大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

旅行・紀行・街(159) 東京都渋谷区 5‏

今回は東京を、つまりは日本を代表する繁華街。特にファッションの中心地帯などを擁する東京都渋谷区

渋谷駅のハチ公口を出ると…デーンと宣伝されているのは、AKB48ももいろクローバーZ
shibuya-street72.jpg
shibuya-street73.jpg
あと男でもジャニーズ関係とかEXILEとか、日本の音楽界はCDの売り上げでトップを走るのがすっかりアイドルばかりになりました。
AKB48にいたっては握手券だとか選挙権とかって特典を付けて売り上げを伸ばし、そもそも音で勝負すらしていないという。まぁこれが今の新しい勝者の姿であるのだし、人が何を聞いていようがどうでもいい事ですが。
それに20年前くらいの、私が普通のJ-POPを聴いていた時代を振り返っても、ここまであからさまにアイドルじゃなくてもダサすぎるバンドや歌手が売れていたのだし、良い音楽とか好きな物と売れる物は違うって事で話は終わりなのですが。
ちなみに田舎育ちの私は、きっと都会の人達はもっとセンス良い音楽を聴いているのだと思っていましたが、そこら辺の人々は田舎とまるで変わらず、圧倒的大多数はヒットチャートに上る物だけ聞いてカラオケしてって感じなんですよね。

しまった、最初からくだらない話を始めていると終わりません。ハチ公を見てなごみ、次へいきましょう。
shibuya-street74.jpg

おっと、ちなみに辛酸なめ子先生の「霊道紀行」(角川書店刊)によれば『東京のおしゃ霊スポットBEST10』の1位に輝いたのが渋谷であり、この近くの『シブチカ』などは危ないようです。
SHINSAN-numen-way-travels.jpg

さて今回も渋谷区では、10月に美人画家・市場大介画伯の個展が"ポスターハリスギャラリー"(Poster Hari's Gallery)で開催されました。太廊氏を連れて会場へ…
poster-haris-gallery20.jpg
poster-haris-gallery21.jpg

いた、市場大介画伯!
poster-haris-gallery22.jpgposter-haris-gallery23.jpg

我々はオープニングの日に駆け付けましたが、持ち寄った飲み物でプチパーティー状態でした。
市場画伯はお酒注いだり、
poster-haris-gallery24.jpg

著作にサインしたりで大忙し。
poster-haris-gallery25.jpg
poster-haris-gallery31.jpg

そうして楽しくテーブルを囲んでいたのですが、
poster-haris-gallery26.jpg

こちらはフランスから来たPetitちゃん。パリで有名な市場画伯に会いに来て、自作のイラストも見せていました。
poster-haris-gallery27.jpg

もちろん我々、秘密結社「大悟への道」もフランスとは切っても切れぬ関係性を持っています。
poster-haris-gallery28.jpg

ペラペラペ~ラ。市場画伯の天才具合を説明。
poster-haris-gallery29.jpg
そうそう、日本では常人が覆い隠すようなグロい物が描かれているだけで本質を見ずに『気持ち悪い』だの『検索してはいけない』だの言われる事もある市場大介作品は、フランスで芸術品扱いされて現代芸術財団に買い取られたりしています。

そして次の注目すべき人物は、この男…アベちゃん!何とこのイベントのために名古屋から新幹線で駆け付け、ギャラリーが閉まる頃にまた名古屋まで帰るという。
poster-haris-gallery30.jpg

彼の掲げるアベノミクスは市場大介作品、また市場大介という存在を、もっと世に広く知らしめる事!
そんな彼が貰ってたサインは、市場大介・画。
poster-haris-gallery32.jpg

そして同会場にいらした天才劇画家・早見純・画。
poster-haris-gallery33.jpg

さらに市場画伯から、青林工藝舎の手塚能理子編集長、編集者の高市真紀さま(山田花子先生の妹)を紹介して頂きました。酔っ払ってたのもあって4コマガロに載せてもらってたとか、色々と興奮気味にしゃべりすぎた気がして恥ずかしいのですが…
ガロ時代からずっと編集後記などでお二人の名前と文章を見ていたし、真紀さまが姉妹でやってたグラジオラスというバンドの音源(限定本でCD化された)もよく聴いてました。

はい、美人画家・市場大介画伯でした。
poster-haris-gallery34.jpg

それから市場大介関連でもう一つ、大昔に何度かヨーロッパ映画を観に行ってた"アップリンク"(UPLINK)を会場として…
shibuya-uplink6.jpg

画集「badaism」(書苑新社刊)出版記念のトークショーとライブのスペシャルイベント『大BADA祭』でした!!
shibuya-uplink18.jpg
shibuya-uplink19.jpg

かぶりつきの席をゲットし、市場画伯と縁の深いゲスト達との話を聞けました。最初は早見純先生と腹肉ツヤ子先生を迎えて、
shibuya-uplink5.jpgshibuya-uplink7.jpg

根本敬先生が登場!
shibuya-uplink8.jpg
shibuya-uplink9.jpg

ライブ出演は面影ラッキーホールの…いや、現在はOnly Love Hurts(OLH)と改名していますが、ボーカルのACKYさま!市場Tシャツを着ています。
shibuya-uplink10.jpgshibuya-uplink11.jpg

凄い、面影のエモーショナルなナンバーを聴かせて頂きました!
shibuya-uplink12.jpg

今回はバックの演奏は一人のみ。テリー・ジョンスンTシャツも良かった。
shibuya-uplink13.jpg

そもそも私が面影ラッキーホールを知ったのは1999年のアルバム「音楽ぎらい」でしたが、ジャケ画に美しい上村一夫作品が使われていたからですね。
OLH-ongakugirai.jpg

続いてMARUOSA、それからヘドロメルヘン!
shibuya-uplink14.jpg
shibuya-uplink15.jpg

このヘドロメルヘン、カツラかぶった市場大介画伯と吉田恭淑(GOVERNMENT ALPHA)氏によるユニットでした。
shibuya-uplink16.jpg
shibuya-uplink17.jpg

この会場では3月にも、ササタニーチェ監督のイベント…『メイド・イン・ジャパン快楽園考 笹谷遼平監督作品 上映&トークショー』にもお邪魔していました。
shibuya-uplink20.jpg

アップリンクには併設のカフェがあります。
shibuya-uplink1.jpg

ゴッドファーザーラガー、生ビール、
shibuya-uplink2.jpgshibuya-uplink3.jpg

フェタチーズと四種豆のモロッコサラダ。
shibuya-uplink4.jpg

渋谷区のギャラリー関係では他に、我が秘密結社員にして歌手・芸術家活動をしているプラスチック米ちゃんが、『インターネットコズミックアイドル展』(別称・インターネットゴミクズアイドル展)というのに出展していると聞いて行きました。
harajuku-designfestagallery8.jpg

会場の"デザインフェスタギャラリー"(DESIGN FESTA GALLERY)を探して行き、到着!
harajuku-designfestagallery1.jpg
harajuku-designfestagallery2.jpg
…ここは!20歳くらいの頃に服を探し歩いていると呼び込まれて一人でさまよい入った所だ。もう場所も覚えてなかったから確かめる事も出来てなかったけど、まだ外観ほぼそのままで残っていたとは!

展示物の画像は載せずにおきますが、一時期は『サブカル』で画像検索するとこの画像がトップに出てきていたほど人気のインターネットアイドル・プラスチック米ちゃんでした。
harajuku-designfestagallery15.jpgharajuku-designfestagallery16.jpg

渋谷区のライヴ関係では他に、ムスキ・アルバボ・リー(MUSUKI ARUVAVO LEE)か。
"渋谷7th FLOOR"と、
shibuya-7th-floor1.jpgshibuya-7th-floor4.jpg
shibuya-7th-floor2.jpg
shibuya-7th-floor3.jpg

"渋谷ルビールーム"
shibuya-rubyroom1.jpg

呑みながら待っていると、
shibuya-rubyroom2.jpg
shibuya-rubyroom3.jpg
shibuya-rubyroom4.jpg

ここでもムスキ・アルバボ・リー登場!
shibuya-rubyroom5.jpg
shibuya-rubyroom6.jpg

終演後のムスキ・アルバボ・リー。
shibuya-rubyroom7.jpg

さらに呑みながら待っていると、
shibuya-rubyroom8.jpg

U&Mi。
shibuya-rubyroom9.jpg
shibuya-rubyroom10.jpg

私の渋谷区食べログに移りましょう。
まずは渋谷センター街…あ、ここは数年前に『バスケットボールストリート』に改名したんでしたよね。全然浸透してないけど、まだ諦めずに名乗り続けてはいるみたいです。
shibuya-street75.jpg

渋谷センター街というとチーマーとかに代表される悪い・怖いといったネガティブなイメージが強いから、さわやかなスポーツの名前を付けたとかでしたが、私はけっこう昔からここに来ているもののまだチーマーを見た事がありません。
本当に存在する(した)のか?20年前くらいはまだまだ居るとか危ないとか言われていたので、身を守るためにヌンチャクを持ち歩いていたものですが…せいぜい偽造テレカを販売する不良外人に声かけられるくらいでした。私にとっては未だ未確認動物であるチーマー。目撃例や伝聞の情報はあるが、実在が確認されていない、つまりUMA。
窪塚洋介主演で全編渋谷ロケの映画「凶気の桜」における、ネオ・トージョーらのようなアウトロー達も…まぁ、クラブとか行ったらいるのかもしれませんけどね。
shibuya-street76.jpg
shibuya-street77.jpg

ラーメン屋もセンター街から、まずは"味源"で、
shibuya-ajigen4.jpg

札幌味噌。
shibuya-ajigen5.jpg
shibuya-ajigen6.jpg

"熊本桂花ラーメン"の渋谷センター街店、
shibuya-keika-raumen4.jpg
shibuya-keika-raumen5.jpg

トッピングにキャベツを投入。
shibuya-keika-raumen6.jpg

センター街では、他に"バーガーキング"(BURGER KING)も行きますね。
shibuya-burger-king1.jpg
shibuya-burger-king3.jpgshibuya-burger-king4.jpg
shibuya-burger-king2.jpgshibuya-burger-king5.jpg

"熱烈中華食堂 日高屋"の、渋谷ハンズ前店…このチェーン店、何だかんだ言ってけこう行く私。素直に好きだと認めましょう。
shibuya-hidakaya1.jpg

中華そば(味玉トッピング)、
shibuya-hidakaya2.jpg

野菜たっぷりタンメン、
shibuya-hidakaya3.jpg

カタヤキソバ。
shibuya-hidakaya4.jpg
shibuya-hidakaya5.jpg

渋谷駅の高架下は、まず"麺屋 千代松"で、
shibuya-chiyomatsu1.jpg

らーめん、
shibuya-chiyomatsu2.jpg

潮らーめん。
shibuya-chiyomatsu3.jpg

その隣り、24時間営業なので〆のそばを食べるのに最適なのが"麺KAWAKEI"
shibuya-kawakei1.jpg
shibuya-kawakei2.jpg

"油そば 大黒屋"で、
shibuya-daikokuya1.jpg
shibuya-daikokuya2.jpg

油そば。
shibuya-daikokuya3.jpg
shibuya-daikokuya4.jpg

北九州市は黒崎の名店が出している"唐そば"の、公園通り店。
shibuya-tousoba1.jpg
shibuya-tousoba2.jpgshibuya-tousoba3.jpg

ラーメン、
shibuya-tousoba4.jpg
shibuya-tousoba5.jpg

トッピングに、厚切焼豚(チャーシュー)。
shibuya-tousoba6.jpg

ここも重要ですね…"梅蘭 渋谷店"で、
shibuya-bairan5.jpgshibuya-bairan6.jpg

青島ビール等を呑みながら、
shibuya-bairan7.jpgshibuya-bairan8.jpg

梅蘭やきそば、
shibuya-bairan9.jpg
shibuya-bairan10.jpg

牛肉入り辛口梅蘭やきそば。
shibuya-bairan11.jpg
shibuya-bairan12.jpg

ヒカリエのすぐ隣の路地にある"味の店 錦"は渋谷2号店で、
shibuya-nishiki1.jpg

ソバセット(支那麺+半チャーハン)、
shibuya-nishiki2.jpg
shibuya-nishiki3.jpg

タンメン。
shibuya-nishiki4.jpg

"リンガーハット"で、長崎ちゃんぽん。
shibuya-ringerhut1.jpg
shibuya-ringerhut2.jpg

新宿のゴールデン街店で何度も行ってる、大好きな煮干スープ店の系列で…
"ラーメン凪 煮干王 渋谷店"
shibuya-nagi7.jpg
shibuya-nagi8.jpg

決して押してはいけないボタンが目の前に!
shibuya-nagi3.jpg

煮干ラーメン。
shibuya-nagi4.jpg

麺はやっぱり、こう。
shibuya-nagi5.jpg
shibuya-nagi6.jpg

マルちゃんから出たカップラーメンで、『ラーメン凪×博多新風 辛ダレ黒豚骨』も食べたものです。
shibuya-nagi9.jpg
shibuya-nagi10.jpg

渋谷駅内の"どん兵衛渋谷駅ナカ店"
shibuya-donbei10.jpg
shibuya-donbei11.jpg
shibuya-donbei4.jpg

全国各地のご当地どん兵衛が食べられるこの店へ、入店してみましょう。
shibuya-donbei5.jpg
shibuya-donbei12.jpg

普通に一位の北海道、北のどん兵衛 天ぷらうどんを頂いてみました。あ、こりゃーうまい。
shibuya-donbei6.jpg
shibuya-donbei7.jpg

こちらは普通に東京で売ってる物ですが、これもやっぱり好きで私は定期的に食べ続けています。
shibuya-donbei8.jpg

ゲッ、最近また外装が変わり、中居君がでかでかと出ています。
shibuya-donbei9.jpg

"さくら亭"で、とんかつ定食。ご飯と味噌汁は一回おかわり出来て、さらにカレーも無料でかけてくれる!
shibuya-sakuratei1.jpg
shibuya-sakuratei2.jpg
shibuya-sakuratei3.jpg

"カレーうどん 千吉"で、
shibuya-senkichi3.jpg

マンゴーラッシー…
shibuya-senkichi4.jpg

定番の千吉カレーうどん、
shibuya-senkichi5.jpg

イタリアンうどん。
shibuya-senkichi6.jpg

"ゴーゴーカレー渋谷 宇田川町店"で、ロースカツカレー。
shibuya-gogocurry1.jpg
shibuya-gogocurry2.jpg

渋谷明治通り、宮益坂辺りには"紅茶の店 ケニヤン"があって、
shibuya-kenyan1.jpg
shibuya-kenyan2.jpg

これは無類の紅茶好きである私も大満足の、アイミティ。
shibuya-kenyan3.jpg

スープとサラダ、
shibuya-kenyan4.jpg

アイリッシュビーフカレー。
shibuya-kenyan5.jpg

"タパス&タパス"で、昼ビール、
shibuya-tapas-tapas1.jpgshibuya-tapas-tapas2.jpg
shibuya-tapas-tapas3.jpg

熱々生パスタのラザーニャ、
shibuya-tapas-tapas4.jpg

小エビと茄子の辛口トマトソーススパゲッティ。
shibuya-tapas-tapas5.jpg

道玄坂の裏路地には、"金燕酒家"(きんえんしゅか)。
shibuya-kinensyuka1.jpgshibuya-kinensyuka2.jpg

刀削麺と火鍋好きにはたまらない、四川西安料理の店ですよ!最近、閉店しましたが(泣)。
shibuya-kinensyuka3.jpg

生ビール、その他…
shibuya-kinensyuka4.jpg
shibuya-kinensyuka5.jpgshibuya-kinensyuka6.jpg

本場屋台の味 西安ミニバーガー、大きなエビしゅうまい、
shibuya-kinensyuka7.jpgshibuya-kinensyuka8.jpg

餃子発祥地 西安の焼き餃子、
shibuya-kinensyuka11.jpg

真っ赤なスープのマーラー刀削麺。
shibuya-kinensyuka9.jpg
shibuya-kinensyuka10.jpg

これも道玄坂、"一軒め酒場"
shibuya-ikkenmesakaba1.jpg
shibuya-ikkenmesakaba2.jpgshibuya-ikkenmesakaba3.jpg
shibuya-ikkenmesakaba4.jpgshibuya-ikkenmesakaba5.jpg
shibuya-ikkenmesakaba6.jpg

文化村通りの、"金の蔵Jr."
shibuya-kinnokura1.jpg
shibuya-kinnokura2.jpg
shibuya-kinnokura3.jpg
shibuya-kinnokura4.jpg

何で私がこんなチェーン店に行ってるんだって思われる方もいるでしょうが、大人数の時に連れて行かれただけなのです!決して自分の意思ではないのです!
shibuya-kinnokura6.jpgshibuya-kinnokura7.jpg
shibuya-kinnokura8.jpgshibuya-kinnokura9.jpg
shibuya-kinnokura10.jpgshibuya-kinnokura11.jpg
shibuya-kinnokura12.jpgshibuya-kinnokura13.jpg

