大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

梶原一騎生誕80年記念 一騎に祝え!!

2016年9月4日。

そうです、梶原一騎先生の誕生日。それも存命であれば80歳を迎えたこの日、全国のファンと共に祝うトークイベント…
『梶原一騎生誕80年記念 一騎に祝え!!』が開催されました。
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その会場がまた、うちから徒歩圏内の阿佐ヶ谷ロフトAというのも嬉しい。
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企画をしたのは、梶原一騎原作漫画サイトとして日本一有名な、一騎に読め!の管理人であるBONさま。
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梶原一騎作品の著作権管理をしているATプロダクツからの花束が届いていましたし、代表取締役かつ梶原先生のご子息である高森城さまも来られていたので、梶原サイド公認イベントである事が分かります。
その高森城さまにはどうしても声をかけられなかったのですが、見れただけでも嬉しかった。ここに劇画王・梶原一騎先生の血筋が残っている…そうだ、城さまは奥さまを連れて来ていましたが、他にも一緒にいた女性がいまして。その方は多分、写真で見た事があった大山倍達館長のご息女だと思うのですよ。梶原一騎先生と大山倍達館長、この稀代の大物二人の交流には色々とあったわけですが、今こうして子孫が仲良くなっている姿を見て目頭が熱くなってきました。

今回のイベントは 阿佐ヶ谷ロフトAの昼の部なので、13時開場。私はその前に駆けつけましたが、既に行列が出来ていました。しかし私は整理番号が2番だったので彼らを追い抜いてさっさと入ると(予約受付開始後すぐに申し込んだのですが1番は取れず)、
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最前列の席を取ってスタートの14時までビール呑んだりして待ち…
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目の前にはこれ!もう梶原一騎作品を探す者ならば興奮するしかない、捜し求めていた激レアな本がズラッと並んでいました。
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こちらはアンケート回収箱。
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そんなものを眺めながら、さらに梶原一騎先生にちなんだ特別メニューを発見。
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全て頼みましたが、まずはI.W. Harper。本当はストレートかロックが良かったのですが、早々に酔っ払うとまずいと思いソーダ割りで頂きました。
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この、梶原先生が生前に好んだ酒で…献杯。
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そして、アジフライ。
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この組み合わせが大好物だったのだとか。私も梶原作品は30年ほど読んできていますが、そこら辺は全然知らなかった。今後、マネしていきます。
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トマトサンド。これはもうファンには説明不要でしょうが、「あしたのジョー」より、矢吹ジョーの好物ですね。乾物屋の紀子(のりちゃん)が作ってデートに持ってきてくれた物、と脳内で変換して楽しみました。
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会場内はすぐににぎわってきて、この後のスタート時間には満員御礼でした。その人数全員がカジワラー、つまり梶原一騎作品のコアなファンだと思うと、非常に嬉しい空間です。基本的にシャイな性格の私なので、他のファンと会話とか交流する事はありませんでしたが…
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で、肝心のトークイベントです。
あの『一騎に読め!』のBONさまを生で見れて密かに興奮していましたが、ゲストに同じく熱狂的な梶原一騎マニアで「なつ漫探偵団」の著者・すずき寿ひささん。まんだらけZENBUにて「梶原一騎の逆襲」を連載中との事ですが、これを読めてないのは失敗でした。
このお二人が語る内容はほぼ打ち合わせ無し、何故ならその場で回収したアンケートの中から出てきた作品名を見てアドリブでトークする方式でした。しかし、その話が面白い!超メジャー作品の他にも「青春山脈」「男の条件」あたりの話も長々としていたので梶原一騎作品に対する最低限の知識はないときつい内容かもしれませんが、この場に居るファンの方々に対してならまるで問題なしでしょう。

ちなみにお客の年齢層はかなり高く、私のようにリアルタイム梶原一騎世代じゃないファンは後ろめたさもあるのですが、だからこそ連載中の事とかリアルタイム読者目線での話を興味深く学ばせてもらいました。はい、自分は小学校の時は近所のおじさんがくれた「柔道讃歌」全巻だけを愛読していましたが、本屋に行っても梶原作品を置いてなかった時代なんですよね。中学生で柔道が好きだったのでちょうど復刻された「柔道一直線」を入手して読みまくりましたが、原作者名を意識して古本屋で漁るようになったのは高校生になってからという感じです。

