大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

永井豪 (38) 高円寺博 3 「青春一番」

今夜の永井豪作品は、「青春一番」(講談社刊)。
NAGAI-haruichiban.jpg
(↑2巻はこの通りの表紙ゆえ、帯を巻いたままだと美女のヌードを隠してしまう事になるので外してます)

初出は1980年の少年マガジンヤング別冊で読み切り作品として第1話目が載り、すぐに連載作品として創刊したばかりのヤングマガジンへ移り1981年まで掲載されました。単行本はヤンマガKCで全2巻。
タイトルは「青春一番」ですが、この『青春』の部分は『はる』と読みます。なかなか寒いタイトルですが、この時代にはこれがイケてた…のかもしれません。
今作は原作者として高円寺博先生がクレジットされていますね。前に永井泰宇名義の小説も簡単に紹介していますが、永井豪先生の実兄にしてダイナミックプロのブレーンでもある方。他に原作を担当した作品では、やはり「まぼろしパンティ」が最高です!

主人公の名は武田空太郎。"葵学園高校"に通う17歳のこいつが、サッカー部の次期キャプテンで(つまりスポーツ万能)、イケメンで女にモテて、ハーレーを乗り回してケンカもまぁ強く、そしてお金も…。こんなヤツを応援する気にはなれん!と言いたい所ですが、少年読者の憧れを体現したキャラという所でしょうか。

1話目では2年生の空太郎は、部の大熊賢三キャプテンに頼まれて樋口ひろみへ渡すラブレターを代筆と渡してくる役目を頼まれました。大熊はひろみ一発ヤリたいだけであり、部室にカメラ持った手下を二人待たせて、後で回してやるつもりです。
『青春時代の記念によ いい女(スケ)をシャブッタろう ジャンスカよう』
なんて言って、その下品な顔と共に最低な(しかし男根主義的には最高な)ヤツなので、今回の〆の台詞も大熊のを載せておきます↓
ひろみは野獣の手にかかってしまうのか…しかし彼女は空太郎の憧れの人でもありました。勇気を振り絞って先輩の命令に逆らい、ケガをするはめになるのです。

次の話では空太郎、女子学生に囲まれて思春期のSEXレポート、それも裸にむかれて男性器機能調査の実験台にされるなんて羨ましいシーンの後…もう卒業した大熊らにまだ付け狙われてます。
また裸にむかれると(今度は男に)木に縛られ、空太郎の目の前でひろみをまわすのが目的です。これは「凄ノ王」で見た、あの衝撃のレイプシーンがもう一度!?と驚きましたが、この作品では危ない所で空太郎が助けてやれました。ホッ。悪く取れば永井豪先生が丸くなったという部分もあるのでしょうが…それは内容の全てにおいてですね。

日本三大財閥の一つ、葵コンツェルン総帥の御令嬢・千鶴をめぐって起こる様々な騒動を中心に描かれるようになりますが、ある理由で学校を休学して旅に出る…
その前に、お別れする樋口ひろみとの甘美な初体験。けっこうページ数かけて、初めてだからこその失敗や驚きなども丁寧に描かれます。女性の柔らかさ優しさ温かさなどを初めて知った空太郎は、そのまま夜通し気の済むまでヤリまくり、いよいよ旅立ち。

空太郎自身の出生の秘密、葵コンツェルンとの関わりも明かされるのですが、『日本国中どの銀行にも通用し、ひきだせる金額は無限』という素晴らしすぎるキャッシュカードを渡されています。
ある目的あっての旅なのですが、その道中では若くて可愛いスチュワーデス達とお風呂に入るはめになって、浴槽内で全員とヤリまくったり…チクショー!!

まぁ本宮ひろ志先生の「俺の空」から甚大な影響を受けています。
1980年代的なぬるさにはどっぷり浸かってますが、それでも青春どうこうよりも永井豪先生の持ち味であるセックス&バイオレンスを楽しめるエンターテイメント作品でした。


今日やれるもんと思ってよ 四日もマスかかねえでがまんしてきたんだぞ
毎晩やらねえと鼻血のでるおれがよ!今日こそやれると思ったから

女にゃー男の性欲を満足させる道具が体についてるのさ だからそう考えるんだ!
女にそれ以外のなにがあるってんだヨッ



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  1. 2012/02/18(土) 23:22:12|
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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