大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

旅行・紀行・街(127) 奈良県奈良市 1

奈良県奈良市に行ってきました。

今回は夜行バスを利用する事にして、西新宿から…
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キラキラ号なる、正にキラキラネーム(本来の意味と違いますが)のバスに乗りました。
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あ、キラキラネーム(DQNネームとも言います)と聞くと私は主人公の名前がキララである思い出の漫画、平松伸二先生の「キララ」を思い出すのですが…あの漫画が元ネタって事はないですかね。ないか。それに漫画でその名前なら安達哲先生の「キラキラ!」の方が有名ですね。

車内ではベルギービールから、陶器入りのセントセバスチャン(ST. Sebastiaan)を呑み…
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他に焼酎も用意してましたが、片道10時間(予定では9時間でしたが)かかった遠路はけっこうきつかった。
新宿を出て東京八重洲口→横浜→海老名→掛川→亀山とSAに寄って休みながら行くのは有難い事かもしれませんが、やっと眠っても停車する度に起こされて、また眠れなくなって。あれ、三重県は寄った覚えがありませんが、通過のみだったかな。
そして奈良県に入るとまず天理市へ…日本で唯一宗教団体の名称が市名となっているこの宗教都市は天理教関連の施設が集中している事で有名なので、見物に寄ってみたい気持ちはありましたが今回は通過。で、到着した早朝の奈良駅です!
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ここに10年ぶりの再会となる奈良県在住の友人が迎えに来てくれて、案内もしてもらったので何の苦労もなく色々行けました。ありがとうございました!

中学・高校と修学旅行で来ているので、私にとって三度目の奈良県訪問です。日本最多の世界文化遺産を擁する県でありながら、どの観光ツアーでも『京都・奈良』と京都府のおまけのように扱われ、誰でも知ってる法隆寺や東大寺などを観に来る人もほとんど泊まりは京都か大阪に行ってしまい、全然お金を落としていかないという…悲しき県。
しかし漫画好き、特にホラー漫画好き…私の目線で見たら重要な事実が、ここは楳図かずお先生の出身地だという事実!出身地中の出身地であり初期作品で何度も舞台にもなっていた自然豊かな故郷、現・五條市まで行く時間はなく奈良市のみの観光でしたが。

そういえば私は国内旅行前に河出書房新社編集部編の「県別性格診断」(河出文庫刊)を読んで行く事が多くて、
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この本では各地の紹介を、その都道府県出身者が2ページ漫画でしてくれるのですが、奈良県は楳図かずお先生が担当しています。そもそもこの本を買ったのも楳図先生が参加しているからですが、その貴重なページ(単行本未収録)を皆さんにもお見せしましょう!
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さらに奈良県と漫画家の話をするならば、神様・手塚治虫先生が博士号を取得したのも奈良県だし、偉大なる赤塚不二夫先生も終戦による満州国からの引き揚げ後、新潟県に移るまでの少年期を母親の故郷である奈良県は大和郡山で過ごしています。ある対談本で『あそこらへんは街がみんな下品』と発言していましたが、いつか行ってみたいものです。
水木しげる先生の「ゲゲゲの鬼太郎」から『鏡爺』では奈良県が舞台になっていて、山奥に出る鏡爺は強敵でした。

そんな奈良県ですが街中に例えば楳図かずおキャラが立っている…というような事は残念ながら無く、しかし確実に会えると踏んでいたのがせんとくん
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いきなり駅で会えましたが、全国のゆるキャラ界でもトップクラスの知名度・人気を誇り、今や奈良県名物でしょうね。

もちろん、後で街に出ても何体も立っていました。
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まんとくんと仲良く並んでいる所もありました。
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(私のTシャツも、彼らに合わせて角付きイラストの物を着ています)

