大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

旅行・紀行・街(203) 福岡県福岡市 1

前回書いた通り福岡県入りしている私は、そのまま南下して…福岡市の博多駅へ。
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このバカでかい駅を出てから早速、街を見ながら天神方面に歩いて行きました。
受付に猫がいる"普賢山萬行寺"を通り過ぎ、
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そうそうこの先は…
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お櫛田さんこと、"櫛田神社"。博多どんたく(5月)・博多祇園山笠(7月)・博多おくんち(10月)等の博多で有名な祭事の中心となっている社です。
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その入口にある"櫛田茶屋"の櫛田のやきもちは、当地出身のタモリが幼少期によく食べていたのだそうで。
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川端通商店街に入りまして、
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あったあった、福岡県のうどんを中心としたチェーン店の"ウエスト"
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ラーメン一杯290円の博多ラーメン店、"はかたや"だ。
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あと"博多金龍"とかね、福岡の激安ラーメンチェーン店の数々には昔、喜ばされたものでした。

中洲川端の"川端ぜんざい広場"では、
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博多祇園山笠の八番山笠が飾られていました。
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店の裏手は博多川。
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ぜんざい、
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カキ氷。
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あと、去年"福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール"が開館したらしく、色々とアンパンマンだらけでした。
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ああ、↑のカラフルな柱の辺りは映画「偶然にも最悪な少年」で市原隼人と中島美嘉がはしゃいでるシーンで使われてましたよね。同作はその他、後半に博多ロケシーンで突入するので必見です。

福岡市赤煉瓦文化館。
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ここは巨大な繁華街『天神』ですが、その名の由来はここ、天神様を祀る"水鏡天満宮"から。
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すぐ横の狭い路地は、博多名物うまかもん通り。
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この那珂川を挟んで天神、そして中洲になります。
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九州最大の繁華街が天神なら、九州最大の歓楽街は中洲。それら夜の博多、懐かしい街をブラブラ歩いてきました。
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"天神イムズ"(Inter Media Station IMS)、
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天神地下街。ヨーロッパ風の道や天井が素敵。
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若者達で賑わっていた『親不孝通り』という繁華街があったのですが、まさかの改称で不→富と縁起よくして『親富孝通り』になっていました。2000年にそうなったらしいのですが、それ以前から来てなかったので全然知らなかった…
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"辛麺鶴商店"というんですかね、激辛党の私には気になる店がありましたが、この時はもう喰えなかった…食べ物が美味しい地方に行って何より悔しいのが、この自分の胃袋の小ささ。せめて5,6食はいけなきゃ短時間でその土地の物を味わい尽くせません。
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有名な劇団あんみつ姫、まだ入店した事はありません。
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他にもライヴハウスとかいくつもあり、さすが大都市である博多は音楽などの文化が市民に根付いている証拠でしょうか。
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さすが日本のリバプールと呼ばれ、数々の重要ロックバンドを輩出した『めんたいロック』の地ですよ…シーンサンハウスやシーナ&ロケッツにルースターズ!さらには内山田洋、井上陽水、甲斐よしひろ、財津和夫、今では俳優としての活躍ばかり目立ちますがARBの石橋凌だって福岡。30代以下でロック史までは興味ない人でも、スピッツの草野マサムネとか椎名林檎、ナンバーガールあたりの名前を出しておけば通りがいいか。もっとポップな人の名を挙げれば松田聖子、チェッカーズ、YUIとか、どんどん出てくるくらい音楽やる土壌に恵まれている地なんでしょうね。

スーパーマーケットのマミーズ舞鶴店。地方に行った時はスーパーに行くと、東京とは並んでいる物が違い、その土地の特色が出ていて面白い。
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博多といえば、屋台も有名です。
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しかし、まさかの大盛況ぶりでどこも行列。かつて私が住んでた頃は、むしろ閑古鳥が鳴いてる店ばかりだったので驚きです!
この方も福岡代表…うえやまとち先生の漫画「クッキングパパ」でおなじみだった"小金ちゃん"、料理漫画好きな父の影響で子供の頃から知っていたこの店は20歳の頃についに行けたわけですが、この日は何時間待てば食べれたのかね。とてもじゃないけど無理な状態でした。
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那珂川沿いの方は、なお栄えています。どうですこの人出…
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で、今回は混んでたのもありますが意図してどこにも入ってません。私はかつて、まぁ大昔ですが何軒も入って確信しているんですよね…そう、屋台は雰囲気がいいかもしれませんが店舗に比べて味は格段に落ちる上に値段も高いんですよ。

