大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

旅行・紀行・街(76) 宮城県仙台市 1 ジョジョの聖地巡礼、ほそやのサンド…等

私の宮城県旅行の4回目にしてトリとなるのは、県庁所在地であり東北地方の最大都市でもある仙台市です。
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ここも前回の塩竈市と同じく10数年前に一度来て以来の懐かしい土地。

さて…まずは仙台、寒い!寒すぎる!この日がたまたまかもしれませんが、とにかく"アエル(AER)"なる東北地方で最高層というビルに走り、ユニクロでヒートテックの下着を上下購入して落ち着いた次第です。
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さて、仙台市は今までの街と違って大都会であり、商店街なんかも巨大で地方色は感じませんでしたが、至る所にベガルタ仙台とかいう地元のJリーグサッカーチーム優勝祝いの垂れ幕がありましたね。
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続いて、サンタの服を着た仙台四郎が吊るされているのも発見!
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仙台四郎は江戸時代末から明治時代に実在し、水木しげる先生が「神秘家列伝」で描いた彼も、仙台を語る上で重要な人物。
知能障害者でありながら各地でもてなされ、没後は商売繁盛の福の神になった…彼もいろんな所で見つけて満足しました。

こちらは、仙台四郎グッズのコーナーですが、
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こちらはでかい人形。
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本当にちんちん丸出しです!
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さて、杜の都と呼ばれる仙台市には数多くの名所や旧跡などがありますが、漫画好きには何といっても
「ジョジョの奇妙な冒険」
のファンには特におなじみの土地でしょう。
第4部『ダイヤモンドは砕けない』の舞台はM県S市杜王町という設定で、明らかに作者である荒木飛呂彦先生の出身地である仙台市がモデルとして使われたのでした。
地形が仙台市なのはもちろん、作中に実在する地名や店や名物まで出てくるのですから、聖地として巡礼したいですよね。
やはり街の行方不明者数は、全国平均を遥かに上回っているのだろうか…

さらに杜王町が舞台となる第4部以前にも、仙台市の何かが作品に使われてたりもします。
その一つが、ハイエロファントグリーン(法皇の緑)スタンド(幽波紋)を操る花京院典明…彼の名前。花京院という名が、仙台市は現在の青葉区にある地名から取っているのです。
早速地図で地名の花京院を探し、足を踏み入れましたが…何だか興奮しました。
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もう、街で目に付く住所案内やビル名等、どこを見ても花京院、花京院、また花京院!!
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歩いてると花京院が戦った数々の死闘を思い出し、胸が熱くなります。

さらに歩を進めると、ここは…
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"花京院郵便局"です。
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地名なので公共施設や会社にも『花京院』がつくのはむしろ当たり前なのですが、この花京院郵便局には特筆すべき部分があります。

分かるでしょうか…
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何とここ、花京院のスタンド・法皇の緑が持つ緑色に合わせた建物に作っているのですよ!!
このネタは既にジョジョ好きの友人が調べていて教えられていたのですが、それでも唐突に現れる奇抜な色を目の郵便局を当たりにして、驚きましたよ。
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やはり郵便局の偉い人がジョジョファンなのでしょうか。近い将来に科学技術がさらに発達したら、建物が触手状に変化してエメラルドスプラッシュを放つように改良するのですかね。

仙台市の「ジョジョの奇妙な冒険」舞台巡りは、もうちょっとありまして、お次はこちら。
第4部のJOJOである東方仗助の家がある(定禅寺1の6)のはここでしょう、定禅寺通り(作中では後に浄禅寺通りに変更されました)。
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続いて広瀬通りは、もちろん広瀬康一の名の由来になった通りの名前。
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この通りにあるホテル、"ドーミーイン仙台"をその夜の宿に決めました。
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なかなかいい所で、ホテル内にてビールとラーメンも頂きました。
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続いて第4部のラスボス・吉良吉影、また漫画家の岸部露伴も住んでいたのは匂当台。ここは"勾当台公園"です。
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お相撲さんの像がありました。
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第3部の会話であったように空条承太郎も花京院も相撲好き。きっとこの、仙台市出身の第4代横綱谷風(江戸時代の力士)の像も愛していたのでしょう。