しかもこの時は前述の市場大介イベント帰りに、市場ファン達で市場画伯を囲んだ会。
shibuya-kinnokura5.jpg

渋谷駅すぐの高架下居酒屋、"にゅう鳥金"
shibuya-new-torikin1.jpg
shibuya-new-torikin2.jpgshibuya-new-torikin3.jpg
shibuya-new-torikin5.jpgshibuya-new-torikin7.jpg
shibuya-new-torikin4.jpg
shibuya-new-torikin6.jpg

"美豚"(びとん)、
shibuya-biton1.jpg

ビトン、ヴィトン…高級そうな名前ですが、安い鉄板焼き屋さんです。
shibuya-biton2.jpg
shibuya-biton3.jpgshibuya-biton4.jpg

ビール、
shibuya-biton5.jpgshibuya-biton6.jpg

豚タンと豚バラだったか、
shibuya-biton7.jpgshibuya-biton8.jpg

目の前に鉄板がありますが、焼き方は決まっているらしく店員さんが全部やってくれます。タレは4種。
shibuya-biton9.jpgshibuya-biton10.jpg

焼けたー!
shibuya-biton11.jpg

とんちゃん焼き(豚ホルモン)、
shibuya-biton12.jpgshibuya-biton13.jpg

〆は、コレ。
shibuya-biton14.jpg

ブリティッシュパブの"HUB"(ハブ)は、渋谷には2軒かな?どちらもたまに行きますが…
shibuya-hub13.jpgshibuya-hub14.jpg
shibuya-hub15.jpg

ギネスビール、バスペースエール、
shibuya-hub16.jpgshibuya-hub17.jpg

ハッピーアワーの半額カクテルなど、
shibuya-hub18.jpgshibuya-hub19.jpgshibuya-hub20.jpg

つまみもけっこう良くて、カリカリパスタ、フライドポテト、
shibuya-hub21.jpgshibuya-hub22.jpg

PIZZA マルゲリータ、ローストビーフ。
shibuya-hub23.jpg
shibuya-hub24.jpg

"築地銀だこハイボール酒場"で、メガ角ハイボールを呑みながら…
shibuya-gindaco1.jpgshibuya-gindaco2.jpg
shibuya-gindaco3.jpg

たこ焼き、
shibuya-gindaco4.jpg

お好み焼きそば。
shibuya-gindaco5.jpg

いきなりスラム街か鈴蘭男子高校にでも迷い込んだかのような、この落書きだらけのビル…
shibuya-rock-no-cocoro1.jpg
shibuya-rock-no-cocoro2.jpg

扉を開けると、そこは"ロックのこころ"なるロックバー。
shibuya-rock-no-cocoro3.jpg

この日はDJイベントをやっていて、友人が回すのとブラックメタル(Black Metal)限定だというので行ってみました。普段は、ロックならば特にジャンルにこだわらない営業をしているそうですよ。
shibuya-rock-no-cocoro4.jpg
shibuya-rock-no-cocoro5.jpgshibuya-rock-no-cocoro6.jpg

庵野秀明監督の実写映画「ラブ&ポップ」で、長回しエンドロールにて「あの素晴らしい愛をもう一度」を歌いながら女子高生達が歩いた川。
shibuya-street54.jpg

先日は青山通り沿い、"こどもの城"の辺りが賑わってました。
shibuya-street58.jpg

飲食店の露店もいくつかあったのですが、おお!ドイツソーセージの店を発見!
shibuya-street59.jpg
shibuya-street60.jpg

ビールと、berlin curryを頂きました。
shibuya-street61.jpgshibuya-street62.jpg
shibuya-street63.jpg

ここへ来ると近くには当然、 岡本太郎モニュメント『こどもの樹』があります。
shibuya-street64.jpg
shibuya-street65.jpg
shibuya-street66.jpg
shibuya-street67.jpg

最初にも出した辛酸なめ子先生の、また別の著作「厄除開運人生」(祥伝社刊)では、ここが都内の穴場パワースポットとして紹介されていましたよ。夫婦仲や家庭運が良くなる場所だそうです。
shibuya-street68.jpgshibuya-street69.jpg

原宿へ移動し…
harajuku-street25.jpg
harajuku-street26.jpg

まずは缶ビールでも。
harajuku-street27.jpg

キャットストリート入口の、ヨンデル像。
harajuku-street28.jpg

現在の人気スポットといえば、東急プラザ 表参道原宿、
harajuku-street29.jpg

表参道ヒルズ(Omotesando Hills)、
harajuku-street30.jpg
harajuku-street31.jpg

その近くに"表参道・新潟館ネスパス"。そう、私の故郷である新潟をテーマにしたアンテナショップがあるのです。
shibuya-nespace1.jpg
shibuya-nespace2.jpg

大々的に宣伝していた日本酒の緑川は、モロに私の町の酒。
shibuya-nespace3.jpg

中へ入ると、
shibuya-nespace4.jpg
shibuya-nespace5.jpg

おお、魚沼市の"酒匠地酒の かねしん"さんがいらしてました!
shibuya-nespace6.jpg
shibuya-nespace7.jpgshibuya-nespace8.jpg
shibuya-nespace10.jpg

地酒3種飲み比べセットを頼んでみました。弐乃越州、緑川、越の華 桜華。
shibuya-nespace9.jpg
shibuya-nespace11.jpg
shibuya-nespace12.jpg

他にも新潟県民と会話して、買物して、
shibuya-nespace13.jpg
shibuya-nespace14.jpg

後で路上で飲み食いして。
shibuya-nespace15.jpgshibuya-nespace16.jpg

おっと、世界的にも有名な日本海軍の英雄にして軍神・東郷平八郎を祀る"東郷神社"への参拝も忘れてはいけません。
shibuya-street70.jpg

ドングリがたくさん落ちていました。
shibuya-street71.jpg

表参道を通行止めにして行われた、『セント・パトリックス・デー・パレード東京2013』。
tokyo-st-patricks-parade1.jpg
tokyo-st-patricks-parade4.jpgtokyo-st-patricks-parade5.jpg
tokyo-st-patricks-parade6.jpgtokyo-st-patricks-parade7.jpg

アジア最大のアイリッシュ・イベントだそうで、意味はよく分からないけど…街でギネスビールを呑みましょう、と。友人は私に会うために赤ちゃんにトラックスーツを着せて駆け付けてくれました。
tokyo-st-patricks-parade2.jpgtokyo-st-patricks-parade3.jpg
tokyo-st-patricks-parade8.jpgtokyo-st-patricks-parade9.jpg

緑の国アイルランドという事で、どいつもこいつも緑色の物を身に付けています。
tokyo-st-patricks-parade10.jpgtokyo-st-patricks-parade11.jpg
tokyo-st-patricks-parade12.jpgtokyo-st-patricks-parade13.jpg
tokyo-st-patricks-parade14.jpgtokyo-st-patricks-parade15.jpg
tokyo-st-patricks-parade16.jpgtokyo-st-patricks-parade17.jpg
tokyo-st-patricks-parade18.jpgtokyo-st-patricks-parade19.jpg
アイルランド出身バンドといえばU2という事で、U2の横断幕がありましたが…それならシン・リジィ(Thin Lizzy)やマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(my bloody valentine)あたりもあると嬉しかったですね。ついでにもっと欲を言えば、ゴシック・ロック/ポスト・パンクのヴァージン・プルーンズ(Virgin Prunes)も!

踊り子に楽隊等、次々行進してきて賑やかです。
tokyo-st-patricks-parade20.jpgtokyo-st-patricks-parade21.jpg
tokyo-st-patricks-parade22.jpgtokyo-st-patricks-parade23.jpg
tokyo-st-patricks-parade24.jpgtokyo-st-patricks-parade25.jpg

この日はそのまま渋谷まで移動して、やはりアイリッシュパブへ行きましたね。おなじみの"THE DUBLINERS' CAFE&PUB"(ダブリナーズ)。
shibuya-dubliners20.jpg

原宿のラーメンは、まず天然とんこつラーメン専門店の"一蘭"
shibuya-ichiran2.jpg
shibuya-ichiran4.jpgshibuya-ichiran3.jpg

色々好みを指定出来るシステムでおなじみのお店ですが、『秘伝のたれの量』…これは唐辛子べーすのたれになっていて、つまりは辛さ選び。それを無料では最強の10倍にしました。
shibuya-ichiran5.jpg

昔から行ってたのは、"九州じゃんがら"
harajuku-kyusyujangara1.jpg
harajuku-kyusyujangara2.jpg
harajuku-kyusyujangara3.jpg

原宿というオシャレタウンにあって、こういう店は貴重だ…"昭和軒"
harajuku-syowaken1.jpg
harajuku-syowaken2.jpg

ビールとつまみを頼んで、
harajuku-syowaken3.jpg
harajuku-syowaken4.jpg
harajuku-syowaken5.jpg
この前準備を終えてから〆のラーメンに移行するはずだったのですが、満腹になってしまい断念。

"天丼 てんや"。原宿まで来てどこにでもあるてんやってのもどうかと思いますが、ここは人出の多さのわりに飲食店が少ないので…そして、てんやは美味いの!
shibuya-tenya1.jpg
shibuya-tenya2.jpg

カフェ&ダイニングの、"オリエンタルレシピカフェ"(ORIENTAL Recipe Cafe)
harajuku-oriental-recipe-cafe1.jpg
harajuku-oriental-recipe-cafe2.jpgharajuku-oriental-recipe-cafe3.jpg
harajuku-oriental-recipe-cafe4.jpg

89zen(薬膳)カレー、
harajuku-oriental-recipe-cafe7.jpg

サムゲタンやサラダ付きでした。
harajuku-oriental-recipe-cafe6.jpgharajuku-oriental-recipe-cafe5.jpg

竹下通りのファミマで、「キン肉マン」とコラボしたウォーズまんを発見!
harajuku-street32.jpgharajuku-street33.jpg

ウェンディーズ…日本から撤退する時に「ココ」でちょっと騒いでしまいましたが、店舗は少ないもののその後あっさり復活。しかし、行ってないなぁ・・・
harajuku-wendys1.jpg

次は、恵比寿に移動しましょう。
ebisu-street18.jpg
ebisu-street19.jpg
ebisu-street20.jpg

恵比寿神社を参拝し、
ebisu-street21.jpg

近くの"おおぜき中華そば店"で、中華そば。
ebisu-oozeki1.jpg
ebisu-oozeki2.jpg

この店のロゴマークは、これです。
ebisu-oozeki3.jpg
太極拳のシンボルとしても使われる陰陽を表わす図に、恐らくは永久に回り進化し続ける意味の矢印がドラゴンで描かれている…これ、もしかしてブルース・リーが創始した格闘技であり哲学、人生そのものとも言えるジークンドー(JKD、截拳道)の影響かも!?

ジークンドーのシンボルマークは、こちら。
JKD-symbolmark.gif
以無法為有法 以無限為有限…つまり、無法を以って有法と為し 無限を以って有限と為す。

"一星軒"で、
ebisu-isseiken1.jpg
ebisu-isseiken2.jpg

一星軒ラーメン。辛さを10段階まで選べるという事なので最強の10にしてもらいましたが、これがガチ辛!!
ebisu-isseiken3.jpg

博多豚骨ベースで、細麺です。
ebisu-isseiken4.jpg

"濃厚豚骨醤油ラーメン 太龍軒"で、
ebisu-tairyuken1.jpg

ラーメンに、のり(三枚)トッピング。
ebisu-tairyuken2.jpg

"天下一品"で、
ebisu-tenkaippin1.jpg

めんたいご飯、餃子、
ebisu-tenkaippin2.jpgebisu-tenkaippin3.jpg

こってり中華そば、
ebisu-tenkaippin4.jpg

あっさり中華そば。
ebisu-tenkaippin5.jpg

JR恵比寿駅からスカイウォークでしばらく行き…
ebisu-street22.jpg

恵比寿ガーデンプレイスへ。
ebisu-street23.jpg
ebisu-street24.jpg

その地下2階は北海道札幌市に本店を持つ老舗、"満龍"がありまして、
ebisu-manryu1.jpg
ebisu-manryu2.jpg

味噌ラーメン。
ebisu-manryu3.jpg
ebisu-manryu4.jpg

次は代々木駅の辺りに移動すると、「傷だらけの天使」のエンジェルビルこと"代々木会館"があって、
yoyogi-kaikan20.jpgyoyogi-kaikan16.jpg

随分前から半分廃墟で、萩原健一と水谷豊が住んでた設定の屋上とか見るとヤバイ状態ですが…
それでもまだ、唯一営業しているのが"笠置そば"で、
yoyogi-kaikan17.jpg
yoyogi-kaikan18.jpg

今回はかきあげそば。
yoyogi-kaikan19.jpg

こちらは24時間営業、〆そばに便利な"吉そば"
yoyogi-yoshisoba6.jpg
yoyogi-yoshisoba7.jpg
yoyogi-yoshisoba8.jpg

分かりにくい場所にあるため訪問するのが遅れましたが、ここは当たりでした…"麺恋処 いそじ"
yoyogi-isoji1.jpg

中華そば、
yoyogi-isoji3.jpg

得中華そば。
yoyogi-isoji2.jpg

"九州らーめん 學金"で、
yoyogi-gakkin1.jpg

らーめん。
yoyogi-gakkin2.jpg
yoyogi-gakkin3.jpg

横浜家系の、"濃厚とんこつラーメン専門 店代々木商店"
yoyogi-syoten5.jpg
yoyogi-syoten6.jpg

最近オープンした、"武蔵野アブラ学会"の代々木店。
yoyogi-aburagaku1.jpg

お替わり自由のスープと、油そばに投入出来るもの、
yoyogi-aburagaku2.jpg

そして、武蔵野油そば(大盛)。
yoyogi-aburagaku3.jpg

最近入ってないけど、"カフェ・ロリータ"(CAFE LOLITA)好きでした。
yoyogi-cafe-lolita6.jpg

代々木でも、"HUB"(ハブ)へ。
yoyogi-hub9.jpg
yoyogi-hub10.jpg
yoyogi-hub11.jpg

アブソルートモスコ、セックスオンザビーチ、
yoyogi-hub15.jpgyoyogi-hub12.jpg

ハブコロネーションサラダ(コブドレッシング)。
yoyogi-hub13.jpg
yoyogi-hub14.jpg

国立代々木競技場、
shibuya-street55.jpg
shibuya-street56.jpg

浜崎あゆみのライヴがある日だったみたいで、早い時間からイタ車やコスプレの連中が集まって賑わっていました。
shibuya-street57.jpg

そのすぐ近く、代々木公園は都会では貴重なピクニックを出来る所ですが…
yoyogi-street18.jpg
yoyogi-street19.jpg
yoyogi-street20.jpg

今年も、東京にいながらプチ世界旅行気分が味わえる各種イベントへいくつか行っています。でも後半ちょっと飽きちゃって、振り返れば3つしか行ってませんでしたか。

まずは、『日本-インドネシア友好フェスティバル 2013』
indonesia-festival1.jpg

ステージ上の、インドネシア舞踊を見物。
indonesia-festival2.jpg
indonesia-festival3.jpg
indonesia-festival4.jpg

バリハイビール呑みながら、
indonesia-festival5.jpg
indonesia-festival6.jpg

会場を見て回りましょう。
indonesia-festival7.jpg
indonesia-festival8.jpg

ナワブで、チキンサテーだったかな。
indonesia-festival9.jpg
indonesia-festival10.jpg

他も色々見て…
indonesia-festival11.jpgindonesia-festival12.jpg
indonesia-festival13.jpgindonesia-festival14.jpg
indonesia-festival15.jpgindonesia-festival16.jpg
indonesia-festival21.jpg
indonesia-festival22.jpg

ビールを飲み干すと料理と共に追加を買いに走る。
indonesia-festival18.jpg
indonesia-festival19.jpg
indonesia-festival20.jpg

子供も自由に遊んでて、
indonesia-festival28.jpg
indonesia-festival23.jpg

片隅でインドネシアの楽器を演奏していたり…平和な雰囲気です。
indonesia-festival25.jpg

インドネシアは人気が無いのか、ここでのイベントとしては人手が少なめ。だからこそ、混み合わずに会場を広々と使えるのが嬉しいですね。
先の大戦ではオランダの植民地だったインドネシアを独立させるのに尽力したし、現在でも資金や技術面での支援を続けている日本を本当に尊敬してくれている人が多い国なので、もうちょっと日本人も興味もって交流に行こうよ、とも思いますが。
indonesia-festival17.jpg

会場でスタッフやってたインドネシア人の方が、友達の友達でした!
indonesia-festival24.jpg

あの爪、かっこいー!というわけで最後にステージをもう一度見てから会場をあとにし、この日は帰宅してインドネシアが舞台な設定の「快傑ハリマオ」を観直しました。ところで最近、江戸木純さまの文章でインドネシアが昔から黒魔術映画の宝庫でありZ級モンスターの生産地でもある事を知ったのですが、それを聞いて俄然興味が湧きましたね。観れる作品から観ていかないと。
indonesia-festival26.jpg
indonesia-festival27.jpg

『第8回ブラジルフェスティバル Brazilian Day Japan 2013』
brasil-festival28.jpg

Gate of Brasilを通り抜けると…
brasil-festival30.jpg
brasil-festival29.jpg

こちらは、物凄い人手ですね。
brasil-festival31.jpg
brasil-festival32.jpg
brasil-festival50.jpg

ステージ上では、リオのカーニバルを思わす派手な衣装の女性がサンバを踊り始めました。
brasil-festival33.jpg
brasil-festival34.jpg
brasil-festival35.jpg
brasil-festival36.jpg

