大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

楳図かずお(52) 「ウメカニズム―楳図かずお大解剖」、その他

ちょっとここで、楳図かずお先生の単行本以外の特集本なども紹介していきましょう。

となるとまずは、「ウメカニズム―楳図かずお大解剖」(小学館刊)が出てきますよね。
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今でこそこの手の楳図かずお本も定期的に出ていますが、こちらは最終作「14歳 FOURTEEN」の連載終了直前だった1995年に出ています。私もまだ10代で多くの楳図本を未読のままだった時に出ているので、大いに参考になったものです。
本を開くとある写真に続き、貴重な楳図かずお描き下ろしオールカラー漫画『自伝・かずおちゃん』が始まり、『楳図漫画大解剖』や『楳図かずおの歴史 全作品年譜』、さらに『「わたしは楳図」ロングインタビュー』で初心者でも楳図作品とご本人の歴史について大体把握出来るし、目玉は中沢新一氏との対談『宇宙の根源と未来』でしょうか。
作品論を書いてる著者達が豪華で、荒俣宏、竹熊健太郎、大槻ケンヂ、岡崎京子、椹木野衣ですからね。
それからもちろん、『恐怖200パーセント劇場』その他のたくさん使われているイラスト!これ一発で楳図かずお作品の魅力は分かりますよね。見開きページも多く、カラーもモノクロも素晴らしく興奮しますね!
仕事場や長野の別荘等、写真の数々も興味深い。230ページの写真にて楳図の左後ろで踊っている人は、実はデビュー前で若かりし頃の久住昌之先生。
最後に傑作「映像(かげ)」のポストカードが付いています。

そもそもこの時は作家生活40周年記念で、『ウメカニズム 前人未踏の楳図かずお展』が全国の主要都市を回る形で開催されており、そに合わせる形で出版されたのですが、イベントはその時限りのものであり終わってしまえば記憶の中にしか残らないし行けなかったファンにとっては幻。しかし、この本はずっと自宅に残るのです。
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楳図かずお特集本とは違いますが、1981年に角川文庫で出ている「先生をからかう本」(角川書店刊)は、楳図かずお・編という事になっているので…「恐怖への招待」の仲間的な著作だと考えてもいいのでしょうか。
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こちらも養老孟司氏との共著という形で微妙な位置の本で、一冊ずっと脳についての対談をしているのが1996年の「やさしい『唯脳論』」(メディアファクトリー刊)。楳図先生の挿絵も使われています。もちろん、この本のためのオリジナル絵!
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これは飯島愛が対談した大勢の中の一人ですが、楳図先生も登場しているので購入した2006年の「お友だちになりたい! ~43人のクリエイターと の対談集~」(日経BP社刊)。
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さいとう・たかを先生、蛭子能収先生、辛酸なめ子先生、美内すずえ先生…等々、漫画家だけで11人も選ばれているし、セレクトが良い!
そして肝心の楳図先生との対談ページですけどね、恋愛に全然興味が無いし実際にしてこなかった先生に対し、
『でも人間の本能として、エッチをしたくないですか?』
なんて訊いちゃってるんですよ。これは飯島愛じゃなきゃ言えなかった事ですね…

同、2006年の「プロ論。3」(徳間書店刊)なんてのも楳図先生が登場しているので購入していますが、各界のプロ達に仕事についての話を聞くシリーズ。
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ただしこの本は50人も出てくるので、1人6ページしかないんですよね。ここでも、辛酸なめ子先生も出ています。

続いてA5サイズのムック本などを見ていくと、2002年の「別冊宝島 楳図かずお大研究」(宝島社刊)は、この年なんと「漂流教室」「ロング・ラブレター ~漂流教室~」のタイトルでテレビドラマ化されているので(常盤貴子や窪塚洋介らが出演)、今一度その原作者に焦点を当てた感じでしょうか。ドラマの話なんかほとんど出ず、執筆人は楳図かずお作品に対する愛を書きまくるわけですが…
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やはり本人が登場してインタビュアー・二階堂黎人で『楳図かずおロングインタビュー』が決行されていますし、『楳図かずおヒストリー』の中で「漂流教室」単行本ではカットされた関谷の初登場シーンが見れたり、『代表作を徹底的に読む』の執筆陣は大原まり子、ひかわ玲子、小谷真理、その他のコラムなどで柴田よしき、児嶋都、すがやみつる、久住昌之…等々。
現代マンガ図書館長の内記稔夫氏インタビューでは、ある会社で漫画家の通信教育をやっていて、それの同期でデビュー前の楳図かずお少年がいたという話を知ったり。楳図先生が通信教育で漫画を勉強…!

