大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

月刊漫画ガロ(34) みうらじゅん 1 「学園ハニワもの ハニーに首ったけ」

Honey!.jpg

こちらへブログ移転してきたものの、まだまだ過去記事は半分近くブツ切れの酷い有様です。
でもどうせ移行完了までは膨大な時間がかかるので、そろそろ漫画紹介も並行してアップしていきましょう。

今回やっと紹介できるのは、みうらじゅん先生。

1958年生まれで京都府出身。
漫画家にして、イラストレーター、ミュージシャン、音楽プロデューサー、作家、映画監督・・・
他にも自分で名乗ってるだけの怪しい独自職種を入れれば100以上あると言われる肩書はともかく、ガロ出身としては間違いなくトップクラスの人気者でしょう。
このみうらじゅん先生や大槻ケンヂ氏あたりには、肩身が狭かったオタクが助けられると同時に、イメージアップにもかなり貢献してもらいました。

みうらじゅん先生の漫画家デビューは1980年で、やはりガロ誌上でした。
他のメジャー誌で載るわけないからガロに持ち込んだのですが、ボツになり…
しかしあの糸井重里氏に気に入られて掲載されたのだとか。
でもその後は意外にも、週刊ヤングマガジン(講談社刊)のちばてつや賞で1982年に佳作を受賞してます。
(ちばてつや賞佳作といえば、同じ"ガロ系漫画家"である山田花子先生も後に受賞しましたね)

80年代のサブカルチャー雑誌で頻繁にイラストを見る事ができましたが、そのうちテレビやラジオにも出演し始め、そのキャラクターで人気者になりました。
バンドブームの最中にあのTV番組"イカ天"こと、"イカすバンド天国"大島渚というバンドで出演。
この大島渚は、私も大好きだったナゴムレコードからCDも数枚リリースしていているので当然持ってますが、なかなかの名曲もありますよ。

他の音楽活動や、スライドショーの公演、"マイブーム"で流行語大賞に選出された他にもたくさんの造語を作ったり、水野晴男監督のクソ(最高)映画「シベリア超特急」(シベ超)を流行らせたり…等々の幅広い活動で、現在に至るまで異常センスを発揮してますね。
私も"みうらじゅん大物産展"といったイベントに足を運んでは笑わせてもらってました。
仏像・牛・いやげもの・カスハガ・ゆるキャラetc・・・そしてエロ写真スクラップまで、かつてマイブームがきた変なコレクションを一堂に会しちゃう、こんなイベントが全国巡業もしていたのだから凄い。

話のついでなので、かつて私が"みうらじゅん大物産展"会場にて、そびえ立っていた つっこみ如来(もちろんみうらじゅん先生デザイン)と共に撮った写真をアップしておきましょう。
昔一人でラフォーレ原宿最上階の会場まで行き、インスタントカメラで自分撮りした寂しい写真です。
tukkomi-nyorai.jpg

変なグッズもいくつか買った覚えがあるのですが、実家に置いてきてるのでここで紹介できないのが残念。

今や誰もが知っているように、みうらじゅん先生は面白がってネタになる行動ばかりする人なのですが、若き日に映画館からでかいゴジラ人形を盗んで、イラストレーターとして名が売れてから返してワイドショーネタになった話は有名ですかね。
おっと、最近では歌手birdとの不倫、隠し子が発覚しましたが、この件についてはどうネタにするのでしょうか!?

-------------
このブログはほぼ漫画紹介の場所と定めてあるのに、対象人物がみうらじゅん先生になると、どうしても漫画以外の活動紹介が面白いし、長くなってしまいそうですが…
やはりここは漫画ブログだと思い出して、漫画の話に行きましょう。

ガロでデビューした事は既に書きましたが、ハッキリ言って漫画はあまり面白くない…です。
まぁこの作風だけに、普通に上手い下手とか、面白い面白くないで判断するのも良くないですし、それでも私はみうらじゅん先生が大好きですから、その著作は書籍も含めて全部読んでますよ。そこら辺のオシャレみうらじゅんファンは、「アイデン&ティティ」以外の漫画作品を一作でもを読んでるかい!?

ガロで連載していたバンド漫画の傑作「アイデン&ティティ」を、田口トモロヲ氏が映画化したものだから一躍本も売れましたね。
その「アイデン&ティティ」もなかなか熱い漫画に仕上がってるのですが、私は最初にこれを紹介したい!
「ボクとカエルと校庭で」です。

あ…ない!ない!!
すみません、「ボクとカエルと校庭で」を紹介しようと思って数日前から探してるのですが、ついに今日まで見つかりませんでした。
空巣にでも入られたのだろうか。
みうらじゅん漫画はほとんど絶版ですので、分かってる泥棒さんなら「ボクとカエルと校庭で」だけを盗んで行く事も考えられますからね。

そこで代役として「学園ハニワもの ハニーに首ったけ」(河出書房新社刊)を紹介します。
1986年9月に上梓されたこの作品は、学園ものとハニワもの(そんなの今まであったかな?)を融合させた"学園ハニワもの"。
主人公・ハニーは、もちろんハニワ(埴輪)

ハニワと言えば、もちろんあれですよ。
あの変なポーズ取った古墳時代の素焼の焼き物。
起源は弥生時代後期まで遡られる、この歴史的な意味が重大なハニワは、古墳にお供えされて王に殉死者を生き埋めにする代わりの人柱として使われたという、悲しい説があったのですが(考古学的に正しい変遷過程が明らかになってきた現在では、この説は否定されています)、みうらじゅん先生はそのハニワをハニーと呼ぶことで、その悲しく暗い過去を解消したのだとか。

どうでもいい事と思える事に情熱をかけるのがみうらじゅん先生ですからね。
主人公のハニーは、学校に行く時はハニパパと一緒にゴロゴロ転がって移動します。

タイトルに"学園ハニワもの"とあるように、当然話の舞台は学園でして、いじわるなチャーリー(モデルはチビ&デッパ&メガネの星、チャーリー・マーティン・スミス)や殺人狂のジェイスン君、他のクラスメート達と繰り広げるしょうもないギャグ漫画なわけです。
ハニーマップとか作って世界を創造してるのも決して凄いものではなく、あくまで中学生的でいいですね。

小さいながらもハニワブームを巻き起こし、後にNHKの人形劇で「おーい! はに丸」が放映されたものでした。
別にみうらじゅん原作ではないですけどね。
hanimaru.jpg

覚えてますか?

突っ込みどころや面白いネタはいくつかありますが、一番ウケるのはコレ。
カバーの内側に載ってる、何とユン・ピョウとツーショット写真ですよ!↓
MIURA+YUN.jpg


あのユン・ピョウと撮ってるのもウケますが、この短髪なみうらじゅん先生はレアでしょう。
みうら先生が、かつてユン・ピョウの大親友であるジャッキー・チェンにダッチワイフをプレゼントして、本気で怒らせちゃった件は聞いたのでしょうか!?


スポンサーサイト
  1. 2007/06/29(金) 00:25:32|
  2. 月刊漫画ガロ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ホラー漫画(8) 御茶漬海苔 1 「惨劇館」 | ホーム | 山咲トオル先生のサイン色紙公開…他、報告>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://mangabruce.blog107.fc2.com/tb.php/343-b1c9ff32
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

BRUCE

Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する