大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

旅行・紀行・街(102) 中華人民共和国香港 1 アベニュー・オブ・スターズ(星光大道)

いよいよ行ってきましたよ、幼少時代からの夢の都へ。
それは中華人民共和国香港特別行政区…つまり香港(Hong Kong)

私にとって香港とは幼少時代から愛し続けた映画を作り続けた所であり、それらの舞台となった土地である事が重要。
特にブルース・リー(李小龍、BRUCE LEE)は、私の世界一の…何でしょう、一言では言えませんが、崇拝の対象である事は確かです。
なので人生の目的など持たずに惰性で生きるクズな私でも『香港のブルース・リー縁の地めぐりをする』、というのは重要な念願の一つではありまして、それがいよいよ実現出来たのですよ。
ちなみに私、ブルース・リーは別格としても他のカンフー映画のスター達も愛していて、ジミー・ウォング、ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウ、マイケル・ホイ(他、ホイ4兄弟)、リー・リンチェイ(ジェット・リー)、ドニー・イェン、チャウ・シンチー…彼らほど好きな俳優はハリウッド映画界ではいないと言えるほどです。
あくまでカンフー映画好きなので、例えばそれ以降の90年代初期から活躍している世代は香港の四大天王(アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、レオン・ライ、アーロン・クオック)の映画すらほとんど観ていないのですが。

そんなわけで私にとって大事な大事な香港旅行でしたが、最初である今回は、
星光大道(アベニュー・オブ・スターズ-Avenue of Stars)
だけに絞ってアップしようと思います。
avenue-of-stars8.jpg

まずアベニュー・オブ・スターズとは何か。
簡単に言えばアメリカ合衆国カリフォルニア州のハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(Hollywood Walk of Fame)を丸パクリした散歩道で、つまり地面に映画界における偉人の手形のプレートを並べているのですが、その香港版はやはり香港映画の俳優(ジェット・リーは中国本土の人ですが)や監督などに絞られているので、香港映画好きには格別興奮モノ。
さらに本家より圧倒的に優れている部分は、何でしょう。規模はアメリカに比べるとなるかに小さいし…

でも場所が香港で最も賑やかな尖沙咀(チムサアチョイ)先端にある尖沙咀海濱長廊で、香港島を挟んで有名な夜景が見える綺麗なビクトリア湾沿いの散歩道で、
avenue-of-stars9.jpg
avenue-of-stars10.jpg
avenue-of-stars11.jpg
avenue-of-stars12.jpg

毎日20時になると、音楽と光の放射によるショーが始まります。その名もシンフォニー・オブ・ライツ。
avenue-of-stars13.jpg
avenue-of-stars14.jpg

それだけではパンチが弱いですか?アメリカの方がいいですか?

ならばこれはどうだ!
avenue-of-stars1.jpg
avenue-of-stars6.jpg
avenue-of-stars7.jpg
そう、ブルース・リーの銅像がここにあるのです!!

アベニュー・オブ・スターズ自体が2004年に出来上がった比較的新しい観光名所でもありますが、ブルース・リーの銅像は2005年の年末近くに建立され、今ではこれが香港の顔ですね。
ボスニア・ヘルツェゴビナの田舎町でも民族を越えた平和のシンボルとしてブルース・リーの銅像が建てられた事は記憶に新しいですが、あれは壊されてしまった今、ますますここにこの像が建っていることの価値があります。

いろんな角度から観てみましょう。
avenue-of-stars2.jpgavenue-of-stars3.jpg
avenue-of-stars4.jpgavenue-of-stars5.jpg
あれ、ブルース・リーの身長は171cmであると言われているはず…等身大より、ちょっと大きいように見受けられます。

足元のプレートには『世紀之星李小龍』とあります。
avenue-of-stars45.jpg

ちなみに私、宿泊先のホテルの窓からギリギリ見える…かな?というくらいの距離で、徒歩数分だったために毎日拝みに行きましたよ。
avenue-of-stars38.jpg
avenue-of-stars44.jpgavenue-of-stars43.jpg
avenue-of-stars47.jpgavenue-of-stars48.jpg
avenue-of-stars54.jpgavenue-of-stars55.jpg
avenue-of-stars50.jpg
avenue-of-stars53.jpg
avenue-of-stars49.jpg

いつも人だかりが出来ていて、様々な世代が一様にポーズを取って記念撮影しています。
avenue-of-stars58.jpg
本当に誰もが写真撮っているので、例えば若い女子までもブルース・リーのファンなのがさすが香港だなと感心の一言を漏らしたら、横にいた連れが『え?本気で言ってるの?こいつらがファンのわけないじゃん。かろうじて存在は知っていてもリー映画は観た事も無いだろうよ』と突っ込まれました。
え、でも嬉しそうに写真撮ってるのに…?

