県に行った時はこの店のメジャーぶりに驚いたものです。
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他にも気になるお店は多々ありましたが、急いで街へ向かいました。
初めての香港。歴史や政治などでは複雑な事情を持つ地。先の大戦時は日本が統治していた所ですが、実際に触れてきた現地の人々の日本好きと、日本人に優しいのに嬉しくなりました。日本も一般市民の大量虐殺までされた上に戦後は実質アメリカである連合国に占領されたけど親米で、それどころか現在に至るも彼らの作った憲法を正しいと信じて有難く使っているくらいですが…。
まぁ今はそんな事はどうでもよく、ずっと観てきた香港映画の生みの国。街中がジャッキー・チェン映画のロケ地だらけだし、私は特にブルース・リー縁の地やブルース・リー映画のロケ地に行くのだ。

今回宿泊したホテルは"グランド・スタンフォード・インターコンチネンタル"(海景嘉福酒店)。
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香港島をのぞむハーバービューの部屋でした!
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わりと近年の香港映画、と思って一応調べてみたら2005年の作品だったのでもう一昔だし、あれからもうそんなに時が経っているのに驚きましたが、とにかくヒット作「ドラゴン・スクワッド」。あれでも高所からこのヴィクトリア・ハーバーを望むショットがあったのは覚えています。
同作は刑事モノのクライム・アクションで、何とスティーヴン・セガールが製作総指揮を務めた作品。全体的な出来はもう一つでしたが、 とにかくクライマックス近くのサモ・ハンのアクションですよ!往年のカンフー映画を思い出す素晴らしい出来栄えでした。

部屋にはこんな容器に入ったミネラルウォーターがあり、毎日補充されます。
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こちらは近所のコンビニで何度か購入した水。
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ホテルの廊下にて。
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屋上にはプールがあり、こちらも毎日利用しました。
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あまりの暑さにベタベタになった体で入るので、気持ちいいのです。いつも他に客は西洋人が2,3人くらいだけだったし。

田中さんという日本人男性のスタッフもいて心強く、私がかつて海外で利用したホテルでは一番の満足度。まぁ今までは安さでしかホテル選びしてなかったから…
漢字で『海景嘉福酒店』と書くこのホテル、私の大好きなハードボイルド漫画に「海景酒店」というのがあって「ココ」で紹介もしていますが、名前が似てますね。
漫画「海景酒店」の舞台も香港でしたが、もっと安ホテルなので作品の舞台という事は無さそうです。ちなみに香港で『酒店』というのはホテルの事。

ホテル前の広場では、近所の老人に紛れて早朝の太極拳。
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さて、香港は大きく分けて九龍半島香港島、そして新界と南シナ海に浮かぶ島々(その数200以上)、という分類をされているようです。中国の領土になったとはいえ基本的に独立国と考えて良い香港ですが、全部合わせても面積は東京都の半分程度しかないのだとか。

今夜はそのうち、九龍半島側に絞って行った所の記録を残しておこうと思います。その中でも[ブルース・リー縁の地巡り]だけは最後にまとめて紹介したいので、それ以外の部分だけです。
九龍…もちろんすぐにジャッキー・チェンが監督・主演・主題歌他を担当したアクション映画の名作「九龍の眼/クーロンズ・アイ」(後に「ポリス・ストーリー2/九龍の眼」と改題)を思い出すでしょう。
なので九龍=クーロンと読んでいたのですが…
実は『クーロン』と読むのは和製語であって香港では通用しないのだとか!!日本語読みでも無く、いかにも広東語っぽいので、実に小学生時代から今回実際に行くまでジャッキーに騙されてましたよ!!
それでは気になる本当の読み方は『カオルーン』なんだそうで、はい。

ともかくその九龍は有名な観光地だらけ。まず前回紹介した、ブルース・リー像の建つアベニュー・オブ・スターズ(星光大道)があるのもここです。
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ホテルからアベニュー・オブ・スターズに降りるエレベーター内に我らが日本の誇る「ドラえもん」をキャラクターとして使ったステッカーが貼ってあります。
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ついでなので、こちらはその後すぐ街中で見つけたドラえもん。
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まぁこれに限らず、街中で容易に日本製アニメーションのキャラクターを見つける事が出来ました。

