大悟への道 (旧名・名作漫画ブルース)

名作漫画の紹介 ・・・個人的な旅の記録

旅行・紀行・街(99) 静岡県熱海市 2 伊東市 3

先日はまず、静岡県熱海市に行ってきました。

かつては新婚旅行の定番だった一大保養地・熱海は、市旗も温泉マークで素晴らしいですが、
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それほど温泉に命をかけている土地であります。温泉街は斜陽化して久しいようですが…
名所・観光スポットの類はいくつかありまして、私が行きたかったのは何といっても"熱海秘宝館"
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秘宝館…知らない方はどんなお宝を展示しているのかと思う方もいるかもしれませんが、性風俗に関する物ばかりなのです。それもいわゆる『抜く』事に使うようなエロさよりも、笑って見れるバカらしいモノを展示しています。
最盛期だった昭和40年代頃には全国各地に作られていた秘宝館ですが、今やほとんどが閉館して絶滅の危機にあります。そんな中で熱海秘宝館は東京ドームの系列会社が運営している事もあり、生き残って観光客を楽しませ続けているのです。

熱海に限らず詳しい秘宝館についてや、秘宝館シーンの現状などは笹谷遼平(ササタニーチェ)監督の名作DVD「昭和聖地巡礼 ~秘宝館の胎内~」で学ぶのが良いと思います。
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下界から、錦ヶ浦山頂にある秘宝館が見えます(右手には熱海城)。
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ちなみに錦ヶ浦は断崖絶壁がある景勝地なので崖っぷちマニア、また自殺の名所でもあるので心霊スポットマニアにはなお楽しめる場所でしょう。

車で頂上まで飛ばして…到着!
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さぁ、入ってみましょう。ドキドキ…
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割引券を使って入場です。
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チケット売り場のすぐ先には、素敵な形状の亀さん。下げてる札には『やさしく、ぶってね』と書いてあり、叩くとある声が出てきます。
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そしてエントランス正面。岩場に鎮座するマーメイドです。聞けばかつては歌を歌っていたそうなのですが、現在は修理出来る技術者がいないために停止したままなのだとか…
実は秘宝館は、ロボットなどの最新技術を駆使した場所でもあったのです。
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それでは入口をくぐって内部をご案内しましょう…って、ダメです!紹介出来るのはわずかにここまでで、内部は写真撮影禁止でしたよ!!
最初はつまらないと思いましたが、実際に現地に行かなければ楽しめないのが良いのかもしれませんね。

もう一つの注目は、入口近くにたくさん飾ってあるサイン色紙。
ダウンタウンの人、
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みうらじゅん先生なども来てましたが…
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一番高い位置にあるのが赤塚不二夫先生!分かってますねぇ、熱海秘宝館。
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私の愛する大槻ケンヂ様も「オーケンのめくるめく脱力旅の世界」(新潮社刊)でここを訪れた模様を書いてるので来ているはずなのですが、サインは見当たりませんでした。

車で来れない方は、日本一短いロープウェイでここまで来ます。
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ここの案内看板には、中国語と韓国語も併記されています。外人観光客にこんなの見せちゃいますか…
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ロープウェイを降りた位置に展望台があって、そこから一望する熱海の景色も良い。
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内部で熱中していたため、出たらもうすっかり夜でした。
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熱海秘宝館のすぐ近くにあるのは、"熱海城"「武闘拳!猛虎激殺」のロケ地だ…つまり、倉田保昭さまが虎と戦った場所!
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戦国時代、ここにはどんな城主がいたのだろうか…って、いやここは昭和34年に建てられた観光用の城です。
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夜景。
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一般的には、熱海といえば何度も何度も映画・ドラマ化していた尾崎紅葉「金色夜叉」…つまり間寛一とお宮。熱海海岸が寛一お宮による、有名な蹴り飛ばす別れの場面の舞台になったといわれているのです。
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お宮の松もありますよ。

こちらは、安政の頃に熱海で起こった漁民一揆で先頭に立った釜鳴屋平七の像。
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海岸の親水公園にある、"ムーンテラス"という広場。
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この奥にあるオブジェは桂由美作の『恋人の聖地』だそうです。
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ハマタイ!

