大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

旅行・紀行・街(174) 福岡県北九州市 1

前回の山口県下関市から『関門トンネル人道』で関門海峡を渡り、福岡県北九州市に足を踏み入れた所からですね。

山口県と福岡県の県境(=本州と九州の境界線)、ここに前回も書いた通り友達になった超カワイイ子に立ってもらって。
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福岡県側へ。
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今度は福岡県側から見る、関門橋・関門海峡。
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ここら辺を舞台にした映画といえば「無法松の一生」が出てくるのは当然ですが、吉永小百合と八代亜紀主演の映画「玄海つれづれ節」も思い出します。そして森田芳光監督の大好きなサスペンス映画「39 刑法第三十九条」でも撮影されているし。
そして何気に、タイの名作アクション映画「チョコレート・ファイター」でも少しですが舞台になっているのが嬉しい。

さて九州島最北端の街。日帰り、というより日中に数時間入っただけなのでネタは少ないですが、軽く見て行きましょう。
実はここ北九州市は我が父の出身地であり、しかも橋を渡った所の門司区こそが生まれ育った所らしいです。つまりこれは私のルーツを探る旅になり…って、いやこんな人間のルーツなど別にどうでもいいか。お、大ダコの遊具。
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もうちょっと進むと"めかり潮風市場"に着いて、
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そこにある関門海峡めかり駅から、平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線のトロッコ列車『北九州銀行レトロライン』(愛称は潮風号)に乗って街へ向かいましょう!
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ガタンコガタンコ、シュウフッフッ…と宮沢賢治オノマトペで進むと、
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トンネルに入り…おおっ、車内がライトアップ!
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二つ目の、出光美術館駅へ。
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ありがとう、潮風号。
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近くにそびえ立つ"門司港レトロハイマート"は、黒川紀章が設計したタワーマンション。
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ここらへん一帯は、門司港レトロ地区。古い建造物が多く残った事情を活かして再開発されており、大正レトロ調で統一して造られた素敵な観光スポットです。
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国際友好記念図書館、
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旧門司税関、
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『わたせせいぞうと海のギャラリー』などが入っている旧大阪商船、
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九州鉄道記念館も有りました。
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ご当地グルメ・門司港ちゃんら~だとか、あとはやたらと焼きカレー屋さんが多い地帯でしたが、まだ腹が空かないので勿体ないけど全て素通りし、
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海を眺めながら散歩。
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この店は、ここ門司港の地に生まれた林芙美子さまの代表作からそのまま屋号を取った"喫茶 放浪記"
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看板にはあの短詩『花の命は短くて苦しきことのみ多かりき』を、『花のいのちは生うに丼 林ライスも多かりき』と変えて書かれています…

JR九州・鹿児島本線の門司港駅に到着すると、幸福の泉や人力車がありました。
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そこから電車で10分ちょっと行けば…北九州市の中心地帯、小倉北区にある小倉駅に到着です!
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いやー懐かしい…そう、私は福岡県には子供の頃からよく行ってますが、特に実家を出たばかりの若い一時期にこの近くで住んでいた事もありまして、当然小倉にはよく遊びに来てました。そうだ、福岡県の某所で成人式にも出たので、20歳の時に居たのは確か。
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写真探したら、ありましたが…成人式まで出張って行って、写真はこんなしょうもない一枚だけしか撮ってなかった。

駅前には"コレット"なんて百貨店が出来ていますね。
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まさかこの地に来て狭山事件、つまり被差別部落出身者・石川さんの無罪を訴える運動に出くわすとは…
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そしてこれは北九州モノレールか、私が住んでた頃はこの小倉駅乗り入れするための工事中だったのを覚えています。
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帰りの小倉駅ですが、ホームの"ぷらっとラーメン"で食事。
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素ラーメン(350円)、
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ラーメン(450円)です。
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しかし九州まで行っておきながら時間が無く、食べたラーメンはここだけ。博多豚骨ラーメン好きの私にとって、これは寂しすぎる…東京に戻ってすぐ、せめてもと食べたのはカップ麺でエースコックの博多ラーメン、
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同じくエースコックがマルエツ限定で出してる『おいしいヌードル』の、博多とんこつカタ麺など。
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福岡県の代名詞とも言える博多豚骨ですが、実は福岡県民はラーメンよりもうどんを食べているとは「男おいどん」で大山昇太も言っていた通り。あちらで有名なうどん中心のチェーン店"ウエスト"なんかも行きたかったのですが望み叶わず、カップ麺で食べて。
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駅弁は小倉駅の定番・伝承 小倉のかしわ飯。
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ついでに博多の名物ですが、辛子めんたいこ 海千、
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博多あまおう。この苺好きなんです。
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ところで北九州市、特に小倉といえば当地のイメージが強い、あの漫画家を思い出しますね…そうです、畑中純先生!代表作「まんだら屋の良太」の舞台も小倉の温泉郷でしたし、会話も小倉弁で描かれた傑作でした。
他に北九州出身の漫画家は北条司先生、星里もちる先生、山口かつみ先生…等々の大御所がいますが、"北九州市漫画ミュージアム"という所もあったりして漫画で盛り上がっている土地。
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↑の左側はオープン前に貰っていたチラシ。ここも今回は行けませんでしたが、現在はちょうど
『画業40周年記念 追悼企画 「畑中純展 小倉に帰ってきたどぉ~っ!」』
という企画展が開催されているそうです。いいな~、行きたいな~。
あとは作者が当地出身というわけではないけど、私のバイブルで梶原一騎原作、永島慎二(斎藤ゆずる)作画の名作「柔道一直線」は舞台がこの小倉からスタートするし、主人公の一条直也はこの街で生まれ育っています。同じ梶原原作で大島やすいち作画の「天下一大物伝」も主人公の無双大介が小倉育ちで、同様にこの街から物語が始まっていました。

他に映画関係では大好きな青山真治監督も当地の出身で『北九州サーガ三部作』なんかも撮ってる郷土愛の強い方だし、音楽関係ではザ・ルースターズを輩出。リリー・フランキー氏もそうで、当然ながら自伝的小説「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」では実写版も含めて舞台として北九州が登場します。
文学にも目を向ければ偉大なる作家、松本清張が少年期に小倉で育ったために"松本清張記念館"がここにあり、私もオープンしたばかりの時に訪れています。
そして現在の東京都知事…舛添要一氏も北九州市出身!
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舛添氏は前知事の猪瀬氏よりも悪質な政党交付金不正流用疑惑、加えて不倫に隠し子、家庭内DVやら色々と黒すぎる噂が絶えないまま、見事に都知事選で勝ったのは凄い!まぁ選挙なんて多数決なわけで、情報弱者で投票率の高い老人層を騙せれば勝ちですからね。

