大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

週刊少年ジャンプ(56) ゆでたまご 2 「蹴撃手マモル」

続いてのゆでたまご作品は、「蹴撃手マモル」(集英社刊)です。
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週刊少年ジャンプにてデビュー作であり空前のヒット作となった「キン肉マン」連載終了後、前回紹介した「ゆうれい小僧がやってきた!」を描いたゆでたまご先生は、次に「SCRAP三太夫」を始めるも全く人気が出ずに短期打ち切りとなり、そろそろ「キン肉マン」の実績による威光も無くなっていた1990年…
起死回生の気持ちで挑んだのが、この「蹴撃手マモル」。『キックボクサーマモル』と読みます。キックボクサーを『蹴撃手』って、カッコいいですよね。
三太夫の失敗で懲りたのか主人公は普通の人間、それも三枚目ではなくわりとイケメンにしてみたのですが、これも最後まで大した人気を得る事が出来ずに翌年の早々に連載打ち切りとなり、ついにゆでたまご先生はその後少年ジャンプでの連載を持つ事がなくなった…

その後は他誌に移って「トータルファイターK」「ライオンハート」「グルマンくん」等を描いていたのですが、これらの作品を知っている人はほとんどいないでしょう。
一般的には消えた漫画家扱いとなっていましたが、もはや開き直ったのか自分たちには「キン肉マン」しかないと気付いたのか、前者の連載終了から10年以上が経って週刊プレイボーイで始めた続編「キン肉マンII世」で再び脚光を浴びて現在に至るわけで、かつての大ファンとしてはやっと安心しましたよ。

「蹴撃手マモル」に話を戻すと、こちらは単行本がJC(ジャンプ・コミックス)で全4巻。
私は連載当時中学1年生だったので、まだ全員がジャンプ読んでる時代でしたし周りの男子の間ではそれなりに流行っていたんですよ。チャランボ、チャランボ、とかやってましたねぇ。
ゆでたまご先生は高森朝雄(梶原一騎)原作、中城健画の同じキックボクシング漫画の名作「紅の挑戦者」を勉強のため読んだのでしょう。とても良く似た内容に仕上がってます。いや、好きな物をそのままパクるのが得意なゆでたまご先生にしては多少設定を変えている方ですが…
もちろん「紅の挑戦者」以外にも、多々他作品からの影響がうかがえる場面があります。

ストーリーなどを説明すると、主人公の蹴田マモルは走り高跳びの天才中学生で、陸上競技大会に出場するためタイに渡っていました。ちなみに日本で彼が通う学校名は"寺安府(じやんぷ)中学"という名前でした。
オフの日にガイド(可愛い女の子)のプーアンに連れられて日本選手団と共にバンコク市内を観光していると、たまたまムエタイの偉大なライト級チャンピオンであるキング・パイソンが、脱走した門下生達に制裁を加えている場面に遭遇します。

このキング・パイソン(ニシキ蛇王の意を持つリングネーム)は、プーアンの説明によると
『1歳の頃よりムエタイ道場に通い 中学生の頃には道場で彼の相手になる選手はいなくなってしまい そして20歳の現在バンコク ライト級チャンピオンとして無敗の快進撃を続けているのです…』
との事で、胸にはニシキヘビの頭の刺青をしている"ニシキ蛇会"の総帥。

彼の強さに衝撃を受けたマモルはムエタイを忘れられなくなっている所に、たまたまキング・パイソンが出るラジャダムナンスタジアムに駆け込んだら、対戦相手は3年前にムエタイ打倒を決めて格闘技修行のため家を出た兄のイサオでした!
結果はイサオの攻撃を一撃も受ける事無くキング・パイソンの圧勝。しかも圧倒的な力の差がありながら必殺技の『パイソン・ブラッシキック』まで使って兄を残忍に痛めつけた事にキレたマモルは、リング上のキング・パイソンに向けて走り高跳び仕込みのジャンプを生かした蹴り『ベリーロール・ソバット』を放つ!!

