大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

旅行・紀行・街(146) 滋賀県彦根市 1 長浜市 1

前回の京都府に続き、隣接する滋賀県へ。
滋賀県といえば琵琶湖しかない、と自他共に認める(そう、滋賀県民自身も自虐的にそのように言う)地味な印象の県ですが、まぁ実際は琵琶湖だけという事はなく、他の観光資源や美味い物などもたくさんあるわけです。
いや、私はよく知りませんが多分そうでしょう。どこの県も地元で愛されている素晴らしい物があれど、全国区の知名度を持たないと無いも同然の扱いをされるのが悲しい事で…
ならば私は現地でしばらく滞在して知られざる良い物を探せば良かったのですが、偉そうな事を言ってすみません、ちょっと寄って有名所を表面だけ見てきたのみです。

まずは彦根市へ。
団鬼六の出身地という事だし変態的な要素も潜在している地なのでしょうが、本当にベタすぎて申し訳ないことに観光名所の"彦根城"しか行ってません。
この城壁を回って行くと…
hikone1.jpg

あ、滋賀県の人は自動車などの文明を使いこなせておらず、未だに人力車を使って移動しているようですね。いや原発事故に端を発したあれです、電気に支配された社会やテクノロジーへの批判なのかもしれません。
hikone2.jpg

今や彦根城そのものより有名かもしれません、ゆるキャラのひこにゃん
hikone3.jpg

彦根城金亀児童公園の『ご城下にぎわい市』を覗いて買物などして、
hikone4.jpg
hikone5.jpg
hikone6.jpg

花見しながら庭を散歩していると…
hikone7.jpg

おお、井伊直弼の銅像!!
桜田門外の変で尊王攘夷派に暗殺された事で知られる井伊直弼は彦根城主だったのだし、地元では英雄でしょうね。手塚治虫先生の「陽だまりの樹」では悪い描かれ方をしていましたが。
hikone8.jpg
hikone9.jpg

坂道をグングン登って行くと、お城に到着しました。
hikone10.jpg
hikone11.jpg
hikone14.jpg
hikone12.jpg

けっこう高台まで登ってきているので、景色が良いです。
hikone16.jpg

それでは、国宝にも登録されている天守へ…入城してみましょう!
hikone13.jpg
hikone15.jpg
hikone17.jpghikone18.jpghikone19.jpg
hikone20.jpg

一番高い所から見た景色。もちろん、琵琶湖が見えます。
hikone21.jpg

…これだけで、彦根市とはおさらばです。せめて何か食べるくらいの余裕があれば良かったのですが。
特に彦根発祥で今や滋賀県のご当地B級グルメ代表とも言える『近江ちゃんぽん』など、普段カップ麺でお世話になっていただけに本場の物を食べてみたかった!
hikone22.jpghikone23.jpg
hikone24.jpg
hikone25.jpg

ちなみに彦根城は、我が愛する澁澤龍彦さまの「城 夢想と現実のモニュメント」(河出文庫刊)でも出てきましたね。
SHIBUSAWA-chateau.jpg
…と思って数年ぶりに読み返したら、日本の城については織田信長の安土城についての検証がほとんどで、彦根城に関しては取材したもののほとんど印象に残っていない、という扱いでした!

さて県庁所在地の大津市は今回通過したのみでしたが、大通りに当地のローカルヒーローである『環境戦隊 ゴミらレンジャー』を使った大きな看板が設置してあって感動しました。
ブルー・オレンジ・スタジアム編著の「ローカルヒーロー大図鑑」(水曜社刊)を持っている人にはおなじみですね。
local-heroes.jpg
ゆるキャラという名称の命名者でもあるみうらじゅん先生が書いた帯文は以下の通り。

ヒーローがカッコイイなんて誰が決めた!ヒーローが宇宙規模で戦うなんて一体誰が決めたんだ!
地域限定だって、本業は他にあったって、かなりユルくても構わん!何かを救おうって気持ちが一番大事なんだよぅ!


