大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

トキワ荘(74) つのだじろう 15 「新説百物語」

今夜はつのだじろう作品、「新説百物語」(秋田書店刊)です。
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初出は少女向けホラー雑誌の月刊ハロウィン(朝日ソノラマ刊)にて1987年から1990年まで連載された作品で、単行本は全5巻。

今回はつのだじろう先生、若い女子読者向けにはあまりにも伝統的な、クラシックすぎるテーマを持ってきました。江戸時代から伝わるというあの百物語、百本のロウソクに火を付けて怪談を語っていき、1話終わるごとにロウソクの火を消していって最後の1話を語り終えた時、本物の怪異現象が起こるとされる…あれですね。

主人公は"山吹女子高"の一年生、小鼓初音。血液型はA型で、乙女座です!
実家が"宝珠山九輪寺"であり、父親はそこの住職・愚堂和尚であるという生まれを利用して、お寺の本堂に毎月仲間を集めて夜の六時から『百物語の会』を開いている、と。
そこで語られた怪談を紹介していく、というのが本作の内容ですが、全て実話をベースにしたドラマだそうです。
参加者は初音の同級生からよく分からないヤジ馬まで、見知らぬゲストでも来る者は全て受け入れています。ひどい時には参加した見知らぬ人が、実は幽霊だったなんて事もありましたからね。
彼らの会は一晩に百の話をするのではなく、毎回来た人数分だから七つとか八つくらいの怪談をしているのですが、ちょうど百話目に達する晩、何が起こるのか…

さらにお助けや霊魂問題の検証・解説者的な位置付けで登場するのが、「霊劇画 真夜中のラヴ・レター」などでもおなじみ実在する霊能者の西塔恵、そしてここでも心霊研究家で作家の牧草介です。
とはいえ、初音が気軽に西塔先生に霊査を頼んだりするので『ふつう霊能者に除霊をおねがいすれば十万円以上はかかる!』だとか『きみのしていることは 例えてみればお寿司屋でタダで寿司をくわせろ!とねだっているのと同じだ』とお叱りを受けています。
そりゃ何らかの技術に特化してプロになった人に仕事を頼んでタダは無いですよね。相場が分かりにくい霊能者を扱いながらお、少女読者達にそこを伝えるつのだじろう先生は偉い!でも霊査してもらえなかったために、初音の同級生が悪霊に殺される結果になりましたが…

初音が関わってほぼ酷い目に遭うのは共通していますが、毎度違う者が語り合うので独立した短編で進む連作といえますか。よってノーマルな怪談・心霊の話から日本神話、西洋の黒魔術、活きてる人間が起こす殺人事件、UFOまで、超常現象全般を幅広く扱う勉強になる作品ですね。
妖怪も扱っていますが、そうすると妖怪の第一人者であり一番有名な水木しげる先生の話が出てきますが、牧草介が
『漫画だからってバカにしちゃあいけない水木しげるさんは「妖怪」については下手な民俗学者より よく研究しておられる』
と言っているのが嬉しい。

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蝶を助けた少女・矢島裕子が、物凄いイケメン(もちろん蝶の化身だったオチ)に好かれる話があるのですが、そのイケメンにはミック・ジャガーのコンサートに誘われて、実際に楽しんできています。何故ローリング・ストーンズじゃなくてミック・ジャガー?と思うかもしれませんが、ここは掲載年を見ればストーンズ好きならすぐにピンときます。
ストーンズは1990年まで来日公演出来なかったのですが、ミック・ジャガーはソロ・アルバム「プリミティヴ・クール」(Primitive Cool)を出した直後の1988年に単独来日公演しているのですね。2人はこの時の、恐らくは東京公演に行ったわけだ。いいな~、ギタリストとしてはジョー・サトリアーニが来たんですよね。

相変わらず霊界や霊魂に対する心構えなどの霊的な知識を学べて、教訓的な部分も多い上に安定の面白さがありますが、ホラーマンガとして見たら怖さはイマイチ…
なんて思っていると、第十七話「首なし」みたいな恐ろし過ぎるヤバい話が飛び出すからあなどれません。
とにかく、霊的な金縛りにあった時の逃れ方とか、こんなに丁寧に紹介してくれる漫画は他に見当たらない。霊障に遭っている人ならずとも、読んでるだけでその時の準備が出来る嬉しい作品です!

本作の連載中に『昭和』が終わり、百二十五代目となる天皇が即位して現在も続く『平成』が始まりましたが、それを受けて描かれた第十八話「平成元年」。ここでつのだ先生は、戦争に負けて日本人の心や文化の大切さを忘れて西欧の考え方を正しいとする現状を憂いています。
確かに、学校教育は特に歴史教育なんか腐敗しきり、日本人はほぼ全員が外国の洋服を着て日本の着物を自分で着れないし、伝統文化は死滅状態、神仏はおろそかにされていますよね。せめて本作のこの話だけでも読んで、若者が「古事記」「日本書記」といった古書の面白さに気付くと同時に天皇家の歴史に興味を持ってくれると日本の未来にも光が差すと思うのですが…
日本で一番古い書物である「古事記」にもハッキリと霊界の存在が書かれている辺り、やはりつのだ先生ご満悦ですね。そう、イザナミの命が行った黄泉国ですよ。

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第二十七話「チャネリング」で突如宇宙人とか宇宙意識の話になり、その後初音がチャネラーとして認められて所謂UFO、そしてヒロコという宇宙人らしき存在まで登場…
と、まぁ興味深い内容で綴られていた「新説百物語」ですが、第二十九話「魂を吸う鏡」で終わりです。それも初音の、

この二年『百物語の会』をつづけてきましたが あたしもそろそろ受験勉強をしなくてはなりませんので…

という理由で!全く、これだから学生ってヤツは!
もっとも、百物語なんてずーっと続けているのもどうかと思いますけどね。でもそんな身勝手さが良くなかったのか、この最終話で初音の魂が魔界の鏡に持って行かれそうな事を示唆する、アンチハッピーなラストでした。
もちろん、味方の霊の存在を信じて神さま仏さまを大事にしている初音は主護霊さまに護って頂いていますし、『明るく元気に 悪い事をせず 他人の事を考えてあげる 広い心を持って生きること』を心がけているので、何とか助かってくれると思いますが…


あたしもすこしは霊感があるらしいんです!
このごろ すごく霊の世界を知りたくて…
そりゃあやっぱり怖いです!
でも…怖がっていたら 一生知ることができないでしょ



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  1. 2014/07/29(火) 23:59:11|
  2. トキワ荘
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トキワ荘(73) つのだじろう 14 「霊劇画 恋人は主護霊さま」

今夜はつのだじろう作品、「霊劇画 恋人は主護霊さま」(主婦と生活社刊刊)です。
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つのだじろう先生が週刊女性を主戦場に移してからの作品紹介はこれで3作目ですね。
本作では、ますますエロの度合いを増して…心霊+レディコミという、前人未踏のジャンルに踏み込んでいます。単行本は全5巻。単行本それぞれの上部に『あなたの心に呼びかける』、左に『誰にも存在する霊、霊界からのメッセージ!』とありますが、う…胡散臭い。
しかし例えば宇宙意識の存在、もう一人の自分、瞑想、輪廻転生、指導霊等々、つのだ先生が訓話的に使う心霊研究の言葉がそのまま、何年か前にあったスピリチュアル・ブームを随分前から先取りしていたとは言えそうです。

さて、本作はタイトルにあるように『霊劇画』。主人公の女性・石神涙子が様々な霊体験を通して霊について学び、ついには霊能者に成長していく物語です。
涙子は旅行会社の"TYOトラベルビューロー"にが勤めているので、『東北オカルトツアー』の添乗員で出かけるのですが、解説者として同行するのは 「銀座花族」にも出ていた小説家で心霊研究家の牧草介、霊能者の魔矢霊子。それに潜在的に高い霊感質を持っていた涙子、怖い物好きの参加者達が集まって霊場などに行くのだから、いくつもの霊体験をする事になりました。実在するオカルトスポットが舞台になっているのも面白く、同じように回ってみた読者もいるのではないでしょうか。
この道中、涙子は守護霊の奥州石神城主石神監物が娘・夜桜姫とはっきり交信しました。今後、この夜桜姫が「うしろの百太郎」のように守ってくれる事となります。

少年誌で描いてた心霊漫画との違いで、特筆すべきはエロの部分。
涙子の同僚、細野麻里の元には1話目からハッキリと霊魂が姿を見せますが、そいつは色情霊の金精麻呂。いきり立った男根をあらわにしており、夜中に麻里を金縛り状態にして犯しまくる!そんな霊を守護神だと思い込んだ麻里は、セックス、セックス…
当初は準主役的な登場の多さでしたが、この娘は素直な性格がとことん利用されて不運続き。モデルとして一流誌に出るつもりが実際はビニ本でヌードモデル、そのカメラマンにはやられるし、映画デビューを目指せばマイケル・ジャクソンと間違えてマイク・ジャクソンなんて黒人男優の相手をするポルノ女優に。さらに金精麻呂の顔をした今末麿という男が現れると、ファッションマッサージ店からトルコ嬢まで落ちて稼いだ金を貢ぎ…弄ばされた末に最後は死ぬ事になるのです。

金精麻呂には霊能者の魔矢霊子までが負けて犯され、色情霊とはいえかなり恐ろしい力を持つ事が分かりました。結局、こいつがラスボスでしたからね。
そしてこれ以降、頼りになる霊能者だった魔矢が『オナニー地獄へ落ち込んで』しまい、生身の男・今末麿とのセックスの味を覚えて悪役に転ずるという、パンクな展開に!

恋人がいない涙子は、前世で夫婦だった医学大学講師の南郷武蔵と出会い、そのために嫉妬した女から呪詛を受けたりとトラブルがありながらも恋人になりました。
モテる南郷や牧草介のセリフを通して、涙子は心霊の事以外にも男女の性・生理についても学んでいきますが、これは女性読者も勉強になったのではないでしょうか。

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(4巻末には、「霊魂にとり憑かれる法」という霊魂ギャグ短編も収録されていてお得です!)

