大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

池袋HUMAXシネマズ「最後のブルース・リー ドラゴンへの道」日本初公開版上映会

去る5月12日...重要なブルース・ リー(李小龍、BruceLee)関連イベントがありました。
ブルース・リーが主演は当然ですが、自ら初めて監督・脚本・武術指導まで務めた「ドラゴンへの道」(猛龍過江、The Way of the Dragon)の『日本初公開版』が、一夜限りの復活を果たしたのです!
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会場は東京都豊島区の、"池袋HUMAXシネマズ"。池袋サンシャイン通り、東急ハンズ横の映画館です。
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ちょうど20年前になりますが、1997年にリバイバル上映があったのも西池袋の方ながら同じ池袋、"池袋シネマ・ロサ"というの映画館でした。私はその時にもかけつけていて、このドラ道も観ました。あと会場にブルース・ リー本とかをたくさん置いていて、当時はまだ持ってないもの多かったので買いまくった思い出があります。
しかしその時に公開されたドラ道と、今回のはモノが違うのです。映画は様々なバージョンが存在する事はよくありますが、このドラ道も私が所持するソフトだけでも凄い数ありますね。編集違い、言語違い、挿入曲違い、怪鳥音が別人に差し替えられているのや...で、今回のは『日本初公開版』とあるように1975年に日本で初披露されたのと同じ物なんですよ!
って、そんなの何が珍しいんだって思う方もいるかもしれませんが、ドラ道の場合は当時の日本人が香港映画なんてほぼ観た事なかったので、日本の映画会社が日本人向けに一部手を加えて公開しており、しかもそれが素晴らしい事になって大ヒットしたというのにそのフィルムは行方不明になり、その後何度もソフト化していますが日本初公開版は幻のバージョンになっていたのです。
それが1970年代のブルース・ リー映画が次々と日本で初公開されていった時に直撃し、熱狂した『ブルース・ リー第1世代』等と呼ばれる人達の間でずっと語り継がれていました。当時何度も何度も映画館に通ったであろう彼らには、「ドラゴンへの道」といえばこの日本初公開版でなくてはならないんだと、そういう話は何度も聞いています。
で、何が違うのかと言えば大きいのはマイク・レメディオスが歌う主題歌がオープニング・エンディング共に流れる所。私なんか後追い世代なので日本初公開版自体に思い入れがあるわけではないのですが、ブルース・ リー関連のレコードを集めまくって毎日のように聴いていたので、その主題歌が使われた本来の姿をずっと観たかった…ドラ道のサントラLPで映画の音声もそのまま入っていた物も買いましたが、その内容はこの日本初公開版の短縮版なので音だけは聴いていましたが!
(2012年に何とマイク・レメディオスが来日してイベントを行なったのですが、その様子は「ココ」でアップしています)

そんな我々の前に、「ドラゴンへの道」のオリジナルネガフィルムが東映現像所の倉庫から発掘された(本編と当時の予告編まで)というニュースが流れたのは2016年末頃でしたか。
そして今年2017年1月、恐らくは現在日本で1番ブルース・リーを重要視している映画雑誌・映画秘宝(洋泉社刊)でも2月号で特集が組まれました!
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ファンは狂喜したと思いますが、特集は巻頭ながらたったの6ページでしたけどね…まぁ映画秘宝はかつてのムック時代と違ってこういう特集号でも薄々な内容になったのは随分前からの事。ブルース・リーを表紙にしてくれるだけでも快挙です。

同時に42年ぶりに一般の方々の目に届く形でソフト化されたのが、Blu-ray『ドラゴンへの道 アルティメット・エディション』。私はこの度の上映で最初に観たくて、まだBlu-rayは再生していません。
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(写真はAmazonより)

でもここでアレ、と思う方もいるかと思います。つまり、ソフト化して観れるようになったのに、でも劇場公開するのかと。
いや、やっぱり映画は劇場の大画面で観るものだし、ましてこの当時の映画は後にソフト化する事も考えてなかったわけだし…また、このような場は全国のブルース・ リーマニア達が集まる一大イベントですよね。
今回、その場を提供してくれた池袋HUMAXシネマズに感謝しましょう。でも↑の写真を見ると特にこのイベントのために宣伝はしていないのか。でもあった、ありました!エレベーターの停止階案内の所で小さく(笑)
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そして、エレベーター内。
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スクリーンのある8階に上がると、まずはいきなりどでかい「帝一の國」のポスター。ポップコーンとかドリンクの販売員さんも残念ながらドラゴンTシャツではなく帝一でした。このブログを読んでくれている方なら私が原作者の古屋兎丸先生のファンである事はご存知でしょう。よってこれはこれで嬉しいですが。
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お、ここにイベントのポスター。
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そしてもっとたくさん、ドラ道のポスター...
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奥の方にも、ありました。
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私は今回発売されたBlu-rayのジャケとイベント・チラシに合わせた青地のドラ道Tシャツで参戦。
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ちなみに今回のイベントは通常のAチケットが2,000円。作品上映だけでなくゲストのトークもあり、前売り特典で入場者プレゼントもありました。
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そのプレゼントとは、香港オリジナルのロビーカードをプリントしたと思われる5枚組ポストカードセット!
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5枚共通の、おもて面。
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そうです、Aチケットがあるという事はBチケットもあるのですが、そちらは3,500円で特典が豪華になります。その内容は今回発見された原版が入っていたフィルム缶のレプリカと本物の缶の写真、チラシ2種、上記のポストカードセットというものでした。当然私はBチケットの方が欲しかったのですが、販売開始した日の朝に見たら完売していました(泣)
どうやら、日付が変わった0:00の時点で購入しなくてはいけなかったみたいです。入場の順番待ちしていたら1人で6枚買って特典をどっさり貰ってる人が目の前にいましたし、こういう人が複数居たら難しくなります。どうせ転売するんだろうな…