この宣伝フラグは、有名な"ドラゴンボートフェスティバル"のもの。
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開催イベントとかは考えずに行きましたが、その直後にあると知って悔やんだものでした。

九龍で最も賑わう商業地域が、尖沙咀(チムサアチョイ)
ビクトリア湾沿いには高級ホテルが多く立ち並びますが、さすがに香港の最高級ホテル"ザ・ペニンシュラ香港"は目立ちます。
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ジャッキー・チェン映画「ゴージャス」のロケ地として使われてもいます。同作品はジャッキー映画なのに何とラブ・ストーリーなので公開当初は嫌いでしたが、後に改めて観直してみるとけっこう良いんですよ…スー・チーが可愛い所だけは。普通の女子とも観れる内容だし、ジャッキー映画だと考えずに良い所を探せば、なかなか。ザ・ペニンシュラは二人が食事する店、として入口が映されていました。
世界史的にも重要で、大東亜戦争で日本軍がイギリス軍(香港はイギリスの植民地でした)を降伏させ、その降伏文書を取り交わしたのが当ホテル336号室。
近年ではボクの好きな浜崎あゆみちゃんが一泊80万円するここのプレジデントスイートに泊まったそうです。

ちなみに私が泊まった隣のホテルは日本資本の"香港日航酒店"(ホテル日航、HOTEL NIKKO HONG KONG)でしたが、こちらはジャッキー・チェン主演映画「ツイン・ドラゴン」や、澤田拳也主演の「Color of Pain 野狼」でもロケ地として使われています。

お、ここは"香港SOGO"
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香港の文化の殿堂がここ、"香港文化中心"(Hong Kong Cultural Centre)。
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どんどん進みましょう…
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九龍の中心とも言える大通りが、ネイザンロード(彌敦道)。膨大な店やレストランと、様々な人種の人間で溢れかえっていますが…
おおっ、日清食品の出前一丁バスが通りました!出前一丁は香港でも大昔から販売されていて超有名だし、日本よりも味のバラエティーが豊富なんだとか。
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カップラーメン好きの私は、もちろん夜食がてら試食しましたが…同じ日清食品でも出前一丁より珍しい合味道にしてみました。
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フタの説明にあるように、当地ではカップラーメンを電子レンジでも調理するようです!

続いて香港製のも食べてみましたが、こちら方が食べ慣れない珍しい味でレア感がありました。
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今度はアインシュタインのバス。
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次に見えてきたのは、"重慶大厦"
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すぐ近くながらザ・ペニンシュラ香港などの対極にある安宿や怪しい店の集まる雑居ビルで、ウォン・カーウァイ監督映画「恋する惑星」「天使の涙」のロケ地です。
いきなり無国籍度が増して、それもアラブやインド系と見える浅黒い肌の人々が幅を利かせててですね…怪しいです。ちょっと中を写真撮るのは遠慮しちゃいました。

"Cke"(以前は「恋する惑星」の英題から"Chungking Express"という名だったとか!)というショッピングモール部分も、入口は綺麗に改装されてるけど混沌とした店並びで怪しい物ばかり売ってて…
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2階のファストフード店"大家楽"で軽食。
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イップ・マン(葉問-Ip Man)の名を冠した店も見つけましたが、こちらは旅行会社だったのかな。
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思いっきり道に看板が飛び出した香港らしい光景の中…
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少しでも路地裏に入ると人はホームレスが寝てるだけになったりします。
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他にも写真に撮れない怪しい通りは多々ありました。