みうらじゅん先生の名前が出て、滋賀県といえばもっと重要な物があります。
「飛び出せ!自分マニア」(日本文芸社刊)などでおなじみ、飛び出し坊や(後に『飛び出すな坊や』と命名)ですね。こいつらを追いながらの琵琶湖一周体験も楽しかろうとは思いますが…今回はパス。
MIURA-jibun-mania.jpg

さて続いては、長浜市
nagahama8.jpg
nagahama9.jpg

マンホールは↑のように、ひょうたん。恐らく名産品なんだと思いますが…まさかひょうたんを求めて行くわけもなく、目的は『黒壁スクエア』という古い建物や街並みを活かした観光スポットの中にある、"海洋堂フィギュアミュージアム黒壁"でした。
kaiyodo-figure-museum1.jpg

あのワンダーフェスティバルを主催し、ガレージキット等の造形メーカーとして世界的な知名度を持つ海洋堂のフィギュア美術館がここにあるのです!
kaiyodo-figure-museum2.jpg

等身大のケンシロウ、
kaiyodo-figure-museum3.jpg
kaiyodo-figure-museum4.jpg

そして大魔神…こちらはさすがに等身大ではありませんが。大魔神で目だけしか見えない中の人を演じた橋本力さまは、ブルース・リー(李小龍、BruceLee)主演の「ドラゴン怒りの鉄拳」であの憎い日本人の道場主・鈴木を演じた方ですね。
とにかく、彼らに出迎えてもらって入場。
kaiyodo-figure-museum5.jpg

エントランスに実物大のティラノサウルス…このレベルはさすが海洋堂としか言えません。
kaiyodo-figure-museum6.jpgkaiyodo-figure-museum7.jpg

まずは海洋堂の歴史をたどりますが、
kaiyodo-figure-museum8.jpg
kaiyodo-figure-museum9.jpgkaiyodo-figure-museum10.jpg

やはりカッコいいのは、世紀末覇者拳王ラオウと黒王号!海洋堂の歴史も「北斗の拳」を抜きにしては語れませんね。
kaiyodo-figure-museum11.jpg

等身大の綾波レイがいるカウンターで800円のチケットを購入し、
kaiyodo-figure-museum12.jpg

その時に貰えるコインで、プレゼントフィギュアのガチャガチャを回せます。
kaiyodo-figure-museum13.jpg

いくつか並ぶ中から選んだのは、アリスのやつ。
kaiyodo-figure-museum14.jpg
kaiyodo-figure-museum15.jpg
kaiyodo-figure-museum16.jpg
kaiyodo-figure-museum17.jpg

レッドドラゴンがここのシンボルで、
kaiyodo-figure-museum18.jpg
kaiyodo-figure-museum19.jpg

あとはいくつかのゾーンに別れて展示されているフィギュアの観賞。
生物フィギュアのコーナーはなごみますね…
kaiyodo-figure-museum20.jpg

このトリケラトプスは、あのスティーヴン・スピルバーグ監督の中でも最大のヒット作となった映画「ジュラシック・パーク」(Jurassic Park)で実際の撮影に使用された物だとか!うん、あの映画はシリーズ全部観てるし意外と好きなのでこの場面もすぐ分かりましたが、海洋堂が恐竜モデルで協力していたそうです。
kaiyodo-figure-museum21.jpg
kaiyodo-figure-museum22.jpg
kaiyodo-figure-museum23.jpg

これもそう。
kaiyodo-figure-museum38.jpg

漫画やアニメ等のキャラクターコーナーは楽しくてしょうがないですね。こちらは等身大のユリアとケンシロウで…
kaiyodo-figure-museum24.jpg
kaiyodo-figure-museum25.jpg

まぁ「北斗の拳」物は多々ありますが、
kaiyodo-figure-museum26.jpg

これはタイトルに『北斗四兄弟胸像』とありましたが、この中で血がつながっているのはラオウとトキだけでしたっけ?他の兄弟も次々と登場したし…それら後付の設定に怒りが沸いたものでした。
kaiyodo-figure-museum27.jpg