私にとって特筆すべきはみうらじゅん先生の初期イラストなどで何度か描かれている人物でもある事ですが、「オレに言わせりゃTV」(角川書店刊)で舛添氏に初めて会った時の事が書かれており、ご本人に
『いやぁー、いつもみうらさんの絵に出てくるオレはネズミ男だったり将棋のコマみたいなんだもんなぁー。似てるから仕方ないけどさー。』
とか言われたそうです。舛添要一東京都知事、首相より上とも言われる権力を掌中にしたわけですが、そんなに偉くなったらもう、みうらじゅん本とか読んでませんよね。
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さて小倉駅周辺だけですが、ちょっと見て回りましょう。
政令指定都市・北九州市の中心拠点である小倉は、もちろん栄えているのですが…
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一歩道を外れると寂れた通りに入り、
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ストリップやビデオルームなどが立ち並ぶ光景も見られます。すげー、小向美奈子がゲストで来たりしてる!
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そして、薔薇族専門映画館も…
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北九州市の花、ヒマワリがデザインされたマンホール。
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紫川方面に歩を進めると、
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紫川アート市が開催されていました。
梶原一騎作・影丸譲也画の「あゝ五高 武夫原頭に草萌えて」ではラスト近く、小倉で行われた柔道大会のため訪れた主人公達が『この川は紫川という 風情のあるいい名じゃないか』と語っていましたね。
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合い言葉は…紫川で、会いましょう。
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ファッションスナップの撮影をしていたり、
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目を引く所がたくさんあって、賑わっています。
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それから"小倉城"を目指しましょう。
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再建された新しい城ながら立派な外観です。
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もちろん、この城も入った事あります。
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こちらはすぐ隣の"八坂神社"と、そこから見る小倉城。
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あの宮本武蔵の物語では大抵終盤を飾る小倉。実は彼が最も長く滞在した地だと言われていて、ここに武蔵の『誠心直道之碑』があります。
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現在ちょうど井上雄彦先生の「バガボンド」でも、佐々木小次郎がしばらく前に小倉入りしていて、次はようやく武蔵が…という流れの所ですね。あの作品は不定期連載なので、たまに載ったかと思うとまた長期載らないのをずーっと繰り返しているし、作者は芸術のつもりで描いてるのは想像出来ますが面白さの点でも疑問があって、とうの昔に興味は薄れていますが。

帰りの時間が決まっているので急いで引き返し、新幹線の中で最後の酒盛りして…中国、そしてちょっとだけ九州の旅も終了しました。今度は、もうちょっとゆっくり出来るといいな。
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  1. 2014/05/26(月) 23:00:37|
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旅行・紀行・街(173) 山口県下関市 1

今回は中国地方、それも本州の一番端っこまで行き…山口県下関市です。まずは山陽新幹線で、新下関駅に降り立ちました!
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リアルタイムで読みまくっていた大好きなホラー漫画家・関よしみ先生の出身地に、10数年ぶりで来れましたね。そもそもこの名義の由来も、下吉見(よしみ)町の出身だからで…地元愛に溢れているわけです。
今までに彼女の作品はたくさん紹介してきましたが、最新刊はスピリチュアル方面に行っちゃった一昨年の「神々の密談」(ぶんか社刊)でしょうか。これはこれで好きでしたけどね、やはりまた得意のシチュエーションホラーが読みたいです。次世代の読者にも、心地よいトラウマを!
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他に漫画家で下関市出身といえば、トキワ荘の紅一点・水野英子先生が有名ですか。

新下関駅は、やはり名物の下関フグ(当地では『ふく』と呼ばれていますが)だらけ!
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あと下関市といえば平家関連と、
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宮本武蔵VS佐々木小次郎の巌流島関連ですか。
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この駅で観光ガイド冊子を入手し、下関駅周辺へ移動。
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これがけっこう遠くて、タクシー使ったら出費がかさんでしまいました。そしてそのタクシー運転手、下関のお薦め居酒屋を聞いたら何と"笑笑"などの密集する辺りを指さして、いいチェーン店がたくさんあります、とか言ってきました…つまり、いきなり下関市民のセンスを疑わざるを得ない事に!

あとこちらは別の駅で見つけた"元祖 瓦そば たかせ"のポスター。そう、下関市といえばB級グルメというか郷土料理で瓦そばが有名ですよね。しかし、今回の旅で見つける事は出来ませんでした。
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とりあえず"シーモール下関"をバックに記念撮影した後、街を歩いてみましょう。
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むむっ、あそこに見えるタワーは?
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山口県国際総合センターの展望塔で、"海峡ゆめタワー"というのだそうです。下関のシンボルであり、そのまま男のシンボルを模した形をしていますね。当然のように地元ではチンポタワーと呼ばれ、山口県初の『恋人の聖地』認定もされているそうです。ここで結ばれたカップルは、子作りが上手くいきそうですね。
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その下には、海峡ゆめ広場。
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山口県民は鯨をよく食べます。別の街ですが、ずっと前に居酒屋などに入るとどこでも普通に鯨料理が色々あって驚いた覚えがあります。
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竹崎公園には、『風の予言者』と名付けられた高杉晋作と奇兵隊の像。
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港の方へ行きますと、
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観覧車の手前にこれ、
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青春交響の搭です。2本の刀の切っ先をモチーフにした搭で、高杉晋作と坂本龍馬のレリーフが入っていました。
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横にある説明石の隣には、顔ハメ。龍馬側しかハメられません。
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ここは龍馬とお龍夫婦が住んでいた"本陣伊藤邸跡"だし、下関市には他にも龍馬や晋作モノとして重要な箇所が多々あるので、幕末好きは回るがよろしいでしょう。
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観覧車があるのは、『はい!からっと横丁』なるアミューズメントパーク。
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この大観覧車なら、関門海峡を一望出来ますね。
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遊具もあるし、
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近くに下関市立しものせき水族館"海響館"も!
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無人島である巌流島にも、普通に観光で渡れるのですね。
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こういう所だから武蔵と小次郎は格好良く描けばいいのに、何か下手くそな絵だな~。
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日清戦争の講和会議が開かれた、つまり日清講和条約(下関条約)が結ばれた"春帆楼"の敷地内に"日清講和記念館"もありました。
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亀山さまこと"亀山八幡宮"には、
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やはり亀がいっぱい。
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伊藤博文公と梅子夫人のゆかりの地だという、"お亀茶屋跡"にもでっかい亀。
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参拝して…
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関門海峡を望む眺めも良い。
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そしてメインは、世界一を名乗る『ふくの像』。
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絵馬もふくでした。
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源義経が源平合戦の戦勝祈願を行った武運長久の御祭神がいるとか何とか…"大歳神社"
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そして、"赤間神宮"
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こちらには源平合戦の敗者側であり、歴史的にも多くの物語でも勝者である源氏の陰に甘んじている平家一門之墓。それだけに都市伝説の中でも『平家の呪い』はメジャーですね。
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実はここはかつての阿弥陀寺であり…つまり小泉八雲『怪談』の中でも一番有名な「耳なし芳一」(「耳無芳一の話」)の舞台でもありまして、芳一を祀る"芳一堂"があります!芳一の木像も、いい感じです。
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あの丸尾末広先生が「耳ナシ芳一」で、山上たつひこ先生が「快僧のざらし」でアレンジして作品化したように、芳一の話は抜群に面白い。

