大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

映画「009 RE:CYBORG」

映画「009 RE:CYBORG」…先月(2012年10月)末から全国公開されています!

もちろん石森章太郎(石ノ森章太郎)先生の「サイボーグ009」モノであり、同作は私の中で愛すべき少年漫画ランキングのベスト3には入る、とにかく大好きな作品。
それを押井守主宰"押井塾"出身の神山健治監督が新作アニメ映画として製作したのだから、観に行きましたよ。あまりアニメを観てない私も、彼のTVアニメ初監督作品となった「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」は全話観て感激したし、その前後の活動も凄いですよね…
ProductionI.Gの最新作としても注目が集まる事でしょうが、攻殻の続編はもう無いのですかね。今後009をテーマに作り続けてくれるなら、個人的にはその方が嬉しいですが。

映画館に行く前にまず、「009 RE:CYBORG」のポスターを見ていたら、知らないキャラがいる事に気付きます。
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009(島村ジョー)の左後ろにいる顔の大きさでは一番の金髪ですが、この人は今作のオリジナルキャラで味方にしろ敵にしろ主要キャラなのかな…チラっと見ただけでそう考えてましたが、そうではありませんでした。
何とその金髪…002(ジェット・リンク)なんですよ!!

他の皆もイケメンだらけに変えられてますが、とにかく石森章太郎先生がマンガ的にデフォルメした部分を排除した顔に作り変えているのですね。
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だから、あの跳ねた長髪と鼻の高さを持つジェットは…要は一番の特徴を変えられているので、別人になっている、と。しかもポスター見て分かる通り主要キャラ。これは神山健治監督による、石森原作からの脱却を表した意思表示でしょう。 実際に映画を見ると、さらに驚きの変化があります!
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(右が原作のジェットです)

これまた見違えた…しかし美しいので良しとしますが、003(フランソワーズ・アルヌール)が表紙なのでパソコン雑誌の週刊アスキーなんかも買っちゃって(大槻ケンヂさまの連載目当てでたまに読んでましたが)、
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その前には、あのPenでも『サイボーグ009完全読本』として特集していたのでもちろんゲットし、
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とにかく、かなり期待していたわけです。一応私、今までに映画化されたサイボーグ009のアニメ映画は全て観てきてます。
1960年代の「サイボーグ009」「サイボーグ009 怪獣戦争」、そして1980年の「サイボーグ009 超銀河伝説」は何度も何度も観たし…しかし、世代的にリアルタイムでの劇場で観れるのは今回が初めて!!
前回の「サイボーグ009 超銀河伝説」から32年を経てからの映画化ですからね…

キャッチコピーは、『終わらせなければ、始まらない。』です。
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本作と、「サイボーグ009 完結編 conclusion GOD'S WAR」のチラシ。
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それでは、"TOHOシネマズ渋谷"へ。
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3D・2D同時公開となった「009 RE:CYBORG」でしたが、この劇場では2D限定でした。
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ただし私は現時点の技術での3D映画はさほど好きではなく、両方あっても多分2Dを観てたかな。普段メガネをかけないもので疲れるし、別料金かかるし、そもそもそこまで飛び出して見えるわけじゃないし…
基本的にドラマ部分(神山健治作品なので当然多い)には必要ないものですからね。

たっぷりポップコーンを購入し、
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劇場へ。
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ストーリーに関しては公開中の今、細かい事はあまり語らないようにしたいのですが…舞台が2013年なので、iPhone出るしアメリカ大統領はオバマだし、とリアルタイムネタも目立ちました。
想像以上に原作とかけ離れていて、島村ジョーは何故か記憶をリセットされて東京で学生服着て高校生だし、9人のサイボーグ戦士全員が性格から練り直されていますね。
特に003を愛する私としては凄くショックなシーンがあって…久々に再会して肉欲を我慢出来ない感じで、下着姿でジョーに迫る場面が描かれています!『神々との闘い編』で009とのベッドシーンこそありましたが、こんなビッチな性格は長き「サイボーグ009」の歴史の中で決して出なかったし、誰も考えもしなかった部分ですよね。
前情報で既に、原作で中断した『天使編』『神々との闘い編』を扱うような事を聞いていたので、まさかあれを完結させてくれるのか…とも期待しましたが、一部ネタを使ったに留まりました。
あくまでこれは、原作の登場人物や設定を使った"オリジナル作品"なんですよね。
あとはゼロゼロナンバーサイボーグの中で、008(ピュンマ)だけが特殊能力を一切出さずに消える酷い扱いにで、ピュンマ好きの私には悲しい事でした。

キャラと能力の説明が無く原作を知らない人には理解できない部分が多い映画でありながら、内容はコアなファンに向けで、しかし原作信者を怒らせるであろう改変が行われていて…どういう人たちを集客ターゲットにしているのかよく分かりません。
しかし私は上記のような事でちょっと怒りながらも、約2時間を思いっきり楽しんだのです。神山節といえる小難しい会話や思想なんかで全編を埋め尽くしながらも、思いっきりエンターテイメント映画なんですよね。音楽が川井憲次なのでサウンドも素晴らしく、サントラも買う事になりそうです。
さらに肝心の映像は、もう現在の最先端技術を活かした迫力ある物に仕上がっていて、私は『おおー!すげー!おおー!』と興奮し続けました。加速装置使って一番長く走る場面が、一般人を見殺しにして自分だけ逃げる…というシチュエーションだったのも凄い。

最後に公開前から気になっていたのが、この最新作における『敵』。まさかまたブラックゴースト団でもないだろうし、ネオ・ブラックゴースト団じゃあ盛り上がりませんよね。やはり神々なのか!?
それは…結局よく分からんのですよ!でもその正体知れずの『存在』によって不安感が盛り上がっていくと、これは思い付かなかった演出でした。
ラストもかなりとんでもないし、伏線が回収されないままになってもいるので、これはさらなる続編があるのでしょう。私も大いに期待しますよ。

こちらは購入したパンフレット。オールカラーで50Pと、豪華な内容です。
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あと本作は神山健治・福島直浩共著によるノベライズがされていて、さらに麻生我等先生によるコミカライズも月刊ビッグガンガン(スクウェア・エニックス刊)で連載中であり、先月単行本も第一巻が発売されました。こちらではどうなるのかも楽しみです。
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最後になりますが、この作品は公開直後に駆けつけたかったものの忙しくてなかなか行けず、ようやく1週間前くらいに行けたのです。そしたらすぐに行けなかったのが幸いして、ちょうど先着5万名様に『限定トレーディングカード』プレゼントのキャンペーンがスタートしていたので、貰ったのです。
種類は選べないのでドキドキしつつ、ランダムに配られたカードを開封してみると…例の、変わり果てたジェット・リンクでした!この映画では準主役扱いだったし、当たりなのでしょうか。
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表面には「009 RE:CYBORG」のジェットに声優のサインがプリントされており、裏面で原作のジェットも見れます。
ゼロゼロナンバーサイボーグ9人分と、9人集合のもあって全10種類が存在するようです。あ、そういえばこの新作では、9人が集合してあの衣装を着るシーンが無かった…



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  1. 2012/11/18(日) 23:59:59|
  2. 古本 番外編
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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