これは『南斗六聖拳胸像』で、
kaiyodo-figure-museum28.jpg

これは『無情の矢』。南斗五車星、山の拳士フドウはラオウが負けを認めた、ケンシロウ以外では唯一の人物…
kaiyodo-figure-museum29.jpg

おおっ、ジャギ…後に『ラオウ・トキ・ケンシロウの北斗三兄弟』とか言われて彼だけはいなかった事みたいな扱いになったり、実際卑怯なだけの悪者といった感じでしたが、そのビジュアルのインパクトから漫☆画太郎作品でパロディされたり、フィギュア化が当たり前になった近年はトキをしのぐ人気なのではないでしょうか。
kaiyodo-figure-museum30.jpg

まだありましたが、「北斗の拳」物はこのくらいにして…
kaiyodo-figure-museum31.jpg

次は「AKIRA」!常に話題になりヒットもしている海洋堂のフィギュアは、持っていたり少なくとも見た事はあるのがほとんどですが、背景セットも作り込んでいるのがさすが。
kaiyodo-figure-museum32.jpgkaiyodo-figure-museum33.jpg
kaiyodo-figure-museum34.jpgkaiyodo-figure-museum35.jpg

デビルマン、
kaiyodo-figure-museum36.jpg

サイボーグ009、
kaiyodo-figure-museum37.jpg

美少女フィギュアもたくさんありましたが…ここは未だに私は興味を持てない。
kaiyodo-figure-museum39.jpg

龍の部屋なる館長コレクションの部屋、
kaiyodo-figure-museum40.jpg

色塗り体験を出来る所もありました。
kaiyodo-figure-museum41.jpg

最後は、お土産フィギュアを買って帰りましょう。
kaiyodo-figure-museum42.jpg

近くの旧長浜戸町役場跡に建っていた、土田隆生作の「Gaia 大地」
nagahama10.jpg
ああ、条件反射でヴァレンシア(Valensia)のあの曲サビ部分のメロディが浮かんでくる…

Better you go. Why do you come and leave me alone?
Gaia, Gaia.
How should you know I couldn't save you all of my own.
Gaia, Gaia....

最後は、言わずと知れた日本最大の湖、滋賀県のシンボルでもある琵琶湖。
nagahama4.jpg
nagahama5.jpg
nagahama6.jpg
nagahama7.jpg

「三つ目がとおる」ではこの湖の底に三つ目族の財宝が眠っている設定でした。
日本で一番有名な湖でもあるここは他にも様々な作品で舞台として使われているでしょうが、私にとって最も印象深いのは溝口健二監督の映画「雨月物語」
Tales-of-moonlight-and-rain.jpg
天気が悪い日だったからかもしれませんが、あの幻想的な霧の雰囲気をそのまま感じる事が出来ました。
他にもここで撮影された橋本忍監督のカルト映画「幻の湖」なんかも好きなので、琵琶湖周辺を車で走り、琵琶湖大橋も渡り…というのが嬉しい体験でした。

こちらは松尾芭蕉の句碑もある平安山良畴寺境内に立つ、長浜びわこ大仏
nagahama1.jpg
nagahama3.jpg

琵琶湖を背にして今日も立ち続けるびわこ大仏の姿で、今夜はお別れです。
nagahama2.jpg


スポンサーサイト
  1. 2013/06/09(日) 23:06:09|
  2. 旅行・紀行・街
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0
<<梶原一騎(49) 川崎のぼる 5 「巨人の星」 1 | ホーム | 旅行・紀行・街(145) 京都府京都市 1 宮津市 1 福知山市 1>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://mangabruce.blog107.fc2.com/tb.php/1214-c10268b6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ケノーベルからリンクのご案内(2013/06/10 09:02)

大津市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。
  1. 2013/06/10(月) 09:02:49 |
  2. ケノーベル エージェント

プロフィール

BRUCE

Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する