2004年の「文藝別冊 KAWADE夢ムック 総特集 楳図かずお」(河出書房新社刊)は、冒頭が最新作で楳図かずお先生ご本人が写真で登場するオールカラーのフォトコミック『みやこ高校新聞部番外編 ウメズの秘密』なのが嬉しい。
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それに続いて『スペシャルロング対談 僕は楳図かずおという船に乗って漂ってるだけ 楳図かずお×宇川直宏』になるのですが、これは本当になが~い上に難解!楳図作品はあれだけの深さと普遍的価値を持っているので、インテリ読者は深読みして突っ込んでみたくなるのは分かりますけどね…
そういう人が大好きなユングの集合的無意識がどうとか出してみる位は良いのですが、他の諸々、読んでて笑っちゃうくらい意味不明な言葉が出てくるので、宇川直宏さんて人はそこらへんの居酒屋とかでもこんな語り口でしゃべっているのかな、とか心配しちゃってますます内容が頭に入らない。
ただ、単に消費されるだけの現在の商業誌を批判するくだりで楳図先生が『だから、もう単純にやりたくないっていう気持ちしかない』と仰っているのですね。まだこの時代、今からちょうど10年前ですか、漫画作品の執筆を今か今かと待ちわびていた当時の私が悲しい気持ちになったのを思い出しました。

『マルチプレックス・ウメズ』としてエッセイ執筆は、竹熊健太郎、みなもと太郎、二階堂黎人、中野晴行、工藤キキ…etc. これがどれもレベル高い文章だし、作詞家としてとか俳優としての楳図先生を紹介していたり。
名作短篇「絶食」を楳図かずお版と江口寿史先生のリメイク版とで上下段に並べて、それをした漫画家である江口先生ならではの貴重な談話と共に掲載。
高校生記者シリーズの「その目が憎い!」は初出雑誌での連載時と単行本収録時とで上下段に並べているのですが、そこで判明する事実に愕然とします!
貸本時代の単行本未収録作品「歯」、これはある朝目覚めると立派な牙が生えていた男がついにはカニバリズムに走り…という怪奇劇画ですが、菊地秀行のコラムと共に収録。
オールカラーでここでしか見れない中学時代の貴重な肉筆同人誌『漫画展覧会』でその才能に驚くし、お決まりの作品紹介もレビューが良く、『楳図かずおの貸本時代』特集は相当勉強になりました。

同じく2004年の「ユリイカ 特集・楳図かずお」(青土社刊)。今度は詩の雑誌…というイメージが強いものの結局はインテリ向けの批評、思想雑誌…よって上記の宇川直宏氏に輪をかけて難しい文章が並びます。
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やはりメイン記事はご本人が登場する対談で、『世界が終ったとき、子どもがはじまる』と題されて岡崎乾二郎氏との物になります。
1958年の作品「お百度少女」が収録されているのが貴重で、あとは高橋明彦氏による『楳図かずお作品目録稿・年譜稿』が凄い。これはそんじょそこらのリストと違います。

で、その他の方々が寄稿された楳図作品に関する評論文は…インテリの文章ですよね。ユリイカなので分かりにくい文章でも自分と同種の読者を想定しているため大丈夫なのだと思いますが、こういう本の執筆者達は漫画読む時にも眉間に皺を寄せて意味の深読みばかりしているんだろうな。楽しめるかどうかこそが重要で、感想も基本的に『おもしろ~い、キャッキャッ』くらいしか言えない私とは見てるポイントが違うのでしょう。それだけ楳図作品には哲学者や学者などにも興味を持たせる物であるわけだし、うん読んでたらこれはこれで必要だとは思いましたが。
今回久々に本を開いてみたのですが、発売当時に買って全部読んだはずの本なのにまるで内容を覚えてなかったです。パラパラ読んでて気になったのは、中野晴行氏が楳図先生に語ってもらう『語り下ろし怪談』の企画を実現させたという話。録音が済んだ事を書いているのですが、未だに商品化されていませんよね。