さて、『香港スイーツ』が美味しいと日本人の間では一番有名なお店、かつジャッキー・チェンもお気に入りだと言われる"糖朝"の本店へ。
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お食事も美味しく、お茶を頂きながら…
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雲呑麺、
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ボラあら身入りの魚[月南]粥、
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そしてスイーツが馬拉糕、
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鮮芒果布甸、
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豆乳花、
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椰汁西米露。
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他、この近くのレストランは、宿泊したグランド・スタンフォード・インターコンチネンタルの目の前にある、南洋中心の地下…"百楽門"
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到着の次の日(行動出来る実質初日)の朝食で食べたので、ここは私が初めて食べた香港の飲茶となりました。
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ここが美味しかったものだから、最終日にもまた行っちゃいましたよ。
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同じくホテルのすぐそばにあり、軽食に頂いてしまった"SUBWAY"の…
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ミートボールサンドイッチ。このミートボール、大昔よく食べてたけど日本の店舗ではもう無くなってるんですよ。
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暑さと脱水症状に耐え切れず、歩きながら日本円にして100円以下で買える中国の金威ビール(KINGWAY BREWERY)を呑み、
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次は香港に10店舗以上あるという"鴻星海鮮酒店"
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香港ビールといえば、やはりサンミゲル(生力/San Miguel)ですよね。実はフィリピンのビールで、香港では醸成を行っているだけだと最近知りましたが…
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うほー、美味い!
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今回ここで食べた物。
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お店に置いてた冊子を見ると、他にも種類豊富に魅力的な料理があって、次は珍しい物を食べに行きたくなりました。
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さらにさらに、"太湖海鮮城"
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あまり南国イメージは無いものの、実はもっのすごく暑い香港ですので、いつも席に着くなりビールを頼み、落ち着いてからここのお薦めスイカジュースも。
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頂いたお食事。美味い…これは美味すぎるのでは!?
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日本では毎日ラーメン食べてる私が、最終日ついに我慢出来なくて行ってしまった日本式ラーメン屋が、こちら"鳥華"
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ラーメン丼がこのような形です!
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味噌鶏白湯らーめん、
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辛鶏白湯らーめん、
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鶏餃子、ミニチャーマヨ丼。
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尖沙咀と佐敦との境あたりにある、"九龍公園"の入口。
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ここには何とイスラム教の礼拝堂(モスク)があったりして、人種も豊かな地域でした。
そんな事よりここはブルース・リーがトレーニングしていた公園であり、ジャッキー・チェンの「ポリス・ ストーリー」では乱闘シーンを撮影した公園でもありますので、それが重要。ちょっと歩いただけなので映画で観たような風景・遊具などは見つけられなかったのですが、ここで『功夫』の文字を見つけてドキッとしちゃいました。
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功夫閣(カンフー・コーナー)というのは、カンフーやダンスのパフォーマンスを見せる場所のようです。

階段手前のオブジェ。この手の組み方は何だか分かりますか?
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その近くで"Vivienne Westwood"(ヴィヴィアン ウエストウッド) を見つけて、シルバーのリングを二つ買っちゃいました。
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他にオシャレな香港のファッション関係では、若者たちが集まるブティックの密集スポットがこちら、"利時商場"
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4階建てビルの廊下両側全てにアパレル関係のお店が並んでいますが、午後早い時間に行ったらまだほとんど開いてなかった…日中暑い香港では夕方スタートで夜中までやってる店が多いみたいです。

確かに夜中でも多くのバーなどは営業していて、しかも外に音漏れまくり、というかオープンスペースの店内でライブとかやってるんですよ。ここは眠らない街・香港だという事を思い出しました。
で、ホテル近くの"Bulldog's Bar & Grill"という海沿いのアメリカンパブへ深夜2時入店。
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まだバンドの生演奏をやってました。曲は古臭いロックのスタンダードばかりやってるのが、また良い。
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熱帯夜の中で呑むビールは美味い。
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そういえば香港は、東京と違って中古レコード屋はもちろん、普通のCD屋すらほとんど見かけませんでした。私のような者にはそれは寂しい限りですが、"hmv"を発見。
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貴重な海外旅行の時間を、ここで数時間潰してしまった!
普通に好きな西洋のメタルとかプログレのCDを買いましたが、品揃えのマニアック度は東京には全然及ばないかな。あとは、もうちょっと香港のバンドについても勉強しておけば良かった。現地ではJ-POPも大人気とかで、そのコーナーにも大きなスペースを使ってました。平井堅とか浜崎あゆみとか…誰でも知ってるそうですよ。ひえー、それらが日本の代表だとは思われたくないですが。