これが当たりはしなかったものの、風圧でキング・パイソンを吹っ飛ばすのです。
しかし、続けての攻撃はまるで威力の無い素人キック。ここでキング・パイソン、
『このガキ 一撃目のロープ越しのソバットは プロのリングでも通用する蹴りであったというのに…その後の蹴りはまったくの素人…』
とあきれるのですが、このセリフはお分かりですね。
そう、「あしたのジョー」でジョーこと矢吹丈が、力石徹に初挑戦した時の
『さいしょのジャブだけがプロなみの本格で あとのパンチは まるっきりの子どもだましだとはな』
と言われるシーンそっくりですよ。
この後、他にも「あしたのジョー」から頂いたと思われるアイデアなどもどんどん出てきます。

とにかく、これによりキング・パイソンは素人である蹴田マモルの挑戦を受け、しかし条件として三ヶ月以内に挑戦してくる事と、その前にニシキ蛇会の弟子四人全員に勝ち抜く事を言い渡すのです。
さらにマモルが逃げ出さないように、兄のイサオに『九十日殺し蛇刻印』なる秘技をかけます。これはイサオの足の甲の骨を折り取り、その骨片が体内にを巡ってちょうど九十日後に心臓に突き刺さって死ぬ、という物。
本当にわずか三ヶ月(九十日)でムエタイの特訓をし、さらにキング・パイソンを含め五人を倒さなくてはならなくなったマモル…当然走り高跳びの選手としての自分も三日後に控えた大会も捨てて頑張るのですが、打倒キング・パイソンは果たせるのか!?

マモルの小学校時代からの仲間にしてデブなのに日本陸上選手団の1人である部田丸男、そしてガイド女子のプーアンも協力してくれて、マモルはバンコク中のムエタイ道場に入門を断られながらも最後に訪ねたチェンマイ西部のストープ山に住むゼペット・チャンガーという幻の達人に惚れ込んで追い掛け回し、ついには入門を認められて修行を始めます。
しかしチャンガー家が代々伝承してきたのは、ムエタイと起源は同じで、よく似ていながらも非なる格闘技・バツヤリ(うちのパソコンでは漢字出せない…)なのです。
つまりマモルはバツヤリを習うのであって、ムエタイ(=タイ式キックボクシング)ではないのです。そうするとこのタイトルではおかしい事にもなりますが、それは突っ込んだら酷というものでしょう。

マモルは人並外れたジャンプ力以外にも格闘技の天才的センスを持っているし、名前まで『タイでは強さと勇気の象徴』であるマモォール鳥と似ているのでゼペット・チャンガーを驚かせ、唯一のバツヤリ道場練習生仲間である10歳の少年、タノン・ムアスリンとも親しくなり…
厳しく、しかしそこは漫画なりのユニークな修行によって防御(ディフェンス)、蹴り(テツ)、ヒジ打ち(ティー・ソーク)、そして首相撲からのヒザ蹴り(チャランボ)までを苦労しながら次々とマスターしていったマモルは、何故か関西弁で喋るでしゃべるバナナ好きの大巨人・ヒガンテをニシキ蛇会前の特訓として倒し、『悪魔の舌震い道』の難関をもクリアして、マモォール鳥の頭飾りとバツヤリ道場のライセンスを取得しました!

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となるといよいよ、ニシキ蛇会の五人を倒して兄の命を救わなくてはなりませんね。
ちなみに敵の五人は全員横並びになると胸の刺青がつながって一匹のニシキヘビになるのですが、これは子供心にもどうかと思ったものです。頭の刺青であるキング・パイソン以外は胴体とか尻尾で酷い、メンバーの誰か抜けたらどうするのかと…

いよいよ決まった試合の前日までルンピニー公園で特訓したマモルは、まずニシキ蛇会の1番目の相手…
マモルと同じ13歳でもある、チンタオ・スコルピオンとの対決です。
彼は「あしたのジョー」の金龍飛が使うダウンを許さない必殺技・舞々(チョムチョム)から頂いたアイデアであろう『ティムティム人形の舞』を必殺技に持つ強敵。
その技を使う時のスコルピオンはどう考えても空に浮いてますが、マモルはマモルでリングに両足をめりこませて身体を竹のようにしならせてかわす離れ技を開発して勝利しました。

内容には全く関係無いのですが、3巻に収録されているこの戦いの決着が着く話「ACT.22 ニシキ蛇会 死の掟!!」の扉絵で、マモルがブルース・リー映画「死亡遊戯」のトラックスーツを着ています!
その上から短パンだけ履いちゃってますが、これはブルース・リー好きでもあるゆでたまご先生の遊びでしょう。デザイン者もブルース・リーだと言われるトラックスーツをこんな所でも見れて、私も嬉しい。