確かに、こんな子供がブルース・リーを知っているとは考えにくいし、おっきな仏像とか怪獣とかあったら記念撮影するのと同じ感覚でしょうか。
avenue-of-stars56.jpgavenue-of-stars57.jpg

いろんな時間のブルース・リー像。
avenue-of-stars39.jpg
avenue-of-stars40.jpg
avenue-of-stars41.jpg
avenue-of-stars42.jpg

さてアベニュー・オブ・スターズは、香港芸術館から新世界中心までの440mの長さがあり、けっこうな数のスター達が手形やサインのプレートを残しています。
私のように香港映画マニアではなく一部ジャンルしか観てない者でも知っている、有名な方々のを少しだけ載せておきましょう。

まずブルース・リー像の足元にあるのは…何故かウォン・カーウァイ(王家衛)監督!
avenue-of-stars29-.jpg
常に記念撮影の人々でいっぱいの場所ですので、これが間違いなく一番多く人に踏まれているプレート。

この位置にウォン・カーウァイって、一瞬ふざけてるのかと思っちゃいましたが、ブルース・リー像の方が後からここにお邪魔したのかな。
でも去年辺りに届いたウォン・カーウァイの新作情報には仰天しましたが、ブルース・リーに詠春拳を教えた師匠であるイップ・マン(葉問)を撮るって話でしたよね。しかも主演がトニー・レオンとコン・リーで!
これが完成したら、ウォン・カーウァイも大手を振ってブルース・リー関連監督と名乗れるのでしょうが、製作は進んでいるのでしょうか…
楽しみなんですよ。日本でも公開されたウィルソン・イップ監督、ドニー・イェン主演で既に名作の呼び声高き「イップ・マン 序章」「イップ・マン 葉問」とは違う切り口で作られるでしょうし。

思い起こせばウォン・カーウァイ監督…日本で人気全盛だった「恋する惑星」「天使の涙」などの時代にちょうど私は高校生で、一人で映画館にも行って一本一本を興味深く観ていましたので、思い入れ深き監督ではあります。
その香港映画らしからぬオシャレな作風にショックと感銘も受けたものですが、考えてみたら上記作品はその当時以来2度と観直してないし、映像は覚えてるけど話の内容なんてほとんど覚えてません。それに当時はオシャレ気取りと思われるのが嫌でウォン・カーウァイ好きだなんて口が裂けても言えないと思ってましたね…
いやウォン・カーウァイ映画はただオシャレなだけじゃないとも思うのですが、やはり私が香港映画に求める物は、勧善懲悪のスカッとするアクション物なのだと再認識しました。カンフー映画と比べる対象とするのもおかしいし、どちらも面白いのですが、ただの好みの問題で。
結局、一番好きな作品は監督デビュー作でオシャレ度薄い香港ノワールの「いますぐ抱きしめたい」でしたが、イップ・マン映画には今まで一番の期待をしています。

アンディ・ラウ(劉徳華)。上記の「いますぐ抱きしめたい」主演者ですが、他に数々の名作に出ています。
avenue-of-stars31.jpg

チョウ・ユンファ(周潤發)。今やビッグなハリウッド俳優ですが、出世作「男たちの挽歌」のイメージが根強いです。
avenue-of-stars32.jpg

↑この二人が1982年に共演していた幻のドラマ「カンフーレジェンド 蘇乞児外伝」の日本版がDVD化した時は飛びつきました。「燃えよドラゴン」でハン役を演じたシー・キエンも出てますよ。
the-legend-of-master-so1.jpg
the-legend-of-master-so2.jpg

マギー・チャン(張曼玉)。同じく「いますぐ抱きしめたい」の女優…というより、圧倒的にジャッキー・チェン作品での活躍が有名。私もやはり「ポリス・ストーリー」(1~3作目)のメイだという認識が強いですが、彼女目当てで「マギー・チャンのドッカン爆弾娘」などいくつかのビデオを買ったものでした。映画の出来云々は抜きにしてマギー・チャンそのものを見たいなら、チョウ・ユンファと共演(二人のベッド・シーン有り!)の「マギー・チャンの ストーリー・ローズ」あたりがお薦めです。
avenue-of-stars30.jpg

ジミー・ウォング(王羽)。「片腕ドラゴン」「片腕カンフー対空とぶギロチン」の2作品によってカルト映画ファンで知らない人は無いほど有名…
avenue-of-stars34.jpg