ブラジルはヘヴィメタル大国なのに今年もメタルバンドの出演は無し。そりゃセパルトゥラ(Sepultura)とか出てきたら大変な事になるのかもしれませんが、他に無名でも良いバンドがたくさんいますからね。
ルアン・サンタナ(Luan Santana)らセルタネージョ歌手なんかも来るようでしたが、私はビール買ったりしてブラブラしていると…
アントニオ猪木のテーマ「炎のファイター」、そしてあの『ダァ~ッ!』の声が聞こえてきました。急いでステージの方へ戻ると、いましたよ生猪木!!
brasil-festival37.jpg
brasil-festival38.jpg

ちょうどこの日は参議院選挙の投開票日で、すぐに国政復帰した事を知りました。私も選挙ポスターを貰ったものだから、ふざけて部屋に貼っていたのですが…まさか本当に当選するとは!
brasil-festival53.jpg

猪木はあっという間に去ってしまったので、また会場を歩きましょう。
brasil-festival39.jpg
brasil-festival40.jpg
brasil-festival43.jpg

やはりシュラスコが炭火で焼かれて煙だらけの会場から、
brasil-festival41.jpg
brasil-festival42.jpg

ブラジルのプレミアムビール、パルマ・ロカの呑みながら…
brasil-festival45.jpg

スチーム・ロースト・ラム、等。
brasil-festival44.jpg
brasil-festival46.jpg
brasil-festival47.jpg
brasil-festival48.jpg
brasil-festival49.jpg

そして、カポエイラを見学!
brasil-festival51.jpg
brasil-festival52.jpg

次、『タイフェア in 東京 2013』
thai-fair1.jpg

え、代々木公園でタイといえばタイフェス(タイフェスティバル Thai Festival)じゃないのかって!?いやいや、あれはここのフェスでも最も込み合うほど。それはきつすぎるので、はるかに規模を縮小したタイフェアの方に行ってみたのです。
thai-fair2.jpgthai-fair3.jpg

うん…本当に店も人も、比べ物にならないほど少ない。
thai-fair4.jpg

タイの歌手のパフォーマンス、
thai-fair5.jpg
thai-fair6.jpg

タイフェアなのに何故か神保町の"ろしあ亭"が出店していたので、ピロシキ喰って。
thai-fair7.jpg
thai-fair8.jpg

他には、数店しかないから…ガイトート(タイ風鳥の唐揚げ)喰って帰りました。
thai-fair12.jpg
thai-fair13.jpg
thai-fair9.jpg
thai-fair10.jpg
thai-fair11.jpg

『地球愛祭り』。こういうのやっているのっていい人そうだけど、まぁ客足は少ないですね。
yoyogi-street21.jpg
yoyogi-street22.jpg

最後は落ち着く所で…渋谷区重要文化財の、"旧朝倉家住宅"
shibuya-asakura1.jpg

100円の入場チケットを購入し、
shibuya-asakura2.jpg

庭園への入口を通り、ズンズンと歩を進めるわけですが…
shibuya-asakura3.jpg

正に都会のオアシス。まぁこういう自然を活かした日本家屋は都会に有るから価値があるわけで、田舎では普通かも。
shibuya-asakura4.jpg
shibuya-asakura5.jpg
shibuya-asakura6.jpg

主屋から出られる庭園が素晴らしい。
shibuya-asakura7.jpg
shibuya-asakura8.jpg
shibuya-asakura9.jpg

今度は、中から庭園を眺める。
shibuya-asakura10.jpg
shibuya-asakura11.jpg
shibuya-asakura12.jpg
shibuya-asakura13.jpg

日本庭園ですが、そこに白人の少女が飛び跳ねている図は意外にも美しい事を発見。
shibuya-asakura14.jpgshibuya-asakura15.jpg

屋敷の中も色々見所があったのですが、紹介するのは面倒なのでこの一枚で、今夜はお別れです。
shibuya-asakura16.jpg


スポンサーサイト
  1. 2013/11/30(土) 23:49:25|
  2. 旅行・紀行・街
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

劇画(178) 真崎守 5 「白い伝説」

真崎守(真崎・守)作品より、「白い伝説」(青林堂刊)。
MASAKI-white-legend.jpg

ガロの青林堂から、70年代から80年代にかけて刊行された『青林傑作シリーズ』
ハードカバーに帯とビニールカバー付き仕様で全28巻が出たのを、私も集めたものでしたが…同シリーズの真崎守作品はこの「白い伝説」一冊のみ。

初出は1975年に学習研究社から「ゆきをんな」のタイトルで描き下ろした物なのですが、それを修正改題した「白い伝説」の単行本は1977年に出ているので、その時期だともう名義も『真崎守』と、真ん中の『・』が無くなった状態でした。
元々のタイトルでも分かる通り小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)の「怪談(Kwaidan)」にあった雪女の話が原作で、水木しげる漫画の原作などもしている宮田雪氏が脚色しています。

樵の親子が吹雪の雪山でたどり着いた小屋で泊まると、現れた雪女によって父が凍らされて死んでしまう。しかし息子の巳之吉は、まだ若くて美しかったため誰にも言わない事を条件に助けてもらうのでした(昔からイケメンは得しているのです)。誰かに言ったら命はないと脅されながらも、助かった巳之吉。
数年後にお雪という美しい女性と出会って結婚し、子供も生まれて幸せに過ごしますが、ある雪の夜にお雪に向かって父が死んだ夜の事を話すと、お雪は雪女の正体を見せて…という、おなじみのお話です。

八雲の怪談好きとしてそれだけで外せないのですが、目立ったオリジナル要素といえばある狼の親子を物語に絡めている事。それも、効果の程はどうか微妙な所ですが。
そして、クライマックスでまた驚愕させてくれます。これは一体!?「2001年宇宙の旅」な何かですか!?
いやー、最高です。真崎守先生が描く雪山などの自然描写も良い!

昔の怪談は単純な構成の物が多いのですが、考えようで深い話もありますよね。この雪女伝説にしても、お雪は幸せな生活をしていたのに何故、巳之吉からその話を聞いたのか…この「白い伝説」では、誘導尋問的に聞き出しているとしか思えず、人のいい巳之吉が素直に話したら勝手に悲しんで去ったようにしか見えません。
何らかの事情でもう、山に帰りたかったのか。そういう事を考えると夜も眠れません。


おゆき………
おまえはゆきをんなではない!
うわさに迷い 自分にも迷いに迷いを重ねたが もういい!
たとえ いっときでも疑って悪かった
ここから………始めることがある!



  1. 2013/11/27(水) 23:00:53|
  2. 劇画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

劇画(177) 真崎守 4 「ジロがゆく」

真崎守(真崎・守)作品より、「ジロがゆく」(朝日ソノラマ刊)。
MASAKI-jiro-sun-comics1-2.jpg

三部構成になっていて、初出は全て別冊少年マガジン(講談社刊)。第一部(ジロのいく道)、第二部(ジロがゆく)、第三部(ジロ!ジロ!)として1969年から1971年までかけて連載されました。
単行本はサンコミックスで全3巻。3巻の巻末には短編作品「ダム・ビート」も収録されています。

この「ジロがゆく」こそが第2回講談社出版文化賞のマンガ部門で受賞した作品であり、作者の代表的な長編となりました。同賞の第1回受賞作品は、手塚治虫作品「火の鳥」ですよ。少なくともこの当時は真崎守先生があの神様に次ぐ漫画家と目されていた事がうかがえますが、現在の若者で真崎守先生を知っている人がどれだけいますか…
あの1970年代そのものという時代背景を取り入れた作風ゆえに、普遍的な物には成り得ずにすたれてしまったのでしょうか。私の目から見たらその高い精神性は全く古くなっていないと思うのです。それは優れた文学作品がすたれる事なく古典になるように…再評価を望みます。

物語は、ど田舎にも程がある山村の学校に転校してきたジロを主人公とした青春物語。
営林署に勤める親の仕事のため転校が日常茶飯事だったジロですが、中学1年生の2学期で編入したこの"中村村立中村中学校"ではサヨという女子と仲良しになるのですが、クラスメイトと殴り合いの喧嘩をしたり、上級生にシメられたり…閉鎖的な田舎の洗礼を受けるのでした。
仲間外れにされたり友達が死んだり、水車小屋でサヨとファーストキス(初接吻)をするなど羨ましい事もありながら1話読み切りの連作で進み、ジロも周りもお互いに心を開いていく。

綺麗な初恋を描くかと思えば、ひと夏の出会いの女とキスしてみたりしてるし、青春なんて意外と美しくないって事も表現してます。田舎が舞台なので季節の違いを活かした自然描写が上手くて、同じく田舎者としては胸キュンな部分があるのですが…
それから、サヨらと学んだ学校とお別れして第二部が終了。第三部からは、また振り出しに戻って全く違う環境で生きていくのが転校生。

MASAKI-jiro-sun-comics3.jpg

今度は通学に自然をかき分けて何十分もかかる中村中よりは栄えてる、海辺の町。ビルの群れやハイウェイなんて、都会的な記号も出てきますね。
辛い別れを経てまた大人になったジロも、幼少期に海で遊んだ事を思い出し
『こうやって海にかえってこられた………この海に出遭う所からオレの新しい旅が始まる そんな気分さ………』
なんてキザな事を、女子(次のヒロイン、ズベ子)の前で語る。
今だったら中二病とか言うのでしょうが、あの時期の病的な恥ずかしい部分もしっかり描かれていますよ。

こちらへ転校してきてからも、常時鼻水を垂らしてサイズの異常にでかいシャツを着ているハナチン、関西弁で目が小さい関西目ナシらと仲間になって、番長にシメられたり知り合った人が死んだり、青春してます。

私が所持する単行本はもう一種、こちらは三崎書房NEW COMICSより出た、シリーズ《現代まんがの挑戦》です。
まだ第三部が連載中だった1971年に出版されたため、第二部までの収録で全2巻。
MASAKI-jiro-now-comics-.jpg
他に2007年には、文庫サイズなのが残念でしたが貴重な雑誌掲載版も収録した、「ジロがゆく 完全版」宙出版から出ています。

リアリズム系作品なのでストーリーだけ見ると地味ですが、退屈させるどころか楽しませるのが真崎守先生の技量ですね。
個人的には道徳の教科書として子供に見せたい内容だと思うのですが、難しい時期の男女を描いているので性欲に目覚めた奴が女子を襲おうとするシーンもあるし、キチガイが出る話もあるから難しいですかね。いや、蓋をしてもしょうがない、それも含めて見せるべきなのでしょう。


アポロが飛ぼうが 沖縄に毒ガスがあろうがミサイルがあろうが
そういうものは ここでは文明としての価値をもたない
暴力はともかく 集団があることは すばらしい
暴力……ってのも いいとはいえんが 単純に否定もできんでしょう
あるしゅの力は あすのめしを確保するために 強く必要とされるものだ
ぶんなぐられてなきだすようなやつは ここでは生きていけませんからね



  1. 2013/11/25(月) 23:59:46|
  2. 劇画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

劇画(176) 真崎守 3 「キバの紋章」

今夜は真崎守先生(正確には、この時は真崎・守名義ですが)の「キバの紋章」(朝日ソノラマ刊)。
MASAKI-kibamon.jpg

真崎守先生といえばこんなにカッコいい上に抒情的な作品を描いているのに、現在では漫画マニアしかしらない的な存在になっている事に憤慨したくもなるわけですが、今作は超メジャー誌…
週刊少年マガジンにて1971年の半年ほどかけて連載した物で、単行本はサンコミックスで全2巻(前後編)。
掲載誌と時期を見たら分かるように、「あしたのジョー」の掲載期間中(細かく言えば頭の部分はジョーが休載していましたが)なので相当に世間の注目も集めていた所に載ったのですよね。その理由もあるのか、真崎守作品の中では有名所。

そんな「キバの紋章」の、主人公はスキンヘッドの高校生キバ狂児。父親は死刑囚、母親は自殺者…
彼がオートバイのエンジンを点けると、その音はまるで獣の悲鳴!
狂児が家に帰ると親戚たちが待っていますが、それは孤児となった狂児に残された数億の財産を狙った行動であると見抜き、自分の遺影も用意して『こいつにもお線香をあげてやってください』と言って彼らと縁を切る。
霊前に現れたかぐら獅子。この謎の男と殴り合いをした後に行動を共にするようになるのですが、彼が狂児の体にはべったりと『キバの紋章』が張り付いていると見抜き、それが狂児のあだ名になる。略してキバ紋

財産狙いの親戚の中に通り名をムカデというヤクザもいて、そこに乗り込んだキバ紋は手下のマムシ…ヨダレたらしながら鞭を使う気狂い系に襲われますが、返り討ちにする。
いづみという刺客でありヒロイン的なキャラの事や諸々あって、キバ紋は何かをつかむため自ら『闇しばり』の拷問を受ける事にします。この闇しばりが70年代劇画好きにはかなり有名で語り草にもなっているのですが、一ヶ月間も無音の闇の中に閉じ込められて生活する、というもの。何も見えず聞こえず、昼も夜もなく日数も分からない中で過ごす一ヶ月間に耐え切ったキバ紋でしたが、光の下に出ると全てが一転しているのでした!
かぐら獅子やいずみなんて男は存在しないし、ムカデもマムシも別人のようになっててて乗り込んだ事なんかも無かったらしい。キバ紋は頭が狂っているのか、それとも!?

これもキバ紋が頭のイカれた禁治産者という事に仕立て上げ、財産を取る作戦に変更したムカデの陰謀だと見抜いた、と思いきやクライマックスにはさらなる…衝撃のどんでん返しが待っていました!
ええまぁ…書いちゃうと、実はムカデらの親戚が自分の方が狂っていたオチなんですよね。これは本当に必見なので確かめて欲しいのですが、こんなのありかって、実験性溢れるコマ割りや絵の素晴らしさ以上に物語でやられましたよ。

そもそも主人公であるキバ紋の目的は財産を守る事だったのか?それは違うみたいで…でも、結局よく分からないままなんですよね。ただただ熱く闘うだけで物語が進んでいましたが、読者が絶対に予想しなかった結末になるのですが、伏線もクソもないし真崎守先生が突然思いついてやっちゃった事じゃないですかね。

狂児を心配して見守る役柄として、行きつけの喫茶店"COFFEE DON"には一人娘のユキがいるのですが、彼女がヒロインなのかと思ったら途中で使い道が無くなったかのように本筋には関わってきませんでした。
しかしこの店、真崎守作品らしい事に浅川マキの曲が流れています。1枚目のアルバム「浅川マキの世界」LPジャケットが見えて、「淋しさには名前がない」が流れていたりするんですよ。
物語が破綻しているとかは関係ないだろ、とにかく驚かせる物を見せてやるから付いてこいと、これがこの作者のエネルギー!