マモルの態度を受けて改心し、友情まで築いたスコルピオンでしたが、ニシキ蛇会死の掟によってボロボロにされ右手も折られる制裁を加えられてしまいました。
それを実行したマンティス・ボーイがマモルの2番目の相手で、自分もやられた上でその光景を見ていたマモルは『オ…オレは今まで これほど怒りを感じたことはない~~』と涙まで流しますが、これも「あしたのジョー」でジョーが力石に…って、もうイチイチ突っ込まなくていいですよね。

マンティス・ボーイとの対戦前は車イスに乗った兄・イサオが弟・マモルに特訓指導しているのですが、この様は正にいけうち誠一の、アクション漫画作品で「大型熱血空手漫画 虎の兄弟」そのものじゃないですか。
ゆでたまご先生は他作品から流用しているアイデア多すぎて、それを全部書いてるとイジワルな読者みたいで嫌だから、ばらすのはこんなもんにしておきます…

ところで、せっかくゆでたまご作品にしては類を見ないくらいリアル路線で攻めた格闘技漫画の「蹴撃手マモル」でしたが、マンティス・ボーイは人間離れしすぎていて、ほとんどいつもの超人、または妖怪。他のニシキ蛇会員もそうですが、ヘッドギアやグローブもおかしすぎるし。
荒唐無稽なのが持ち味な作者でもあるので、それでこそ面白いとは思うのですが…既に書いた通り、このマンティス・ボーイに勝利した話までで打ち切り。今度はラスボスまで遠すぎる時点で終わったからか、単行本に描き下ろしで物語に結末を付けてくれるような事もありませんでした。
(連載決定前に同年のジャンプで掲載した、前身となる読切作品「KickBoxer マモル」は4巻巻末に収録されています)

ただし本来ならニシキ蛇会の3番目、4番目の相手だったダニエルクロコダイルが一気に出てきましたよ。
彼らもまた異様で、ダニエルはムエタイ選手なのに逆立ちしているカポエイラの使い手だし(最初からダウンになるのでは?)、クロコダイルは必殺技も出なかったけどヘッドギア、いや、かぶり物のインパクトが強すぎます。
タイのムエタイ界でランキング上位を独占している選手達なのに、何でここまでニシキ蛇会はキワモノ揃いなんでしょうか!?
タノンとヒガンテもそれぞれウサギさんとゾウさんのかぶり物…いや、ヘッドギアをしてマモルのためにリングに上がり、ってバトルロワイヤルでもするつもりでしょうか。
この場面で、イサオの命とニシキ蛇会打倒の猶予期間残り三十三日という時点での連載終了でしたが、これは続いたらもっと路線変更やらあってメチャクチャやってくれて面白くなっただろうになぁ。
アシスタントが描いてるにしても最後の方は特に観客の絵が酷すぎたり、投げやりになってきてたし。

キング・パイソンとゼペット・チャンガーが実は顔なじみで、それどころか過去に因縁があったようで、それは
『おまえがこのままニシキ蛇会に順調に勝ち抜いていけばいずれわかる時がくる…』
との事でしたが、勝ち抜く所まで描かれなかったために永遠の謎となりましたよ。いつか作者にお会い出来たら、聞かなくちゃなりませんね。

また、日本は回想シーンでしか登場しない、ずっとタイが舞台の作品でもあるので、タイ好きでもある私にはポイントアップ。20年前の少年ジャンプ連載である事を考えても結構凄い事ですよね。
タイ旅行に行く予定がある皆さんには是非、読んでから行ってもらいたい。そして『ここに四十八裸闘人がいる鍛練館がある』とか、そんなのを見つけたら教えて欲しい。

最後に…もう大人になってから、というよりわずか数年前ですが、ある衝撃の事実が発覚した事があります。いや、未だ謎なんだったかな。
ちょうど私が率いる秘密結社内での会議の合間にですね、当時世間で盛り上がってきた「キン肉マンII世」の話題から、ならば「蹴撃手マモル」の再評価を望む、いや続編を描いて欲しいなどと意見を出してみた所、ある結社員が
『マモルといえばチャランボ、というほどあの技の名前は普及したけど、あれってゆでたまご先生の造語らしいですね
などとポロッと言ったのです。
ええーっ!!本当!?とその時は驚いて、でもそんな話題は他のどこでも出ないからそのまま忘れていましたが、今思い出しました。どうなんでしょうね、実際は。あと、蹴りを全て『テツ』とルビふってましたよね。
『スネ蹴り(テツ)、ロー蹴り(テツ)、ミドル蹴り(テツ)、蹴り(テツ)連打ー!!』といった具合に。

それでは今夜は、出番が少なかったけど好きだった、ラァン・ティン巻き一筋何十年の大名人!"心のドクター"ことバカンボの言葉でお別れです。


パンチや蹴り(テツ)を喰らうことは それほど悪いことでもないんじゃぞ
考えてみろ カマドで陶器を強い火で焼きあげれば 色あせることのない丈夫で立派な器ができる
それと同じように困難や苦しみの烈火にさらされた人間は 絶対の強さをほこるようになる!