物語は『心霊治療』に主題が移行すると主人公が旅行会社勤務という設定は活かして、心霊研究の先進国であるイギリスのロンドンへ舞台を移します。
ここで涙子は南郷にプロポーズされ、しかし心霊治療の威力で今まで学んでいた現代医療の信念が根底からくつがえった事によりプロポーズ取り消し。でも日本に帰って、結局は上手くいくから安心してくださいね。

二人の障害になるのは悪い奴、今末麿。麻里に続いて魔矢もモノにしておきながら、執拗に涙子も狙う彼は、酔って正体なくした涙子を全裸にして写真を撮り、キュウリを女性器に突っ込む…ななな、なんという事!漫画全体を見てもこんな目にあうヒロインは珍しいですよ。
何とか守護霊の活躍で大事には至らなかった涙子は、困難を乗り越えて結婚し、南郷が父の跡を継いだ開業医の"南郷病院"で働く事になります。彼らは神前結婚ですが、南郷が言う、
『クリスチャンでもないのに格好いいから…なんて教会で式をうある連中は…霊魂の存在を無視し…つまりはご先祖さまをバカにしているわけでね…』
のセリフにドキッとした男女も多いのではないでしょうか。

新婚旅行の行き先も、涙子が旅行のプロだし南郷も詳しそう。『グアムとかハワイなんてイモの行くような所』とまで言い切る彼らは、考察した末にパラオ諸島へ行く事に決定しました!
パラオ共和国なんて私、この漫画(霊劇画か)で知ったようなものですが、日の丸そっくりな国旗の親日国なんですよね。
二人はこの地上の楽園、パラオに滞在した一週間だけは霊についても全然考えずに楽しみました。

帰国して新婚生活を始めた二人ですが、涙子は牧草介に協力する形でレポーターとして、霊魂に対して真剣に取り組んでいるテレビ番組の制作に関わります。牧草介は心霊研究家の立場でテレビにもよく出ていた作者・つのだ先生自身を投影したキャラだと思いますが、それを活かして実際に取材した実話を基に物語が進みます。つまり完全に真実の記録(もちろんつのだ目線で、という条件付きですが)を読者は目の当たりにする!
熊本のポルターガイスト現象が起こる家など、漫画の中に写真も入れながら紹介していました。そこに登場してきたのが、黒龍山迦葉堂なる仰々しい名前の霊能者…って、あの魔矢霊子でした!
側近に剃髪した今末麿が付き、今度は税金がかからない宗教法人を立ち上げて金儲けしようとしている、と。

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(5巻末には「血色のルビー」、そして「霊」という、どちらも怨念にまつわる恐怖短編が収録されています。これは本編である「霊劇画 恋人は主護霊さま」よりずーっと前の作品で、1970年代の絵柄が嬉しい)

続いて涙子が関わる番組収録は、岡山県久米郡の奇祭・両山寺護法祭。神が人間界におりてきてお遊びになる儀式があるのですね。
そこで護法実と呼ばれる霊媒役をやるのが、錦織百江という少女。龍王池で祭り前の7日間、1日6回21杯の水ごりをして身を清めていますが、全裸にて行うその描写が…現在では確実にヤバい未成年ヌードです。ふくらみ始めの胸、それに毛が生える前であそこのワレメも見えるし!後で涙子も同じ場所で水ごりしますが、ちゃんと成人した女性のヌードなので安心です。
そこに食いついてどうするって感じですかね、では主題に戻ってこの不思議な祭りを見ると、護法さんがおうつりになった護法実を実際に「真夜中のラヴ・レター」後半部の主役で実在する霊能者・西塔恵が霊査した結果から神の世界の事まで話が及び、勉強になりました。

また色情霊の仕業でエロい展開も待っていますが、すっかり霊能力が強まった涙子の活躍で解決。
守護霊・夜桜姫とも頻繁に交霊出来るようになっていますが、幽体離脱して死後の世界を案内してもらう所は、全人類必見の内容でしょう。かなり丁寧に、訓話的な部分も含めて誰しも気になるあの世について、転じてこの世に生を得るとは…など指導して頂けます。

物語もクライマックスにさしかかり、最後は魔矢霊子と今末麿がカゲでやっていた何と欧米の黒魔術との対決、それからラスボスである悪霊、色情霊の金精麻呂と決戦!
ある理由から除霊前にセックスしまくるのですが…漫画の中にエロ写真を挿入しまくって面白い効果を生んでいます。
最後までエロを絡めた霊能力バトルは神界の助けを得た涙子に軍配が上がり、涙子は強力な霊能者として完成を見る。

正義は勝つ、となったハッピーエンドですが、ここで一つ疑問が。
タイトルで『恋人は主護霊さま』とうたっているのに、夜桜姫は『守』護霊の中の一人だし…『主』の字を当てる主護霊さまが出てきてないんですよね。あ、つのだ漫画をちゃんと読んでいない方は主護霊と守護霊の区別すら付いてなかったり混同している方もいるかもしれませんが、主護霊はその人を生涯に渡って見守り助け一番大きな影響を与える中心的存在で唯一の霊。守護霊は指導霊や補助霊など複数存在する味方の霊達を総称して呼ぶのです。
その主護霊はどこの誰で何をしているのかと疑問を出した南郷に対し、涙子が出した答えは!?

『あたしの主護霊はすぐそばにいるのよ!
 あたしの主護霊さまは…!あたしの恋人っ!!あたしの大事な旦那さま!
 だれよりも あたしを大事にしてくれる!つまりあなたよっ!』


なんて言ってキス、二人の周囲にはハート。
こうして今まで散々肉欲や裏切り、詐欺に殺人などでドロドロな内容だったのが、最後の最後1ページだけラブコメみたいなページで終わるんだから…オモシレー、オモシロすぎるぜ、つのだじろう先生!
前回とその前に紹介した作品と本作の、週刊女性で連載した長編3作、これらが世に知られていないのはあまりにも惜しい!巨匠の位置に居座って無難な作品を描く事を良しとせず、冒険心とパンクな精神が溢れるこれら奇天烈な作品を、貴方は読まぬまま霊界に行くというのか~!


ちょっと…あたしを案内してくれた霊魂さん
どこへ行っちゃったの!?
いやだっ こんなとこへおいてけぼりにしないでよっ!



  1. 2014/07/25(金) 23:59:26|
  2. トキワ荘
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トキワ荘(72) つのだじろう 13 「霊劇画 真夜中のラヴ・レター」

つのだじろう作品紹介を続けて、今夜は「霊劇画 真夜中のラヴ・レター」(主婦と生活社刊)です。
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前回紹介したのは銀座を舞台にしたホステス漫画「銀座花族」でしたが、同じ週刊女性で続く1981年に連載されたのが「真夜中のラヴ・レター」で、単行本は全5巻。
本作でついに、というか早くもというか…とにかく心霊漫画に戻ってきました!
ただし今回はノンフィクション!読者から寄せられた相談の手紙を基に、もちろん登場するつのだじろう先生本人や優秀な霊能者が心霊事件の解決を目指す流れです。

「うしろの百太郎」もドキュメンタリー・タッチな部分は目立ちましたが、本作ではさらにテレパシー犬などの明らかな創作部分を排しているので、もっと徹底したリアルさがあります。読者からの手紙やイラストをそのまま載せていますし、現実の事件と同時進行で描いている回は事件が解決されないまま終わるとか、除霊は無理という結論で終わる事もありますからね!
かつ、掲載誌に合わせて性の問題がやたらと多い。女性読者に向けても、年齢高めだとヌードやセックスなどエッチなシーンがサービスカットになる事を納得させてくれます。レディコミの性描写など、男性が見ても驚くほどですもんね。
よくヘビの夢を見ていたある女性が、幻のヘビの群れに襲われて『女性の大切な部分』に侵入される描写があるのですが、何故か全裸になっていて股を押さえている…このシーン好きです。その後、体内に残っているらしいヘビに時々咬まれるようになったとか、壮絶な話ですが事実。まぁ、普通ヘビは男性器の象徴として扱われるので性的な夢でどうこうと判断されるのでしょうが、ここでは信仰の問題点が原因になっていました。

当然相談に乗るのも実在する霊能者ですが、主人公は本の表紙にデカデカと載っているこの方。頭にドーナツをたくさんぶら下げたようなエキセントリックすぎる髪型の女性、『霊査・除霊 七条心霊センター』の看板を掲げる七条絵夢
幼い頃から霊感が強く、十四歳の時に霊界からの啓示を受けて以来、霊能者として活躍している方です。モデルとなったのはこの作品に協力した、北条希功子という優れた霊能者。

本編はつのだ先生の元に寄せられた相談を受ける形で各地の心霊現象を見ていくのですが、霊障相談に来る人は何故か自分勝手な人が多かったりして、そういう生き方をしているから味方の霊に守ってもらえず、たちの悪い霊障にかかるらしいんですよね。

ちなみに心霊エネルギーパワー治療で困った人を助けたりする霊能者も、テレビの正義の味方じゃないし、当然生活があるわけだから除霊費が発生しています。ある人が
『苦しい中から月賦にしてもらってまで除霊費はらって 現象がおさまらないんじゃ困るわ!』
とか言ってますから、それなりに高額なのでしょう。
本作の終わり間際には酷いニセ霊能者の例も紹介しているし、多数の霊能者に霊査をお願いした人が作った料金と結果の一覧表なんて興味深いリストと共に、料金の考察も載っています。

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ところで4巻から、七条絵夢が忙しくて時間をなかなか取れない状態になったとかで、別の霊能者が中心になって相談・除霊をしていく展開になります。主人公だった霊能者、まさかの交代ですよ!
これもリアルタイムで進むノンフィクションならではの事で、創作された物語のように都合良く進まない所がまた、現実感を増しますね。これはきっと作中で描かれる心霊現象も全て事実に違いない!そう思えます。

