大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

旅行・紀行・街(141) 福井県吉田郡永平寺町 1 坂井市 1 小浜市 1 大飯郡おおい町 1

先日に続いて福井県への旅。

まずは吉田郡永平寺町で、うちの実家の宗派でもある『曹洞宗』の宗祖・道元が開いた"曹洞宗大本山永平寺"へ行かなくてはなりません。
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車で山道をぐんぐん登っていくと、霜が降りています。寒い!
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ついに到着しました、ここが修行僧の聖地。
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一葉観音。
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では、入っていきましょう。
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永平寺通用門を通り、
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傘松閣の絵天井、など。
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他にも瑠璃聖宝閣とか、貴重な宝物を展示している所もありましたが…永平寺の本質は文化財を見る観光地ではなく、坊さん達の修行の場を見学させてもらう事でしょう。
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この高い山の上、厳しい土地で朝の4時から修行している僧侶達…道元の時代と変わらぬ形でやっているそうなんですよ。
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承陽殿の前では、お線香の良い香りを漂わせておりました。
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広い敷地内をほぼ歩いて、
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永平寺を出ました。
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外の寂光苑。
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苑内の鐘楼『寂照の鐘』は誰でも自由に撞いて良し、との事で叩きました。気持ちいい!…という感情は表には出さず、我がご先祖さまも愛した道元禅師の遺徳を偲んでいる、ふりをしました。
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永平寺周辺には蕎麦屋が乱立しているのですが、唯一の手打ちそば店という事でこちら、"りうぜん"へお邪魔してみました。
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素敵な店内で食べたのは、
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なめこそば、
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山菜そば。
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店内には漫画家の森田拳次先生が描いた、寅さんが当地を眺める風景画が飾ってありました。この"りうぜん"がしっかり屋号入りで描かれているのは凄い。
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奥の方にはお宝を公開している『道元禅師 古跡館』もありました。
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そこで骨董品にまぎれて、森田拳次先生のサイン色紙も!やはり「丸出だめ夫」がおなじみですね。
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お隣の坂井市
有名な…あまりにも有名な名勝・東尋坊の崖、断崖絶壁を見に行きました。
まずは"海鮮処 夕なぎ"へ駐車し、
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これまた超有名な名物、『越前かに』を物色。
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甲羅に黒いぶつぶつ…カニヒルの卵ですが、これがくっついているのは良い越前かにの特徴なのだとか。
ちなみに多くの漁港で名称付けてカニをブランド化されていますが(松葉ガニ、間人ガニ、津居山ガニ…等)、これらは全てズワイガニ。そのように色々ある中でもここのカニ、つまり越前カニが一番馴染みがあるのは、私が手塚治虫好きだからでしょうか。「日本発狂」で出てきた髪型がカニ形の先生がエチゼンガニ、このキャラでもっと有名なのは「ブラック・ジャック」に何度も出てきた越前病院の院長ですね。

あれ、東尋坊といえばやっぱり「火曜サスペンス劇場」とか自殺の名所のイメージが強くて、つまりここは死に向かう道なわけですが…普通に明るい観光地の商店街が出てきました。
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このようなカニ料理屋が乱立していて、どこに入ればいいのか迷いながら歩き、
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選んだのは"やまに水産"
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メニューを見て、活がに料理の欄を見ると…『越前がに 大』で31500円、『越前がに 特大』になると皇室献上クラスという事で時価、となっていました。
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そんな恐ろしい物とは無縁の庶民として、選んだのはカニ丼、
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海鮮丼。
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お店の水槽では、捕まってハサミを縛られたカニ達が無念そうな顔でこちらを見ていました…
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東尋坊タワー、
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そしてすぐに海岸に出ます。
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そうそう、私のようにお腹いっぱいにしてから海岸に出た方がいいですよ。そうしないと飛び降りたくなるかもしれないじゃないですか。
逆に言うと人間、天気が良くてお腹いっぱいならそんなに極端にネガティブな事ばかりは考えないもんですよね。食生活が貧しいと悪い方に引っ張られるので、毎日美味しい物を食べましょう。皇室献上クラスの越前がに、とか。

