このブログでは既に紹介した通り、私は
新潟県魚沼市という日本でも有数の豪雪地で生まれ育ちました。
アクションスターを目指す身としては、本当は新潟のど田舎出身である事がバレるとカッコ悪いので、普段はアメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ生まれの香港育ち、18歳で単身渡米してシアトルに移り住んだ、と詐称しているのですけどね(もちろん
BRUCE LEEのパクリ)。
東京暮らしが長くなっても、いつもこの時期になると関東在住の有難さがよく分かり、あの忌まわしき雪が降らない事に感謝するのは、完全にあの雪国の冬の厳しさが身にしみているからでしょう。
そんなわけで出来るなら避けたい豪雪時期の新潟ですが、今年は帰省してみたのです。
正月なんて何年も帰省してないけど、たまには親孝行プレイもしなきゃね。
帰る前に、過去を思い出してみました。
新潟の雪深い土地では、冬になると一階は完全に雪で埋もれるので二階の窓から出入りしなきゃならない。
しかもスキーをはかなくては、どこにも移動できない厳しい土地だった…
毎年雪に関する死者(車のスリップ死、雪下ろし中の屋根から落下死、流雪口にはまって凍死、酔っ払って道端で寝てるとその上に雪が降り注いで体が隠れるため気付かなかった除雪車に巻き込まれ死、雪を喉につまらせる死…等)も年間100人を超える。
ただしこんな土地から生まれた偉大な人物が
山本五十六元帥であり、新潟県民全員が彼の
「男の修行」を子供の時から叩き込まれるから、何事にも耐えられるのでしょう。
曰く、
『苦しいこともあるだろう 言い度いこともあるだろう
不満なこともあるだろう 腹の立つこともあるだろう 泣き度いこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが 男の修行である』今でも毎週日曜日は
"山本五十六記念館"に行く事を義務づけられているのは(クリスチャンの家庭さえもが教会より先に行くきまりがある)、新潟県民だけではないだろうか。
↑この回想には嘘・・・いや、雪国イメージを大事にするファンタジーが含まれています。
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そんなわけで、三連休を利用して2月9日(土)から3日間、故郷を観光してきました。
池袋から出る高速バスで出発し、途中で休憩のため行く上里パーキングエリアではンマーイ棒鯖寿司(富山県名物なのに!?)、



あとくきわかめとかも購入。
ちなみにこの西武バス、もう大昔から利用しているのですが…

この西武ライオンズのキャラを見られて野球観戦に行く一団だと誤解されたらどうしようと、いつも心配していたものです。
埼玉県→群馬県と走り…そして新潟県は湯沢市に通じる長いトンネル。
川端康成小説ファンの私としては、
「雪国」の冒頭の一節である
『長いトンネルを抜けると雪国であつた。』の光景を楽しみにしていたのですが!
あれれ?今年はえらく雪が少ないですね〜、湯沢あたりでこんなもんです。


ちなみに同小説において、私の故郷である魚沼市の旧・小出町の雁木通りが描写されていますし、その
川端康成が結婚媒酌人を務めた
三島由紀夫も同じく、その小説
「沈める滝」においてここをK町として登場させているのだから、嬉しい限りではないですか。
今はここも雁木が消滅して、全部アーケードになってしまいましたけどね…
さて、故郷に着くと、

まずは雪のクッションを感じてみました。


見てる人がいるので何食わぬ顔で起き上がり・・・・

実家へ帰りました。
すると家の前で、隣家のオヤジさんがカジカを生きたまま冷凍しておりました。

早速ながら酒を呑み始めました。
いいですねー、たまに帰る実家は。
黙っててもこんなにつまみがいっぱいあって、しかも慣れてて好きな味ばかりを労せずに頂けるのですから。




"ストーブ代わりの電熱器"で餅まで焼いて、


でも次々出されても、そんなに喰いきれませんって!!
この全国的に大人気の"安田ヨーグルト"は新潟発祥ですね。
ここでタイみやげのT-シャツを貰ったので、早速着てみました。


ちょうど到着日に
"小出雪まつり2008スキーカーニバル"というイベントがあったので、歩いて行ってきましたよ。

会場は魚沼市でも私が育った旧・小出町唯一のスキー場である"小出スキー場"です。
私は小学生時代、冬になるとこのスキー場を使ったスキー学校に無理矢理行かされてたため、嫌な思い出も多いです。
このBRUCEがスキーですよ…うーん。
しかし少年時代を思い浮かべるに、スキー場どころか生活全てにロクな思い出が無い、というより嫌な事ばっかりだったなぁ。
そういう体験があるからこそ、大人になって自立した今の苦労なんて物の数でもなく、『あの時代に比べれば』で耐えられるのですよね。
まぁいいや、とにかく小出雪まつり2008スキーカーニバルです。