人間 だれでも 生きていくために牙をもっとる ドスがわいの牙やった・・・
そのワイに あんたは素手でむかってきよった
むちゃなやつやと思うたが そやなかった
牙をもっとったんや あんたは生まれながらに牙をもっとった



  1. 2013/11/23(土) 23:59:31|
  2. 劇画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

劇画(175) 相原コージ 1 竹熊健太郎 1 「サルでも描けるまんが教室」

今回は相原コージ&竹熊健太郎の共著で日本ギャグ漫画界の金字塔、サルまんこと…
「サルでも描けるまんが教室」(小学館刊)。
AIHARA-TAKEKUMA-saruman1.jpgAIHARA-TAKEKUMA-saruman2.jpg

まずは著者についてザッと振り返ると、ほぼ作画担当だと思われる相原コージ先生は、1963年生まれの北海道出身で「かってにシロクマ」「神の見えざる金玉」「コージ苑」「真・異種格闘大戦」等のヒット作を持つ漫画家。私も代表作と言えるそれらの作品はかろうじて全て読んでる、という程度の浅い読者ですが、学生時代に読んでいたので思い入れは深いです。
続いてほぼ原作担当だと思われる竹熊健太郎先生は、1960年生まれで東京都出身、編集家を名乗っていますが要は文筆家だと思います。漫画の原作者としては、他に羽生生純作画の「ファミ通のアレ(仮題)」とか、永福一成作画の「チャイルド★プラネット」が有名でしょうか。あとは1990年代のサブカル誌では一番の成功を収めたQuickJapan(太田出版刊)関連の、『QJマンガ選書』監修者(米澤嘉博と共同)として私にとって印象が強いですね。凄いインテリな方なのに、その頭脳を使って思いっきりバカやれるのがまた凄くて、そうして生まれたのが…

ビッグコミックスピリッツ誌上で1989年から連載開始され、伝説となるサルまん。
単行本はB5版のでかいサイズで全3巻。タイトルから漫画入門の本だと思われるでしょうが、違います。そういうタイトルのギャグ漫画であるだけなので、特に漫画家を目指してない方も手にとってみてください!
いや、一応描き方も指南しているし、パロディ漫画であり評論漫画であり、他にも様々な要素が凝縮されています。相原コージ先生は情報量が多い絵を描く方だし、竹熊健太郎先生の解説・ウンチク(これ自体がギャグになっていてまた面白い!)が要所要所で入るので文章量も多くて、内容がギッシリと重い。

本を開くとまず『まんがの一生』というカラーページで写真も使ったオープニング…いきなりまず、ここで爆笑するのですが、本編の1話目からは竹熊健太郎相原弘治という二人の青年が出てきてヒットする漫画の描き方を学んでゆきます。
ペンネームの付け方、ワク線の引き方、表情の描き方、ポーズの描き方、アイデアの出し方…と、続いていくので 本当に漫画家入門書っぽいですよね。それぞれの項目を学ぶ二人は『漫画で日本を支配する』野望を持っているのですが、野望、野望って連呼する彼らの姿は雁屋哲原作・由起賢二作画の劇画「野望の王国」そのもの!
絶妙なパロディをふんだんに取り入れて笑わせてくれる「サルでも描けるまんが教室」ですが、ほぼ全編で画風の元ネタにしている一番の大本は「野望の王国」。だからでしょうね、男臭すぎて女っ気が感じられない画になっているサルまん。
ちなみにサルまん通過以前と以降で「野望の王国」の見方が全然違ってしまう効果もあります。あの様々な権力の姿をバイオレンスに描いた名作が、サルまんを読んだ後は笑いの対象でしかなくなってしまうのですね。

サルまんは、1970年代の大仰な演出がカッコ良かった真面目な劇画も、1980年代のバブリーで軽薄短小さ溢れるコミックも、離れた視線でパロディ化出来るようになった1990年代に描かれ事で生まれた名作なのです。
ああ、サルまん自体が連載からもう20年以上経っていますが、パロディ漫画のネタも古いので過去の名作漫画に興味の無い方だと読んでも元ネタが分からず面白さが半減する欠点がありますね…
とはいえ、川崎のぼる赤塚不二夫つのだじろう弘兼憲史ビッグ錠つげ義春…等々、まぁパロディの性質上、個性的な絵で誰でも分かる有名な漫画家の先生方が使われているし、もし分からないのならここから元ネタを探してみる面白さもあると思います。

作品も中盤に差し掛かり、いよいよ作品を描き上げて週刊少年スピリッツに持ち込みする段になった竹熊&相原、2人の担当編集者・佐藤「聖マッスル」(これはちょっとマニアックの部類か…ふくしま政美画、宮崎惇原作)の巨人王そっくりなのに笑えます。このように単行本の背表紙では1巻相原→2巻竹熊に続いて、3巻では佐藤なのだから文字通り3人目の主役。
AIHARA-TAKEKUMA-saruman4.jpgAIHARA-TAKEKUMA-saruman5.jpg
この佐藤を主役にしたスピンオフ作品『サルでもやれる編集者教室』も単行本に収録されていますよ。
編集者と食事する時の注意とか面白い事諸々ありまして、2人はついに「とんち番長」の連載を大ヒットさせるのでした!投書の形で高橋留美子先生が貴重な顔写真付きで登場したりもしています。

AIHARA-TAKEKUMA-saruman3.jpg

サルまん読者にとっては劇中劇、というか漫画中漫画の試みで描かれた「とんち番長」。これをヒットさせた2人、これであの野望を実現…と思いきや、ヒットさせ続ける事の難しさやアニメ化した時の苦しみ、何か色々経験しているうちに人気が急落し、作品のテーマまで変えて売れ線に迎合するも全く効果が無くて作者の精神が崩壊。
連載が打ち切られて、クイズ番組に出てみたり安全でクリーンな原子力発電所のPR漫画を描き、さらにはかつてのヒット作の続編を描いてみたり、あとは勿体無いのでここで全部は書きませんがね、あの怒涛のオチにつながっていくのです。

裏話ですが、サルまんは竹熊健太郎先生の友人であり売れっ子漫画家の藤原カムイ先生と話していた内容が元ネタになっているらしいのです。
よって元々は藤原カムイ作画のサルまんが企画されていたそうですが、現在の姿を見ている読者からしたら絵が綺麗すぎて全然イメージ違うし、全くの別物になったであろう事が想像されます。

上記のオリジナル単行本の発行は1990年でしたが、1997年になってついに「新装版 サルまん サルでも描けるまんが教室」として、普及版的なA5サイズの単行本が発売されました。
AIHARA-TAKEKUMA-saruman-new.jpg

こちらは上下巻の全2巻でまとめられています。オリジナルではフルカラーだった爆笑編『まんがと法律』がモノクロになっていたり、もちろんサイズが小さい等、いくつか不満点があるのも確かながら、『新装版特別付録』として「サルでも描けるまんが教室 海外雄飛編」が追加収録されています。これは「消えたマンガ家」著者の大泉実成に落ちぶれた竹熊&相原が追い回される写真漫画で、ファンなら当然抑えておきたい所です。
さらにさらに2006年になって「サルまん サルでも描けるまんが教室 21世紀愛蔵版」も発売されて、時代に合わせて『萌え』がテーマの章も追加しているし、2007年には月刊IKKI誌上にて「サルまん2.0」という正式な続編が連載開始しましたが、1年半ほどで連載終了して単行本化もされていないという、いわば黒歴史のようになっています。

竹熊健太郎先生の活字本「マンガ原稿料はなぜ安いのか?」(イーストプレス刊)では、サルまん誕生の経緯やボツにしたネームなどを掲載しているのでこちらも抑えておきましょう。表紙は羽生生純先生の手による画です!
TAKEKUMA-manga-genkoh.jpg

竹熊先生はいつまでも『サルまんの竹熊』と言われる事を嘆いている文章も書いていましたが、相原コージ先生にしたってそうでしょう。それほどインパクトが強く、黒歴史も含めて伝説にふさわしい作品なのでした。


ちんぴょろすぽ~~ん!!


  1. 2013/11/20(水) 23:59:43|
  2. 劇画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

劇画(174) 小池一夫 16 平野仁 2 「青春の尻尾」

小池一夫作、平野仁画による「青春の尻尾」(小学館刊)です。
KOIKE-HIRANO-tail-of-youth1-2.jpg

「サハラ」「少年の町ZF」といった名作を生み出してる小池一夫平野仁のコンビによる、この作品は男性誌のGOROにて1975年から1978年まで掲載された作品で、単行本は全6巻。

主人公は諸葛亮孔明
となれば普通は絶対に『三国志』モノになるはずなのが、これは何とほぼ関係なし!一応は若き孔明が劉備に付く前のエピソードって事なのでしょうが…いや、これはやはり違う。
他にも少しだけ『三国志』キャラが出るものの物語も直接は関係なくて、一人の男の成長と人生訓を描いた作品。人生訓なんて言うと堅そうですが、いつもの小池ワールドというか、バカエロネタ満載です。

最初の話では、19歳で故郷を出た後6年間の旅をしている若き孔明(冒頭では終無為という名)が仙人を目指す所からスタート。
25歳なのに子供みたいな見た目のため、成人かどうか確かめるために性器を露出させるシーンが度々出てきます(笑)
しかもその持ち物は大きく傘の開いた立派なモノ(怒張、と表現されています)で、女性は喜ばずにはいられない。
そう、人生訓で仙人で立派な諸葛亮孔明なんてイメージでは、どんな美女が裸でいてもエレクチオンしない堅物と思うかもしれませんが、そこはエンターテイメント漫画、血の通った人間が巻き起こすセックス&バイオレンスですよ!

ようやく会えた天上界の者が、
『この男 青春の尻尾をぶら下げておる
 悲しいときには涙し くやしいときには怒り 生きることに情熱を燃やし 友を裏切らず 美にあこがれ 嘘をつかず だまさずに 信ずるものに生命をも賭ける
 成人になれば失うはずのその心を その青春の心を成人になっても失わずに尻尾にしてぶら下げておる』

というわけで何百万人に一人の逸材だと孔明を評するのですが、つまりタイトルの『青春の尻尾』とはそういう物。

そうして仙人になるチャンスを得た孔明、天上界の命令を受けて婦々という660歳の婆さんを殺しに行くのですが…まぁセックスしたり寝てたら放屁で起こされたりブリブリと脱糞している所を見せられたり、何だかんだあった後に孔明は天上界の黒い策略を知り、仙人になど、あんなものにはならない方がいいと結論付けるのでした。

KOIKE-HIRANO-tail-of-youth3-4.jpg

しかし幽明界に実る桃の実を食ったただ一人の人間となった孔明は、鬼界を支配する者となって水・火・土・風を司る4人の鬼娘達を操る力を得たのでした。その鬼娘を使うには、呼び出した彼女らとセックスして精を膣内に注ぎ込まなければならないという、羨ましいルール!4人の鬼娘はそれぞれ違ったタイプの美しさなので、もうたまりませんね。
性感帯もそれぞれ違うので喜ばせ方も様々なのですが、地を司る土癸なんて、噛んで引っかいてその傷口を石でガリガリやって血を流させないといけない…ハードすぎるSMプレイ。
ちなみに最初に出た水を司る碧姜だけは、他の3人と別格で最愛の妻扱い。

物語は進み、鬼界で太上老君に会ったり呂布と洛陽の都へ行ったり、そこで会った王は裸の女体でベッドとテーブルにしている暴君で、しかもその正体は泥亀の妖怪変化。孔明は鬼娘を呼んで、この世の物ならぬ戦いが繰り広げられ…
怪談みたいな事や、まだまだ不思議な体験を重ねて、成長してゆく孔明。

KOIKE-HIRANO-tail-of-youth5-6.jpg

紅い雲、紅車雲に取り付かれた男のエピソードでは、何と2ページ使った雲のセックスという漫画史上でも類を見ない描写を楽しめます。
もはや常人にははかりしれない体験をしてきた孔明も、麻肺湯(阿片)で廃人になりかける誇嬌花の家でのエピソード。ここも面白い話なのですが、あえて一つだけ特筆しておきたい所は、ラリってセックス(また!)するシーン。漫画においては男女の性器をハッキリ描いてはいけない決まりごとがあるため、ぼかしてみたりのっぺらぼうにしてみたりしているじゃないですか。それがここでは、男性器をキノコ、女性器を薔薇で描写していました。他の先人達は男性器をオットセイとか、女性器を貝とか、まぁ色々工夫して描いてきたわけですが、だいたい笑ってしまう結果になっていますね。

最終巻ではまず、漢民族への恨みから復讐を誓う三眉。恐ろしい三姉妹でしたが、これもセックスの力で女の性に目覚めさせて(また…)、一件落着。
そして最後の話が孔明をも上回る頭脳の持ち主であり、より世のため後世のために生きる男・張衡という者と出会う。孔明に対して、
『あなたぐらいの年齢で何もできず また目的も見出せない人は なまけもので夢想家で野心家で 常に現実の環境に満足できない不満居士で そういう方は人の役に立つどころか かえって迷惑をかけたり災いを招いたりすることが多いのです 天下を取りたいとか仙人になりたいとかね 見果てぬ夢を追って足に地がつかない人』
とか、
『ほんとうにキミは人間臭いねえ 人間そのものだよ 低俗の部類に入る人間の代表 すぐにカッとなる人間 喜怒哀楽のはげしい人間は 主義主張を持ってない人間だ 断固たる信念もない だから他人に何か言われるとすぐに揺れ動く』
とまで言い放ちます。しかもこれが全部図星だから凄いのですが、こう言ってムキにさせるのも考えあっての事でした。そんな張衡の目的とは!?
そして、彼に得るものがあった孔明はまた成長し、目標を新たに誓うのでした…

という所で物語は完結。三国志的に見れば本編はこれからとも言える部分なのですが、今作では孔明が歴史に登場する前の話を描きたかったのでしょう。
三国志好きにもアピールするなりして(それはこんなの孔明じゃないと嫌われるかもしれませんが)、とにかくもっと広く読まれて欲しい作品でした。


人間の世のことは 人間が為すべきこと
悪しくするも 良くするも 滅び去るも これ全て人間の責任なのじゃ
そうでのうては 人間としての存在価値はあるまいが



  1. 2013/11/17(日) 23:00:20|
  2. 劇画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

旅行・紀行・街(158) 広島市 1 広島城、原爆ドーム…等

前回に引き続きの広島県旅行で、今回は県庁所在地の広島市です。
hiroshima1.jpg

『最後じゃけん 言うとったるが狙われるもんより 狙うもんのほうが強いんじゃ そがな考えしとるとスキができるぞ』
…というわけで実録ヤクザ映画の名作中の名作、「仁義なき戦い」の広島県ですよ!
IIBOSHI-jingi1.jpg
今年は2013年、「仁義なき戦い」は1973年の公開(しかもこの年だけで3作目まで公開!)なので、「燃えよドラゴン」と同じく40周年の節目でもあります。
一応復習としてシリーズを全部観直してから行きました。もう何度も観ている作品なので今更物語にどうこう突っ込む事もないのですが、広島弁のセリフだけが頭にこびりつきました。主人公の菅原文太兄ぃは広島市ではなく呉市を本拠とするヤクザの設定なので、呉弁なのかな。

舞台は戦後の混乱の最中なので、撮影ポイントとして確認出来るのは何度も出てくる原爆ドームくらいだと思いますが。今やほとんど京都市で撮影が行われてた事も明かされているし。
しかし呉市よりも広島市を重点的に舞台とした2作目、「仁義なき戦い 広島死闘篇」は実際の撮影も治安の悪い広島市で行われたのだとか。
IIBOSHI-jingi2.jpg
文太兄ぃの出番が少なくてシリーズとしては番外編的な存在ですが、すんごく好きな作品ですね。大友勝利を演じた千葉真一…彼の長いキャリアの中でも、これは数々のアクション映画を抑えて最高の演技だったのでは!?

それに、今度こそ晴れてくれました。
hiroshima83.jpg

当地ではまず、英霊やあの原子爆弾投下によって犠牲になった方々などが祀られている"広島護国神社"(廣島護國神社)へ参拝に行かなくては話になりませんよね。
別の場所にあった神社が、1945年に悪魔の爆弾が投下されて建物は全て失われましたが、この大鳥居だけは残って現在の広島城址公園内に移設されたのだとか。先人達は普通、神社だけは災害を受けにくい場所に建ててきたわけですが、あのような空爆を受けるとは想定していなかったでしょう。
hiroshima2.jpg

奥へ進むと、再建された社殿などがあります。
hiroshima26.jpg
hiroshima30.jpg
hiroshima27.jpghiroshima28.jpg

神馬には、菊の御紋がありました。
hiroshima29.jpg

本殿の前で。
hiroshima31.jpg

周辺を歩いて歩兵第十一聯隊跡、
hiroshima3.jpg

元内閣総理大臣の池田勇人など、見て回っていたのですが、
hiroshima4.jpg

ここ広島城の周辺がかなり賑やかです。このお祭り騒ぎはどうした事かと見てみたら、『ひろしまフードフェスティバル2013』なんてのが開催されていました。
hiroshima5.jpg

歩を進めましょう…
hiroshima6.jpg
hiroshima7.jpg

お菓子・スイーツ広場なんて、甘い物専門のブースまでありました。
hiroshima8.jpg

美女が呼び込みしているからと寄ったのが、"三瀧荘"で…まかないめし。
hiroshima9.jpg
hiroshima10.jpg
hiroshima11.jpg

ブース内にいる娘っこも、これまた広島美人の名にふさわしい美しさだったので写真を撮らせてもらいましたが、こんな子が話す広島弁がまたたまりません。広島弁は文太兄ぃが使えば男らしくてカッコいい言葉ですが、女子が使うととたんに可愛い萌え言葉になるのです。
hiroshima12.jpg

他には、大たこ焼き、
hiroshima13.jpg
hiroshima14.jpg
hiroshima15.jpg

店の数は多いので、あとはどこで食べようか迷いながら歩いてましたが…
hiroshima16.jpg

肉の串焼を出す"山田牧場"
hiroshima17.jpg
hiroshima19.jpg

いい匂いを発していましたが、ここは長打の列でとてもムリ!
hiroshima20.jpg

既にゲットした女子大生の食べ姿だけ撮らせてもらって去りました。
hiroshima21.jpghiroshima22.jpg
hiroshima23.jpg

店のオヤジもいい顔してます。
hiroshima18.jpg

広島城ステージでは、広島太鼓保存会による『ひろしまの地太鼓』披露が始まりました。
hiroshima24.jpg
hiroshima25.jpg

そして、広島城へ。毛利元就の孫にあたる毛利輝元が作った城で、当然ながら原子爆弾で倒壊しているので、復元された物。
hiroshima32.jpg
hiroshima33.jpg
hiroshima34.jpg
hiroshima35.jpghiroshima36.jpg

城なんて中に入るより外観を楽しむのが良いのだと思っている私ですが、今回は入城。フードフェスティバル中は特別価格で、280円。
hiroshima37.jpg

案内冊子。内部は武家文化などの歴史を紹介した史料館になっていました。
hiroshima38.jpghiroshima39.jpg

入るとすぐにジオラマがありまして、
hiroshima40.jpg

この先は撮影禁止なのですが…たまにこのように、『撮影可』となっている箇所があります。
hiroshima41.jpg

撮れって命令されているようで嫌だし、そもそも撮りたいような物でもないのですが、まぁ特に主義があるわけでもなし、郷に入れば郷に従えって事で撮りましたが。
hiroshima42.jpg
hiroshima43.jpg