余談ながら丸尾先生といえば近年スパンアートギャラリーからの商品化が活発ですが、つい先日出たばかりなのが「少女椿」のポストカードセット(箱付)。
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ここも、眺めの良い神社でした。
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設置されていた下関市の案内地図を見ていたら、『黒井村』なんてカッコいい地名を発見。もちろん「エコエコアザラク」の黒井ミサを愛する私としても嬉しい名前ですが、何とうちの秘密結社員が一人、ここの出身である事が判明しました。
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(地図の下の方には関よしみ先生の吉見も見えます!)

続くここも平家ゆかりの神社。平家無縁の供養塔などがある"立石稲荷大明神"です。
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国道9号沿いで車が飛ばして走っているしカーブが多くて視界が悪いのに、明らかに細すぎる歩道が怖い…ここではねられて死んだら、やはり平家の呪いとされるのでしょうね。

それではお待ちかね、食べる時間です!下関で食べに行く場所と聞いたら、大抵はここを薦められるのではないでしょうか、"唐戸市場"
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地方卸売市場ですが観光客が入りやすくて、安くて美味い魚介類が盛りだくさんです!
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ここでフクからあげ、
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ここで寿司を選んで購入し、
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外に出て海を見ながら食べる。
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おかわりを買いに行ったりもして、たくさん食べました~。
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近くにあった、『ふくのフクロ競り』像。
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"海転からと市場寿司"が大人気でしたが、
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〆はふく天うどんと、
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ふく味噌汁にしました。
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唐戸市場の外れにあった"ふくの河久"なる食堂も気になりましたが、もう満腹。
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ちなみに下関のマンホールは、やっぱりフク。
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お土産用のフクらーめん。
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下関といえばもう一つ、韓国・朝鮮系住民が集まるコリア・タウンがあります。うわー、駅前に釜山門…マンセー!
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『下関のリトル・プサン』とも呼ばれるこのグリーンモール商店街では韓国料理を食べる事になりますが、飲み食いするのは夜の方が良いでしょう。
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歩き回ってみると動物のオブジェが多い…
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やはりハングル(朝鮮語)があふれていますが、全く読めないこれらの文字を見ると日本語ルビが振ってあっても例の『独島(トクト)は韓国の領土ニダ!』とかのお決まりの主張を書いてあるのでは?という考えがよぎってしまいます。
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我々が知る彼らのあの嘘付きぶりと、ハンリュウ(恨流)精神がそう思わせるのです。朴槿恵大統領、そう一国の現役大統領が『日本に対する恨みは永遠に続く』と公言したほど怨念に支配された国…怖い。我々日本人からしたら、恨みを持ち続けるなんて事はネガティブな感情で悪い事であり、他人の過ちは水に流すのが偉い大人の対応、という常識があるじゃないですか。
そして我々は、相手も同じだろうと思いがちなんですよね。しかし朝鮮民族のメンタリティというのは恨み辛みを生きるエネルギーに転換する構造があるらしい。それがいけないとか劣っているのではなく、違いがある事は理解しなくてはなりません。自分らの民族が団結するのに憎悪の対象が必要という図式はレベルが低いとも思いますが、そう思う事すら私が日本的考えにとらわれているからかもしれませんからね。