長渕。
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この辺りは中州会館とか、キャバクラやスナックが密集してました。私は武田鉄矢が蟷螂拳を使う刑事を演した映画「刑事物語」シリーズ好きなのですが、あの1作目の冒頭で博多署ががさ入れしたソープランドも、ここら辺だったのでしょうか。
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ラーメン店は数え切れないほどありますが、こちらは"初代だるま"、
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東京でもおなじみすぎる"博多一風堂"、もちろんこの博多に本店もあります。
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ここで食べる余裕が胃袋に無かったのは残念ですが、まぁ東京でも珍しくない店なので東京に戻ってから食べました。あと、セブンゴールドの日清博多とんこつ一風堂、箱型インスタント麺も食べてるし。
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そしてそして、"天然とんこつラーメン 一蘭"
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こちらが中洲川端にある本社ビル。一蘭 本社総本店として営業しています。
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2階は一蘭特有のお一人様専用カウンターになっていますが、1階は一蘭屋台として集団でワイワイ騒いで呑んだりしているのです。他では普通かもしれませんが、こんな一蘭らしからぬ事を総本店がやっているという!
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それから『博多名所』を名乗る多門通りのすぐ近く…
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"暖暮"(DANBO)の博多中洲店で、
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烈火ラーメンを頂きました。
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18年ぶりくらいに訪れた今回の福岡市でしたが、実はかつて食べまくっていた博多ラーメンはここで一杯喰えたのみ。悔しくて、東京でインスタント麺にて喰いまくりましたよ。
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ニュータッチの凄麺、熟炊き博多とんこつ。
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エースコック(スーパー・マルエツ限定)のおいしいヌードル、博多とんこつ味。
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マルちゃん、黄色い博多ラーメン。
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あとはうどんも。九州地区限定なので現地で仕入れた物です…マルちゃん、バリうま ごぼ天うどん。
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おっと、話を博多の中洲に戻して、那珂川沿いを散歩。
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清流公園で高倉準一『微風』、
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福博であい橋前、小島与一『三人舞妓』、
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そして西大橋のたもとに『人』の文字モニュメント、そして原田種夫の詩・人間の碑があります。
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この下に説明などがあったのですが、この地には戦前に"ブラジレイロ"という喫茶店があって文学青年達が集まっていたそうです。当時の博多の文学青年といえば誰かって!?まぁあの人にこの人にとありますが、私にとって輝かしい最強の名前がありまして…そう、夢野久作も常連だったそうなのです。

ではその原田種夫の詩「人間」をそのまま書き写しておきましょう。

ひとを にくむなかれ
にくむこころは はりねずみ
サボテンのとげのいたさである
ゆるしてやれ いたわってやれ
ひとのにくたいの一部には
どうしても消えぬ臭い所がある
それがにんげんが神でない印だ
ゆるしてやれ いたわってやれ