この、鎧と兜が置いてあって武将コスプレ出来る所は嬉しかったのですが、他に誰もやってないし、皆さん冷めた目で通り過ぎていくのですが…ちょうど顔ハメに熱中している時のように。
hiroshima44.jpghiroshima45.jpg

あとは下から見えた、この部分…高い所からの景色を楽しんで、と。
hiroshima48.jpg
hiroshima47.jpghiroshima46.jpg
hiroshima49.jpg

原爆ドームも見えました。
hiroshima50.jpg

周辺では、全裸のセクシー美女数人が立つ銅像の周りでマーケットやってたり、
hiroshima55.jpg

武将達も何やらパフォーマンスやってて賑わってました。
hiroshima51.jpg

今やすっかりポピュラーな存在となった歴女(歴史オタクで武将萌えの女性)に怒られないためでしょうか、武将達は今時風のイケメンばかり。安芸ひろしま武将隊、と名乗っていました。
hiroshima52.jpg
hiroshima53.jpg
hiroshima54.jpg

弓道場の前では弓道部の女子達がウロウロしていましたが、前日に行った尾道市を舞台にした名作「時をかける少女」の原田知世ちゃんを思い出しますね。
hiroshima56.jpg
hiroshima57.jpg

そして、ここからはニヤけた顔と心を引き締めて…原爆ドームに到着しました。
hiroshima59.jpg
hiroshima60.jpg
hiroshima58.jpg

負の歴史・記憶そのものでしかない事ですが、『広島=原爆』というイメージは世界中で持たれています。世界の果ての国で聞いてみても、仮に東京を知らない人が居ても広島を知らない人は居ないのではないでしょうか。
ドイツの偉大なエレクトロニック・ミュージック(テクノ)・ユニット、クラフトワーク(Kraftwerk)の5thアルバム「放射能」(Radio-Activity)でもこのテーマなので『ヒロシマ』の単語が使われているし、同じくジャーマン系の正に怪物バンドで私もCDを何十枚持ってるんだというタンジェリン・ドリーム(Tangerine Dream)は原爆を受けた日本人手記を元にした『THE FIVE ATOMIC SEASONS』という全5作からなるコンセプト・シリーズを発表、その3,4作目には「広島~秋」「広島~冬」(Autumn in Hiroshima,Winter in Hiroshima)のタイトルが付いていました。アメリカにはそのままヒロシマ(Hiroshima)という日系人のメンバーによる大御所フュージョンバンドがいるし、マニアックな所ではスペインのハードロック・バンドでHIROSHIMAってのもいましたね。
あのトッド・ラングレン率いるユートピアの3作目「RA」(太陽神)でもそのまま『ヒロシマ』という曲があり…
グラハム・ボネットが結成したヘヴィメタル・バンドのアルカトラス(Alcatrazz)は、イングヴェイ・マルムスティーンがギタリストとして在籍した時の1stアルバムにして名盤「アルカトラス」(No Parole from Rock 'n' Roll)で『ヒロシマ・モナムール』(Hiroshima Mon Amour)という曲を発表。同曲は後に日本のヘヴィメタル・バンド、Concerto Moonにもカヴァーされています。

映画ではフランスからアラン・レネ監督&マルグリット・デュラス脚本という凄いコンビが「二十四時間の情事」(邦題「ヒロシマ・モナムール」)という、被爆地広島市を舞台にした傑作を作りました。その一応はリメイクで、広島市出身の諏訪敦彦監督が何とベアトリス・ダルを主演に迎えて作ったのが「H story」
記憶に新しい黒木和雄監督の「父と暮せば」も原爆投下の傷跡が生々しい広島を舞台にした感動作でしたし(元ネタは井上ひさしの舞台)、スティーヴン・オカザキ監督はドキュメンタリー映画の傑作「ヒロシマナガサキ」を撮っています。
hiroshima173.jpghiroshima174.jpg

もちろん最も有名なのは結局「はだしのゲン」で、漫画だけでなく実写映画にドラマ、アニメ映画も複数ありますが、ここでは石田優子監督による原作者である中沢先生の生涯を追った記録映画「はだしのゲンがみたヒロシマ」をピックアップしておきましょう。
NAKAZAWA-hadashino-gen-cinema1.jpg

あのジェームズ・キャメロン監督も数年前に「Jigoku」(仮題)なる原爆映画を作ると発表していましたが、頓挫したままですね。外国人が作った物は特に私の知らない作品がまだまだ凄い数あるでしょうが、その原爆の象徴といえるのが原爆ドームこと"広島平和記念碑"。『負の世界遺産』としてユネスコの文化遺産に登録されています。
hiroshima61.jpg

元は大正時代に竣工された"広島県物産陳列館"で、後に"広島県産業奨励館"に改称されています。この今見てもモダンな3階建て建築の設計は、チェコ人のヤン・レッツェルって人が担当したそうです。
忌まわしき悪魔…アメリカ軍のエノラ・ゲイと機名が付いたB-29爆撃機が、1945年8月6日に『リトルボーイ』なんて可愛い名前の付いた原子爆弾を投下!建物はほぼ全壊したものの、直上からの衝撃波だったため(他にも条件はあるでしょうが)中央のドーム部分枠組みと外壁を残しました。
当然、勤務していた職員らは全員が即死しましたが、1名だけ前夜に宿直していたため原爆投下直前に帰宅していた方がいて、職員では唯一の生存者となったそうです。すごい話ですが、ちなみに宿直者は4名いたそうで、するとあと3名は定時になってもすぐに帰らなかったのが原因で命を落とす事につながったのだと推測されます。やはり残業はダメだと…ええ。

世界遺産なので補修はしているでしょうが、中は荒れたままになっています。
hiroshima62.jpg
hiroshima63.jpg
hiroshima64.jpg

ぐるりを回って別の角度から…
hiroshima65.jpg
hiroshima66.jpg
hiroshima68.jpg

むむ、トリがとまっておる。
hiroshima67.jpg

『まだ戦争はおわっとらんぞ わしらいつまでもつづいてるぞ わすれるな わすれるな』
というゲン、こと中岡元のセリフ付き「はだしのゲン」Tシャツで行った私、涙を拭いたばかりなので目が腫れています。
hiroshima74.jpg
hiroshima69.jpg
hiroshima70.jpg

「はだしのゲン」といえば、最近どっかの地方の教育委員会が閲覧制限したとかで問題になってましたね。そこから左翼の歴史認識そのままの史実に反した描写が多い事とか、色々言われて…それは以前私も同作を紹介する時に書いてますが、漫画としての面白さが凄い作品である事を無視してませんか。まぁ自国を誇りに思えなくなるような内容もある本を、義務教育の学校図書館に置いて幼い子達に見せるのはどうかとの意見も分かりますが、それだと私はいつ読めたのか分からないし、何十回と熟読したけど特に反日にも反天皇にもなってませんしね。
しかしほとんどの人が、中沢啓治作品といえばゲンしか読んでないですよね。そこで今夜は、「黒い雨にうたれて」を薦めておきましょう。現在普通に手に入るのはこれ、東京漫画社版かな?
NAKAZAWA-black-rain3.jpg

オリジナル版と比べるとセリフの修正入ってるのが残念ですが、『黒い』短編集が一気に読めるラインナップですね。凄いですよー。
NAKAZAWA-black-rain4.jpg

さて原爆ドーム。
機雷戦で日本は敗れたも同然の状態になっていたので戦略上は必要なかったのに都市空襲で住民虐殺を繰り返し、果ては一般市民を実験材料にして原爆投下という、人類の歴史上で最大の戦争犯罪を犯したアメリカ合衆国。何と現在でもアメリカでは国民の過半数が広島原爆投下を正しかったと考えているそうですが(絶句!)、奴らはやはり原爆ドームの世界遺産への登録に猛反対したそうです。それでも、あの国の強大な圧力に負けずに登録した世界遺産委員会は偉い!
あともう一箇国、アジアの国で唯一連合国側に加担した中華人民共和国(戦時中は中華民国)も反対した事を、ここに記しておきましょう。誰しも『日中友好』という言葉を聞いた事があると思いますが、そんなの現在に至るも真っ赤な嘘(本当に赤いや)である事を覚えておいた方がいいと思います。本当に、あの国を調べれば調べるほどありえない事が分かるのですよ。
日本の財力を奪うためにはうまい事言う場合もあるかもしれませんが、自国の政府に対する不満の目をそらすために、国民にいわゆる反日教育で『日本人を憎め、許すな』と教育し続けている国ですよ。これは日本に対してはあそこまで内政干渉してくる中国に対して、抗議せずにそのままにしている日本の政治家の無能こそが問題かもしれませんが。中国は現在でも他国や他民族への虐殺を継続している軍事国家です。しかも彼らはアメリカと同じで、侵略した他国の文化を奪い、弾圧する民族浄化思想を持って己の利益を図る野蛮な国。
しかもやられた後の被害者意識は異常に高くて、自分らの負の歴史は今になって徹底的に糾弾する、というか歴史を捏造してとんでもない事を言い出す…原爆ドームの世界遺産登録は反対しておきながら、南京大虐殺紀念館なんて嘘っぱち展示物の博物館を作って世界遺産登録を目指してるし!まぁこれは良い傾向かもしれませんね。世界遺産登録は審査厳しいので、ユネスコがちゃんと調べたらその博物館の嘘や矛盾点などボロボロ出てくるでしょう。ちなみに、その南京大虐殺紀念館を資金提供までして作らせたのが、何と日本の政治家・田邊誠であると言われています。
さて現在の中国は、200発を越える核弾頭ミサイルの照準を日本に合わせている事をご存知でしょうか。それでも非核三原則を守れと叫ぶ国会議員がたくさんいて唖然とさせられるのですが、雰囲気で流されて同調しちゃう国民もいるんじゃないですか?もう、国防に無関心を通り越して日本を滅ぼしたい他国の工作員なのかと疑ってしまいます。そしてスパイだらけになった政府(官僚も政治家も)を正すには、一体どうしたら良いのでしょう。

引き続き、原爆ドーム周辺を歩いていると…
hiroshima71.jpg
hiroshima72.jpg
hiroshima73.jpg
hiroshima75.jpg

目立って目に付くのが、イチャつきながら記念撮影とかしているバカ外人カップルの多さ!
あの大戦は白人による植民地支配からのアジア解放を目指してたので、現に白人国家のほとんどは原爆投下に加担したとも言える連合国の奴らなのだし、あとは中国人も本当に多くて、さすがにここはお前らが笑いながらそうやってて良い場所ではないだろ!と思って怒りを抑えるのが大変でした。
無残にも殺された広島市民達の骨と無念が埋まっている土地、特殊な場所だとはいえ、このご時勢に彼らが近づく事を明文化して禁止する必要は無いと思います。けど、最低限の礼儀とか、分からないなら分かるように教えなきゃならないのではないでしょうか。
まぁ彼らは未だに原爆のおかげで戦争が終わったとか思ってる能天気な連中なのでしょうな。しかし私、例えばガムを吐き捨てた外国人がいたとして、上記の「黒い雨にうたれて」と同じようにぶん殴って拾わせたり出来ただろうか…そして、
『この広島をなんだとおもっていやがる てめえらの踏んでいる この大地には何万人の人間が埋まっているのだ てめえらにこの大地を汚されてたまるか きやすく広島にくるなっ』
と、言えただろうか。
もちろん彼らはもう原爆投下した人々の孫の世代。それこそ中国や韓国のように未来永劫、徐々にエスカレートして捏造の話も増やしながら攻め立てる気はないので難しい所ですが、ただどういう土地であり建物なのかをよく考えて欲しい。
hiroshima76.jpg
hiroshima78.jpg

我々はただただ、慰霊の祈りを捧げました。
hiroshima77.jpg

ちょうど原爆ドームから川を挟んで向こう岸で"広島市立幟町小学校"の可愛い児童たちが合唱してくれてました。
hiroshima79.jpg

おびただしい数の遺体が浮かんだこの太田川も、今じゃデートスポットらしいですね。
hiroshima91.jpg

川沿いの、赤い鳥像。
hiroshima80.jpg
hiroshima82.jpg
hiroshima81.jpg

続いて…これは怪しいオヤジが女子高生に近づいく図!?
hiroshima84.jpg

いやいや、『核廃絶!ヒロシマ・中高生による署名活動』をしているとかで声をかけられたので、協力したのです。そりゃこんな事でもなければ女子高生達に声かけられるわけない。
hiroshima85.jpghiroshima86.jpg
hiroshima87.jpg

とはいえ若い彼女達は知らない…攻撃力を持たない日本国の力なき人々ごときがどれだけ署名など集めようが、アメリカや中国その他の国々が核兵器を捨てることなど絶対にあり得ないという事を!
集めた署名は国連に提出するそうですが、国連を動かしている常任理事国は全て核兵器を保有済みだって事くらいは知っているのだろうか。
そして核兵器を得るまでにどれだけの歴史が有り、現在どのように役立ってその国でどれだけ国益になっているのかを勉強すれば、その主張自体が空虚なものだと気付くはずです。既に持っている国が膨大な金をかけて手に入れた核兵器を捨てさせるとしたら、スーパーサイヤ人とか要は核兵器以上の力を持った存在が武力で命じて放棄させるしかないでしょうな。となると平和のための、"二度と戦争を起こさないための戦争"をもう一度起こす必要すらあるのかもしれません。

人は誰かに殴られ続けたらこちらは殺される前に石を持ちますよね。それに対抗して相手は棒を持ちます。こちらは剣を持ち、相手は槍を持ち、こちらは弓矢を持ち、相手は銃を持つ。奴隷で良い、というのでなければ全ての人間は相手に勝つためにより優位に立てる武器を持とうとするのだから。その先にあるのが、先に持った奴にとっては最強の宝とも言える核兵器。その威力は広島と長崎で世界中に知らしめたし、もはや持つ者に持たざる者が逆らう事は出来なくなりました。
あの時点で約70年前であり、現在の技術で作られている核兵器を使っていたらこの世から人間なんていなくなります。バカな事を繰り返しながらも、考える力を持つ人類が再び核兵器を使う事は有り得ないわけで、つまり現在の核兵器は防衛力、政治力(外交は軍事力を背景に行うのです)として持っているだけなんですよね。
日本みたいに攻撃力を持っていないので怒らせても脅しても何も恐くない、しかも経済力と技術力だけ高い国がどれだけの場面で言いなりになっている事か…
というわけで私は現状では(そりゃ500年後とかずっと未来の世界で人類の精神が別次元に上がっていれば別ですが)日本も核兵器を保有すべしと逆に訴えたい。それが日本に対する核攻撃を止める方法であり、怖いからダメとか言ってたら、それこそがまたもや我が民族が虐殺される事につながるわけです。それでも、空虚な事でもひたむきに行動する彼女らに水を差したくないので、『核廃絶』賛成のサインしました。うん、どの国も核兵器を持たない(捨てる)なんて今の所は夢物語でも、遠い未来のいつかは実現するかもしれず(希望的観測)、その未来につなげる第一歩なのだと明るく見てあげたくなりました。
でもその未来が実現するとしたら、そこはもはや今の人類の特性とか感覚とはまるで違っているのでしょうね。暴力性も人間の属性であって、牙を抜かれた現代の日本人だけが恐いとか嫌だとか叫んでみても、人類は争いの歴史と共に歩んできたのだから。どこにも正の歴史があれば負の歴史もあるわけで、負の部分を丸々除去するなんて、そうなった時の人類は何者なのだろうか。

この活動は、こちらの橋の方が主力でしたか。人数も多く、拡声器を使って訴えていました。
hiroshima88.jpg

原爆ドームをバックに活動する、美人女子高生。
hiroshima89.jpg
hiroshima90.jpg

さすがに広島県の学生さんなら、本当に平和を得るためにはどうすれば良いか考えて国防意識も高いと想像するでしょうが、他と同じくここも日教組のサヨク教師が多くて変わらないらしいです。
連合国軍が占領中に監督して作らせた日本国憲法の、特に足かせとなっている第9条…平和憲法なんて皮肉な呼ばれ方をしていますが、あの自国を守れなくする恐ろしい条文。あんなのを有り難がっているような輩がいっぱいいます。彼らは国家を誰が守るのかという当事者意識を持たず、何かと言えば必ず子供を戦地に送りたいのか、とか『子供』をたてに使います。そういう人たちの主張を聞くと恐怖を感じますよ。すぐ隣に中国・韓国・北朝鮮・ロシアがいて、これだけ挑発されている状況でもまるで危機感を感じないどころか、逆らうなとか逃げ出せとか訴える。そういった人々が国政を握ったら、日本国も日本国民もどうなるでしょうか。都合の良い妄想力だけじゃなくて、現実を考える想像力を使いましょう。
例えば信仰に厚いチベットは、27万人のお坊さんがいて平和を訴えましたが、わずかな数の共産党軍に対抗出来る軍隊を持たなかったために現状のようになっているのに…
学生達に分かりやすく言えば、国内を武力を持った警察が守っているように、国外に対しては武力を持った軍隊が絶対に必要で、それが無ければ秩序と平和が保てない、という事。
アメリカの占領下で徹底的に行われた日本国民に対する洗脳教育…撒き散らされたその種が未だに教育やマスコミ界にはびこっているわけですが、日本が絶対的に悪い国だったという真実と異なる歴史観、この刷り込みから逃れない事には日本人に明るい未来はないでしょう。
もちろん日本だけが世界であったら軍隊なんか持たずに、性善説の中で平和に暮らしていけるのかもしれませんが、そうではない現実を直視しましょう。私は子供の時から可哀想な環境で育ったのもあり自分が何も悪い事をしてなくても、酷い目に遭う事がいくらでもある事実をしっかりと認識しています!
そもそも日本国憲法は憲法改正を認めているのに、改憲は絶対に許さないと主張する方が矛盾だらけです。