崖を歩き回りました。
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その結果としてですね、飛び込むのにちょうど良いポイントはここ。
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しかし聞けばこの東尋坊も、実は飛び降りてもよほど運が良く(悪く?)ないと死ねないらしいんですよ。
その証拠を見せるためにかつて『ドリャーおじさん』なる名物おじさんがいて、飛び降りても死ねない事を伝えるために何と通算2万回以上も飛び込みの実演をして、平気で断崖絶壁をはい上がるという行為を繰り返したのだとか!
それは是非見たかったけど、その人はどこに行ったのでしょうか。まさか打ち所が悪くてついに逝っちゃったか、飛び降りの後遺症でやられたのでは…
わざわざ液体である海に飛び込むより、高い所によじ登って岩場に頭をぶつける方が確実かもしれません。
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はい、今回は何とか悪い霊に持っていかれる事も無く東尋坊を後にしました。自殺の名所とはいえ観光客が多くてそんな雰囲気ではなく、私も思いとどまる事が出来たのです。
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ところで今回福井県に来る直前に再読してきた本はこちら…三田村善衛・著、「福井県路上博物誌 壱」(フェニックス出版刊)。
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大昔に買った本ですが、ついに現地を訪れる事となったものの三田村善衛先生は越前市(旧・武生市)の出身。福井県は『嶺北』と『嶺南』で大きく分けられるのですが、その越前市だとか福井市も嶺北側であり、私が訪れたのはほとんど嶺南側なので、役立てる事が出来ませんでした。
1993年の出版(掲載されているオモシロ『路上』写真は1992年撮影)なので、みうらじゅん先生の活動にかなり先駆けて安全坊やだの絵馬、看板、のれん、鬼瓦…等々ウォッチングを福井県の狭い範囲だけでやっています。まぁ20年前の情報だから、文化財的な物以外はどうせもう残っていないか。

…と、何で三田村善衛先生の著作の話をしたり、そもそもこんな本を持っていたのかというと、著者の音楽評論家やレコードコレクターとしての活動の大ファンだったからですね。
それも学生時代の話なので甘酸っぱい記憶が…一部のジャンルですがけっこう洋楽マニアだったので好きなバンドはオリジナルアルバム以外にも東京までブートレグ(海賊盤)のレコードやCDを探して行ったりしてましたが、となると当然ブート盤の情報誌GOLD WAX(バロック出版刊)も買っていたし、その中で三田村先生が連載していた「ブリティッシュ・ロック列伝」が大好きだったのですね。
で、そのブリティッシュ・ロックについてやオカルトについて等、書かれているのがジェネシス(GENESIS)の超名盤である3rdアルバム「NURSERY CRYME」の邦題からタイトルを頂いている「怪奇骨董音楽箱 異形の美学」(東京経済刊)でして、
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これまた20年ぶりくらいに中身を確認したらロックの事以外にもアレイスター・クロウリーやエリファス・レヴィ、ゴシック小説にと、当時大好きだった物がたくさん紹介されていて、思春期だった私がいかにここから影響受けたかが伺えました。
しかし三田村善衛先生を知っている人が周りにいないので著作について話をした事もなく、いつしか忘れていった…そんな記憶まで呼び起こされた福井県旅行。

続いては先日「ココ」で紹介した敦賀市の隣、通りかかった福井県南条郡南越前町の南条サービスエリア下り線で見つけた…
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松尾芭蕉『あすの月 雨占なはん ひなが嶽』の句碑。
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ちなみに、上り線の方には『月に名を 包みかねてや いもの神』の句碑があったそうです。