はい、またウエスト。この店は博多に何軒もありますが…
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『うどん居酒屋』を名乗り、呑み客向けにメニューも用意しているこの店舗。安くて美味くて良かったですよ。
しかし安いって言っても何だ…私はホテル代とか抜きにして新幹線の往復代だけで確か5万円近くかけているのに、今さら食い物が東京に比べてちょっと安いとかってあまり意味がないな。
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生ビールやハイボールなど呑みながら、
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パクチーサラダ、
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富士山もやし炒め、
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とり天大葉巻き。
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そして、うどんダシ仕立てのもつ鍋。
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激安ですが、かなり美味い。天神店限定と書いてあったから、他の店舗ではもつ鍋自体を出してないかも。
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ウエストなのでもちろん〆に、ごぼう天うどん。
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かき揚げをトッピング。
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ところで今回の宿泊は"中洲大洋映画劇場"にほど近き、
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"デュークスホテル中洲"でした。シルバー・ウィークに行ってるもあったのでしょうが、高かった。
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部屋と、窓からの景色。
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ホテルのレストラン"プロカッチ"での朝食は、
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洋朝食、和朝食。
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ホテルに行く時は徒歩でしたが、帰りは地下鉄も利用して博多駅へ行き、もう東京に帰りましたからね…何だこれ全然時間が足りなかった!それが次にまた来る原動力になる所はありますが、しかしここはかつて近くに住んでいたのに18年も来れなかったんですからね、次は一体いつになるやら。
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福岡の土産物。
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そして最後に福岡市のマンホール蓋を紹介したいのですが、福岡市は種類が無い。しかもよくわからないこれ…今調べたら鳥とヨットと街並み等を組み合わせたそうですが、このデザインのしかないのですね。
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  1. 2015/11/30(月) 23:53:13|
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旅行・紀行・街(202) 福岡県北九州市 2 宗像市 1

1年ちょっとぶりの、福岡県北九州市へ。
今回は新幹線で門司港レトロとか通り越し、一気に北九州市の中心拠点である小倉駅に到着です。
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はい、東京から5時間ほどかかる小倉に着いたらもう夜ですね。まずは紫川辺りまで散歩しました。
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紫川沿い、リバーウォークの前にはカバの親子。
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森鴎外ゆかりの地でもあるここ小倉の"鴎外橋"、そこに建つ銅像は淀井敏夫の『鴨』。
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紫川西岸には小倉城があり、
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小倉祇園祭も有名な、八坂神社。
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そして…推理小説好きにはたまりませんね、"北九州市立松本清張記念館"
『戦後70年特別企画展 清張と戦争 読み継がれる体験と記憶』というのを開催していましたが、この時間なので今回も行けず。 結局ここは1998年のオープン年に行って以来、行けてません。
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その他、小倉で栄える歓楽街や商店街など見て回りましたが、
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鳥町食道街を歩き、
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そして入店したのは"小倉鉄なべ餃子"の魚町壱丁目店。
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ビールに最高に合うのが…
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この鉄なべ餃子。多分、北九州発祥だと思います。
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そして福岡に来たら絶対外せない郷土料理が、もつ鍋。
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ちなみに平和通にあったこちらが、"小倉鉄なべ"の本店みたいです。
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"大衆ビストロ BUTCHER"。ここは肉食燻製酒場を名乗っていたので、最近燻製にハマっている私としては行ってみたかったのですが混んでたから諦めました。
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しかしブッチャーって、まさかアイルランドのニール・ジョーダン監督による猟奇殺人映画「ブッチャー・ボーイ」から取っている…わけないか。

お、フランスのブランド"COMPTOIR DES COTONNIERS"(コントワー・デ・コトニエ)がここにもある。
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現在、このブランドでは私が昔から愛してやまない女優…シャルロット・ゲンズブール(Charlotte Lucy Gainsbourg)をモデルに使っているんですよね。観る映画を選ぶ基準は監督等の製作者側で決めているのであり、基本的に出演者では選んでいない私には珍しく、未だにこの方が出ている映画は観るようにしています。

そしてここは、博多ラーメンが美味しい街。今回もラーメン食べ歩きとか出来ませんでしたが…
お、関東その他の地域にも展開しているおなじみのチェーン店ですが大好きな"天然とんこつラーメン 一蘭"。本社総本店は福岡市にありますが、私が生れて初めて一蘭のラーメンを食べたのもここ、小倉でした。
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北九州市のマンホール蓋を見てみると、市の木であるイチイガシ。
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その、数が多い版。
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市の花である、ヒマワリ。北九州市のマンホールって意外と地味なんですよね~。
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おお!さすがは福岡県生まれで少年時代を小倉で過ごした松本零士先生は、地元で大いに尊敬されているのでしょう。街中でこのような壁画を見つけました。
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そして小倉駅の新幹線口には、宇宙海賊キャプテン・ハーロックが建っていた!
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これは…何とも出来が良くてカッコいい銅像です。
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抑えていた宿はここからすぐの、"ユタカホテル"
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『映画見放題◇VODシアターでゆっくりリラックス♪』というプランにしたので、近くのコンビニで酒買ってきて部屋で映画を観て過ごす時間が多くなってしまったのですが、旅に出てそれはもったいなかったですね。しかも既に観た事のある「イン・ザ・ヒーロー」を観直したりして。これがブルース・リー(李小龍、Bruce Lee)をリスペクトしている映画でマニアにしか分からない小ネタも多少あってですね。残念ながら作品自体はそれほど面白いわけでもないのですが…
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ちなみにこのホテルは昼のチェックアウトに出来たので、翌朝もゆっくりしてまた映画観たりしちゃいました。