ここから中心となる霊能者は、つのだじろう邸に出入りしている二人の霊能者で、まずは西塔恵
彼女は背後に霊格の高い姫の霊がついているのですが、その姫の霊と直接談話して霊言を伝える能力の持ち主。あくまでも霊界の啓示を伝える霊能者で、宗教的な行などには一切関連していないそうです。
そしてもう一人は、安部富貴子。生まれつき霊感が高く、霊媒体質で霊を肉体に入れるのが特技か。今度は七条絵夢と違って二人共、いたって常識的な髪型をしています。

霊的な体臭かと悩む女性達、恋愛相談みたいな話では男の生霊を呼んで尋問したり、水子の問題や…淫乱でオナニーを一夜も欠かせない女、等々。
とにかく興味深い全26章、とてもそれぞれのエピソードを細かく紹介は出来ませんが、内容の幅も広いので必ずや自分も思い当たる事象が見つかり、あれは霊魂関連の出来事だったのかもしれないと思い出せるのではないでしょうか。
つのだ先生や霊能者が登場せず、江川夕子なる新潟生まれの一人の女を描いた、第21章「うりふたつ」というエピソード。これが複体(ドッペルゲンガー)を使いつつホロリとさせる名作短編で、何故単独作品にしないでこのシリーズで描いたのか不思議でした。

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最終エピソードとなる第26章「奇妙な絵」は、精神異常を起こしたのか一人で話したり暴れたりしていて、大人しくしている時は気味悪い絵を描いてる家族の事を相談されます。その異常な女性の描いた絵をそのまま何枚も載せていますが、それが相当にヤバい感じのアウトサイダー・アートなんですよ。
本作も多くの部分・キャラで全くつのだじろうタッチをマスターしていない絵の下手なアシスタントが描いていますが、こういう人を採用してみたら面白い作品が生まれただろうと思いますね。そしてこのエピソード、最終章なのに除霊後も症状が改善されなかった、で終わります!どんだけ正直なリアル志向ですか。

あと全編通してページの端に活字のコーナーがあり、1~3巻までは『心霊ミニ知識』です。これが幅広く、相当に勉強になるのですが…
悪霊などによる霊障を避けて幸福な人生を送るには、先祖代々からの神仏を大切にお祀りする事がさかんに言われています。我が家を見ると、やはり信仰を無くした現代の部屋…神棚も御仏壇も無い。マズイですねぇ。
あと目から鱗が落ちた事。肉親や愛する人が亡くなった時には、現界の人間は何故死んだ、もっと生きていてくれれば、と惜しむじゃないですか。あれって良くないそうで、その念が霊の現界に執着する気持ちを強めちゃって、迷って幽界に行けず浮遊霊にしてしまうのだとか。今後は、どんなに愛する人が亡くなっても、『早く幽界に行って成仏してくれるように』と祈りましょうね。
4巻は『世界の霊能者・超能力者』で、5巻は『日本の霊能者・超能力者』で本作後半の主人公・西塔恵から美輪明宏様まで紹介されていました。

つのだじろう先生の心霊漫画がずーっと一貫して訴えるメッセージですが、霊魂は絶対に存在するし認めないなんて人は現実を見てない無知な者であるし、またいたずらに怖がったりするのは危険なので正しい霊知識を身に付けようと、読者を導いてくれます。そんな「霊劇画 真夜中のラヴ・レター」…必読の書。


逃げてあるく人生の中には…本当の愛や幸福なんか 落ちていやぁしないのに…
あなたはわたしのマネをしてはいけないわ!へんに開き直ったり あきらめたりしないで…
前向きに生きるべきだわ!!



  1. 2014/07/19(土) 23:00:05|
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トキワ荘(71) つのだじろう 12 「銀座花族」

今夜のつのだじろう作品は、「銀座花族」(主婦と生活社刊)です。
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これまでも書いてきたように、様々なジャンルの漫画を手がけてヒットも飛ばしてきたつのだじろう先生ですが、「恐怖新聞」「うしろの百太郎」がブームを巻き起こしたのもあり、特に恐怖漫画家・心霊漫画家としての姿が圧倒的大多数の方々に認識されているでしょう。
しかし1980年から漫画雑誌以外の、それも主婦層向けのゴシップ記事や社会ニュースで誌面が埋め尽くされる…あの週刊女性に活動の場が移され、描かれた作品は何と銀座ホステス漫画でした。
それが「銀座花族」です!漫画で第一章のタイトルだった「虹子の冒険」を使って、夏目雅子主演でTVドラマ化もされるほどの人気連載となった作品で、単行本は全5巻。

平凡な"神代商事"なんて会社の経理課でいわゆるOLをしていた河野虹子が、女の花盛りの年齢(18~25歳だそうです)のうちにホステスとしては恐らく世界一、『銀座花族』と呼ばれる超一流の仲間入りして優雅に生きる事を決意します。そして、目指すは貯金一億円!
虹子は会社の同僚であり"ゆたか荘"で同居する親友の瀬戸かおりと共に、ある作戦で銀座七丁目の摩耶涼子ママの店"ヴァンテレーヌ"へ入店しました。
銀座特有の様々なシステムや、上手く売り上げを得るための方法まで勉強しながら楽しめるサクセスストーリーの開始です。

一緒にスタートラインに立った虹子とかおりですが、やはり最初から決意を固めている者と流されて入っただけの者では結果が全然違います。
第一章はホステス一日目が終わるまでですが、最後までお店に残って研究しつついいお客さんの席に着く虹子に対して、かおりはいきなりどうでもいい客とセックスしちゃう失敗をしていますから。
黒髪で姫カットのかおりは性格は良いし一人称が『あたい』な所も可愛いと思うのですが、純粋すぎて頭も悪いから稼げないし、客にホレちゃってだまされたり、何と自殺未遂に堕胎までして…虹子と対照的な立ち位置にいるキャラとして確立してしまいました。
唯一かおりが勝っているのは、体の感度が抜群な所。何しろ虹子は高校を卒業する頃に貴重なバージンを捨てちゃった上に、『SEXなんて痛いだけで快感があるなんて信じられない』と思いこんでいるのですから。

メインである女性読者に向けての知識としては、ほとんどの方に無縁な銀座のシステムなどより、男の性について学べるのがいいかもしれません。作中通して説明セリフが多い本作ですが、これはプレイボーイの論理…
『本能として男は同時に何人もの女性を愛せることくらいは知っているだろう?
 女がそうでないからといって そういう男の生理を不潔視するのはあくまで女の感情で…
 男である以上 どんな男でも気に入った女の子みんなとSEXしたいと考えるほうが普通なんだ!』

とか、虹子と一緒に勉強していきましょう。もちろん女性、特にホステスはそういう男の生理を利用して女の色香で高いお金を取っているわけですけどね。
他にこの作品で自らを省みて女性は『本質的に感情的だし物質的』であり、また男の側の欲望や行動原理についても知り、得た知識を応用して是非とも人生に活かしてください。

銀座でも目立つ存在になってきた虹子はヴァンテレーヌ以外の店から引き抜きの声がかかるようになってきて、何と3軒から同時にきました。それぞれの条件、例えば『ヘルプ』としてか『売り上げ制』でか、雇用形態は『やとわれママ』の話か…
様々な選択肢の中から芥川賞作家の牧草介(この人、スターシステムで他作品でも出てきます)らからアドバイスを貰い、結局は銀座中の話題となって電通通りに新規オープンされた超豪華な"花族"へ移る事になりました。一緒に働くのも銀座の一流クラブでナンバーワン・クラスを務めたホステス達になるので、常に強力なライバルに囲まれた茨の道に踏み込む形となりました。
後々まで指名争いその他で戦う事になるのは五十嵐真樹石坂るみ、あたり。他に次々とトラブルがあったり新ライバルが登場したりして物語は進行します。

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偶然ぶつかった相手が大企業の重役・加賀茂で、お詫びでドレス買ってもらった上に店の上客にもなってもらう、なんて後の「サラリーマン金太郎」並みにご都合主義の展開がありましたが、この加賀部長が体を迫ってきた時についに虹子はこれも仕事としてやらなくてはならぬ覚悟を決め…
あ、ここもご都合主義続きか、突然の生理が来て助かりました。

幼い頃から貧しかったのもあって恋愛より成功・貯金といったタイプの虹子ですが、転職前の一人旅で奈良県の斑鳩の里に行った時に出会った写真家の斑鳩三郎、若い彼のさわやかさに惹かれて好きになりそうになる。これは、ついにヒロインの相手役が登場か?
そして銀座で運命の再会。となったまでは良かったのですが、彼が嫉妬深くて悪気の無いトラブルメーカーだという事が判明してきました。虹子にベタ惚れして結婚まで申し込んできますが、うまくいかないと荒れて仕舞いには親友のかおりと心中を図る!かおりは助かったものの斑鳩は腹上死を遂げ、しかしそれだけで終わらず…遺書に虹子を悪者に仕立て上げるため有る事無い事書きたててあり、虹子は斑鳩の父親から嫌がらせを受けて追い込まれる事になるから怖い!