次はもっとヤバイですよ~。アーケードの商店街内にあるお店で…"むかでや"です。
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ジョジョの作中では『靴のムカデ屋』という表記になっていて、簡単な洋服の仕立て直しもしてる靴屋ですよ!
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承太郎と康一が吉良吉影の手がかりをつかむきっかけとなった店であり、ここを舞台にしたシアーハートアタック(キラークイーン第2の能力で左手から1発だけ放てる…)との激戦は忘れられませんね。

今後も伝説になり続けるであろうジョジョで、これほど素晴らしい扱いを勝手にされた店ですので、当然店員さんも知っているだろうと思い声をかけてみました。
そしたらやはり、我々のようなボンクラ…ジョジョファン達がたまに来るらしく、店員さんも靴のムカデ屋が出る話だけ読んでみたそうです。
ちなみに東京とかから定期的にファンが来て興奮しているけど、地元の人にはジョジョの舞台で使われた事はほとんど知られてないのだとか。

そして差し出された店の葉書。
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隅っこに写ってるのが、店員さん曰く『これが吉良に殺された店主です』
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殺された店主…"たべっ子どうぶつ"が好きで、ラクダは最後に食べる、そして吉良の漢字を読めなかったあの人。
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こんなんなっちゃうんですけどね。
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これが店内の様子ですが、履物類の他にも和雑貨などがたくさん揃っていて、借り主さえいれば画廊もやっています。
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もちろん私も記念に買物をしましたが、ジョジョファンが来て買物をしたら領収書を吉良吉影の名で書いてくれるサービスをしているのだとか!但書きも『洋服直し代』です…
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仙台滞在二日目にも通りかかったので、またも買物をしたら今度は『ボタンお直し代として』と書いてくれました。
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吉良吉影。
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店員さんは慣れたもので、彼の名前をスラスラ書いていました。

ここ"江陽グランドホテル"
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ここもジョジョで出たとは現地で気付かずに、ただゲロ吐き続けてる妖怪の石像が面白かったから写真撮っておいたら、
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どうやら承太郎が杜王町での拠点として長期滞在していたホテル・杜王グランドホテルのモデルだったらしいのです。
それならもっと、ちゃんと観て写真も撮ってくればよかったですね。

あれ?歩いてたら見つけた"CAFE&BAR HEAVEN'S DOOR"(ヘブンズ・ドアー)。
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岸辺露伴のスタンド名を冠したお店ですが、普通にボブ・ディランの名曲から取っただけの可能性もありますなぁ。

時間の関係で、単行本や「JOJO6251―荒木飛呂彦の世界」に載ってた杜王町詳細図を片手に全部歩いてみるわけにもいかず…ジョジョ観光はこれまでです。

あとは仙台市の食文化、そして夜の部では当然のお酒を楽しみましょう。荒木飛呂彦先生は、あるインタビューで宮城県で一番美味しいものは何か聞かれた時に
『あるのかな?(笑)。東京の方が美味しいですよ。』
などと答えていましたが…もうそれは読まなかった事にして、何と言っても一番有名な仙台名物、そして仙台発祥の…牛タン料理にいきましょう!
牛タン料理店はかなり数が多いのですが、無難に有名らしい"牛たん炭焼 利久"へ。
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まずは、牛たん定食。
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飲み物も仙台市発祥とされるカクテル・レゲエパンチ(Reggae Punch)なる物を試してみました。
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…が、やはり私にはこの手の女子向けな酒はダメだ。

すぐに飲んじゃって、結局は宮城県と関係ない黒糖焼酎まんこいに移行しました。
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牛たん焼き以外のサイドメニューも酒のつまみ的な物が多くて、飲み客を掴んでいるようでした。私はもつ煮と牛たん唐揚。
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牛たん炭焼 利久は、あの花京院や他にも何店舗かあるようです。
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もう一軒、牛たんを…
仙台駅の3階には専門店が並ぶ『牛たん通り』があり、ここから私が選んだのは"伊達の牛たん本舗"
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こちらはお弁当で頂きました。
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もとより牛タン好きの私ですが、本場仙台の牛タンは感動的に美味かったです。

