大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

ホラー漫画(46) 三原一晃 1 「恐怖バラ屋敷」

今夜は三原一晃先生の「恐怖バラ屋敷」(立風書房刊)です。
MIHARA-kyohu-bara-yashiki.jpg

この方も、このレモンコミックスの後ろにプロフィールが書いてあるので、それを書き写すのが早いですね。

●国籍 満州生まれの大連育ち。昭和50年4月13日=日本にやって来て、まもなく帰化。
●性別 男性
●年齢 24歳とも66歳ともいわれるが、はっきりした年齢は誰も知らない。
●住所 東京近郊のある森のツタの絡みついた古い洋館に、ひとり淋しく住んでいる。しかし、正しい住所を知っているものは誰もいない。ただ、洋館の中には、いつもロウソクの火がともり、黒豹のように大きくて黒い猫が一匹飼われているという。
●素顔 つねに仮面をかぶっている。これまでに七種類の仮面をつけていたので、人は、「七つの顔を持つ紳士」とか「仮面紳士」と呼んでいる。

だそうです。
この自作自演して雰囲気作っている通りのゴシック・ホラー(と呼んであげましょうね)作品が「恐怖バラ屋敷」

荒れたバラ屋敷に怖い顔のばあやと共に引っ越してきた少女・野原由紀が本作の主人公です。
由紀のひいあばあさまはエレン・タスラーといってイギリス貴族の出であり、そのタスラー家の五百年前の当主が、国王に召しかかえられていたバラ係りのクレオ家を卑怯な手段で追い落として王宮入りし、しかもクレオを拷問して殺した事から怨念を受けて呪われた血筋となっているのだとか…

引っ越してきて初めて友達になったと、その弟のが数少ない登場人物なのですが、由紀の血を輸血した豊が呪いにかかって体中からバラのトゲが生えてしまい、その後バラ屋敷のバラに吊るされて死んでしまいます。
この間に豊のトゲに触れて倒れた(死んだ?)看護婦の事は無視されています。

実はばあやがクレオ家の子孫であり、全てはタスラー家の血筋を絶やすために母親の代からメイドとして潜入していたというのですが…この回りくどい復讐に感服しました。

そして動物のように襲ってくる赤いバラを操ってタスラー家最後の一人である由紀を殺そうとしますが(何故今までそれをしなかったのかは謎)、既にばあやに殺されていた由紀の母の死体から生えていた白バラが助けてくれる…という話。
最後はアクション漫画のようにバラが戦い出し、ついにはばあやを倒すのですが、由紀も死んでしまうラストでした。

なんじゃこりゃー…と、レモンコミックスの作品に言っても虚しいのですけどね、ムッシュー・田中先生をさらに下手にした劇画的な絵でいくつか見所あったかもしれません。


由紀!
お前が最後の一人じゃ
私はお前を殺すために悪魔に身を捧げた
復讐の鬼となってお前を地獄の底へつきおとしてやる!
思いっきり苦しんで死ぬがよい!



スポンサーサイト
  1. 2009/03/22(日) 23:55:55|
  2. ホラー漫画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<藤子不二雄(21) 「新オバケのQ太郎」 | ホーム | SF漫画 (11) 鬼頭莫宏 1 「なるたる 骸なる星珠たる子」>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://mangabruce.blog107.fc2.com/tb.php/735-3a4c2d92
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

BRUCE

Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する