思えば日本国はずっと、それで失敗してきたんですよね。歴史を学ばず捏造・歪曲して反日運動し続ける中国・韓国・北朝鮮の主張をそのままに受け入れてきて証拠も検証せずに謝り、金を払い。
古来、朝鮮半島から様々な文明が伝えられて今日の日本の発展の基となったとか、そんで百済滅亡ののちに渡来したコリア人たちが日本列島にいるだけ、なんて俗説があちらでは信じられていると言いますが…はぁ…。実際には現在のように形だけでも近代国家に発展したのだって日本の金でされているわけです。
乞食にだって簡単にお金をあげる事がその人のためにならないといいますが、パクリが蔓延して独自性を持てない彼らを作った原因の一つは日本の甘さがあるとも言えますね。アンドリュー・カーネギーがナポレオン・ヒルに20年間にも及んだある仕事を依頼した時も旅費と必要経費以外は払わず、『もし金銭で1人の人間を助けたら、その人を堕落させてしまうかもしれない。人は自分の努力で才知を発展させ、成功するべきだ』と言ったそうじゃないですか。その結果、ヒルにはあの通りの成功が生まれました。
もちろん日本人も朝鮮民族のしたたかさ、生き様からも少しは学ぶ部分があると思います。ウリナラ起源説とか、毎度もはや笑いを提供してくれるレベルながらそれだけ強く思い込める愛国心があるのでしょうね。あのやり方で生き残ってきたのも事実なのだし。
日本人は日本人以外を相手にする時の対人関係でも気をつけなくてはいけない事でしょうが、相手は強く出れば頭を引っ込めるのに、面倒を避けてこちらが引くと(放っておくだけでも)相手は図に乗ってどこまでも大きく出てこられているのです!謝れば謝るほど相手はもっともっとと要求してくるのだから、結局関係も悪化しているのが現状ですよね。ちょっとでも譲歩したら負けという場合がある事を、優しくてすぐ騙される島国育ち・日本人もいい加減知るべきではないでしょうか。
少し前にある団体の韓国に対する『ヘイトスピーチ』が話題になりましたが、その何十倍にも見える激しい反日ヘイトスピーチを彼らがずーっと前から繰り返しているのを知らないわけではないでしょう。でも彼らは国際社会へのアピールが上手く、日本の政治家も無能すぎてそれを放置してきたので冤罪が事実の様になっている!事実を知る世代が亡くなっていけば、ますますその方向で加速するでしょう。
彼らの親玉であり今一番脅威でもある中国の方は『3人で言えば真実になる』というあちらの諺の通りに活動し、見事情報弱者達には『南京大虐殺』『従軍慰安婦の強制連行』などというのを未だに信じさせていますよね。これらは世界でも最高に成功したプロパガンダと言われる声もあるようですが、確かに。
ところで海外で反日を主題にしたネガティブ・キャンペーンを展開している韓国人って、本当の本気で自分達が言う捏造した歴史を信じているのか、それとも単純に商売や利権問題とかでやっているのか、そこは気になります。うーん…真の女性の人権に目覚め、良心とかを持っている人なら従軍慰安婦石碑は恥さらしと気付いて自ら撤去すると思うのですが、どうでしょう。

そんなわけで我々一行は韓国がだぁ~い好き。韓国食材・雑貨を扱う店、韓国料理・焼肉屋だらけのこの商店街を震えながら歩きました。
気になったのは"韓国料理コリアン"…って何というネーミングセンス。ええ、ここに入ってみましょう!
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あれ、ビールは普通に日本のアサヒでした。ビール用のグラスに色付きを出すのは珍しいですが。
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牛スジ煮込み、
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チヂミ、
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純豆腐(スンドゥブ)。
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続いて焼肉店に入りますか。"ばか盛屋"は屋号が気になりましたが、
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"焼肉 やすもり "へ。
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こちらも置いてるのは日本のビールで、今度はキリン。
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鯨ハツ、
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ホルモン六種盛、
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赤肉三点盛り、骨抜きカルビと、どんどん焼いて…
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クッパで〆!
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ちょうどこれらを食べた翌日、つまり滞在期間にグリーンモール商店街で『第4回下関コリアンフードフェスタ』というのが開催されていたのですが、同行者による『コリアンフードはもう結構、コリアン文化にも興味無し』の言葉で行くのは断念しました。
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今回利用した宿は、"割烹旅館 寿美礼"(すみれ)。
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やはり、ふくの像を飾ってあります。
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もちろん和室ですが、
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部屋に置いてあった『ふぐ焼』と共にワインを呑みました。
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ここで『蘇る松田優作』のチラシを置いてました。25回忌のタイミングもあったのでしょうが、内容も豪華なイベントや映画上映など素晴らしい。下関市出身の偉大な俳優・松田優作!
当地では特にリスペクトされているのでしょうね。松田美由紀さんらゲストとの交流会まであったみたいです。
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ついでに松田優作の生まれ育った今浦町や、新地西町など遊郭跡地がそのまま残っている地帯もあるらしいのですが、そういう所は文化財としても貴重ながら興味本位では行きにくいので今回はパス。

宿はせっかく割烹旅館なのでここで夕食にして下関河豚を食べる手もあったのですが、やはり値段がアレなので夜は外に呑みに出ました。しかし翌朝は、お楽しみの朝食です。
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これで焼くのは…
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やったー、フク!
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宿の下関美人と記念撮影して、
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お別れです。
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下関市の最後に、近年の高倉健主演映画「あなたへ」で舞台にもなった関門海峡へ、再び。市原隼人&中島美嘉主演の「偶然にも最悪な少年」でも、ロードムービーみたいになった後半ここら辺が何度も出てました。
あとマンガ好きとしては、藤子不二雄(藤子・F・不二雄先生側)の名作「T・Pぼん」でも『平家の落人』で舞台になっている事が思い出されます。
さて、関門橋を目指して進み…
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すると壇之浦古戦場が有り、
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平家物語を紙芝居でやっていたり、
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源義経・平知盛の像も有ります。
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今写真を見返してみたら、私は自然に源義経側に付いていましたが…自分にも、勝つ方に付くようないやらしい気持ちがあったのかと反省。
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壇ノ浦砲台跡には、復元された長州砲が設置されています。
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本州の山口県下関市から、九州の福岡県北九州市を狙っているようにも見えますが…
幕末に長州藩が、外国船への砲撃という形で攘夷決行した時を再現しているのですね。しかし東洋の小さな島国である日本の中の、これまた小さな長州藩がアメリカ・イギリス・フランス・オランダにケンカ売ったのだから何ともはや。相手も戦力差は歴然ながらご丁寧にも四国連合艦隊を繰り出して報復し、この下関戦争で長州藩は大敗した経緯があります。これがきっかけで長州藩は倒幕へと動くのだから、必然の戦いだったのでしょうか。

本州と九州の間に挟まれている関門海峡を渡るには、電車・自動車・フェリー・飛行機…つまり陸海空どれでも可能なのですが、これは随分前に車で関門橋を渡った時、壇ノ浦パーキングエリアにあった関門橋主ケーブルと記念撮影した写真。
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子供の頃から何度も通った事はありましたが、今回の目的は『関門トンネル人道』なる歩行者・自転車・原付バイクのみが通行可能な海底トンネル。
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エレベーターで地下55.4メートルの深さまで潜ると、そこはトンネル人道。超カワイイ子と友達になりました。
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真っ直ぐ進んでいくと、そこに現れたのは山口県と福岡県の県境ですよ!
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地面の舗装を直していて、半分字が消えてましたが。
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さらに進むと九州地方の入口・福岡県北九州市に入るので、ここからはまた次回にしましょう。
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  1. 2014/05/21(水) 23:59:35|
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旅行・紀行・街(172) 新潟県南魚沼市 1