まんとくんがかぶっている帽子は平城京の朱雀門を模した物ですが、本物の平城京はこちらは大極殿!
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遷都された710年という年号を覚える為に『710(南都)きれいな平城京』とかって語呂合わせを習った覚えがありますが、奈良時代の歴史に特に興味の無い私は、車窓から見ただけであっという間のお別れでした。
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平城京の710年から、この間の2010年でちょうど遷都1300年記念ですから、地元では大いに盛り上った事でしょう。
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さてさて近鉄奈良駅を降りると…
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いるわいるわ、楽しみにしていた鹿ちゃん達。
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そう、彼等は全て野生動物なんですよね。つまり野良鹿。東京でも野良猫ならたくさんいますが、そんな感じで鹿ちゃんが野放しになっています。
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残念なのは今年の"鹿の角きり"をされたばかりの時期で、オス鹿の頭がこういう状態であった事。
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たまに角が残っている鹿ちゃんがいますが、鹿捕りの追手から逃れた猛者でしょうか。しかしほとんどが枝角のない一本角の奴ばかりだったので、子供だから見逃されているのかな。
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元より私は相当な鹿好きの方でしたが、やはり可愛い…鹿に萌えすぎな私でした!
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当地はマンホールも鹿!
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鹿せんべい持っていると人気者になれますよ。
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『奈良の大仏』で有名な"東大寺"へ向かう道。奈良に来たらやはり東大寺は参拝しなくちゃなりませんからね。
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カメラ向けたらウインクしてくれた!
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人間の子供VS鹿ちゃん、可愛い対決。
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仔鹿もいますが、正にバンビ…もう、可愛すぎて倒れそう!
そういえば、つボイノリオさまの名曲「極付け!お万の方」でも奈良が登場しますよね。少年を真ん中にして仔鹿を触る少女が二人いますが…このどちらかの娘の名前がお万であるならば、
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あの歌詞…『お万小鹿に触わる』(おまんこじかにさわる)が再現されているのですが。

世界遺産の記念碑。世界遺産登録は『古都奈良の文化財』としての登録であり、東大寺単独ではないんですけどね。
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南大門。何と風格ある門でしょう。
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二体の金剛力士像。中学生の時、観光客向けの安っぽい銅像を買っちゃいましたが、多分まだ実家にあるでしょう。左が阿形で、右が吽形です。
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私は特に吽形が好きでした。
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ずいずいと進み・・・
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あ、これは龍の旗ポール!
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有料(500円)になりますが、東大寺大仏殿の入場チケットを買い、
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進みましょう。
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中に入る前に、まず外で鎮座する賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)…
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こいつの顔が怖い!!
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この方はお釈迦さまと禁酒の約束をしたにも関わらず、お酒が好きすぎて破ったために内陣に入れず、外に安置されているのだとか…そんな所は親しみを持てます。釈迦だろうが他の誰が言おうが、我は飲酒を止めんぞ!と。

そして大仏、東大寺盧舎那仏像です!奈良県出身である楳図かずお先生の生んだ傑作群の中でもトップクラスに凄い、あの「イアラ」では大仏の命として大仏開眼の際に『さなめ』が鋳込まれています。
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右脇には虚空蔵菩薩、
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裏側から。
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左脇には如意輪観音です。
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映画「エクソシスト」のラストシーンでカラス神父が転げ落ちる階段、もしくは「蒲田行進曲」の階段落ちシーン!?そういった物を思い出す急な階段の隣に立つのは…
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廣目天。
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反対側に、多聞天。
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こちら、有名な"柱の穴"ですね。大仏の鼻の穴と同じ大きさ(高さ30cm、幅37cm、長さ120cm)であり、穴をくぐると御利益がある。
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あの大きさですか。
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ではサバラだ、大仏さま。
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外に立つ、花まつり千僧法要記念宝塔(アショカ・ピラー)。
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はい、また鹿ちゃんですよ。水を飲んでるだけの姿が、何故こんなにも美しい…
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高台へ向かい…
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"東大寺絵馬堂茶屋"で食事です。
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大揚げきつねうどん。久々に関西のうどんを食べますが、やはり美味い…実は私は関西うどんが大好物!昆布ダシの出汁が美味いんですよ。
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他に今回は京都府には行かないので、ここで京都名物のにしんそば、
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天ぷらそば。
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後でマルちゃんの赤いきつねと緑のたぬきも関西限定の、つまり昆布ダシのを見つけたのでいくつか買っておきました。
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(東京に戻ってからも、寿がきやの『だし名人』シリーズ・関西風うどんを買いに走りました。)
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食後、そのまま歩を進めると…二月堂へ到着。
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奈良の景色を一望出来るのですが、
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あそこに見えるは潰れた遊園地"奈良ドリームランド"でしょうか…今は廃墟と化して不気味だと聞いた事があります。
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そのまま奈良公園を散歩。
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改めて着ているTシャツを見てもらえればお分かりの通り、私は角に憧れを持つ者。
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その角で俺を突き刺してくれー!
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お、鹿ちゃんの授乳シーンに遭遇。
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奈良の人々は鹿を神格化して手厚い保護をしてきたわけですが、その思想は間違っていない!何と神々しいのでしょう。
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ところで、奈良県はことグルメというジャンルになるとちょっと弱いですよね。実は名物も多々あるのですが、イマイチ他県に知られていない。
そんな中では有名なのが釜めしですが、ここ"釜めし 志津香"は特に人気があるそうです。
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他には飛鳥鍋、しし鍋、茶粥…とかは聞いた事ありますが、奈良県在住の友人曰くそれらは家庭料理だからお店でここ、というのが分からないとか。
移動中に一つ、これは最強の奈良名物でしょうか…柿千の、柿の葉寿司を食べました。鯖・鮭・鯛が入ったやつ。
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美味い!実は新宿駅なんかでも売っている事を知ってますけどね、やっぱり奈良で食べると気分が出ます。

