大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

ホラー漫画(50) 浜慎二 2 「亡霊!呪いの村」

今夜は浜慎二先生の作品で、「亡霊!呪いの村」(立風書房刊)です。
HAMA-bourei-noroinomura.jpg
浜慎二作品は「ココ」以来2回目になりますが、この時の3作品と同じくやっぱり小学生女子が主人公!
しかし舞台は小学校ではなく、夏休み中の田舎…東北地方の烏舞村(うぶむら)を舞台にしています。

かつて矢萩村と呼ばれていたこの村は、土一揆を起こした農民達が拷問にかけられて大勢殺された血塗られた歴史があり、その時に死体の肉をつつきに来た烏(カラス)の大群で村が毎日覆われていたいたため、烏舞村と呼ばれるようになり…
のちに村人の白骨遺体が埋葬された丘に立つ、夜には人面が浮かぶ不気味な巨木と、それに手を出した大森栄蔵の会社のせいで、妻の美江と娘で小学6年生の由里子が大変な目に合う、という話です。

美江と由里子で殺された農民達が住む、住人全員が同じ顔の謎の世界に迷い込むのですが、そこの旅籠の老婆がイイ。
全然話がかみ合わないボケ老人のような感じなのですが笑顔が素敵で、それなのにやはり笑顔で美江と由里子を生き埋めにするための穴を掘らせていたりします。
最後はその老婆の孫で、由里子と同い年の志乃に助けてもらって二人は逃げ切るのですが…
この志乃は、かつて火あぶりで殺されたってのにここでも同じ亡霊の鍬で顔面に打ち下ろされて無残な死に方をするのだから、むごい。

いつもながら少し地味めな浜慎二作品ですが、土一揆にまつわる悲しい話な上になかなか怖い描写もあり、好きな作品でした。


見ての通りの穴でございますよ ホッホッホ
お客さんがたに入っていただくためにでございますよ
ワシらの苦しみを知ってもらうためにじゃ
生きたまま入ってもらいますぞ
いま使いのものを来させますでの…



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  1. 2009/05/03(日) 23:40:46|
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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