「このマンガを読め!2007」(フリースタイル刊)は、その年のベストテンなどを選出する漫画ガイド本。
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この手の本では「このマンガがすごい!」(宝島社刊)と双璧を成す本ですが、2007年か…ええ、両誌共に1位は若杉公徳先生の「デトロイト・メタル・シティ」でした。あの時は凄いブームだったからね。
でも、ちょうどこの時点でデビュー50周年だったので記念だったとはいえ、もう10年以上漫画を描いていなかった楳図かずお先生を表紙にし、インタビューしている『このマンガを読め!』は素晴らしい!裏表紙も丸々、「超!まことちゃん」などの楳図作品宣伝。
記事はその後古泉智浩先生、山松ゆうきち先生と記事が続く流れ、この手の本としてはマニア泣かせな所に感服しましたよ。

次からはサイズがB5判以上の大判に移りますが、まず2001年の「サンデー毎日」(毎日新聞社刊)です。
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たまたま本屋でピーターパンに扮した楳図かずお先生が表紙になっているのを発見して購入したわけですが、表紙の他に本文での登場は1ページのみ。しかも雑誌が雑誌だけに政治の話をしたのでしょうが、『小泉首相なら「こいつは何かやりそう」って思える』とでかい見出しで書かれた文章。
期待しているという意味でその言葉が紹介されているのですが、答えが出た現在になってみれば小泉純一郎は靖国参拝を続けた事で保守系の政治家を騙して支持させて魔の『構造改革』を行い、また米国のポチであり大量殺戮にも加担し…等々という事になりましたよね。漫画で世界の先を予見し続けた楳図先生も、小泉に関しては見破れなかったか。

またサイズがでかくなって、「プリンツ21 2001冬号」(プリンツ21刊)は特集『楳図かずお 脳の中の宇宙』です。
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表紙を見ての通り草間彌生さまとの縞々×水玉対談が実現しているのですが、やはりオシャレなアート系雑誌なので他の記事ページもカッコいいし、このサイズで楳図かずお先生の写真・絵を見れるのも貴重でしょう。
『楳図かずおの聖地巡礼』という事で都内の幅広いゆかりの地から長野の別荘まで紹介されているし、『楳図かずおの課外活動』では漫画家以外の活動についてで、音源リストや先生が出演や原作を手がけた映像作品リストも役に立ちます。
当然寄稿している人々も良いのですが、大槻ケンヂさまはここではインディーズ時代にソノシートを出す話になって、楳図先生にジャケットを描いてもらえないかと手紙を送った、なんて秘話も出していました。

2002年の「テレビブロス(TV Bros.)」(東京ニュース通信社刊)で、「まことちゃん」が表紙の号。たまたま九州にいる時に購入したのでしょうね、『九州版』です。
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まことちゃんが表紙、というのまで出していったら連載当時の少年サンデーやその他たくさんありますが、このテレビブロスは「漂流教室」のテレビドラマ化記念。たくさんの写真と楳図絵を使われながらのインタビューと他に映像化された楳図作品の紹介で、薄い雑誌の中6ページを割いています。今回は自作が映像化されたから特集されているのに、今までの映像化で気に入っている物は無い、と言い放っているのがさすがです。
しかしテレビブロスで楳図かずお特集というのは他にも持ってたはずなのに、出てこない…"後楽園ゆうえんち"で『楳図かずおのお化け屋敷』が実現した時のとか確実に覚えているから、どこかにあると思うのですが!