こちらは今回一泊させてくれた友人宅(尼ケ辻駅近く)の近所にあり、お薦めされた"きなこだんご たまうさぎ"
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観光名所に戻って、"春日大社"へ。
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おっ、手水舎が鹿!
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長々と散歩して回りました。
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続いて"興福寺"
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五重塔と東金堂、
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南円堂。
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ここの手水舎はドラゴン!
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国宝を一気に大量に観れる国宝館は、今回は行きませんでした…

そういえば奈良に行くという事でテレビ番組『みうらじゅん・いとうせいこうのテレビ見仏記』のDVD化した物から「新TV見仏記 (2) 天理・桜井編」「新TV見仏記 (4) 奈良・斑鳩編」を観て行ったから、逆にもう観れた感を得てしまったのかな。
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『元興寺の鬼』で有名な、"元興寺"
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まだまだ世界遺産がありますが、文化財の見物はこんなものにして…
この商店街を入っていくと奈良市の中心市街地に入っていきますが、
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『ならまち』と呼ばれる地域があります。ほとんどが↑の元興寺旧境内らしいのですが、歴史的町並みや建物を数多く残しながら、東京で言うと代官山みたいな新しいオシャレ地域になってます。
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猿沢池。
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TVに出まくっている、"中谷堂"の高速餅つきは一見の価値がありますね。餅はいらないので買ってませんが…
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おおっ、澁澤龍彦さまを描いたイラストでアピールする古本屋!
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他にも古本屋が多くて嬉しい街でした。
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変り種としては、野菜と古着の店なんかもあり!
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"おかにし"でコロッケ類、
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"粉もん屋 八"でたこ焼き。
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次の日に大阪府へ行くスケジュールでしたが、我慢出来ずに奈良県でも頂いてみた所、これが大当たり!やっぱり関西のたこ焼きは素晴らしい。

夕食は泊めて頂いた友人宅でご馳走になりましたが、ワイン好き夫妻のお宅だったので、早い時間から日付が変わるまで、ずーっと美味しいワインとつまみ、そして会話を楽しみました。
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翌日はお世話になった友人達と別れ、近畿圏乗車用プリペイドカード『スルッとKANSAI』を購入して鉄道を利用しました。奈良県の大和路と、三重県の伊勢・志摩がプリントされています。
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大昔から携帯で『するっ』とか入力すると予測変換機能で『スルッとKANSAI』と出てきてたので、これ何なんだろうと思って調べた事があったのを思い出しました。

で、実は今回の関西旅行のメインだった大阪府へ向かったのです…そちらはまた、次回。


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  1. 2012/10/31(水) 23:00:00|
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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