飲み屋街で圧倒的に良さそうだったのがレトロな文化横丁と、
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壱弐参(いろは)横丁
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私が入店したのは壱弐参横丁の"仙壱屋"で、
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地酒と、
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焼き鳥におでんです。
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いたって普通の物を食べて、普通に呑みました。

次回行きたいとチェックしておいた店はいくつかありますが、次なんて何年後に行ける事やら…
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(ここは"おでん三吉")

"天下一品"の店先にある巨大な麺は、ずっと上下運動していました。
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ゲームセンターの"ボンボン会館"
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この古本屋"熊谷書店"は地下もありまして、入店して思い出したのですが10数年前にも来ています。
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そういえば仙台駅のすぐ近くにブックオフもあったし、
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前の回で紹介した街も含めて宮城県旅行中に何軒かの古本屋に寄りましたが、ついに一冊たりとも買う本がありませんでした…
特に仙台市は大都会なので、銀座、歌舞伎町、原宿…といった東京の名所それぞれの小型版みたいな一角があって賑わっていて楽しいのですが、こと古本屋に関しては全然ダメ!そう、新宿みたいな所はあっても中野みたいな所は無いんですよね。
旅先で買う本は旅の思い出にもなるし帰り道で熟読しちゃうものなのですが、今回は残念。いや、いい所を見つけられなかっただけかもしれませんが。

最後にハンバーガー店で、"ほそやのサンド"です。
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こういうチェーン店でない独立系の店はかなり美味い事があります。

しかも店の前の看板によると、1950年創業で2002年に100マン個の売り上げを達成したと書かれています。
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その数を数えていた方が凄いですね。

入店すると高齢の店主が迎えてくれて、これもお店の長い歴史を感じさせます。
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(↑これは店内に置いてあったチラシ)

カウンターの中にも
『おかげさまでほそやのハンバーガー100マンコ達成できました。』
と書いてあります。
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ん?え!?見間違いかと目をこすってもう一度確認しましたが、やはり…
『おかげさまでほそやのハンバーガー100マンコ達成できました。』です。
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何で『100万個』じゃなくて、いやせめて表の看板のように『100マン個』じゃなくて、『100マンコ』って全部カタカナなんですか!!高齢のご夫婦で経営しているお店だし、これはネタでやってるんじゃないですよね。

純情な私は気恥ずかしく、今回はテイクアウトにして、
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帰りの新幹線内で頂きました。実は帰りの時間が迫っていたのです。
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ハンバーガーとチーズバーガーです。

パンの底に『ほそや』と焼かれています。
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そのパンの味が美味くて、肉や玉ねぎ等の素材の味も良く分かる…こりゃ美味い。しかも安い!

他に帰りに急いで購入したのは、やはり仙台土産の定番・萩の月
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この商品は何といっても大好きな林静一先生がイラストを描かれているのが目を引きます。

他にふうき虎やき
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ずんだ餅
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前に紹介した石森章太郎関係の施設の充実度と街中への浸透度に驚いたばかりですが、宮城県民は本当に名作漫画に対する理解や尊敬が強いのだと感じました。
あ、こちらは仙台駅で見つけたコインロッカー。
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あの素晴らしかった石巻市石ノ森萬画館とタイアップ!

はい、仙台市とはこれでお別れです。
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帰りは新幹線なので早かった…
東京駅に着いても、現在宮城県が観光キャンペーンとして協力に推進している『仙台・宮城 伊達な旅』のポスターがいっぱいでした。
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そういえば、どこの観光情報でも仙台市といえば伊達政宗に関する場所を案内していて、最近は武将ブームだしそれだけ人気もあるのでしょうが、私は一切そちらは目にもしなかったなぁ…
今回行けた所は宮城県のほんの一部でしょうし、今度は長く滞在してみたりもしたいですが、009イヤーに間に合ってどうしても行きたかった所だけは行けたと思うし、満足して終わります。


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  1. 2009/12/27(日) 23:27:42|
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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