続いては、"動員学徒慰霊塔"
hiroshima92.jpg

動員学徒悼歌『ほのお果てては』が記されている、ここに建つのは平和の女神像。背中に羽が生えてますが、まさか神の名の下に虐殺を繰り返してきた、キリスト教の天使ではあるまいね?
hiroshima93.jpg

うんうん…本当に…平和が欲しい。
hiroshima94.jpg

『おしい!広島県』の旗を通り過ぎると、
hiroshima95.jpg

いよいよ広島平和記念公園内にある、"平和祈念像"
hiroshima99.jpg

頂点に立つのが、原爆後の黒い雨によって被爆して白血病で死去した少女・佐々木禎子の像。小学生の頃に彼女を描いたドラマとか見て泣いた覚えがあります。
hiroshima96.jpg
hiroshima97.jpg
hiroshima98.jpg

像の下にある金色の錘を鳴らして慰霊するのですが、その下の石碑には『これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための』と刻まれていました。
hiroshima100.jpghiroshima170.jpg

その石碑の周りに大量の折り鶴が置かれていたそうですが、現在では屋根付きの置き場が周りに作られています。
監視カメラも設置されていますが、それは放火事件が後を絶たないからだとか!どうしても一部、愚かで不敬な奴がいるものなんですよね…
hiroshima101.jpg

平和記念公園の敷地内には巨大なアーチ型の"原爆死没者慰霊碑"(広島平和都市記念碑)があって、原爆ドームを結ぶ直線上に設置されています。
hiroshima104.jpg

その直線上をさらに行くと"広島平和記念資料館"がある、と。
hiroshima105.jpg

もう一度アーチに戻りますが、その下にある慰霊碑。
問題はあまりにも有名な、その石碑に刻まれている文章『安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから』ですよ。これ、はらわた煮えくり返ってきませんか。
hiroshima102.jpg
hiroshima103.jpg
当時の広島大学教授が揮毫した文ですが、これだと原爆を落としたアメリカ軍ではなく落とされた広島市民が『過ち』とやらを犯したように取れますよね。
あのパール判事も訪れて献花と黙祷をした後に非難したそうですが、私もこれは子供の頃から違和感がありました。解釈の問題でどうこうと議論になってはいるようなのですが、主語が無い文章なのでごまかされながらも普通に日本語分かる人だったら、そう読むと思います。
たった今調べてみたら論争の末、主語は『世界人類』というのが公式見解になっているっぽいのですが…出たよ、何だ世界人類って。地球市民とか、そういった類の幻想ワードですね。
慰霊碑を囲む池は"平和の池"と名付けられていましたが、英語・仏語・中国語だったかな、とにかく当時の敵国、原爆を投下した側の言葉で説明文が書いてありました。

家族、仲間諸共あのような残酷な殺され方をした人々が、安らかに眠れる日は来るのだろうか…少なくとも我々、子孫の代がしっかりした生き方をして日本の誇りを取り戻す事が大事でしょう。今は無力な私、ただ祈るだけです。
hiroshima171.jpg
hiroshima172.jpg

祈りの像。
hiroshima106.jpg

広島市もチンチン電車こと、路面電車の街。中沢啓治先生が「チンチン電車の詩」を描いていますから、ここでは特に『チンチン電車』の呼称を使いたいですね。
我々は先日紹介した廿日市市、安芸の宮島へ向かうため1時間近い時間利用しました。車窓から街を眺めていると、そのうち海が見えてきたり…
hiroshima165.jpg
hiroshima117.jpg
hiroshima118.jpghiroshima119.jpg
hiroshima120.jpghiroshima121.jpg
hiroshima122.jpghiroshima123.jpg
hiroshima124.jpghiroshima125.jpg

広島市のマンホールは、真っ赤なもみじ等。『おどりゃあー!シゴウしたるぞ!』の近藤隆太が愛した広島カープのとかもあったみたいですが、遭遇出来ず。
hiroshima127.jpg
hiroshima128.jpg

次は食事ですが、広島といえば名物のお好み焼きに決まってます!
大山のぶ代さまが絶賛しているという"本家 うずしお"へ行ってみました。
hiroshima107.jpg
hiroshima108.jpghiroshima109.jpg

カウンターで焼いて持ってきてくれます。大山のぶ代やカープの選手らのサイン色紙が飾ってありました。
hiroshima110.jpg
hiroshima111.jpg

ねぎ焼きと、お好み焼きのレギュラーだったかな。
hiroshima112.jpg
hiroshima113.jpg

そして、お好み焼きのデラックス!広島産カキが入っていて、名物を一気に食べられるようになっています。でもこの店、値段が高いです。
hiroshima114.jpg
hiroshima115.jpg
hiroshima116.jpg

夜になり市街地へ向かう道中、ぷーん…くせえ!となりましたが、臭いの発信源はすぐに分かりました。この派手な自転車!
hiroshima137.jpg

広島出身の友人に勧められた"みっちゃん"は、閉店時間が早くて間に合いませんでした…
hiroshima136.jpg

薬局で狼の剥製を飾っていましたが、ウルフはやっぱり、カッコいい。
hiroshima138.jpg
hiroshima139.jpg
hiroshima140.jpg

"お好み村"なんて所もありました。
hiroshima129.jpg
hiroshima131.jpg
hiroshima132.jpghiroshima130.jpg

当たり前ですが、中は見事にお好み焼き屋だらけ…30店弱もあっては多すぎて選びようもないので、ここでは食べずに、
hiroshima133.jpg
hiroshima134.jpg
hiroshima135.jpg

道を挟んだ繁華街の方へ。前回書いた同じ広島県の尾道市とかあれだったので多少心配はしていたのですが、さすが中国・四国地方で圧倒的に1位の人口を擁する広島市、活気あります栄えてます!
hiroshima141.jpg
hiroshima142.jpg

"元祖へんくつや"へ入店しましたが、
hiroshima143.jpg

歩き回って疲れた分、ビールが美味い!
hiroshima144.jpg
hiroshima145.jpg

好きな物を頼んでオヤジに焼いてもらうのですが、
hiroshima146.jpg

まずはミノ塩、豚トロ、
hiroshima147.jpg
hiroshima148.jpg

そしてお好み焼きも、2種類。
hiroshima149.jpg
hiroshima150.jpg

この店は五ノ井ひかりさん(知らなかったけど調べました、歌手です)曰く、『ほんとーにほっぺたがおちるかと思いました』だそうです。ええ、美味しかったです。
hiroshima151.jpg

続いては、"ふみちゃん"
hiroshima152.jpg
hiroshima156.jpg

ビール、
hiroshima153.jpg

ねぎ焼、
hiroshima154.jpg

お好み焼きは、うどん入(肉玉)。
hiroshima155.jpg

この店は壁に有名人のサイン色紙が貼ってあるのですが、先月筋肉少女帯との対バンを成功させたばかりのアーバンギャルドや、
hiroshima158.jpg

そして…「BADBOYS」の田中宏先生が描いた色紙が!確かに広島市出身の方ですが、まさかここで生の絵を見れる事になるとは。広島が舞台の漫画で有名なのは「はだしのゲン」だけじゃない、そうだ「BADBOYS」もあるじゃないですか!
hiroshima157.jpg
(まぁ個人的に関東が舞台の「莫逆家族(バクギャクファミーリア)」の方が世代なので、思い入れも深いですが)

そういえば「仁義なき戦い」の広島県ながら、いかにもヤクザみたいな奴は一人もお目にかかりませんでした。臨戦態勢でわざわざヌンチャクを持参していたのになぁ。
同じく深作欣二監督で文太兄ぃが何と警官役に転じたヤクザ映画の名作「県警対組織暴力」で、ヤクザと癒着したり対立していたのがこいつら広島県警か…
hiroshima159.jpg

宿泊は"ホテルユニゾ広島"
hiroshima160.jpg
hiroshima161.jpg

三人部屋でした。
hiroshima162.jpg
hiroshima163.jpg
hiroshima164.jpg

そういえば広島市だからとお好み焼きばかり食って、大好物のラーメンは食べられなかったなぁ…
カップ麺化していた"ばくだん屋"のは東京で食べていましたが、広島のラーメンは美味しいのですかね。
hiroshima166.jpg
hiroshima167.jpg
hiroshima168.jpg
hiroshima169.jpg

最後に食べたのが、次の目的地へ向かう待ち時間に広島駅で食べたマクドナルド。これじゃー締まりませんね。
hiroshima126.jpg

はい、そんなわけで中国旅行は山口県編に続きます。しばらく間を空けると思いますが、またいつかきちんと紹介しようと思います。


  1. 2013/11/14(木) 23:59:19|
  2. 旅行・紀行・街
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7

旅行・紀行・街(157) 尾道市 1 廿日市市 1

前回「ココ」でアップした岡山県岡山市から、海沿いを電車で走って広島県に入り…最初の目的地は尾道市
onomichi1.jpg

JR山陽本線尾道駅で下車しました。
onomichi2.jpg

ついに来た…ここ、10代後半から20代前半頃の私にとっては聖地でした。というのも、その時代の私は当地を舞台にして作られた大林宣彦監督映画、1980年代の『尾道三部作』を神作品と崇めていましたからね!
つまり「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」。主演女優に恋して、レコードや本、パンフレット、その他のグッズも集めまくりました。とはいえ「転校生」の小林聡美はアイドル活動をしていないのでグッズなどはありませんが、「時をかける少女」の原田知世、そして「さびしんぼう」の富田靖子。「ココ」で実家に眠るそれらを久々に出してみた時の模様もアップしています。
もちろん尾道モノ以外の大林宣彦監督作品も全部観たし、著作や映画ムック本なども片っ端から買ったし、まぁそのくらい熱狂的に好きだったのです。

降り立った尾道駅、これがいきなり「転校生」の斉藤一夫(尾美としのり)と斉藤一美(小林聡美)が待ち合わせした駅ですよね。
onomichi3.jpg

でもね、なんか…うーん。特に感激する感情が湧き上がってこない。
やはり別名・童貞三部作と呼ばれるように(私にだけですが)、女性の肉体や汚さも知ってしまうと、大林宣彦監督や今関あきよし監督らに代表されるような少女映画(というジャンル)でキュンとなるのは無理なのでしょう。大好きだった大林作品もいつしか観なくなったし、新作にもまるで期待してないですからね。
前述の通り尾道三部作は好きで好きでたまらなかったわけですが、1990年代の『新・尾道三部作』、つまり 「ふたり」 「あした」 「あの、夏の日」。こちらこそが私の思春期リアルタイムだというのに、そこまで好きな作品じゃなかったのも離れる原因だったでしょうか。

そんな微妙な内面のまま、今更ながらに来た尾道市。
ここでは大林監督だけが撮っているわけではなく、時代がずっと古く内容も大人向けですが小津安二郎監督の「東京物語」、あの日本映画史上のとんでもない名作も尾道を第二の舞台として撮影した作品ですね。ヴィム・ヴェンダース監督は写真という形で『尾道への旅』として残しているし…

さて尾道駅を出てすぐ、高台に見えるお城は、1964年に博物館として建てられたものの現在は廃墟になっている尾道城だそうです。天気が悪くて、ずっと雨が降る中をあんな高い所まで登る気は起きませんでしたが。
onomichi4.jpg

雨なのと時間が限られているのもあり、すぐにタクシーに乗っちゃいました。
そんでとりあえず尾道三部作の重要な舞台になっているある場所を告げたのですが、知らないという!タクシー運転手が有名観光地でもあるはずの場所を知らない事に耳を疑いましたが、その人も自分は新人なんで何も分からないと悪びれずに言うわけですよ。
ではせめて住所を調べて近くに降ろしてもらうしかなくなったのですが…降りた場所がけっこう外れた所で、見当を付けて歩いた方向が間違っていて、靴の中まで雨でビショビショになりながら同じ道を引き返して。これはもう、金だけ取ってったあのタクシー運転手にやられた。
貴重な1時間近くを無駄にして、気力減退しながらトボトボと雨の中歩き回ったのですが、尾道市っていう街がまたまるで活気が無いのですよ。私がかつて夢にまで見て憧れた街は、死にかけていた。住人達も精気が無く諦めきった顔つきをしていて、生きる事の目的も希望も理想もない。まぁ我が故郷も含めて、必死にならなくても一応生きてはいけるこういった地方都市によくある現象かもしれませんが、期待はしていただけに厳しく見てしまいます。聞けば尾道三部作の頃はまだ栄えていて活気もあったのが、衰退の一途をたどっているそうです。とにかくもう、尾道の印象最悪。

でも噂通りの坂道と路地の街なので、入っていったら迷路みたいで楽しめる人には面白いと思います。天気が良くて、時間と元気さえあれば…
これは、たまたま通りかかった"長江小学校"。長江なんて名前にビックリしますが、中華人民共和国最長の川(さだまさしが監督して同名のドキュメンタリー映画を作って莫大な借金をかかえた事でも有名)とは関係なく、尾道市内にある地名で、あちらの『ちょうこう』と違って『ながえ』と読みます。
onomichi9.jpg
児童や教師は毎日こんな階段を登って行かなくちゃならないわけですね。少なくともバリアフリーのバの字もない土地なので、乙武さんみたいにどんな状況でも健常者が手伝って当たり前だと思っていて、発言力のある有名人でありながら個人攻撃するような方も、この街に来たらいちいちキレて批判を繰り返してもキリが無い事に気付くでしょう!
ちなみにこの長江小学校の運動場下にある坂道が、「転校生」で通学路となっていたあの坂道らしいのですが、探す事もせずに次へ急ぎました。

ちょっとだけ"善勝寺"に寄ると、
onomichi5.jpg
onomichi6.jpg
onomichi7.jpg
onomichi65.jpg

境内のバックにロープウェイが見えますが、
onomichi8.jpg

天気が良ければこのロープウェイに乗り、尾道を一望する予定だったのです。
onomichi31.jpg
東陽片岡先生の短編漫画『サワヤカ不足は、尾道旅行で解消だった。のまき』という、単行本「ステテコ行進曲」(青林工藝舎刊)収録の作品で当地にて瀬戸内海に沈む夕日を見て感動する場面が出てきますが、天気悪くて夕日すら見れなかった…

それから、よくやく見つけたこの入り口。
onomichi10.jpg

学問の神様である菅原道真を祀る神社、"御袖天満宮"へ到着です。
onomichi13.jpg

石段をしばらく登ると、すぐに街並みを見下ろす高さになるのですが、次に出てくるのが…
onomichi14.jpg

「転校生」で一夫と一美が転げ落ち、その男女の体が入れ替わったシーンを撮影した55段の石段!!確かに見覚えあります。
onomichi16.jpg
onomichi15.jpg

拝殿、狛犬、
onomichi19.jpg
onomichi17.jpgonomichi18.jpg

鐘、さすり牛…
onomichi20.jpg
onomichi23.jpg
onomichi21.jpg

フランス語でこれ、
onomichi22.jpg

最後に我々も、空き缶を蹴って転がしてから二人で石段から転げ落ち、あのシーンを再現してみました。まぁ男同士で入れ替わってもつまらないですね。
onomichi24.jpg
onomichi25.jpg

他に彼らが住んでた設定の家その他、さらにさらに「時をかける少女」「さびしんぼう」の撮影ポイントも多数あるのですが、大林映画巡りはこれだけ。
階段と坂の路地を少しウロウロしましたが、あまりに入り組んでて近くにあるはずだった"タイル小路"すらも偶然見つかるもんでもない事が分かりました。
onomichi27.jpg
onomichi29.jpg
onomichi30.jpg

別名・天神坊とも呼ばれる、"大山寺"。
onomichi26.jpg

この辺りはそれまでの日本文化の遺跡・家屋をほとんど破壊しつくしたアメリカの爆撃から免れたそうで、とにかく小さい街に古いままの神社仏閣が凄い数ひしめいています。巡るなら計画的に。
onomichi28.jpg