朝食は、ユタカホテルのすぐ近くにある"ビジネスホテルYANAGI"の1階にある"Trattoria & caffe Passo"へ。
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さて、翌日もキャプテン・ハーロックを観に行きましたが、
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銅像は他に、「銀河鉄道999」のメーテルと鉄郎も居るのでした。
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また別の某所では、横山光輝先生の「鉄人28号」も発見。
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港の方とかを散歩して…何かどこも工場だらけで、ここが太平洋ベルトを構成する四大工業地帯・北九州工業地帯である事を再認識しましたよ。
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自然そのままの姿が残っている所も良いけど、人工建造物もそれはそれで美しい。
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また小倉駅の方に戻り、『江口寿史展 KING OF POP』ポスターに案内されるまま進むと…
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ここは、"あるあるCity"。私がこちらに住んでいた時は、ラフォーレ原宿の小倉店があった場所ですよ。
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受付に坊屋春道が!
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彼は『最高の男』(そう、たかが最強程度で最高に勝てるわけがねーだろうが !)ではありますが、不良校のヤンキーに受付されてもねぇ…
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って、ちゃんと横にお姉さんもいました。

エレベーター前にも春道、
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その他、ルパン三世と相棒の次元大介…ああ、私の好きな石川五ェ門が一緒に居ない!
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ともかくここは、漫画やアニメにフィギュアなどのサブカルチャー施設を集めた、東京で言うと秋葉原だか中野みたいなスポットなんですね。ラフォーレがこの変わりようって、今やオシャレより市民権を得たオタク文化が儲かるって事ですかね…どちらかといえば住みやすい時代になったのかもしれません。
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で、この中の5・6階が"北九州市漫画ミュージアム"になっています。
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実はこの度北九州市へ向かったのも、「ココ」で紹介した昨年の旅行時に行けなかったのでリベンジする事が強い理由の一つになっていました。

その時の企画展示が、町中で宣伝していた『江口寿史展 KING OF POP』。
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常設展示はこちらで、
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ここでもハーロックが!
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写真撮影出来る所は少ないのですが、このセリフと一緒にというのと、
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漫画の効果と一緒にコーナー。
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他に、この期間は…
萩尾望都 原画展~『銀の船と青い海』出版記念 ~
が開催されていまして、これはラッキーだった。あの萩尾望都先生の美しい絵を原画で観れて、それは感無量ですよ。
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この会場に置いてたチラシ葉書で畑中純先生の展示会『純とみんな宮沢賢治』というのが近くのギャラリーで開催されていた事を知りました。会期はもう過ぎてましたが…泣
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あとはとにかく、漫画読み放題で長々と楽しめる施設。ヴィンテージ絶版漫画のコレクターになってしまった私の目線から見てしまうとレア本が無くて物足りない部分もありますが、ここは初心に返って少年時代にジャンプで読んでた懐かしの漫画とかを読みました。「神様はサウスポー」なんか、知ってる話なのに読みながら人前で泣いてしまいましたよ。他の作品も含めて泣かせる漫画家・今泉伸二先生はイマイチ世間での評価が低い感じがして悔しいですね。