おっ、アクエリアスの宣伝で競泳の北島康介。彼も有名なのかな。
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吉野家。メニューは日本とかなり違うみたいです。
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あとは、パッケージツアーに付き物の苦行で…実はたくさんの日本人向け高級店へ連れて行かれてます。全く何でこんな私が、宝石店とかシルクの店などを回らなきゃならないの!
解放されたらすぐに『李小龍』命名の場と言われる"天后廟"に行きましたが、それは後の[ブルース・リー縁の地巡り]紹介の時にアップするとして、こちらはその隣の寺院。オヤジのたまり場で、香港の囲碁みたいなのをやってました。
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近くでも、日がな一日座って休んでいるようなオヤジ達がダラダラしてて、いい感じ。
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オヤジウォッチングの次は、猫を。しかし香港は野良猫をこの一匹しか見つけられなかったけど、食べられちゃうからですか?
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さらにここら辺はスラム街っぽい雰囲気が増し、写真の『SEX 性用品』などというフラグでお分かりの通り性具の屋台がズラッと並んでました。
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近くに男人街(廟街の通称)というナイトマーケットがあります。
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藤子不二雄先生の漫画「オヤジ坊太郎」は香港とブルース・リーへの愛が溢れる作品でしたが、後半は何話もかけて主人公達がホンコン珍道中を繰り広げていましたが、香港に行けるとなった段階でおしっこ漏らしたり大騒ぎしていたし、着いたら
『おーっ!すげえぜんぶ漢字ばっか!カタカナやひらがながないぞ!ホンコンの人って頭すすんでるんだなあ』
なんて驚いてました。そして彼らはタイガーバーム公園にビクトリアピークでと大騒ぎして、水上レストランで作品の幕を閉じたのでした。

賑やかなこの先には…
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そう、男人街があるという事は女人街(通菜街の通称)もあります。
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そして油尖旺区にある繁華街、旺角(モンコック)へ。ネオン看板で溢れる香港のイメージらしい景色が広がります。
若者文化の中心地との事でしたが、私の目当ては"In's Point"
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ここには"李小龍倶楽部"があるので来たのですが、他もオタク店ばかりで、普通に東京で毎週のように行っている中野ブロードウェイと変わらないじゃないですか!
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中でも"magic box"という店の入口に貼ってある香港のコミック「李小龍」。ブルース・リーを主人公にした物語だと思うのですが、日本で70年代くらいに流行った劇画の作風を思わせるような絵柄も好き。
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香港の漫画単行本はアメコミに近い形で、薄っぺらい本なのでこれは全100冊以上あるみたいです。ちゃんと揃ってれば買ってしまいたいのですが…

"信和中心"も、同じようなオタクビル。
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ここで香港コミック「李小龍」の作者と思われる先生のカラー色紙を発見!有名な方なのでしょう。
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腹が減った所で、彌敦道沿いにバカでかい看板が出ている"倫敦大酒樓"(London Restaurant)へ入店。
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占いのメッカであり、香港一の人気占いスポットは"黄大仙廟"。香港で最も有名な道教のお寺でもあります。
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中国的で雄大な姿です。道(タオ)と一体となるべく、熱心な信者さん達が祈ってます。
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十二支を表す銅像を発見!
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↑の左写真は私の干支である『巳』ですが、やはり右…ブルース・リーの『辰』が良い。私もあと一年早く生まれていれば…

他もブラブラ歩き回ってから去りました。
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ところでインターネットをやる必要があり、やれる所を探したのですが…香港にはインターネットカフェも漫画喫茶も無い!ホテルにも無いし!そんな中でやれる所と教えてもらったのが、ホテル近くのカフェ。
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他にも、夜のホテル周辺はけっこう歩き回りました。
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映画館"CHAINACHEM PLAZA"。
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ゴミ置き場には次々と膨大な量が出されていました。
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その奥に見える竹の足場も注目。香港では建物修繕時の足場が鉄パイプじゃなくて、竹を使っています。