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  1. 2010/11/15(月) 23:36:00|
  2. 週刊少年ジャンプ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:12
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コメント

蹴撃手マモル!もちろんリアルタイム世代ですよ。

日本ではまだK-1なんかが発足する数年前、前田憲作なんかはキックボクシング界で活躍していたかも知れませんが、あくまで格闘技マニアの間での有名人、一般の認知度は全然無かった頃ですよね。

キックといえば沢村忠の真空飛び膝蹴り!みたいな、大昔に流行ったよね、的なイメージが大勢だったと思います。


そんな時代に敢えてムエタイを題材にする辺り、ゆでたまご先生のさすがの慧眼と言わざるを得ないでしょう。

しかしこの作品も早すぎて時代が着いてこれなかったのか・・・、結果は打ち切りという残念な形に終わってしまいましたね。
  1. 2010/11/17(水) 22:50:27 |
  2. URL |
  3. アヌッサー #/.OuxNPQ
  4. [ 編集]

(多分文章が長すぎた為、スパム判定されて投稿不能なので文章分割しました!)


しかし、ムエタイというものに世間での知識が無かった時代だったからこそあんな無茶ができた・・・
というか、寧ろリアル路線(まあ実際はリアルでもなんでもないけど)でありながらも無茶できる場として
ゆでたまご先生がたどり着いたのが、未開の地、ムエタイだったのかも知れませんね。

やはり私も連載当時は中学生でしたが、ムエタイに関する知識皆無の私ですら、「いやそれはないだろ」と突っ込みたくなるシーンに満ち溢れていましたから。


ムエタイの禁じ手『九十日殺し蛇刻印』!

骨の位置がアザとなって分かるなら摘出すりゃいいじゃん!

というツッコミを今までの人生で幾度聞いたことでしょうか。

なんでムエタイの道場にカポエラの選手が?

ムエタイの試合観たことないけど、選手はあんなヘッドギアしないと思う。そもそもプロの試合でヘッドギアつけねえだろ。

なんでマモルはタイ語がペラペラなのか?

ヒイィー!!ワイのバナナがぁ!!

ラバーメン!(最早キックボクシングですら無いじゃん)

など、枚挙に暇がありません。

そういや、ラバーメン!は「すごいよマサルさん」でも引用されていましたね。(部員の挨拶で)


K-1以降、特別格闘技好きって程でもない人々の間にも、格闘技やムエタイが認知されてしまった現在、今続編などでこれをまたやるのは無理でしょうなあ。

いや、しかし考えて見れば、キン肉マンだってプロレスですよね??

プロレスブームを経た日本であんだけ無茶な漫画がかけたのだから、ゆでたまご先生ならば現在のこの飽食日本においても再びムエタイ漫画を描いてくれるかも知れない!

そんな一縷の希望を胸に、明日も単純労働に勤しみたいと思います。

ご静聴、ありがとうございました。 
  1. 2010/11/17(水) 23:07:05 |
  2. URL |
  3. アヌッサー #-
  4. [ 編集]

あ、スパム判定されてしまったのは文章の長さではなく、「童・貞」というワードのためのようでした・・・
  1. 2010/11/17(水) 23:07:55 |
  2. URL |
  3. アヌッサー #-
  4. [ 編集]

貴方も私も蹴撃手!