先日は可愛い姪ッ子達が母の実家である新潟県に遊びに行くというので、私もタイミングを合わせて休みを取り、全員乗れるレンタカーを借りて羽田空港まで迎えに行きました。おお、早速いた!
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わーもう、超可愛い!しか言葉が出てきません。
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しかし久々に会ったからか、表情が硬いですね。二人は南の島から遊びに来たのですが、あちらで撮ったという写真も載せておきましょう。
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妹は、猫とトトロがだ~い好き!
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あちらでは父親が漁に出てこんなイカを取ってくる、そんな環境ですよ。ちなみにこのイカ、娘と同じ12kgだったとか。
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さて車で新潟県へ向かう高速道路(関越自動車道)、埼玉県東松山市の高坂サービスエリアで一休みして…
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スナックコーナーのうどん。
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そしてこちらでは秩父名物だという、みそぽてと等を頂きました!
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上里サービスエリアでは、
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"蔵仕込らーめん 上里SA店"で、ヤマブ焙煎味噌ラーメンです。
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そのまま実家のある魚沼市まで行きたい所ですが、今回はお隣の新潟県南魚沼市までにしておきましょう。ここも実家にいた時にはよく来てた好きな街なのですが、今まで全く紹介していなかったので…
地元では魚沼VS南魚沼で対抗意識を持っている人が多かったように思いますが、離れた者の目線で見たらどちらも同じのどかな田舎町。もちろん気候や土地の特色も同じ物を持っているわけで、井の中でかわいく争っているようにしか見えません。

ちなみに南魚沼市が誕生したのは私が実家を離れた後の事なので、旧町名で聞かないとどこの事か分かりません。
東京側から順に行くと、まずここは旧・塩沢町で、三国街道塩沢宿 牧之通り。昔の街並みを再現するため地中に電線を通し、電信柱と電線が見えないように工夫されています。
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南魚沼市関(旧・塩沢町)にある有名な喫茶店、"邪宗門"へ。この手の純喫茶でこの屋号ってよく使われていますが、一体何故!?
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その名前を聞くと真っ先に寺山修司が主宰した演劇実験室、天井桟敷による舞台「邪宗門」を思い出します。1972年の公演ライヴ盤はJ.A.シーザーによる呪術音楽が凄すぎて大好きで、昔どれだけ聴いてたか分からない感じですが…本来の意味は『邪悪な宗教』といった意味ですからね!
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渋い。魚沼地方では貴重なお店。森の中とかにあったらもっと最高だったのですが、あいにく店の目の前は車がひっきりなしに走って騒音と排気ガスを撒き散らす国道です。
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もちろん珈琲などは美味しいです。
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"中野屋 塩沢店"は、
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へぎそば・うどんが美味い!
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鍋やきうどんも!
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関越自動車道で塩沢石打を過ぎると、"雪国まいたけ"の看板が目立ちます。
いくつもあるのですが、『お父さん無事に帰ってね』とか…もちろん南魚沼市に本社を持つ企業であり、郷ひろみの『うるさいガキにも雪国まいたけ』のテレビコマーシャルを懐かしむ方も多いのではないでしょうか。
一応私も、東京でまいたけを買う時は雪国まいたけと決めていて、少しだけ地元に貢献しているつもりです。
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まいたけを扱う企業としては恐らく日本一有名で、マルちゃんのカップ麺「香るまいたけ天ぷらうどん」でも使用されています。
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そこはもう、旧・六日町。昔からよくラーメン食べにとか、古本屋などを目当てに来ていた所です。
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写真家の平間至氏が贔屓にしているとかで、小林よしのり責任編集長の雑誌「わしズム」(幻冬舎刊)でVol.2の撮影が行なわれた越後六日町温泉、"温泉御宿 龍言"もここにあります。
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さて魚野川にかかる、六日町大橋へ。
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近くにはいつの間にか『お六の湯』という足湯施設がオープンしており、無料で楽しめます。
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ここは『恋人の聖地』に選定されているデートスポットであり、お六と桂姫の銅像が建っています。このお六というのはあの天地人、当地出身の武将・直江兼続の幼少期の呼び名。
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ちなみに足下にはハート形の穴があり、カップルが同時に手を入れると音楽が流れる仕掛けもありました。

そこらの自販機などでも直江兼続モノが目につきます。
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また別の場所には別の武将、何故か真田幸村も立っていました。
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食事は、"Little 北海道"にて。
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北海道直送の魚介類が売りの居酒屋に、住人ならともかく魚沼地方に旅行(里帰り)で行った私が行くのはどうかと思います…よね。
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でもここは、「釣りバカ日誌」(やまさき十三原作)の北見けんいち先生が来ている店!
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オスマン・サンコンさんも…1コン2コン・サンコン!
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珍しく寿司をつまみに呑もうと決めて行ったので、ビールと寿司、
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寿司屋のまかないバラちらし、
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握り鮨1.5人前。
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〆に釜あげうどん。
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そして旧・大和町へ。このマンホールは、当地の名産品で私も大好きな八色スイカ、それに八海山か。
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大和パーキングエリアの上り線、トイレと自動販売機しかない…
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そしてここは、実家の新幹線最寄り駅である浦佐駅を擁する土地。
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新幹線が通るので大きな駅も作ったのに、いつ行っても利用者が少なくガラガラの駅ですが…
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田中角栄の銅像が建っています。
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「ココ」で紹介した西福寺・開山堂などと共にみうらじゅん&いとうせいこうが「見仏記 親孝行篇」(角川書店刊)で訪れていた浦佐昆沙門堂、普光寺がありますね。裸押合い祭りも行われる、あそこにも久々に行きたかったのですが、今回も行けず…
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同じく"池田記念美術館"。ベースボール・マガジン社と恒文社を創設した池田恒雄氏のコレクションを広く公開している所で、スポーツ関連の様々な物を展示した施設があります。
もちろんスポーツには興味無い私ですが、それ以外の部分で…日本美術関連の部門もあり、特に小泉八雲文学資料室が凄いらしいんですよ。というのをこの冊子で見て行きたかったのですが、やはり訪ねる時間が無くなったのでまた次回。
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でも霊峰八海山の近く、地ビール生産工場などがある"八海山 泉ヴィレッジ"には行けました。
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この中のイタリアンレストランレストラン"タベルナ ゴッツォ"で、八海山泉ビールを呑もうというわけです。
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ピルスナー、ポーター、ヴァイツェンの飲み比べセット。
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もっと種類があればいいのですが、それしかないので中から気に入ったのを再度頼み、
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おつまみはフライドポテト、
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薪窯で焼き上げるピッツァが売りという事なので、魚介類のピッツァ、
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粗挽きソーセージ、
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たっぷり野菜のパスタ、
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デザート。
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…と、南魚沼紹介を初めてはみたもののあまり回れず、分量が少ないので…今回の最後はサービス動画!(笑)
ヌンチャクを振る私です。それも今日撮りたてのホヤホヤ、このブログで動画を貼るのも初めてですね。撮ってくれた友人がいたので、自分のヌンチャク姿を初めて見ました(汗)。こんな事なら、決めのポーズまでしっかり取れば良かった。