熱海銀座商店街へ。
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『銀座』を名乗る熱海の中心…のはずですが、いつ来ても人通りは少ないです。映画館の"ロマンス座"や、温泉街には付き物のストリップ劇場"銀座劇場"なども有り、正に東陽片岡先生の単行本「ステテコ行進曲」(青林工藝舎刊)収録の『花火とストリップは、熱海の夜だった。のまき』の舞台だな。それによれ熱海の夜の街はいかがわしくて楽しそうですが、私はラーメン店を物色。

入店する事にしたのは"石川屋"です。
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とろけるチャーシューメンが1100円、
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特上ラーメンが1000円と、とにかく高い!
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そして熱海市は、マス大山こと大山倍達総裁が妻・智弥子さんと駆け落ちのようにして向かった新婚旅行で訪れた地でもあり、その写真を見た事があるので撮影ポイントを探したかったのですが、そこまでの時間は無し。
楳図かずお先生の名作「まことちゃん」でも「ここは熱海よの巻」という回があり、沢田一家が暴れ回ってました。


続いて、おなじみの伊東市へ。
何度か紹介しているここには我が秘密結社の宿泊施設があるので、ただのリゾートではなく訓練の場としても利用しています。
今回は打撃系を中心に訓練したので、ムエタイTシャツも3種類用意しました。
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伊東市といえば、「ココ」で紹介した"怪しい少年少女博物館"があり、
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他にも藤田和日郎先生の「からくりサーカス」ファンにとっても嬉しい"野坂オートマタ美術館"
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"創作人形館ミワドール"
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"伊豆高原ステンドグラス美術館"
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他にも"蝋人形美術館"やら、私設の小さい観光施設が多いのです。ゴスロリ少女が好きそうな所が多いのも特徴ですね。

ラーメンは『究極のラーメン』を自称する、"吉田家"へ。
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店主は六角家出身だそうで、もちろん横浜家系の味。こんな伊豆の最南端でも家系を味わえる!

定番、豚骨醤油味のラーメンに、
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みそラーメン。
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伊東港で水揚げされた魚介類を直送で運ぶ回転寿司の、"伊豆太郎"
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伊東駅前の商店街に移動しましょう。湯の花通りを抜けて、
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こちらはキネマ通り。
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もうお酒の時間なのでちょっと一杯と…
目に止まった"ひさご"へ。
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炭火焼鳥を塩、そして秘伝のタレで。そしてモツ煮込み…お美味かった~。こういう店は大好きです。

店を選ぶにあたり、雰囲気はもちろんあるけど、ここは屋号が良かった。というのも、私には『ひさご』といえば大昔に買ったガロビデオ…愛読していたガロ(青林堂刊)が一時期ビデオリリースをしていたのですが、その第3弾「ひさご 根本敬プレゼンツ・ガロ脱特殊歌謡祭92」が思い出されて甘酸っぱいのです。
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根本敬先生の他に湯浅学、船橋英雄で名乗るユニット・幻の名盤解放同盟が監修し、ガロ系漫画家を中心にして行なわれた同名のライブを一挙収録したビデオ。
漫画家以外にも暴力温泉芸者、JOJO広重、川西杏、佐野史郎…といった凄いメンバーが出ていたのですが、特に注目すべきは杉作J太郎先生と蛭子能収先生がデュエットで歌うレアテイク「海千山千」(作詞:杉作J太郎 作曲:マディ上原)!
ただのキワモノではなく、普通に名曲でもあるため大槻ケンヂさまがソロアルバム「わたくしだから」でカヴァーしていますが、これのオリジナルを知ってるオーケンファンはどれだけいただろうか…

おっと、思い出にひたって伊東市と関係ない話になってきました。
話を戻して、次は美味しい地魚を楽しめる居酒屋…"楽味家まるげん"です。
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地魚四種フライ定食、
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ちんちん揚、
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とろ塩さば干もの。
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地魚も食べようと思って入店したのですが、全体的にここのつまみは好みじゃなく、残念。

伊東市の観光名所の一つに、一碧湖があります。
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厠の男女表記は『おしべ』と『めしべ』。
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その近くには一碧湖沼地『里山を体感する道』があり、ここは早朝トレーニングも兼ねて散歩するのです。
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あと伊東市には、豊富な温泉資源を利用した無料で入れる足湯が各所にあり、嬉しいですね。この時は、"よねわかの足湯"を利用しました。
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この場所の名称元は、新潟生まれで伊東市のこの地に和風旅館"よねわか荘"を創業した浪曲家・寿々木米若にちなんでの物。これは彼が詠んだ句碑。
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巡業の 山寺泊まり ホトトギス

米若は俳人・小説家で有名な高浜虚子の孫弟子らしく、虚子もよねわか荘の開業祝いに招かました。その時に詠んだ句の碑がこちら。
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ほととぎす 伊豆の伊東の いでゆこれ

最後に帰り道で車を降りて海辺をブラブラしつつ名残を惜しみ、東京に帰りました。また辛い仕事の日常へ…
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  1. 2011/04/07(木) 23:26:25|
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BRUCEです。あだ名は大悟(DieGo)です。
大悟…つまり悟りを開くに至る道程にある事を表し、かつ神の映画「ドラゴンへの道」から頂いてのブログタイトル。同名の秘密結社も運営しています。

名作漫画紹介の形を借りて、自分の記録用に使っています。

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