>アヌッサーさん

ゆでたまご先生が興奮した、原始的な魅力を持つ
ムエタイ=キックボクシングですが、確かに未だ変わらずそんなイメージですよね。
「キックの鬼」時代のようなブームが、いつか再び来るのでしょうか…
前田憲作は特に格闘技ファンではない私も知っていますが、実写版「ろくでなしBLUES」の前田大尊役で俳優活動した時に知ったくらいですし、会場に試合を観に行くようなコアなファン(当時はこれ、普通の女子ではありあなかった)にしか知られてなかったはずですね。
ちなみに今では前田憲作はブルース・リーファンの間でも有名ですよ。かなりのリーオタクなんだそうで。

ちなみにマモルは、キックではなくバツヤリ選手です。作中、似て非なるこの二つの格闘技の違いは明確にされていませんでしたが。
あと『チャランボ問題』は、実際どうなんでしょう。ゆでたまご先生の造語なんですか?
  1. 2010/11/17(水) 23:19:50 |
  2. URL |
  3. BRUCE #-
  4. [ 編集]

2、3個目コメントへの返信

>アヌッサーさん

今回は珍しくすぐにコメントに気付いて返信したのですが、その後でまた二つの追加コメントが!

いや、私は『九十日殺し蛇刻印』の骨片を手術で摘出なんて逃げ手は思いつかなかったですよ…w

キング・パイソン始めタイ人達は全員日本語話せるんだったりして。
ゆでたまご作品において言語の矛盾は、たとえ相手がどんな外人・超人・宇宙人・妖怪でも言ってはいけない事になってるのです。

でも確かに、ゆでたまご先生は現地にムエタイの試合観に行って取材もさせてもらってるのに、何で基本的な事でミスがこんなに…いや意図的な物なんでしょうね。

あれま、エロに対する規制がゆるいと言われるfc2でも、「童・貞」などという普通のワードが入るだけでスパム判定されちゃうんですか。ひどいなー。ゆでたまご先生のいいかげんな作品設定よりもひどい。
  1. 2010/11/17(水) 23:46:19 |
  2. URL |
  3. BRUCE #-
  4. [ 編集]

まずバツヤリですが、ググって見たところ、特に情報がありませんでした・・・。

というか検索の上位三位にこのブログが来るくらいですよ?書かれたばかりだというのに。

これはまずゆでたまご先生の造語だと見てよいのでは?


あとチャランボですが、私もずっと信じていました。
しかしムエタイ選手の試合解説でも、その後の格闘技、ムエタイが登場する漫画などでも、ついぞチャランボなどという単語にお目にかかる機会はありません。

電気グルーブがラジオ番組でウソの総集編をやった時に、「当時俺らの間で挨拶の言葉はアレだったよね」という嘘設定でチャランボという言葉を耳にしたくらいですかね。

ちなみにムエタイでは組んでからの膝蹴りを「テンカウ(テンカオ)」、離れての膝蹴りを「ティーカウ(ティーカオ)」と呼ぶそうです。
やはり用語説明のページを見てもチャランボなんて出てきませんね・・・。

これも造語と見てよさそうです。
何のために現地まで取材に行ったんですかね。
想像で書くなら必要ないでは。。
  1. 2010/11/18(木) 00:28:01 |
  2. URL |
  3. アヌッサー #-
  4. [ 編集]

チャランボの謎

>アヌッサーさん

チャランボ・・・やはりゆでたまご先生の造語でしたか。
とすると、全然ヒットしなかったように思える 「蹴撃手マモル」も、何だか影響力は凄いですね。あの時代の少年ジャンプ連載作品だからか。
多分我々の歳から前後6,7年くらいまでの男子で『チャランボ』知らない人はそんなにいないんじゃないかと思います。そんな事ないかなー。

電気グルーブはラジオ番組でその言葉を使ってましたか。
電気といえば兄が大好きだったものの私はそこまで彼らの音楽にははまらずだったのですが…やはり兄の部屋で見つけた
「俺のカラダの筋肉はどれをとっても機械だぜ」
という、宝島社から出てた本を読んでそのセンスの虜になった経験があります。当時中学生だったかな。
根本敬先生などの漫画も載ってたし、どこのページも適当に見せかけてオモシロさを詰め込んでいて、良かったなぁ。何度も読んだりして影響受けました。何もその影響は生かしてないけど。

現地まで取材に行ったのは、まぁ観光じゃないですか。
でも最初のパイソンとの出会いを忘れるためにマモル達がバンコク観光するシーンでは、小さくワット・アルン(暁の寺)とか描いてた…って、それはガイドブック買えば済む事ですか。

やっぱり「蹴撃手マモル」があの短さで打ち切りになったのは勿体無かったですよね。
マンティス・ボーイに続くニシキ蛇会のメンバーの姿を見ただけで、ますます本当のルールとかメチャクチャになるのは目に見えてたわけで。
  1. 2010/11/22(月) 01:25:59 |
  2. URL |
  3. BRUCE #-
  4. [ 編集]