ここまで来たら我が実家も目と鼻の先。また近いうちに、姪ッ子達と遊んだ魚沼市を紹介します。
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  1. 2014/05/17(土) 23:00:10|
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月刊漫画ガロ(144) しりあがり寿 2 「ジャカランダ」

しりあがり寿先生、紫綬褒章(しじゅほうしょう)受賞おめでとうございます!

そう、様々な分野で優れた業績を残した方に対して日本一偉い天皇陛下の名で授与される紫綬褒章、2014年春の受賞者が先日発表されましたね。漫画家が受賞されるのも珍しくはなくなりましたが、それでも正直ヘタウマな作風のしりあがり寿先生が選ばれたのは驚きました。
もちろんベテラン漫画家であり、その才能は少しも疑う所はありませんが、最近何か目立った活躍があったか考えても思い浮かばないし…
東日本大震災を受けて、その震災をテーマに描いた「あの日からのマンガ」(エンターブレイン刊)で第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を受賞したのは記憶に新しいですが、その辺りの評価が今さら?
でも考えてみたら昨年もほとんど漫画の第一線から退いたようになって長い時間が経っている大友克洋先生が突如受賞して何故かと思ったし、他の方々もそうか。
恐らく漫画家に関しては、その前年の活躍とかではなく過去の長いスパンを見て思いついた時に授与しているのですね。でもそれならあの人は…とかいくらでも出てくるからか、その基準とかは全然発表されていません。こういうのは意外と、単に選考者の好みの問題であるのかもしれません。

それはさておき、今回紹介したい作品は「ジャカランダ」(青林工藝舎刊)。
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アックス(AX)で2002年から2004年まで連載された物に描き下ろしを加えて2005年に単行本化された作品で、300ページの大作の中、ひたすら破壊が描かれる…
ずっと前に紹介した「方舟」と同様に絶望系の物語なのですが、ちゃんと最後に希望らしき物が残されていて、現に作者のあとがきでも
これは『方舟』のような「滅び」ではなく「再生」の物語だ。
と書かれています。

このような物語なので、東日本大震災以降にも新装版が刊行されました!! 
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改めて読み直してみても、やはりこれは凄いですよ…延々と、ひたすら東京が壊滅していく姿が描かれています。
それも大地震や津波などの天災だとか戦争でもなく、ある日生えてきたたった一本の巨樹によって!その巨樹の名前は『ジャカランダ』で、中南米原産の現実に存在する木ではありますが、本当はこんな恐ろしい木ではないそうです。

冒頭の山の手線内で老人に若者達が暴力を振るい、それを周りの乗客はとがめもしない…小さいながら世紀末を示唆する描写だったのだと思いますが、あとは唐突にジャカランダの木が生えてきて、みるみるとでかく育っていくと都市が壊滅していく。
ジャカランダは巨樹であり、その根はまた凄い大きさで広がるわけですが、それが大都市の地中に埋まるライフラインを全て破壊していくのですね。そこら中でガス爆発が起こって大火災が発生する流れになっていくので、都市崩壊に一番貢献するのはガス管かな。
実は私、多少はガスに関わる仕事をしている身として、ここまで安全装置がまるで働かずに配管が破れたまま漏れ続けてガス爆発を起こしまくるとは考えにくい事を知っていますが、それは本筋じゃないですね。ガス爆発が起こらなくても必ずどこかから破壊が用意されないと作品が進まないので。東京に原発があれば、もっと分かりやすい感じで使われたのだと思います。

とにかく続く、破壊と殺戮の描写…
ハッキリ言ってそれしかない作品なんですが、登場人物は主人公すら設定されずにほとんどが殺されていく群集。ガラスが顔に刺さりまくる人とか、逃げ惑う人々に踏まれてグチャグチャになる女性とか、けっこうエグい部分もあります。
国会議事堂も燃え、東京ドームは爆発、救助するはずの警察署も消防署も壊滅、司法・立法・行政・経済その他の中心的機能が集中している東京がもはや火の海、阿鼻叫喚のパニックシチーとなりました。
圧巻の破壊が済んだ後は、ラストに作者の言う『人類再生』へと続く、ある希望を見せて物語は終了します。

これは連載中にも思いましたが、作品の出来が云々の前にまだ商業誌(まぁ、アックスとはいえ)で漫画家にこんな連載が許されるというという所に、可能性を感じたものです。終わってみれば300ページも使って東京壊滅と逃げ惑う人々を描いたのですから!
それが後にしりあがり寿作品として初のフランス版が出たり、こうして新装版も出るヒット作となりました。

徹底的に破壊を描いたこの作品で死とか滅びを意識し、改めて今の生を感じる事が出来るでしょう。考えてみれば、死がなければそもそも生という概念すら無いのですから。
人類は死が怖いために宗教を作って神や仏などの姿を創造したり、天国だの輪廻転生だの極楽浄土だのって概念を作ったのだと思います。今はこんな平和すぎる現在の日本の中では自分が死ぬ事も想像しにくいですが、もうちょっと生と一体である死を意識して、備える事が大事ですよね。限りある時間をどう生きればいいのか…そんな事も考えさせられる作品でした。


早く逃げないと
…どこへ



  1. 2014/05/14(水) 23:00:38|
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第三回シモキタ将棋名人戦