その後トークは第二部があり、梶原作品についてのみならず梶原一騎御殿の存続についてや梶原一騎記念館についてとか語られて。いやもう、詳細はとてもここでは書ききれません。
終了後には入場時にもらった整理券番号を元にプレゼント抽選会がありましたが、私はスカ。しかし、同行した秘密結社員が…BONさまが2003年に作った幻の同人誌のコピー復刻版をゲット!
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ATプロダクツからのプレゼントもいくつかあったのですが、こちらは何と、辞世の句(吾命珠の如くに慈しみ天命尽くば珠と砕けん)が書かれた湯呑み。
これは当たった方が皆さんに写メ撮らせていたので私も便乗して撮りましたけどね、これをひときわ熱心に眺めていたのが来場していた漫画家の平松伸二先生。しかも当てたのが知り合いの方だったらしく、これは平松伸二先生の手に渡ったようでした。
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…って、普通に流している場合じゃない!平松伸二先生ですよ!!
世代的に当然とも言えるかもしれませんが、大の梶原一騎ファンで多大な影響を受けていたみたいです。そしてこの私は、少年時代に愛読していた週刊少年ジャンプでも特に好きだったのが平松伸二作品。代表作の「ブラック・エンジェルズ」はジャンプで読み始めた時既に物語後半だったのですぐに終わってしまったのですが、単行本になるのを楽しみにしていて当然全巻揃えて…まぁ私の人生でこんなに読み返した漫画は他に無いですね。この場で言うのもなんですが、世間的な名声とか完成度は別として思い入れを多分に含んだ自分史的に言うならば私はあの「あしたのジョー」より「ブラック・エンジェルズ」を推します。
もちろん後に「ドーベルマン刑事」「リッキー台風」等の過去作品を買い集めているし、今度こそジャンプで連載開始時から読めた「ラブ&ファイヤー」「キララ」、スーパージャンプに移って描かれた傑作「マーダーライセンス牙」、ビジネスジャンプでは「どす恋ジゴロ」、もっと近年の作品もずっと読んでいて、とにかく大ファンなんですよ。弟子の猿渡哲也作品もずっと読んでるし!
その方と、まさか個人的にももう一つの巨星である梶原一騎先生のイベントでお会い出来るとは…ここは一つ、勇気を振り絞って記念撮影させて頂きました。平松伸二作品に対する愛とかは伝えられなかったけど、それどころか「ラブ&ファイヤー」がどうとか余計な事を言っちゃった気もするけど、ありがとうございました。
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こういう出会いもこの日の主役、BONさんが用意してくれたもの。そして一応、私が梶原一騎作品を愛し続けた事による賜物…
こうして世界最強のマニアとお話して素晴らしい人柄に触れると、やはり梶原一騎ファンに悪い人はいないんじゃないかと思えます。
(まぁ、『カラテ地獄変』シリーズとか「人間兇器」みたいな裏名作ばかりにはまっていた方の事は知りませんが)
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このイベントに合わせてBONさんが発表した『マイ梶原作品ベストテン』では、以下の通り。

10位 「おれとカネやん」
9位 「斬殺者」
8位 「侍ジャイアンツ」
7位 「初恋物語」
6位 「タイガーマスク」
5位 「夕やけ番長」
4位 「あしたのジョー」
3位 「男の星座」
2位 「巨人の星」
1位 「愛と誠」

だそうです。
メジャー作品では、「柔道一直線」「ジャイアント台風」「キックの鬼」「赤き血のイレブン」「空手バカ一代」「柔道讃歌」「紅の挑戦者」「四角いジャングル」「プロレススーパースター列伝」…といったあたりは枠外となるようです。
やっぱり、レイプ・浣腸・拷問!といったものが繰り返し描かれる「人間兇器」みたいな作品は入ってませんね。安心しました(笑)
今回のイベントでいくつかの作品についての語りを聞きましたが、あれだけ名作の多い梶原ワールドを語るのだから1つの作品あたりにはあまり時間を割けない構成になるのも残念ながら必然でした。
今度は、その1位に選ばれた「愛と誠」オンリーで語りまくるとか、やってくれませんかね。もちろん「愛と誠」は私にとっても超重要作だし、「あしたのジョー」や「巨人の星」より上にくるのも全く異論はありません!
しかしBONさんは『これが私の主催する最初で最後のイベントになる。』と公言しちゃってます。すると誰かが企画して、ゲストで呼ぶとかしかないか…

すずき寿ひささんとも私のバイブル「おとこ道」の話で軽く盛り上がったのですが、最後に会場のファン達が一体となって『はい、一騎!』の掛け声と共に撮った記念撮影の一枚でお別れです。
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  1. 2016/09/13(火) 23:00:29|
  2. 古本 番外編
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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