大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

月刊漫画ガロ(92) 川崎タカオ 1 「きまぐれな輝き」

今夜は川崎タカオ先生の「きまぐれな輝き」(青林工藝舎刊)です。
KAWASAKI-kimagure-na-kagayaki.jpg

よく「猟奇王」川崎ゆきお先生と間違えられているであろう名前の方ですが…
1975年生まれの神奈川県出身で、普通にいろんな所でイラストを見る事があるので漫画家としてよりイラストレーターとしての活動の方が有名かもしれません。
漫画の単行本は、2004年にオールカラーの「へたれチキン」(リトルモア刊)、そして2007年の短編集「きまぐれな輝き」だけですね。
ただアックス読者にはおなじみで、2004年の登場以来コンスタンスに短編を発表してきました。「きまぐれな輝き」には2007年までのアックス掲載作品と他少しが収録されています。

私もアックスVol.40(2004年8月)に掲載された「一瞬の潤い」以降ファンになり、一応注目してきました。
その「一瞬の潤い」は、さえない殺し屋のオヤジが"つけそば快笑軒"のつけそばに生まれて初めてハマった事により生きる喜びのようなモノを覚えてしまい、快笑軒の店主がターゲットになった時…という話で、泉昌之作品のような説明的な心理描写やグルメ描写が可笑しいのにシリアスな劇画調との融合に成功していました。

同じく劇画+ギャグながら大人向けのオチを付ける「屋上哀歌(エレジー)」「瞳・LOVE・YOU」、そして同じ場面を上下段で分かれて進む構成の「AV連続殺人事件」も傑作!
これらの作品が川崎タカオ先生の持ち味…というか個人的には大好きなのですが、他のは宇宙人や人面鳥やら変なヤツが出てくるギャグ漫画が多いですね。2話収録されている「待ちぼうけ紳士」は可笑しくも哀しく、やはり川崎タカオ先生はギャグ漫画に革命を…と、他の要素を盛り込む事を目指しているのではないでしょうか。


コツコツやってきた事で 最後の最後に他人を不幸にしたか…不憫な奴だ…
オレはダラダラ生きるぞ



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  1. 2010/02/28(日) 23:21:26|
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

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