ブルース・リー仲間がちゃんとBチケットを買っていたので見せてもらいましたが、これがフィルム缶のレプリカ。本物と同じ足柄製作所が作っているそうです。
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フィルム発見のニュースと共に出回った本物の写真、これが入ってましたね。
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上映開始前からグッズ販売のための入場が始まったのですが、その時点でもう凄い行列!ようやく見れたグッズコーナーです。
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このイベント主催者が、マニア界で有名なブルース・リー同人誌『小龍記』の編集長・ちゃうシンイチーさんだったのでしょうか。小龍記は最新号も置いていたし、ちゃうシンイチーさんはトークショーのMCも務めていました。
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今回のグッズ販売のための宣伝チラシ。この面はほとんど「イップ・マン 継承」上映会場でも売っていたブルース・リーのグッズで、ゆでたまご先生の「デスゲーム」Tシャツとか、
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あとは今年1月に発売されたばかりのブルース・リー サウンド10枚組みCD-BOX、「MEMORY OF DORAGON SUPER CD BOX」が会場限定価格の8,000円で売ってた!こういうのは既に買ってる身としては悔しいですが、これでまた多くの方にドラゴンサウンドが広まると思えば嬉しいですね。
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そしてこちら、このイベントに特化して作成したグッズだと思われますが、マニアックすぎて笑った!ドラ道で出たレストラン"上海飯店"のキーホルダーがロゴのと漢字ので2種類とか、チャック・ノリスのキーホルダーも2種類ありましたが、片方なんてあの胸毛アップですよ!
他にノラ・ミャオの部屋に飾ってあった『SU DI GIRI』ドアプレートとか、1つだけ「ドラゴン怒りの鉄拳」(精武門、Fist of Fury)モノもあったけどそれが何と"虹口道場"のスリッパ。凄いわ…
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虹口道場グッズを作ったのは恐らく、怒りの鉄拳で道場主の鈴木役を演じた橋本力さまがトークイベントでゲスト出演するはずだったからかな。そう、残念ながら現在83歳という高齢の橋本力さまは体調を崩してしまったそうで来場出来なかったのですが、メッセージを送ってきたのでそれは読み上げられました。
実際に来てくれたトークイベントのゲストは、まず映画評論家の江戸木純さん。月刊誌となる以前の映画秘宝ムック本「ブルース・リーと101匹ドラゴン大行進!」のみならず様々な映画雑誌でブルース・リーを語る素晴らしい文章を書いてブームも起こし、近年では…って、確認したらあれからもう7年も経っていましたが、「世界ブルース・リー宣言 ~龍教聖典~」(洋泉社刊)でブルース・リー映画論を上梓した方ですが、今回のドラ道フイルムを探し当てた立役者でもありますね。フイルム発見の経緯とか、今後の可能性などについても語ってくれました。
そして、ブルース・リー好き俳優の竹中直人。ブルース・リーについての話はやたらと髪型の事にこだわっていて面白く、ブルース・リーのモノマネも披露しましたが、「燃えよドラゴン」でオハラを踏み殺した時の顔...あれは顔以上に、その後の歩き方が完コピすぎて受けました!
他に、客席に居た飯星景子さんらの挨拶もあった後、
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撮影タイム。
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竹中直人、ドラゴン魂を継ぐ男!
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で、大きなスクリーンで映画本編の上映です。ちなみに本作の撮影は、日本人の西本正さま!その西本正の波乱万丈の人生が語られた「香港への道」(筑摩書房刊)も、未読の方は読んでみてください。
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映画「ドラゴンへの道」...
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このブログ名のネタ元でもある映画ゆえ私がどれだけ好きかなんて言うまでもないし、内容については今さらなのでここでは語らなくて良いでしょう。
でも、何十回も観ている作品でもまだ大画面と大音量(音も鮮明で素晴らしかった)ならではの気付く所がありますね。もちろん、日本初公開版がどんなバージョンだったかの確認にも意識を集中しました。
肝心のマイクレ・メディオスの主題歌部分、ああこうして追加しているも画面があるんだ!それ以外にも色の質感の違いとか、字幕の文字も違うし、あとフィルムの最後にある告知が入ってましたよ!凄い凄い、もう大興奮して映画館を出てました。
今回は古いフィルムならではの粗い映像で楽しみましたが、次は画質の良いBlu-rayで同作を再確認します。ようやく観れるようになったこの日本初公開版、今後死ぬまで定期的に観続ける事になるでしょう。


銃とナイフが氾濫するこの時代、
彼の前には困難が待ち受けているが
彼ならきっと大丈夫さ



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  1. 2017/05/19(金) 23:59:04|
  2. 映画、音楽、将棋、等
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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