このイベントも、もう三年目ですか…先日の5月6日、下北沢で縁台将棋大会「第三回シモキタ将棋名人戦」が開催されました。
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第一回を「ココ」で、
第二回を「ココ」で、
と既に紹介していますが、第三回目である今回は森内俊之名人不在。しかし多数のプロ棋士・女流棋士達が集まって盛り上げていました。
ちょうどうちの秘密結社内で立ち上げたばかりの将棋サークル『大悟の将棋』も徐々に軌道に乗ってきていて、そのうち何人かを連れて行く事が出来ました。将棋を愛する者達にとって、こんな勉強になる機会は滅多にないですからね。

今回も3会場が使われていますが、まずは下北沢北口駅前のマーケット横"空き地"へ。
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プロによる指導対局の様子が目に入ってきましたが…おおっ、いきなり女流棋士界の美しき獣、伊藤明日香女流初段が指している!
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将棋の前では獣となる伊藤明日香女流初段も、盤と駒から離れれば普通の可愛らしい女性。コアラのマーチを握り締めていますが、別の人とまゆげのあるコアラを見つけるとどうとか…将棋ではなくお菓子の話をしていました。
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北尾まどか女流二段も、化粧をバッチリ決めて登場!
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さて私は…年下の美人棋士では色気に惑わされて自分の将棋を指せなくなるかもしれないと考え(つのだじろう先生の名作将棋漫画「5五の龍」で主人公の駒形竜がミス・タイガーこと虎斑桂に対峙した時のエピソードのように!)、私が生まれる前(1976年)に1級で女流プロ入りしている大ベテランの谷川治恵女流5段を選び、教えて頂きました。
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ちなみに今回は有料で、1局500円。プロ側は3面指しで相手をしてくれます。
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対局後、記念撮影!将棋界で『谷川』姓なので、谷川浩司さまと何か関係あるかと思う方もいると思いますが、読み方も違うし関係ありません。
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この大会のメインとなるシモキタ将棋名人戦もここでが行われていましたが、
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我々は次のあずま通り 本多劇場前へ移動。
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赤絨毯の上で将棋かるた大会が開催されていて高橋和女流三段が来ていたり、別会場ではどうぶつ将棋大会が行われたりしていたのですが、時間的に私は見れませんでした…
指導対局はまだまだやっていて、伊藤明日香女流初段もこちらに移動しています。やはり盤の横にはコアラのマーチ!伊藤明日香女流初段とコアラのマーチ、それは柴田ヨクサル先生の「ハチワンダイバー」における鈴木八段とシュークリームの関係にも似ている。
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男性の、つまり普通に日本将棋連盟に属する"プロ棋士"(これは女性ではまだ1人も誕生していませんね)も何人も来ていました。まずは門倉啓太四段が…
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クワッと開眼!
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石田直裕四段、他にもまだまだいましたよ。
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私にとって『将棋が強い人』というのは尊敬の対象ですが、天才だらけの中で争い、あまりにも厳しく年間に4人しか誕生しないプロ制度の中を勝ち抜いてきた彼らには、最大限の敬意を表したいと思います。

そして今回から、囲碁とバックギャモンの指導対局まで行われていました!
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囲碁の大橋拓文六段、
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うちの将棋サークルに囲碁の打ち手(将棋は『指す』ですが囲碁は『打つ』と言う)がいるのでやってる所を観戦…早い!将棋と違って一手一手が早くバンバン進んでいく!私はルールすら全く知らないのですが、覚えてみたくなりました。
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バックギャモンの椎名龍一氏。バックギャモンなんて原田知世ちゃんの曲「バックギャモンは負けない」で20年以上も前に聞いていましたが、実物を見たのはやっと去年くらい。面白そうでしたが、全然日本で普及してませんね。
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それから今回からスタートの、第一回シモキタ女流名人戦。
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これはその決勝戦で…右の方が勝ってシモキタ女流名人に決定。隣に置いてある森内俊之名人(…と、もう一つのプロ将棋界の頂点である『竜王』のタイトル称号も得て、独走状態の方ですね)の色紙をゲットしていました。
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お、観戦者の中に「燃えよドラゴン」のパーカーを着たおじさんが!見ての通りダサいパーカーですが、どんなにダサくても着れちゃうのがブルース・リーへの愛の印。
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第一回シモキタ女流名人戦の表彰式では、東大卒棋士で有名な片上大輔六段が登場。↑の北尾まどか女流二段とは夫婦の関係でもあります。
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シモキタ女流名人戦Bクラスの準優勝者、優勝者、
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Aクラスの準優勝者、
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優勝者。
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あとはフリー対局用の盤も置いてあったので、自分も対局。誰も挑戦してこないので、『大悟の将棋』内でしか指してません。
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名人戦終了後はこの席を撤去するというので、また近くの"カフェ カナン"(cafe Canaan)へ。
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珈琲飲みながら、また指したわけですが…テラス席も店内も全席で将棋を指している、つまり将棋に占拠されたような異様な光景に通行人達も驚いていました。
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さらに夜。安い居酒屋に移動しましたが、そこでも研究を続けましたよ。将棋はとてつもなく楽しく、今はルールも知らない人でも指すだけならすぐに指せます。どうか貴方もやってみませんか!?
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私が着る能條純一先生の「月下の棋士」パーカーに、そして背中にしょってる氷室将介に恥じぬよう、もっと将棋を!
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  1. 2014/05/09(金) 23:00:02|
  2. 映画、音楽、将棋、等
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ホラー漫画(80) 山咲トオル 3 「モーレツ変身!!エピルちゃん」

山咲トオル作品、続いては「モーレツ変身!!エピルちゃん」(ソフトマジック刊)です。
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山咲トオル先生はタレントして大売れしたし、主戦場だったホラー漫画誌がほとんど廃刊になったからか…漫画作品がイマイチ少なく、2002年のこれ以降は単行本が出ていませんね。
今作の巻末には嬉しいロングインタビューが収録されていて、愛する恐怖コミックスレーベルであるひばり書房立風書房についても触れているのですが、あれらのように描き下ろし単行本に着手してはどうでしょうか。まぁ、ひばりも立風もホラー漫画誌以前に閉業していますが…
ちなみに『元祖ズンドコ・ホラー!?』としてお薦め作家ベスト3(ただし神-楳図かずお先生は除く)と作品も紹介しているのですが、出てきているのが浜慎二先生、いばら美喜先生、森由岐子先生だというから素晴らしい。
昨年末には絵の個展を開いたし、まだ描いてはいるはずなので、なんらかの形でどんどん作品を発表して欲しいと思います。

