今夜は
望月峯太郎先生の短編集
「ずっと先の話」(
講談社刊)を紹介しましょう。

この本は
望月峯太郎先生10数年分の、それまで単行本に収録されていなかった短編作品が詰まっている、ファンには嬉しすぎる一冊なのです。
望月先生の作品なので、どれも絵がウマ〜イって感心するのは当たり前。
とにかくジャンルの多彩さと出来の良さに、度肝を抜かれてしまいますね。
シュールなSF作品の傑作
「COLOR」に始まり、コメディやファンタジー、マイケル・ジョーダンやNBAのルポ漫画までありますからね。
カラーページがかなり多いので、豪華さをも感じられる本ですし。
中でも個人的に好きなのが
「僕ちゃん」。
おかまキャラの
吉原僕ちゃんが可愛すぎて面白くて、ハマるわけです。
日本初の女子プロボクサーに挑戦する事になるエアロビのインストラクター、
大和撫子ちゃんの話が
「ブッとばすわよっ!」で、これも面白い。
しかし…ボクシングジムの
蟹江が撫子をスカウトする際に
「あしたのジョー」を渡すのですが、その単行本には作画担当の
ちばてつや先生の名前のみがクレジットされていて、原作者の
高森朝雄(
梶原一騎)先生が載っていない…(泣)
他の収録作品も、この単行本
「ずっと先の話」が出るまでレア扱いされて読めなかった作品ばかりだったので、発売のニュースを聞いた時は嬉しかったなぁ。
「バタアシ金魚」「ドラゴンヘッド」「座敷女」「鮫肌男と桃尻女」…それはもちろん傑作ばかりですが、
望月峯太郎先生を知るにはこれが一番。そんな傑作短編集でした。
- 2008/07/17(木) 23:28:11|
- 劇画
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