ここもやはり竹の足場ですが、場所はアベニュー・オブ・スターズ沿い。
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何やらでかい建物を建ててます。何が出来るのか知りませんが、次回香港を訪れた時には当然完成しているんだろうな…

あとは小さな店でつまみを買ったりして、
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毎日ホテルでビールを呑んでました。普通に7-11などで買ってましたが、香港はビールが安い!当然海外ビールをいろいろ飲めたのですが、ヨーロッパのビールなどは日本で買ってる額の3分の1近い値段。
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缶ビールも。
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これはブルース・リーが「燃えよドラゴン」撮影中に飲んでいたと言われる飲み物、セブンアップ。
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今や日本では見なくなった、プルトップの蓋が離れる式。ブルース・リーが好きだった飲み物を香港で飲めるなんて、嬉しい。

ところで今回の香港旅行の一番の思い出は、夜中にホテルで喰らった人生最大規模の『金縛り』です!
この1632号室で…
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どこかで一服盛られたのか?いや私は八極拳の拳士・李書文ほどの達人ですら最後は一服盛られて毒殺されたのを受けて(もちろん「拳児」より)、中華系の地では瓶か缶入り製品を飲むようにしてましたよ。やはり心霊現象か…恐怖の一夜でしたが、こんな遠い地でこのまま悪霊に殺されかけた所をホテルから銅像が見える李小龍の霊が救ってくれました。

あとは帰国する時の事になりますが、ついでに香港国際空港から涙の出発した時の方も載せちゃいましょう。
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これが今回の香港最後の食事となった、"百楽潮州魚翅酒家"
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空港ですので、飛行機の発着が見れるここは一番良い席だと言えるのではないでしょうか。
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ンマイ!パックンパックンパックンと…
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そして、出発しちゃった・・・
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機内食と、デザートのハーゲンダッツ。
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字幕は広東語のみですが、帰りの機内では2011年の映画版「グリーン・ホーネット」を観れました!
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とまぁ、帰りのまで載せちゃいましたが、今回は九龍だけですので…香港旅行紀行はもうちょっと続きます。


  1. 2011/07/12(火) 23:55:43|
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SF漫画 (14) 松本零士 6 「ミステリー・イヴ」

今夜も松本零士先生のSF作品から、「ミステリー・イヴ」(朝日ソノラマ刊)です。
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初出の連載は漫画ゴラクdokuhon(日本文芸社刊)にて1970年から翌年までで、単行本はサンコミックスで全2巻。隔週誌だった漫画ゴラクdokuhonは「ミステリー・イヴ」の連載が終了すると共に誌名を現在も続く週刊漫画ゴラクに変更しています。
ゴラクといえば松本零士作品は「ミステリー・イヴ」以前に「セクサロイド」、以降には「聖凡人伝」「恐竜荘物語」、そして多くの傑作短編を掲載し、さらに表紙の絵もずっと描いてましたので、かなり重要な活動の場だったわけです。

「ミステリー・イヴ」の物語は、人生に行き詰まり自殺志願を持つ男・大口守が霧深い山でイヴと名乗る女と出会う事で始まります。
イヴの正体は宇宙の果ての"星雲イタス"にあるセセラセラリウム ナトリア ヘラニヤ ラスウルパニア太陽系の第20番惑星サレスから来た辺境探偵員で、人類とは比べ物にならない高い知能と何にでも変身できる能力を持っています。そう、変身能力を持っているので本当の姿は死んだ時にしか現れず、大口守の前に出てきた時は既に彼の好みに合わせたセクシーな美女の姿であり、一生そのままでいてくれるのだとか。
故郷の星に帰れなくなったイヴは大口守の傍で一生暮らすと言うのですが、そんな美女がいつでもしたい時にエッチさせてくれて、しかもその時の大口守の気分によって好きな…ヤリたい有名人の姿にも変身してくれるのです!時代が時代なので出てくる名前が辺見マリとか藤圭子とか由紀さおりなどですが。