つまみも売ってたので、また酒呑んでと。

HANA-BIと共にスキーヤーがたいまつをもって滑り降りてくる"たいまつ滑降"、






雪の大地の上に竹やワラなんかを組んで炎上させる"さいの神"、




バックに"小出"と描いた火文字も見えます。

スルメが付いた長い棒を持って、炎の山の周りを取り囲むこの一団は、客観的に見てみると凄く異様なものがありました。
とはいえ私も大人になってから一度だけ、イギリス人やアメリカ人等の大東亜戦争の戦勝国民一団を引き連れて行った事がありまして(5,6年前かな)、その時は同じようにスルメ棒持ってたわけです。
その時の写真を探したら出てきました。


あれ?昔は確かにやってたのですが、スキーでジャンプして火の輪をくぐる芸(?)が無くなってる。
危険を避ける現代人の風潮が、当然ここでも生きているのですね…。
この小出雪まつり2008スキーカーニバルは、次の日に行われる
"国際雪合戦大会"の前夜祭的な機能もありまして、そう、翌2月10日(日)には響きの森公園雪のコロシアムで国際雪合戦大会を開催していたのですが、私はそちらには顔出せませんでした。
最後に福餅撒き…つまりこのように高い位置から係員が餅を撒いて、それを下の人々がわらわらと群がって我先にとそれを取る。
投げる人は気分いいだろうな〜。

私はこういうの取るために飛びついたりとか、恥ずかしくてダメなんですよ…それじゃ生存競争に勝ち抜けませんかね。
そんな雪とスキーの祭典を後にして、帰りに
"羽根川通り"を通ってみました。

このブログでは今まで全く紹介してませんでしたが、ここに小さな商店街があります。
私が子供の頃にあったお店も軒並み潰れちゃって寂しいものがありますが…
ちなみに私の出身は魚沼市でも旧・小出町。その中でも町内名は羽根川!
つまり地元中の地元なんですよ。
この日は祭りなので特別に、こんな雪とキャンドルのオブジェがずーっと等間隔に並んでました。

祭り前にこの"並文米店"で魚沼コシヒカリを買って、東京でお世話になっている人に送りました。


ここも同級生の家だし、店に入れば、いや歩いてるだけでも知ってる顔に出会う、小さい街です。
他の店も少し見て回りましょう。
まず"寿司竹"。

ここは父親が良く行ってたので、子供の頃から連れて行かれてたお店。
今や世界的な俳優である、当地出身の
渡辺謙氏はここで学生時代バイトしていました。
看板だけ撮って肝心の店は撮り忘れましたが、よくお菓子とか買物してた"セキノヤ"。

これも店の写真をちゃんと撮り忘れたけど、"立場豆腐屋"は私が人生で一番多くお使いに行かされたお店ですね。

店のネーミングにひねり無さすぎな"小出食堂"。

"沼田屋"は一度も呑みに行ってないけど、私がまだ10代の配管屋でバイトしてた頃に工事で行ってた。

"丸川屋"も良く食べにきてたな〜。

うーん、どこも懐かしい。
こんな事して遊んだりしていたら、

おっ、見事な"しょんべんアート"を発見!UFO?

小出病院近くにある"いなほ調剤薬局"は、やはり
古谷実先生の長編第一作にしてギャグ漫画の傑作、
「行け!稲中卓球部」の舞台である稲豊(いなほ)中学校から名前を取っているのでしょうか。

昔からあったこの看板は年季入りすぎだろう。

雪と記念撮影もしてと。


そしてですよ、この日は羽根川通りにかまくらがありまして、

その前では豚汁がいい匂いを放ってましたので、頂いてきました。


さらに中にお邪魔してみると、


中でたこ焼きとモツ焼きもやっていて、



ビールと共に振舞われました。
しかもタダですよ!
山谷や新宿公園等の炊き出しだってボランティアの宗教団体から食わせてもらう前にお祈り唱えたりしなきゃならないららしいですからね。
とにかくこの故郷で受けた優しいもてなしに感動したと。
ごちそうさまでした!!
そうそう、私にとっては生まれた時から当たり前だった消雪パイプ。
東京で知り合う仲間達はほとんどが見た事ないというので、写真に収めておきました。
魚沼市ではどこの道路にも張り巡らされた地下水のパイプから、雪が降ってくると自動的に水が出てくるのです。

