大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

トキワ荘(45) 石森章太郎 35 「となりのたまげ太くん」

今夜の石森章太郎作品は、「となりのたまげ太くん」(朝日ソノラマ刊)です。
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1965年の週刊少年マガジン(講談社刊)にて掲載されていた作品で、単行本はサンコミックス版で全2巻。

いかにも一般的な家庭で育つ普通の子供・ヤスシの家の隣りに、変な子供が引っ越してきました。
そいつがたまげ太だから、タイトルは「となりのたまげ太くん」なわけです。漢字で書くと多摩毛太となるこの子は、未来からタイムマシンでやってたヤツ。頭は尖って髪の毛は無い…それが現代の子供達と一緒になって遊んだり暴れたりする様を描いたSFギャグ漫画。

前回の「テレビ小僧」と同系列と言えるドタバタギャグで、五里羅(ごりら)、田抜(たぬき)、木常(きつね)という3人組のイジメっ子達と、少女ガキ大将のヘルメ子ちゃん、白痴的な西郷どんこと西郷寺彦、気取った金持ちの大阪ベン、警官は犬でわんわんおまわりさん…出てくるキャラクター達がいいです。

たまげ太くんはポチというペットの恐竜だとかロボットに忍者、いろんな者をタイムマシンで連れてくるし、
♪チンチン チナパイポ ナシャリコ シャリパイポ
 アタチャ チナパイポ チノ ポイポイ ポイ!
という本人にもわけの分からない唄…たまげ太くんのテーマソングである『たまげ太小唄』というのを唄っています。

SFとすると石森章太郎先生の中でも得意ジャンルであり、アニメ化もされた作品ながらイマイチ知名度が低いのですが…
人気も当時それほど無かったのでしょうか、「となりのたまげ太くん」最終回にたまげ太くんは未来へ去り、「ドテピン大将」へバトンタッチしてしまいます。

「ドテピン大将」の方はSF要素が無くなった日常ギャグへと設定を変えるのですが、ドテピン大将の他にヒロイン役になってヘルメ子ちゃんが出てきます。
ヘルメ子ちゃん…この凄い名前はヘルメットみたいな髪型からきているのでしょう。
1巻の巻末には「サイボーグちゃん」というレアなSFギャグ短編も収録されていますが、そちらでもヘルメ子ちゃんそっくりなキャラが出ますよ。

もっと広く読まれて欲しい面白い作品なのに簡単に復刻されないのは、下半身が無くなったキャラが出たり、人喰い土人が出たり等、今ではちょっとヤバいネタがあるからもあるのでしょうか。


おとなはこれだからこまる
SFまんがを見てないから知能がひくいんだ!
タイムマシンは日本語でいうと時間機といって
時間をじゆうにできる機械なのさ
つまり過去へも未来へもいけるし
どんな時代のどんな人でも
よびだしたい人をよびだせるんだ



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  1. 2009/07/13(月) 23:38:12|
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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