2006年の「フィギュア王 Vol.101」(ワールドフォトプレス刊)。
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当時のフィギュア王といえば金子デメリン先生が「Welcome!楳図王国」を連載していた時であり、この号は『楳図かずお 祝!!デビュー満50周年特別企画』という事で17ページの大特集がされています。
ちょうど映画化された「猫目小僧」「神の左手悪魔の右手」の紹介がありますが、原作者としての辛口コメントが面白い。
もちろんフィギュア専門雑誌としての切り口で、楳図作品のレア物グッズなどを紹介しています。

今や楳図かずお関連のフィギュアは多数存在するし、私もそれなりに持ってはいますが…凄い数になるので、そちらの紹介はやめておきましょう。
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2007年の無料求人情報誌「maido!DOMO!」は、当時「ココ」で紹介していましたね。
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2009年の「楳図かずおの今からでも描ける! 4コマ漫画入門」(NHK出版刊)は、その名の通り楳図先生による漫画教室。
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NHK教育テレビで放送されていた「NHK趣味悠々」という教養番組で松本明子とシャ乱Qのまことが生徒役として出演し、楳図ハウスにも招かれて4コマ漫画を習ったのですが…それの書籍版。
これで初期の4コマ漫画が読めたり、自作を語る文章や楳図先生の写真などもたくさんあって嬉しい。4コマではありますが、もう長編を描かなくなった楳図先生の新作漫画「まこと虫の吉祥寺日記 おばけ横丁の巻」も収録されています。
かなり怖~い楳図ホラー絵も挿入されているので、普通に子供が漫画の勉強しようと思って買っちゃうと、インパクトが強すぎるかもしれません。

同じく2009年、これはさまぁ〜ず表紙なのでここに載せるのは微妙ですが…楳図先生が何と吉田戦車先生と対談した「クイック・ジャパン(QuickJapan) vol.85」(太田出版刊)。ちゃんと楳図先生のカラー写真などもあります!
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さらに売れっ子写真家・蜷川実花氏の写真には今まであまり興味がなかったのですが、この写真集はさすがに買うでしょう…楳図ハウスを撮りまくってた、その名も「UMEZZ HOUSE」(小学館刊)。
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「プリンツ21 2010春号」は、上記の2001年に続いて再び楳図かずお特集号!今度は漫画家デビュー55周年記念でした。
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やはりこの雑誌はカッコいい!80ページ超の楳図かずお特集を、ほとんどフルカラーな上に雑誌サイズが大きいのでもう、たまりません。
表紙を開くと厚紙で『プリンツ21オリジナルグワシハンド』があり、続く巻頭グラビアが『楳図かずお原画作品集1955~1995』で、正に「森の兄妹」から「14歳」までの代表作をカラー原画で掲載しているのですが、これが美しい!例えば楳図作品を知らない誰かがこの本を開いたとして、一発でそのセンスの凄さに度肝を抜かれるでしょうね。

それから『楳図かずお×マイケル・ジャクソンの天国対談』に、『楳図史上もっともデッカイ総合芸術作品 UMEZZ HOUSE』、『楳図かずおの好きなもの』は意外と知らなかった楳図先生の好きな映画や音楽や人物、食べ物までリストアップされています。
漫画を卒業してミュージシャンとして活躍している現在の『KAZZ'S BAND LIFE』、『神の一日』では楳図先生を一日付け回しての密着レポート。あれ、吉祥寺に建てられた赤白のUMEZZ HOUSE(まことちゃんハウス)は完成してから出た本ですが、まだ以前に住まれていた高尾の自宅(こちらの外壁は真黄色)に帰ってます…UMEZZ HOUSEはまだ住居というより仕事場として使っているのかな?
お決まりの略年譜や刊行書籍リストその他、まだまだ盛り沢山の内容ですが、いらないのは写真いっぱいの6ページも使った『カリスマ振付け師★KAZZのダンス講座』くらいでしょうか。いや、失礼…元気に動く楳図先生を見れるだけで嬉しいし、いつかは振り付けも覚える機会があるかもしれません。


楳図かずお特集本はこんな所にしておいて、あとは映像や音楽関係等。
2009年に作られた楳図かずお先生のドキュメンタリー映画「グワシ!楳図かずおです」(伊藤弘二監督)は観ましたか?
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そして映画といえば、今年の秋に公開される予定の楳図かずお監督デビュー作「マザー」が気になりますね。