このトラブルと、もう一つはミッキー梶村という世界的なホテルのチェーンを経営していると自称する日系人の男。
大金持ちを自分の客にして売り上げを上げたい気持ちと、一晩メーク・ラブしたら三百万円のオパールをくれるという言葉にだまされて、虹子はこの男に今度こそ体を捧げるのです。ホステスになって初めて、金のためにセックスまでしたわけですが…
そのオパールは二束三文の偽物と判明、全てツケだった五百二十万円の呑み代を残したまま、ミッキー梶村は詐欺師とバレて逮捕されました!本名は牧田久哉といって、普通に日本人だったっぽいし。虹子は、身体を弄ばれた上にやっとためた貯金も半分になってしまいました!嗚呼、一億円の道は遠い。
この作中最強のとんでもない悪役に、つのだ先生を脅して『詫び状事件』を起こした梶原一騎先生の『梶』の字が付いているのは偶然でしょうか…そういえば花族における最大のライバルを梶原先生の実弟と同名の『真樹』としたのも、何か意図があるのでは。

二度目の自殺未遂から生き残ったかおりは、今度は虹子のように銀座花族を目指すのではなく、自分は虹子のヘルプに徹する決意を持ち、二人でもう一度やり直す事になりました。悩みを吹っ切り、今まで学んだテクニックを駆使して客からお金を吸い上げるプロに徹する覚悟も固まった、と。
それからイメチェンをするのですが、いきなり4巻表紙の髪型になるのだから驚きます。それがきっかけで、お客の中にいた日宝映画の古城浩監督にスカウトされて新作「五本の剣」に謎の女役で出演する事になりました!銀座にはあらゆる一流の人が集まるから、こういうコネができやすいそうです。
映画に出ても銀座花族みたいな収入が得られるわけはないのですが、有名になってさらに客を集められるというメリットにかけてスペインロケを決行し、これが大成功でした。話題なんて一時的な事でしょうが、ヌードにまでなってSEXシーン撮るにあたり古城監督に特訓を受けた事で、苦手だった色気も引き出せるようになってセックスアピールで売れるようになったのです。

売り上げ戦争が加熱する中、新規のお客をつかむために行った虹子の奇策は驚きますが、トップを争うまでになりながらなかなかナンバーワンにはなれない。
そこへエルザという強敵が優秀な専任ヘルプ連れで花族に入ってきて、厳しい状況が続きます。このエルザ、自己催眠で自分の性格をベストに変えているやり手で、こんな名前ですが本名は坂梨元子という日本人でした。

そんな中で虹子は熊谷幸平という医者の金持ちじいさんと仕事としてアフリカ旅行へ行く事になり、大金を貰っているし助平じじいの夜の相手もしなくてはならない…という時、熊谷は虹子の女性器を舐めるのです!それで変態だと虹子にキレられて中断。正常なSEXならしてもいいなと思っていたそうですが、これは驚きますね。アダルト動画の普及が原因か、今では当たり前すぎるそんな行為が、この時代ではそうだったのか、と。

海外旅行で色々と今後のヒントを得た虹子は、スウェーデン人のアニカ・ヨハンソンとスペイン人のテレモート・デ・マドリーという、何と外国人ホステスを銀座に引き抜いてヘルプにつける作戦に出ました。虹子自身も日替わりで世界各国の王妃のコスプレをする『女王シリーズ』でお客を喜ばせ、大成功したのも束の間、汚いライバルホステスの妬みから大麻を吸っていると嘘の密告されて操作が入り、嫌疑は晴れても外国人ヘルプは使えなくなりました。
しかもキレた女に割ったビンで刺されたり、一難去ってまた一難、安心などない感じで激動の戦いは続きます!

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一方、親友のかおり。彼女は交通事故がきっかけで知り合った優秀な外科医の早川先生と結婚する事になりました。最初はかおりの心根の優しさで気に入った早川先生は、三百人以上の女とセックスしてきた中でかおりの身体が一番合ったのだとか。
しかし早川先生の両親に猛反対されて、認めてもらうために看護婦の資格を取るため学校に通わされますがドジを続けて飛び出して、それでも主婦になったら暇すぎて耐えられず、街で昔の知り合いと会ったらやっちゃったらバレてたった三ヶ月で離婚。失意のうちに父親の故郷がある、四国は愛媛県松山市に流れたら、知り合ったアメリカ人旅行者のジョージとまたセックスしちゃったりして。
『虹子 あなた外人とSEXしたことないでしょ? よく外人のは大きいだけでフニャチンだっていうでしょ!?あれほんとね!』
なんて言ってますが…
細かい事にこだわらない、そして男に誘われると断れないおバカなかおりが、読み続けて感情移入していくうちに男の読者ならきっと後半には可愛くなるでしょう。
笑顔の裏にある女同士の争いだとか金取り合戦が主題の作品なので、そこと無縁のかおりは清涼剤としての役割もしているのだと思います。

このように頻繁にセックスシーンがある作品ですが、そういう時はヌード写真まで挿入しているし…扉絵で何故かヌード絵とか女性の艶かしい姿が使われていたりもします。
いや本作だけじゃない、つのだ先生が主婦向けの週刊女性を発表媒体にしてから描かれた作品は、この後のも含めてどれもエッチなシーンが満載なんです!女性も実は、そういう所が見たいわけですからね、需要に答えて供給した結果でしょう。

出戻ってきたかおり、それにジュンという優秀な専任ヘルプも得て体制が整った虹子は、ついに花族でナンバーワンになりました!また次の月からは新たな戦いになるわけですが…
念願の貯金一億円の方は半分の五千万円を超えた当たりですが、プロゴルファ-の朝比奈祥一と出会って、女として生まれて初めての幸せまで得てから、物語は完結!

密度濃く銀座の内幕に踏み込み、ドキュメンタリータッチのリアルさを持たせながら描いた娯楽作品。これはもっと知られるべき傑作でしょう。
明らかな欠点もいくつかあるにはあり、もう画力に力を注がなくなった時期に入っているので、絵が下手な所が多い…というか、どうみてもつのだ絵じゃなくて他人(アシスタント)の手による部分が多く見受けられます。それに関連しますが、どうしても主人公の虹子をそんなに美人だと思えないんですよね。
それでも銀座の夜という世界一華やかな舞台…だからこそ自分や他の多くの貧乏読者は客としてもホステスとも全く関わりが無さそうな世界ですが、そんな彼女達のナンバーワン争いで、こんなにも熱くなるのです!

この手のホステス漫画としては、これ以前に藤本義一原作・川崎三枝子劇画の「首狩族」だとか、つのだじろう先生にとって何かと縁がある梶原一騎原作・松久由宇作画の「哀愁荒野」も微妙に早く連載開始しているのですが、ここまで職業としてのホステスや銀座の店を細かく取材して、純粋に描いたのは「銀座花族」だけでしょう。
もちろん、ずーっと後の倉科遼原作・和気一作作画による「女帝 SUPER QUEEN」に続く流れを作ったとも言えるかもしれません。ちなみに現在は、何故かホステスよりホストを描いた漫画の方が圧倒的に多い感じがしますね。

例えばこのちょっと前の「5五の龍」(1978年~1980年)は将棋そのものを描き、実際に勉強になるという意味では未だに将棋漫画随一の内容でしたが、つのだじろう先生の綿密な取材力や、それを実録タッチな娯楽漫画に昇華する能力が凄い。
「銀座花族」を描くに当たり、実際に銀座に通いつめたのでしょうが…恐ろしくなるほどの金額を使ったのではないでしょうか。だからこそ描けた部分が多く、またホステスの世界を甘い夢としてより、厳しい現実として描いているのもリアル。
随所にお店からの給料支払明細書だとか請求書、売掛金(ツケ)といった伝票、銀座花族達の名刺、挨拶状の写しまで載せて、それはうかがわせます。
店長やその他、男のスタッフ達の仕事内容はおろか、借金を残してトルコ嬢に流れた女もかなり存在するとして、その後どうなるか実話を元にトルコの仕事の流れまで紹介している丁寧さで、これはもう銀座の夜業界のハウツー本ですもんね。


お金のため いやな男でもがまんして寝る…!それじゃあ売春婦だわ
わたしは河野虹子!! 華麗な"銀座花族"よ
女としての最後のプライドまで捨ててしまっては 人間のクズになりさがる!



  1. 2014/07/14(月) 23:59:27|
  2. トキワ荘
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旅行・紀行・街(176) 新潟県魚沼市 9