ゆで先生のキン肉マン以外での失敗振りは何とも辛いですな……何が悪かったのだろうか

バツヤリはゆで先生の捏造創作でした、か……何か残念ですね
(まぁ、バツヤリでは無いですがムエタイと類似した格闘技――ってのは確かに実在してるんですが)。
あとチャランボという言葉は夢枕獏先生の連作小説
「闇狩り師」の一編「鏢師」内が初出なのではないでしょうか?
作品の発表もあっちの方がマモルよりは先なのですし。

とりあえず蹴撃手マモルは読切版の面白さと比べると
色んな意味で残念極まりない作品でしたね。
どうせなら読切版っぽいテイストでやるか、ゆで先生御馴染みの
荒唐無稽さをなるべく抑制した真面目(?)なキックボクシング漫画としてやってれば
まだ良かったハズで御座いますよ――と、今更ながらに言わせて戴きます。
ゆで先生なら出来たハズだと今でも信じてますよ、俺は
  1. 2013/03/28(木) 20:41:01 |
  2. URL |
  3. 流浪牙 #-
  4. [ 編集]

コメントありがとうございます。

>流浪牙さま

おお、ついに来ましたチャランボの謎の答えが!
そうですか…は夢枕獏先生が小説で書いていたのですね。ゆでたまご先生の造語にしては出来すぎている感もありましたが、そういう事でしたか。
夢枕作品をほとんど読んでいない私には辿り着けなかったであろう答えを教えて頂き、こんな疑問をネットに書いた価値がありました。ありがとうございます!

「蹴撃手マモル」自体の失敗に関しては、やはり今思えば惜しい所が多々あるのは同感です。せめて、もうちょっと人気が低迷しても辛抱出来る雑誌で掲載していれば盛り返したかもしれませんが…ジャンプでしたからね。
  1. 2013/04/01(月) 01:08:38 |
  2. URL |
  3. BRUCE #-
  4. [ 編集]

ゆで先生の打ち切り作品について調べていてたどり着きました。

ゆで作品で「どっかで見たぞ」と思うような描写(超人絞首刑がまんまタイガー式しばり首、とか)が多いことでも知られていますが、実はマンティスボーイにも元ネタと思しきキャラがいました。

原作・真樹日佐夫、作画・一峰大二「プロレス悪役シリーズ」の一編、ジョニー・クオンゴの回で描かれたクオンゴのキャラクターは「異常に柔軟な肉体を持つレスラー」で、作中ではヘビを思わせる描写がされていましたが、相手の体に巻き付く、トランポリンブリッジ(技名うろ覚えです)そのものの体勢を取るなど参考にしているとしか思えませんでした。

ちなみに「プロレス悪役シリーズ」は荒唐無稽という点ではゆで作品以上だと個人的に思っています。

長文失礼しました。
  1. 2013/11/23(土) 22:05:34 |
  2. URL |
  3. 重箱の隅つつき #-
  4. [ 編集]

コメントありがとうございます。

>重箱の隅つつきさま

私は真樹日佐夫作品も集めていますので、「プロレス悪役シリーズ」は全巻持っているのですが…その話、忘れてました(笑)
ええ、何かを見るとそのままパク…いやオマージュ的な手法を使ってしまうゆでたまご先生の事、きっとこれが元ネタに違いありませんね!

古き良き時代というのでしょうか、そこまで時代を遡ると、どんな名作でも当たり前のように荒唐無稽ですよね。
でもそれが面白いのであって、マンガの面白さはプロットが不明瞭だとか、中身が無意味だとか、そんな所にあるわけじゃないのですが。
  1. 2013/11/26(火) 01:37:38 |
  2. URL |
  3. BRUCE #-
  4. [ 編集]

まず、ジャン・クロード・ヴァンダム主演の映画
"キックボクサー"を見るべきじゃないですか?
敵の組織の名前、敵が超人ぽい
それ以外は、なにからなにまで映画の丸ぱくりですから

主役名だけ変えて、敵は超人、あとのストーリーは全部ロッキー
タイトルがボクサーまもる

ゆでたまごは自分で物語を生み出せないなら漫画なんか描くべきじゃない
特にキックボクサーまもるは訴えられておかしくないレベル
つまんなくて、打ち切られたから助かっただけ
  1. 2014/07/20(日) 08:44:31 |
  2. URL |
  3. あ #hMqVgo7s
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Author:BRUCE
BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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