他に小倉でもっと時間有れば行きたかったのが"北九州市立いのちのたび博物館"でしたが、これも次回の楽しみに取っておいてと。
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もう次の土地へ移動するために小倉駅へ戻り、土産物とか見て…
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これは外せません、"玄海うどん"で北九州の定番・かしわうどん。
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それで鹿児島本線に乗るじゃないですか。私にとってこの辺は第4か第5くらいの故郷ですからね、懐かしくて…あ、八幡東区のスペースワールド駅で車窓から、宇宙のテーマパーク・スペースワールド!
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そして、黒崎駅で下車ですよ。
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ここ黒崎駅と言えば私が遠賀郡に住んでいた当時に小倉まで行かなくて済む、北九州市の中でまぁまぁな規模の副都心・中間地点として利用していた駅であり、好きな古本屋とかもあってけっこう通っていたんですよね。
で、下車して色々と見てきたのですが…嗚呼、こっちに住んでた時の記憶が無さ過ぎて、自分でもビックリします。懐かしいとか思う事もないほど、何も見覚えなくて。

とにかく豚骨ラーメンばかり食べてた記憶は確かなので、見つけた店の中から現存している良さそうな店で"まるららーめん"の黒崎店を選択。
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バリ旨とんこつ、
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金のねぎごま。
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薬味としてはやはり、紅しょうがと高菜ですよね。
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それに豚骨ラーメン独自の文化が替玉。うん、あの時のままだ。
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続いて折尾駅で下車。昔は、駅の構内でたこ焼きを売ってたんじゃなかったかなぁ。凄く安くて美味いやつ…
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かしわめし弁当で有名な"東筑軒"の本社があるj所であり、私はその東筑軒の本社うどん店で…
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かしわうどん、
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ごぼ天うどん。と、食い倒れ。
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そしてここが、二十歳の頃に住んでいた遠賀郡ですよ。私の住所は遠賀町でしたが、たまたま親戚も住んでる隣の岡垣町で…懐かしい!!海老津駅!
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遠賀郡は北九州市と福岡市の中間に位置するので、福岡県の2大都市のどちらにも行きやすい便利な所でした。
ちなみに岡垣町にある山田果樹園の巨峰はメチャクチャ美味しくて、あとで親戚が東京に送ってくれたので食べたらほっぺたが落ちそうになりました。
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遠賀郡と隣接しているのは、宗像市
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有名な宗像大社と、その神領で世界遺産候補でもある玄界灘の孤島・沖ノ島も宗像市です。
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日と時間さえ合えば、朝の鐘崎大魚市も見れたのかな。
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この川は、よく散歩してた遠賀川かな!?
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この宗像市では、スポーツ施設の"グローバルアリーナ"を目指しました。
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普通はこういった施設になど何の用も無い私ですが、ここで開催されていた『ブルガリアフェスティバル』を覗いてみたのです。
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ブルガリア名物なんてヨーグルトくらいしか知りませんが、地方の野外フェスって面白そうじゃないですか。
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東京では野外フェスが活発で、時期によってはこの手の海外フードイベント・フェスは大規模な物も毎週のように開催されていますが、せっかく田舎に来ているのだからこの規模の小ささ、こじんまりしている部分を楽しみます。
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ビールは普通にベルギーのシメイを呑み、
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休憩所でのんびり異国の踊りとか眺めて…
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お花さんも綺麗でした。
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自分への土産物購入は、
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まず宗像の醬油類と、
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そしてブルガリアのワインです。
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ここのパンも美味いぞ!!
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宗像市のマンホール蓋は、波と鯛のデザイン。
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宗像では玄海活いかが美味いと聞いて行った国道495号線沿いは、いか料理の店が多数ありましたが…行ったお店は"和風レストラン やひろ"
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入店するとイカが泳ぐでかい水槽が迎えてくれるので、期待が高まります。
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ビールとつまみ、
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大好物・鯛カブトのあらだきも頂いて、
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メインはやはり、鐘崎名産のイカ!
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ビックビクと動きまくっています。さすがに美味いですな~。
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これ、土屋ガロン原作漫画を韓国でパク・チャヌク監督が映画化した「オールド・ボーイ」であった名シーン…生きたヤツをそのまま切らずに喰うのやりたくなりました(映画ではイカじゃなくてタコですが)。