尾道の猫と、犬。やはり覇気がない。
onomichi11.jpg
onomichi12.jpg

ここが刀鍛冶発祥の地でもあるらしく、記念碑がありましたが…
onomichi32.jpg

それと何の関係があるのか分からない著名人の足型もありましたが、私が注目すべきは漫画家のさだやす圭先生。
onomichi33.jpg
さだやす圭作品の主人公といえば関西弁で話すのがお決まりですが、広島県出身なんですよ。尾道市ではなく三原市出身ですが、やまさき十三原作で描いた「おかしな2人」が大林宣彦監督によって実写映画化されています。タイトルが「日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群」と長ったらしい物に変更され、話も原作の影も形も無い物にされていましたが。
まぁ大林監督はそれ以前に日本漫画界の至宝、楳図かずお先生の代表作である「漂流教室」まで実写映画化してトンデモないシロモノにしちゃってますからね。そりゃ漫画と映画は違う物なので設定変更の必要がある場合はあるでしょうが、大林監督は意味の無い改悪を繰り返すんですよね…楳図かずお先生本人の出演シーンがあるので良かったですけど。
さだやす圭先生に話を戻すと、小学生時代から集めている「なんと孫六」が未だに続いてて読んでいる大好きな作品だし、アニメ化もした「ああ播磨灘」他、どれも外れ無しの面白さ。大衆向け娯楽を追及した作品だからか、なかなか『名作』扱いはされにくい風潮がありますが…

尾道市は他にも、道沿いなどに足型がかなりあったのですが、漫画家だと他には当地出身の偉大なる、かわぐちかいじ先生!
onomichi50.jpg

そしてこの街ではこの方こそが主役か、大林宣彦監督。
onomichi49.jpg

活気の無い街をさらに歩き、中央商店街。
onomichi34.jpg
onomichi64.jpg

"手作り豚饅の店 長江"で、
onomichi35.jpg
onomichi36.jpg

塩豚饅、醤油豚饅。小さいけど1個80円で、ンマイ。
onomichi37.jpg
onomichi38.jpg

人が歩いてない可哀想な商店街にあっては、かなりオシャレな"あくびカフェー"。
onomichi39.jpg
onomichi40.jpg

センター街、
onomichi41.jpg

さらに確か一番街に入って、尾道商業会議所記念館、
onomichi42.jpg

その創立120周年記念に贈られたという大黒天。
onomichi43.jpg

"桂馬蒲鉾商店"なる所があって、将棋関連の店かと思ったのですが、調べてみたら新鮮な生魚で作る蒲鉾の老舗だとか。
onomichi44.jpg
onomichi45.jpg

尾道市は映画だけでなく、文学でも林芙美子や志賀直哉らが住んでて尾道が舞台の作品を書いていた事が知られています。
特に今年は林芙美子生誕110周年であり、一番街は記念イベントも開催していたみたいです。
onomichi48.jpg

石畳小路、
onomichi46.jpg

うず潮小路。どうって事無い小路だけど林芙美子が少女時代をこの辺りで過ごしていて、林芙美子原作のテレビドラマ「うず潮」にちなんで付けられた名前だとか。
onomichi47.jpg

そして、もう閉まってたけど"芙美子記念館"
onomichi51.jpg

私はちょうど最近、東京の"新宿区立 林芙美子記念館"方に行ったばかりでした。
fumiko-kinenkan1.jpg

さらに林芙美子像もありました。
onomichi52.jpg
onomichi53.jpg

最後は名物の尾道ラーメンを…と店を探したのですが、やっぱり活気が無い街なので、総じてどこも人が入ってない!
onomichi54.jpgonomichi55.jpg
onomichi56.jpg
onomichi57.jpg
onomichi58.jpg

もう適当に、駅に隣接している"櫻屋"にしちゃいました。
onomichi59.jpg

尾道ラーメン、500円。特徴である背油がたっぷり浮いています。値段を考えれば悪くはありませんが、東京で尾道ラーメンを出す店の方が美味い。
onomichi60.jpg

キムチラーメン、580円。ラーメンにキムチをトッピングするなんて珍しいから、それが名物なのかと思って頼んでみましたが…こりゃスーパーで売ってる安いキムチ乗っけただけだ!
onomichi61.jpg
onomichi62.jpg

そば・うどんとかも出す店だったし、選択を間違えたのかな。
onomichi63.jpg

そんなわけで最後の最後まで空しい気分を味わった尾道市。
天気良ければ、そして我々自身ももっと下調べしてスケジュール組んで回っていれば印象は違ったのかもしれません。
でもまぁ、次は無いだろうな…

東京に帰ってから、"味平"の生ラーメン買って食べてみましたけどね。2食入り。
onomichi-ajihei1.jpg
onomichi-ajihei2.jpgonomichi-ajihei3.jpg


翌日は、瀬戸内海に面した港町の廿日市市(はつかいちし)へ。
ここはもう、何といっても日本三景、安芸の宮島(別名・厳島)が日本有数の有名観光スポットですよね。ちなみに私は以前にも来ているのですが、もう15年以上ぶりだと思います。
hatsukaichi86.jpg

広島市から遅い路面電車で1時間弱かけて、広電宮島口駅まで移動したのでした。JRに乗っていれば20分ちょっとで着いていたそうで、こりゃまた失敗。
hatsukaichi13.jpg

駅を出ると、蘭陵王(らんりょう おう)の像が立っています。
hatsukaichi4.jpg
「蘭陵王」と言えば三島由紀夫最後の短編小説のタイトルなので文学好きには馴染みが深いですが、漫画でも川原正敏先生の「修羅の門 第弐門」で最近登場して盛り上がっていたのが記憶に新しい。「修羅の門」も長い休止期間がありましたが、小学生の時から愛読していた作品です。

フェリーに乗り換えて…
hatsukaichi2.jpg
hatsukaichi3.jpg
hatsukaichi5.jpg
hatsukaichi6.jpg
hatsukaichi7.jpg
hatsukaichi8.jpg
hatsukaichi9.jpg

宮島へ渡る途中、どこかで書いてあった廿日市市が『けん玉発祥の地』である事に思いをはせていた…ルーツは外国だと思いますが、現在の日本で広まっている形のけん玉が、ここ発祥という事みたいです。
え、けん玉なんて地味すぎる、どうでもいいって!?ちょっと待ってくださいよ、けん玉がこの世に無くば、ゆでたまご先生が「キン肉マン」で完璧超人のケンダマンを描く事もなかったわけですよ!
YUDETAMAGO-kendaman1.jpgYUDETAMAGO-kendaman2.png

…とか考えてたら、すぐにあの世界一有名な大鳥居が見えてきました。
hatsukaichi10.jpg

宮島桟橋へ到着!
hatsukaichi11.jpg
hatsukaichi12.jpg

この輪の中に大鳥居が見えます。
hatsukaichi14.jpg
hatsukaichi15.jpg

わっ!変な人が
hatsukaichi16.jpg

宮島は、鹿好きの私にはたまらない土地。
hatsukaichi19.jpg

鹿はカッコいい角を持つ生物ですが、例によって残念ながら切り取られています。
hatsukaichi17.jpg
hatsukaichi18.jpg
hatsukaichi20.jpg
hatsukaichi92.jpg

続いて、雌鹿と記念撮影。
hatsukaichi21.jpg
hatsukaichi93.jpg
hatsukaichi22.jpg

海辺に鹿…美しい。
hatsukaichi23.jpg
hatsukaichi24.jpg
hatsukaichi25.jpghatsukaichi26.jpg

鹿と遊ぶのが楽しすぎて、日が落ちそうになってきたので我に返って移動。
hatsukaichi27.jpg
hatsukaichi28.jpg
hatsukaichi29.jpg
hatsukaichi89.jpg

目指すは日本が誇る世界遺産、"厳島神社"
hatsukaichi31.jpg
hatsukaichi32.jpghatsukaichi33.jpg

海中の大鳥居。
hatsukaichi34.jpg
hatsukaichi35.jpghatsukaichi36.jpg

久しぶりに、戻ってきましたー!
hatsukaichi94.jpg
hatsukaichi37.jpg
hatsukaichi38.jpg

神馬。
hatsukaichi39.jpg

300円払って、厳島神社の境内へ。
hatsukaichi40.jpg

これがチケットです。
hatsukaichi41.jpg

何とか入れたもののもう時間が無いとの事で、急いでずんずん進んで行きましたが…
hatsukaichi42.jpg

あれ?神楽やってる音が止んだ、そして巫女や楽人らが帰ってゆきました。何てこった、やはり鹿と遊びすぎた!
hatsukaichi43.jpg
hatsukaichi44.jpg
hatsukaichi46.jpg

本方と末方だったのかな、このへヴィメタル的風貌な彼らが、どんだけ激しいヘドバンをしていたのか見たかった…
hatsukaichi45.jpghatsukaichi47.jpg

まぁ、氏神一番のカブキロックスみたいなもんですか?
kabuki-rocks.jpg

五重塔、
hatsukaichi55.jpg

そしてようやく正面から見れた社殿。
hatsukaichi54.jpg
hatsukaichi90.jpg

ここからの大鳥居は、一番人気ですね。
hatsukaichi53.jpg
hatsukaichi52.jpg
hatsukaichi48.jpg
hatsukaichi49.jpg
hatsukaichi50.jpg
hatsukaichi91.jpg
hatsukaichi51.jpg

出るとすぐに、高野山真言宗の寺院"大願寺"があり、
hatsukaichi61.jpg

そこには厳島神社を現在の様式に修築した平清盛の顔ハメ。しかし清盛、何で海に浮かぶ社殿なんて思いついたんだろ…平安時代にこれを造る能力を持った職人が集まった事といい、天才ですよね。
hatsukaichi56.jpg
hatsukaichi57.jpg

境内には、九本松。
hatsukaichi58.jpghatsukaichi59.jpg

平和観音、
hatsukaichi60.jpg

厳島大仏の看板の奥に…
hatsukaichi62.jpg

景観を壊さないように配慮しているのでしょう、目立たない厠があります。
hatsukaichi63.jpg

鹿が入ってきちゃうそうで、『鹿戸』なる物が設置されていました。
hatsukaichi64.jpg

厳島神社の周辺を散歩してみましょう。
hatsukaichi65.jpg
hatsukaichi66.jpg
hatsukaichi67.jpg

わ、またこの人が輪の中に入ってきた!
hatsukaichi68.jpg

あっという間に日が暮れて…
hatsukaichi69.jpg

清盛通り。
hatsukaichi76.jpg
hatsukaichi77.jpg

そこにある"宮島の大杓子"は、長さ7.7m・最大幅2.7m・重さ2.5tという事で世界一の大きさです。ついでに杓子は宮島が発祥の地なんだそうで。十余年に渡って男塾を支配する三号生筆頭、大豪院邪鬼くらいの大きさ(登場初期限定)でないと使えない杓子ですね。
hatsukaichi78.jpg

大鳥居もライトアップされました。
hatsukaichi70.jpg
hatsukaichi71.jpg

ちょっと目線をずらせば右側にトリさんがいますね。動物から見たら、神とか文化財とか関係なく、全ての物が等しく価値が無いわけで…糞を落としたりもすると思います。
hatsukaichi72.jpg
hatsukaichi73.jpg

鹿さんのお尻、ハート型で可愛いなー。
hatsukaichi74.jpg
hatsukaichi75.jpg

宮島の名産品、もみじ饅頭のお店はけっこうな数ありました。
hatsukaichi79.jpg
hatsukaichi80.jpg
hatsukaichi81.jpg
hatsukaichi88.jpg

帰りに気づいたので遅すぎですが、観光用にレンタサイクルを借りられたみたいです。こんな所へ来てまでこの三色、つまりSな学会の影響を感じるわけですが…
hatsukaichi82.jpg

帰りにフェリーに乗り、
hatsukaichi83.jpg
hatsukaichi84.jpg
hatsukaichi85.jpg

往路で路面電車の遅さに懲りているので、復路はJR線で宮島口駅から広島市へ向かいました。
hatsukaichi87.jpg

日本人にとって、そして世界史上でもあまりに重要な街…広島市は、また次回。


  1. 2013/11/10(日) 23:00:42|
  2. 旅行・紀行・街
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

旅行・紀行・街(156) 岡山県岡山市 1

中国旅行へ行ってきました。
おっと、先日友人にその言い方したら支那の方と間違えられたのですが、そうではなく日本国の本州西部です。そのうち、今回の目的地は山陽地方に絞って…今回からその旅模様を何度かに分けてアップしていこうと思います。
まずは、岡山県岡山市
okayama1.jpg

JR新幹線のぞみで東京を出発し、ビール飲んだり寝ていた時間はわずか3時間半程度。
okayama2.jpg
okayama72.jpg

岡山市へ到着しました。有名なおとぎ話「桃太郎」ゆかりの地なので、岡山駅東口の駅前広場には、イヌ、サル、キジを従えた桃太郎像(岡本錦朋作)が建っています。
okayama3.jpg
okayama4.jpg
okayama5.jpgokayama6.jpg

岡山県自体がきっと多くの人にとって『通過する県』であり、私も今まで確実にこの県の上を10往復以上しているものの、降り立ったのは今回が初めてです。それほど一般的に地味なイメージの県だと思いますが、私にとっては大好きな横溝正史の諸作品で頻繁に舞台となっている土地として、ちょっと興奮を誘います。
となると名作「八つ墓村」のモデルになった、日本の犯罪史上前代未聞の殺戮事件『津山三十人殺し』の現場である現在の津山市だとか、他にも私が尊敬する将棋の大山康晴十五世名人を輩出し、倉敷美観地区で有名な倉敷市、天空の山城こと"備中松山城"がある高梁市、このブログとはDAIGOつながりのネーミング・醍醐桜がある真庭市
okayama7.jpg

等々、見所はいくつかあるものの、時間の制約があり、今回訪れたのは県庁所在地で政令指定都市の岡山市のみ。
まずはこの広場で、『ごっくん桃太郎 おかやまの水』を頂きました。
okayama8.jpg

岡山市は五・一五事件で凶弾に倒れた『話せばわかる』の犬養毅とか、漫画家では浜慎二先生とか、あのトキワ荘メンバーでただ一人不遇の人生を生きた森安なおや先生らを輩出しています。
あとは全国の県庁所在地の中で晴れの日が最も多いという事で『晴れの国岡山』を自慢にしているのですが…私たち一行が訪れたら、見事に雨でした。
桃太郎大通りを歩くと、
okayama19.jpg

出てくる出てくる桃太郎、しかも全裸。
okayama9.jpgokayama10.jpg
okayama11.jpg

殺した鬼の生首を椅子にするというセンスが、エド・ゲイン的で良いですね。
okayama12.jpgokayama13.jpg

もちろんイヌ、サル、キジらもいます。これらは全て蛭田二郎作で、他にもまだまだありました。
okayama14.jpg
okayama15.jpg
okayama16.jpg
okayama17.jpgokayama18.jpg

岡山シンフォニーホールというのがあり、その1階は"献血ルームももたろう"
okayama20.jpg
okayama21.jpg

道路の柵にも鬼から分捕った金棒を使用しています。
okayama22.jpg
okayama23.jpg
(背後には路面電車が見えます)

岡山市のマンホールも、桃太郎。モノクロ、2色版、
okayama45.jpg
okayama46.jpg

文字無し版、
okayama47.jpg

その他、種類豊富な桃太郎マンホールです。
okayama48.jpg
okayama49.jpg
okayama51.jpg
okayama50.jpg
okayama52.jpg

とにかく、このように何でもかんでも桃太郎にあやかったネーミングの施設や物などが多い岡山市です。
しかしこのおとぎ話、幼少期は単純に鬼が悪い奴らだから桃太郎が退治してお宝を頂いてきた、くらいに聞かされてたと思いますが、鬼って具体的にはどんな悪さをしたんですかね。いきなり襲われて大事な宝物をごっそり奪われるに足る事をしたのでしょうか。
どちらが良いとか正義だとかって、民族や人によって価値観が違うから大人になると無いに等しい事だと分かるじゃないですか。まして世界情勢とか歴史を横目に我々の身近な所で見れば…かつて欧米の植民地支配からのアジアを解放する事を理念に戦った大日本帝国軍が敗戦後は歴史を塗りかえられ、いつの間にか悪の軍団が侵略戦争を仕掛けたって事になったりしているし、つまり桃太郎もきっと強者のいいなりで書きかえられた物語なんですよね。
もちろん鬼はこんな悪い事をしたからだ、とか出てくるのでしょうが、それもやはりいくら調べても証拠がまるで出てこない『南京大虐殺』や『従軍慰安婦の強制連行』と同様に勝者によるでっち上げの可能性が高いわけで。まぁ子供向けのおとぎ話をつかまえて何言ってんだって感じですが、なんか永井豪先生が描いてきた鬼モノを読み返したくなってきました。

桃太郎関連の作品は正統派はもちろん、このブログでも紹介した「魔幻戦記 サイバー桃太郎」みたいなトンデモ派生作品までいくつもあるでしょうが、わりと近年ではあの漫☆画太郎先生が「つっぱり桃太郎」を描いた事が記憶に新しいですが…岡山市は盛り上がったりしたのでしょうかね。
MAN-GATARO-momotaro1.jpg

他は、福武一二氏、
okayama24.jpg

地球に平和、
okayama25.jpg

その他…まだまだいっぱい、やたらと銅像が多い街でもありました。
okayama26.jpg

これ、すごい。
okayama27.jpg
okayama28.jpgokayama29.jpg
okayama30.jpg

さて、雨の中を足ビショビショになしながら歩いていると、"岡山城"へ到着しました。
okayama31.jpg
okayama32.jpg

天守閣の礎石。
okayama33.jpg

あきらかに戦後再建されたのがすぐに分かる、風格を感じない天守閣ですな…
okayama34.jpg
okayama36.jpg

おっと紹介が遅れましたが、今回はこの3人で旅に出ました。で、この岡山城って誰が築城したのか、主な城主は、なんて話になったら…誰も知らない!岡山の武将も…一人も名前が出てこないという恥ずかしさ。こんな勉強不足のまま行ってしまったのでした。
okayama35.jpg

岡山城から旭川をはさみ、対岸に見えるのは!?
okayama38.jpgokayama37.jpg

月見橋を渡ると、
okayama40.jpg
okayama39.jpg
okayama71.jpg
okayama70.jpg

こちらは岡山城なんかよりはるかに有名ですね、日本三名園の一つである"後楽園"があるのですが、こんな雨の日に入ってもしょうがないから予定変更、パスしました。
okayama53.jpg

後楽園沿い、旭川のほとりにいた水辺の桃くん像
okayama41.jpg
okayama42.jpg
okayama43.jpg

そしてその角度から見る岡山城。
okayama44.jpg

とにかく雨が降り続いてどうにもなりません、靴の中までビショ濡れになりながらも、少しは商店街なども見て歩きました。うーん…人口70万人ほどの大都市、という事ですが外を歩いている人が少ない。若者が遊んだり買物するような所もほとんど見かけなかったし、少なくとも日中を見た感じでは活気に乏しいのです。
okayama55.jpg

お、"MOBY"なんてレストランがありますよ!
okayama63.jpg

1990年代が青春時代という世代の私、そりゃもうリアルタイムでモービー(MOBY)好きでしたね。でもこりゃミーハーすぎるとか気にしてたので、当時は聴いてる事を人に言いませんでしたが。
MOBY-play.jpg
モービーは冒険小説の傑作「白鯨」(Moby-Dick、梶原一騎&影丸譲也による劇画も傑作!)を書いたハーマン・メルヴィルの親戚で、そこから名前も頂いているのですが、このレストランもそうでしょう。

桃のマークのスカイモール21で、"よすが 縁"なるたこ焼き屋に寄り、
okayama61.jpg
okayama62.jpg

"ソープランド桃山"、というのを発見。おお、そっち方面の文化もあったか。それならあの岩井志麻子によるホラー小説の傑作「ぼっけえ、きょうてえ」(岡山弁!)の舞台になったと言われる、"中島遊郭"の跡地が今も残っているらしいのですが…やはり雨の中そんな侘しい所を訪れる気にはなりませんでした。
okayama56.jpg
それより、あの『パンチラメタルバンド』を名乗る岡山県在住のバンド、ソープランド揉美山はここから名前を取っていたのでしょうね!