それから、「漂流教室」元ネタとしての要素もあるウィリアム・ゴールディング原作の「蝿の王」(LORD OF THE FLIES)。
その映画化といえば1990年のハリー・フック監督版が有名ですが、実はあれ以前にも1963年のイギリスで作られており、それがカルト映画として一部で知られていただけのピーター・ブルック監督版。これも昨年めでたく日本初DVD化されまして、オリジナルジャケット画を担当したのが、楳図かずお先生でした!!特別仕様ジャケットでアートカードも封入されています。
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他にも出演映画や原作映画などがけっこうな数あるわけですが、次は音楽関係。
楳図かずお作詞の歌謡曲では、郷ひろみのシングル「寒い夜明け」(B面の「南の果実」も)が有名でしょうか。この歌詞を近田春夫氏は天才だと絶賛し、自身の楽曲でも「エレクトリック・ラブ・ストーリー」「ああ、レディハリケーン」等で楳図先生に作詞依頼しています。
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「へび少女」「猫目小僧」などサントラが出ている物もあるし、楳図かずおデビュー50周年を記念映画「楳図かずお 恐怖劇場」のサウンドトラックはルルティア(RURUTIA)製作ですが、何と楳図先生が初めて音楽監修を務めています。
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クラシック音楽で怖い曲ばかりを集めたオムニバスCD「恐怖音楽」では、曲より怖いジャケットが楳図絵。
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さらにジャケットを担当した作品ですぐに思いつくのは、GO-BANG'Sの森若香織ソロデビューアルバム「LOVE OR DIE」でしょうか。「おろち」イラストが使われたこの作品、もちろん私も買いました。
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ソロデビューシングルの方、「Happy Fine Day」は同ジャケットのおろちを森若香織さまがコスプレしていましたし!
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その「おろち」から派生したのが、作中出てくるあの流しの親子を再現した昭和歌謡ユニット"楳図かずおと夫婦烏"ですが、その楳図先生書き下ろし楽曲「新宿烏」をセルフカバーしてCD化もされました。カップリングは近田春夫に提供した名曲「ああ、レディハリケーン」のセルフカヴァー。
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他にご本人が直接歌っている物では「ココ」で紹介した「闇のアルバム」が代表作ですが、他にローリー寺西を作詞・作曲に迎え、UMEZZ名義で出したシングル「木村の兄さん」とか、
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同曲も収録した近年のベスト・アルバム「グワシ!!まことちゃん楳図かずおワールド」に、「まことちゃん音頭」など…
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映像も音源もまだまだあるのですが、今夜はここまで。それらは楳図かずお先生の活動を追う上でとても重要ではありますが…
今回メインで紹介したかったのは、何といっても特集本の方です!
私も『一番好きな漫画家は』みたいな聞かれ方をされると困りながらも、『楳図かずお先生です』と答えるウメカニスト。あれだけ有名なので一般的な知名度の点からも答えやすいですしね。
当然少年時代からずっと好きで追ってきているのですが、こういうを読むと自分なんか問題にならないレベルの高いマニアがたくさんいる事を再確認して嬉しくなります。
深読みしたがりのコアな楳図ファンである執筆者を集めてくる編集者もやはり相当に強い楳図かずお先生への愛を持っていて、他の漫画家の特集本よりも優れた本が出来上がっているのですね。ファンもやたらと濃い人が多い、それも楳図かずおワールドの魅力の一つ。
「14歳」で、『年齢180歳でなお現役の日本人漫画家』として楳図かずお先生本人がアメリカ大統領の会話の中に登場していますが、それはきっと楳図かずお先生の本当の姿!世界一長寿の記録なんかも更新しつつこれからも色々な活動をしていって欲しいと思います。

最後はこれ…宝物ですが、創刊10周年記念で現在にしたら凄まじすぎる大物漫画家達、大集合写真が表紙の週刊少年マガジン(講談社刊)。楳図かずお先生も最上段の左から二番目で笑顔を見せてくれている、1969年14号でお別れです。
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サバラはまた会うための愛言葉!!
グワシ!!はできなくても サバラはできる!!



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  1. 2014/04/19(土) 23:59:08|
  2. 楳図かずお
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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