ゲソは一度引き上げ、揚げて出してくれました。
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定食で頼んでいるのでこれらも付いて、満腹。
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〆のアイスを食べて、次は福岡市まで行ってきます。
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  1. 2015/11/25(水) 23:59:40|
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ホラー漫画(101) 渡千枝 5 「FUTURE フューチャー」

渡千枝作品より、1998年の「FUTURE フューチャー」(講談社刊)。
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ますます実力を付けてきた渡千枝先生はついにこんな傑作をモノにしました、というのが…
「FUTURE -呪われた少女-」「FUTURE2 -救われた少女-」の連作。

最初の「FUTURE-呪われた少女-」では、お絵描きが好きな幼女・麻由が登場。
この子は幼い娘にしては残酷すぎる絵を描いていまして、それが残酷絵本みたいな感じでいい絵なのですが、ここで描かれた者がその通りに様々な死に方で本当に死ぬのです。それが身近な知り合いからついに家族まで死んでしまうに至り、ママは麻由に絵を描く事を禁じた上に気味悪がって親戚の家に預けてしまいました。
しかし、そこで従兄弟の辰彦が理解者として麻由を励まし、その絵は麻由の絵の呪いで死ぬわけではなく予知能力で未来の人の死を見ていただけだと判明。自分のせいで周りの人が死んだのではないと分かって安心する麻由でしたが、辰彦の死も予知してしまう!
変えられない未来をただ見て知ってしまい苦しむ麻由は、しかし場合によっては未来を変える事も出来ると知って希望を持つ。

続編の「FUTURE-救われた少女-」では、中学三年生に成長した麻由がいるクラスを舞台にしています。
ある殺人事件の真相を探るミステリっぽい内容に、麻由の予知能力とそれを持っているがための苦悩を描いて…これに関してはハッピーエンドなのが良かった。作中で死ぬ間際の登場人物も言ってましたが、神様は意味も無く苦しめるためにその力を授けたわけではない、自分の力に絶望するな麻由!

もう一編、「きしむ歯車」は…多重人格を描いたミステリの傑作!
このテーマを使った作品は様々な媒体で珍しくないと思いますが、けっこう良い作品になる確立が多いですよね。映画だと、私が敬愛するブライアン・デ・パルマ監督が「レイジング・ケイン」、デヴィッド・フィンチャー監督は「ファイト・クラブ」を撮ってるし、他にも「ビューティフル・マインド」「アイデンティティー」「シャッター アイランド」、そしてあのジョン・カーペンター監督の「ザ・ウォード/監禁病棟」等々。
日本映画の「ルームメイト」、近年に北川景子と深田恭子主演で映画化されたアレなんて本作を読んでるんじゃないかと思えるくらい似ている部分があります。
そんな、肝心の「きしむ歯車」の内容についてはここでは触れずにおきますか。ネタバレが多いこのブログですが、さすがにミステリのオチを割ってしまうのは遠慮しといて。ただ一つ書いておくと、今度は「FUTURE フューチャー」と違って怖いエンディングですよ!


街を歩いてたりするとね ビルから人が降ってくるの
電車の中で目の前に立ってる人が 鉄骨の下敷きになって血だらけで死んでたり
激しい頭痛と はき気といっしょに 見たくもない映像が頭に浮かぶの
そして浮かんだ映像は かならず実現するの
それが予知なのよ



  1. 2015/11/18(水) 23:00:55|
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ホラー漫画(100) 渡千枝 4 「鈴蘭 忌まわしき侵入者」

渡千枝作品より、「鈴蘭 忌まわしき侵入者」(講談社刊)。
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前回紹介した「歪んだ騎士」の翌年・1995年に上梓された単行本「鈴蘭 忌まわしき侵入者」に行きましょう。