遅くなりましたが5月に紹介した南魚沼市の続きで…その隣、新潟県魚沼市です。姪っ子と過ごした魚沼の日々!
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JR上越線へ乗り込み…あ、この電車は可愛い女子運転手でしたが、
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我が実家の最寄り駅は、上越線と只見線の2路線が乗り入れる小出駅。
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この字は、当地出身の俳優・渡辺謙の手による物。ところで娘の杏ちゃんも、この父親の故郷に来た事はあるのかな。
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小出駅前から街の方へ向かう道も懐かしい。相変わらず全く栄えてないし、よく潰れずに残っていると感心するしかない昔からの商店が数件あるのみ。
この『おしゃれなお店』を謳う"ドンショップ"は、
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見ての通り看板に新潟県出身の天才漫画家・小林まこと先生の「What's Michael?」(ホワッツマイケル?)から絵を流用しています!
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さらに進んで短い地下道を通り、
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魚野川を渡ると・・・そこは大都市・魚沼市の中心商店街。旧小出町の本町通りに差し掛かりますね。
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ちなみに、当地は流雪溝発祥の地なんですよ!それを記念した碑もこの通りあるし…と自慢しても、雪国の人じゃなきゃ『流雪溝』という物の存在すら知りませんよね。
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日本の四季がこんなに目に見えてハッキリしている土地も少ないでしょう、この魚沼ですが、遊びに行くなら春が一番のお薦めです。もちろん、採れたての山菜を食べなくては話になりません。
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こごみ、
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木の芽(アケビの新芽)、
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そして山菜の王、タラの芽。
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魚沼とは関係ないけど、同じく春といえばホタルイカ。実家で出してくれましたが、大好物です。友人は糸魚川市まで獲りに行ってましたが、魚沼は日本海までちょっと遠い。
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ん?実家の前の道を歩いているのは?傘から足だけ見えるとは…まさか妖怪・からかさ小僧か!?
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いや、姪っ子ちゃんでした!
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何か、傘が好きなんですよね。
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特に用事もなければ、三日くらいいるともう退屈でしょうがなくなる田舎ですよ、魚沼は。そんな所にある実家に私が帰る=姪が来ている時、というタイミングばかりになりました。姪に合わせて何回か帰省している分を、今夜は一気に載せちゃいます。
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半日もの時間を子守しててくれと頼まれた時は、"魚沼市小出子育て支援センター ぱぴぷ"へ行ってみました。
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その外には、北部ふれあい公園があるし。
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流れの途中にヘビの死体が引っかかっていたのを見つけて、怖がらずに下まで流してあげていたのには驚きました。この子の祖母(つまり私の母ですが)は異常なほどのヘビ恐怖症で紙媒体とかテレビでもヘビの姿が見えるとギャッと叫び声を上げて逃げるほどなんですよ。
前世がカエルやネズミなどでヘビに呑みこまれていたか、逆にヘビを殺しまくってたから呪いを受けているでしょうか?とにかくヘビ年(巳年)生まれの私は随分いじめられた物です。あのヘビ恐怖症が子孫に遺伝しなくて良かった…
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まだまだ子守り時間は続きます。次は"魚沼市立図書館"に行くと、ここにはたくさんの絵本、そして『おはなしのへや』という子供が騒げる所もあるのでした。まずは大好きなトトロを見つけて喜んでいますが…
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たくさんある中からこれ読んでと持ってきた本は、何と筒井頼子・著、林明子・イラストの「はじめてのおつかい」(福音館書店刊)!これは偶然にもこの子の母親が好きだった本ですよ!というかこれ、どんだけロングセラーなんですか。
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後は散歩したりして…
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おうちに帰りました~!
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こちらはまた電車で、
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雪が残る時期にもトトロを背負ってやってきました。
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じじばばにも甘えてますね~。
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甥っ子も来て、一緒に雪遊び。
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プリキュアちゃんに、お乳をあげていました。自分がまだ幼児なのに、もう母親気取りとは可愛いですね。
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風呂上がり。
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七五三のお祝いもしたし!
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おままごとも大好きで、お店を広げてくれます。
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その姪っ子はこの度、私も30年ほど前まで通っていた"清心保育園"へ短期留学する事になりました。ちょうど入園式の時期からです。
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私も迎えに行ってみました…おおぉ~!全く 変わってない。
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毎日滑り台で遊んでいるんだよと、その姿を見せてくれました。
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帽子がお気に入り。
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ところでこれは私がこの保育園を卒園する時に頂いた、新約聖書。キリスト教の教典にいつか興味を持って読むかもと保存して30年か、しかしこの歳に至っても未だ一度も読んでいない…
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桜と記念撮影。
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この子は植物も大好きで、3歳にして私より花に詳しい!もっとも、私は花なんてバラとチューリップとヒマワリとサルビアくらいしか知りませんが。
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つぼみの状態のヤツまで分かるようです!
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次々と、植物に近づく。
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動物ではキリンと、
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シロクマ、
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そしてタヌキが好き。
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毎日毎日『タヌキさん見に行こ~』と言われて散歩に連れていかれるのですが、
網に捕らえられている時もあります。
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網の下の手を、しっかり握り。
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ネコも好きなはずですが、このネコは怖い顔しているとの事で、近づけませんでした。
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物思いにふける事もあるけれど、
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すぐにおどけた顔に。
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髪型を変えてみました。
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「ねこぢるうどん」の、にゃーこストラップをあげたら喜んでカバンに付けてくれましたね。
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普通の民家が開いたパン屋さん、"むしやすめ工房 桟歩道"(さんぽみち)が美味しいという事で買ってきた時は、
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花見しながらパンやベーグルを頂きました。
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女三代記。
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土手なので、喜んで裸足で走り回る姪…
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転んで泣いたりもしましたが、
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またすぐご機嫌になる切り替えの早さは、大いに学ぶ所がありました。
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ヘヴィ・メタル!
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…と、今回はこれら姪の写真集的な内容になりましたが、他人が見てもきついだけでしょうか。ふふふ。
おっと、昔乗ってたHondaの50ccバイク・Monkey(モンキー)を引っ張り出して10数年ぶりに乗ってみました。これが楽しい楽しい!
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こんな土手も、先日姪を連れて散歩に行ってみたら舗装されていた!
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あとは帰省時の重要事項として、現地の好きな物を食べ歩く必要があります。
そちらにも移って行こうと思いますが、まずは"肉の袖八"でコロッケ類を買って食べて。
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子供の頃からお使いで何百回と通っていた"立場とうふ"
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国産大豆100%使用で丁寧に作られた豆腐類は、昔ながらの美味しさです。国産菜種を圧搾でしぼった油で揚げる、揚げ物も美味い!
ただし、以前はボールを持参して行きそこに豆腐を入れてもらっていたものですが、現在は商品がパッケージ入りになっています。
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東京生活では、こういう店が近所に無いのが痛手だなぁ。しかし、大正時代から続くこの豆腐店も時代に合わせる所は合わせており、何とホームページで全国どこからでも購入出来るようになっていました。

魚沼のラーメン屋巡りは、国道17号線沿いの"あずまや 本店"からいきますか…
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醤油らーめん。
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こちら、支店の方は"あずま家"と『や』が漢字になった屋号ですね。
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漫画本もたくさん置いています。
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こちらでは…らーめん、
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とんこつらーめん、
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みそらーめん。
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飲み屋として使うのも良いですね。
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"どさん子"は魚沼にしては遅い夜中までやっているので、
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ビールにもやし炒めと、まず呑んで…
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〆に味噌ラーメン。
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そうだ、ここと言えば…と、取り皿を頼んでみたら、やはりまだこれ使っていた!藤子不二雄ファンにはたまらない、「ウルトラB」
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ここは魚沼在住時には頻繁に通っていた大好きな店、"中華料理 大善"です。
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美味しいのに空いているし、マンガをたくさん置いているのも良い。いつも、この絶品な2つを頼んでいました…餃子、
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そして麻婆メン!
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続いても名店..."丸川屋"で、
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ラーメン 中盛、
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みそラーメン。
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お、先日見たら看板が新しくなってました。
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ここも好きな店ですが、5年ぶりくらいで行けました"大河原"で…
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鶏からあげ、麻婆豆腐、
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五目あんかけラーメン、
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ミソラーメン。
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旧・堀之内町の"らーめんの土佐屋"
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ラーメン、
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みそラーメン、
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背油ラーメンの大盛…だったかな。
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別皿トッピングの、ネギ。
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こちらはチャシュウメンに、半熟煮玉子トッピング。
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ここも物凄く懐かしい、旧・湯之谷村の"中華 王虎"
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餃子、
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タンメン、
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ワンタンメン、
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マーボーラーメン、
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カタ焼ソバ。
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旧・広神村の"ラーメン 政吉"。ここも美味しい店で、基本の味は全種類制覇しましたが…
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白ラーメン、
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黒ラーメン、
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和風白ラーメン(岩のりトッピング)、
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みそラーメン、
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ぎょうざ、ミニ丼、姪。
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久々に石臼引き魚沼そばの、"そば切り はつ穂"で…
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野菜天せいろ。
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そのずっと奥、旧・守門村との境まで行くと新鮮で安い野菜を売ってる『ものずき村』がありますが、
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目当てはそこにある蕎麦屋、"そば処げんたん"
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ここは蕎麦も天プラも安くて美味いのはもちろん、
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席から見える景色、
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これが絵に描いたような田舎風景で、運がよければ(もしくはダイヤを調べていれば)只見線の列車も見れますよ。反対側は道路ですが…
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このような土地ゆえ、あのネイチャージモンこと寺門ジモン氏も複数回訪れているのだとか。実は私も、彼と遭遇しました。

冬に温泉とお酒…"神湯温泉倶楽部"へ。
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雪深い辺りなので除雪車が走り回っています。
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早速温泉へ…
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今回は宿泊もしています。
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持ち込んだ木の芽をつまみに、部屋で呑みましたね。
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もちろん、姪と!
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トトロの原型と言われる「パンダコパンダ」を見せてあげたら大喜びで、凄い集中力です。
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風呂上がりのオヤジ。
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朝、目が覚めると超可愛い子が隣に…これは嬉しい。
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朝食。
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あとはハムエッグを焼いて。
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子供用の朝食もありました。
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さて帰りますか…この時期はまず車の雪を落としてから運転となりますが、それはお姉ちゃんの方が大好き。
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東京からスタッドレスタイヤを扱う店を探し、レンタカーに乗って行った時もやってもらいました。
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また旧・小出町に戻って洋食屋の"小樽"では、
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美味しい物を色々な種類頼んで、もう後悔しないくらい楽しみました。
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夜中に喫茶店"スタッフ"の前を通りかかったら、お店のユカちゃんに遭遇。お友達なのです。
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で、次の帰省時に子供達を連れてお邪魔しました。
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姪も、星条旗を前にして大喜び。
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色々と、好きな物を注文させました。
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パフェ!
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"トライアングル"でも、一休み。
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観光タクシーを呼んで、
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ところで、魚沼人はホルモン焼きを愛する事でも密かに知られています。
政治家でもある米山隆一氏が社長を勤める"セイジロー肉店"で豚生モツを買い、それぞれが自宅や屋外のバーベキュー時に焼いて食べているわけですね。
魚沼の夏はモツ焼きが絶対に外せない、そんなイメージすらありますが…外食のお店でも、もちろん美味しいモツを食べられる所はけっこうあり、中でも一番人気はここ"やまに"でしょう。
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人気ありすぎて入れない事が多いので最近は行ってなかったのですが、今回どうしても食べたくて席を予約して伺いました。
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出ました、名物のシロ(ホルモン)!
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その他の部位も、焼き焼きして特製つけダレで楽しみます。
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姪にも食べさせ、魚沼モツデビューが成りました。
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X! 感じてみろ X! 叫んでみろ X! 全て脱ぎ捨てろ~!!
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キュウリー!!
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子供は動きたがるものですが、こういう所で走り回るのはいけないのでまず捕まえ、
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その場で体操してもらってました。
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魚沼に伝わる『シロで始まりシロで終わる』の格言通り、最後にもう一度シロをオーダーして〆。
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続いてこちらは子供の頃からの定番店で、"こあさ焼肉店"
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当然、ここでもモツが中心。
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魚沼の居酒屋は、名店"須藤魚屋"から。
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八海山の焼酎『宣有千萬 よろしくせんまんあるべし』をボトルで貰ったりしつつ、須藤魚屋の美味しいつまみ!
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またある時は大人数で、2階の宴会場にて。
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出てくる物が美味すぎて止まらず、色々と飲み食いしたものです。
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最後にお店の前で、記念撮影。
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次もおなじみ、同級生が経営する"菊水"
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頂いたつまみ等…
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ご馳走様でした!
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縞々軍団も、大喜びでした。
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数年前に魚沼市役所前に出来た、"くいもんや 楽"(ガク)へ。
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なかなか居心地のいい店で、長居しました。
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この激辛麻婆豆腐がガチで辛くて気に入り、おかわりもして食べて。
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"居酒屋 響"でも、呑みまくり。
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つまみの数々。
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記念撮影!
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うおー懐かしい、"さくらや"。昔は看板の三色マークの意味を知らずに呑みに行ってましたが、そうか…創価学会員かと気付いたのはもうとっくにこの街を出てから。
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私はわりと他人の宗教について寛大というか、まぁどうでもいいだけですが、何を信仰していようが嫌う事もありません。むしろ無神論ゆえに恐ろし過ぎる集団がすぐ隣にいますよね…そう、中国共産党。宗教を否定し、神を恐れぬ彼らは他者に対して武力で恫喝する事を繰り返し、精神性が低くて嘘つき。例えばチベットは信仰に厚くて27万人のお坊さんがいましたが、彼らがいくら平和を訴えようが軍事力が無かったために共産党軍に仏像は破壊され、侵略されたままになっている現状。日本人もこれらを考え、学びながら暮らしていかなくてはいけないのです。

