大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

トキワ荘(54) 石森章太郎 44 「アンドロイドV」

石森章太郎作品より、「アンドロイドV」(秋田書店刊)。
ISHIMORI-android-v.jpg

1965年の冒険王(秋田書店刊)にて連載された作品で、単行本はサンデーコミックスで全1巻です。
時代は西暦2075年、舞台は地球に始まり木星、火星、水星と渡り歩くスペース・オペラ!
宇宙連邦秘密警察の『アルファベット戦隊』に属するはアンドロイド…つまり人間そっくりなロボット。メイド・イン・ジャパンです。
アンドロイドにも個性が有り、Vのような落ちこぼれもいます。訓練で失敗しては教官に怒られてばかりだったVですが、隕石と共に"ピロ"という小惑星から地球に落ちてきた宇宙生命体に憑依されると、そいつとアンドロイドの体を共有する事になりました。これにより優秀なアンドロイドに生まれ変わって活躍するのです。
Vに憑依したピロ人はペペルで、もう一体のモコは近くに居た犬に憑依したため当然これもスーパー犬になって共に行動します。

基本的に太陽系は人類が征服している時代なのですが、木星第4衛星では機械やロボット達が反乱を起して人類を支配すべく恐ろしい行動を起していた…
この、進化したロボットが人間に牙をむく設定はSFの定番中の定番で、「アンドロイドV」の時代で既にそうだったのかは分かりませんが、とにかく有名な所では映画「ターミネーター」やら、現在でもずっと使われていますね。そして、意外な黒幕が用意されています。

続いての火星編は、Vが護衛していた火星大統領の娘・リタが誘拐される話。これも黒幕が意外すぎる存在で…
最後の水星編は、この時代の刑務所となっている厳しい土地で収容されていた犯罪者達が力を付けて地球を支配しようとする話。敵のマッドサイエンティストが造った水星人間はメチャクチャ強敵ですが、しかしデザインがひどい!
他に、サイボーグ002(ジェット・リンク)そっくりな敵なんかも登場しますが、最後に倒されるシーンはなかった。

この時代の子供向け雑誌で掲載された作品だという事を差し引いても、全般的に出てくるロボットたのデザインは石森章太郎(石ノ森章太郎)先生にしてはカッコ悪くて、忙しい中で手抜きしてた作品なのかと感じてしまいます。
それでも優しい主人公はアンドロイドなのに仲間が死ねば泣くし、話は単純でもちょっとだけ社会的な要素を入れていて良いですね。子供達はこの作品で未来社会や宇宙への夢を膨らませていたのでしょう。


地球カラノ移民ハヤメテクダサイ……
コレ以上 火星ニ人間ヲ フヤサナイデクダサイ
ワタシタチノ住ム場所ヲ アラサナイデクダサイ



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  1. 2013/05/15(水) 23:00:00|
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

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