大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

ホラー漫画(80) 山咲トオル 3 「モーレツ変身!!エピルちゃん」

山咲トオル作品、続いては「モーレツ変身!!エピルちゃん」(ソフトマジック刊)です。
YAMASAKI-epiru-chan.jpg

山咲トオル先生はタレントして大売れしたし、主戦場だったホラー漫画誌がほとんど廃刊になったからか…漫画作品がイマイチ少なく、2002年のこれ以降は単行本が出ていませんね。
今作の巻末には嬉しいロングインタビューが収録されていて、愛する恐怖コミックスレーベルであるひばり書房立風書房についても触れているのですが、あれらのように描き下ろし単行本に着手してはどうでしょうか。まぁ、ひばりも立風もホラー漫画誌以前に閉業していますが…
ちなみに『元祖ズンドコ・ホラー!?』としてお薦め作家ベスト3(ただし神-楳図かずお先生は除く)と作品も紹介しているのですが、出てきているのが浜慎二先生、いばら美喜先生、森由岐子先生だというから素晴らしい。
昨年末には絵の個展を開いたし、まだ描いてはいるはずなので、なんらかの形でどんどん作品を発表して欲しいと思います。

さて「モーレツ変身!!エピルちゃん」
1998年から翌年までのザ・ホラー(角川書店刊)で連載された作品で、「戦慄!!タコ少女」と同系列のズンドコ・ホラー。単行本は全1巻です。
主人公の咲山エピルちゃんが、あずきときな子の2人にイジメられて屋上の端を歩かされ、命を落としました。
そこで科学者のママがエピルを生き返らせるために研究者生命をかけて半年間をつぎ込み、ついに生き返るのでした!しかも200種類の生物・動物の細胞を集めた溶液の中に入れていたので、エピルは200種類の生物に変身できるようになりました。生き返ったエピルちゃんは、まずイジメっ子達への復讐を開始…それは1話目であっさりと終わり。この冒頭も色々とタコ少女の方にそっくりですね。

あとはエピルちゃんとエピルママ、転入生のくまいもとこらでバカな活躍をしまくる展開。
前のタコ少女はタコにだけしか変身出来なかったのを、今度はほぼ何にでも変身出来るようにしたのが今作の特徴ですが、その設定はイマイチ活かされず…変身自体しない回もあるし、してもちょっとだけだったり。
山咲トオル先生自身も、
『いざ描いてみたら、カバやダチョウに変身できても別に何かの役に立つわけじゃあ全然なくって。あはは、笑っちゃうわよね。』
と思い出を語っています。まぁ、そんな頻繁に変身しなくても面白いから大丈夫です。

全8話が収録されていますが、それぞれに付いてるサブタイトルがひばり、立風テイストのパロディ物になっていまして、あれらのホラー漫画を好きな人には分かる物になっています。
「父さんお化けにならないで」とか「エピルが泣く幼稚園」とか「呪いの顔がゴゴゴとまた飛ぶ」とか…これは単行本化の際に付け加えられた物ですが、それと巻末インタビューを読んでまた持ってるひばり書房漫画などを読み返したくなりました。
エピルちゃんの後に、独立した恐怖漫画「地獄行き学園 怨霊少女」も収録されています。


ブサイクな男の肉はマズいわね ガォー!!
ホントね グエッ!!グエッ!!



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  1. 2014/05/07(水) 23:58:04|
  2. ホラー漫画
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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