まず表題作の「鈴蘭 忌まわしき侵入者」
勉強もスポーツも別格に出来る上に金持ちのお嬢様な夏目美乃の家で預かる事になり、同じクラスに転入してきた戸倉すず。人懐こい笑顔で人を取り込むすずが、美乃の友達や憧れの先輩、家族まで取り込んで侵略してくる話。
何故に夏目家がすずを預かる事になったか等、最後に明らかになる決戦が別荘で行われるのですが、これは怖い…
初期の渡千枝ホラーはあからさまに現れる幽霊に頼ってしまう部分が多かったのですが、この頃には私の好みなサイコ・ホラー、つまり人間精神の恐怖を描き心理的な部分に重点を置く作風になっていて、本作はその傑作です。
評判も良かったのでしょう、後に「鈴蘭は血の匂い」「鈴蘭は眠らない」という続編も描かれていて、もちろんそちらも必読。

次は「魔を呼ぶ家 人形」。単行本「歪んだ騎士」の中にも「魔を呼ぶ家Ⅱ」という作品が収録されていましたが、本当に全く同じ家を舞台にした正統シリーズ物。
普通の家なのに不慮の事故が相次ぎ、死人まで出たこの家に引っ越してきちゃったのは独身男性で大学講師の黒木克美。人形史の専門家でアンティークドールを愛しコレクションしている男。それは別にいいのですが、こいつの場合は愛し方の度が過ぎていました。髪の綺麗な人間を殺して頭皮を剥いで人形に使うような変態だったのですね。
それがこの『魔を呼ぶ家』に来てしまった事で、犠牲になった少女達の怨念が呼び覚まされて…

最後に「通りゃんせ 通りゃんせ」
『通りゃんせ』といえば私も大好きな増村保造監督映画「この子の七つのお祝いに」で効果的すぎるテーマ曲に使用されているので無条件に怖い歌になっているのですが、実際に暗い童謡ですよね。
主人公の女学生・悠菜は夏休みを、父が再婚する事になる相手の女性・寺脇藤代が住む高い塀に囲まれた屋敷で過ごす事になりました。藤代は素敵な人で安心した悠菜でしたが、この屋敷で起こる怪奇現象から不審に思い、藤代には出生届も出してもらえなかった娘がいた事を知る。
この題材、『通りゃんせ』自体を渡千枝先生がどう使ったかは作品を読んでもらうとして、何て悲しい話でしょうか。それこそ「この子の七つのお祝いに」の斎藤澪とか、良く言えば横溝正史作品すら思い出すような血縁を描いた悲劇。これらの作家と違って超常現象を交えるのが渡千枝風ですけどね、とにかく傑作でした。


そして"通りゃんせ"は わたしにとって
一生好きになれない曲になってしまった



  1. 2015/11/14(土) 23:00:03|
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ホラー漫画(99) 渡千枝 3 「歪んだ騎士」

渡千枝作品より、「歪んだ騎士」(講談社刊)。
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渡千枝続きですが、また前回の「手 怪奇迷宮」から数年分を飛ばして、1994年の「歪んだ騎士」に行きましょう。単行本のレーベルも私には超おなじみなサスペンス&ホラーで、3作品が収録されています。

まずは表題作の「歪んだ騎士」
女子高生で演劇部所属の館林さつきは、文化祭で「ウエスト・サイド物語」のアニタ役を演じてから学校のアイドル扱いをされている美少女。
ある時から物事が思い通りに行き過ぎるようになるのですが、それが演劇のチケットが送られてくるくらいなら良いとしても、意地悪な先生に恨みを持てばそいつが階段から落ちて怪我するし、演劇でも欲しい役を取ったライバルが落ちてきた照明器具の下敷きになって消える。
常にさつきを見守り邪魔者を排除する『騎士』、それは同じクラスの宇佐見衛という陰気で気持ち悪い男子だった…
彼が何故さつきの騎士を気取るのかもすぐに明かされますが、いわゆる関係妄想か。彼はどれだけさつきを愛しているかを見せる証として自分の方耳を切り落とす、とゴッホばりに精神障害の具合をアピールしていますが、分かりやすく言えばストーカー。
さつきを裏切ったボーイフレンドを宇佐見が殺すに至って、ついにさつきにも反撃の殺意が芽生えた!自分の望みが分かりそれを実行すると言うのなら、今すぐこの世から消えてくれと願うと!?
本作は超常現象の類は表面化せずに人間の怖さを描いたサイコ・ホラーでしたが、最後にそこを飛び出て凄く後味の悪いオチが待っています。