あ、脱線してた。とにかく、さくらやは安くて美味しいと知っているので、久々に訪れたわけです。
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ごちそうさまでした~
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そうだ入口の三色旗も…と、酔っぱらい後の帰り際に写真を撮っていましたが、あれ今改めてみたらこれ、フランス国旗トリコロール(Tricolore)じゃないの?真ん中の黄色が抜けて白く見えるだけかしら。
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"そば処富永"で、
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まずはいつものメロイックサイン!(メタル界のゴッドファーザー、ロニー・ジェイムズ・ディオ-Ronnie James Dioが広めたやつです…)
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お酒お酒~
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よし!ここでも木の芽がある時期に当たりました!
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呑み過ぎてきた所で、健康的にオニオントマトが定番。
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トマトベーコン、
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豚ハラミ焼。
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"居酒屋ちょう介"
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"つるや"
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素朴な店内で、その季節の美味しい物を食べる…いい店ですね~。
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ラッキー、どじょうの時期にも来れました。
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こっちに住んでる時、週に何度も遊んでいたのに疎遠になっていた友人と、ここで再会!
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〆のラーメン!
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丼モノで〆の友人もいました。
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2階には宴会席もあるので、子連れとか大人数の時はこちらが良いでしょう。
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日本のロック…特にパンク好きなら、このサッポロビールの星型を見るとTHE STALIN(ザ・スターリン)を思い出して愛着を持てるという方も多いと思いますが、最近は遠藤ミチロウさまの体調不良ニュースが続けて入ってきますよね。5月からライヴ予定はキャンセルして治療に専念するための休養を取っているとの事ですが、早く良くなってもらいたいですね。
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※こちらはさすがにここでは置いてないので家で呑んでるスペインのビールですが、イネディット(INEDIT)も似たような星マークですよね。
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さてさて、宴会用で盛られる料理も…美味い!ご馳走様でした!
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"ダイニング砂礫"にも再び!
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すんごい美人が迎えてくれるこの店で、
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一緒に写真撮って、
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また色々と飲み食いして。
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そして田舎では、おじさん達で呑んでるとスナックに連れて行かれるんですよね…笑、というわけで"スナック魅惑"へ。
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魚沼の女の子達に、モテモテです!…なんちゃって。
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BARは、おなじみ"Mr.Risbon"(リスボン)。
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外からスイーツも買えるお店なので、クレープを食べる者も。
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2年ほど前にオープンしていたらしい、ワインバーの"イタリア酒場ROSSO"(ロッソ)。
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ワインで…
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乾杯!!
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次々といきますよ。
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自家製ピザその他、食べ物も美味しい。
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総じて飲み屋の閉まる時間が早い魚沼ですが、24時間営業のセブンイレブン前でも呑めます。
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魚沼の夜限定撮影スポット、"しげのや"のサザエさん一家。
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姪っ子はまだ、磯野ワカメちゃんより小さいですね。タラちゃんこと、フグ田タラオくらいか。
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ここで唐突ですが、魚沼市のマンホールを見てみましょう。旧・小出町でよく見かけるのはこれらで、
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旧・堀之内町はこれ、亀甲模様の真ん中に町章、
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旧・湯之谷村はこれ、テトラポット模様の真ん中に村章、あと奥只見ダム等のデザイン、
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旧・広神村はこれ、ふきのとう模様の真ん中に村章、あとミズバショウのデザイン、
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旧・入広瀬村はこれ、テトラポット模様の真ん中に村章。
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魚沼市を成す他の地区は、あと旧・守門村がありますが最近見てきていません。あとそれぞれの地区で、カラー版とか他の種類もあったはずです。

旧・広神村のそば畑。
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この近くにある親戚の家が、新築していた!
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その辺りには…
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先祖が葬られている墓地もあるので、お墓まいりしましょう。昔から中心に立つこの木も、もう枯れそうだな…
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この集落の中で戦死した人々は一緒に祀られています。その英霊の中には、国の危機を受けて10代にして立ち上がり、外国の海上で散った祖母の兄弟もいます。お数珠を肩にかけて、姪っ子もお参りしました。
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その後は桜を見ながら、山菜採り。立派なふきのとうがたくさん生えていたので…
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帰宅して天プラにしてもらって。いやー、最高!
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ついでに実家では、群馬県渋川市で買ってきてる"永井食堂"のもつっ子(もつ煮)が有る率が高いので、バクバク食べてしまいます。
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今回魚沼土産として東京に持ち帰ったのは、魚沼産こしひかり米粉と越後味噌を使用した魚沼サブレ、
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もっと良いのは実家の近所、一つ一つ手作りされてる"御菓子 うえだ "の『うす氷』というのがお薦めだし、
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これは意外な所でしょうか、知り合いの生産者から注文するアスパラ。これが激ウマ!
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新潟県の特産品ではありますが、三条市の車麩麩。そうだ三条は色々と名物もありますが、昔よく読んでた推理作家の都筑道夫作品で「怒るシルビア」ってのがあり、そこで被害者女性の故郷として一言だけ出てきたのが嬉しかった。
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そしてそして…こちらは魚沼が誇る日本酒、緑川の一升瓶でした。この緑川酒造の酒蔵が近くにあるので、そのうち見学も行ってみたいと思います。
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今夜も終わりが近づいてきましたが、私の忌まわしき母校、"魚沼市立小出小学校"(当時は小出町立)に行ってみましょう。姪っ子のもう一人、姉の方も短期間の転校生としてここに通う事となったのです。
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今までのどかな南島で全校児童7人の学校に通っていたので、500人程度の小出小学校がマンモス校に思えるでしょう!
ここでは上下関係やイジメもあるし、クソみたいな先生を目の当たりにする事もあるでしょう。出来れば姪には綺麗な世界だけを見て育って欲しかったけど、でもそれが人生勉強であり大人になる上で重要な経験となっていくのか…
嘘を教えてまで日本人としての誇りを持たせまいと洗脳する日教組主体の反日教育内容も、インターネットの普及などで今はどんどんバレてきています。我々が腐りきった教育を受けてきただけに、今の子達に対しては少しでも改善されている事を願います。

私が通っていた時代は『先生』と呼ばれる奴らに人格を疑わざるを得ないゴミが多く、児童への暴力も横行していましたが、今は暴力振るうとクビになるとかで収まっているそうじゃないですか。良かった良かった。そうすると現在、逆に家庭側の方が問題化している、つまりモンスターペアレントの功績ってのもあったのかと思います。我々なんかやられるがままに暴力を受けて傷付いて帰っても親は見て見ぬふりしてた、つまり守ってくれなかったわけですが、モンペアは激しくクレームするわけでしょう。いやそういう子供を守るための常識的なクレームなら、そもそもモンペアとは言わないか。逆にモンスター教員は強硬手段に出ないと直らないし、力なき正義は無力なのだから、モンペアと思われてでも抗議の意志を表明し続ける事は大事ですね。
あとは無力な児童に対する家庭での虐待を、この世から無くしていきたい。どうにもならないクズは本当に多いのでゼロにするのは無理かもしれませんが、飲酒運転は罰金をべらぼうに高くする事で減らしたように、子育てする資格の無い親はもっとすぐさま矯正施設にぶちこむとか死刑に出来るようにしてね。そういう親の元にいるより、子供も児童養護施設で育った方が何倍も良いのだから!