今回の岡山上陸で一番悔しかったのが、"バー バガボンド"(BAR VAGABOND)
okayama57.jpg
okayama60.jpg

ここは私のパリ時代の朋友である江藤さんが10年ちょっと前に開いたバーで、10年来行きたいと願い続けていたのですが、どうしても今回の旅程では岡山市で夜の時間を作れなかったのです。既にうちの秘密結社員が岡山に訪れた時に行っていたり、ホームページ見ても素敵なお店という事は分かるだけに、残念でした。
okayama58.jpgokayama59.jpg

最後は岡山の食べ物、特に美味いとされる水産物を頂きましょう。実は岡山では食べたいと思っていた物がありまして、良さそうなお店も調べてありました。それが"吾妻寿司"
okayama73.jpg

その岡山駅構内にある『さんすて岡山店』で、
okayama64.jpg

目当ての食は…ままかりずし、
okayama65.jpg

岡山ばらずし、
okayama66.jpg

岡山上ばらずし、でした。
okayama67.jpg

駅ホームの弁当屋にもままかり寿司が売ってました。岡山に来たらままかりとばらずし、これは外せませんよ!
okayama69.jpg
okayama68.jpg

滞在時間は3時間弱かな。そして我々はまた、次の県へ移動したのでした。
okayama54.jpg


  1. 2013/11/08(金) 23:00:25|
  2. 旅行・紀行・街
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0

月刊漫画ガロ(132) 古屋兎丸 17 「ぼくらの☆ひかりクラブ」

古屋兎丸作品、続いては「ぼくらの☆ひかりクラブ」(太田出版刊)。
FURUYA-our-hikari-club.jpg

今回は何と太田出版のWebサイト、ぽこぽこが初出!大御所や一流漫画家は参加しないイメージのあったウェブコミックで、古屋兎丸先生が新連載するというのは驚いたものでした。
東京グランギニョルの演劇作品を2005年にコミカライズした「ライチ☆光クラブ」は、猟奇とか耽美とか退廃とか、要はゴシック好きみたいな若者達を中心に人気を博して連載終了後も人気を継続させ、舞台や音楽へとメディアミックス展開されていたのですが…その前日譚を、今度は古屋兎丸オリジナルのストーリーで補完して描いた作品。
2011年から翌年にかけて連載され、単行本は上巻が『小学生篇』、下巻が『中学生篇』の全2巻です。

「ライチ☆光クラブ」でもまだ中学生でしかなかった登場人物達なので、その数年前から始まる「ぼくらの☆ひかりクラブ」では小学生。
空は煙で真っ黒で煩いし臭い、光のない工業都市・螢光町で廃工場を秘密基地にして"ひかりクラブ"を作ったタミヤカネダダフの三人。今作では最も耽美と程遠い、元気で活発な普通子・タミヤを主人公として、彼の目線を中心に物語が進んでいきます。

そんな彼らの前に転校生の常川、もう一人の主人公で後にゼラと呼ばれる事になる少年が現れ、彼がクラブを乗っ取っていく過程がここでは丁寧に描かれます。
何故ゼラというあだ名になったか、彼が占い師のマルキド・マルオに『坊ちゃんは30才で世界を手に入れる または14才で死ぬ……』と言われるシーンやその時の状況、薔薇の処刑を知る所、クラブのメンバーがどうやって選ばれ増えていったか、さらにメンバーの本名など、次々と明らかになっていきました。まぁライチ終了から約5年後の事、もちろん後付けではあるのでしょうが。

成長して思春期を迎え、エロ本拾って勃起する少年達なんて微笑ましい場面もありましたが、これがゼラとジャイボの男色へとつながるとは。これがまた、腐女子のBL萌え(ブルース・リーではなくボーイズラブの方)的な描写が多い作品なんです…

上巻の最後にマンガ・エロティクス・エフで掲載された「ライチ☆4コマ劇場」を特別ふろくとして収録し、物語は中学生篇へ。
『東京グランギニョルと丸尾漫画から「価値観の基準」をいただいた。』と語る古屋兎丸先生なので、この作品も丸尾末広先生を抜きには語れるわけがなく、丸尾作品お得意の眼球舐めオマージュから、何と眼球えぐり出しなどを経て…
時系列もすぐに「ライチ☆光クラブ」に追いつきました。

ただしタミヤ視点で描かれる同じ物語なので、ライチの方と比べて読むとまた面白い。
もちろん前日譚なので、まだ「ライチ☆光クラブ」を読んでないという方はラッキーですよ。こちらから読めば、登場人物それぞれを個性まで良く把握出来ます。ライチでの結末を知らない、という事もプラスですね。この後彼らがどうなるのかなんて、知ってしまえば悲しくなりますから…
ラスト近くのひかりクラブ創立メンバーのエピソードから、続く終わらせ方が見事でした。

今夜の最後は、まだ小学生のゼラが小難しい公式みたいなのをノートに書き込みながら母親に語ったセリフ、私はもう笑っちゃいましたが…これでお別れしましょう。


お母さん 人間は同じ人を長くは好きでいられないんだって
これは生物学的問題で 誰のせいでもないんだ
そもそも好きという感情も言い換えれば 遺伝子を残したいという生物学的な欲求の産物であるし 人間的な感情じゃないんだ
では人間的な感情とはなにか?そんなものは幻想にすぎないんだよ
だからお母さん お父さんが悪いわけじゃないよ
人は絶対に裏切るんだよ 生物学上そういう構造になってるんだ



  1. 2013/11/06(水) 23:00:36|
  2. 月刊漫画ガロ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

月刊漫画ガロ(131) 古屋兎丸 16 「人間失格」

古屋兎丸作品、続いては「人間失格」(新潮社刊)。
FURUYA-no-longer-human1-2.jpg

週刊コミックバンチ(その休刊後は月刊コミック@バンチ)で2009年から2011年まで連載された作品で、単行本はBUNCH COMICSで全3巻。
これはもう、このタイトルでお分かりですね。当然ながら日本文学史上の金字塔である太宰治の同名作品を原案にしているのですが…これはもう別の作品。原案作品を話だけなぞっている部分が見えながら解釈が違いすぎて、私は連載半ばくらいまでイチ太宰文学ファンとして、これは酷いと怒りを覚える部分もありましたが(笑)、別作品だと割り切っている今は、けっこう好きな『古屋兎丸作品』ですね。

連載開始が太宰治生誕100年記念に当たる年だった事もあって出版業界は太宰治に沸き、今作も鳴り物入りで始まりました。
太宰治が入水自殺した玉川上水のすぐ近くで高校生活を過ごし、その高校で12年間教師として勤め…この作品執筆時もまた玉川上水近くに住んでいるという古屋兎丸先生が挑んだ「人間失格」ですが、何と現代版にリメイクしています。
作中に漫画家の古屋兎丸先生自身が登場し、ネットサーフィンしているうちに大庭葉蔵の日記(ブログ)を見つけて読み進めていく、という形式で話が進みます。

もちろんその日記の出だしは『三葉の写真』であり、文章の書き出しは、
『恥の多い生涯を送って来ました』
です。

葉蔵17歳、イケメンで秀才で高校の人気者ですが、その実は人に好かれるために何でもやる道化。皆が自然にやっている普通というものがまるで分からず、そして人間を怖いと思っている…
唯一心が休まる美術予備校で堀木正雄に出会って酒や煙草から風俗を覚え、日陰者達が集う左翼運動にまで引き込まれました。
それから運命の歯車は狂っていき、学校に行かなくなった葉蔵は親から勘当され、さらに自分で自分を駄目にしていく性分が発揮されます。

スナックの女・アゲハとの入水心中!しかも女だけが死亡して生き残ってしまった葉蔵は自殺幇助の罪で留置所に拘留されるものの、富豪の実家から父が金を積んで釈放させ、かつての使用人だったヒラメの家で監視されながら生活するのでした。
滑稽なほど手のひら返した態度のヒラメの息子は魔裟斗なんてふざけた名前で、容姿は「無能の人」の三助みたいなガキ。

そのうちヒラメの元から逃げ出して、上手く釣った子持ちの女、大衆文藝舎の田中静子の部屋に転がり込む。子供が寝ている横でするセックスがチラっと描かれるのですが、中年女の体とかリアルすぎ!
この時点で古屋兎丸先生が冒頭から読んでいるこの日記が書き始められ、また美術の勉強をしていた事を活かして葉蔵も漫画家の仕事を始めるのでした。古屋先生、葉蔵をかなり自分と重ね合わせています。
コロボンという児童漫画誌に連載を始めて人気を博すのですが、その作品のタイトルは何と「セッカチピンチャン」。ここで土田世紀作品から頂いたタイトルですか…
しかしある事から静子の元も逃げ出して、次はマノス(もしや魔の巣!?)というバーのマダムの元へ転がり込むのでした。

バー生活の葉蔵も20歳を超えた所で、『まるで中2のような恋』をしました。相手はタバコ屋の娘で、高校を出たばかりの朝井佳乃、容姿も可愛い18歳。
汚れに汚れた葉蔵が、無垢な佳乃と真面目に恋愛して、結婚へ。

FURUYA-no-longer-human3.jpg

幸せに暮らす葉蔵ですが、もちろんずっとそんな生活が許されるはずもなく、また闇に飲み込まれていく…
何と愛する妻が出入りの編集者に犯される所を目撃しますが、そこに現代版らしくリストラとか派遣社員の問題を絡めている所は、シリアスな場面なのに笑ってしまいました。
絶望した葉蔵は頭髪が一晩で真っ白になり、酒びたり生活から、さらには麻薬中毒へと堕ちていきます。

太宰治のオリジナル「人間失格」と内容を交錯しながら進む物語は、一応セミドキュメンタリー形式なので登場人物としての古屋兎丸先生が葉蔵を追い、ついに出会う所まで描かれて終わります。ちょっとホロリとさせ、ちょっと希望を残して…

随所に古屋先生持ち前の画力を活かしたグッとくる描写があるし、漫画版ならではの魅力もある良作になったと思います。
話題作だったので掲載誌の週刊コミックバンチ時代に2回(これは太宰治生誕100年記念の2009年)、
comic-bunch2009-10-.jpgcomic-bunch2009-27-.jpg

そして2011年ですが月刊コミック@バンチ時代にも1回、表紙も飾りました!
comic-bunch2011-2.jpg


死にたくない…
死ねないくせに 生きたくもない…
俺はいったいどうしたらいいんだ!?
まだ足りてないのか?
この世の苦しみや 人間に対する恐怖をもっと知らないと
死ぬ勇気も与えられないのか?



  1. 2013/11/04(月) 23:00:22|
  2. 月刊漫画ガロ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

月刊漫画ガロ(130) 古屋兎丸 15 「幻覚ピカソ」

古屋兎丸作品紹介、続いては「幻覚ピカソ」(集英社刊)。
FURUYA-psychedelic-picasso1-2.jpg

古屋兎丸先生が手がけた初の少年漫画で、初出はジャンプSQ(スクエア)!連載は2008年から2010年まで続きました。
単行本のレーベルはJUMP COMICS SQ.という、おなじみ『ジャンプ・コミックス(JC)』と同サイズの本で全3巻。
今までジャンプガロの両方に作品を掲載した人は小林よしのり先生だけだったと思いますが、逆の順序ながらついに二人目が出た…ジャンプSQなので、厳密には我々が子供の頃に皆読んでた週刊少年ジャンプとは違いますけどね。

"暁月学園"の高校生らを描いた異色の学園モノで、主人公はピカソこと葉村ヒカリ
そんなあだ名ですがレオナルド・ダ・ヴィンチが好きで、あとは絵を描くのが趣味で爪を噛む癖がある性格暗い生徒ですね。それでもヒロインの山本千晶は彼を気にかけていて、二人で『河原部』という部活動を立ち上げて河原で過ごしていたのですが…
何とヘリコプターの墜落事故に巻き込まれるという形で千晶がいきなり死ぬ!

でも死んだ千晶はすぐに天使の羽が生えて再登場するので、悲壮感はありませんね。ピカソにしか見えない、いわば幽霊ですが。しかもコビトサイズでピカソの制服の胸ポケットから出入りするので、「南くんの恋人」を彷彿とさせます。
それからは、困っている人がいると幽霊となった千晶が出てきて、ピカソと共に人助けをする…というのが「幻覚ピカソ」の大筋ですね。
その助け方がユニークで、事故以来人ピカソは人の『心の闇』が見るようになり、そのイメージを絵としてスケッチブックに2B鉛筆で描き込むと、絵の中にダイブする。すると意識だけが絵の中へ入って、心の闇の原因を謎解いて救うのです。ちなみにこの心の闇の絵が、見ごたえ十分な幻想画。
ピカソは周囲と関わりを持ちたくないタイプですが、ある理由から人助けをしないと自分の右腕から腐敗していくため、毎度毎度働かざるを得ないのです。おかげで内向的で友達がいないピカソが、クラスメイトと関わりを持って人間的にも成長していく。

FURUYA-psychedelic-picasso3.jpg

最初に救ったイケメンの杉浦が全編通しての大親友になるし、ピカソはその後の登場人物達も潜在意識の中だけで救っているので本人に有難がられないし気付かれもしない…
でも救われた人々も、以前は暗くて変な奴としか思ってなかったピカソに惹かれるようになるのですね。
ドジで人付き合いが下手なピカソの性格が生む可笑しさのおかげで、シリアスな話も暗くならずに面白く終わらせるのが上手い。性同一性障害に悩んでいた菱田洋介のエピソードは真面目に泣けるし…
そしてそして、この作品こそ古屋兎丸先生が本領発揮出来ているのは、その芸術的な絵でしょう。
実はちゃんとした美術やデッサンの修行をしている人口は少ない漫画界ですが、古屋先生は美術畑出身である事を活かした内容で名作に仕上げていると思います。

人の心の闇が見える事がバレて、かつて助けた杉浦にも気持ち悪がられて絶交宣言をくらい、落ち込むピカソが最後にダイブしたのは自分自身の闇…何も見えない真っ暗闇に入り込んだピカソだが!?
最後に千晶の事や腐っていく右腕などについての謎解きもあり、感動的に物語の幕を閉じる。

巻を重ねるごとに単行本の厚さが増してますが、3巻は316ページもあるジャンプ・コミックスには珍しい厚さ。
さらに各巻の巻頭にカラーピンナップ、巻末におまけページなどもあり、他の漫画家とは別格扱いていますね、多分。それだけジャンプSQ編集部の古屋兎丸先生に対する期待とか思い入れも感じられたし、それだけの価値ある作品でした。


ピカソ 君は人を助けること
人を助ければ腐敗は止まる…
これがあなたが 行き続ける条件
私はそのお手伝いをするため 戻ってきたの



  1. 2013/11/02(土) 23:19:23|
  2. 月刊漫画ガロ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

BRUCE

Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する