次の「魔を呼ぶ家Ⅱ」は、渡千枝がいくつか手がけている幽霊屋敷モノ。
普通の家なのに何故か住人がいつかない家に引っ越してきた一家、特に女学生の広瀬美喜が味わう恐怖と死を描いています。家の中からお経が聞こえてくる事で恐怖を感じた美喜は、
『ボリュームいっぱいにヘヴィメタをガンガンかけて』
お経から耳を塞いでやりすごすのですが、この娘はどんなヘヴィメタ(笑)バンドのCDを持っていたのですかね。でも笑い事じゃなく、ある因縁の霊を使って理由付けもされる怖い話でした。

最後に「人喰いの島」
これが戦時中に旧日本軍のマッドサイエンティストが研究していた生命体でサツキカ体という、人間の死体に寄生するパラサイトを描いたエイリアン・モンスター系の作品と言えるのですが、もう一つのテーマとしてリンカーネーション、つまり輪廻転生を描いているのが素晴らしい傑作。

最後は巻末に『特別付録』として、「惨劇体感シミュレーション」という残酷絵巻も収録されています。
とにかく作者、渡千枝先生は初期より画力も上がって描ける話の幅も広がっているし、当時まだまだ追っていかなくてはと思ったものでした。


わしの長男は特攻隊だった
ミサイルを遠隔操作して 高みの見物が新しいか?
放射能やガスで地球を汚染させるのが新しいか?



  1. 2015/11/10(火) 23:00:22|
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ホラー漫画(98) 渡千枝 2 「手 怪奇迷宮」

渡千枝作品より、「手 怪奇迷宮」(講談社刊)。
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毎年順調に単行本を出していた渡千枝先生ですが、前回紹介の「幽霊たちの舞踏会」からぐっと時間が経った1990年の出版で、3作品が収録されています。

まずは表題作の「手 怪奇迷宮」
青森の見知らぬ差出人から送られてきたりんご箱の中に、いきなり怖い…人間の『右手』が入っていました!この手が後に女学生の入沢美都子、そしてその両親を襲うのですが、青森まで行って見つけたその手の持ち主は、そして何故襲ってくるのか!?
渡千枝作品はミステリの要素もありながら、あからさまな超常現象も描かれるのが常。今回はちぎれた手が襲ってくるなんて話ですからね。そしてこれは、モーパッサンの怪奇短篇小説でタイトルもそのまま近い「手」がモチーフになっているのかな。

次の「悪霊の絆」は、女学生の溝口春花が家庭教師のバイトで訪れた郊外の別荘を舞台に、人間の妄執から巻き起こる怪奇現象を描く。
生徒の彩子ちゃんは可愛くて明るい女子でしたが、ある秘密があった…彩子はサイコ(Psycho)、か。
彼女はウイジャ盤(西洋版コックリさん)で亡き母を降霊しているのですが、このウイジャ盤はウィリアム・フリードキン監督によるホラー映画の金字塔「エクソシスト」でリーガンが遊んでたアレですが、他にもロバート・ゼメキス監督のサスペンス「ホワット・ライズ・ビニース」なんかでも出てきたし、普通に子供の遊び道具として使われているのですかね。

最後に「4人めの乗客」
女の子にとって最大の楽しみである、海への旅行に行く途中でひき逃げに遭って死んだ少女…そしてそれを夢で幻視した女学生の朋。彼女が友達と海に旅行へ行った時にこの2つが因縁となって絡み、民宿で少女の幽霊に遭遇する!
あかずの間で泣いている少女の頭が割れて血が噴き出し、朽ちていくグロ描写も見ものながら、根底にあるのは謎解きのミステリ。幽霊がハッキリ出過ぎでミステリから離れてしまう気もしますが、これくらいのバランスが狙いだったのかな。 面白い事は確かです。


あたしきらいよ 王子さまがでてくるお話
男はきたなくて みんなきらいよ
王子さまも男でしょ!?



  1. 2015/11/07(土) 23:59:43|
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Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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