さらには帰省した挨拶がてら、地元でなじみのお店も二軒だけ回りました。
まず"そば処 富永"。

もう腹いっぱいなので軽めのつまみしか頼んでませんが、美味い!満腹なのが悔やまれます。



しばらく呑んで次に移動中…
もうキャンドルが消えてしまった雪オブジェを見て、寂しい気分になりました。
次は"つるや"です。

お通しのウドと共に、当地の名酒"緑川"を味わい、

この時期のつるやでは、やはりKENZO(けんちん雑炊)です。

KENZOと緑川で幸せ顔の私、BRUCE。

〆に(まだ食うのか)、ラーメン。

おやすみなさい。
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次の日は魚沼市以外を楽しんだため、その報告は次に回すとして…
今回の旅最終日の三日目。
長年"えるえる"で料理人を勤めていた凄腕のヨンベさん(あだ名)がついに独立して店を開いたと聞いたので、駆けつけました。
ヨンベさんは飲み屋でよく会っていたので顔見知りになったのですが、料理はかなり幅広く作れる上にどれも本当に美味い!
その店は…"ブルシエル"。店名の由来はフランス語の"青空"でいいのでしょうか。

店は広くてカウンター席もあり、夜はBARにもなるのですね!


料理が来るまで珈琲飲みながら待ち、



(三人で行ったので三種類)
キター!



いやもう美味すぎで、相変わらず量も多いです。
今回はパスタとピザだけでしたが、大人数で行けばいろいろ食べれていいでしょう。

魚沼市の人々はここにいつでも来れるんだから、いいなあぁ。
それからブックオフに行きがてら南魚沼市を雪道ドライブして、



また魚沼市に戻ると旧・広神村の"神湯温泉倶楽部"へ。


雪を見ながら露天風呂ってやつで楽しみ、疲れも取った…と言いたい所ですが、何で温泉から上がった後って逆にグッタリするのでしょうか。


みやげ物コーナーには、TVを見ない私ですら存在を知っているほどの流行り方を見せた
小島よしおの
『そんなの関係ねぇ』モノが!

上の方で変なキャラが『おっぱっぴ〜』 とかも言ってますが、これきっと許可無しの、つまりブート菓子ですよね…。
通り道には、山の方で交通量も少ないだろうに頑張ってる"ごんげん"というリサイクルショップがありまして、

ここでは帰りのバス用に、久々に読みたくなった
松本大洋先生の
「ピンポン」全5巻とか、電車マニアの友人用に電車チョロQ、そして私が魚沼市ブログを書く時にいつも言ってる"くすりのコダマ"のかわいいキャラ・abubuちゃんグッズを発見して購入。

もうバスの時間も迫ってますが、ちょうど市内で行われていた
"雪中花水祝"も覗いてきました。




この祭りのメインは、夜の新婿に花水を浴びせ掛けて夫婦和合、子宝を祈願する神事なのですが、時間的に無理なので昼間にやってる太鼓演奏を少し聴いたのみ。

後ろに男女の御神体も見えます。

そういえば、やはり何年も前に同祭りに来た時、太鼓のカワイ子ちゃんに写真を撮らせて頂いたものでした。

ん?この"吉田屋"の花雪しんこなるまんじゅう…かな?かな?パッケージが…は、はうー。かあいいー。おもちかえりー。
さて、今回は長くなりました。
最後の最後に久しぶりに行けたのが、"大善"。

ここのマーボーメンと餃子を食べれて、笑顔でまた東京の日常へと帰って行きました。



またいつか帰るぜ魚沼市!

- 2008/02/17(日) 23:55:02|
- 旅行・紀行・街
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>さるちゃん
私は大悟ではなくBRUCEを名乗ってますので、そこん所よろしくデストロイ。
実は新潟も私が帰ってすぐに今季一番の大雪が降り続いたとかで、こんな時くらい晴れ男ぶりを発揮しなくてもいいのにと思いましたよ。
住んでる人からしたら大雪なんて厭なものですけどね…
大雪写真は撮らないのですか?
春先になったらまた写真の名作を撮りに行くのでしょうか?
新作を楽しみにしてます。
>たすくさま
悪そな奴はだいたい友達でしょうか?
小出はセンスいいんですかね…
確かにたまにオッと思う看板があったりして面白いですが。
「行け!稲中卓球部」ファンなら、是非いなほ調剤薬局で薬を調剤してもらってきてください。
頭以外は超健康体の私は薬とか飲んだ事が無く、ここにもまだ入った事がないのですが、待合室に古谷実先生の本が並んでたら嬉しいですね。
私のブログで「ひぐらしのなく頃に」ネタとして竜宮レナのセリフを使ったのは快挙でしょうか(何の!?)。
abubuちゃん、かーいーですよね。
女の子のLabubuちゃんも応援お願い致します。
- 2008/02/20(水) 01:03:31 |
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