簡単に言えばイヴは男の都合良い欲望を叶えてくれる、夢の女・憧れの女として存在します。
そんな女に星の言葉でダイ(愛する人)と呼ばれて毎度イイ思いしている大口守が、イヴと同じ星から追ってきた敵で人間を食料にするヘドという生物から地球を守る…なんて少年漫画的なSF要素も併せ持った作品ですよ、「ミステリー・イヴ」は。
しかも一般的にはただのダメ人間だった大口守の頭には、ある理由から地球上のあらゆる知識が詰め込まれた上で、タイムスリップしながら宇宙をさまよって様々な冒険やエロ経験をするのだから、松本零士先生の妄想・欲望が爆発しまくりな内容となっているのです。ついでにモテない男性読者の願望をも空想上で叶えてくれるのです。

物語は1話完結の連作で進行し、まぁいろんな話があるのですよ。
とにかく宇宙人や人間の様々な陰謀にも負けずに生き残った大口守は、後半でようやくイヴと共にイヴの故郷の星にも行って変な生物に襲われたり、やはりセックスしたり…
で、ついに迎える大団円は、なかなか味のあるハッピーエンドでした。

「ミステリー・イヴ」…後に生む事となる名作「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」等の原点でもあり、よりエロく、描く女性は松本絵が洗練される以前ならではの魅力がある初期の傑作でした。


イヴの惑星の巨大な草の葉が 夜風にゆれた
東京の灯りにも似た蛍の群れが 音もなく、しかし、みわたすかぎり飛びかっていた
ここはイヴの惑星イタス
過去か未来か……だれも知らない
……しかし、イヴはそこにいた たしかにいた



  1. 2011/07/08(金) 23:03:42|
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SF漫画 (13) 松本零士 5 「ワダチ」

今夜も松本零士作品より、「ワダチ」(講談社刊)です。
MATSUMOTO-wadachi.jpg
主人公の山本轍(ワダチ)は、表紙を見てお分かりの通りまたも大山昇太みたいなキャラ。
連載も「男おいどん」終了直後の1973年から翌年まで、同じ週刊少年マガジンでされました。
連載時のタイトルは「スペース開拓者 ワダチ」だったので、これだとSF路線だったのがすぐバレちゃいますが…スタート時はまた四畳半モノで、それが衝撃の変化をしていくのです。単行本は全2巻。

ワダチという名前は車が通った後に道に残る車輪の跡、あの轍(わだち)になぞらえて自分の生きてきた轍だからとオヤジが付けちゃったそうなのですが、ちょっと分かりにくいこれをタイトルにしたのが失敗だったのか…メジャー雑掲載かつ内容の傑作ぶりに比べて、知名度が低いですよね。
しかし既に紹介した「男おいどん」「大四畳半大物語」、あとは「聖凡人伝」なんかも同系列作品ですが、これらのようにほとんどストーリー無しの日常漫画と違って驚きの展開続きで世界も次々変化していくし、話も長すぎないので人にお薦めするならコレ、「ワダチ」がベストですよ!

さて主人公の山本轍。おいどんらと同じ風貌なので当然女達には一切モテず貧乏、"大下宿荘"の四畳半にてまたトリさんやネコ、そしてインキンタムシと暮らしている予備校生。多少設定違いはありますが、タマゴ酒が得意な大下宿荘管理人のおばさんや、バイト先の経営者のオヤジなどもそのまま「男おいどん」のあの二人です。
お金の件などでおいどん以上に暗い展開の後、最後は落ち込んで四畳半でサルマタの山に囲まれて眠る話が最初に少しあり…
そんなワダチが屋台をひくおでん売りのバイトをしていて出会った佐渡酒造は、後の人生を決定付ける人物でした。

練馬美術大学研究所で教授を務める佐渡酒造から頼まれたバイトを引き受けたワダチですが、その頃から身近に異変が起きてきます。周りの建造物が次々に壊されていくのですが、大下宿荘の周りが野原になり、下宿自体も半分消え、ついには完全に消滅します!
それから海岸で謎のサバイバル生活に突入するのですが、それは佐渡酒造によるあるテストでした。そしてこの、最初はイチ教授かと思われた酒造は、世界中で彼だけしか理解出来ない次元波動帯水平移動跳躍理論…まぁワープ航法なのですが、それを使って資源が枯渇してダメになった地球から全日本人を脱出させた上で、日本人以外の腐敗した人類が残る地球を破壊して滅ぼす"カミヨ計画"のプランを実行します!