ここも敦賀市に隣接しています、三方郡美浜町の"美浜原発"。そう、福井県は原子力発電所が多い県であり、特に若狭湾沿岸は集中していますね。
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次は小浜市。小浜駅前では、茶々、お初、お江の浅井三姉妹が迎えてくれます。何でも次女の初が暮らしていたそうで。
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町名の小浜(オバマ)というのがアメリカ合衆国の大統領と同じ読みなので、彼のネタで盛り上がっている街。『オバマ大統領を勝手に応援する会』なんてのもあるんですよ!
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鯖街道の起点だそうです。
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ここ、"益田商店"の焼き鯖は絶品だそうですが、この後の予定のためじっと我慢して…
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海!
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鳥!
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今回小浜市に来た理由の一つに人魚伝説の答えを求めて、というのもありました。
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ここら辺は、NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」のロケ地でもあります。

"サンホテル やまね"。
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あそこに見えるのは"若狭フィッシャーマンズ・ワーフ"
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で、その向いにあるのが"若狭小浜お魚センター"です。
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地元でとれた新鮮な魚貝類が買える市場がいい感じで、漁港の町である事を再認識します。
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この中で食べる事も出来るのが"五右衛門"
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こちら側の入口から見ると凄いイラストですが、オバマ大統領が鯖へしこを持っています。実は私、鯖へしこが大好物でして東京で良く食べてはいたのですが、これも若狭の特産品ですよね…聖地だ。
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ここで頂いたのは刺身定食、
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そして焼きサバ。
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そうだ、以前に友人が東京の我が家に小鯛の笹漬け、干物や濱焼き鯖などを送ってくれた事があって、その美味さに感激した事があるのですが、
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その時の送り先はここ、"かぎ孫 津田孫兵衛"でした。
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また別の時、別の場所で買ったのだと思いますが、その友人は若狭のサザエを大量に、
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そしてアワビ送ってくれた事もあります!黄金体験でした…
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続いては、当地の名物B級グルメ代表格である"ファーストフード・和洋菓子 あかお"(AKAO)の『カレー焼き』を買って、
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山の上から港を見ながら食す。
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…するとこの間、野生の猿が食べ物を狙ってかこちらを覗きに来ましたよ。

夕食には、北陸では有名なラーメンチェーン店だという"8番らーめん"へ行ってみました。
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野菜らーめん、
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味噌らーめん、
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8番餃子。
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小浜市の最後に"妙祐寺"のしだれ桜。夜間のライトアップ時に観に行きました。
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今回の福井県旅行を締めくくるのがここ、大飯郡おおい町。現在、日本国内で唯一稼動している原子力発電所…"大飯発電所"がある町ですね。今回2泊させてくれて旅の基点となった友人宅も、ここにあります。これは近くの若狭本郷駅。
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お、ブックオフのヘビーユザー・清水国明が迎えてくれました。
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海沿いにあり新鮮な魚介類を食べさせてくれる"BeerCafe麒麟"
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友人のお薦め、"四万十"。郷土料理を食べられるようでしたが、この屋号なので当然ながら店主は四国出身の方。値段も高いそうだし、わざわざ福井に旅行に来た身としてはちょっとパスさせてもらい…
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"鳥政"へ。
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最後は友人宅でも飲み直すわけですが、やはり小鯛の笹漬けが最高。他にも色々とご馳走になりまして、本当にありがとうございました!
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ところで小説家の水上勉が、このおおい町出身です。あの凄まじい作品群を書いた方が生まれたのはどんな所なのか興味深く見させてもらいましたが、今回は数少ない水上勉の足跡を辿る一環として"丸栄菓舗"を訪れました。
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ここのあめ玉を水上勉が好きで、その事を公言していたのですよ。
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他のお菓子も美味い、多分!私は甘いものが苦手なのでお土産にしましたが、どの人も喜んでましたから。
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若狭・中丹スイーツマップにも載っていました。
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何か貴重らしい給水塔。
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そして、若狭富士(青葉山)を見ながら車を走らせ、私はまた別の土地へ旅立ったのでした…
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  1. 2013/04/24(水) 23:59:59|
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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