これ、私が入学した時かな...ちょうど記念の年だったみたいで貰った下敷きか。こんなのがまだ実家に置いてありました。
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たまたま帰省した時に授業参観日があったので、私も父兄として姪(妹)と共に乗り込みました。こうして合わさった時の我々は「エル・トポ」、もしくは「ミラクル・カンフー 阿修羅」の肩車した2人を思い出すほど息がピッタリ。
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うおおーっ!マジでろくな思い出がないけど懐かしい事は懐かしい!!この校舎外観、
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この銅像!
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図書館や音楽室に廊下、
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第一体育館、中庭。一部耐震工事がされている部分が見えたくらいで、あとは全てあの時のままです!
つまり昔の物・設備を大事に使っているわけで良い事だと思いますが、痛んでいる部分も目立つし、やはり少子化でお金も無いのだろうか…
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細かい所では給食当番が教室の後ろで給食を並べる台なんかも見覚えありましたが、考えてみれば我々が使っていたのは20数年前。さすがに同じモデルというだけで別の物かもしれません。

数少ない変わっていた事として、まず小出小のゆるキャラ『さけらっ校』なんてのが誕生していた事。ゆるキャラといえばの着ぐるみまでは見てないけど、どこかにあるのでしょうね。
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それともう一つ、廊下の要所要所に点在しているこれ。何に使うのか分からない器具が設置してあったので聞いてみたら、これは不審者が侵入した時に取り押さえるために使う刺又(さすまた)だって!
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いや、そりゃ古くから捕り物だとか古武術の道具としての刺又は知ってましたが、そうですか…これが採用されているという事は、武力を使う機会は子供相手に暴力を振るう時くらいで一般社会との接点も少なく、ナヨナヨした小学校教諭達にも簡単に扱えると見込んでの事なんでしょうね。でも当然訓練されてはいないであろう彼らが、こんな道具を活かせるのかは疑問です。敵も、かかしじゃないんだから。

とにかく授業参観。子供達の授業を有難く拝聴し、姪の学ぶ姿も見れて安心しました。
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ただもう小出小学校に居て授業まで見て、蓋をしていた自分の惨めな少年時代が思い出されて苦しくなりました。そうですよ、私はこの歳になった今でもたまにこの時代の自分が夢に出てきて、うわー何でまたこの地獄の季節に戻っているんだ!と焦った後で目が覚めて安心する、なんて事を繰り返しているというのに…自分でトラウマを穿り返してしまったか。
たまに子供時代に戻りたいなんてつぶやく人がいますが、私はそんな幸せな少年時代の思い出を持っている人が、心底羨ましい。それは凄く幸せなな事だと思いますよ。
でもここで、前にお会いした事もあるリンダ・リーさまの著書「悲劇の死/ブルース・リー 妻リンダの手記」(勁文社刊)で読んだ、
『過去の不運だったときの思い出を大事にする。それは僕をより一層忍耐強くしてくれた。』
というブルース・リーの言葉が浮かんできて励ましてくれました。
そう、この時の家庭→学校→道場の全てが酷すぎた…あまりにも長く過酷な三面地獄があったから今があり、何があってもあの時に比べればマシだから耐えられるのはありますよね。それを思い出し、今の幸せを噛み締めるためだけにでもこの原点の地・魚沼市には定期的に帰省する必要があります。
そうそう、未だに田舎の人間は素朴でお人好し、みたいなデマを流す人間が存在しますが、私はそういう悪質な嘘は許せないので、ヌンチャクでドタマかち割る事にしています。

授業後は、校庭も見て回りました。小出小学校といえばムーンロケットという巨大な遊具がシンボルでしたが、無くなっています。考えてみたら危険もありそうな遊具だったので、今の子供達には使わせられないか。
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プールの方も見てきて、小学校を後にしました。
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下校風景…
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そう、この佐梨中央橋を歩いて帰るのも20数年ぶりです。
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そもそも姪っ子の姉妹が魚沼に短期留学したのは母親の出産のためでして、後日、無事に産まれたと報告が来ました。嬉しいけど、これで姪っ子たちはまた南国に帰っていくのです…
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で、私はまたもや帰省。今夜は、なかなか終われませんね。

新生児の甥と初対面を果たし、
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恐る恐る、私も抱かせて頂きました。産まれて1ヶ月が経ってけっこう大きくなったそうですが、まだ自分の頭が重すぎて身動きできない状態。
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散髪して微妙におかっぱじゃなくなった時の姪っ子(妹)。
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あとは結局、この子と遊び倒す事になります。
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プリキュア大好き。
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本も好き…ですが、「あしたのジョー」全巻はちょっとまだ早かったかな。
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塗り絵やお絵かきも出来ます。
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お外で遊びましょう。また、北部ふれあい公園へ。
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駄菓子食べて、
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屋外でも、何か描き始めました。
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ある時は、何と私の絵を描いてくれた~!
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・・・・え?何か怖い!と一瞬ドキッとしましたよ!
どう見てもアウトサイダー・アート、ちょっと頭が個性的すぎる人が描いた絵のようで。きっと幼女の目には、悪魔の側の人間(デビルサイダー)である私の本性が見えたのであろう。
口元のヤバいのを見て彼女の目には一体何が見えてるのかと思いましたが、これは『ヒゲ』を描いてくれたのだそうで一安心。
もちろん仲良しな私のために一生懸命描いてくれた絵ですからね、飾っているうちに今はこの絵も可愛くしか見えないようになりました。色は赤とピンクだし、笑ってるしね。

他の絵は、こんな感じ。
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この姉妹、それに新生児の弟も加わった楽しい魚沼生活は終わりの時が来て、名物のお祭り・しねり弁天たたき地蔵を楽しんでから、
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島に帰りました。
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この稲がコメを実らせる頃、また魚沼に遊びに来てね!


  1. 2014/07/09(水) 23:29:37|
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トキワ荘(70) つのだじろう 11 「魔子」

今夜はつのだじろう作品、「魔子」(中央公論社刊)です。
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1978年から翌年のビッグコミック(小学館刊)で連載された、有名な超問題作ですね。
最初につのだじろう先生を紹介した7年ちょい前の所でも書いてますが、梶原一騎原作の「空手バカ一代」を降板してずっと後、1978年の「ゴッドハンド」がネタ泥棒であると脅されて両者に決定的な溝が出来て…
つのだ先生はあんなに怖い梶原先生(+真樹日佐夫先生)に対する呪詛を本作中で書き連ねてしまい(一応、アナグラム化した呪文の形ですが)、京王プラザホテルに軟禁された上であの『詫び状事件』に発展するわけです。

その事件ばかりで有名になってしまった「魔子」ですが、これも問題の呪文が出てくる最終話『そして夜が明ける』の該当コマを差し替えた上で1992年に全1巻で単行本化されています。
よって作品の外側にあるスキャンダラスな部分は別問題として、漫画作品としてはどうなのか見てみましょう。
内容は魔子という絶世の美女と周りを蠢く男女を描いたエロティック・サスペンスで、つのだ先生が造詣の深いオカルト知識を西洋の悪魔と『魔女』だけに集約させた作品。
そして…「その他くん」では、あれだけ女のハダカが出てくる漫画を叩いていたのに、この作品こそ正にハダカだらけ。女のハダカハダカ、またハダカ、そしてセックス、セックス…

魔族の女・魔子の美貌に吸い寄せられた男(または女も)は、秘密クラブの"ワルプルギス"に連れて行かれます。ワルプルギス(ヴァルプルギス)の夜…魔女たちによるサバトの事ですね。
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ここで乱交すると魔子の体が忘れられなくなって必ず再び会いに行き、精嚢内の精子が空になるまで搾り取られてその人生を終える。
それが全8話が収録されていますが、だいたいそれが大筋。
魔子の女陰は氷の洞窟のように冷たくもなり、陰茎が冷凍された者もいました。それから、集めた精液はある目的のために悪魔の元へ届けられているそうです。

魔子に認められて魔族入りした者はいい目を見れるわけですが、『少女への願望』の回ではさえないオッサンが魔子特製の媚薬を使って女を思いのままにしていく話ですが…ここでは被害者がいたいけなセーラー服の女学生達。儀式で処女を頂くし、自宅に少女達を集めてハーレムにすると、何とそれで終わるオッサンの一方的なハッピーエンド!
ちなみにこの時に六法全書を引用しており、日本の刑法では媚薬を使って少女を犯すのは立派な犯罪だが、被害者が告訴して初めて罪になると言い、魔族の性の味を知った者は絶対に告訴しないから犯罪としては成立しないとか書いてますね…けっこう鬼畜。

今回もつのだじろう先生のオカルト知識から、魔女の見分け方だとか、魔族の交合(セックス)における正常位は通常社会における後背位(バック)であるとか、色々と学べます。
そして、つのだ絵にしては女性が美しく色っぽい。この手のセクシー路線では当然そこが重要ポイントになるので、今まで美人を描くのが苦手だったつのだ先生も、かなりがんばってますね。
あと魔子の言葉に名言が多いのも、印象深い。

こうして、つのだ先生が元は批判していたエロ方面に進出してまで描いた力作「魔子」でしたが、ヒロインが美しい魔女という設定は同じでも、数年前に連載開始してヒットしていた古賀新一先生の「エコエコアザラク」の大人版…にはなれずに終わりました。

今夜は最後に、例の呪文のコマを載せておきましょう。単行本では削除されているし、私にとっては長年伝説でしか知らないこのコマでしたが、2009年に坂茂樹・著による「封印漫画大全」(三才ブックス刊)で見る事が出来ました。おおお…感激。

カラワジ・ イキツ・キマト ワヒオサ・ハノク キヨウ・ミツオ・ レシモオイ…… 呪われよ!
(梶原一騎と真樹日佐夫は、脅迫の罪を思い知れ……呪われよ!)

カチク・ ツテバン・ダクリ ノノロイ・オウケ・ミクニク・ルクシ ミ・クタルバ…… 呪われよ!
(近く天罰呪いの下りを受け、醜く苦しみくたばる……呪われよ!)

