大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

劇画(61) 佐川一政 1 「まんがサガワさん」

今夜は佐川一政先生、今の所唯一となる漫画作品の「まんがサガワさん」(オークラ出版刊)です。
SAGAWA-manga-sagawa-san.jpg

佐川一政先生といえば、もちろん忌まわしき、そして悪名高き"パリ人肉事件"の被疑者であり、現在は小説家。まぁ日本人とフランス人で知らない人は少ないでしょう。

一応事件について簡単に触れると、1977年にフランスはパリ第3大学に留学し、在籍中の1981年…同大学のオランダ人女性留学生ルネ・ハルデルベルトさんを殺害し、遺体と性交渉した上にその肉を貪ったというのです。
世間に衝撃を与えたカニバリズム事件となりましたが、精神鑑定の結果、心身喪失状態での犯行と判断されて不起訴処分となっています。
パリに滞在していたミック・ジャガーはショックを受けて、ローリングストーンズ「Too Much Blood」という名で事件を歌にし、劇作家の唐十郎先生は「佐川君からの手紙」を書いて芥川賞を受賞しました。

著書に「霧の中」「生きていてすみません-僕が本を書く理由」「サンテ」「カニバリズム幻想」「蜃気楼」「業火」「極私的美女幻想」…等があり、これだけの事件を起こした人物の書く本だから当然興味は尽きないし、衝撃的。
しかし友人達に薦めてもあまり読んでくれなくて…そう、私の周りの人々はあまりにも活字を読まない!
なので2000年に出版された本書「まんがサガワさん」は、待ってましたとそんな人達にも貸したりしました。

殺人者が自分の犯罪を描いて金儲けするのはけしからんと怒る方もいるでしょうが、本を読んでもらったらますます怒られるのは間違いありません。
本当にヤバいので、私のような常識人はいいのかコレと心配しちゃいます。

「まんがサガワさん」は彼の著作としてはかなり一般向けに描かれているので、分かりやすい内容なのですが…もちろんヤバイ事に変わりはありません。
いきなり殺して『これが死か・・・』と眺め、屍姦し、喰う…その人肉を噛んだり切ったりする苦労までつぶさに描写されていますからね。
クリ○リスを食べて合体し、おっぱいをフライパンで炒め(あっさりとした子牛の肉の味)、屍の手でオナニーして…って、もう震えちゃいますね。

『この歴史的瞬間!!! それはトロのようにトロのようにやわらかかった。。。
白人女はやっぱり旨いぞ ボクはムシャムシャ喰って 喰って喰って
生きていた時のルネの幻影をみた』


佐川一政先生は完全に確信犯っぽくてネタにしすぎなので、実はそれほどキチガイでないのではないかとも推測できますが…
ちなみに漫画の絵の方は、偶然にも近所に住んでいたために親交を結んだ特殊漫画家大統領・根本敬先生に指導してもらい、サインペンを使って稚拙な絵柄で描いています。
本のカバーを取ると犠牲者のルネさんの写真なのですが…うーん、無残すぎる。

根本敬先生との対談も収録されていて、活字ページもけっこうあります。曰く、
『僕の内面世界において、女性の存在が一番大きい。僕は背が低いのでいつも見上げている。
つまり女性と、殊に白人の女性を崇拝してしまってます。その点、援交やってるオッサンh女性を排泄物のように扱ってる。
その違いを、このマンガで出したかったんです。白人女性のふくよかな肉体に対するコンプレックスと、あこがれ。
たぶんそれは自然にこのマンガに出ているでしょう。』


あとはここでは触れませんが、決してお茶の間に浸透する事の無く、タブー視されるこの世界を貴方も覗いてみたらどうでしょうか。


ボクにとっては食欲=性欲

キレイな女性の近くにいたい→ニオイを嗅ぎたい→
接吻したい→体を舐めたい→(そしてボクは)
その肉の味を知りたいとなるのだ!
よってこれはフェティシズムである



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  1. 2008/12/21(日) 16:45:58|
  2. 劇画
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コメント

お前も佐川と同等の鬼畜野郎だ。
日本から出てけ!
  1. 2012/11/13(火) 04:07:21 |
  2. URL |
  3. キ○ガイには生きる価値無し #-
  4. [ 編集]

>wb80proxy11.ezweb.ne.jpさま

いきなり他人の所にそういう書き込みしてくる人も、相当オカシイですよ。どうせ2chなどでも同じような事を書いてて麻痺し、当たり前のようになっているのでしょうが。

また、何を指して私を『鬼畜野郎』だと仰っているのかその文章ではまるで分かりませんが、名前の所に入っている『キ○ガイには生きる価値無し』という偏見も、何故か『日本から出てけ!』と言ってるのも、つまり貴方の書いている全てが卑しく汚らしい。
  1. 2012/11/13(火) 07:24:34 |
  2. URL |
  3. BRUCE #-
  4. [ 編集]

電子書籍なら読んですぐ捨てられるから怖いもの見たさで読んでみたい気もする
本としては買いたくないけど
  1. 2013/06/30(日) 04:43:39 |
  2. URL |
  3. 名無しさん@ニュース2ちゃん #-
  4. [ 編集]

コメントありがとうございます。

>名無しさん@ニュース2ちゃんさま

気持ちは非常に良く分かりますが・・・
こんな作品こそ電子書籍にはならないでしょうから、ちょっと難しい話ですね!
  1. 2013/07/01(月) 19:11:01 |
  2. URL |
  3. BRUCE #-
  4. [ 編集]

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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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