大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

ホラー漫画(94) 神田森莉 4 「墓場教室」

今夜の神田森莉作品は、「墓場教室」(リイド社刊)です。
KANDA-graveyard-classroom.jpg

これまで神田森莉先生の主戦場だったと言えるホラーM(ぶんか社刊)での掲載作を収録した単行本を紹介してきましたが、こちらは恐怖の館DX(リイド社刊)で掲載した作品を集めた『恐怖の館コミックシリーズ』で、同シリーズだと「怪奇ミイラ少女」に続いて2冊目。

前回紹介した「少女同盟」収録の「美々子神サマになります!!」がちょっと長めのストーリー漫画であり、それが傑作だったためにいつか長編も描いて欲しいと望んだ読者が多かったと思います。で、本作は待ってましたの長編…といっても短編の連作形式ですが、東京のマンモス校である"仲良中学校"1年13組の人々を描いた話で単行本全1巻を使っています。
その学校は墓場を潰して新しい教室を作っており、そこの生徒は次々死んでいくので卒業する者が一人もいない!その呪われた教室を生徒達は『墓場教室』と呼んでいた、と。

主人公は墓場教室の学級委員を務める男女。伊賀忍者の子孫で自身も少女忍者、もちろんスポーツ万能でもある樺まるこ、学校始まって以来の天才と言われる白土一平少年。
そうだ、ヒーローの名前が白土三平先生のパロディになっていますが、無残に殺される少年の名前がつげと辰巳で、犯人は水木という話もありました。神田森莉先生、劇画にハマっていたのでしょうか…

とにかくケンカするほど仲がいい主人公の二人が、恐ろしい学校で起こる事件、ゾンビ中学生に死神交響曲ドレミファソラ死、透明人間や学校百億不思議といったものを次々と解決していくのが基本の筋。当然ながら巨乳女子中学生達など多大な犠牲者が出て人体がメチャクチャにされるのは、まぁほぼ全ての神田森莉作品に共通する事です。
しかしどんなにバカな話でも、神田先生の衝撃的なスプラッター絵が出てくるとそれで全てOKな気持ちになれますね。いわば出オチみたいな楽しみ方になるので、結局はトータル的に出来がどうとか関係なし、くだらなかったり突っ込み所だらけな方が楽しめて、逆にそこがいいとなるのです。
もちろん実はまるこが父親から性的虐待を受けていたとか、可愛い主人公だったのが分裂して加害者側に移行して…と話の展開で驚かせる部分だってある。ラスボスも出るし。あと表紙でまるこの頭に乗って一緒にミミズ吐いてるのは、ペットのモルちゃんでした。


たすけてえ ゆ…ゆるしてェ!!
これ以上どこもえぐりとらないでくださいっ!!



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  1. 2015/07/30(木) 23:59:33|
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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