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あなた…おびえることは、なにもないのよ!
この世界にこわいことは なにも存在しないのよ!
なにも考えず ただ、SEXを楽しめばいいだけなんだから……



  1. 2014/07/06(日) 23:00:51|
  2. トキワ荘
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トキワ荘(69) つのだじろう 10 「メギドの火」

今夜もつのだじろう作品紹介を続けますが、終末モノの傑作「メギドの火」(双葉社刊)です。
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初出は1976年の週刊少年サンデー(小学館刊)で、単行本は全3巻。
オカルト系なら何でもと幅広く扱い過ぎた「恐怖新聞」の中から、メチャクチャ面白かったながらも後半は出てこなくなって話も中途半端で終わってしまった『青の頁(宇宙の世界)』、すなわち円盤だの宇宙人だの、そしてコンタクト・マンだのが出ていたシリーズですが、気になるあれの解決編とも考えられます。

主人公は"私立 星城中学校"に通う2年生の北斗一生。表紙を見て分かる通り、中学生にしては素敵なジャケットに星マークのプリントTシャツで合わせていますが、彼は常にこの服装。それは通学時でも同じですが、他の同級生達は普通に学生服とセーラー服。何故、彼だけが学校でもこの服装なのかは説明が無く、周囲の人々もまるで気にしていません。不良でも何でもない、気弱で平凡な生徒だし…
と、そんな事が気になっていては、この不思議あふれる物語は読んでいけません。とにかく話を見てみると、日常通り通学するある一日からスタート。

何故かその日は北斗の腕時計だけ時間が逆戻りしているし、ルールを守らず横断歩道にはみだしている自動車のマナーに腹を立てると、車が目の前の横断歩道上にハミ出した部分だけどこかに消失する怪現象が起こります!また他中の不良生徒に襲われると、そいつらもどこかへ消えてそのまま行方不明に。
その日のうちに『空飛ぶ円盤と騒がれているUFO』を目撃し、翌日起きると頬に北斗七星の形に並んだホクロが出来ている!
ん?体に北斗七星といえば…そう、武論尊原作・原哲夫作画による名作漫画「北斗の拳」の主人公、ケンシロウを思い出すでしょう。あの胸の傷のアイデアは、この作品が元ネタなのかもしれません!

同級生の鬼島くん(メガネで学ラン着てる以外は北斗そっくりの風貌)による引き合わせで円盤型に作られた家に住むUFO研究家のキャンサー白鳥と出会って、宇宙人と古代文明との関わりその他のUFOに関する基礎知識を習う。
また、UFOからのビーム光線を額に受け続けてテレパシーで『メギド』という言葉が伝わってきました。今作のタイトルにもなっている通り最重要ワードであるメギド、これは聖書や古代文明に詳しい方は知っているかもしれませんね。
その言葉の意味を知りたがった北斗が通りを歩いていると、偶然通った可愛い少女が
『♪メギド メギド!! メギドの火♪』
などと歌っているではないですか!さてはこの少女、物語の鍵を握る重要人物か!?
…いや、ページをめくるといきなりトラックにはねられ、フェイドアウトしました。

ますます謎が深まる『メギド』ですが、続いて北斗のクラスに星琴絵という少女が転校してきました。
星城中学転入時の自己紹介で、ニックネームはベガなので皆さんもそう呼んでくださいと訴える可愛い不思議ちゃんです。今度こそ彼女は今作のヒロインであり、この娘もセーラー服は着ずに素敵なワンピースで通学してますね。
彼女に何かを感じた北斗は話しかけて『メギドの火』の言葉を出すと、放課後に公園で二人っきりで会う事になります。その密会で、いきなりベガは服を脱ぎ始めてブラジャーを露出!これは!
安心してください、決してエッチな展開になるわけじゃなく、背中一面にある酷い火傷の跡を見せるためでした。それが付いたのは、『メギドの火』の意味を知ろうとしたからだと言います。きっと初めて女子のブラ姿を見たであろう北斗も、これはそっちの面で興奮している場合じゃないですね。
さらにベガが告白するに、実は自分が『宇宙とのコンタクト・マン』であると言います!それから目の前でテレポートしてみせてと…そう、彼女は「恐怖新聞」におけるエリナ松岡の役割。恐怖新聞ファンとしては彼女の分身とも思えるキャラの登場が、かなり嬉しい。

すぐに北斗も宇宙からコンタクト・マンに任命されますが、彼の指定ナンバーは
『CJT48225ホクト』
でした。
ベガがその意味も説明してくれますが、Cはコンタクト、Jはジャパン、Tは東京・富山・徳島などの都市の頭文字らしいです。この指名者はアンドロメダ系やゼネフ系その他いくつかの惑星人が加わって編成した、宇宙の平和を守る組織"宇宙連合"。宇宙規模の視点を持ち活躍するスケールの大きな存在ですが、こんなケシ粒みたいに小さな星の小さな国、その中の都市名まで入れるとは、細かい神経の持ち主ですね。次の数字は通しナンバーなので、既に5万人近いコンタクト・マンが存在するのだとか。
人間が異星人とコンタクトする…これは「メギドの火」の重要テーマでもありますが、全人類が不安を持ちつつも希望する事ではないでしょうか。

UFOに関する重大な秘密があると言われる山梨県の甲府で実際に宇宙連合の使者と対面したり、敵対する宇宙人も出てきて襲われたり、スピーディなストーリー展開で進みます。
ようやく自宅に帰ってホッとした北斗は、布団を敷こうと押し入れを開けたら、ドラえもんばりにここから出てきたのはあの宇宙連合の使者。ミシュテカという名前で、北斗を敵の手から守るため今日から同じ部屋で一緒に住むとか勝手に言い出すこいつはデザインからしてキてますが、こんなのと住む事になる北斗の心中やいかに。
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まぁ、結局この関係はあっという間に終わりますけどね。

宇宙連合と敵対する組織もすぐに明らかになりますが、レティクリ座付近にあるアンゴルモアという惑星から飛来してきた"メギデロス"であり、あのキャンサー白鳥も地球に潜入しているメギデロスの一員でした。しかも執拗に北斗を付け狙いますが、何と体がバラバラになっても再生する不死身の生物。
ただしメギデロスの手先は人間の姿をしていても、簡単に見分ける事が出来ます。全員、上まぶたが腫れているのですね。うーん…貴方の周りにも、上まぶたが腫れ上がっている人はいませんか?その人はきっと、メギデロス。
でも不用意に探ろうとして後を付けたりしては、いけません。北斗のように捕まって監禁され、しまいには洗脳バクテリヤの培養液を飲まされてメギデロスの仲間にされてしまうから。

TSUNODA-Megiddo3.jpg
(3巻末には本編の少し後に描かれ、横溝正史的要素を取り入れた短編「狐狗狸伝説」が併録されています)

宇宙連合の宇宙人でアンドロメダ系のローダによって洗脳から救われた北斗(と読者)は円盤の事や宇宙人の事などを学んで、次はベガとコンタクト・マン会議に出席です。これがまた怪しさ全開ですが…
何と秘密結社のKKK(クー・クラックス・クラン)から着想を得たと思われる三角頭巾を被った集団と化しているんですよ!北斗とベガは主役だからか顔の部分は頭巾被ってないけど、みたいなメガネかけててもっと怪しいって!
もちろんやる事は正義。宇宙人から与えられた超能力を活かして公害企業が垂れ流すヘドロを逆流させたり、ロッキード事件で黒いピーナツを食べた(1ピーナツ=100万円、贈賄の隠語です)奴の顔を黒人のように真っ黒く変色させたりといった善行を成します。

で、この辺りから連載の終了を急かされてきたのでしょうか…暴走とも言えるほどの急展開で進みます。
ローダに連れられて円盤に乗った北斗は、円盤とは飛行機みたいな固形の乗り物じゃなくてエネルギーの固まりであり、自由に形を変えられる事とか勉強しつつ四次元空間に突入!
『クズ人間の捨て場』とか恐ろしい光景も見て…宇宙連合とメギデロスの戦いも目撃。カオス…カオスです!

地球はメギデロス総統(ヒトラー似…)に制圧されて地球は一つの国に。メギデロス共和国と命名されました。
アンゴルモアなんて名前が出てきている時点ですぐ分かったと思いますが、そこから来た宇宙人であるメギデロスこそが、ノストラダムスの「諸世紀」で言う恐怖の大王だというつのだじろう解釈なのですね。ラストでもう一ひねり有りますが。

物語は、いよいよ宇宙連合がコンタクト・マン集団を率いて対抗する最終決戦…つまりアルマゲドンに突入。このアルマゲドンの原語が、『メギド』だったのです。そして結局燃え上がってしまう、『メギドの火』とは!?
最後の30ページ程度が深い内容で、人間の業を見て悩む北斗。正義とか平和とかって空虚な言葉は意味を成しません。地球は…人間自身の手で死にました。
人間の生き方に憂いて人類の未来を警告し、その後誕生する事となる新しい人類の姿までがチラッと描かれて終わりです。
凄い奇想、凄い情報量。一大オカルトブームが起こった1970年代は終末モノの傑作も多く生まれていますが、「メギドの火」はその筆頭に数えてもらいたい。色々と狂っている所も含めて、素晴らしい作品でした。

こちらは、竹書房より刊行された全2巻の文庫版。『異界作品集』と銘打たれていて、今作がその3部作の1作目。2作目が「呪凶介PSI(サイ)霊査室」、3作目が「ときめきの墓」と位置付けられていました。
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サイズが小さくなる文庫版は個人的には好きではない方ですが、この版では巻末に『つのだじろうの恐怖ゾーン』という活字ページがあって、その内容は興味深い。
著書「つのだじろうの恐怖の霊界と死後の世界」(アイペックプレス刊)から抜粋した文章ですけどね、心霊科学研究に踏み込んだキッカケとなる、両国橋にてオレンジ色でフライング・ソーサー型の発光体を見た体験とか、守護霊と交信した件とかが書かれています。
さらに文庫版のみ収録の漫画が「連作・鏡の中」。解説文は1巻が永井豪先生、2巻が平川陽一先生となっています。


もしや神というのはっ!? 宇宙人っ!?
考えられる!! 人類が考えている神というのは実は宇宙人だという説は以前からある!!
神など存在しない…ときめつける人にとってはバカバカしいかもしれないがっ…しかしっ!!



  1. 2014/07/04(金) 23:43:22|
  2. トキワ荘
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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