大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

劇画(3) さいとう・たかを 1

SHADOW-MAN.jpg

もともと子供のための物でしかなかった漫画に対して、大人向け漫画として劇画が登場した事は前回に述べました。

劇画衰退の後もその精神は受け継がれていき、大人の間でもどんどん漫画が浸透していったのです。
80年代後半には子供向けと大人向けの漫画雑誌の比率が半々にまでなったと言われ…
日本は子供から普通の大人まで熱心に漫画を読みふける、世界でも類を見ない国に成長したわけですね。

こと"大人に漫画を広めた"という点において、この方の存在はあまりにも偉大でしょう。
その名も…さいとう・たかを先生!

1968年から現在までの32年、ビッグコミック(小学館刊)誌上において一度も休まずに連載を続けている(もちろん日本漫画史上最長記録を更新中)、「ゴルゴ13」を知らない人はほとんどいないですよね。

そのさいとう先生が設立したさいとう・プロダクションでは、映画的とも言える、各スタッフの分業体制を確立。
今ではさいとう先生自身がペンを取るのは「ゴルゴ13」の、あのするどいを描く時だけだという、都市伝説(?)もあるくらいです。

他に特筆すべきは、さいとう先生は出版部門までも独自に手がけ、1974年にリイド社設立した事。
他社誌連載の作品でもここから出版してますね。

さいとう・たかを先生と言えば「ゴルゴ13」
このイメージは、もうさいとう先生に生涯付いて回るのだろうし、自身も誇りに思っている事でしょう。
しかし、やはり他にも歴史物・忍者物・SF等でも、傑作は数ありますよ!

今回はここで細かく挙げる事はしませんが、私が『これは凄い!』と思える物に子供向けヒーロー物作品もあります。

ズッコーン!!
(あ…今まで散々、大人向け漫画の立役者だなんて言ってたから、ズッコケた人がいますね?)

しかしさすがはさいとう先生、ヒーロー物を描く時も、例えば白土三平先生のように全く別の丸い絵とで描き分けているわけではなく、言うなれば「ゴルゴ13」のような人間の描き方で、ダイナミックに描きます。アメコミのいい所取りでしょうか。
スパイとか出てくるのがピッタリな絵柄で、日本人と外国人の違いを描くのも上手い。

「バロム1」は、特撮やアニメにもなっているので一部で有名…といっても古いから知らない人が多いのかな?
でも私は、「ザ・シャドウマン」(秋田書店刊)を紹介します。全3巻の、隠れたヒーロー物の名作なので。

しかし時間が無いので、また次回に!


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  1. 2006/04/18(火) 01:09:57|
  2. 劇画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

え?あの「バロムワン」ってさいとうたかお先生の原作だった
んですか?あたしはリアルタイム世代だったので見てましたよ。
少年2人がクロスして変身するのですが、その少年達がケンカ
してたり仲たがいするとバロムワンに変身できないんですよ。
今日はちょっと体調が悪いから小説とか読まないで漫画を
読もうかな・・「男の星座」でも読むわ・・。
「ゴルゴ13」は自宅に嫌と言うほど置いてあるのですが
なかなか読もうという気にならないのです・・・
こんな日は何を読んだらいいのでしょうか?やはり「男の星座」
なんでしょうか?数年前に池袋ジュンク堂で「カラテ地獄変」と
「ボディガード牙」があったと記憶してますが、そのとき何も
迷わず買っておけばよかったです・・・
  1. 2006/04/18(火) 02:34:00 |
  2. URL |
  3. MEGっち #79D/WHSg
  4. [ 編集]

>MEGっちさま
ええ、「バロムワン」はさいとう原作ですよ!!
もちろんリアルタイムではない私も、後にビデオで買って観ました。
あの主題歌は、何故か家にあったので小さい頃から好きだったのですが、名曲ですよね~。
少年2人は「チビ」と「番長」という組み合わせもグーでした。
体調悪いんですか?
そんな時はそうですね、漫画がよろしいかと。
日野日出志「蔵六の奇病」とかいかがでしょうか?(笑)
あれ?「カラテ地獄変」と「ボディガード牙」はお持ちでない??
「新・カラテ地獄変」と併せて持っておかなくては!
でもあれを病気の時に読むのはどうかと…はい。
  1. 2006/04/19(水) 01:41:33 |
  2. URL |
  3. BRUCE #79D/WHSg
  4. [ 編集]

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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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