チャウ・シンチー(周星馳)。ここで明記されてる英語名のStephen Chowは日本では定着してませんね。日本で一般的には「少林サッカー」以降ようやくスターになったわけですが、自身がブルース・リーの熱狂的ファンでもあってリー映画のリメイク「新精武門」を撮ってたり等で、ブルース・リーファンの間では知られる存在でした。
avenue-of-stars28.jpg
個人的に現在の香港映画で一番、毎度の新作を楽しみにしている監督・俳優でもありますし、↑のブルース・リー銅像建立の費用も全て負担したという話です。

さて次はいよいよ…ジャッキー・チェン(成龍)。この方だけは何の説明もいりませんね。私にとっても、彼が日本での人気絶頂期に少年時代を過ごした世代でもあるため、レコードや写真集なども買ったし、ずっとアイドルでした。
avenue-of-stars35.jpg

他に香港が誇る偉大な俳優はジェット・リー、サモ・ハン・キンポー等、監督もジョン・ウーやツイ・ハークだとか、まだまだありました。余談ながらツイ・ハーク作品は彼がトレードマークのワイヤーアクションを取り入れる以前の初期作、「ミッドナイト・エンジェル 暴力の掟」を観た時にそのアナーキーなヤバさでぶっ飛んだものでした。彼がずっと後に製作で関わった映画「散打王」によれば中国も香港も散打という格闘技が流行っているみたいでしたが、それはどうだったのかな。
その他、私が知ってるくらい有名な人だけでもけっこうな数だったし、香港映画マニアとか現地の人などで全員知ってる方ならもっと楽しいでしょうね。
これだけ見てもお分かりのように、まだ生きてるのに手形やサインが入ってない方が他にもけっこういました。

続いてブルース・リーと深い関わりを持った二人も紹介しましょう。
ロー・ウェイ(羅維)監督!この方の名を見つけた時は何故か不思議な感じがしましたが、この数の映画関係者がいるのだから当たり前か。私は彼の作品を通算して100回以上観ているわけだ…その98%くらいは「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」 ですけどね。
avenue-of-stars27.jpg

そして、レイモンド・チョウ(鄒文懐)!ゴールデン・ハーベスト設立者であり、同社製作ブルース・リー映画のプロデュースをした香港映画の生き字引。彼をなくしてはジャッキー・チェンやホイ4兄弟だってスターになっていなかったかも。
avenue-of-stars33.jpg

そしてそして!ブルース・リーが…
avenue-of-stars36.jpg
avenue-of-stars37.jpg

他にも映画関連の物がまだまだあるアベニュー・オブ・スターズを見て行くと、
avenue-of-stars26.jpg

映画のスタッフまで銅像化し、
avenue-of-stars24.jpg
avenue-of-stars22.jpg
avenue-of-stars23.jpg

金像賞(香港のアカデミー賞)受賞者に贈られるブロンズ像。
avenue-of-stars21.jpgavenue-of-stars20.jpg

映画の撮影道具といえばこれ、カチンコ。
avenue-of-stars15.jpg
avenue-of-stars16.jpg

あとは香港映画の歴史を説明した赤いボードが並んでいて、日本語でも解説文が付いてました。
売店も2軒あってブルース・リーやジャッキー・チェンのグッズも少しだけありました。
何かよく分からないけどカッコいいオブジェに、
avenue-of-stars17.jpg

その向こうに見えるのは、時計塔(時計台)。
avenue-of-stars18.jpgavenue-of-stars19.jpg
ちなみに香港映画で時計台といえば「プロジェクトA」であり、全ジャッキー・チェン映画でも最も有名なスタントが時計台落下シーンでしょう。もちろんこの時計台とは関係ありませんが…あの時計台は撮影所内に作られたセットだったそうで、もう実物を見る事は出来ません。

アベニュー・オブ・スターズは有名な観光地ですが、地元民らしきオヤジ達が普通にくつろいでいたり吊りしてたり、早朝には集まって太極拳やってたりもする、地域密着型の散歩コースでもありました。
avenue-of-stars25.jpg
avenue-of-stars63.jpg
今回はここだけに絞ってみましたが、またそのうち私の香港旅行から他の部分も紹介しようと思います。

それでは・・・さよなら、さよなら、さよなら。
avenue-of-stars46.jpg
avenue-of-stars59.jpg
avenue-of-stars60.jpg


スポンサーサイト
  1. 2011/06/30(木) 23:11:48|
  2. 旅行・紀行・街
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<SF漫画 (13) 松本零士 5 「ワダチ」 | ホーム | SF漫画 (12) 松本零士 4 「ヤマビコ13号 銀河鉄道の夜」>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://mangabruce.blog107.fc2.com/tb.php/1011-727c560a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

BRUCE

Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する