ちなみに佐渡酒造という人物は、松本零士作品でスター・システム化しているキャラクターなので、他でも何度も目にしますが、やはりこの「ワダチ」での彼が好き。
ここでワダチと同じく若い頃から随分人にバカにされたと告白します。顔がまずくて背が低いからと、その頭脳を持っても女性には一切モテず片っ端から振られ、国際会議でも白人に黄色いサルと呼ばれた…明るい表情の内に秘めた悲しさがたまらない。積み重ねられた劣等感がカミヨ計画を生んだわけですね。

さて瀬戸内海を埋め立てて作った都市から、新国連軍の目や攻撃などを尻目についに地球から脱出し宇宙空間に飛び出した一億の日本人達!
さらに佐渡酒造の頭の中だけで密かに計画していたカミヨ計画の締めくくりは…
『わしをサルとあざわらったやつらのいる惑星
 みかけゆえにわしをバカにして去っていった美人のいる惑星
 自分たちの核実験も大工場も資源の浪費もタナにあげて
 地球の汚染を日本人だけのせいにしたやつらのいるのろわれた惑星
 わらうがいい悪口をいうがいいバカにするがいい
 おまえたちはいますぐ原子にかえるのだ
 宇宙のクズとなって永遠に暗黒の空間をさまようのだ』

というわけで、地球を破壊して残してきた外国人どもを全滅させる事。これも実は新たな惑星で生活を始める日本人にとってなくてはならない行為だったのですが、おびえた"カミヨ計画推進委員会"らの手によって阻止されてしまい、失敗。しかし一度は全人類の運命をこの手に握ったと満足して拳銃自殺。

この後はいよいよ舞台を新天地…地球の20倍の大きさを持ちながら、まだ一億人の日本人しかいない"大地球"(命名・ワダチ)に移します。
そこで再現された『東京都文京区本郷二ノ三 大下宿荘』の四畳半から、未開の弱肉強食原始の森へ。ワダチはいきなり身ぐるみはがされてボロボロになりながら、ある不思議な現象もあって生き残り…

さらにスリリングな展開が待っていて、野崎雪枝と名乗る女が登場してワダチを慕ってきますが…その正体はヒミコといい、ある衛星船のスタッフ。しかもアンドロイドでハーロックの婚約者!
女には裏切られ続けてきたワダチなのでいつもの事ですが、機械であるヒミコの『心』が最後に泣かせてくれる…あまりにも悲しいお別れ。
そうそう、一応スター・システムでハーロックまで登場するのですが、「ワダチ」におけるハーロックは何かやけに外見も気持ちも弱そうでした。

ここまでのワダチの姿から、いきなりSFになった「男おいどん」最終話の後の世界を見れるようで、想像するファンを喜ばせていたと思うのですが、ワダチはもう物語の終了目前にある方法によって消えたあの四畳半へ帰り、そこで本当に「男おいどん」とリンクし…実はパラレルワールドというより続編だったと分かるのは、読者サービスでしょうか。

どんな目に遭っても、雑草の強さを持つ主人公が図太い神経で生き抜く。これは松本零士作品で共通する部分ですが、どうも他の作品より不安さ溢れ滅び行く暗いムードが流れてもいます。
本作品の直前に連載していた、ジョージ秋山先生の「ザ・ムーン」辺りからの影響を感じないでもないのですがあそこまで絶望的ではなく、世の『背が高くて美男子』絶滅しても、決してワダチは死なずに頑張るでしょう…
松本零士先生のいろんな要素が上手く融合した世紀の名作、それが「ワダチ」でした!


サルならサルでもいい だれにも見むきもされなくてもいい
サルでないと生きていけない時代がくるのだ わしは信じていた
わしらの・・・・わしらの時代がくるのを信じていた
わかるか轍(ワダチ)よ



  1. 2011/07/04(月) 23:47:06|
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Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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