大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

新戦艦大和 小説+漫画、試読会+復刻グラフィック展

東京・銀座のチーパズギャラリー(CHEEPA'S GALLERY)で、今週金曜から
『新戦艦大和 小説+漫画、試読会+復刻グラフィック展』
が開催されています!!

​チラシ表、
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​チラシ裏。
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ええ、梶原一騎ネタです。そして「新戦艦大和」
まずは1961年から1963年まで日の丸(集英社刊)にて連載を開始した、小説です。いや挿絵画家の吉田郁也先生が絵を描いているので、正確には『絵物語』と言った方が近いですかね。
それから1963年から翌年まで同作が少年画報(少年画報社刊)にて団鉄也作画の漫画として連載されました。
そんなわけで梶原一騎作品でも珍しい活字と漫画原作と両方が存在する貴重な作品なのですが、これが共に単行本未刊行のまま。連載当時を知る人にも忘れ去られ、私のような後追い世代の読者でも一部のマニアだけが幻の作品としていつか読む事を渇望していた…それが本作。

そりゃこんなイベントを知った私は、チーパズギャラリーに走りましたよ。
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おお…この通り撮影もウェブへの投稿もOKとの事。復刻した作品をパネル化した物や、他作家によるトリビュートアート、オリジナル挿絵画を描いた吉田郁也先生もまだ健在で何と新作も展示していました。
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オリジナル本と、ミニチュア模型は石田剛氏の手による物。
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今やスキャナーやデジタル復刻の技術が発達していて、オリジナル本が1冊でも現存していれば裁断の必要も無く本に出来るのだとか。となれば今後も、まだまだ日の目を見ない梶原一騎作品を全て復刻して欲しいですよね。
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左が小説版、右が漫画版、共に300ページあるのを完全復刻してくれていて、もちろんこの場でじっくり読ませて頂けます。
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これをペラペラめくっていく形ですが、いつでも本にして販売も出来るのだと思います。
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古本屋を巡っていれば少年画報を見かける事もそりゃありますが、今ではありえないこういった表紙がけっこうあります。そういえば予科練とか戦時中を舞台にして戦闘機だのをカッコよく描いた実録っぽい戦記モノって、ほぼ絶滅しましたよね。長い続く平和のため、もう戦争が上手な偉い軍人さん兵隊さんの英雄は求められていないというか…
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物語のキーとなる悪役は世界征服を企む軍事科学者で、マントを羽織ったキラー博士。小説の挿絵はこのようにリアルなタッチですが、
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漫画になると愛嬌がありますね。
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戦艦大和といえば史上最大の戦艦ながら先の大戦で沈んだやつですが、空を飛ぶ性能も加えて今度こそ無敵にした新戦艦大和に搭乗する日本人の主人公親子を、このキラー博士が狙う!
キラー博士の策略で何と真珠湾を再び奇襲攻撃して日本のせいにして、アメリカも戦闘体制に入る…単純に両者の戦闘だけではない智略が描かれていましたね。
それでも少年漫画の事、このような水爆ロボットも登場して…
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ああ、最後は日本側が水爆を使用するヤバいラスト!いや最後は勝つ側に立てるのだから痛快だと評するべきなのでしょうが。

ちなみに1961年の時点で戦艦大和を飛ばしている事で、ずっと後に「宇宙戦艦ヤマト」を描いた松本零士先生に対して梶原一騎先生がクレームを付けたという説がありますが、本当はどうだったのかな。
とにかく私は、長年読めなかった梶原作品を読破出来た喜びに打ち震えています。

あ、記念撮影コーナー。軍モノとか着てれば良かったのですが、こういう予定も無かったので普通にアロハな私。
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3Fにあるギャラリーの下、1F・2Fはチーパズカフェ(CHEEPA'S CAFE)はフィギュアが壁一面に並んだ楽しそうな所。
そして6月17日に始まったこの貴重な展示は、6月26日の日曜日まで行なわれています。入場無料だし、この機会を逃さず行くべきでしょう!


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  1. 2016/06/19(日) 23:57:16|
  2. 古本 番外編
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

いつも拝見しております。
ブロとも申請とブログをリンクさせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?
  1. 2016/06/30(木) 01:37:27 |
  2. URL |
  3. ちゃぶ台 #7RorUgFk
  4. [ 編集]

コメントありがとうございます。

>ちゃぶ台さま

ありがとうございます。
もちろん、大丈夫です。今はちょっと更新している時間が無かったりして不安定なブログですが、よろしくお願いいたします。
  1. 2016/06/30(木) 23:56:29 |
  2. URL |
  3. BRUCE #-
  4. [ 編集]

さっそく送らせていただきました。
今後ともよろしくお願いします。
  1. 2016/07/01(金) 01:21:59 |
  2. URL |
  3. ちゃぶ台 #-
  4. [ 編集]

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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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