さて「モーレツ変身!!エピルちゃん」
1998年から翌年までのザ・ホラー(角川書店刊)で連載された作品で、「戦慄!!タコ少女」と同系列のズンドコ・ホラー。単行本は全1巻です。
主人公の咲山エピルちゃんが、あずきときな子の2人にイジメられて屋上の端を歩かされ、命を落としました。
そこで科学者のママがエピルを生き返らせるために研究者生命をかけて半年間をつぎ込み、ついに生き返るのでした!しかも200種類の生物・動物の細胞を集めた溶液の中に入れていたので、エピルは200種類の生物に変身できるようになりました。生き返ったエピルちゃんは、まずイジメっ子達への復讐を開始…それは1話目であっさりと終わり。この冒頭も色々とタコ少女の方にそっくりですね。

あとはエピルちゃんとエピルママ、転入生のくまいもとこらでバカな活躍をしまくる展開。
前のタコ少女はタコにだけしか変身出来なかったのを、今度はほぼ何にでも変身出来るようにしたのが今作の特徴ですが、その設定はイマイチ活かされず…変身自体しない回もあるし、してもちょっとだけだったり。
山咲トオル先生自身も、
『いざ描いてみたら、カバやダチョウに変身できても別に何かの役に立つわけじゃあ全然なくって。あはは、笑っちゃうわよね。』
と思い出を語っています。まぁ、そんな頻繁に変身しなくても面白いから大丈夫です。

全8話が収録されていますが、それぞれに付いてるサブタイトルがひばり、立風テイストのパロディ物になっていまして、あれらのホラー漫画を好きな人には分かる物になっています。
「父さんお化けにならないで」とか「エピルが泣く幼稚園」とか「呪いの顔がゴゴゴとまた飛ぶ」とか…これは単行本化の際に付け加えられた物ですが、それと巻末インタビューを読んでまた持ってるひばり書房漫画などを読み返したくなりました。
エピルちゃんの後に、独立した恐怖漫画「地獄行き学園 怨霊少女」も収録されています。


ブサイクな男の肉はマズいわね ガォー!!
ホントね グエッ!!グエッ!!



  1. 2014/05/07(水) 23:58:04|
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ホラー漫画(79) 山咲トオル 2 「戦慄!!タコ少女」

山咲トオル作品、続いては「戦慄!!タコ少女」(リイド社刊)です。
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連載していたのはリイド社の少女向けホラー漫画誌恐怖の館DXで、単行本全4巻からなる山咲トオル最長の作品であり、代表作。
冒頭から『タコ』とあだ名されて、学校内で凄惨なイジメを受ける主人公の女学生・海原多加子(うなばらたかこ)。それなりに美少女なのですが、そのヒロインがいきなり鼻からきんぴらごぼうを噴出したり、ゲロ吐いたりしています!
その多加子がある時、タコの共食いとしてタコ一匹を無理矢理口の中にねじこまれて…あれれ、その夜から多加子は人面タコに変身しちゃいました~!!
タコ少女となった多加子は、ついにイジメっ子達への復讐を開始する…って、それは1話目で終わり。あとはタコ少女が恋をしたりアイドルのオーディションを受けたり、色々と騒ぎを巻き起こす話で進んでいきます。

そうそう、単行本はこちらの新装版が良いかもしれませんね。何しろ美しい著者『トオルちゃん』の顔が出ていますからね!
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1話目からしてそうですが、どんなに暗いシチュエーションでも能天気で明るい主人公と作風が凄い。トオル先生も嬉々としてグロテスクな絵を描きたがっている感じですが、それでも常に怖さより可笑しさが起こる…これがズンドコホラー!

5話目から手術によって人工的に作られた…今度はタコじゃなくてウツボ女・宇壺さか絵というライバルが登場し、友達になって今後はずっと2人での行動が基本となります。さか絵は顔のホクロから毛がたくさん生えてますが、ホクロの毛を切ると運が逃げるとの事で切らない女。
他に回をまたがって複数回登場するのは敵キャラの吸血ババァとか、あとはダビデ星人がちょっとだけか。

ちなみに海原多加子15歳、宇壺さか絵18歳ですが、2人ともバイトが大好きで家政婦、エレベーターガール、喫茶店等で働き…普通に学校に入ってみたら実は悪魔崇拝学園だったり!
短編形式の連作で進むので様々なパターンで楽しませてくれて、ウンコが出てくる汚いネタも多いのですが、ほんの少しだけおバカギャグが影を潜めて「家政婦多加子・のぞき穴」みたいなシリアスな名作とか、ちゃんと怖がらせるホラー話も存在します。
それにこういった長期連載作品といえば初期の面白さが無くなっていくのが通例ですが、「戦慄!!タコ少女」はトオル先生の成長に合わせて後期の方が面白くなっていく!
異常なほどの教育ママに育てられる少女を描いた「天才になりたい」などを読むと、着実に尊敬する楳図かずお作品のレベルに近づいている事を感じさせます。

それに単行本3,4巻の巻末には別のホラー漫画誌・恐怖の快楽(ぶんか社刊)などで描かれた短編作品がいくつか収録されています。
そしてこれが…非ズンドコホラーで、凄い傑作揃いなんですよ!そうするとトオル先生はズンドコホラー(要はギャグ漫画)以外の方が面白いかと言われるとそれは判断に困りますが、とにかく可愛い絵も怖い絵も使い分けて幅広い才能を持っているわけです。だからそれらシリアス系の泣ける短編なんかは、「戦慄!!タコ少女」と別の短編集で編んで欲しかった。
私は特に「口裂けた隣人」が好きで好きで、これだけ見るともう内容のレベルで楳図作品に追いついたか!?
4巻の最後には貴重な1994年のデビュー作、「うろこ地獄」が収録されています。この単行本にあってはこれだけ画風が全然違いますけどね、少なくとも最初は全然楳図かずお風の絵柄じゃなかった事や、独学で初めてマンガ原稿用紙とかGペンなどを使い、急仕立てで描いたと言われるこの作品にして既に一定のレベルには到達していた事も確認出来ます。


それなら一言 私にそう言えばいいじゃない…
被害妄想のドブスめ…
もっとブスになりなさい



  1. 2014/05/03(土) 23:59:39|
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Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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